JP3345745B2 - プレート式熱交換器 - Google Patents
プレート式熱交換器Info
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- JP3345745B2 JP3345745B2 JP13273498A JP13273498A JP3345745B2 JP 3345745 B2 JP3345745 B2 JP 3345745B2 JP 13273498 A JP13273498 A JP 13273498A JP 13273498 A JP13273498 A JP 13273498A JP 3345745 B2 JP3345745 B2 JP 3345745B2
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- Japan
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- gasket
- hook
- heat exchanger
- tip
- plate
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- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレートをガスケ
ットを介して積層することによって構成したプレート式
熱交換器に関し、プレートに対するガスケットの固定手
段に工夫を施したプレート式熱交換器に関するものであ
る。
ットを介して積層することによって構成したプレート式
熱交換器に関し、プレートに対するガスケットの固定手
段に工夫を施したプレート式熱交換器に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】抑々、ガスケットのプレートに対する固
定のために接着剤を利用することを嫌う食品や薬品等の
加工分野が比較的多く、この分野での利用を可能とす
る、接着剤を用いない固定方法もいくつか提供されて実
用されている。その代表的なものには図７図および図８
に示すような形式すなわち、ガスケットの主体部１の接
液しない周側面に固定タブ２を、この固定タブ２の下面
に固定突起３をそれぞれ一体に突設し、またプレート４
の接液しない周側面に上記固定タブ２と対応してガスケ
ット固定用挿入凹部５を、この挿入凹部５の底面に上記
固定突起３と対応して当該固定突起３の圧入嵌着用孔６
をそれぞれ設けると共に挿入凹部５に固定タブ２を挿入
する挿入操作および嵌着用孔６に固定突起３を圧入する
圧入操作を行うことによって、ガスケット主体部１をプ
レート４のガスケット溝７に対して取付固定するように
した形式があった。
定のために接着剤を利用することを嫌う食品や薬品等の
加工分野が比較的多く、この分野での利用を可能とす
る、接着剤を用いない固定方法もいくつか提供されて実
用されている。その代表的なものには図７図および図８
に示すような形式すなわち、ガスケットの主体部１の接
液しない周側面に固定タブ２を、この固定タブ２の下面
に固定突起３をそれぞれ一体に突設し、またプレート４
の接液しない周側面に上記固定タブ２と対応してガスケ
ット固定用挿入凹部５を、この挿入凹部５の底面に上記
固定突起３と対応して当該固定突起３の圧入嵌着用孔６
をそれぞれ設けると共に挿入凹部５に固定タブ２を挿入
する挿入操作および嵌着用孔６に固定突起３を圧入する
圧入操作を行うことによって、ガスケット主体部１をプ
レート４のガスケット溝７に対して取付固定するように
した形式があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術におい
て述べた形式は、上記のように挿入凹部５に固定タブ２
を挿入する挿入操作および嵌着用孔６に固定突起３を圧
入する圧入操作を行うことによって、ガスケット主体部
１をプレート４のガスケット溝７に対して取付固定する
ようにしたものであって、挿入操作時の挿入方向および
圧入操作時の圧入方向と反対の方向の外力を受けたこと
による外れを起し易いという問題点があった。
て述べた形式は、上記のように挿入凹部５に固定タブ２
を挿入する挿入操作および嵌着用孔６に固定突起３を圧
入する圧入操作を行うことによって、ガスケット主体部
１をプレート４のガスケット溝７に対して取付固定する
ようにしたものであって、挿入操作時の挿入方向および
圧入操作時の圧入方向と反対の方向の外力を受けたこと
による外れを起し易いという問題点があった。
【０００４】本発明は、上記問題点を解消する工夫およ
びその他の工夫を施した新規のプレート式熱交換器を提
供することを目的とするものである。
びその他の工夫を施した新規のプレート式熱交換器を提
供することを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係るプレート式熱交換器は、周縁部全周に亘
って設けたガスケット溝に接着剤を使用しないでガスケ
ットを取付固定した多数枚のプレートを積層してなるプ
レート式熱交換器であって、ガスケットのガスケット主
体部の接液しない周側面に小舌状片部を設け、当該小舌
状片部の先端個所に引掛孔を設け、同先端個所の外周縁
に引掛孔の引き伸し用ツマミ片を設け、この引き伸し用
ツマミ片の引き伸し方向をガスケット主体部と平行する
向き若しくは直交する向きとすると共にプレートの接液
しない周側面における上記小舌状片部と対応する位置に
立上り部と横向き先端部とで構成された反対向き一対の
