JP5415212B2 - 真空遮断器 - Google Patents

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Description

本発明は、真空バルブの開閉操作に三相一体の絶縁シャフトを用いた真空遮断器に関する。
従来、接離自在の一対の接点を有する真空バルブを開閉操作する操作機構には、絶縁材料で成形された三相一体の絶縁シャフトが連結されている。絶縁シャフトは、操作機構に連結される金属製の主軸と、主軸の周りに三相分が一体成形された絶縁体とで構成されている。各相の絶縁体には、それぞれ真空バルブの可動側が連結され、主軸を回動させることにより開閉操作が行われる(例えば、特許文献1参照。)。
特開平7−235244号公報 (第2ページ、図6)
上記の従来の真空遮断器に用いられる絶縁シャフトにおいては、次のような問題がある。絶縁体が三相一体で成形されているので、コンパクト化を図ることができるものの、対地間よりも相間の絶縁耐力を向上させる絶縁協調を図ることが困難であった。即ち、対地間と相間の耐電圧特性を所定値に保つものの、所定以上の異常電圧が侵入した場合、対地間とともに、絶縁体で繋がっている相間でも絶縁破壊する可能性があった。相間で絶縁破壊が起きると、対地間に比べて損傷が格段に大きくなる。
このため、所定以上の異常電圧が侵入したときでも、相間よりも先ず対地間で絶縁破壊する、所謂、地絡優先で絶縁破壊するものが望まれていた。なお、所定以上の異常電圧にも耐え得るような絶縁耐力を持たせる絶縁設計が考えられるが、全体形状の大型化、高価格となり、経済的ではない。
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、地絡優先で絶縁破壊する三相一体の絶縁シャフトを用いた真空遮断器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の真空遮断器は、接離自在の一対の接点を有する真空バルブと、前記真空バルブの可動軸が連結されるとともに、この可動軸の軸方向と直交する方向に配置された回動自在の絶縁シャフトと、前記絶縁シャフトに連結された操作機構とを備え、前記絶縁シャフトは、前記操作機構に連結されるとともに、円形状の中空部を設けた四角形状の主軸と、前記主軸の軸方向に三相分が独立して配置されるとともに、前記可動軸に連結される絶縁体とで構成され、前記絶縁体には、各相とも両端に第1のヒダを設けるとともに、中相の両端に第2のヒダ、および両端相の相間方向にも前記第2のヒダを設けたことを特徴とする。
本発明によれば、絶縁シャフトを構成する主軸に、各相が独立した絶縁体を設けているので、相間において、接地電位の主軸の露出部が位置し、所定以上の異常電圧侵入時に地絡優先で絶縁破壊させることができる。
本発明の実施例1に係る真空遮断器の構成を示す側面図。 本発明の実施例2に係る真空遮断器の絶縁シャフトを示す側面図。 本発明の実施例3に係る真空遮断器の絶縁シャフトを示す側面図。 本発明の実施例3に係る真空遮断器の絶縁シャフトを示す正面図。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
先ず、本発明の実施例1に係る真空遮断器を図1を参照して説明する。図1は、本発明の実施例1に係る真空遮断器の構成を示す側面図である。
図1に示すように、真空遮断器には、ポリエステル樹脂のような絶縁材料をモールドして形成した箱状の絶縁バリア1が設けられている。絶縁バリア1内は、長手方向が相間バリア2で仕切られ、略三等分されている。
略三等分された空間部には、それぞれ接離自在の一対の接点3を有する真空バルブ4が設けられている。真空バルブ4の固定側は、一方の電路となる固定側主回路導体5を介して絶縁バリア1の図示上面に固定されている。真空バルブ4の可動側には、他方の電路となる可動側主回路導体6を介して可動軸7が軸方向に連結されている。可動軸7の外周には、接点3に接触荷重を加えるワイプばね8が設けられている。
三相分の可動軸7端は、軸方向と直交する方向に配置された回動自在の絶縁シャフト9に連結されている。絶縁シャフト9は、接地電位となる金属製で四角棒状の主軸10と、主軸10の軸方向の周りに設けられた三相分が独立した絶縁体11とで構成されている。このため、絶縁体11間、所謂、相間には、主軸10の一部が露出した露出部10aが配置されることになる。
