JP3344177B2 - フラクタル画像圧縮装置 - Google Patents

フラクタル画像圧縮装置

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JP3344177B2
JP3344177B2 JP20294095A JP20294095A JP3344177B2 JP 3344177 B2 JP3344177 B2 JP 3344177B2 JP 20294095 A JP20294095 A JP 20294095A JP 20294095 A JP20294095 A JP 20294095A JP 3344177 B2 JP3344177 B2 JP 3344177B2
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淳史 石川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多値画像をフラク
タル理論に基づいて画像圧縮するフラクタル画像圧縮装
置に関する。
【0002】マルチメディア時代実現のためのキーテク
ノロジーとして画像圧縮技術が挙げられる。現在におけ
る画像圧縮技術としてJPEGが連想されるが、最近特
に注目されている画像圧縮技術の一つに、Barnsl
eyらにより提案されたフラクタル画像圧縮がある。フ
ラクタル画像圧縮は、自然画像の中にある部分的自己相
似性を利用した手法である。つまり、ある原画像につい
て、その原画像の一部を取り出した場合に、取り出した
画像とよく似た別の画像が原画像の中に異なる大きさで
存在すると考えられる。このような部分的自己相似性を
利用して、原画像を複数のブロックに分割しこれらブロ
ック間の相似性により画像を符号化して画像圧縮を行
い、これとは逆に反復的に画像を再生して画像の復元を
行う。フラクタル画像圧縮は、他の圧縮方法と異なって
画像内の異なるサイズのブロック間の部分的な自己相似
性を利用することから、復元時に解像度に依存しないと
いう利点がある。これは、解像度の異なる機器に出力す
る際に画質の劣化が目立たないという他の圧縮方法には
ない利点を示すものであり、マルチメディア時代におい
て特に望まれる有利な点である。
【0003】
【従来の技術】図10は従来のフラクタル画像圧縮の概
略を示す図である。図10において、原画像GFは、複
数の値域ブロックBR(ブロックサイズK×L)に分割
され、また、値域ブロックBRよりもサイズの大きい複
数の変域ブロックBD(ブロックサイズM×N:M>
K,N>L)に分割される。変域ブロックBDを縮小変
換することにより、値域ブロックBRと同じサイズの縮
小パターンBDP1が作成される。縮小パターンBDP
1に対し、0度、90度、180度、270度の回転変
換をそれぞれ行い、且つそれぞれにより得られた縮小パ
ターンBDP1〜4に対して濃度反転変換を行うことに
より、合計8種類の縮小パターンBDP1〜8が得られ
る。
【0004】1つの値域ブロックBRに対して、全部の
変域ブロックBDについての各縮小パターンBDP1〜
8との比較を行って誤差を算出し、その中で誤差が最小
となる変域ブロックBDとその縮小パターンBDPを選
択する。選択された変域ブロックBDの原画像GF中に
おける位置に関する情報、及び縮小パターンBDPの変
換パラメータに関する情報を、その値域ブロックBRの
符号データとして出力する。また、復元時における初期
画像を生成するために、各値域ブロックBRの濃度の平
均値を算出して符号データに含めておく。このような処
理を全部の値域ブロックBRについて行うことにより、
原画像GFについて圧縮された符号データが得られる。
【0005】上述のようにして得られた符号データの復
元の際には、符号データに含まれる変域ブロックの位置
にある任意の初期画像に対して、符号データに含まれる
変換パラメータに応じた変換を行うことによって、初期
画像よりも原画像に近い復号化された値域ブロックBR
の画像が得られる。この処理を画像全体に対して何度も
繰り返すことによって、原画像に近い画像が復元され
