JP3449005B2 - 開閉器 - Google Patents

開閉器

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JP3449005B2
JP3449005B2 JP32697794A JP32697794A JP3449005B2 JP 3449005 B2 JP3449005 B2 JP 3449005B2 JP 32697794 A JP32697794 A JP 32697794A JP 32697794 A JP32697794 A JP 32697794A JP 3449005 B2 JP3449005 B2 JP 3449005B2
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JP
Japan
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insulating
shaft
lever
switch
vacuum
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準一郎 西谷
芳則 内田
和昭 小山
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
  • High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、受配電設備に使用さ
れる電力用遮断器に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の真空遮断器の例として、実開昭58
−147135号がある。これを図10、図11に示す。図におい
て、1は遮断器の絶縁フレーム、2は絶縁モールド1内
に取り付けている真空バルブ(すなわちスイッチ部)、
3は真空バルブ2の固定側端子から導出された開閉器端
子、4は同様に真空バルブ2の可動側端子から導出され
た開閉器端子、5は絶縁フレーム1に回動自在に支持さ
れた中実の鋼製シャフト、6は絶縁レバーで前記シャフ
ト5が貫通する穴を有しており、前記シャフト5に通す
形で各相に対応する位置に配置している。7は前記真空
バルブ2の可動側端子に接続される可動ロッドで接圧ば
ね8を有するとともに、他端は絶縁レバー6と連結され
ている。 【0003】なお、シャフト5と絶縁レバー6を組み立
てたものを絶縁シャフトと称する。また、図10からわか
るように絶縁レバー6の相互間は若干のすき間があり、
この間はシャフト5の金属部が露出している。このた
め、この部分が絶縁性能上の弱点とならないように、絶
縁モールド1の相間設けたバリヤ1aおよび絶縁レバー
6の両側に設けたヒダ6aを重ね合せるように配置して
いる。また、シャフト5の端部は遮断器の操作機構(図
示せず)に連結され、回動するように駆動される。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】従来の真空遮断器は以
上のように構成されているため、以下のような問題点が
あった。 (1)絶縁レバー6製作後シャフト5で串差し状に組み
立てる構造のため、シャフト5と絶縁レバー6の相互間
に若干のすき間が存在する。このため、長期間の使用に
おいてこのすき間が拡大し絶縁レバーの強度、寸法精度
が低下するおそれがある。 (2)シャフト5が中実であるため、慣性が大きく遮断
器のように瞬時の動作を行うために大きな操作エネルギ
ーが必要となり、装置の小型化が難しい。 (3)図10の構成では、駆動部はシャフト5の端部しか
とれず絶縁フレームに対する操作機構の取り付け位置が
限定されるため、遮断器からの端子取り出し方向に関す
る配電盤側からの種しゅな取り付け要求に対する対応が
限定される。 【0005】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、絶縁性能が高く、絶縁フレ−
ムに対する操作機構の取り付け位置の選択範囲を拡大で
きる開閉器を得ることを目的とする。 【0006】この発明に係る開閉器は、真空バルブを絶
縁フレ−ム内に収納保持するとともに、駆動レバ−を、
絶縁フレ−ムの相間にスイッチ部空間と隔離して形成さ
れた駆動レバ−室内に配置したものである。 【0007】この発明における開閉器は、絶縁シャフト
上の絶縁レバ−間に駆動レバ−を設けることにより、絶
縁フレ−ム上の絶縁シャフトに平行な面への操作機構の
取付けを可能とする。また、、絶縁フレ−ムの相間に駆
動レバ−室を設けることにより、絶縁レバ−間に駆動レ
バ−を設ける場合の耐電圧性能が高くなる。 【0008】 【実施例】 実施例1.以下、この発明の実施例を図について説明す
る。図1〜図5はこの発明の一実施例を示すもので、図
1は真空遮断器の側面図、図2は図1のII−II断面図、
図3は図1から真空バルブ2と付属部品とからなるスイ
ッチ部と絶縁シャフトを取り出した側面図、図4は図2
のIV−IV方向に見た図、図5は図4のV−V方向に見た
図である。図において1〜4、7、8は前記従来例のも
のと同じであるため説明を省略する。 【0009】10は絶縁シャフトであり、鋼管製シャフト
11上に所定間隔で配置し前記シャフト11と一体に注形法
にて製作された絶縁レバー12とで構成されている。一体
に注形することにより強固に接合したものを得ることが
できた。前記シャフト11は図2に示すように円周上の四
箇所に平面部を有するの断面の異形鋼管を使用した例を
示している。この結果、鋼管とすることで強度をほとん
ど下げることなく慣性を下げることができた。絶縁レバ
ー12は図4に示すように、補強を兼ねた第1絶縁ヒダ12
a、対地絶縁強化のための第2絶縁ヒダ12b、レバー12
c、可動ロッド7と連結するU字状の切欠き12dを有し
ている。このU字状の切欠き12dと絶縁フレーム1の内
部に突出して設けられた支持用突起1aとで、前記可動
ロッド7を挟持した形で連結している。また図4に示す
ように、絶縁レバー12の相互間で露出しているシャフト
11の部分は、絶縁フレーム1の各相の区画壁1bにより
各相の充電部から隔離された独立の空間1cを形成して
