JP3346473B2 - 加入者回路の転極システム - Google Patents

加入者回路の転極システム

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、転極機能内蔵の電子化
給電回路を有する加入者回路に関する。特に、本発明
は、転極時に発生するインパルス雑音を抑制する加入者
回路の転極システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図2は本発明の前提となる加入者回路の
転極システムを示す概略構成ブロック図である。本図に
示す給電回路を内蔵する加入者回路は、電話の加入者線
に1対のRing端子1、Tip端子2が接続され、R
ing端子1、Tip端子2には通話用の電流が供給さ
れ、等価給電抵抗値より低い抵抗値に帰還がかけられ、
所望の等価給電抵抗を実現する。
【0003】さらに、Ring端子1、Tip端子2に
はそれぞれRr抵抗3、Rt抵抗4がそれぞれ接続さ
れ、Rr抵抗3、Rt抵抗4はそれぞれ抵抗値RF、例
えば、50Ωを有する。Rr抵抗3、Rt抵抗4の他の
Rd、Td端子にはAt、Ar駆動回路5、6がそれぞ
れ接続され、At、Ar駆動回路5、6はプッシュプル
タイプの出力回路であり、演算増幅器等を使った回路で
構成される。
【0004】さらに、Ring端子1、Tip端子2に
は差動電圧検出回路(Adiff)7が接続され、差動
電圧検出回路7の出力は、帰還量が1であり、駆動回路
5、6に帰還される。Rr抵抗3のRd端子に、Rt抵
抗4のTd端子に直流帰還用電圧検出回路(DCDE
T)8が接続され、直流帰還用電圧検出回路8はRd端
子と基準電圧(例えば、地電圧:GND)の差電圧と、
Td端子と基準電圧(例えば、地電圧:GND)の差電
圧のいずれかを転極時の極性反転制御信号により選択
し、1/mにして取り出す。
【0005】直流帰還用電圧検出回路8の出力にはロー
パスフィルタ(LPF)9が接続され、ローパスフィル
タ9は直流帰還用電圧検出回路8の出力に含まれるAC
信号成分を除去する。ローパスフィルタ9の出力はA
t、Ar駆動回路5、6の入力として帰還され、Rr抵
抗3、Rt抵抗4はRFのm倍の抵抗値を有し、ローパ
スフィルタ9が有する時定数と等しい等価インダクタン
スを実現できる。
【0006】Ring端子1、Tip端子2には差動電
圧検出回路(Adiff24)10が接続され、差動電
圧検出回路10は+5V系で2線4線変換処理を行なう
ためのダイナミックレンジを確保するために音声信号を
1/倍にして取り出す。差動電圧検出回路10の出力
にはハイパスフィルタ(HPF)11が接続され、ハイ
パスフィルタ11は、2線の−48V系直流差電圧を含
んだ音声信号を+5V系の交流音声信号として処理する
ために、直流成分を除去する。
【0007】なお、ハイパスフィルタ11のカットオフ
周波数は、2線側から取り出した差動信号に帰還をかけ
て、所望の2線の終端インピダンス(Zt)を多種多様
(例えば、ITU−T(International
Telecommunication Union-T
elecommunicaiton Sector)の
Q.552のTable/Q552に記述されている各
国のインピダンス:600Ω+1.0uF、220+
(820Ω//115nF)、900Ω+2.16uF
等)に実現可能とするために、音声帯域に影響を与えな
いような低い値(例えば、時定数100mS)に設定さ
れている。
【0008】ハイパスフィルタ11の出力には終端関数
発生回路(HZ)12が接続され、終端関数発生回路1
2は所望のインピダンス(Zt)を1/K倍の値にスケ
ーリングした関数(2RF/Zt×1/K)を実現す
る。なお、終端関数発生回路12の出力はAt、Ar駆
動回路5、6の入力にそれぞれ加算される。
【0009】ハイパスフィルタ11、ローパスフィルタ
9には、クランプ機能が設けられ、このクランプ機能
は、音声信号の振幅では応答しないが、DP(Dial
Pulse)検出時のような急激で大きい電流変化が
あった場合に追従できるように時定数を短くする機能が
ある。
【0010】
【発明が解決しょうとする課題】しかしながら、上記加
入者回路の転極システムでは、極性反転制御信号を正転
から反転、又は、反転から正転に切り替えると、Rin
g端子1、Tip端子2の間の電圧変動が非常に大きな
インパルス雑音として聞こえるという第1の問題があ
る。
【0011】その理由は、反転信号の切替わりと同時
に、直流帰還用電圧検出回路8の入力をTd端子の電圧
からRd端子の電圧に切り替えると、前述のハイパスフ
ィルタ11、ローパスフィルタ9に設けられたクランプ
機能が動作して、Ring端子1、Tip端子2の間の
