JP3347069B2 - 乗員検知システム - Google Patents

乗員検知システム

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JP3347069B2 JP24589398A JP24589398A JP3347069B2 JP 3347069 B2 JP3347069 B2 JP 3347069B2 JP 24589398 A JP24589398 A JP 24589398A JP 24589398 A JP24589398 A JP 24589398A JP 3347069 B2 JP3347069 B2 JP 3347069B2
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信洋 小代田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は乗員検知システム
に関し、特にエアバッグ装置を搭載した自動車の助手席
における乗員が大人か子供かによって、エアバッグ装置
を所定の動作モ−ドに設定し得る乗員検知システムの改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、エアバッグ装置は自動車の衝突
時に乗員が受ける衝撃を緩和するための装置であって、
自動車の安全性になくてならないものになっており、近
時、運転席のみならず、助手席にも設置されるようにな
っている。
【0003】特に、助手席にもエアバッグ装置が設置さ
れている場合には、衝突時に、助手席への乗員の着席の
有無に関係なく、エアバッグが展開する。乗員が着席し
ていない場合にはエアバッグの展開は無意味なものとな
り、それを復旧させるための修理費が必要になる。
【0004】そこで、このような無駄を省くためには、
乗員検知装置を設けてシ−トに乗員が着席しているか否
かを確認し、乗員が着席していない場合にのみ、衝突し
てもエアバッグ装置が展開動作しないようにすればよ
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようにシ−トへの
乗員の着席の有無を検知する乗員検知装置としては各種
の提案がなされている。例えば特開平4−46843号
公報,実開平3−52266号公報,特開昭61−11
3527号公報には荷重センサをシ−トの内部に組み込
んだ乗員検知装置が開示されている。又、特表平9−5
09118号公報にはシ−トの着席部と背もたれ部とに
電極を配置すると共に、電極間又は電極と車両のシャ−
シとの間に発振回路を接続した乗員検知装置が開示され
ている。
【0006】前者の各乗員検知装置によれば、シ−トに
荷重が作用していると荷重センサが反応し、シ−トに荷
重が作用していないと荷重センサが反応しないことか
ら、乗員の着席の有無を荷重センサによって的確に検知
することができる。後者の乗員検知装置によれば、シ−
トに乗員が着席していると電極間ないし電極とシャ−シ
との間の静電容量が増加し、シ−トに乗員が着席してい
ないと電極間ないし電極とシャ−シとの間の静電容量が
減少することから、静電容量の変化に基づく発振周波数
の変化を検出することにより、乗員の着席の有無を的確
に検知することができる。従って、助手席に乗員が着席
していない時には、エアバッグ装置の展開動作を未然に
防止でき、上述のような無駄を省くことができるもので
ある。
【0007】ところで、近時、エアバッグ装置を搭載し
た自動車に衝突などによる衝撃が付与された際には、シ
−トに着席している乗員の頭部位置に応じてエアバッグ
装置を木目細かく制御できることが望まれている。例え
ば乗員が子供の場合には、通常、座高が低くことに伴っ
て頭部位置も低いことから、このような場合には、仮に
自動車が衝突しても、エアバッグ装置のエアバッグを展
開させないことが望ましい場合がある。
【0008】しかしながら、上述の先行技術に開示され
ている荷重センサ及び静電容量の検出センサ(電極)で
は、乗員の着席の有無は検知できても、着席している乗
員の頭部位置に基づいて乗員が大人か子供かの識別まで
的確に検知することはできないという問題がある。
【0009】従って、乗員の頭部位置に応じてエアバッ
グ装置を木目細かく適切に制御できる乗員検知システム
が望まれている。
