JP3347947B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘテロ接合バイポ
ーラトランジスタ(以下、HBTと略記する)の製造方
法に関するもので、特に低消費電力回路への適用を目的
とし、微細トランジスタ寸法を有し、高電流増幅率で高
周波特性に優れたHBTの製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】HBTは、エミッタにベースよりもバン
ドギャップの大きな半導体材料を用いることにより、
ベースの不純物濃度を高くしてもエミッタ注入効率を低
下させることなく大きな電流増幅率が得られること、
このためベース抵抗が低く抑えられること等、トランジ
スタの高性能化に有利な利点を多く有している。特に、
化合物半導体材料を用いると、電子輸送特性に優れて
いること、材料の選択によりヘテロ接合の組み合わせ
が広がること、電子デバイスのみならず光デバイスと
の融合も可能であること等、利点が増大する。
【0003】化合物半導体を用いたHBTは、一般に
(100)面を主表面とする半導体基板上に目的の半導
体層をエピタキシャル成長させ、エッチングによってメ
サ構造を形成し、エミッタ層、ベース層、コレクタ層に
それぞれオーミックコンタクト電極を形成して製造され
る。
【0004】この様なHBTの寄生抵抗、寄生容量を減
らして高速化を図り、また、高集積化、低消費電力化を
図るためには、トランジスタ寸法の微細化が必要であ
る。しかし、トランジスタ寸法の微細化に伴い、エミッ
タ/ベース接合部分の表面周辺長に沿って発生する表面
再結合電流の影響が顕著となり、電流増幅率の低下を招
くことや素子寿命に悪影響を及ぼすこと等が懸念され
る。
【0005】この表面再結合電流の発生に大きな影響を
与えるのが半導体表面に形成されるパッシベーション膜
である。パッシベーション膜を形成する時の損傷や応力
(ストレス)および膜中に含まれる水分等の不純物が半
導体界面を乱し、リーク電流増大を加速する。特に化合
物半導体ヘテロ構造材料は、半導体を構成する元素が2
種類以上でp−n接合を形成する材料の組み合わせが多
岐に渡ることから、表面再結合電流の発生がパッシベー
ション膜の種類、製造方法に大きく依存する。例えば、
プラズマCVD法やスパッタ法で堆積させたシリコン酸
化膜やシリコン窒化膜は、堆積時に半導体表面に放射損
傷が導入されて表面再結合電流が増大する。またシリコ
ン酸化膜やシリコン窒化膜の応力も表面再結合電流増大
の一因となる。
【0006】これらの理由から化合物半導体へテロ構造
デバイス、特にInP基板に格子整合するInP、In
GaAs、InAlAs等の材料系には、堆積時の半導
体結晶に及ぼす損傷が少なく、応力も緩和される有機系
薄膜が表面バッシベーション膜としてよく用いられてい
る。ポリイミドに代表される有機系薄膜は通常ワニス状
の高分子前駆体をスピンコーティングによってウェハ全
面に塗布し、キュアリング(curing=硬化処理:
具体的には加熱や紫外線照射等)を行うことで硬化さ
せ、成膜が完了する。
【0007】しかしながら、従来のポリイミドは重合中
に水分等の副次反応物が生成されるため、ポリイミド膜
を化合物半導体のパッシベーション膜に使用することは
信頼性の観点から好ましくない。このため膜中に副次生
成物を含まず、かつ低吸湿性と急速な水分放出性を示す
有機系薄膜としてサイクロテン樹脂、特にそのうちのB
CB(ビスベンゾシクロブテン)が有望である(例え
ば、“DAVID BURDEAUX,PAUL TOWNSEND and JOSEPH CAR
R, Journal of Electronic Materials, VoL.l9,No.12,
1990, pp.1357-1366”や“R.H.Heistand II et al., Th
e InternationalJournal of Microcircuits and Electr
onic Packaging, Vol.15, No.4, 1992,pp183-194”に例
示されている)。このBCB樹脂はポリイミドよりもキ
ュアリング温度が低い、平坦性、耐薬品性、耐溶剤性に
優れている等の化合物半導体に有利な特徴を有する。
【0008】しかしながら、キュアリング後完全に硬化