電圧が瞬時に逆転し、電圧変動分が非常に大きなインパ
ルス雑音として聞こえるためである。次に、インパルス
雑音を小さくしようとすると、2線側に非常に大きな雑
音抑圧のフィルタが必要となり、構成も複雑で高価にな
るという問題がある。
【0012】次に、転極時に、2線側における大きな雑
音抑圧のためにハイパスフィルタ11、ローパスフィル
タ9のクランプ機能を動作させないように、ハイパスフ
ィルタ11、ローパスフィルタ9の時定数でハイパスフ
ィルタ11、ローパスフィルタ9を動作させると、転極
時間が100mS以上と長くかかり過ぎて、所定の転極
パルス時間を設定できなくなるという問題がある。
【0013】したがって、本発明は上記問題点に鑑み
て、転極時に生じる加入者線に接続されるRing端子
1、Tip端子2間の電圧変動を緩和することで、Ri
ng端子1、Tip端子2の2線の先に大きな雑音フィ
ルタを設けることなく、小型の回路で転極時に発生する
可聴インパルス雑音を小さく抑えることができる加入者
回路の転極システムを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するために、1対の電話加入者線に接続されるTip
端子、Ring端子に通話用の電流を供給するために帰
還をかけて所望の等価給電抵抗を形成する給電回路を内
蔵する加入者回路の転極システムにおいて、前記Tip
端子、Ring端子にそれぞれ接続される1対のRt抵
抗、Rr抵抗と、前記Rt抵抗、Rr抵抗を介してTi
p端子、Ring端子に通話用の電流を供給するAt、
Ar駆動回路と、前記Tip端子、Ring端子間の電
圧を検出して前記At、Ar駆動回路に帰還するための
帰還差動電圧検出回路と、転極信号に応じて、正転の場
合は前記Rr抵抗の他端子電圧と基準電圧との差電圧、
反転の場合は前記Rt抵抗の他端子電圧と基準電圧との
差電圧を1/m倍して取り出して前記At、Ar駆動回
路に帰還して前記Rr抵抗、前記Rt抵抗の値をm倍に
して前記等価給電抵抗を形成する直流帰還用電圧検出回
路と、前記直流帰還用電圧検出回路と前記At、Ar駆
動回路の間に接続され、直流帰還用電圧検出回路から前
記At、Ar駆動回路に帰還される差電圧に含まれる交
流成分を除去し、時定数を短くできるローパスフィルタ
と、前記Tip端子、Ring端子間に接続され、2線
4線変換処理を行いダイナミックレンジを確保するため
に音声信号を1/K倍にして取り出す2線4線差動電圧
検出回路と、前記差動電圧検出回路に接続され、前記音
声信号の直流成分を除去し、時定数を短くできるハイパ
スフィルタと、前記ハイパスフィルタに接続され、2線
側の入力インピーダンスを1/K倍の値にスケーリング
した関数を実現し、出力を前記At、Ar駆動回路に帰
還する終端関数発生回路と、正転から反転に又は逆に反
転から正転に転極する場合には、前記ローパスフィル
タ、前記ハイパスフィルタの時定数を一定時間短くし、
前記直流帰還用電圧検出回路の取り出し電圧の比率1/
を徐々に小さくし、小さくなったことを確認して前記
At、Ar駆動回路への出力を入替えると同時に、前記
取り出し電圧を切り替え、前記取り出し電圧を徐々に
に戻すように制御を行う極性反転制御回路とを備えるこ
とを特徴とする加入者回路の転極システムを提供する。
【0015】この手段により、転極時には、ローパスフ
ィルタの出力は短く設定された時定数で入力電圧に滑ら
かに追従する形で減少又は、増加し、通話電流も滑らか
に減少し、増加することが可能になる。このため、転極
時の2線間の電圧変化が緩やかになり、可聴雑音を低減
することが可能になる。好ましくは、前記直流帰還用電
圧検出回路には+5V系の電圧でも動作可能とするレベ
ルシフト機能が設けられる。前記直流帰還用電圧検出回
路は、前記取り出し電圧を徐々に小さくし、前記取り出
し電圧を元に戻す処理を行う。前記At、Ar駆動回路
は、プッシュプルタイプの出力段を有し、演算増幅器で
構成される。前記差動電圧検出回路、前記At、Ar駆
動回路は、平衡増幅器で構成される。
【0016】この手段により、雑音フィルタレスの小型
化の回路で転極時に2線間の電圧変化を緩やかにするこ
とが可能になる。好ましくは、前記極性反転制御回路
は、前記ローパスフィルタのコンデンサの電荷が無くな
ったときに、前記At、Ar駆動回路への出力を入替え
ると同時に、前記直流帰還用電圧検出回路の取り出し電
圧を切り替える。
【0017】この手段により、2線間の電圧変化を緩や
かにする転極が可能になる。好ましくは、前記ローパス
フィルタ、前記ハイパスフィルタの時定数を20mS程
度に短くし、時定数を変更する一定時間を100mS程
度とする。この手段により、転極する時間を確保するこ
