JP3346069B2 - 真空遮断器 - Google Patents
真空遮断器Info
- Publication number
- JP3346069B2 JP3346069B2 JP32697594A JP32697594A JP3346069B2 JP 3346069 B2 JP3346069 B2 JP 3346069B2 JP 32697594 A JP32697594 A JP 32697594A JP 32697594 A JP32697594 A JP 32697594A JP 3346069 B2 JP3346069 B2 JP 3346069B2
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- Japan
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- circuit breaker
- mold frame
- vacuum
- vacuum circuit
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- Expired - Lifetime
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- High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)
- Breakers (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、配電盤のパネル等に
組み付けて用いる真空遮断器の単極部の構成に関するも
のである。
組み付けて用いる真空遮断器の単極部の構成に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】従来の真空遮断器の単極部の組立構成を
図について説明する。図７は従来の遮断器の斜視図であ
り、図８は図７のＶ−Ｖ矢印における断面図である。図
７及び図８において、モールドフレーム１内に３個の真
空バルブ２が取付けられており、真空バルブ２の固定電
極端子５には主回路端子３が接続されて図の上方に導出
されている。真空バルブ２の可動電極端子６は図８の矢
印６Ａ方向すなわち図８において左右方向に直線移動す
るようになっており、可撓導体部７を介して主回路端子
４に接続されている。主回路端子４も同様に図の上方に
導出されている。各３個の主回路端子３及び４は３相の
電路のＲ，Ｓ，Ｔ相に各々接続される。可動電極端子６
は、絶縁材料により製作された絶縁ロッド８を介して金
属製のリンク機構９に接続組み付けられている。リンク
機構９はクロスバー11に固着された金属製のレバー10に
ピン13を介して回動自在に取り付けられている。３個の
真空バルブの可動電極端子６には全て前記と同様の機構
が設けられている。
図について説明する。図７は従来の遮断器の斜視図であ
り、図８は図７のＶ−Ｖ矢印における断面図である。図
７及び図８において、モールドフレーム１内に３個の真
空バルブ２が取付けられており、真空バルブ２の固定電
極端子５には主回路端子３が接続されて図の上方に導出
されている。真空バルブ２の可動電極端子６は図８の矢
印６Ａ方向すなわち図８において左右方向に直線移動す
るようになっており、可撓導体部７を介して主回路端子
４に接続されている。主回路端子４も同様に図の上方に
導出されている。各３個の主回路端子３及び４は３相の
電路のＲ，Ｓ，Ｔ相に各々接続される。可動電極端子６
は、絶縁材料により製作された絶縁ロッド８を介して金
属製のリンク機構９に接続組み付けられている。リンク
機構９はクロスバー11に固着された金属製のレバー10に
ピン13を介して回動自在に取り付けられている。３個の
真空バルブの可動電極端子６には全て前記と同様の機構
が設けられている。
【０００３】次に従来の真空遮断器の単極部の構成につ
いて説明する。従来の真空遮断器の横断面図８において
単極ユニット（真空バルブ２、主回路端子３及び４、絶
縁ロッド８、リンク９を予め組立てたユニットのこと）
を、ボルト100, 101にてモールドフレーム１に締め付け
固着する。次に可動端子側のリンク９の穴と、レバー10
の穴をピン13にて回動自在に連結する。前述のような組
立をＲ，Ｓ、及びＴ相の３相に恒り各々繰返えして行う
ことにより従来形の真空遮断器は組立てられるように構
成されていた。
いて説明する。従来の真空遮断器の横断面図８において
単極ユニット（真空バルブ２、主回路端子３及び４、絶
縁ロッド８、リンク９を予め組立てたユニットのこと）
を、ボルト100, 101にてモールドフレーム１に締め付け
固着する。次に可動端子側のリンク９の穴と、レバー10
の穴をピン13にて回動自在に連結する。前述のような組
立をＲ，Ｓ、及びＴ相の３相に恒り各々繰返えして行う
ことにより従来形の真空遮断器は組立てられるように構
成されていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の真空遮断器にお
いては図８の断面図で示す通り真空バルブ２の可動電極
端子６とリンク９の間にプラスチック製の絶縁ロッド８
が組込まれており、リンク９の穴の軸心とレバー10の穴
の軸心を一致させ、ピン13で連結する極めて複雑な構成
であり、組立作業において熟練技能者が必要であり、な
