JP3348029B2 - ステータコアおよびその製造方法 - Google Patents

ステータコアおよびその製造方法

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JP3348029B2 JP35135298A JP35135298A JP3348029B2 JP 3348029 B2 JP3348029 B2 JP 3348029B2 JP 35135298 A JP35135298 A JP 35135298A JP 35135298 A JP35135298 A JP 35135298A JP 3348029 B2 JP3348029 B2 JP 3348029B2
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帥男 三好
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばステッピ
ングモータ等のような多相、多極の同期機に適用される
ステータコアに係り、特にロータの低慣性化を容易にす
る構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は例えば特開平6−245474
号公報に開示されたこの種従来のステータコアの構成を
示す概略斜視図、図11は図10におけるコア部材の構
成を示す斜視図である。従来のステータコアは、図11
に示すように基準線1の一側に極歯2が、またこの基準
線1の他側にフランジ部3が交互に並ぶように金属板か
ら打ち抜き加工することによりコア部材4を形成した
後、基準線1よりフランジ部3側の折り曲げ線5に沿っ
て、図10に示すように各極歯2を直立するように折り
曲げるとともに、このフランジ部3をその平面内におい
て折り曲げ線5が円形となるようにカーリング加工する
ことにより製造されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のステータコアは
以上のように構成されることにより、極歯2の長さを寸
法形状に制限されることなく充分長くできるようにして
軸長の延長を図り、ステッピングモータに組み込んだ場
合に、ロータの低慣性化が達成できるようにしたもので
あるが、フランジ部3をその平面内で折り曲げ線5が円
形となるようにカーリング加工する必要があるため、加
工が困難であるという問題点があった。
【0004】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、ロータの低慣性化を容易に達成
することが可能なステータコアおよびその製造方法を提
供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
るステータコアは、複数のヨーク片が薄肉部を介して連
結されるヨーク部と、各ヨーク片にそれぞれ突出して形
成される爪状の極歯と、各ヨーク片の極歯とは異なる側
にそれぞれ突出して形成される外縁片とでなる磁性部材
の各極歯および外縁片を直立するように折曲させるとと
もに薄肉部を屈曲させることにより磁性部材を環状にし
てコア部材を形成し、お互いの極歯および外縁片が互い
違いに嵌合するようにコア部材を一対組み合わせて構成
したものである。
【0006】また、この発明の請求項2に係るステータ
コアは、請求項1において、極歯の長さ寸法をステータ
コアの半径寸法より大に形成したものである。
【0007】また、この発明の請求項3に係るステータ
コアは、請求項1または2において、外縁片の先端を狭
く形成したものである。
【0008】また、この発明の請求項4に係るステータ
コアは、請求項1において、磁性部材を薄板状のものを
所定の枚数積層一体化して形成したものである。
【0009】また、この発明の請求項5に係るステータ
コアは、請求項4において、ヨーク片の所定の部位を打
ち抜きかしめることにより積層一体化したものである。
【0010】また、この発明の請求項6に係るステータ
コアは、請求項4または5において、コア部材の極歯を
ロータと対応する側に順次長く形成したものである。
【0011】また、この発明の請求項7に係るステータ
コアの製造方法は、プレス打ち抜きすることにより磁性
部材を形成する工程と、磁性部材の各極歯および外縁片
を直立するように折曲させる工程と、磁性部材の薄肉部
を屈曲させることにより磁性部材を環状に形成する工程
とを包含したものである。
【0012】また、この発明の請求項8に係るステータ
コアの製造方法は、請求項7において、相隣なる極歯同
