JP2007155007A - 部材固定用クリップ構造 - Google Patents

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昇 上瀧
Tatsuhiko Uchiyama
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Abstract

【課題】 ワンタッチ操作で取付固定することができるだけでなく、取付固定状態からの取り外しが容易で、脱着操作を繰り返すことができる部材固定用クリップ構造の提供。
【解決手段】 弾性を有する材料で構成されていて、底板部22から略平行に互いに離間して突出形成された一対の脚部23、23の先端外側面に、被取付部材1に形成された嵌合係止孔11に圧入して開口縁部に係止可能な係止爪24、24を備えた部材固定用クリップ構造であって、底板部22における両脚部23、23の基部相互間で該両脚部23、23の突出方向とは反対側の面から取っ手部25が突出形成されている構成とした。
【選択図】 図6

Description

本発明は、一方の部材に対し他方の部材をワンタッチ操作で取付固定する部材固定用クリップ構造に関する。
従来、この種の部材固定用クリップ構造としては、弾性を有する材料で構成されていて、基台部から略平行に互いに離間して突出形成された一対の脚部の先端外側面に、被取付部材の嵌合係止孔に圧入して開口縁部に係止可能な係止爪を備えた構造のものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−7371号公報
しかしながら、従来例の部材固定用クリップ構造にあっては、両脚部の弾力性を利用して強固な取り付け固定がなされるものであるため、取り外しは極めて困難で、大きな力が必要になるという問題があった。
本発明の解決しようとする課題は、ワンタッチ操作で取り付け固定することができるだけでなく、取り付け固定状態からの取り外しが容易で、脱着操作を繰り返すことができる部材固定用クリップ構造を提供することにある。
上記課題を解決するため請求項1記載の部材固定用クリップ構造は、弾性を有する材料で構成されていて、基板部から略平行に互いに離間して突出形成された一対の脚部の先端外側面に、被取付部材に形成された嵌合係止孔に圧入して開口縁部に係止可能な係止爪を備えた部材固定用クリップ構造であって、前記基板部における前記両脚部の基部相互間で該両脚部の突出方向とは反対側の面から取っ手部が突出形成されていることを特徴とする手段とした。
本発明の部材固定用クリップ構造では、上述のように、基板部における両脚部の基部相互間で該両脚部の突出方向とは反対側の面から取っ手部が突出形成されている構成としたことで、この取っ手部を摘んで引っ張ることによって、基板部が取っ手部の基部を中心として取っ手部方向へ折り曲がることで両脚部の先端側が互いに近付く方向に移動し、嵌合係止孔の開口縁部に対する係止爪の係合状態が解除されるため、嵌合係止孔から両脚部を容易に引き抜ける状態になる。
従って、ワンタッチ操作で取り付け固定することができるだけでなく、取り付け固定状態からの取り外しが容易で、脱着操作を繰り返すことができるようになるという効果が得られる。
以下にこの発明の実施例を図面に基づいて説明する。
まず、この実施例1の部材固定用クリップ構造を図面に基づいて説明する。
図1はこの実施例1の部材固定用クリップ構造を示す正面図、図2は同底面図、図3は同底面側斜視図、図4は実施例1の作用を示す図2のA−A線における拡大縦断面図、図5は実施例1の作用を示す図2のA−A線における拡大縦断面図である。
この部材固定用クリップ構造は、被取付部材1と、クリップ2を有する取付部材3とを備えている。
さらに詳述すると、上記被取付部材1は板状に形成されていて、取付部材3の取り付け固定部にはクリップ2で取り付け固定するための嵌合係止孔11が形成されている。
上記クリップ2は、所定の弾性を有する合成樹脂材料により、取付部材3と一体に形成されている。
即ち、このクリップ2は、長手方向に両側壁部21、21と底板部(クリップ2の基板部)22とで構成される断面略コ字状の凹部を有する取付部材3の底板部22の内底部の中央部から、それぞれ両側壁部21、21の対面方向において略平行に互いに離間して一対の脚部23、23が突出形成され、この両脚部23、23の先端で両側壁部21、21と対面する外面側に、被取付部材1の嵌合係止孔11に圧入して開口縁部に係止可能な係止爪24、24が突出形成されている。