したBCBをエッチングする方法は、反応種としてフッ
素(F)を含んだプラズマエッチング法に限定される。
これはBCBの分子構造内にSi−O−Si(シリコン
−酸素−シリコン)の結合が存在するためであり、通常
ポリイミドで行われている酸素プラズマエッチングでは
このSi−O−Siの結合を完全に切断することが出来
ないからである。
【0009】BCB膜でパッシベーションされたHBT
の配線用コンタクトスルーホールを形成するためには、
通常フォトレジストでBCB薄膜上にg線、i線等の光
露光でパタニングした後、このフォトレジストをマスク
にBCB薄膜をプラズマエッチングして電極金属を露出
させる。しかし、フォトレジストとBCB膜はどちらも
炭素元素を主骨格とした高分子であるため、プラズマエ
ッチングに対するエッチングレートはほぼ同じであり、
選択性を持たせることが出来ない。そのためフォトレジ
ストマスクでBCB膜をプラズマエッチングすると、フ
ォトレジストのエッチングレートが速いためサイドエッ
チングがプラズマエッチング中に進行し、パタンが拡が
ってしまう。
【0010】特に、最も狭いコンタクトスルーホールが
必要なエミッタ電極に対して微細化が困難となる。例え
ば、0.8μm幅のエミッタ電極上のBCB薄膜に光露
光法の限界である0.4μm幅のフォトレジストパタン
(開孔部)を形成し、膜厚0.5μm程度のBCB薄膜
をプラズマエッチングする場合、フォトレジストマスク
のサイドに片側0.2ミクロン以上のエッチングが入る
ため、幅0.8μm以下のコンタクトスルーホールを形
成することは困難であり、パタン合わせ精度を考えると
幅1.0μm以下のエミッタ電極を有する微細HBT素
子の高集積化は実現しがたい。
【0011】微細HBTのエミッタ電極から配線を取り
出すもう一つの方法は、ウェハ全面に堆積させた絶縁膜
をエッチバックしてエミッタ電極のみを露出させる“エ
ミッタ電極頭出し”の手法である。しかし、エッチバッ
クの制御の難しさ、およびパタン依存性があることか
ら、このエミッタ電極頭出し法よりもコンタクトスルー
ホールを形成する方が微細HBTの高集積化に適してい
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、膜中に
副次生成物を含まず、かつ低吸湿性と急速な水分放出性
を示し、半導体表面のパッシベーション膜に適している
BCB膜をエッチングするには、従来ポリイミドで用い
られている酸素プラズマエッチングでは充分なエッチン
グが実現出来ない。これはBCBの分子構造中にSi−
O−Si結合が含まれているためである。
【0013】また、このBCB薄膜を化合物半導体HB
Tの表面パッシベーション膜に用い、コンタクトスルー
ホールを形成するためには、フォトレジストでパタニン
グしたマスクを用いてエッチングを行う必要があるが、
BCB薄膜のエッチング中にフォトレジストマスクのサ
イドエッチングが顕著になり、微細寸法のコンタクトス
ルーホールの形成が困難となる。通常の光露光ではフォ
トレジストに0.4μm幅の開孔部を形成するのが限界
で、エッチング中のフオトレジストに対するサイドエッ
チング量、合わせ精度を考慮すると1.0μmよりも狭
い開孔部を均一性良く形成するのは非常に困難である、
等の問題があった。
【0014】本発明は、上記のごとき従来技術の問題を
解決するためになされたものであり、高電流増幅率、良
好な高周波特性、信頼性に優れた微細寸法のHBTを可
能とする半導体装置の製造方法を提供することを目的と
する。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明においては、化合物半導体を用いた半導体装
置の製造方法において、炭素元素を主骨格とし、かつ、
分子構造中にシリコン−酸素−シリコンの化学結合を含
有するワニス状高分子前駆体をスピンコーティング法に
よって半導体装置の表面に塗布した後、キュアリングす
ることによって該ワニス状高分子前駆体を完全に硬化さ
せることにより、半導体装置の表面を保護するパッシベ
ーション膜を形成する工程と、前記パッシベーション膜
上に前記キュアリング温度より低い温度でシリコン酸化
膜(SiO)を形成し、該シリコン酸化膜を用いて前
記パッシベーション膜を選択的にエッチングすることに