る。
【0006】このようなフラクタル画像圧縮に関する文
献としては、例えば特開平6−98310号公報が挙げ
られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のフラク
タル画像圧縮においては、原画像GFの全体から変域ブ
ロックBDを順次分割し、それら全部の中から誤差が最
小となる変域ブロックBDを検索しているので、誤差が
最小となる変域ブロックBD、つまり最相似ブロックの
検索に多くの時間を要し、その結果、圧縮処理に多くの
時間を要するという問題があった。
【0008】請求項1及び請求項2の発明は、上述の問
題に鑑みてなされたもので、最相似ブロックの存在する
可能性の高い領域から検索を始めることによって圧縮処
理に要する時間の短縮を図ることのできるフラクタル画
像圧縮装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る装
置は、多値の原画像を複数の変域ブロックに分割する変
域ブロック分割手段と、前記原画像を前記変域ブロック
よりもサイズの小さい複数の値域ブロックに分割する値
域ブロック分割手段と、前記変域ブロックにアフィン変
換を行って前記値域ブロックと同じサイズの縮小パター
ンを作成する縮小パターン作成手段と、前記値域ブロッ
クと前記縮小パターンとを比較してそれらの誤差を算出
する誤差算出手段と、前記値域ブロックについて前記縮
小パターンとの誤差の少ない変域ブロック及びアフィン
変換のパラメータを選択する最小誤差選択手段とを備
え、前記各値域ブロックについて、前記縮小パターンと
の誤差の少ない変域ブロックの位置に関する情報及び前
記アフィン変換のパラメータに関する情報を含む符号デ
ータを作成することにより画像圧縮を行うフラクタル画
像圧縮装置において、前記原画像を複数の検索領域に分
割する検索領域分割手段と、前記符号データが作成され
ようとしている値域ブロックを含む検索領域を第1位の
順位とし、前回の符号データの作成時に誤差が最小とな
る変域ブロックが選択された検索領域を第2位の順位と
するように前記検索領域に順位付けを行う順位付け手段
と、前記順位の高い検索領域から順に選択し、選択した
検索領域内において分割した変域ブロックの中に前記縮
小パターンとの誤差が設定された閾値よりも小さいもの
がある場合に当該検索領域内において分割した変域ブロ
ックの中から前記誤差の最も小さい変域ブロックに関し
て前記符号データを作成するように制御する制御手段
と、を有してなる。
【0010】請求項2の発明に係る装置では、前記順位
付け手段は、さらに、第1位の検索領域に近い検索領域
から順に、第3位、第4位、の順位となるように順位付
けを行う。
【0011】検索領域分割手段によって、原画像が複数
の検索領域に分割される。順位付け手段によって、分割
された各検索領域に順位が付与される。このときに、最
相似ブロックの存在する可能性の高い検索領域が高い順
位となるように順位付けされる。
【0012】制御手段は、画像圧縮に際して、順位の高
い検索領域から順に変域ブロックを検索する。選択した
検索領域内において分割した変域ブロックの中に誤差が
閾値よりも小さいものがある場合には、その中の誤差の
最も小さい変域ブロックを選択して符号データを作成す
る。いずれの検索領域内においても誤差が閾値よりも小
さい変域ブロックがない場合には、全部の中で誤差の最
も小さい変域ブロックを選択し、これに基づいて符号デ
ータを作成する。制御手段はこのような動作を制御す
る。
【0013】検索領域分割手段、順位付け手段、変域ブ
ロック選択手段、制御手段などの各手段は、ハードウェ
アを用いた回路により又はMPUなどを用いたソフトウ
ェアによって実現される。
【0014】本発明において、アフィン変換には、縮小
変換、回転変換、濃度反転変換、鏡変換、平行移動変換
など、種々の変換が含まれる。
【0015】
【発明の実施の形態】まず、本発明に係るフラクタル画
像圧縮の原理について説明する。図1は本発明に係るフ
ラクタル画像圧縮の概略を示す図、図2はフラクタル画