また、上記底板部22における両脚部23、23の基部相互間で該両脚部23、23の突出方向とは反対側の面から取付部材3の長手方向に沿って長い板状の取っ手部25が突出形成されている。
そして、底板部22における取っ手部25の両長手方向基部に沿ってそれぞれ形成された条溝22a、22aと、底板部22における両脚部23、23の突出方向面側に取っ手部25の長手方向に沿って形成された条溝22bにより、底板部22における取っ手部25の基部部分の肉厚が薄く形成され、これにより、底板部22が条溝22bを中心として折れ曲がり易くなっている。
さらに、底板部22における両脚部23、23の突出方向面側で、基板部22と両側壁部21、21との折曲境界部分にもそれぞれ条溝22cが形成されることにより、同部分の肉厚が薄く形成され、折れ曲がり易くなっている。
なお、両脚部23、23の外側基部と底板部22との間には、補強リブ26、26が形成され、底板部22に対する両脚部23、23の突出角度が維持されるように補強されている。
次に、この実施例1の作用を図4、5に基づいて説明する。
この実施例1の部材固定用クリップ構造では上述のように構成されるため、図4(a)の状態から、両脚部23、23を被取付部材1に形成された嵌合係止孔11内に圧入させるように押圧すると、同図(b)にの実線で示すように、底板部22が肉厚の薄い条溝22b及び条溝22c、22c部分を中心として取っ手部25の突出方向へ向けて断面く字状に折れ曲がり、両脚部23、23の先端側が互いに近づく方向へ移動するため、両係止爪24、24が容易に嵌合係止孔11内に差し込まれ、両係止爪24、24が嵌合係止孔11を通過した時点で、同図(b)の一点鎖線で示すように、弾性で両脚部23、23の先端側が互いに開く方向に戻り、両係止爪24、24が嵌合係止孔11の開口縁部に係止され、被取付部材1に対する取付部材3が取り付け固定された状態になる。
次に、図5(a)の一点鎖線で示す状態から、取っ手部25を摘んで引っ張ると、同図(a)の実線で示すように、底板部22が肉厚の薄い条溝22b及び条溝22c、22c部分を中心として取っ手部25の突出方向へ向けて断面く字状に折れ曲がり、両脚部23、23の先端側が互いに近づく方向へ移動するため、同図(b)に示すように、両係止爪24、24を容易に嵌合係止孔11から抜くことができ、これにより、被取付部材1に対する取付部材3の取り付け固定状態を解除することができる。
以上詳細に説明してきたように、この実施例1の部材固定用クリップ構造では、上述のように、底板部22における両脚部23、23の基部相互間で該両脚部23、23の突出方向とは反対側の面から取っ手部25が突出形成されている構成としたことで、取付部材3を被取付部材1に対しワンタッチ操作で容易に取り付け固定することができるだけでなく、取り付け固定状態からの取り外しが容易で、脱着操作を繰り返すことができるようになるという効果が得られる。
また、底板部22に条溝22a、22b、22cを形成し、断面く字状の折れ曲がり易くしたことで、被取付部材1に対する取付部材3の取り付け及び取り外し作業をさらに容易に行うことができるようになるという効果が得られる。
次に、他の実施例について説明する。この他の実施例の説明にあたっては、前記実施例1と同様の構成部分については図示を省略し、もしくは同一の符号を付けてその説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
この実施例2の部材固定用クリップ構造は、図6〜9に示すように、取付部材3とは別体に形成されたクリップ単体の形態とした点で、上記実施例1とは相違したものである。
即ち、この実施例1の部材固定用クリップは、方形板状クリップ本体2aの中央部に方形凹部が形成され、該凹部の底板部はその中央の帯状部(クリップ2の基板部)2bを残して両サイドに開口部2c、2cが形成されている。
そして、上記帯状部2bの内底部には、該帯状部2bの両端が繋がる両側壁部21、21の対面方向において略平行に互いに離間して一対の脚部23、23が突出形成され、この両脚部23、23の先端で両側壁部21、21と対面する外面側に、被取付部材1の嵌合係止孔11に圧入して開口縁部に係止可能な係止爪24、24が突出形成されている。