カギ型引掛部を、横向き先端部がその引掛け時には引き
伸し用ツマミ片の引き伸し方向へ向いている状態および
引掛孔の切縁部外側面に位置する状態を呈する形状とし
て設けて成るものである。
に本発明に係るプレート式熱交換器は、周縁部全周に亘
って設けたガスケット溝に接着剤を使用しないでガスケ
ットを取付固定した多数枚のプレートを積層してなるプ
レート式熱交換器であって、ガスケットのガスケット主
体部の接液しない周側面に小舌状片部を設け、当該小舌
状片部の先端個所に引掛孔を設け、同先端個所の外周縁
に引掛孔の引き伸し用ツマミ片を設け、この引き伸し用
ツマミ片の引き伸し方向をガスケット主体部と平行する
向き若しくは直交する向きとすると共にプレートの接液
しない周側面における上記小舌状片部と対応する位置に
立上り部と横向き先端部とで構成された反対向き一対の
カギ型引掛部を、横向き先端部がその引掛け時には引き
伸し用ツマミ片の引き伸し方向へ向いている状態および
引掛孔の切縁部外側面に位置する状態を呈する形状とし
て設けて成るものである。
【０００６】
【実施例】図１〜図３に示す第１実施例は、周縁部全周
に亘って設けたガスケット溝１１に接着剤を使用しない
でガスケット１２を取付固定した多数枚のプレート１３
を積層してプレート式熱交換器（図示せず）を構成した
ものであって、ガスケット主体部１４の接液しない周側
面に小舌状片部１５を、且つ当該小舌状片部１５の先端
個所に角型の引掛孔１６を、且つ同先端個所の外周縁に
引掛孔１６の引き伸し用ツマミ片１７、１８をそれぞれ
設けると共にプレート１３の接液しない周側面における
上記小舌状片部１５と対応する位置に引掛孔１６の切縁
を掛け止める一対のカギ型引掛部１９、２０を先端が外
方に向く状態として折り起し設けたものである。
に亘って設けたガスケット溝１１に接着剤を使用しない
でガスケット１２を取付固定した多数枚のプレート１３
を積層してプレート式熱交換器（図示せず）を構成した
ものであって、ガスケット主体部１４の接液しない周側
面に小舌状片部１５を、且つ当該小舌状片部１５の先端
個所に角型の引掛孔１６を、且つ同先端個所の外周縁に
引掛孔１６の引き伸し用ツマミ片１７、１８をそれぞれ
設けると共にプレート１３の接液しない周側面における
上記小舌状片部１５と対応する位置に引掛孔１６の切縁
を掛け止める一対のカギ型引掛部１９、２０を先端が外
方に向く状態として折り起し設けたものである。
【０００７】図４〜図６に示す第２実施例は、上記第１
実施例と略同様の構成としたものであるが、当該第１実
施例は、ツクミ片１７、１８の引き伸し方向がガスケッ
ト主体部１４と平行の向きとされ、第２実施例はツマミ
片１７の引き伸し方向が直交する向きとされているもの
である。
実施例と略同様の構成としたものであるが、当該第１実
施例は、ツクミ片１７、１８の引き伸し方向がガスケッ
ト主体部１４と平行の向きとされ、第２実施例はツマミ
片１７の引き伸し方向が直交する向きとされているもの
である。
【０００８】
【作用】プレート１３のガスケット溝１１にガスケット
１２を取付固定するには、先ずガスケット溝１１にガス
ケット主体部１４を嵌め込み乍ら一方のカギ型引掛部１
９に引掛孔１６の切縁を引っ掛けると共にガスケット主
体部１４の嵌め込み状態と一方カギ型引掛部１９の引っ
掛け状態とを維持し乍ら引き伸し用ツマミ片を引いて引
掛孔１６を大きく（長く）し、そして他方のカギ型引掛
部２０に引掛孔１６の切縁を上記引き伸し操作の解放に
より掛け止めればよく、ガスケット１２を外には上記取
付固定操作を逆に行えばよい。
１２を取付固定するには、先ずガスケット溝１１にガス
ケット主体部１４を嵌め込み乍ら一方のカギ型引掛部１
９に引掛孔１６の切縁を引っ掛けると共にガスケット主
体部１４の嵌め込み状態と一方カギ型引掛部１９の引っ
掛け状態とを維持し乍ら引き伸し用ツマミ片を引いて引
掛孔１６を大きく（長く）し、そして他方のカギ型引掛
部２０に引掛孔１６の切縁を上記引き伸し操作の解放に
より掛け止めればよく、ガスケット１２を外には上記取
付固定操作を逆に行えばよい。
【０００９】
【発明の効果】本発明に係るプレート式熱交換器は、上
記のように周縁部全周に亘って設けたガスケット溝に接
着剤を使用しないでガスケットを取付固定した多数枚の
プレートを積層してなるプレート式熱交換器であって、
ガスケットのガスケット主体部の接液しない周側面に小
舌状片部を設け、当該小舌状片部の先端個所に引掛孔を
設け、同先端個所の外周縁に引掛孔の引き伸し用ツマミ
片を設け、この引き伸し用ツマミ片の引き伸し方向をガ
スケット主体部と平行する向き若しくは直交する向きと
すると共にプレートの接液しない周側面における上記小
舌状片部と対応する位置に立上り部と横向き先端部とで
構成された反対向き一対のカギ型引掛部を、横向き先端
部がその引掛け時には引き伸し用ツマミ片の引き伸し方
向へ向いている状態および引掛孔の切縁部外側面に位置
する状態を呈する形状として設けて成ることを特徴とす
るので、上記作用において述べたような要領によって工
具を用いずに簡単且つ容易にガスケットの着脱を行うこ
とができる著効があるは勿論であるが、特にガスケット
の取付固定は、立上り部と横向き先端部とで構成された
反対向きカギ型引掛部１９による引掛孔１６の切縁の掛
け止めによって行うようにしたので、上記従来例で説明
したような方向の外力を受けても外れを起し難いもので
強固に止めることができる。
記のように周縁部全周に亘って設けたガスケット溝に接