より、配線用コンタクトホールを形成する工程と、を備
えている。本発明においては、請求項1に記載のよう
に、化合物半導体を用い、コレクタコンタクト層、コレ
クタ層、ベース層、エミッタ層及びエミッタコンタクト
層が順次積層されたメサ型のヘテロ接合バイポーラトラ
ンジスタである半導体装置の製造方法において、前記コ
レクタコンタクト層上、前記ベース層上、及び前記エミ
ッタコンタクト層上に、それぞれコレクタ電極、ベース
電極、及びエミッタ電極を形成する工程と、前記コレク
タ電極、ベース電極、及びエミッタ電極を形成する工程
の後にサイクロテン樹脂をスピンコーティング法によっ
て前記電極を有する半導体装置の全表面に塗布した後、
キュアリングすることによって該サイクロテン樹脂を完
全に硬化させることにより、前記コレクタ電極、ベース
電極、及びエミッタ電極を有する半導体装置の全表面を
保護するパッシベーション膜を形成する工程と、前記パ
ッシベーション膜上に前記キュアリングの温度より低い
温度でシリコン酸化膜(SiO )を形成し、該シリコ
ン酸化膜を、通常のフォトレジストをマスクにして六フ
ッ化エタン(C )ガスを用いた反応性イオンエッ
チング法によってエッチングした後、前記パッシベーシ
ョン膜を、六フッ化硫黄(SF )と酸素(O )の混
合ガスを用いた反応性イオンエッチング法により、前記
シリコン酸化膜に対して選択的にエッチングすることに
より、前記コレクタ電極上、前記ベース電極上、及びエ
ミッタ電極上に配線用コンタクトホールを同時に形成す
る工程と、を含むことを特徴とする半導体装置の製造方
法を構 成する。 また、本発明においては、請求項2に記
載のように、前記サイクロテン樹脂はビスベンゾシクロ
ブテン(BCB)であることを特徴とする請求項1に記
載の半導体装置の製造方法を構成する。 また、本発明に
おいては、請求項3に記載のように、また、請求項3に
記載の発明においては、前記キュアリングの温度は、少
なくともベース層にベース電極をオーミック接合させる
ためのオーミックアロイ温度よりも低いことを特徴とす
る請求項1または請求項2に記載の半導体装置の製造方
法を構成する。
【0016】なお、前記キュアリング(硬化処理)とし
ては、所定の温度(一般に樹脂メーカの定めた保証温
度)で加熱する方法を用いるが、シリコン酸化膜を形成
する際の温度が前記のキュアリング温度以上であるとパ
ッシベーション膜に何らかの化学変化を生じるおそれが
あるので、シリコン酸化膜はキュアリング温度以下で形
成することが望ましい。
【0017】また、前記配線用コンタクトホールを形成
する工程は、例えば、請求項に記載のように、前記パ
ッシベーション膜上に形成したシリコン酸化膜(SiO
)を、通常のフォトレジストをマスクにして六フッ化
エタン(C)ガスを用いた反応性イオンエッチン
グ法によってエッチングした後、前記パッシベーション
膜を、六フッ化硫黄(SF)と酸素(O)の混合ガ
スを用いた反応性イオンエッチング法により、前記シリ
コン酸化膜に対して選択的にエッチングするものであ
る。
【0018】また、前記ワニス状高分子前駆体は、例え
ば請求項に記載のように、サイクロテン樹脂、請求項
に記載のように、ビスベンゾシクロブテン(BCB)
を用いることが出来る。
【0019】また、例えば請求項に記載のように、半
導体装置がメサ型のヘテロ接合バイポーラトランジスタ
の場合においては、前記キュアリング温度がベース層に
ベース電極をオーミックに接合させるためのオーミック
アロイ温度よりも高い場合には、アロイの範囲が拡大す
る等の好ましくない作用が生じるおそれがあるので、キ
ュアリング温度は少なくともアロイ温度よりも低い温度
にすることが望ましい。また、同様の理由により、電
効果トランジスタの場合には、前記キュアリング温度
は、少なくともソース又はドレインのイオン注入領域の
活性化熱処理温度、またはオーミック電極作製のための
オーミックアロイ温度よりも低い温度にすることが望ま
しい。
【0020】前記のごとく、高電流増幅率、高周波特
性、信頼性に優れた微細寸法のHBTの実現には、半導
体表面のパッシベーション膜の選択が極めて重要である
が、特に化合物半導体では絶縁膜を堆積するときの損
傷、ストレスが半導体界面に悪影響を与え、ペリフェリ