とが可能になる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明に係る加入者
回路の転極システムを示す概略構成ブロック図である。
本図に示すように、図2と異なる構成は、極性反転制御
回路(REVCNT)13である。
【0019】極性反転制御回路13は極性反転制御信号
(revc)、転極時間設定信号を入力し、その出力は
ハイパスフィルタ11、ローパスフィルタ9に接続され
る。極性反転制御回路13は、入力する極性反転制御信
号が正転から反転に変ると、転極時間設定信号によって
一定時間ハイパスフィルタ11、ローパスフィルタ9の
時定数を短くする。なお、上記一定時間は、転極時間を
確保するために、例えば、100mS以下に設定され
る。
【0020】次に、極性反転制御回路13は直流帰還用
電圧検出回路8に接続され、極性反転制御信号の入力に
より、直流帰還用電圧検出回路8がTd端子の取り出し
電圧比(1/m)を徐々に小さくして行き、出力電圧を
小さくして行くように制御する。直流帰還用電圧検出回
路8の出力電圧が小さくなることにより、ローパスフィ
ルタ9の入力電圧も下がり、結果的にローパスフィルタ
9の出力電圧は、ローパスフィルタ9の時定数に応じて
追従する形で滑らかに減少することで通話電流も滑らか
に減り、線間電圧が閉じて行く。
【0021】ローパスフィルタ9のコンデンサCDCの
電荷(電圧)が無くなったことを検出して、At、Ar
駆動回路6、7への出力を相互に入れ替える。上記入れ
替えと同時に、直流帰還用電圧検出回路8の取り出し電
圧をTd端子からRd端子へ切り替える。次に、直流帰
還用電圧検出回路8の取り出し電圧比(1/m)を元の
所定値まで、徐々に戻して行く。
【0022】取り出し電圧比(1/m)を大きくして行
くことで、ローパスフィルタ9の出力電圧も徐々に大き
くなって電流も増加して線間電圧が開いて行き最終的に
は、極性反転の状態になる。反転への転極が完了した時
点で、短くしていたローパスフィルタ9、ハイパスフィ
ルタ11の時定数を元に戻す。
【0023】極性反転の状態で、転極信号を反転から正
転に戻すと、極性反転制御回路13は、極性反転時間設
定信号によって、一定時間ローパスフィルタ9、ハイパ
スフィルタ11の時定数を短くする。次に、極性反転制
御回路13は、極性反転制御信号の入力により、直流帰
還用電圧検出回路8がTd端子の取り出し電圧比(1/
m)を徐々に小さくして行き、出力電圧を小さくして行
くように制御する。
【0024】直流帰還用電圧検出回路8の出力電圧が小
さくなることにより、ローパスフィルタ9の入力電圧も
下がり、結果的にローパスフィルタ9の出力電圧は、ロ
ーパスフィルタ9の時定数に応じて滑らかに減少するこ
とで通話電流も追従する形で滑らかに減り、線間電圧が
閉じて行く。ローパスフィルタ9のコンデンサCDCの
電荷(電圧)が無くなったことを検出して、At、Ar
駆動回路6、7への出力を相互に入れ替える。
【0025】上記入れ替えと同時に、直流帰還用電圧検
出回路8の取り出し電圧をRd端子からTd端子へ切り
替える。次に、直流帰還用電圧検出回路8の取り出し電
圧比(1/m)を元の所定値まで、徐々に戻して行く。
取り出し電圧比(1/m)を大きくして行くことで、ロ
ーパスフィルタ9の電圧も徐々に大きくなって電流も増
加して線間電圧が開いて行き最終的には、極性正転の状
態になる。
【0026】正極への転極が完了した時点で、短くして
いたローパスフィルタ9、ハイパスフィルタ11の時定
数を元に戻す。なお、直流帰還用電圧検出回路8以降を
レベルシフト回路によって+5V系の回路で前記取り出
し電圧を徐々に小さくしたり、前記取り出し電圧を元に
戻したりする処理を実現するようにしてもよい。
【0027】さらに、2線側の電圧を検出して、1倍の
帰還量で返す差動電圧検出回路(Adiff)7からA
t、Ar駆動回路5、6の構成として平衡増幅器を使っ
た回路構成で実現してもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
極性反転制御信号が正転から反転に変ると極性反転制御
回路は極性反転時間設定信号によって一定時間ローパス
フィルタの時定数とハイパスフィルタの時定数を下げる
制御を行う。次に、極性反転制御回路は、直流帰還用電
圧検出回路がTd端子の電圧を取り出す1/mの比率を
小さくなるように可変させて、その後でRd端子の電圧
取り出しに切り替える。切り替え後は、小さくなってい
た1/mの比率を徐々に大きくして元の1/mに戻すよ
うに可変させる。
【0029】このため、極性反転時の2線間の電圧変動
が緩やかに制御できることができ、可聴雑音が低減可能
になる。給電回路自身に極性反転機能を持たせること
