JP3344638B2 - リチウム二次電池用マンガン酸リチウムの製造方法 - Google Patents

リチウム二次電池用マンガン酸リチウムの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリチウム二次電池用マン
ガン酸リチウム(LiMn)の製造方法に関し、
より詳しくは、リチウム、リチウム合金または炭素材を
負極活物質とするリチウム二次電池の正極活物質に用い
られるマンガン酸リチウムの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】マンガン酸リチウムの主な製造方法とし
ては炭酸リチウムとマンガン酸化物とを所定のモル比と
なるよう混合した後、加熱処理してリチウム塩を分解さ
せ、さらに高温で加熱処理する方法が一般的である。
【0003】しかしながら、このようにして得られるマ
ンガン酸リチウムを正極活物質として用いた場合、得ら
れるリチウム二次電池の放電容量が小さいという問題が
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
技術の有する課題に鑑みてなされたものであり、マンガ
ン酸リチウムを正極活物質とするリチウム二次電池の放
電容量の大幅な増大を可能とするリチウム二次電池用マ
ンガン酸リチウムの製造方法を提供することを目的とす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、マ
ンガン酸化物にリチウム含有処理を行なう際に、還元剤
を添加し、該マンガン酸化物に還元剤を含有させること
によって達成される。
【0006】すなわち、本発明は、二酸化マンガンにリ
チウム塩水溶液を用いてリチウム含有処理を行なう際
に、還元剤を添加し、該二酸化マンガンに還元剤を含有
させた後、加熱処理することを特徴とするリチウム二次
電池用マンガン酸リチウムの製造方法にある。
【0007】以下、本発明の製造方法を詳細に説明す
る。本発明のマンガン酸リチウムの製造方法において
は、製造工程において還元剤を使用することから、出発
原料であるマンガン酸化物は、比較的に4価のマンガン
を多く含んだ酸化物を用いることが望ましい。特開平5
−21063号公報、特開平6−295724号公報で
はリチウム塩水溶液の温度を比較的高くしたり、使用す
るマンガン酸化物の比表面積を40m2/g以上としな
いとリチウム含有量が低く、加熱処理したときにMn2
3、Mn34が混在し、得られたマンガン酸リチウム
の結晶性は悪く、それを用いたリチウム二次電池は十分
な放電性能が得られないとされている。しかし、本発明
においては、還元剤を使用することから、リチウム含有
処理の温度を従来より低温化でき、さらに比表面積の大
きさを問わず、目的のリチウム含有量に至らしめること
ができる。
【0008】本発明の製造方法において、リチウム含有
処理のために用いるリチウム塩水溶液としては水酸化リ
チウムおよび硝酸リチウムの混合水溶液が好ましい。ま
たリチウム含有処理時間は1〜12時間、処理温度は2
0〜100℃が適当である。その際に添加する還元剤と
しては抱水ヒドラジン、ヒドラジニウム塩、4級アミン
類、L−アスコルビン酸等が例示されるが、加熱処理時
に比較的影響が少ない抱水ヒドラジン、ヒドラジニウム
塩を用いることが望ましい。添加する還元剤の量はマン
ガン酸化物の酸化数に対し、その5〜25%を還元する
のに相当する量を添加することが望ましい。
【0009】
【作用】本発明により得られたマンガン酸リチウムが、
従来の方法で合成したマンガン酸リチウムより顕著な効
果を奏するのは、マンガン酸化物粒子内にリチウム含有
処理を施す際に還元剤を添加することにより、リチウム
が速やかに、かつ均一に拡散し、加熱処理した際に組成
が均一で、かつ結晶性のよいマンガン酸リチウムが得ら
れるからと考える。
【0010】そして、組成が均一で、かつ結晶性のよい
マンガン酸リチウムは、リチウム二次電池の正極活物質
として用いた場合に、充放電の際にリチウムをドープお
よび脱ドープし易く、放電容量が増大するものと考えら
れる。
【0011】
【実施例】以下、実施例等に基づいて本発明を具体的に
説明する。
【0012】実施例1 加温装置を設けた内容積3リットルの電解槽に、正極と