ー成分が支配的となる微細サイズHBTの信頼性を含め
た特性劣化を招いてしまう。堆積時の損傷、ストレスが
少ないパッシベーション膜としては有機系絶縁膜が望ま
しく、その中でも膜中に副次生成物を含まず、かつ低吸
湿性と急速な水分放出性を示すサイクロテン樹脂、特に
BCB樹脂膜が化合物半導体表面のパッシベーション膜
として最適である。
【0021】本発明においては、上記のようなサイクロ
テン樹脂、特にBCB樹脂膜を化合物半導体表面のパッ
シベーション膜として用い、かつ微細なコントタクトホ
ールの形成を可能としたものである。
【0022】例えば、パッシベーション膜に上記のBC
B膜を用いて0.8μm以下の電極上配線用コンタクト
スルーホールを有するメサ型HBTを形成することは、
下記の工程によって可能である。 (1)少なくとも分子構造中にシリコン−酸素−シリコ
の化学結合を含有し炭素元素を主骨格とするワニス状
BCB前駆体をメサ型HBTを搭載したウェハ上にスピ
ンコーティング法によって塗布し、少なくとも上記HB
Tのベース電極オーミックアロイ温度よりも低い温度で
キュアリングすることにより、上記BCB樹脂を完全に
硬化させ、上記HBTの表面保護を担う有機系薄膜パッ
シベーション膜を製造する工程。 (2)上記BCB薄膜上にシリコン酸化膜を少なくとも
上記BCB薄膜製造時のキュアリング温度を越えない成
膜温度で堆積する工程。 (3)上記シリコン酸化膜上にパタニングされたフォト
レジストをマスクにして、少なくとも上記シリコン酸化
膜を六フッ化エタン(C)ガスを用いた反応性イ
オンエッチング(RIE)法でエッチングした後、六フ
ッ化硫黄(SF)と酸素(O)の混合ガスを用いた
RIE法で上記BCB薄膜を上記シリコン酸化膜に対し
て選択的にエッチングすることにより、微細寸法のエミ
ッタ電極配線用コンタクトホールを形成する工程。
【0023】上記のように本発明においては、パッシベ
ーション膜として優れた性能を有してはいるが加工の難
しいワニス状高分子前駆体(例えばBCB膜)に対し
て、微細サイズの配線コンタクト用開孔部を光露光フォ
トリソグラフィ及びRIE法で再現性良く形成できるた
め、エミッタ電極幅1.0μm以下の微細HBTの高集
積化が実現できる。したがって高電流増幅率および良好
な高周波特性を実現することが出来る。また、パッシベ
ーション膜として低吸湿性と急速な水分放出性を有する
ワニス状高分子前駆体(例えばBCB膜)を用いるた
め、表面再結合電流が少なく信頼性にも優れた微細寸法
のHBTを提供することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明によるInP/InGaA
s系HBTの製造方法を図1〜図10および図11を用
いて説明する。図1〜図10は、本実施の形態における
製造方法の工程順に、それぞれの工程で形成された断面
構造を示す図であり、逆メサ構造があらわれる(0
1)面方位から見た断面構造概略図である。ただし、上
記の面方位の表示における「」は「1」の逆方位を示
す。また、各図においては、主として当該工程で形成ま
たは処理された部分については斜線を施すと共に符号と
名称を記載し、前図と同じ部分は符号のみを付してい
る。また、図11は、本発明の方法で形成したHBTの
概略平面図であり、主として電極とスルーホールの配置
を示している。
【0025】本実施の形態における製造方法は、エミッ
タ電極を先付けにしてベース電極を自己整合的に形成す
るプロセスに基づいており、各電極は蒸着及びリフトオ
フ法によって形成される。なお、この形成方法の基本プ
ロセスは特願平3−295886号に例示されている。
【0026】まず、図1は、(100)面を主表面とす
る半絶縁性InP基板1上に、MOVPE、ガスソース
MBE等のエピタキシャル成長法によって、コレクタに
オーミック性抵抗を形成するための高濃度n型不純物を
含むInGaAsコレクタコンタクト層2、InPとI
nGaAsから構成されるコレクタ層3、高濃度p型不
純物をドープしたInGaAsベース層4、n型不純物
をドープしたInPエミッタ層5、エミッタにオーミッ
ク性抵抗を形成するための高濃度n型不純物をドープし
たInGaAsエミッタコンタクト層6を順次エピタキ
シャル成長させた積層構造を示す。
【0027】InPとInGaAsから構成されるコレ