お且組立に長時間を要し改善が必要な構成であった。
いては図８の断面図で示す通り真空バルブ２の可動電極
端子６とリンク９の間にプラスチック製の絶縁ロッド８
が組込まれており、リンク９の穴の軸心とレバー10の穴
の軸心を一致させ、ピン13で連結する極めて複雑な構成
であり、組立作業において熟練技能者が必要であり、な
お且組立に長時間を要し改善が必要な構成であった。
【０００５】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、真空遮断器の組立てにおいて真
空バルブ、主回路端子、接圧ロッドからなる単極ユニッ
トをモールドフレームに組付けた後、三相一体成形のク
ロスバーの絶縁レバー先端部のＵ字溝にＲ，Ｓ及びＴ相
の３相の真空バルブ２の接圧バネ部の嵌合部を嵌合せる
ことにより極めて容易に短時間で組立てることのできる
単極部の構成を得ることを目的としたものである。
ためになされたもので、真空遮断器の組立てにおいて真
空バルブ、主回路端子、接圧ロッドからなる単極ユニッ
トをモールドフレームに組付けた後、三相一体成形のク
ロスバーの絶縁レバー先端部のＵ字溝にＲ，Ｓ及びＴ相
の３相の真空バルブ２の接圧バネ部の嵌合部を嵌合せる
ことにより極めて容易に短時間で組立てることのできる
単極部の構成を得ることを目的としたものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明に係る真空遮断
器の単極構成は、モールドフレーム内に設けられたモー
ルド突起部とクロスバーの絶縁レバー部のＵ字溝にて、
接圧ロッドの嵌合部を嵌合わせることにより、クロスバ
ーと単極ユニットの可動部との連結を行なうようにした
ものである。
器の単極構成は、モールドフレーム内に設けられたモー
ルド突起部とクロスバーの絶縁レバー部のＵ字溝にて、
接圧ロッドの嵌合部を嵌合わせることにより、クロスバ
ーと単極ユニットの可動部との連結を行なうようにした
ものである。
【０００７】
【作用】この発明における真空遮断器の単極構成は、真
空バルブとクロスバー及びモールドフレームによる嵌合
せ方式により組立てる構成となっており、組立作業の容
易化により、女子或は素人工でも可能となり、なお且つ
短時間での組立てが可能となる。
空バルブとクロスバー及びモールドフレームによる嵌合
せ方式により組立てる構成となっており、組立作業の容
易化により、女子或は素人工でも可能となり、なお且つ
短時間での組立てが可能となる。
【０００８】
実施例１．図１は本発明の実施例の真空遮断器の断面図
である。図１において２は真空バルブ、14はモールドフ
レーム、５は固定電極端子、６は可動電極端子、３，４
は主回路端子、15は接圧ロッド、16は接圧ロッドの嵌合
部である。17は三相一体成形されたクロスバーであり、
18は絶縁レバーであり18Ａは接圧ロッドの嵌合部を受け
入れるＵ字形溝部である。19は接圧ロッドの嵌合部にお
いて、嵌合部の振れを防止するモールドフレーム14に設
けられたモールド突起である。図２は本発明の実施例の
真空遮断器の斜視図である。図３はクロスバー17であり
図４はクロスバー17を図３におけるＡ方向よりの図、図
５は同じくＢ方向より見た図である。図６はモールドフ
レームの断面図である。次に動作について説明する。モ
ールドフレームの前面より予めユニット組立をしている
単極部（真空バルブ２、固定電極端子５、可動電極端子
６、主回路端子３，４、接圧ロッド７をユニット組立し
たもの）をモールドフレーム14の固定電極端子取付部12
にナット102で取付ける。この時主回路端子３，４はモ
ールドフレーム14の位置決め用突起20と主回路端子３に
設けた凹部21との係合により所定の位置に係止される。
ユニット組立した単極部は上記の要領でＲ，Ｓ及びＴ相
の各相に取付けられる。次にクロスバー17をモールドフ
レーム14の両側部に設けられたＵ字切欠き状の軸受部22
に嵌め込むことにより、前記取付済みの真空バルブ可動
端子６側の接圧ロッド15の嵌合部16に、絶縁レバー18の
先端部のＵ字形溝18Ａが嵌まり込み、更にモールドフレ
ーム14に設けられたモールド突起部19が前記嵌合部16と
当接することにより、嵌合部を所定位置に保持する。こ
の結果、絶縁レバー18は嵌合部１６に対してＶＳＴの軸
方向に摺動自在に嵌まり込みＶＳＴの接点を絶縁レバー
１８で駆動可能にしている。
である。図１において２は真空バルブ、14はモールドフ
レーム、５は固定電極端子、６は可動電極端子、３，４
は主回路端子、15は接圧ロッド、16は接圧ロッドの嵌合
部である。17は三相一体成形されたクロスバーであり、
18は絶縁レバーであり18Ａは接圧ロッドの嵌合部を受け
入れるＵ字形溝部である。19は接圧ロッドの嵌合部にお
いて、嵌合部の振れを防止するモールドフレーム14に設
けられたモールド突起である。図２は本発明の実施例の
真空遮断器の斜視図である。図３はクロスバー17であり
図４はクロスバー17を図３におけるＡ方向よりの図、図
５は同じくＢ方向より見た図である。図６はモールドフ
レームの断面図である。次に動作について説明する。モ
ールドフレームの前面より予めユニット組立をしている
単極部（真空バルブ２、固定電極端子５、可動電極端子
６、主回路端子３，４、接圧ロッド７をユニット組立し
たもの）をモールドフレーム14の固定電極端子取付部12
