JP3348894B2 - ガスクーラにおけるトランスファーダクトと炉壁との接続構造 - Google Patents

ガスクーラにおけるトランスファーダクトと炉壁との接続構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、灰等のダクトを含む高
温の被処理ガスをラジアント(放射型)クーラとコンベ
ンティブ(対流型)クーラとで冷却するガスクーラにお
いて内部に高温ガスが流れるトランスファーダクトとこ
れが接続される炉壁との接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ハイドロカーボン系の燃料、例え
ば石炭をガス化して発電を行う石炭ガス化プラントが研
究開発されている。石炭ガス化炉では、例えば石炭を空
気等と共に高温(約1200〜1600℃)、高圧(2
0〜40kg/cm2)下のガス化炉に吹き込み、石炭を部分
燃焼させると共に還元してガス化し、このガス化炉で発
生した石炭ガスは、灰を含有する高温ガス(1400〜
1500℃)となる。このような高温ガスを冷却するた
めにガス冷却装置(ガスクーラ)が用いられる。
【0003】かかるガス冷却装置10は、例えば図4に
示すように、ガス化炉(図示せず)で発生した高温ガス
を冷却するラジアントクーラ20とこのラジアントクー
ラ20で冷却したガスを更に冷却するコンベンティブク
ーラ30とを備える。ラジアントクーラ20は、主とし
て放射熱伝達を利用する放射型クーラであり、コンベン
ティブクーラ30は、主として対流熱伝達を利用する対
流型クーラである。
【0004】ラジアントクーラ20とコンベンティブク
ーラ30は共に各別の圧力容器内に吊下状に配設され、
これらの下部において、トランスファーダクト40によ
り連結されている。ガス化炉で発生した高温ガス(例え
ば約1400℃)はラジアントクーラ20にその上部か
ら流入し、ラジアントクーラ20内を下降するときに放
射熱伝達により例えば約700℃に冷却され、ラジアン
トクーラ20の下部において、トランスファーダクト4
0を介してコンベンティブクーラ30に流入する。
【0005】コンベンティブクーラ30にその下部から
流入した約700℃の高温ガスはコンベンティブクーラ
30内を上昇しながら対流熱伝達により約400℃に冷
却され、系外へ放出される。
【0006】図3は従来のトランスファーダクト40と
コンベンティブクーラ30との接続部(要部)を拡大し
て示す縦断面図であり、この図おいて、トランスファー
ダクト40はガスの流れ方向に延びる複数の水管42が
周方向に配列され、各水管42と水管42との間の間隙
を埋めるようにフィン44が設けられて形成されてお
り、このようなトランスファーダクト40の両端部がコ
ンベンティブクーラ30を構成する炉壁32及びラジア
ントクーラ20を構成する炉壁32′にそれぞれ接続さ
れている。
【0007】トランスファーダクト40の水管42内に
は水が通され、トランスファーダクト40内を流れる高
温ガスを冷却するようになっている。尚、トランスファ
ーダクト40の両端部のラジアントクーラ20又はコン
ベンティブクーラ30との接続部は共に同じ構造をして
いるので、その一方であるトランスファーダクト40と
コンベンティブクーラ30との接続部について説明す
る。
【0008】図3において、左右方向に延びるX−X線
がトランスファーダクト40の軸心であり、上下方向に
延びるY−Y線がコンベンティブクーラ30の軸心であ
る。コンベンティブクーラ30は上方から見て四角形で
その外周面には上下方向に延びる複数の水管34が周方
向に配列され、各水管34と水管34との間を埋めるよ
うにフィン36が設けられて前記炉壁32が構成されて
いる。
【0009】尚、炉壁32の回りには複数のドラム(図
示せず)が配設され、前記各水管34が適当な位置にお
いてドラムと接続されて、水管34を通る水がドラムに
より蒸気と水とに分離されるようになっている。
【0010】コンベンティブクーラ30のフィン36の
下部側面には接続孔38が形成されており、この接続孔
38の周縁に上記トランスファーダクト40の一端縁が
接続されている。トランスファーダクト40とコンベン
ティブクーラ30とはそれぞれの軸心X−X、Y−Yが
直交するように位置した状態で、トランスファーダクト
40の水管42とコンベンティブクーラ30の水管34
とが、ほぼ直交して溶接接合され、又、トランスファー
ダクト40のフィン44とコンベンティブクーラ30の
フィン36とが、ほぼ直交して溶接接合されている。
【0011】尚、トランスファーダクト40の水管42
のうち、幾つかはコンベンティブクーラ30の水管34
とほぼ直角に接続され、また、残りの幾つかはドラムに
接続されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ラジアントクーラ20