クタ層3は、超高速、高耐圧用にバンド構造が設計され
ており、本実施の形態ではn型不純物をドープしたIn
P層3−1、n型不純物をドープしたInGaAs層3
−2、アンドープInGaAs層3−3を順次エピタキ
シャル成長させたエピ層構造を用いている。
【0028】次に、図2は、図1に示した積層構造体の
InGaAsエミッタコンタクト層6の上にエミッタ電
極7を形成する工程を示している。このエミッタ電極7
は、蒸着及びリフトオフ法で形成されるTi/Pt/A
u/Pt/Ti積層構造あるいはスパッタ法及びRIE
法で形成されるWSiN膜からなる。この時、エミッタ
電極7の平面形状は、図11に示した様に六角形をなし
ており、(01)面方位がエミッタ長を形成し、エミ
ッタ幅に(011)面方位を含まないことが特徴である
(S.Yamahata,K.Kurishima,H.Ito,and Y.Matsuoka,“IE
EE GaAs IC Symposium” 1995,pp.163-166に例示されて
いる)。
【0029】次に、図3は、上記エミッタ電極7をマス
クにして、電子共鳴サイクロトロンで励起させたプラズ
マ源を用いた反応性イオンエッチング(ECRRIE)
を用い、塩素/アルゴン混合ガスで異方性エッチング
(塩素ガスにアルゴンガスを添加することでエッチング
マスクに対してエッチング側面の垂直性が実現できる)
を少なくともInGaAsエミッタコンタクト層6に達
するまで行った後、クエン酸/過酸化水素水溶液により
InGaAsエミッタコンタクト層6をInPエミッタ
層5に対して選択的にエッチングし、次に塩酸/リン酸
溶液でInPエミッタ層5をInGaAsベース層4に
対して選択的にエッチングする工程を示している。
【0030】InGaAsエミッタコンタクト層6はサ
イドエッチングされ、エミッタ電極7のマスク下にアン
ダーカット領域が形成される。InPエミッタ層5はこ
のInGaAsエミッタコンタクト層6をマスクにして
エッチングされることになる。上記のようにECRRI
Eと選択ウェットエッチングの組み合わせを用いること
により、面内均一性、再現性に優れたエミッタ電極7の
下に適当量のアンダーカット領域を含むエミッタメサ構
造を実現することができる。
【0031】次に、図4は、上記のエミッタメサ構造上
の全面およびInGaAsベース層4上の所定部分にP
t/Ti/Pt/Au積層構造のベース電極8を蒸着及
びリフトオフ法で形成する工程を示したものである。エ
ミッタ電極7下にアンダーカット領域が形成されている
ため、蒸着されたベース電極8はInPエミッタ層5と
短絡することなく、寄生ベース抵抗、ベース/コレクタ
接合容量が極めて小さいセルフアラインInPエミッタ
/InGaAsベース構造が形成できる。また、エミッ
タ電極7の平面形状が、順メサ構造が現れベース電極8
とInPエミッタ層5との短絡を招く(011)面方位
を含まないため、InPエミッタ層5の選択ウェットエ
ッチングが必要最低量で済み、面内均一性、再現性に優
れる。また、ベース電極のメタルリフトオフ後300℃
でオーミック熱処理を行うことにより、良好なオーミッ
ク接触抵抗が得られる。なお、この工程で形成されたベ
ース電極のうち、エミッタ電極の上に形成された部分
8’は、エミッタ電極と一緒になってエミッタ電極7と
なる。
【0032】次に、図5は、フォトレジストマスクを用
いて、InGaAsベース層4及びInP/InGaA
sコレクタ層3をクエン酸/過酸化水素水溶液、塩酸/
リン酸溶液を用いて選択的にウェットエッチングするこ
とにより、InGaAsコレクタコンタクト層2を露出
させ、その後、蒸着及びリフトオフ法でTi/Pt/A
u/Pt/Ti積層構造のコレクタ電極9を形成する工
程を示したものである。
【0033】次に、図6は、フォトレジストマスクを用
いてInGaAsコレクタコンタクト層9をクエン酸/
過酸化水素水溶液でウェットエッチングすることによ
り、能動素子部以外をメサエッチングして素子間分離
(図示せず)を行った後、ウェハ全面にサイクロテン樹
脂BCBをスピンコーティングし、250℃のキュアリ
ングを施して半導体表面にBCBパッシベーション膜1
0を形成する工程を示したものである。BCB前駆体は
粘性が低いため平坦性に優れており、配線プロセスにと