【0010】それ故に、本発明の目的は、シ−トに着席
している乗員が大人か子供かを的確に検知できる上、こ
の検知結果に基づいてエアバッグ装置を適切に制御可能
な乗員検知システムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、上述
の目的を達成するために、シ−トの背もたれ部に上下方
向にほぼ一定の間隔で配置した複数の帯状のアンテナ電
極と、アンテナ電極の周辺に微弱電界を発生させるため
の電界発生手段と、複数のアンテナ電極のうち、特定の
アンテナ電極に電界発生手段を選択的に切換・接続する
切換回路と、切換回路の切換動作によって選択されたア
ンテナ電極の近傍に位置する物体の電気的特性に応じて
該アンテナ電極に流れる電流を検出する電流検出回路
と、制御回路とを具備し、前記制御回路は、少なくと
も、乗員の頭部位置に関するしきい値デ−タを記憶する
記憶手段と、電流検出回路からの出力信号を取り込む手
段と、電流検出回路から取り込んだ信号デ−タとしきい
値デ−タとを比較することにより、乗員の頭部位置を判
断する判断手段とを有することを特徴とする。
【0012】又、本発明の第2の発明は、シ−トの背も
たれ部に上下方向にほぼ一定の間隔で配置した複数の帯
状のアンテナ電極と、アンテナ電極の周辺に微弱電界を
発生させるための電界発生手段と、複数のアンテナ電極
のうち、特定のアンテナ電極に電界発生手段を選択的に
切換・接続する切換回路と、切換回路の切換動作によっ
て選択されたアンテナ電極の近傍に位置する物体の電気
的特性に応じて該アンテナ電極に流れる電流を検出する
電流検出回路と、制御回路と、エアバッグ装置とを具備
し、前記制御回路は、少なくとも、乗員の頭部位置に関
するしきい値デ−タを記憶する記憶手段と、電流検出回
路からの出力信号を取り込む手段と、電流検出回路から
取り込んだ信号デ−タとしきい値デ−タとを比較するこ
とにより、乗員の頭部位置を判断する判断手段とを有
し、この制御回路の判断結果に基づくデ−タをエアバッ
グ装置に送信し、エアバッグ装置のエアバッグを展開可
能な状態又は展開不可能な状態のいずれか一方にセット
することを特徴とする。
【0013】さらには、本発明の第3の発明は、前記切
換回路の切換動作を、制御回路からの信号に基づいて行
うことを特徴とし、第4の発明は、前記複数の帯状のア
ンテナ電極をシ−トの背もたれ部に、背もたれ部の幅方
向の広い範囲に亘ってほぼ水平に離隔して配置したこと
を特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の基本原理について
説明する。この発明にかかる乗員検知システムは、基本
的にはシ−トに配置されたアンテナ電極に発生させた微
弱電界(Electric Field)の乱れを利用するものであ
って、具体的にはシ−トの背もたれ部に離隔して配置し
た複数のアンテナ電極の周辺に選択的に微弱電界を発生
させ、これらのアンテナ電極の近傍に位置する物体の電
気的特性によってそれぞれのアンテナ電極に流れる電流
に基づいて乗員のシ−トへの着席状況を検知するもので
ある。特に、アンテナ電極を増加させることによって、
シ−ト上の乗員などを含む物体についての多くの情報を
得ることが可能となり、シ−トへの乗員の着席状況をよ
り的確に検知することができる。
【0015】この原理を利用した本発明にかかる乗員検
知システムの実施例について図1〜図4を参照して説明
する。図1〜図2は本発明にかかる助手席(運転席)の
シ−ト及びアンテナ電極の配置構成を示しており、シ−
ト1は主として着席部1aと背もたれ部1bとから構成
されている。着席部1aは、例えば前後にスライド可能
なベ−ス2に固定されたシ−トフレ−ム3と、シ−トフ
レ−ム3の上部に配置されたクッション材と、クッショ
ン材を覆う外装材とから構成されており、背もたれ部1
bは、例えばシ−トフレ−ムの前面側にクッション材を
配置すると共に、クッション材を外装材で被覆して構成
されている。特に、背もたれ部1bには複数の帯状のア
ンテナ電極4(4a〜4g)が、ほぼ水平状態で互いに
上下方向に離隔し、かつ背もたれ部の幅方向の広い範囲
に亘って位置するように配置されている。尚、このアン
テナ電極4は外装材の内側の他、外側に配置したり、或
いは外装材自身に設けることもできる。又、シ−トフレ
−ム3ないしその近傍には後述する制御ユニット10が