像圧縮された画像データの画像復元の概略を示す図、図
7は検索領域ERの順位付けを説明するための図、図8
は原画像GFにおける検索領域ER、変域ブロックB
D、及び値域ブロックBRの関係を示す図である。な
お、図1において、図10と同一の部分については従来
の技術の項で説明したので、ここでの説明は省略し又は
簡略化する。
【0016】図1において、原画像GFは、複数の値域
ブロックBR(ブロックサイズK×L)に分割される。
分割された各値域ブロックBRについて、最小誤差が算
出される。最小誤差の算出に当たって、順位が第1の検
索領域ERの中から、誤差の比較対象となる変域ブロッ
クBDが分割され、分割された変域ブロックBDについ
ての画像データが読み出される。
【0017】すなわち、画像圧縮に当たって、まず、原
画像PMの全体が複数の検索領域ERに分割され、分割
された各検索領域ERに順位が付される。各検索領域E
Rは、変域ブロックBDよりもサイズが大きく、且つ可
能な限り縦横のサイズを変域ブロックBDの整数倍とす
る。各検索領域ERへの順位の付与は、1つの値域ブロ
ックに対する符号データDCが作成される度毎に行わ
れ、その度に順位が変動する可能性がある。
【0018】検索領域ERの順位は次のようにして決定
される。まず最初は、符号データDCが作成されようと
している値域ブロックBRを含む検索領域ERを第1の
順位とする。そして、第1位の検索領域ERに近い検索
領域ERから順に、第2位、第3位、というように順位
付けされる。図1及び図8の例では、原画像PMが上下
2つの検索領域ERに分割されている。最初は、上側の
検索領域ERから値域ブロックBRが分割されて符号デ
ータDCの作成が行われるので、上側の検索領域ER−
1が第1位となり、下側の検索領域ER−2が第2位と
なる。
【0019】最初の符号データDCを作成した後では、
符号データDCが作成されようとしている値域ブロック
BRを含む検索領域ERを第1の順位とすることに変わ
りないが、前回つまり1回目の符号データDCの作成時
に最相似ブロック(誤差が最小となる変域ブロックB
D)が選択された検索領域ERを第2位とする。そし
て、第1位の検索領域ERに近い検索領域ERから順
に、第3位、第4位、というように順位付けされる。図
1の例で、1回目において最相似ブロックが検索領域E
R−1から選択されたとすると、上側の検索領域ER−
1が第1位となり、下側の検索領域ER−2が第2位と
なる。
【0020】検索領域ERの順位付けについて、図7を
参照してさらに詳細に説明する。図7において、原画像
PMは、4つの検索領域ERに分割されている。値域ブ
ロックBRは、原画像PMの左上端から順に右方向に向
かって分割される。検索領域ERの順位付けにおいて、
最初は、図7(1)の中央に順位を数字で示すように、
符号データDCが作成されようとしている値域ブロック
BRを含む検索領域ERが第1位となり、その右側の検
索領域ERが第2位、左下の検索領域ERが第3位、右
下の検索領域ERが第4位となっている。順位付けがな
されると、第1位の検索領域ERの中から、変域ブロッ
クBDが順に分割され、分割された変域ブロックBDに
対して、縮小変換、回転変換、濃度反転変換などによっ
て縮小パターンBDP1〜8が作成され、値域ブロック
BRと各縮小パターンBDP1〜8との比較により誤差
が算出される。
【0021】第1位の検索領域ERの中の変域ブロック
BDについて、誤差が最小となる変域ブロックBDとそ
の縮小パターンBDPを選択し、その誤差が設定された
閾値よりも小さい場合に、その変域ブロックBDを最相
似ブロックとして選択する。第1位の検索領域ERの中
には誤差が閾値よりも小さい変域ブロックBDがない場
合に、第2位の検索領域ERの中から最相似ブロックを
検索し、誤差が閾値よりも小さくない場合には、上述と
同様に第3位、第4位の中から順次最相似ブロックを検
索していく。図7(2)に示すように、第3位の検索領
域ERから最相似ブロックが選択されたとすると、次回
の検索領域ERの順位は、図7(3)に示すように、第
3位であった検索領域ERが第2位に上がり、第2位で