にナット102で取付ける。この時主回路端子３，４はモ
ールドフレーム14の位置決め用突起20と主回路端子３に
設けた凹部21との係合により所定の位置に係止される。
ユニット組立した単極部は上記の要領でＲ，Ｓ及びＴ相
の各相に取付けられる。次にクロスバー17をモールドフ
レーム14の両側部に設けられたＵ字切欠き状の軸受部22
に嵌め込むことにより、前記取付済みの真空バルブ可動
端子６側の接圧ロッド15の嵌合部16に、絶縁レバー18の
先端部のＵ字形溝18Ａが嵌まり込み、更にモールドフレ
ーム14に設けられたモールド突起部19が前記嵌合部16と
当接することにより、嵌合部を所定位置に保持する。こ
の結果、絶縁レバー18は嵌合部１６に対してＶＳＴの軸
方向に摺動自在に嵌まり込みＶＳＴの接点を絶縁レバー
１８で駆動可能にしている。
【０００９】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、真空遮
断器の単極部と三相一括成形により製作されたクロスバ
ー、モールドフレームに設けられたモールド突起部によ
る嵌め合せ方式に構成したため、組立が容易に行え、ま
た大幅な組立時間の短縮が達成できる。
断器の単極部と三相一括成形により製作されたクロスバ
ー、モールドフレームに設けられたモールド突起部によ
る嵌め合せ方式に構成したため、組立が容易に行え、ま
た大幅な組立時間の短縮が達成できる。
【図１】 この発明の一実施例による遮断器の断面図で
ある。
ある。
【図２】 この発明の一実施例による遮断器の斜視図で
ある。
ある。
【図３】 図１のクロスバーの斜視図である。
【図４】 図３の平面図である。
【図５】 図３の正面図である。
【図６】 図１のモールドフレームの断面図である。
【図７】 従来の遮断器を示す斜視図である。
【図８】 図７の断面図である。
１ モールドフレーム ２ 真空バルブ ３ 主回路端子 ４ 主回路端子 ５ 固定電極端子 ６ 可動電極端子 ７ 可撓導体 ８ 絶縁ロッド ９ リンク 10 レバー 11 回転軸 12 固定電極端子
取付部 13 ピン 14 モールドフレ
ーム 15 接圧ロッド 16 嵌合部 17 クロスバー 18 絶縁レバー 19 突起部 20 位置決め用突
起部 21 導体凹部 22 軸受部
取付部 13 ピン 14 モールドフレ
ーム 15 接圧ロッド 16 嵌合部 17 クロスバー 18 絶縁レバー 19 突起部 20 位置決め用突
起部 21 導体凹部 22 軸受部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−186934（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H01H 33/66
Claims (1)
- 【請求項１】 真空遮断器において、真空バルブの可動
端子側に設けられた接圧ロッドの嵌合部を、モールドフ
レームの内面に設けられたモールド突起部と三相一体成
形されたクロスバーの絶縁レバー部のＵ字形の溝とでは
さみ込むことにより、前記嵌合部と前記絶縁レバーとを
連結したことを特徴とする真空遮断器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32697594A JP3346069B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 真空遮断器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32697594A JP3346069B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 真空遮断器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08185772A JPH08185772A (ja) | 1996-07-16 |
| JP3346069B2 true JP3346069B2 (ja) | 2002-11-18 |
Family
ID=18193902
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32697594A Expired - Lifetime JP3346069B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 真空遮断器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3346069B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20170016480A (ko) * | 2014-09-09 | 2017-02-13 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 진공 차단기 |
-
1994
- 1994-12-28 JP JP32697594A patent/JP3346069B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08185772A (ja) | 1996-07-16 |
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