配置されている。
【0016】このアンテナ電極4は、例えば導電性の布
地にて構成されているが、糸状の金属を背もたれ部1b
のシ−ト布面に織り込んだり、布面に導電性ペイントを
被着したり、金属板を配置したりして構成することもで
きる。特に、このアンテナ電極4は、例えば図2に示す
ように、絶縁部材よりなるベ−ス部材5の一方の面に同
一サイズの帯状(例えば幅30mm,長さ280mm)
のアンテナ電極4a〜4gを互いに上下方向に所定の間
隔(例えば10mm)だけ離隔して配置し、一体化する
ことによって構成することが望ましく、背もたれ部1b
の外装材の内側に配置される。そして、それぞれのアン
テナ電極4a〜4gからはリ−ド線6(6a〜6g)が
独立して導出されており、後述する制御ユニット10の
コネクタ(或いは端子)19a〜19gに接続されてい
る。
【0017】上述のシ−ト1のシ−トフレ−ム3ないし
その近傍には制御ユニット10が配置されており、この
制御ユニット10は、例えば図3に示すように、例えば
周波数が120KHz程度で、電圧が5〜12V程度の
高周波低電圧を出力し、アンテナ電極の周辺に微弱電界
を発生させるための電界発生手段(例えば発振回路)1
1と、発振回路11からの送信信号の電圧振幅をほぼ一
定に制御する振幅制御回路12と、送信信号の送信電流
を検出する電流検出回路15と、電流検出回路15の出
力信号を直流に変換するAC−DC変換回路16と、A
C−DC変換回路16の出力信号を増幅する増幅器17
と、電流検出回路15に接続され、かつ複数のスイッチ
ング手段18a〜18gを有するアンテナ電極4a〜4
gの切換回路18と、切換回路18のスイッチング手段
18a〜18gに接続され、かつ制御ユニットのハウジ
ングに配置されたコネクタ19a〜19gと、電流検出
回路15の振幅制御回路側(発振回路側)及び切換回路
側(アンテナ電極側)に接続され、発振回路からの送信
信号とアンテナ電極への出力信号との位相差を検出する
位相差検出回路20と、位相差検出回路20の出力信号
を増幅する増幅器21と、CPU,外部メモリなどを含
む制御回路22と、ハウジングに配置され、図示しない
バッテリ電源に接続されるコネクタ23と、コネクタ2
3に接続され、制御ユニット10の構成要素が必要とす
る電源を生成する電源回路24とから構成されている。
この制御ユニット10の制御回路22にはエアバッグ装
置30が接続されている。尚、切換回路18(スイッチ
ング手段18a〜18g)の選択的な切換は制御回路2
2からの信号に基づいて行われる。
【0018】この制御ユニット10において、振幅制御
回路12は、例えば送信信号の電圧振幅を可変する振幅
可変回路13と、送信信号の電圧振幅を検出する振幅検
出回路14とから構成されている。そして、振幅可変回
路13は、例えばプログラマブルゲインアンプ(PG
A)よりなる振幅可変部13aから構成されており、振
幅検出回路14は、例えばオペアンプなどよりなる電圧
振幅の検出部14aと、検出部14aの出力信号を直流
に変換するAC−DC変換回路14bと、AC−DC変
換回路14bの出力信号を増幅する増幅器14cとから
構成されている。尚、増幅器14cの出力信号は制御回
路22に供給され、振幅可変部13aに対する振幅可変
信号は制御回路22から出力される。
【0019】又、この制御ユニット10において、電流
検出回路15は、例えば回路(送信信号系)に直列に接
続されたインピ−ダンス素子例えば抵抗15aと、抵抗
15aの端子電圧を増幅する差動増幅器などの増幅器1
5bとから構成されている。この電流検出回路15の出
力側はAC−DC変換回路16,増幅器17を介して制
御回路22に接続されている。そして、電流検出回路1
5における抵抗15aの出力側は切換回路18を介して
コネクタ19a〜19gに接続されている。
【0020】さらに、位相差検出回路20は、例えば図
4(a)に示すように、発振回路11からの送信信号及
びアンテナ電極4(4a〜4g)への出力信号を別々に
正弦波から方形波に波形整形する波形整形回路20a,
20aと、第1のフリップフロップ回路20b1と、第
2のフリップフロップ回路20b2と、積分回路20c
とから構成されており、しかも、波形整形回路20a
は、例えば同図(b)に示すように構成されている。
尚、発振回路11の出力たる高周波低電圧が、電源回路