士が対向し且つ互い違いに嵌り合うように配置して複数
の磁性部材を同時にプレス打ち抜きするようにしたもの
である。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態を図に基づいて説明する。図1はこの発明の
実施の形態1におけるステータコアが適用されたステッ
ピングモータの構成を示す断面図、図2は図1における
ステータコアの構成を示す斜視図、図3は図2における
コア部材の製造工程を示す斜視図、図4は図3における
磁性部材の図3に示すとは異なる製造工程の一部を示す
斜視図である。
【0014】図において、6は複数のヨーク片6aが薄
肉部6bを介して連結されるヨーク部、7は各ヨーク片
6aの一端側にそれぞれ突出して形成される爪状の極
歯、8は各ヨーク片6aの各極歯7とは異なる側にそれ
ぞれ突出して形成される外縁片で、これら6ないし8は
板状の部材をプレス打ち抜きすることにより形成され磁
性部材9を構成している。10はヨーク部6の薄肉部6
bを屈曲させることにより磁性部材9を環状に形成して
構成されるコア部材で、図2に示すように一対のコア部
材10が、お互いの極歯7および外縁片8が互い違いに
嵌合するように組み合わされてステータコア11が構成
されている。12は絶縁ボビン13に巻回され絶縁ボビ
ン13を介してステータコア11内に装着される巻線、
14は各巻線12に接続される接続端子、15はステー
タコア11および巻線12を覆って一体化する樹脂モー
ルド、16は外周部に永久磁石でなる磁極17が所定の
個数埋設される回転軸で、磁極17と共にロータ18を
構成している。
【0015】次に、上記のように構成されるステッピン
グモータの製造方法を図に基づいて説明する。まず、図
3(A)に示すように板状の部材から、複数のヨーク片
6aが薄肉部6bを介して連結されるヨーク部6およ
び、各ヨーク片6aの両端からそれぞれ突出される極歯
7、外縁片8でなる磁性部材9をプレス打ち抜きにより
形成する。次いで、図3(B)に示すように磁性部材9
の極歯7および外縁片8を同方向に折曲して直立させた
後、図3(C)に示すように薄肉部6bを屈曲させるこ
とにより磁性部材9を環状に形成し、図示はしないが接
合端部を例えばTIG溶接等で固着することによりコア
部材10が完成する。
【0016】次いで、絶縁ボビン13に巻線12を巻回
するとともに、図2に示すように一対のコア部材10
を、お互いの極歯7および外縁片8が互い違いに嵌合す
るように組み合わせてステータコア11を形成し、内部
に巻線12を装着した後、外部を樹脂モールド15で覆
うことにより、ステータコア11および巻線12を一体
化し、最後にロータ18と組み合わせることによりステ
ッピングモータが完成する。
【0017】このように上記実施の形態1によれば、複
数のヨーク片6aが薄肉部6bを介して連結されるヨー
ク部6および、各ヨーク片6aの両端からそれぞれ突出
して形成される極歯7、外縁片8でなる磁性部材9をプ
レス打ち抜きで形成し、各極歯7および外縁片8を同方
向に直立するように折曲させるとともに、薄肉部6bを
屈曲させることにより磁性部材9を環状に形成してコア
部材10を形成し、このコア部材10の一対を、お互い
の極歯7および外縁片8が互い違いに嵌合するように組
み合わせてステータコア11を構成するようにしたの
で、極歯7の長さを自在に変えることができるため極歯
7の長尺化が容易となり、且つカーリング加工等を施す
ことなく薄肉部6bを屈曲させるだけで、磁性部材9を
環状に形成することができるため、ロータの低慣性化を
達成することが可能なステータコアを容易に得ることが
できる。また、一対のコア部材10の外縁片8同士を互
い違いに嵌合するように組み合わせてステータコア11
の外周部を構成するようにしているので、外周部を構成
するために別途他の部材を用意する必要がなくなり、部
品点数の削減および組立作業の容易化が可能になる。
【0018】なお、上記では磁性部材9を形成する際
に、図3(A)に示すような状態でプレス打ち抜きする
場合について説明したが、図4に示すように複数の磁性
部材9を相隣なる極歯7同士が対向し、且つ互い違いに
嵌まり合うような状態で、プレス打ち抜きすれば、材料
の歩留まりの向上を図ることができ、また、図示はしな
いが薄板状の磁性部材を所定の枚数積層一体化してコア
部材を形成するようにすれば、渦電流損の軽減を図り磁
気特性の向上が可能になり、さらにまた、積層一体化す
る場合に、抜きかしめの位置を極歯7ではなく、比較的
磁気特性に影響を与える度合いの少ないヨーク片6aと