あった検索領域ERが第3位に下がる。第1位の検索領
域ERは、2つ目の値域ブロックBRも同じ検索領域E
Rから分割されるので、その順位に変更はない。
【0022】そして、図7(4)に示すように、2つ目
の値域ブロックBRについて、第4位の検索領域ERか
ら最相似ブロックが選択されると、検索領域ERの順位
は、図7(5)に示すように、第4位であった検索領域
ERが第2位に上がり、第2位及び第3位であった検索
領域ERがそれぞれ1つずつ繰り下がる。第1位の検索
領域ERは、3つ目の値域ブロックBRも同じ検索領域
ERから分割されるので、その順位に変更はない。
【0023】上述のように、値域ブロックBRに対する
変域ブロックBDは、検索領域ERの順位に応じて、順
位の高い検索領域ERの中から順に検索され、1つの検
索領域ERの中から選択された変域ブロックBDの縮小
パターンBDPと値域ブロックBRとの誤差が閾値より
も小さいときに、その変域ブロックBDを選択する。全
部の検索領域ERの中の変域ブロックBDについて、誤
差が閾値よりも小さいものがない場合には、その中で誤
差の最も小さい変域ブロックBDを最相似ブロックとし
て選択する。
【0024】そして、値域ブロックBRについて濃度の
平均値VMが算出され、算出された平均値VM、最小誤
差の変域ブロックBDの位置の情報、及び縮小パターン
BDPについての変換情報(変換パラメータ)である縮
小率(縮小変換係数)α、回転角度(回転変換係数)
θ、及び濃度変換の有無Zに基づいて、符号データDC
が作成される。
【0025】なお、値域ブロックBRは、通常正方形と
されることが多く、例えば8×8画素、4×4画素など
とされる。変域ブロックBDは値域ブロックBRよりも
サイズが大きく、それらは互いに相似形とされることが
多い。
【0026】図2において、復元画像RFは、復元処理
が繰り返されるにしたがって原画像GFに近づくように
復元(伸長)される画像であり、復元処理の開始時にお
いては初期画像が生成される。初期画像として、例えば
符号データDCに含まれる各値域ブロックBRの平均値
VMが設定される。復元処理において、最初の符号デー
タDCに含まれる変域ブロックBDの位置情報に基づい
て、復元画像RFから変域ブロックBDが抽出される。
抽出された変域ブロックBDに対して、符号データDC
に含まれる縮小率αを用いて縮小変換を行って縮小変換
画像BDFを得る。縮小変換画像BDFに対して、回転
角度θを用いて回転変換を行い、且つ濃度反転変換の有
無Zに応じた変換を行って値域復元画像RFRを得る。
得られた値域復元画像RFRによって、該当する値域ブ
ロックBRについて復元画像RFを更新する。全部の値
域ブロックBRについて、つまり符号データDCの全部
について、上述の処理を1回行うことによって、復元画
像RFが1回更新される。この処理を何回も繰り返すこ
とによって、原画像GFに近い復元画像RFが得られ
る。このように、反復変換符号化法によって画像の圧縮
と復元が行われる。
【0027】次に、本発明に係る画像圧縮装置1の構成
及び動作について説明する。図3は本発明に係る画像圧
縮装置1のブロック図である。図3において、画像圧縮
装置1は、制御回路20、画像メモリ21、第1ブロッ
ク分割回路22、第2ブロック分割回路23、領域分割
順位付け回路24、平均値算出回路25、縮小/回転変
換回路26、誤差算出回路27、比較回路28、最小誤
差算出回路29、及び符号データ作成回路30などから
なる。
【0028】画像メモリ21は、画像圧縮のために入力
された原画像GFについての画像データDGを1ページ
単位で格納する。画像メモリ21に格納された画像デー
タDGは、第1ブロック分割回路22及び第2ブロック
分割回路23によって、ブロック単位で読み出される。
つまり、図8に示されるように、原画像GFの画像デー
タDGは、第1ブロック分割回路22によって変域ブロ
ックBD毎に読み出され、第2ブロック分割回路23に
よって値域ブロックBR毎に読み出される。
【0029】第1ブロック分割回路22は、画像メモリ