とコンベンティブクーラ30は各々別の圧力容器内に吊
下状に配設されているため、高温ガスを流したときに下
方へ膨張する。ところが、高温ガスを約1400℃から
約700℃に冷却するラジアントクーラ20の熱膨張と
高温ガスを約700℃から約400℃に冷却するコンベ
ンティブクーラ30の熱膨張とではその伸びに差が生
じ、その伸び量は、温度が高いラジアントクーラ20の
方が大きい。そして、ラジアントクーラ20とコンベン
ティブクーラ30とはそれぞれの下部をトランスファー
ダクト40により接続されているため、ラジアントクー
ラ20の熱膨張量が大きいぶん、トランスファーダクト
40は図3において左下がりに傾斜し、トランスファー
ダクト40とラジアントクーラ20及びコンベンティブ
クーラ30とのそれぞれの軸心X−Xと軸心Y−Yとの
交わり角が直角でなくなってしまう。
【0013】ところで、上記従来のトランスファーダク
ト40と炉壁との接続構造にあっては、トランスファー
ダクト40とラジアントクーラ20又はコンベンティブ
クーラ30との接続部がほぼ直角であり、かつ、溶接で
剛接されているため、熱膨張によりトランスファーダク
ト40が傾斜すると、トランスファーダクト40のラジ
アントクーラ20及びコンベンティブクーラ30との接
続部に応力が集中してしまい、接続部に亀裂やヒビが生
じやすいという問題点があった。
【0014】また、トランスファーダクト40とコンベ
ンティブクーラ30との接続部がほぼ直角であるため、
トランスファーダクト40からコンベンティブクーラ3
0に流入した高温ガスはコンベンティブクーラ30との
接続孔38の内側周縁部において渦流が生じ、この部分
に高温ガス中の灰が堆積しやすいという問題点もあっ
た。
【0015】上記、ラジアントクーラ20とコンベンテ
ィブクーラ30との熱膨張量の差を吸収する方法とし
て、トランスファーダクト40とラジアントクーラ20
又はコンベンティブクーラ30との接続部にベローズを
用いることが考えられるが、ベローズ自身を冷却する手
段がないため、ベローズを耐熱材料で形成しなければな
らず、コストが高くなってしまうこと及びベローズ内面
に高温ガスの渦流が生じ、高温ガス中の灰が堆積してし
まうことにより採用はできなかった。
【0016】本発明はかかる問題点を解決するために創
案されたものである。すなわち、本発明の第1の目的
は、トランスファーダクトに直交した炉壁との接続構造
において、炉壁がその軸方向に伸びたときに両者の接続
部に応力が集中せず、また、管内を流れるガスに渦流な
どが生ぜず、ガス中に含有される灰が管内に堆積しない
ようにすることができるトランスファーダクトと炉壁と
の接続構造を提供することにある。
【0017】また、ダクト自身で伸び差を吸収する構造
として、ダクト自身を曲げ構造として伸び差を吸収する
手段があるが、灰等のダクトを含む石炭ガス化ガスを輸
送する場合、その曲げ部分にガス中のダクトが付着堆積
して流路が閉塞するので曲げ構造は用いられない。本発
明はかかる事情も考慮してなされたものである。すなわ
ち、本発明の第2の目的は、直線形状のダクトで伸び差
を吸収することができるガスクーラにおけるトランスフ
ァーダクトと炉壁との接続構造を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、高温ガ
スを流し、その流れ方向に延びる複数の水管が周囲に配
設され、各水管と水管との間の間隙を埋めるようにフィ
ンが設けられたトランスファーダクトと、水管とフィン
からなり前記トランスファーダクトに直交した炉壁との
接続構造において、トランスファーダクトの端縁が外方
に折り返すように円弧状に曲げられていると共に、上記
炉壁のフィンがトランスファーダクトの円弧部の先端よ
りも外方に寄った部位に接続されている、ことを特徴と
するガスクーラにおけるトランスファーダクトと炉壁と
の接続構造が提供される。
【0019】更に、本発明によれば、灰等のダクトを含
む高温の被処理ガスを冷却すると共にダストを除去する
ラジアントクーラとコンベンティブクーラとを水冷壁構
造の直線状のクロスオーバダクトで接続する冷却器にお
いて、前記クロスオーバダクトの少なくとも一端部を外
側に折り返すと共に折り返され戻るダクトの戻部と直線
部との間に空間を形成し、そのダクトの戻部を前記クー
ラの内壁の開口部に取り付けたことを特徴とするガスク
ーラにおけるトランスファーダクトと炉壁との接続構造
が提供される。
【0020】
【作用】上記発明の構成によれば、トランスファーダク
トの端縁を外方に折り返すように円弧状に曲げると共
に、炉壁のフィンがトランスファーダクトの円弧部の先
端よりも外方に寄った部位に接続されているので、炉壁
のフィンがトランスファーダクトの軸に対して直交する
方向に変位して、トランスファーダクトの軸心と炉壁の
軸心とが直交しなくなっても、トランスファーダクトの