って段切れ等のトラブルが回避できるので有効である。
【0034】上記のキュアリング温度は、一般には樹脂
メーカの保証温度で行なうが、少なくとも前記図4で示
したベース電極のメタルリフトオフ後のオーミック熱処
理温度よりも低い温度に設定する。これは熱処理温度よ
りも高い温度を印加することによってアロイ範囲の拡大
等の好ましくない作用を避けるためである。なお、本実
施の形態とは異なるが、電界効果トランジスタの場合に
おいても、上記と同様の理由により、キュアリング温度
は、少なくともソース又はドレインのイオン注入領域の
活性化熱処理温度、またはオーミック電極作製のための
オーミックアロイ温度よりも低い温度にすることが望ま
しい。
【0035】また、図4に示すように、エミッタ電極
7、ベース電極8、コレクタ電極9の位置(BCB膜表
面からの深さ)が異なるため、それぞれの電極上に塗布
されたBCBの膜厚は異なっている。本実施の形態では
BCBの膜厚はエミッタ電極上は0.2μm、ベース電
極上は0.7μm、コレクタ電極上は0.9μm程度であ
る。
【0036】次に、図7は、上記BCBパッシベーショ
ン膜10を全面に塗布したウェハ全面にプラズマCVD
法でシリコン酸化膜(SiO2)11を堆積した後、エ
ミッタ電極7上にパッド配線コンタクトスルーホール用
のパタニングをフオトレジスト12で行う工程を示した
ものである。なお、このシリコン酸化膜11は層間絶縁
膜として用いられる。このとき図11の平面図に示した
ように、エミッタ電極7と同時にベース電極8、コレク
タ電極9上にもパッド配線コンタクトスルーホールのパ
ターンが形成される。
【0037】なお、シリコン酸化膜11を形成する際の
温度が前記のキュアリング温度以上であると、BCBパ
ッシベーション膜10に何らかの化学変化を生じるおそ
れがあるので、シリコン酸化膜11はキュアリング温度
以下で形成することが望ましい。
【0038】次に、図8は、上記シリコン酸化膜11を
六フッ化エタン(C26)ガスを用いた反応性イオンエ
ッチング(RIE)法でエッチングし、開孔部13を形
成する工程を示したものである。六フッ化エタンガスを
用いることによってフォトレジスト12との選択性があ
る程度確保でき、かつ垂直方向のみの異方性エッチング
が可能である。
【0039】実際のC26−RIEを用いたエッチング
レートの一実施例としては、ガス流量:50sccm、
ガス圧:2Pa、RFパワー:100W(パワー密度:
0.14W/cm2)、基板材質:テフロン、温度:室
温、としたエッチング条件において、フォトレジスト:
25nm/min、SiO2:35nm/min程度で
ある。この実施例ではSiO2の膜厚:300nm、フ
ォトレジスト:1.2μm程度である。
【0040】次に、図9は、上記フォトレジスト/シリ
コン酸化膜開孔部13をマスクにして、六フッ化硫黄と
酸素の混合ガスを用いたRIE法でBCBパッシベーシ
ョン膜10をエッチングすることにより、コンタクトス
ルーホール14を形成する工程を示したものである。
【0041】なお、図9にはエミッタ電極7上のコンタ
クトスルーホール14のみを示したが、図11の平面図
からわかるようにベース電極8、コレクタ電極9上にも
同時にコンタクトスルーホールを形成する。図11にお
いては、エミッタ電極7、ベース電極8およびコレクタ
電極9上のそれぞれのコンタクトスルーホールを14−
1、14−2、14−3で示している。また、15−
1、15−2、15−3はそれぞれのパッド配線を示
す。
【0042】前記のように、BCBパッシベーション膜
10の厚さは最も厚いコレクタ電極9上で0.9μm程
度、最も薄いエミッタ電極7上で0.2μm程度であ
り、コレクタ電極9上のBCB膜を全て除去するにはエ
ミッタ電極7上のBCB膜がかなりのオーバーエッチン
グになるが、六フッ化硫黄ガスと酸素の混合ガスを用い
ることでシリコン酸化膜11のマスクに対して選択性が
とれるので、オーバーエッチングを行ってもシリコン酸
化膜11のマスクは大幅に後退することはない。このた
め一回の工程で微細寸法のエミッタ電極7、ベース電極
8、コレクタ電極9上のパッド配線コンタクトスルーホ
ール14が形成でき、スループットが短縮できる。
【0043】実際のSF6−IREを用いたエッチング