24にて作られた例えば+5Vの単電源からスイッチン
グ操作などによって生成される場合(生成電圧の波形が
方形波の場合)には、波形整形回路20aは省略でき
る。
【0021】このように構成された乗員検知システム
は、次のように動作する。まず、発振回路11から高周
波低電圧が送信されると、それの電圧振幅が振幅検出回
路14の検出部14aにて検出され、その検出信号はA
C−DC変換回路14bにて直流に変換され、増幅器1
4cにて増幅されて制御回路22に入力される。制御回
路22では検出された電圧振幅が所定の振幅値になって
いるか否かを判断し、所定の電圧振幅に修正するための
振幅可変信号が振幅可変部13aに出力される。これに
よって、送信信号の電圧振幅は所定の振幅に修正され、
以後、振幅可変回路13及び振幅検出回路14の連携動
作により、一定の振幅に制御される。
【0022】電圧振幅が一定化された送信信号は電流検
出回路15,切換回路18,コネクタを介してアンテナ
電極4に供給され、その結果、アンテナ電極4の周辺に
は微弱電界が発生される。この際に、切換回路18は制
御回路22からの信号によって開閉制御が行われ、最初
にスイッチング手段18aのみが閉成され、次にスイッ
チング手段18bのみが閉成され、以下同様にして順次
に特定のスイッチング手段のみが閉成されると同時にそ
の他のスイッチング手段は開放されるように切換制御さ
れる。従って、特定のスイッチング手段(18a〜18
g)が閉成された場合には、電圧振幅が一定化された送
信信号は電流検出回路15,特定のスイッチング手段
(18a〜18g),特定のコネクタ(19a〜19
g)を介して特定の帯状のアンテナ電極(4a〜4g)
に供給され、その結果、特定の帯状のアンテナ電極(4
a〜4g)の周辺には微弱電界が発生され、シ−ト1に
着席している乗員の着席姿勢に応じた電流が流れる。即
ち、乗員の背中,肩,首,頭部の誘電率の違いに応じた
異なった電流が流れる。この電流は電流検出回路15に
よって検出され、AC−DC変換回路16にて直流に変
換され、増幅器17にて増幅されて制御回路22に次々
と入力される。
【0023】一方、電流検出回路15の両端の信号(電
圧)、即ち振幅制御回路側における発振回路11からの
送信信号及び切換回路側(アンテナ電極側)におけるア
ンテナ電極4への出力信号が位相差検出回路20に入力
されると、正弦波信号は、図5(a)に示すように、波
形整形回路20aによって方形波に整形され、第1,第
2のフリップフロップ回路20b1,20b2に出力さ
れる。送信側の方形波出力の立ち上がりエッジ(図示矢
印)が第1のフリップフロップ回路20b1の端子CK
にて検出され、端子Qバ−はハイ(High)出力とな
る。一方、受信側も、同図(b)に示すように、方形波
出力の立ち上がりエッジ(図示矢印)が第2のフリップ
フロップ回路20b2の端子Bにて検出され、端子Qバ
−からは一瞬だけロウ(Low)出力がワンショット出
力される。この出力信号が第1のフリップフロップ回路
20b1の端子RESに入力されることにより、第1の
フリップフロップ回路20b1の端子Qバ−の出力は、
同図(c)に示すように、ロウに反転される。この出力
が位相量(位相差)となり、積分回路20cを通すこと
により電圧に変換され、増幅器21を介して制御回路2
2に入力される。尚、この位相量の検出動作は、電流検
出回路15による各アンテナ電極への送信電流の検出動
作に対応して順次に行われる。
【0024】制御回路22には、予め、シ−トに着席し
ている乗員の頭部位置に関するしきい値(しきい値デ−
タ)及び電流検出回路15への送信信号とアンテナ電極
への出力信号との位相差に関するしきい値(しきい値デ
−タ)が記憶手段に記憶されている。具体的には、頭部
位置に関するしきい値に関しては次のように設定されて
いる。例えば図6(a)及び(b)に示すように、シ−
ト1にそれぞれ大人の乗員P及び子供の乗員SPが着席
している場合には、乗員の頭部,首,肩,背中における
誘電率の違いによってそれぞれのアンテナ電極への送信
電流のレベルが異なり、肩から下の部位ではアンテナ電
極への送信電流のレベルが最も高く、次に頭部であり、
首は最も低いレベルとなる。従って、肩と首との間に生
ずる送信電流の大きなレベル差を利用することにより肩
のラインが検出でき、そのラインから上方が頭部である