円弧部はその曲率が変化し、直角でなくなったことをそ
の曲率を変化させることによって吸収することができ、
従って、トランスファーダクトと炉壁との接続部に応力
が集中することがなく、接続部に亀裂やヒビが生ずるこ
とはない。
【0021】また、トランスファーダクトと炉壁との接
続部の内面は円弧部になっているため、ガスの流れに急
激な変化が生ずる部分がなく、従って、その流れに渦流
が生ずることもなく、管内にガス中に含有された灰が堆
積することもない。更に、本発明によれば、クロスオー
バダクトの一端部を外側に折り返し、その戻部をクーラ
の内壁の開口部に取り付けたことで、そのクーラの内壁
が熱移動するとその移動と共に戻部が折返部を起点に移
動してその移動が折返部に吸収され、直線部に及ぼす影
響が少なくなるので、ダクトの直線部を固定している部
分には熱移動による応力がかからない。また、直線部が
移動しても折返部を起点として移動するので、クーラの
内壁の開口部に取り付けたダクトの戻部にはその移動に
よる影響が少なくなる。従って、直線形状のままダクト
自身が伸び差を吸収することになる。
【0022】
【実施例】以下に本発明の好ましい実施例を図面を参照
して説明する。なお、各図において、共通する部分には
同一の符号を付して使用する。図1は、本発明によるト
ランスファーダクト40とコンベンティブクーラ30の
炉壁32との接続部をトランスファーダクト40の軸心
X−X線に対して直交する方向で切断し、そのトランス
ファーダクト40の下流側から見た断面図である。この
図において、トランスファーダクト40は、複数の水管
42が周囲にほぼ四角形を呈するように配設され、各水
管42と水管42とがこれらの間の間隙を埋めるように
帯状の鉄板からなるフィン44により接続されて形成さ
れている。トランスファーダクト40の水管42内には
水が通され、トランスファーダクト40内を流れる高温
ガスを冷却するようになっている。
【0023】図4に示すように、コンベンティブクーラ
30は、断面がほぼ矩形に形成さた炉壁32と、その内
部につづら折り状に形成された熱交換器35とからな
る。炉壁32は前述のように、複数の垂直な水管34が
周囲にほぼ四角形を呈するように配設され、各水管34
と水管34とがこれらの間の間隙を埋めるように帯状の
鉄板からなるフィン36により接続されている。コンベ
ンティブクーラ30内を通れる高温ガスは、主に、炉壁
32内に配設された熱交換器35を流れる水(又は蒸
気)により冷却される。
【0024】図1において、トランスファーダクト40
が接続するコンベンティブクーラ30の側面の水管34
はトランスファーダクト40との接続部を避けるように
コの字状に曲げられ、また、その中央部の水管34と水
管34とが曲がって左右に離間した部分のフィン36に
接続孔38が形成されている。尚、コンベンティブクー
ラ30の水管34及びフィン36はその一部のみ示し、
残りの水管34及びフィン36は省略している。
【0025】トランスファーダクト40の水管42のう
ち、横断面で四隅に位置する水管42′以外の水管42
(図において水平方向及び垂直方向に配列された水管4
2)はトランスファーダクト40の端部において垂直方
向又は水平方向に外方に折り返すように円弧状に曲げら
れ、また、四隅に位置する水管42′は斜め上方又は斜
め下方に外方に折り返すように円弧状に曲げられてい
る。また、水管42と水管42との間のフィン44もト
ランスファーダクト40の端部において水管42が曲げ
られ、これにより円弧部46が構成される。
【0026】図2は図1のA−A線に沿う要部の拡大断
面図である。この図において、トランスファーダクト4
0の上側の水管42のフィン44と円弧部46のフィン
44を断面にして示す。水管42とフィン44は円弧部
46においてほぼ135度の角度で曲げられ、その円弧
部46の先端より外方へ寄った部位(即ち、水管42及
びフィン44が曲げられて僅かに戻った部位)にコンベ
ンティブクーラ30のフィン36が接続されている。水
管42及びフィン44の円弧部6と、コンベンティブク
ーラ30のフィン36との接続は、フィン36の接続孔
38にトランスファーダクト40の水管42及びフィン
44の円弧部46が外方(図で左)から押し付けられる
ようにして当接した後、溶接することにより行われる。
これにより、トランスファーダクト40とコンベンティ
ブクーラ30とはそれらの軸心X−XとY−Yが直交す
る。なお、図2において、コンベンティブクーラ30の
炉壁32の水管34とフィン36はその一部のみ示し、
他は省略している。また、水管42は円弧部46で上方
または下方に曲げられ、その先端は図示しないドラムに
連結されている。
【0027】すなわち、前記トランスファーダクト40
の少なくとも一端部を外側に折り返すと共に折り返され
戻るダクトの戻部と直線部との間に空間を形成し、その
ダクトの戻部を前記クーラ30の内壁の開口部に取り付