レートの一実施例としては、ガス流量:六フッ化硫黄5
0sccm/酸素50sccm、ガス圧:1Pa、RF
パワー:70W、基板材質:テフロン、温度:室温、の
エッチング条件において、BCB:115nm/mi
n、フォトレジスト:105nm/min、SiO2
20nm/min程度である。
【0044】なお、六フッ化硫黄と酸素の混合ガスのR
IEの代わりに、六フッ化エタンガスRIEを用いてB
CBのエッチングを行なった場合には、六フッ化エタン
ガスに対するBCBとシリコン酸化膜のエッチングレー
トが同程度なので大幅な選択性がとれないため、長時間
のエッチングが必要となり、微細寸法パタンの形成には
不利である。
【0045】次に、図10は、上記コンタクトスルーホ
ール14を通してエミッタ電極7、ベース電極8、コレ
クタ電極9上にパッド配線15を形成する工程である。
この場合、パッド配線メタルは厚いTi/Pt/Au
(20/20/1200nm)積層構造を用いている。
【0046】上記のように、図1〜図10に示した工程
により、パッシベーション膜として優れた性能を有して
はいるが加工の難しいBCB樹脂膜に対して、微細サイ
ズの配線コンタクト用開孔部を再現性良く形成できる。
【0047】なお、上記実施の形態においては、特にI
nP/InGaAs系における最も基本的な構造につい
て説明したが、本発明はこれらに限定されるものではな
く、InAlAs/InGaAs、AlGaAs/Ga
As、InGaP/GaAs系等の他の材料系を用いた
HBTへも適用できることはいうまでもない。また、こ
こでは、半導体装置がヘテロ接合バイポーラトランジス
タの場合について説明したが、半導体装置が電界効果ト
ランジスタでも良いことは言うまでもない。
【0048】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明において
は、パッシベーション膜として優れた性能を有してはい
るが加工の難しいワニス状高分子前駆体(例えばBCB
膜)に対して、微細サイズの配線コンタクト用開孔部を
光露光フォトリソグラフィ及びRIE法で再現性良く形
成できるため、エミッタ電極幅1.0μm以下の微細H
BTの高集積化が実現できる。したがって高電流増幅率
および良好な高周波特性を実現することが出来る。ま
た、パッシベーション膜として低吸湿性と急速な水分放
出性を有するワニス状高分子前駆体(例えばBCB膜)
を用いるため、表面再結合電流が少なく信頼性にも優れ
た微細寸法のHBTを提供することができる、という効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における第1の工程で形
成された結果を示す断面図。
【図2】本発明の一実施の形態における第2の工程で形
成された結果を示す断面図。
【図3】本発明の一実施の形態における第3の工程で形
成された結果を示す断面図。
【図4】本発明の一実施の形態における第4の工程で形
成された結果を示す断面図。
【図5】本発明の一実施の形態における第5の工程で形
成された結果を示す断面図。
【図6】本発明の一実施の形態における第6の工程で形
成された結果を示す断面図。
【図7】本発明の一実施の形態における第7の工程で形
成された結果を示す断面図。
【図8】本発明の一実施の形態における第8の工程で形
成された結果を示す断面図。
【図9】本発明の一実施の形態における第9の工程で形
成された結果を示す断面図。
【図10】本発明の一実施の形態における第10の工程
で形成された結果を示す断面図。
【図11】本発明の一実施の形態における素子の概略平
面図。
【符号の説明】
1…InP基板 2…InGaAsコレクタコンタクト層 3…コレクタ層 3−1…InP層 3−2…InGaAs層 3−3…InGaAs層 4…InGaAsベース層 5…InPエミッタ層 6…InGaAsエミッタコンタクト層 7…エミッタ電極 8…ベース電極 9…コレクタ電極 10…BCBパッシベーション膜 11…シリコン酸化膜 12…フォトレジスト 13…開孔部 14…パッド配線コンタクトスルーホール 14−1…エミッタ電極上のコンタクトスルーホール 14−2…ベース電極上のコンタクトスルーホール 14−3…コレクタ電極上のコンタクトスルーホール 15…パッド配線 15−1…エミッタ電極のパッド配線 