と判断されることから、大人の肩に対向するアンテナ電
極の位置(高さ)と子供の肩に対向するアンテナ電極の
位置(高さ)との中間的な位置(高さ)が頭部位置に関
するしきい値として設定される。このしきい値は、図6
(a)の大人の乗員Pの場合、肩のラインはアンテナ電
極4cであり、同図(b)の子供の乗員SPの場合、肩
のラインはアンテナ電極4eであることから、それぞれ
の中間的な位置のアンテナ電極4dより上方に肩のライ
ンが存在する場合にはその乗員は大人であると判断され
る。具体的なしきい値としては、背もたれ部1bの下方
のアンテナ電極4gからアンテナ電極4dまでの4個が
しきい値4として設定される。
【0025】一方、位相差に関しては、位相差検出回路
20によってシ−ト1に乗員が着席している時に検出さ
れる平均的な位相差と、人以外の存在によって検出され
る平均的な位相差との間の任意値が人が着席していると
判断するしきい値として設定されている。尚、シ−トの
状態(例えば水濡れなど)によっては、しきい値に上限
と下限とを設定することもでき、その範囲内に位相差デ
−タが存在する場合には人が着席していると判断され
る。従って、制御回路22では、このような予め記憶さ
れた頭部位置に関するしきい値デ−タ及び位相差に関す
るしきい値デ−タと、入力された電流に基づく頭部位置
デ−タ及び位相差デ−タとが比較されることにより、シ
−ト1に着席している乗員が大人であるか子供であるか
などが精度よく判断される。
【0026】従って、制御回路22のメモリ(記憶手
段)に取り込まれた信号デ−タ(頭部位置デ−タ)は、
予め制御回路22の外部メモリ(記憶手段)に記憶され
ている頭部位置に関するしきい値デ−タと比較され、例
えば図6(a)に示すように、肩のラインがアンテナ電
極4gから数えて4以上の5である場合には、乗員は大
人Pであると判断される。これによって、エアバッグ装
置30は制御回路22からの送信信号によって、エアバ
ッグが展開可能なるようにセットされる。逆に、図6
(b)に示すように、肩のラインがアンテナ電極4gか
ら数えて4未満の3である場合には、乗員は子供SPで
あると判断される。これによって、エアバッグ装置30
は制御回路22からの送信信号によって、エアバッグが
展開不可能にセットされる。
【0027】この実施例によれば、シ−ト1の背もたれ
部1bにはそれの幅方向の広い範囲に亘って複数の帯状
のアンテナ電極4(4a〜4g)がほぼ水平状態で互い
に上下方向に離隔して配置されており、それぞれのアン
テナ電極には順番に高周波低電圧の印加により微弱電界
が発生されるために、シ−ト1に着席している乗員の頭
部,首,肩,背中に対向するアンテナ電極4(4a〜4
g)にはそれぞれの部位の誘電率の違いに応じた電流が
流れる。従って、これらの電流から肩のラインを抽出し
て頭部位置を検出することによって、シ−トに着席して
いる乗員が大人であるか否かを容易に検知することがで
きる。
【0028】又、複数の帯状のアンテナ電極4a〜4g
は背もたれ部1bの幅方向の広い範囲に亘って配置され
るように帯状に構成されているために、乗員のシ−ト1
に対する着席姿勢がシ−トの横方向に若干ずれても、頭
部位置の検出を正規位置に着席している場合と同様に精
度よく行うことができる。従って、乗員の着席姿勢にあ
まり影響されることなく、乗員の頭部位置を的確に検知
することができる。
【0029】しかも、電流検出回路15の発振回路側及
びアンテナ電極側における発振回路からの送信信号とア
ンテナ電極4への出力信号との位相差はシ−ト1に存在
する物体によって異なる。特に、その物体が人の場合に
はそれ以外の物体に比較して識別可能な程度のレベル差
の位相差を有する。従って、位相差検出回路20にて位
相差を検出することによって、検出電流に基づく頭部位
置に関連する信号デ−タとの判断と相俟って簡易的に乗
員のシ−ト1への着席の有無を確実に検知することがで
きる。
【0030】特に、エアバッグ装置30のエアバッグ
は、頭部位置が高いことから乗員が大人であると判断さ
れた場合には展開可能な状態に、頭部位置が低いことか
ら乗員が子供SPであると判断された場合には展開不可
能な状態に設定される。従って、仮に自動車が衝突して
も、エアバッグ装置は頭部位置がしきい値より高いか否
か(即ち、乗員が大人か子供か)に基づいて木目細かく