けている。
【0028】かかる構成で、例えば、熱膨張によりラジ
アントクーラ20の炉壁32′の伸びがコンベンティブ
クーラ30の炉壁32の伸びより大きいと、トランスフ
ァーダクト40とラジアントクーラ20及びコンベンテ
ィブクーラ30とのそれぞれの軸心X−Xと軸心Y−Y
との交わり角が直角でなくなる。これにより、トランス
ファーダクト40は図2において左下がりに傾斜する
が、トランスファーダクト40の上側の円弧部46がそ
の曲率が緩くなる方向に曲がり、また、下側の円弧部4
6(図示は省略する。)はその曲率がきつくなる方向に
曲がっるため接続部において応力が集中する部分がな
い。
【0029】また、トランスファーダクト40内からコ
ンベンティブクーラ30内に流入する高温ガスは両者の
接続部において内壁が極端に変化する部分がないため、
その流れに、渦流が生じにくい。
【0030】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、トラ
ンスファーダクトの端縁を外方に折り返すように円弧状
に曲げると共に、炉壁のフィンがトランスファーダクト
の円弧部の先端よりも外方に寄った部位に接続されてい
るので、炉壁のフィンがトランスファーダクトの軸に対
して直交する方向に変位して、トランスファーダクトの
軸心と炉壁の軸心とが直交しなくなっても、トランスフ
ァーダクトの円弧部はその曲率が変化し、直角でなくな
ったことをその曲率を変化させることによって吸収する
ことができ、従って、トランスファーダクトと炉壁との
接続部に応力が集中することがなく、接続部に亀裂やヒ
ビが生ずることはない。
【0031】また、トランスファーダクトと炉壁との接
続部の内面は円弧部になっているため、ガスの流れに急
激な変化が生ずる部分がなく、従って、その流れに渦流
が生ずることもなく、管内にガス中に含有された灰が堆
積することもない。更に、本発明によれば、クロスオー
バダクトの一端部を外側に折り返し、その戻部をクーラ
の内壁の開口部に取り付けたことで、そのクーラの内壁
が熱移動するとその移動と共に戻部が折返部を起点に移
動してその移動が折返部に吸収され、直線部に及ぼす影
響が少なくなるので、ダクトの直線部を固定している部
分には熱移動による応力がかからない。また、直線部が
移動しても折返部を起点として移動するので、クーラの
内壁の開口部に取り付けたダクトの戻部にはその移動に
よる影響が少なくなる。従って、直線形状のままダクト
自身が伸び差を吸収することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるトランスファーダクトと炉壁との
接続部の要部の断面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う要部の拡大断面図であ
る。
【図3】従来のトランスファーダクトと炉壁との接続部
の部分断面図である。
【図4】ガス冷却装置の全体構成図である。
【符号の説明】
10 ガス冷却装置 20 ラジアントクーラ 30 コンベンティブクーラ 32 炉壁 32′炉壁 34 水管 35 熱交換器 36 フィン 38 接続孔 40 トランスファーダクト 42 水管 42′水管四隅部 44 フィン 46 円弧部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C10J 3/46

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高温ガスを流し、その流れ方向に延びる
    複数の水管が周囲に配設され、各水管と水管との間の間
    隙を埋めるようにフィンが設けられたトランスファーダ
    クトと、水管とフィンからなり前記トランスファーダク
    トに直交した炉壁との接続構造において、トランスファ
    ーダクトの端縁が外方に折り返すように円弧状に曲げら
    れていると共に、上記炉壁のフィンがトランスファーダ
    クトの円弧部の先端よりも外方に寄った部位に接続され
    ている、ことを特徴とするガスクーラにおけるトランス
    ファーダクトと炉壁との接続構造。
  2. 【請求項2】 灰等のダクトを含む高温の被処理ガスを
    冷却すると共にダストを除去するラジアントクーラとコ
    ンベンティブクーラとを水冷壁構造の直線状のクロスオ
    ーバダクトで接続する冷却器において、前記クロスオー
    バダクトの少なくとも一端部を外側に折り返すと共に折
    り返され戻るダクトの戻部と直線部との間に空間を形成
    し、そのダクトの戻部を前記クーラの内壁の開口部に取
    り付けたことを特徴とするガスクーラにおけるトランス
    ファーダクトと炉壁との接続構造。
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