で、雑音フィルタレスの小型化の回路が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る加入者回路の転極システム
を示す概略構成ブロック図である。
【図2】図2は本発明の前提となる加入者回路の転極シ
ステムを示す概略構成ブロック図である。
【符号の説明】
1…Ring端子 2…Tip端子 3…Rr抵抗 4…Rt抵抗 5…Ar駆動回路 6…At駆動回路 7…差動電圧検出回路 8…直流帰還用電圧検出回路 9…ローパスフィルタ 10…2線4線作動電圧検出回路 11…ハイパスフィルタ 12…終端関数発生回路 13…極性反転制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 15/00 H04M 19/00 H04Q 3/42 104

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1対の電話加入者線に接続されるTip
    端子、Ring端子に通話用の電流を供給するために帰
    還をかけて所望の等価給電抵抗を形成する給電回路を内
    蔵する加入者回路の転極システムにおいて、 前記Tip端子、Ring端子にそれぞれ接続される1
    対のRt抵抗、Rr抵抗と、 前記Rt抵抗、Rr抵抗を介してTip端子、Ring
    端子に通話用の電流を供給するAt、Ar駆動回路と、 前記Tip端子、Ring端子間の電圧を検出して前記
    At、Ar駆動回路に帰還するための帰還差動電圧検出
    回路と、 転極信号に応じて、正転の場合は前記Rr抵抗の他端子
    電圧と基準電圧との差電圧、反転の場合は前記Rt抵抗
    の他端子電圧と基準電圧との差電圧を1/m倍して取り
    出して前記At、Ar駆動回路に帰還して前記Rr抵
    抗、前記Rt抵抗の値をm倍にして前記等価給電抵抗を
    形成する直流帰還用電圧検出回路と、 前記直流帰還用電圧検出回路と前記At、Ar駆動回路
    の間に接続され、直流帰還用電圧検出回路から前記A
    t、Ar駆動回路に帰還される差電圧に含まれる交流成
    分を除去し、時定数を短くできるローパスフィルタと、前記Tip端子、Ring端子間に接続され、2線4線
    変換処理を行いダイナミックレンジを確保するために音
    声信号を1/K倍にして取り出す2線4線差動電圧検出
    回路と、 前記差動電圧検出回路に接続され、前記音声信号の直流
    成分を除去し、時定数を短くできる ハイパスフィルタ
    と、 前記ハイパスフィルタに接続され、2線側の入力インピ
    ーダンスを1/K倍の値にスケーリングした関数を実現
    し、出力を前記At、Ar駆動回路に帰還する終端関数
    発生回路と、 正転から反転に又は逆に反転から正転に転極する場合に
    は、前記ローパスフィルタ、前記ハイパスフィルタの時
    定数を一定時間短くし、前記直流帰還用電圧検出回路の
    取り出し電圧の比率1/mを徐々に小さくし、小さくな
    ったことを確認して前記At、Ar駆動回路への出力を
    入替えると同時に、前記取り出し電圧を切り替え、前記
    取り出し電圧を徐々に元に戻すように制御を行う極性反
    転制御回路とを備えることを特徴とする加入者回路の転
    極システム。
  2. 【請求項2】 前記直流帰還用電圧検出回路にはレベル
    シフト回路が設けられ、前記レベルシフト回路は、前記
    取り出し電圧を徐々に小さくし、前記取り出し電圧を元
    に戻す処理を行うことを特徴とする、請求項1に記載の
    加入者回路の転極システム。
  3. 【請求項3】 前記At、Ar駆動回路は、プッシュプ
    ルタイプの出力段を有し、演算増幅器で構成されること
    を特徴とする、請求項1に記載の加入者回路の転極シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記差動電圧検出回路、前記At、Ar
    駆動回路は、平衡増幅器で構成されることを特徴とす
    る、請求項1に記載の加入者回路の転極システム。
  5. 【請求項5】 前記極性反転制御回路は、前記ローパス
    フィルタのコンデンサの電荷が無くなったときに、前記
    At、Ar駆動回路への出力を入替えると同時に、前記
    取り出し電圧を切り替えることを特徴とする、請求項1
    に記載の加入者回路の転極システム。
  6. 【請求項6】 前記ローパスフィルタ、前記ハイパスフ
    ィルタの時定数を一定時間の間可変出来ることを特徴と
    する、請求項1に記載の加入者回路の転極システム。
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