してチタン板、陰極として黒鉛板をそれぞれ交互に配置
し、電解槽の底部に電解補給液の添加管を設けたものを
使用した。
【0013】この電解槽にマンガン50g/l、硫酸3
0g/lとなるように調整した電解液を満たし、そこに
硫酸マンガン溶液からなる電解補給液を注入して上記電
解液組成を保ちながら電解を行なった。この電解は電解
浴温度を95±5℃に保ちながら電流密度50A/m2
で行った。
【0014】電解終了後、電解二酸化マンガンが電着し
た正極板を取り出し、電解二酸化マンガンを充分に洗浄
した後に、平均粒径20μmとなるよう粉砕した。得ら
れた電解二酸化マンガンの比表面積は、窒素気流中、2
50℃で20分間脱水処理を行ないBET一点法(カウ
ンタソープ;湯浅アイオニクス社製)で測定した。その
結果、比表面積は30m2/gであった。
【0015】次に、この二酸化マンガン100gを加温
装置を設けた内容積2リットルの容器に、水酸化リチウ
ム(1mol/l)と硝酸リチウム(3mol/l)の
混合水溶液1リットルと共に入れ、反応温度95℃に保
ち、0.05N抱水ヒドラジン500ml(マンガン酸
化物の酸化数の10%還元量に相当)を滴下し、12時
間反応させた。続いて、混合水溶液中の二酸化マンガン
を常法に従い濾過、乾燥し、二酸化マンガン中の含有リ
チウム量を分析し、その結果を表1に示した。その後、
700℃で24時間加熱処理を行いマンガン酸リチウム
を得た。
【0016】得られたマンガン酸リチウムはX線粉末回
折分析によりLiMn24であることを確認し、(11
1)面のピーク強度を表1に示した。さらに、このLi
Mn24を正極活物質として以下に示すリチウム二次電
池を構成した(図1)。なお、リチウム二次電池には内
径10.8mmφの充放電用電池を用い、構成作業は、
アルゴン雰囲気下のドライボックス中で行なった。図1
中、1は負極端子、2は絶縁物(テフロン材)、3は負
極集電板、4は負極材、5はセパレーター、6は正極合
剤、7は正極端子をそれぞれ示す。正極合剤6として
は、得られたLiMn2490mgに対して黒鉛6mg
および四フッ化エチレン樹脂を4mgを混合、加圧成形
して直径10.6φmmのペレットとしたものを用い
た。
【0017】電解液としては炭酸プロピレンおよび1,
2−ジメトキシエタンの1:1混合溶媒に四フッ化ホウ
素化リチウムを溶解したものを用い、セパレーター5中
に含ませて使用した。負極材4としては、金属リチウム
電極を用い、正極合剤6に対して充分量(約3倍等量)
となるよう設計した。
【0018】得られたリチウム二次電池を用いて、0.
5mAの電流で4.3〜3.0Vの範囲の電圧で充放電
を繰り返し、1サイクル目、10サイクル目および50
サイクル目毎の二次電池放電容量を測定した。それらの
結果を表1に示した。
【0019】比較例1 実施例1で得られた原料二酸化マンガンと同様のものを
用い、実施例1で用いたのと同様のリチウム塩水溶液1
リットル中に100g投入し、反応温度95℃に保持
し、還元剤を加えずに、反応時間12時間でリチウム含
有処理を行なった。その後、常法に従い、濾過、乾燥
後、リチウム含有マンガン酸化物を得た。得られたマン
ガン酸化物中に含まれるリチウム量の分析結果を表1に
示す。その後、700℃で24時間加熱処理を行ないマ
ンガン酸リチウムを得た。
【0020】得られたマンガン酸リチウムはX線粉末回
折分析によりLiMn24であることを確認し、(11
1)面のピーク強度を表1に示した。さらに、このLi
Mn24を正極活物質として用いて実施例1と同様にし
てリチウム二次電池を構成し、その電池性能(放電容
量)を評価した。その結果を表1に示した。
【0021】実施例2 実施例1で得られたの原料二酸化マンガンと同様のもの
を用い、実施例1で用いたのと同様のリチウム塩水溶液
1リットル中に100g投入し、反応温度60℃に保持
し、続いて0.05N抱水ヒドラジン500ml(マン
ガン酸化物の酸化数の10%還元量に相当)を添加し、
反応時間12時間でリチウム含有処理を行なった。その
後、常法に従い、濾過、乾燥後リチウム含有マンガン酸
化物を得た。得られたマンガン酸化物中に含まれるリチ
ウム量の分析結果を表1に示す。その後、700℃で2
4時間加熱処理を行ないマンガン酸リチウムを得た。
【0022】得られたマンガン酸リチウムはX線粉末回