絶縁体11は、三相分がポリエステル樹脂のような絶縁材料をモールドして形成されており、両端には、半径方向に広がった円形状の第1のヒダ12が設けられている。絶縁体11の中間部には、主軸10の軸心から突出した突出部13が設けられ、この突出部13に前記可動軸7端が連結されている。このため、主軸10を回動させることにより、突出部13も回動し、可動軸7を軸方向に移動させることができるようになっている。主軸10の一方端は、絶縁バリア1の一方の側面に回動自在に固定され、他方端は、絶縁バリア1の他方の側面を回動自在に貫通し、操作機構14に連結されている。
これにより、絶縁シャフト9の相間には、主軸10の露出部10aが位置するので、所定以上の異常電圧の侵入があった場合、可動側主回路導体6と露出部10a間で絶縁破壊が起こり、地絡優先とすることができる。なお、可動側主回路導体6と主軸10端の対地間でも絶縁破壊が起きる。即ち、相間短絡を防ぐことができ、損傷を最小限に抑えることができる。特に、抵抗接地系などの系統に適用すると、地絡電流が抑えられるので、損傷が抑えられ、復旧作業を容易にすることができる。
上記実施例1の真空遮断器によれば、真空バルブ4の可動軸7に連結される三相一体の絶縁シャフト9を三相分が独立した絶縁体11としているので、相間に接地電位となる主軸10の露出部10aが位置し、所定以上の異常電圧侵入時の絶縁破壊を地絡優先とすることができる。
上記実施例1では、第1のヒダ12を円形状で説明したが、真空バルブ4側が大きく突出し、反真空バルブ4側の突出が小さい楕円形状や三角形状にしてもよい。即ち、真空バルブ4側には、充電部が数多く配置されているので、第1のヒダ12を大きくすることにより、絶縁耐力を大きく向上させることができる。
なお、絶縁耐力に裕度がある場合には、第1のヒダ12を取除いてもよく、相間方向に露出部10aを配置しておけば、地絡優先とすることができる。
次に、本発明の実施例2に係る真空遮断器を図2を参照して説明する。図2は、本発明の実施例2に係る真空遮断器の絶縁シャフトを示す側面図である。なお、この実施例2が実施例1と異なる点は、絶縁シャフトに第2のヒダを設けたことである。図2において、実施例1と同様の構成部分においては、同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図2に示すように、絶縁シャフト9の中相の絶縁体11の両端に第1のヒダ12と同様の第2にヒダ15を設け、また、両端相の絶縁体11の相間方向にも第2のヒダ15を設けている。即ち、相間方向には、二枚のヒダ12、15を設けたものとなる。なお、ヒダ12、15は、二枚以上の複数枚とするが、ヒダ12、15を配置するスペースと、絶縁耐力の向上率とを考慮すると、上述した二枚が好ましいものとなる。
上記実施例2の真空遮断器によれば、実施例1による効果のほかに、相間の絶縁耐力を向上させることができる。
次に、本発明の実施例3に係る真空遮断器を図3、図4を参照して説明する。図3は、本発明の実施例3に係る真空遮断器の絶縁シャフトを示す側面図、図4は、本発明の実施例3に係る真空遮断器の絶縁シャフトを示す正面図である。なお、この実施例3が実施例2と異なる点は、絶縁シャフトに中空部を設けたことである。図3、図4において、実施例2と同様の構成部分においては、同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図3、図4に示すように、絶縁シャフト9を構成する主軸10の中心部に、円形状の中空部16を設けている。中空部16は、多角形状にしてもよく、更に、主軸10をパイプで形成してもよい。
上記実施例3の真空遮断器によれば、実施例2による効果のほかに、絶縁シャフト9を軽量化することができ、操作機構14の操作力の低減を図ることができる。
1 絶縁バリア
2 相間バリア
3 接点
4 真空バルブ
5、6 主回路導体
7 可動軸
8 ワイプばね
9 絶縁シャフト
10 主軸
10a 露出部
11 絶縁体
12 第1のヒダ
13 突出部
14 操作機構
15 第2のヒダ
16 中空部

Claims (1)

  1. 接離自在の一対の接点を有する真空バルブと、
    前記真空バルブの可動軸が連結されるとともに、この可動軸の軸方向と直交する方向に配置された回動自在の絶縁シャフトと、
    前記絶縁シャフトに連結された操作機構とを備え、
    前記絶縁シャフトは、前記操作機構に連結されるとともに、円形状の中空部を設けた四角形状の主軸と、
    前記主軸の軸方向に三相分が独立して配置されるとともに、前記可動軸に連結される絶縁体とで構成され、
    前記絶縁体には、各相とも両端に第1のヒダを設けるとともに、中相の両端に第2のヒダ、および両端相の相間方向にも前記第2のヒダを設けたことを特徴とする真空遮断器。
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