いる。この空間1c内のシャフト11露出部は第2絶縁ヒ
ダ12bにより十分な絶縁距離を確保している。 【0010】また図3において、14はシャフト11の両端
に挿入された輪状の軸受けである。この軸受け14の取り
付けは、図4、図5に示すように絶縁フレーム1の両側
に設けたU字状溝1e内に遮断器の側法から挿入され
る。1dは、U字状溝1eよりも一回り小さなU字状溝
でシャフト11の取り付け時の逃げとなる。U字状溝1e
内に軸受け14を挿入後、軸受固定部材15をねじ16を用い
て取り付け軸受け14を所定位置に保持する。このような
構成とすることにより、絶縁フレーム1に対する絶縁シ
ャフト10の組む付けが極めて容易になる。また、U字状
溝1eよりもU字状溝1dが小さいため、組み立て時に
軸受け14をU字状溝1eにあずけるのみでよく、位置の
調整が不要となり組み立てが容易にできる。また、17は
開放ばねであり、絶縁シャフト10と絶縁フレーム1との
間に装着し絶縁シャフト10を開放方向に付勢する。18は
絶縁フレーム1の側に装着された操作機構であり、その
操作力の出力端は絶縁シャフト10の端部に連結してい
る。 【0011】実施例2.図6はこの発明の他の実施例を
示すもので、図4のものとの違いは軸受14を保持するU
字状溝1eをU字状溝1dよりも外側に配置したもので
ある。この構成は、軸受固定部材の先端をL字状に曲げ
ることにより軸受14の外れを防止でき実施例1とほぼ同
等の効果が期待できるが、組み立ての作業性は実施例1
のものより若干劣る。 【0012】実施例3.この発明のさらに他の実施例を
図7〜図9に示す。図7は図1と同様な遮断器の側面
図、図8は図7をVIII−VIII方向に見た断面図、図9は
操作機構の斜視図である。図において、19、20は駆動レ
バーで、U字状に曲げて形成したものを締結部材21(ボ
ルト、ナット等)を用いてシャフト11を挟み込むように
締結したものである。図8において、18aは操作機構の
出力軸、22は前記出力軸18aに装着したレバー、23は駆
動レバー19とレバー22とを連結する自在継ぎ手である。
図7において駆動レバー19、20は絶縁フレーム1の相間
に形成された駆動レバー室内に装着している。このよう
な構成により、絶縁シャフト10の端部でなくとも絶縁性
能を低下することなく、装着できるようになった。図8
は、操作機構を遮断器の側部に装着した例を示してい
る。 【0013】 【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、シャフ
トの長手方向に所定の間隔をおいて3個の絶縁レバ−を
配置し、これを前記シャフトと一体に注型により形成す
るとともに、前記3個のレバ−のうちいずれかの間に操
作機構により駆動される駆動レバ−を配置したので、ス
イッチ部と駆動レバ−との間の絶縁強度を向上するとと
もに、操作機構の取り付け方向の選択範囲の広い開閉器
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 この発明の一実施例を示す真空遮断器の側面
図である。 【図2】 図1のII−II断面図である。 【図3】 図1から真空バルブ2と付属部品とからなる
スイッチ部と絶縁シャフトを取り出した側面図である。 【図4】 図2のIV−IV方向に見た断面図である。 【図5】 図4のV−V方向に見た側面図である。 【図6】 この発明の他の実施例による軸受け部の平面
断面図である。 【図7】 この発明のさらに他の実施例による真空遮断
器の側面図である。 【図8】 図7をVIII−VIII方向に見た断面図である。 【図9】 図8の操作機構の斜視図である。 【図10】 従来の真空遮断器の側面図である。 【図11】 図10のXI−XI方向に見た断面図である。 【符号の説明】 1 絶縁フレーム 1c 駆動レバー
室 1d U字状溝 1e U字状溝 10 絶縁シャフト 11 シャフト 12 絶縁レバー 14 軸受け 15 軸受固定部材 19 駆動軸 20 駆動軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−62570(JP,A) 特開 平6−44874(JP,A) 特開 平5−282974(JP,A) 特開 平6−89646(JP,A) 特開 平5−274966(JP,A) 特開 昭61−271729(JP,A) 実開 平3−45155(JP,U) 実開 平2−31040(JP,U) 実開 昭61−204346(JP,U) 特公 昭63−67725(JP,B1) 特公 昭63−67726(JP,B1) 実公 昭64−5803(JP,Y1) 実公 昭57−43144(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 33/66 H01H 33/42

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 軸方向を互いに平行にして1列に配置し
    た3個の真空バルブと、前記真空バルブの相間を絶縁区
    画しかつ前記3個の真空バルブ内部に取付けた絶縁フ
    レ−ムと、一端が前記真空バルブの可動側端子に連結さ
    れた3個の絶縁レバ−をシャフトの長手方向に所定の間
    隔をおいてシャフトと一体に注型により形成するととも
    に前記絶縁フレ−ムを相間方向に貫通して配置し前記シ
    ャフトの軸を中心とした回動により前記真空バルブを駆
    動する開閉器の絶縁シャフトと、前記絶縁フレ−ムの前
    記相間区画の絶縁シャフト貫通部に形成され前記真空バ
    ルブから絶縁隔離された駆動レバ−室と、前記駆動レバ
    −室内においてレバ−部を前記絶縁シャフトの長手方向
    に対して直角方向に向けて装着された駆動レバ−とを、
    備えたことを特徴とする開閉器。
JP32697794A 1994-12-28 1994-12-28 開閉器 Expired - Lifetime JP3449005B2 (ja)

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