適切に制御することができる。
【0031】又、制御ユット10において、電源回路2
4による単電源をシステム電源として利用すると共に、
発振回路11を正電源のみでほぼ方形波の高周波低電圧
が生成されるように構成すれば、電源回路24,発振回
路11は勿論のこと、ユニットの回路構成が簡略化で
き、システムのコストをも大幅に低減できる。
【0032】さらには、アンテナ電極4(4a〜4g)
に送信される送信信号の電圧振幅は振幅制御回路12に
てほぼ一定になるように制御されるために、電流検出回
路15にて検出された電流に関連するデ−タと制御回路
22に記憶されている頭部位置に関するしきい値デ−タ
との比較・判断が容易になり、信頼性,精度の高い検知
が可能となる。
【0033】尚、本発明は、何ら上記実施例にのみ制約
されることなく、例えばシ−トへのアンテナ電極の配置
数は適宜に増減でき、例えば実施例の7個より増加すれ
ば頭部位置の検出をさらに正確に行うことができる。
又、電界発生手段は発振回路の他、制御回路のクロック
信号を適宜に分周して高周波低電圧を発生するように構
成したり、制御回路からのクロック信号を利用して直流
電源をスイッチング操作することによってほぼ方形波の
高周波低電圧を発生させるように構成することもできる
し、それの出力周波数も車室内などの状況などに応じて
120KHz以外に設定することもできるし、その電圧
も5〜12Vの範囲外でも使用できる。さらには、振幅
制御回路,位相差検出回路はシステム電源の精度,シス
テムに期待される機能などによっては省略することもで
きる。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、シ−ト
の背もたれ部にはそれの幅方向の広い範囲に亘って複数
の帯状のアンテナ電極がほぼ水平状態で互いに上下方向
に離隔して配置されており、それぞれのアンテナ電極に
は適宜に高周波低電圧の印加により微弱電界が発生され
るために、シ−トに着席している乗員の頭部,首,肩な
どに対向するアンテナ電極にはそれぞれの部位の誘電率
の違いに応じた電流が流れる。従って、これらの電流か
ら肩のラインを抽出して頭部位置を検出することによっ
て、シ−トに着席している乗員が大人であるか否かを容
易に検知することができる。
【0035】又、複数のアンテナ電極は背もたれ部の幅
方向の広い範囲に亘って配置されるように帯状に構成さ
れているために、乗員のシ−トに対する着席姿勢がシ−
トの横方向に若干ずれても、頭部位置の検出を正規位置
に着席している場合と同様に精度よく行うことができ
る。従って、乗員の着席姿勢にあまり影響されることな
く、乗員の頭部位置を的確に検知することができる。
【0036】特に、エアバッグ装置のエアバッグは、頭
部位置が高いことから乗員が大人であると判断された場
合には展開可能な状態に、頭部位置が低いことから乗員
が子供SPであると判断された場合には展開不可能な状
態に設定される。従って、仮に自動車が衝突しても、エ
アバッグ装置は頭部位置がしきい値より高いか否か(乗
員が大人か子供か)に基づいて木目細かく適切に制御す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる乗員検知システムの車室内部分
を示す図であって、同図(a)はシ−トへのアンテナ電
極の配置状態を示す側面図、同図(b)は同図(a)の
正面図。
【図2】図1に示すアンテナ電極の具体的構成図であっ
て、同図(a)は平面図、同図(b)は同図(a)の断
面図。
【図3】本発明にかかる乗員検知システムの回路ブロッ
ク図。
【図4】同図(a)は図3に示す位相差検出回路の具体
例な回路ブロック図、同図(b)は波形整形回路の回路
ブロック図。
【図5】図4に示す位相差検出回路の動作を説明するた
めの図であって、同図(a)は送信信号及び第1のフリ
ップフロップ回路の出力信号の波形図、同図(b)は出
力信号及び第2のフリップフロップ回路の出力信号の波
形図、同図(c)は第1,第2のフリップフロップ回路
の出力信号から位相量の検出状態を示す図。
【図6】シ−トにおける乗員の着席状態を説明するため
の図であって、同図(a)は大人の着席状態を示す図、
同図(b)は子供の着席状態を示す図。
【符号の説明】