折分析によりLiMn24であることを確認し、(11
1)面のピーク強度を表1に示した。さらに、このLi
Mn24を正極活物質として用いて実施例1と同様にし
てリチウム二次電池を構成し、その電池性能(放電容
量)を評価した。その結果を表1に示した。
【0023】比較例2 実施例1で得られた原料二酸化マンガンと同様のものを
用い、実施例1で用いたのと同様のリチウム塩水溶液1
リットル中に50g投入し、反応温度60℃に保持し、
還元剤を加えずに、反応時間12時間でリチウム含有処
理を行った。その後、常法に従い、濾過、乾燥後リチウ
ム含有マンガン酸化物を得た。得られたマンガン酸化物
中に含まれるリチウム量の分析結果を表1に示す。その
後、700℃で24時間加熱処理を行ないマンガン酸リ
チウムを得た。
【0024】得られたマンガン酸リチウムはX線粉末回
折分析によりLiMn24であることを確認し、(11
1)面のピーク強度を表1に示した。さらに、このLi
Mn24を正極活物質として用いて実施例1と同様にし
てリチウム二次電池を構成し、その電池性能(放電容
量)を評価した。その結果を表1に示した。
【0025】比較例3 実施例1で得られた原料二酸化マンガンと同様のものを
用い、内容積2リットルの容器中に予め得られたこの二
酸化マンガン100gを投入し、続いて0.05N抱水
ヒドラジン750mlを添加して反応後、実施例1で用
いたのと同様のリチウム塩水溶液を1リットル投入し、
反応温度60℃に保持し、反応時間12時間でリチウム
含有処理を行なった。その後、常法に従い、濾過、乾燥
後リチウム含有マンガン酸化物を得た。得られたマンガ
ン酸化物中に含まれるリチウム量の分析結果を表1に示
す。その後、700℃で24時間加熱処理を行ないマン
ガン酸リチウムを得た。
【0026】得られたマンガン酸リチウムはX線粉末回
折分析によりLiMn24であることを確認し、(11
1)面のピーク強度を表1に示した。さらに、このLi
Mn24を正極活物質として用いて実施例1と同様にし
てリチウム二次電池を構成し、その電池性能(放電容
量)を評価した。その結果を表1に示した。
【0027】実施例3 実施例1で得られたの原料二酸化マンガンと同様のもの
を用い、実施例1で用いたのと同様のリチウム塩水溶液
1リットル中に100g投入し、反応温度60℃に保持
し、続いて0.05N抱水ヒドラジン750ml(マン
ガン酸化物の酸化数の15%還元量に相当)を添加し、
反応時間12時間でリチウム含有処理を行なった。その
後、常法に従い、濾過、乾燥後リチウム含有マンガン酸
化物を得た。得られたマンガン酸化物中に含まれるリチ
ウム量の分析結果を表1に示す。その後、700℃で2
4時間加熱処理を行ないマンガン酸リチウムを得た。
【0028】得られたマンガン酸リチウムはX線粉末回
折分析によりLiMn24であることを確認し、(11
1)面のピーク強度を表1に示した。さらに、このLi
Mn24を正極活物質として用いて実施例1と同様にし
てリチウム二次電池を構成し、その電池性能(放電容
量)を評価した。その結果を表1に示した。
【0029】実施例4 実施例1で得られたの原料二酸化マンガンと同様のもの
を用い、実施例1で用いたのと同様のリチウム塩水溶液
1リットル中に50g投入し、反応温度60℃に保持
し、続いて0.05N抱水ヒドラジン250ml(マン
ガン酸化物の酸化数の10%還元量に相当)を添加し、
反応時間12時間でリチウム含有処理を行なった。その
後、常法に従い、濾過、乾燥後リチウム含有マンガン酸
化物を得た。得られたマンガン酸化物中に含まれるリチ
ウム量の分析結果を表1に示す。その後、700℃で2
4時間加熱処理を行ないマンガン酸リチウムを得た。
【0030】得られたマンガン酸リチウムはX線粉末回
折分析によりLiMn24であることを確認し、(11
1)面のピーク強度を表1に示した。さらに、このLi
Mn24を正極活物質として用いて実施例1と同様にし
てリチウム二次電池を構成し、その電池性能(放電容
量)を評価した。その結果を表1に示した。
【0031】実施例5 実施例1で得られたの原料二酸化マンガンと同様のもの
を用い、実施例1で用いたのと同様のリチウム塩水溶液
1リットル中に50g投入し、反応温度45℃に保持
し、続いて0.05N抱水ヒドラジン500ml(マン
ガン酸化物の酸化数の20%還元量に相当)を添加し、