また、上記帯状部2bにおける両脚部23、23の基部相互間で該両脚部23、23の突出方向とは反対側の面から取付部材3の長手方向に沿って長い板状の取っ手部25が突出形成されている。
そして、帯状部2bにおける取っ手部25の両長手方向基部に沿ってそれぞれ形成された条溝22a、22aと、帯状部2bにおける両脚部23、23の突出方向面側に取っ手部25の長手方向に沿って形成された条溝22bにより、帯状部2bにおける取っ手部25の基部部分の肉厚が薄く形成され、これにより、帯状部2bが条溝22bを中心として折れ曲がり易くなっている。
さらに、帯状部2bにおける両脚部23、23の突出方向面側で、帯状部2bと両側壁部21、21との折曲境界部分にもそれぞれ条溝22cが形成されることにより、同部分の肉厚が薄く形成され、折れ曲がり易くなっている。
次に、この実施例2の作用を図9に基づいて説明する。
即ち、この実施例2では上述のように構成されるため、両脚部23、23を取付部材3に形成された貫通孔31と被取付部材1に形成された嵌合係止孔11内に圧入させるように押圧すると、帯状部2bが、実施例1における底板部22と同様に肉厚の薄い条溝22b及び条溝22c、22c部分を中心として取っ手部25の突出方向へ向けて断面く字状に折れ曲がり、両脚部23、23の先端側が互いに近づく方向へ移動するため、両係止爪24、24が容易に貫通孔31及び嵌合係止孔11内に差し込まれ、両係止爪24、24が嵌合係止孔11を通過した時点で、弾性で両脚部23、23の先端側が互いに開く方向に戻り、両係止爪24、24が嵌合係止孔11の開口縁部に係止され、図9に示すように、被取付部材1に対する取付部材3が取り付け固定された状態になる。
また、取っ手部25を摘んで引っ張ると、帯状部2bが、実施例1における底板部22と同様に肉厚の薄い条溝22b及び条溝22c、22c部分を中心として取っ手部25の突出方向へ向けて断面く字状に折れ曲がり、両脚部23、23の先端側が互いに近づく方向へ移動するため、両係止爪24、24を容易に嵌合係止孔11及び貫通孔31から抜くことができ、これにより、被取付部材1に対する取付部材3の取り付け固定状態を解除することができる。
従って、この実施例2では、実施例1と同様の効果が得られる他に、クリップの基板部が両開口部2cにより帯状の帯状部2bで構成されることにより、クリップの取り付け及び取り外し操作をさらに容易に行えるようになるという追加の効果が得られる。
以上本実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、実施例では、クリップの基板部(底板部22、帯状部2b)に条溝22a、22b、22cを形成して折れ曲がり易くしたが、基板部自体の肉厚が薄ければ形成しなくてもよい。
実施例1の部材固定用クリップ構造を示す正面図である。 実施例1の部材固定用クリップ構造を示す底面図である。 実施例1の部材固定用クリップ構造を示す底面側斜視図である。 実施例1の作用を示す図2のA−A線における拡大縦断面図である。 実施例1の作用を示す図2のA−A線における拡大縦断面図である。 実施例2の部材固定用クリップ構造を示す正面図である。 実施例2の部材固定用クリップ構造を示す底面図である。 実施例の部材固定用クリップ構造を示す底面側斜視図である。 図7のB−B線における拡大縦断面図である。
符号の説明
1 被取付部材
11 嵌合係止孔
2 クリップ
21 側壁部
22 底板部(クリップの基板部)
22a 条溝
22c 条溝
22c 条溝
23 脚部
24 係止爪
25 取っ手部
2a クリップ本体
2b 帯状部(クリップの基板部)
2c 開口部
3 取付部材

Claims (1)

  1. 弾性を有する材料で構成されていて、基板部から略平行に互いに離間して突出形成された一対の脚部の先端外側面に、被取付部材に形成された嵌合係止孔に圧入して開口縁部に係止可能な係止爪を備えた部材固定用クリップ構造であって、
    前記基板部における前記両脚部の基部相互間で該両脚部の突出方向とは反対側の面から取っ手部が突出形成されていることを特徴とする部材固定用クリップ構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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