着剤を使用しないでガスケットを取付固定した多数枚の
プレートを積層してなるプレート式熱交換器であって、
ガスケットのガスケット主体部の接液しない周側面に小
舌状片部を設け、当該小舌状片部の先端個所に引掛孔を
設け、同先端個所の外周縁に引掛孔の引き伸し用ツマミ
片を設け、この引き伸し用ツマミ片の引き伸し方向をガ
スケット主体部と平行する向き若しくは直交する向きと
すると共にプレートの接液しない周側面における上記小
舌状片部と対応する位置に立上り部と横向き先端部とで
構成された反対向き一対のカギ型引掛部を、横向き先端
部がその引掛け時には引き伸し用ツマミ片の引き伸し方
向へ向いている状態および引掛孔の切縁部外側面に位置
する状態を呈する形状として設けて成ることを特徴とす
るので、上記作用において述べたような要領によって工
具を用いずに簡単且つ容易にガスケットの着脱を行うこ
とができる著効があるは勿論であるが、特にガスケット
の取付固定は、立上り部と横向き先端部とで構成された
反対向きカギ型引掛部１９による引掛孔１６の切縁の掛
け止めによって行うようにしたので、上記従来例で説明
したような方向の外力を受けても外れを起し難いもので
強固に止めることができる。
【図１】第１実施例をガスケットの取付固定状態で示す
要部の斜視図である。
要部の斜視図である。
【図２】同じくガスケットの外し状態で示す斜視図であ
る。
る。
【図３】同じく取付固定操作の途中の状態を示す斜視図
である。
である。
【図４】第２実施例をガスケットの取付固定状態で示す
要部の斜視図である。
要部の斜視図である。
【図５】同じくガスケットの外し状態で示す斜視図であ
る。
る。
【図６】同じく取付固定操作の途中の状態を示す斜視図
である。
である。
【図７】従来例をガスケットの取付固定状態で示す要部
の斜視図である。
の斜視図である。
【図８】同じくガスケットの外し状態で示す斜視図であ
る。
る。
１ ガスケット ２ 固定タブ ３ 固定突起 ４ プレート ５ 挿入部 ６ 圧入嵌着用孔 ７ ガスケット溝 １１ ガスケット溝 １２ ガスケット １３ プレート １４ ガスケット主体部 １５ 小舌状片 １６ 引掛孔 １７、１８ ツマミ片 １９、２０ カギ型引掛部
Claims (1)
- 【請求項１】 周縁部全周に亘って設けたガスケット溝
に接着剤を使用しないでガスケットを取付固定した多数
枚のプレートを積層してなるプレート式熱交換器であっ
て、ガスケットのガスケット主体部の接液しない周側面
に小舌状片部を設け、当該小舌状片部の先端個所に引掛
孔を設け、同先端個所の外周縁に引掛孔の引き伸し用ツ
マミ片を設け、この引き伸し用ツマミ片の引き伸し方向
をガスケット主体部と平行する向き若しくは直交する向
きとすると共にプレートの接液しない周側面における上
記小舌状片部と対応する位置に立上り部と横向き先端部
とで構成された反対向き一対のカギ型引掛部を、横向き
先端部がその引掛け時には引き伸し用ツマミ片の引き伸
し方向へ向いている状態および引掛孔の切縁部外側面に
位置する状態を呈する形状として設けて成ることを特徴
とするプレート式熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13273498A JP3345745B2 (ja) | 1998-04-27 | 1998-04-27 | プレート式熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13273498A JP3345745B2 (ja) | 1998-04-27 | 1998-04-27 | プレート式熱交換器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11311492A JPH11311492A (ja) | 1999-11-09 |
| JP3345745B2 true JP3345745B2 (ja) | 2002-11-18 |
Family
ID=15088356
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13273498A Expired - Fee Related JP3345745B2 (ja) | 1998-04-27 | 1998-04-27 | プレート式熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3345745B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2875057B1 (fr) * | 2004-09-09 | 2006-10-20 | Air Liquide | Joint d'etancheite et plaque de cellules de pile a combustible, cellules resultantes et pile a combustible comprenant un empilement de telles cellules |
-
1998
- 1998-04-27 JP JP13273498A patent/JP3345745B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11311492A (ja) | 1999-11-09 |
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