15−2…ベース電極のパッド配線 15−3…コレクタ電極のパッド配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−275446(JP,A) 特開 平4−206638(JP,A) 特開 平4−167596(JP,A) 特開 平8−45914(JP,A) 特開 平7−312421(JP,A) 特開 平8−181087(JP,A) 特開 平8−17798(JP,A) 特開 平8−124919(JP,A) 特開 昭64−50425(JP,A) 特開 平7−142507(JP,A) DAVID BURDEAUX,e t.al.,”Benzocyclob utene(BCB)Dielectr ics for the Fabric ation of High Dens ity,Thin Film Mult ichip Modules”,Jou rnal of Elericatio n of High Density, Thin Film Multichi p Modules”,Journal of Electronic Mat erials,1990年12月31日,Vo l.19,No.12,pp.1357−1366 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/33 - 21/331 H01L 29/68 - 29/737 H01L 21/31 H01L 21/3105 - 21/314 H01L 21/316 H01L 21/318 - 21/32 H01L 21/3205 - 21/321 H01L 21/3213 - 21/3215 H01L 21/768

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】化合物半導体を用い、コレクタコンタクト
    層、コレクタ層、ベース層、エミッタ層及びエミッタコ
    ンタクト層が順次積層されたメサ型のヘテロ接合バイポ
    ーラトランジスタである半導体装置の製造方法におい
    て、前記コレクタコンタクト層上、前記ベース層上、及
    び前記エミッタコンタクト層上に、それぞれコレクタ電
    極、ベース電極、及びエミッタ電極を形成する工程と、
    前記コレクタ電極、ベース電極、及びエミッタ電極を形
    成する工程の後にサイクロテン樹脂をスピンコーティン
    グ法によって前記電極を有する半導体装置の表面に塗
    布した後、キュアリングすることによって該サイクロテ
    ン樹脂を完全に硬化させることにより、前記コレクタ電
    極、ベース電極、及びエミッタ電極を有する半導体装置
    表面を保護するパッシベーション膜を形成する工程
    と、前記パッシベーション膜上に前記キュアリング
    度より低い温度でシリコン酸化膜(SiO)を形成
    し、該シリコン酸化膜を、通常のフォトレジストをマス
    クにして六フッ化エタン(C )ガスを用いた反応
    性イオンエッチング法によってエッチングした後、前記
    パッシベーション膜を、六フッ化硫黄(SF )と酸素
    (O )の混合ガスを用いた反応性イオンエッチング法
    により、前記シリコン酸化膜に対して選択的にエッチン
    グすることにより、前記コレクタ電極上、前記ベース電
    極上、及び前記エミッタ電極上に配線用コンタクトホー
    ルを同時に形成する工程と、を含むことを特徴とする半
    導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】前記サイクロテン樹脂はビスベンゾシクロ
    ブテン(BCB)であることを特徴とする請求項1に記
    載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】前記キュアリングの温度は、少なくともベ
    ース層にベース電極をオーミック接合させるためのオー
    ミックアロイ温度よりも低いことを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
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