することにより、さらに磁気特性の向上が可能になる。
また、上記では磁性部材9を環状に形成した後、接合端
部をTIG溶接で固着するように説明しているが、これ
に限定されるものではなく、TIG溶接をすることなく
外部を樹脂モールド15で覆って接合端部を固定するよ
うにしても良いことは言うまでもない。
【0019】実施の形態2.図5はこの発明の実施の形
態2におけるステータコアの構成を示す斜視図、図6は
図5におけるコア部材の製造工程を示す斜視図である。
図において、19は複数のヨーク片19aが薄肉部19
bを介して連結されるヨーク部、20は各ヨーク片19
aの一端側にそれぞれ突出して形成される爪状の極歯、
21は各ヨーク片19aの極歯20とは異なる側にそれ
ぞれ突出し、先端側が狭い台形状に形成された外縁片
で、これら19ないし21は板状の部材をプレス打ち抜
きすることにより形成され磁性部材22を構成してい
る。23はヨーク部19の薄肉部19bを屈曲させるこ
とにより磁性部材22を環状に形成して構成されるコア
部材で、一対が図5に示すように組み合わされてステー
タコア24が構成されている。
【0020】次に、上記のように構成される実施の形態
2におけるステータコアの製造方法を図に基づいて説明
する。まず、図6(A)に示すように板状の部材から、
複数のヨーク片19aが薄肉部19bを介して連結され
るヨーク部19および、各ヨーク片19aの両端からそ
れぞれ突出される極歯20、外縁片21でなる磁性部材
22をプレス打ち抜きにより形成する。次いで、図6
(B)に示すように磁性部材22の極歯20および外縁
片21を同方向に折曲して直立させた後、図6(C)に
示すように薄肉部19bを屈曲させることにより磁性部
材22を環状に形成し、図示はしないが接合端部を例え
ばTIG溶接等で固着することによりコア部材23を形
成し、図5に示すように一対のコア部材23を、お互い
の極歯20および外縁片21が互い違いに嵌合するよう
に組み合わせることによりステータコア24が完成す
る。
【0021】このように上記実施の形態2によれば、複
数のヨーク片19aが薄肉部19bを介して連結される
ヨーク部19および、各ヨーク片19aの両端からそれ
ぞれ突出して形成される極歯20、外縁片21でなる磁
性部材22をプレス打ち抜きで形成し、各極歯20およ
び外縁片21を同方向に直立するように折曲させるとと
もに、薄肉部19bを屈曲させることにより磁性部材2
2を環状に形成してコア部材23を形成し、このコア部
材23の一対を、お互いの極歯20および外縁片21が
互い違いに嵌合するように組み合わせてステータコア2
4を構成するようにしたので、上記実施の形態1におけ
ると同様、極歯20の長さを自在に変えることができる
ため極歯20の長尺化が容易となり、且つカーリング加
工等を施すことなく薄肉部19bを屈曲させるだけで、
磁性部材22を環状に形成することができるため、ロー
タの低慣性化を達成することが可能なステータコアを容
易に得ることができ、さらにまた、外縁片21を台形状
にして先端が狭くなるようにしているので、一対のコア
部材23を組み合わせる際の外縁片21同士の嵌合が容
易となり、組立作業性の向上を図ることもできる。
【0022】実施の形態3.図7はこの発明の実施の形
態3におけるステータコアの構成を示す斜視図、図8は
図7におけるコア部材の製造工程を示す斜視図である。
図において、25は複数のヨーク片25aが薄肉部25
bを介して連結されるヨーク部、26は各ヨーク片25
aの一端側にそれぞれ突出して形成される爪状の極歯
で、後述のステータコアの半径寸法より長さ寸法が大に
形成されている。27は各ヨーク片25aの極歯26と
は異なる側にそれぞれ突出して形成された外縁片で、こ
れら25ないし27は板状の部材をプレス打ち抜きする
ことにより形成され磁性部材28を構成している。29
はヨーク部25の薄肉部25bを屈曲させることにより
磁性部材28を環状に形成して構成されるコア部材で、
一対が図7に示すように組み合わされてステータコア3
0を構成している。なお、上記のように構成される実施
の形態3におけるステータコア30の製造方法について
は、上記各実施の形態1、2の場合と同様なので説明は
省略する。
【0023】このように上記実施の形態3によれば、複
数のヨーク片25aが薄肉部25bを介して連結される
ヨーク部25および、各ヨーク片25aの両端からそれ
ぞれ突出して形成される極歯26、外縁片27でなる磁
性部材28をプレス打ち抜きで形成し、各極歯26およ