21の中の領域分割順位付け回路24によって指定され
た検索領域ER内の画像データDGを変域ブロックBD
毎に読み出し、読み出した1つの変域ブロックBD分の
画像データDGを格納する。第1ブロック分割回路22
は、格納した変域ブロックBDの画像データDG、及び
格納している変域ブロックBDの原画像GF中における
位置情報(これを「ブロック位置情報」ということがあ
る)を、符号データ作成回路30に対して出力する。符
号データ作成回路30は、ブロック位置情報を内蔵した
メモリに記憶する。ブロック位置情報は、例えば原画像
GF中における変域ブロックBDの番号又は座標などで
ある。
【0030】第2ブロック分割回路23は画像メモリ2
1から画像データDGを値域ブロックBR毎に読み出
し、読み出した1つの値域ブロックBR分の画像データ
DGを格納する。
【0031】領域分割順位付け回路24は、分割部24
a及び順位付け部24bを有する。分割部24aは、原
画像PMを複数の検索領域ERに分割する。なお、分割
の処理に当たっては、例えば、検索領域ER毎に画像メ
モリ21の該当するアドレスの先頭及び末尾を決定し、
又は検索領域ER毎の始点と終点の座標位置を決定し、
又はそれらのアドレスや座標位置の決定のためのパラメ
ータを決定する。また、それらの決定に加えて、各検索
領域ERに識別コードを付与する。
【0032】順位付け部24bは、検索領域ERに順位
付けを行う。順位付けの処理を行うことによって、第1
ブロック分割回路22に対して領域指定信号S9を出力
し、第1ブロック分割回路22が次に読み出すべき変域
ブロックBDの検索領域ERを指定する。
【0033】平均値算出回路25は、第2ブロック分割
回路23から出力される値域ブロックBRの画像データ
DGの平均値VMを算出する。平均値VMとして、例え
ば画像データDGの濃度値の単純平均値の他、濃度値の
基準値からの誤差の平均値などが用いられる。算出され
た平均値VMは符号データ作成回路30に出力され、そ
のメモリに記憶される。平均値VMは、画像の復元の際
の初期画像として用いられる。
【0034】縮小/回転変換回路26は、第1ブロック
分割回路22から出力される変域ブロックBDの画像デ
ータDGに対して、指定された縮小率αで縮小変換を行
い、縮小パターンBDP1を得る。縮小変換では、画像
データなどの画素を単純に間引く方法、又は2つ以上の
画素の平均値を算出した後に画素を間引く方法など、種
々の方法が用いられる。縮小率αは、変域ブロックBD
を値域ブロックBRのサイズに縮小するに必要な値であ
り、例えば2分の1、4分の1、8分の1、16分の1
などとされる。
【0035】得られた縮小パターンBDP1に対して、
さらに指定された回転角度θで回転変換を行う。回転角
度θは、0度、90度、180度、270度の4種類で
あるので、回転変換によって4つの縮小パターンBDP
1〜4を得る。これらの縮小パターンBDP1〜4のそ
れぞれに対して、さらに濃度反転変換を行い、縮小パタ
ーンBDP5〜8を得る。濃度反転変換は白黒を反転さ
せる変換である。これによって、合計8つの縮小パター
ンBDP1〜8を得る。得られた縮小パターンBDP1
〜8は、作成された順に誤差算出回路27に出力され
る。縮小/回転変換回路26で用いられた縮小率α、回
転角度θ、濃度反転の有無Zは、変換係数(変換パラメ
ータ)として符号データ作成回路30に出力され、その
メモリに記憶される。なお、縮小変換、回転変換、濃度
反転変換は、それぞれアフィン変換の一態様として行わ
れる。
【0036】誤差算出回路27は、縮小/回転変換回路
26から出力される縮小パターンBDP1〜8のそれぞ
れに対して、第2ブロック分割回路23から出力される
値域ブロックBRとの誤差δを算出して出力する。この
誤差δは、例えば対応する各画素についての濃度差の2
乗平均を算出することにより得られる。
【0037】比較回路28は、誤差算出回路27から出
力される誤差δBと前回までの誤差の最小値δAとを比
較し、今回の誤差δBが最小値δAよりも小さい場合
に、「1」の信号を出力する。