1 シ−ト 1a 着席部 1b 背もたれ部 4(4a,4b・・・4g) アンテナ電極 5 ベ−ス部材 6(6a,6b・・・6g) リ−ド線 10 制御ユニット 11 発生手段(発振回路) 12 振幅制御回路 13 振幅可変回路 14 振幅検出回路 15 電流検出回路 16 AC−DC変換回路 17,21 増幅器 18(18a,18b・・・18g) 切換回路 19a,19b・・・19g コネクタ(端子) 20 位相差検出回路 22 制御回路 24 電源回路 30 エアバッグ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大藤 眞弘 神奈川県横浜市神奈川区新浦島町1丁目 1番地25 日本電気ロボットエンジニア リング株式会社内 (72)発明者 福井 努 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (72)発明者 小代田 信洋 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (72)発明者 伊能 隆 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (72)発明者 長井 誠 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (56)参考文献 特表2000−505550(JP,A) 国際公開97/31238(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01V 3/08 B60N 2/44 B60R 21/32

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シ−トの背もたれ部に上下方向にほぼ一
    定の間隔で配置した複数の帯状のアンテナ電極と、アン
    テナ電極の周辺に微弱電界を発生させるための電界発生
    手段と、複数のアンテナ電極のうち、特定のアンテナ電
    極に電界発生手段を選択的に切換・接続する切換回路
    と、切換回路の切換動作によって選択されたアンテナ電
    極の近傍に位置する物体の電気的特性に応じて該アンテ
    ナ電極に流れる電流を検出する電流検出回路と、制御回
    路とを具備し、前記制御回路は、少なくとも、乗員の頭
    部位置に関するしきい値デ−タを記憶する記憶手段と、
    電流検出回路からの出力信号を取り込む手段と、電流検
    出回路から取り込んだ信号デ−タとしきい値デ−タとを
    比較することにより、乗員の頭部位置を判断する判断手
    段とを有することを特徴とする乗員検知システム。
  2. 【請求項2】 シ−トの背もたれ部に上下方向にほぼ一
    定の間隔で配置した複数の帯状のアンテナ電極と、アン
    テナ電極の周辺に微弱電界を発生させるための電界発生
    手段と、複数のアンテナ電極のうち、特定のアンテナ電
    極に電界発生手段を選択的に切換・接続する切換回路
    と、切換回路の切換動作によって選択されたアンテナ電
    極の近傍に位置する物体の電気的特性に応じて該アンテ
    ナ電極に流れる電流を検出する電流検出回路と、制御回
    路と、エアバッグ装置とを具備し、前記制御回路は、少
    なくとも、乗員の頭部位置に関するしきい値デ−タを記
    憶する記憶手段と、電流検出回路からの出力信号を取り
    込む手段と、電流検出回路から取り込んだ信号デ−タと
    しきい値デ−タとを比較することにより、乗員の頭部位
    を判断する判断手段とを有し、この制御回路の判断結
    果に基づくデ−タをエアバッグ装置に送信し、エアバッ
    グ装置のエアバッグを展開可能な状態又は展開不可能な
    状態のいずれか一方にセットすることを特徴とする乗員
    検知システム。
  3. 【請求項3】 前記切換回路の切換動作を、制御回路か
    らの信号に基づいて行うことを特徴とする請求項1又は
    2に記載の乗員検知システム。
  4. 【請求項4】 前記複数の帯状のアンテナ電極をシ−ト
    の背もたれ部に、背もたれ部の幅方向の広い範囲に亘っ
    てほぼ水平に離隔して配置したことを特徴とする請求項
    1又は2に記載の乗員検知システム。
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