び外縁片27を同方向に直立するように折曲させるとと
もに、薄肉部25bを屈曲させることにより磁性部材2
8を環状に形成してコア部材29を形成し、このコア部
材29の一対を、お互いの極歯26および外縁片27が
互い違いに嵌合するように組み合わせてステータコア3
0を構成するようにしたので、上記実施の形態1、2に
おけると同様、極歯26の長さを自在に変えることがで
きるため極歯26の長尺化が容易となり、且つカーリン
グ加工等を施すことなく薄肉部25bを屈曲させるだけ
で、磁性部材28を環状に形成することができるため、
ロータの低慣性化を達成することが可能なステータコア
を容易に得ることができ、さらにまた、極歯26の長さ
寸法をステータコア30の半径寸法より大に形成してい
るので、ロータの径を小さくして軸長を伸ばし、ロータ
の低慣性化をさらに促進することができる。
【0024】実施の形態4.図9はこの発明の実施の形
態4におけるステータコアの要部の構成を示す断面図で
ある。図において、31は図示はしないが上記各実施の
形態1ないし3におけると同様に、ヨーク部32、極歯
33および外縁片34で構成されるコア部材で、薄板状
部材を所定の枚数積層し、ヨーク部の所定の位置を打ち
抜きかしめることにより一体化され、積層された各極歯
33はロータと対応する側に順次長く形成されている。
【0025】このように上記実施の形態4によれば、薄
板状部材を所定の枚数積層一体化してコア部材31を構
成するとともに、積層された各極歯33をロータと対応
する側に順次長く形成しているので、渦電流損の軽減を
図り磁気特性の向上が可能になる。
【0026】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1によ
れば、複数のヨーク片が薄肉部を介して連結されるヨー
ク部と、各ヨーク片にそれぞれ突出して形成される爪状
の極歯と、各ヨーク片の極歯とは異なる側にそれぞれ突
出して形成される外縁片とでなる磁性部材の各極歯およ
び外縁片を直立するように折曲させるとともに薄肉部を
屈曲させることにより磁性部材を環状にしてコア部材を
形成し、お互いの極歯および外縁片が互い違いに嵌合す
るようにコア部材を一対組み合わせて構成したので、ロ
ータの低慣性化を容易に達成することが可能なステータ
コアを提供することができる。
【0027】また、この発明の請求項2によれば、請求
項1において、極歯の長さ寸法をステータコアの半径寸
法より大に形成したので、ロータの低慣性化が容易にな
ることは勿論のこと、さらに低慣性化の促進が可能なス
テータコアを提供することができる。
【0028】また、この発明の請求項3によれば、請求
項1または2において、外縁片の先端を狭く形成したの
で、ロータの低慣性化が容易になることは勿論のこと、
組立作業性の向上を図ることが可能なステータコアを提
供することができる。
【0029】また、この発明の請求項4によれば、請求
項1において、磁性部材を薄板状のものを所定の枚数積
層一体化することにより形成したので、ロータの低慣性
化が容易になることは勿論のこと、磁気特性の向上を図
ることが可能なステータコアを提供することができる。
【0030】また、この発明の請求項5によれば、請求
項4において、ヨーク片の所定の部位を打ち抜きかしめ
ることにより積層一体化したので、ロータの低慣性化が
容易には勿論のこと、さらに磁気特性の向上を図ること
が可能なステータコアを提供することができる。
【0031】また、この発明の請求項6によれば、請求
項4または5において、コア部材の極歯をロータと対応
する側に順次長く形成したので、ロータの低慣性化が容
易になることは勿論のこと、さらに磁気特性の向上を図
ることが可能なステータコアを提供することができる。
【0032】また、この発明の請求項7によれば、プレ
ス打ち抜きすることにより磁性部材を形成する工程と、
磁性部材の各極歯および外縁片を直立するように折曲さ
せる工程と、磁性部材の薄肉部を屈曲させることにより
磁性部材を環状に形成する工程とを包含したので、ロー
タの低慣性化を容易に達成することが可能なステータコ
アの製造方法を提供することができる。
【0033】また、この発明の請求項8によれば、請求
項1において、相隣なる極歯同士が対向し且つ互い違い
に嵌り合うように配置して複数の磁性部材を同時にプレ
ス打ち抜きするようにしたので、材料の歩留りの向上を
図ることが可能なステータコアの製造方法を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1におけるステータコ