【0038】最小誤差算出回路29は、比較回路28か
ら信号が出力されたときに、誤差算出回路27から入力
される誤差δの値を最小値δAとして記憶するととも
に、次回からその最小値δAを比較回路28に出力す
る。また、記憶された最小値δAと、制御回路20から
出力される誤差の閾値δtとを比較する。
【0039】符号データ作成回路30は、平均値算出回
路25から出力される平均値VM、比較回路28から出
力される信号、第1ブロック分割回路22から出力され
るブロック位置情報、縮小/回転変換回路26から出力
される変換係数に基づいて、符号データDCを算出して
出力する。符号データDCは、各値域ブロックBRにつ
いて作成され、作成された順に出力される。したがっ
て、値域ブロックBRの位置に関する情報は、全体の符
号データDCの中の当該値域ブロックBRの符号データ
DCの順位によって得られる。符号データ作成回路30
から出力される符号データDCが、原画像GFの画像圧
縮データである。
【0040】制御回路20は、画像メモリ21にメモリ
制御信号S1を出力して画像メモリ21の読み書きを制
御し、第1ブロック分割回路22及び第2ブロック分割
回路23にブロック分割信号S2,3を出力してそれぞ
れの読み出し動作を制御し、領域分割順位付け回路24
に領域制御信号S10を出力して領域分割順位付け回路
24の処理動作を制御し、縮小/回転変換回路26に変
換命令信号S4を出力して変換動作を制御し、符号デー
タ作成回路30に符号データ出力命令信号S5を出力し
て符号データDCの作成及び出力を制御する。その他、
画像圧縮装置1の全体を制御する。
【0041】制御回路20は、1つの値域ブロックBR
についての符号データDCの作成時に、順位の高い検索
領域ERから順に選択し、選択した検索領域ER内にお
いて分割した変域ブロックBDの中に縮小パターンBD
Pとの誤差δが閾値δtよりも小さいものがある場合に
その検索領域ER内において分割した変域ブロックBD
の中から誤差δの最も小さい変域ブロックBDに関して
符号データDCを作成するように制御する。
【0042】いずれの検索領域ERにも縮小パターンB
DPとの誤差δが閾値δtよりも小さいものがない場合
には、最も誤差δの小さい変域ブロックBDを選択し、
その変域ブロックBDに関して符号データDCを作成す
るように制御する。
【0043】次に、画像圧縮装置1の処理動作をフロー
チャートに基づいて説明する。図4は画像圧縮装置1に
おける圧縮処理(符号化処理)を示すフローチャート、
図5は順位付け処理を示すフローチャート、図6は復元
処理(復号化処理)を示すフローチャートである。な
お、図3の画像圧縮装置1は圧縮処理を行う部分のみを
示したものであり、復元処理を行う部分については図示
されていない。したがって図6のフローチャートの説明
については図2を参照するのがよい。
【0044】図4において、符号化対象画像である原画
像GFを複数の検索領域ERに分割する(#21)。次
に、原画像PMを値域ブロックBRに分割し、分割した
1つの値域ブロックBRを取り出す(#22)。取り出
した値域ブロックBRを含む検索領域ERが第1位とな
るように、検索領域ERに対して第1位〜第m位まで順
位付けを行う(#23)。ここで変数nを「1」に設定
する(#24)。
【0045】順位が第n位の検索領域ERを、複数の変
域ブロックBDに分割し、分割した1つの変域ブロック
BDを取り出す(#25)。取り出した変域ブロックB
Dに対して縮小変換、回転変換、濃度反転変換を行って
8つの縮小パターンBDP1〜8を得る(#26)。値
域ブロックBRと縮小パターンBDP1〜8との誤差δ
を算出し(#27)、誤差δが最小となる縮小パターン
BDPを選択して変域ブロックBDの位置情報と変換パ
ラメータを記憶する(#28)。これらの処理を第n位
の検索領域ERの総ての変域ブロックBDに対して実行
し、誤差δが最小となる変域ブロックBD及び縮小パタ
ーンBDPを1つ選択する(#29)。
【0046】選択された縮小パターンBDPの誤差δ
(最小誤差)と閾値δtとを比較する(#30)。最小