反応時間12時間でリチウム含有処理を行なった。その
後、常法に従い、濾過、乾燥後リチウム含有マンガン酸
化物を得た。得られたマンガン酸化物中に含まれるリチ
ウム量の分析結果を表1に示す。その後、700℃で2
4時間加熱処理を行ないマンガン酸リチウムを得た。
【0032】得られたマンガン酸リチウムはX線粉末回
折分析によりLiMn24であることを確認し、(11
1)面のピーク強度を表1に示した。さらに、このLi
Mn24を正極活物質として用いて実施例1と同様にし
てリチウム二次電池を構成し、その電池性能(放電容
量)を評価した。その結果を表1に示した。
【0033】
【表1】
【0034】表1から明らかなように、リチウム含有処
理時に還元剤を添加することにより、リチウム含有量が
増大し、その後加熱処理し得られた実施例1〜5のLi
Mn24は、比較例1〜3のLiMn24に比較しての
(111)面のピーク強度が高く、結晶性が良好なもの
であった。また、そのLiMn24を正極活物質として
用いた実施例1〜5のリチウム二次電池は、比較例1〜
3のリチウム二次電池と比較して各サイクルの放電容量
が大きく、電池性能に優れていることが判る。
【0035】また、比較例3の結果から、還元剤を予め
投入することでは、目的とするリチウム含有量には至ら
ず、効果がないことが判る。一方、各実施例を対比する
に、実施例1と実施例2〜3、5との比較では、リチウ
ム含有処理時の温度が低くでき、約40〜60℃でLi
Mn24を生成するのに適正なリチウム含有量となって
いることが判る。
【0036】また、実施例2〜5で還元剤量を増加する
ことにより、リチウム含有量を増加させることが可能で
あり、マンガン酸化物の酸化数の還元量としては10〜
20%相当のものが電池性能が良好であることが判る。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、マンガン酸化物を
リチウム含有処理する際に、還元剤を添加した後、加熱
処理する本発明の製造方法によって、結晶性の良好なマ
ンガン酸リチウムが得られる。
【0038】また、本発明の製造方法で得られるマンガ
ン酸リチウムをリチウム二次電池の正極活物質として用
いることによって、放電容量が大きく、かつ充放電特性
等の他の電池特性にも優れたリチウム二次電池を得るこ
とが可能となる。従って、本発明の製造方法はリチウム
二次電池用マンガン酸リチウムの製造方法として非常に
有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わるリチウム二次電池の一例を示
す側断面図。
【符号の説明】
1:負極端子、2:絶縁物、3:負極集電板、4:負極
材、5:セパレータ、6:正極合剤、7:正極端子。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二酸化マンガンにリチウム塩水溶液を用
    いてリチウム含有処理を行なう際に、還元剤を添加し、
    二酸化マンガンに還元剤を含有させた後、加熱処理す
    ることを特徴とするリチウム二次電池用マンガン酸リチ
    ウムの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記リチウム塩水溶液が、水酸化リチウ
    ムおよび硝酸リチウムの混合水溶液であることを特徴と
    する請求項1に記載の製造方法
  3. 【請求項3】 前記還元剤が、抱水ヒドラジン、ヒドラ
    ジニウム塩、4級アミン類またはL−アスコルビン酸か
    ら選ばれることを特徴とする請求項1または2に記載の
    製造方法
  4. 【請求項4】 前記還元剤の添加量が、マンガン酸化物
    の酸化数に対し、その5〜25%を還元するのに相当す
    る量を添加することを特徴とする請求項1乃至3のいず
    れか1項に記載の製造方法
  5. 【請求項5】 前記二酸化マンガンに還元剤を含有処理
    させる時間が1〜12時間、処理温度が20〜100℃
    であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項
    に記載の製造方法
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