アが適用されたステッピングモータの構成を示す断面図
である。
【図2】 図1におけるステータコアの構成を示す斜視
図である。
【図3】 図2におけるコア部材の製造工程を示す斜視
図である。
【図4】 図3における磁性部材の図3に示すとは異な
る製造工程の一部を示す斜視図である。
【図5】 この発明の実施の形態2におけるステータコ
アの構成を示す斜視図である。
【図6】 図5におけるコア部材の製造工程を示す斜視
図である。
【図7】 この発明の実施の形態3におけるステータコ
アの構成を示す斜視図である。
【図8】 図7におけるコア部材の製造工程を示す斜視
図である。
【図9】 この発明の実施の形態4におけるステータコ
アの要部の構成を示す断面図である。
【図10】 従来のステータコアの構成を示す概略斜視
図である。
【図11】 図10におけるコア部材の構成を示す斜視
図である。
【符号の説明】
6,19,25 ヨーク部、6a,19a,25a ヨ
ーク片、6b,19b,25b 薄肉部、7,20,2
6,33 極歯、8,21,27 外縁片、9,22,
28 磁性部材、10,23,29,31 コア部材、
11,24,30 ステータコア、12 巻線、13
絶縁ボビン、16 回転軸、17 磁極、18 ロー
タ。
フロントページの続き (72)発明者 三好 帥男 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 中原 裕治 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 三宅 展明 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平11−308842(JP,A) 特開 平3−218248(JP,A) 特開 平6−245474(JP,A) 特開 平1−136553(JP,A) 特開 昭64−74045(JP,A) 特開2001−314071(JP,A) 実開 昭60−162982(JP,U) 実開 平3−77276(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 37/00 - 37/24 H02K 15/00 - 15/16

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のヨーク片が薄肉部を介して連結さ
    れるヨーク部と、上記各ヨーク片にそれぞれ突出して形
    成される爪状の極歯と、上記各ヨーク片の上記極歯とは
    異なる側にそれぞれ突出して形成される外縁片とでなる
    磁性部材の上記各極歯および外縁片を直立するように折
    曲させるとともに上記薄肉部を屈曲させることにより上
    記磁性部材を環状にしてコア部材を形成し、お互いの上
    記極歯および外縁片が互い違いに嵌合するように上記コ
    ア部材を一対組み合わせて構成したことを特徴とするス
    テータコア。
  2. 【請求項2】 極歯の長さ寸法がステータコアの半径寸
    法より大に形成されていることを特徴とする請求項1記
    載のステータコア。
  3. 【請求項3】 外縁片は先端が狭く形成されていること
    を特徴とする請求項1または2記載のステータコア。
  4. 【請求項4】 磁性部材は薄板状のものを所定の枚数積
    層一体化して形成されていることを特徴とする請求項1
    記載のステータコア。
  5. 【請求項5】 磁性部材はヨーク片の所定の部位を打ち
    抜きかしめることにより積層一体化されていることを特
    徴とする請求項4記載のステータコア。
  6. 【請求項6】 コア部材の極歯はロータと対応する側に
    順次長く形成されていることを特徴とする請求項4また
    は5記載のステータコア。
  7. 【請求項7】 プレス打ち抜きすることにより磁性部材
    を形成する工程と、上記磁性部材の各極歯および外縁片
    を直立するように折曲させる工程と、上記磁性部材の薄
    肉部を屈曲させることにより上記磁性部材を環状に形成
    する工程とを包含したことを特徴とするステータコアの
    製造方法。
  8. 【請求項8】 相隣なる極歯同士が対向し且つ互い違い
    に嵌り合うように配置して複数の磁性部材を同時にプレ
    ス打ち抜きするようにしたことを特徴とする請求項7記
    載のステータコアの製造方法。
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