誤差が閾値δtよりも大きい場合には(#30でノ
ー)、次の順位の検索領域ERから最小誤差となる縮小
パターンBDPを選択するために変数nを1つインクリ
メントする(#33)。総ての検索領域ERについての
処理を行った結果、閾値δtよりも小さい最小誤差が得
られない場合には、最小誤差に対応する縮小パターンB
DPを選択する。このようにして、変域ブロックBDの
位置情報及び縮小パターンBDPの変換パラメータを原
画像GFの全体から1つ選択し、選択したそれらの情報
をその値域ブロックBRの符号データDCとして記憶す
る(#27)。総ての値域ブロックBRについて上述の
符号化処理を行う(#31)。
【0047】図5において、値域ブロックBRを含む検
索領域ERを第1位とする(#41)。最初の値域ブロ
ックBRである場合には(#42でイエス)、その値域
ブロックBRに近い検索領域ERから順に、第2位〜第
m位の順位を付ける(#46)。
【0048】2回目以降の値域ブロックBRである場合
には(#42でノー)、変数nが「2」でない場合、つ
まり対象となっている検索領域ERが第2位の検索領域
ERでない場合には(#43でノー)、第2位〜第(n
−1)位の検索領域ERの順位をそれぞれ1つずつ繰り
下げ(#44)、第n位の検索領域ERつまり対象とな
っている検索領域ERの順位を第2位とする(#4
5)。
【0049】図6において、まず、原画像GFと同じサ
イズの初期画像を復元画像RFとして与え(#51)、
復元画像RFを複数の値域ブロックBRに分割する(#
52)。次に、値域ブロックBRに対応する符号データ
DCに含まれる情報に基づいて、変域ブロックBDの位
置にある画像データを取り出し(#53)、符号データ
DCに含まれる縮小率α、回転角度θ、濃度反転の有無
Zに基づく変換処理を施す(#54)。
【0050】上述のような処理を施して得た値域復元画
像RFRを値域ブロックBRと置き換えることによって
値域ブロックBRを更新する(#55)。総ての値域ブ
ロックBRについて上述の処理を実行する(#56)。
これによって、初期画像よりも原画像GFに近い復元画
像RFが得られる。上述の処理を設定された回数だけ繰
り返して行う(#57)。繰り返し回数は、例えば10
〜20回に設定される。上述の処理によって、原画像G
Fにより近い復元画像RFが得られる。
【0051】上述の画像圧縮装置1によると、圧縮時に
おいて、原画像PMを複数の検索領域ERに分割し、分
割した検索領域ERに順位を付与し、その順位にしたが
って選択された検索領域ERの中から変域ブロックBD
を選択するので、誤差が最小となる変域ブロックBD、
つまり最相似ブロックの存在する可能性の高い領域から
変域ブロックBDの検索が開始され、最相似ブロックの
検索に要する時間が大幅に短縮される。特に、値域ブロ
ックBRを含む検索領域ERが常に第1位となるように
順位付けを行い、且つ前回に最相似ブロックを含んでい
た検索領域ERが第2位となるように順位付けを行った
ので、最相似ブロックの検索に無駄な時間を要すること
が少なくなり検索が高速で行われる。これによって、圧
縮処理に要する時間の大幅な短縮が図られる。
【0052】なお、検索領域ER内における最相似ブロ
ックの選択と、誤差δと閾値δtとの比較とは、いずれ
を先に行ってもよい。例えば、最相似ブロックを選択し
た後で、誤差δが閾値δt以下であるかどうかをチェッ
クしてもよいし、誤差δが算出される毎に、その誤差δ
が閾値δt以下であるかどうかをチェックしてもよい
し、他の種々の方法を採用することも可能である。
【0053】上述の画像圧縮装置1においては、原画像
PMから分割した全部の検索領域ERに対して、第1位
から順に順位付けを行ったが、原画像PMを予め領域属
性に応じて分割しておき、それぞれの属性の領域内にお
いて分割された検索領域ERの中で順位付けを行うよう
にしてもよい。これについて、図9を参照して説明す
る。
【0054】図9は原画像PMを属性領域に分割した場
合の検索領域ERを示す図である。図9において、原画
像PMの上方部は文字領域AAであり、下方部は写真領
域ABである。文字領域AA内において4つの検索領域
ER−Aに分割され、写真領域AB内において6つの検
索領域ER−Bに分割されている。検索領域ER−A及
び検索領域ER−Bは、それぞれ文字領域AA内又は写
真領域AB内において、第1〜4位又は第1〜6位まで
の順位が付与されている。変域ブロックBDの選択に当
たっては、値域ブロックBRが文字領域AAに存在する
場合には、検索領域ER−A内において変域ブロックB
Dが選択され、且つ最相似ブロックが選択され、値域ブ
ロックBRが写真領域ABに存在する場合には、検索領
域ER−B内において変域ブロックBDが選択され、且
つ最相似ブロックが選択される。
【0055】このように、属性に応じて独立して検索領
域ERの順位付けを行うことにより、すなわち属性に応
じて分割された領域に対してそれぞれ本発明を適用する
ことにより、変域ブロックBDの検索がより高速化さ
れ、画像圧縮に要する時間の一層の短縮が図られる。こ
の場合には、属性に応じて分割された領域のそれぞれが
原画像PMとなる。
【0056】上述の実施例において、値域ブロックBR
が文字領域である場合に、それを再分割してより小さい
値域ブロックBRとしてもよい。変換処理によって8つ
の縮小パターンBDP1〜8を作成しているが、7つ以
下又は9つ以上の縮小パターンBDPを作成してもよ
い。原画像PMから変域ブロックBDを選択するに当た
り、予め作成した濃度パターンデータを適当なメモリに
格納しておき、そのメモリから濃度パターンデータを読
み出して変域ブロックBDのデータに代えてもよい。変
換処理として鏡反転処理を行ってもよい。検索領域E
R、値域ブロックBR、変域ブロックBDのサイズは上
述以外の種々のサイズとしてもよい。その他、画像圧縮
装置1の全体又は各部の構成、処理の内容、順序、及び
処理のタイミングなどは、本発明の主旨に沿って適宜変
更することができる。
【0057】
【発明の効果】請求項1及び請求項2の発明によると、
最相似ブロックの存在する可能性の高い領域から検索を
始めることによって、圧縮処理に要する時間の短縮を図
ることができる。
【0058】また、値域ブロックの含まれる検索領域が
常に第1位となるので、最相似ブロックの検索が高速に
行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフラクタル画像圧縮の概略を示す
図である。
【図2】フラクタル画像圧縮された画像データの画像復
元の概略を示す図である。
【図3】本発明に係る画像圧縮装置のブロック図であ
る。
【図4】画像圧縮装置における圧縮処理を示すフローチ
ャートである。
【図5】順位付け処理を示すフローチャートである。
【図6】復元処理を示すフローチャートである。
【図7】検索領域の順位付けを説明するための図であ
る。
【図8】原画像における検索領域、変域ブロック、及び
値域ブロックの関係を示す図である。
【図9】原画像を属性領域に分割した場合の検索領域を
示す図である。
【図10】従来のフラクタル画像圧縮の概略を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 画像圧縮装置 20 制御回路(制御手段) 22 第1ブロック分割回路(変域ブロック分割手段) 23 第2ブロック分割回路(値域ブロック分割手段) 24 領域分割順位付け回路 24a 分割部(検索領域分割手段) 24b 順位付け部(順位付け手段) 26 縮小/回転変換回路(縮小パターン作成手段) 27 誤差算出回路(誤差算出手段) 29 最小誤差算出回路(最小誤差選択手段) DC 符号データ ER 検索領域 BD 変域ブロック BR 値域ブロック

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多値の原画像を複数の変域ブロックに分割
    する変域ブロック分割手段と、前記原画像を前記変域ブ
    ロックよりもサイズの小さい複数の値域ブロックに分割
    する値域ブロック分割手段と、前記変域ブロックにアフ
    ィン変換を行って前記値域ブロックと同じサイズの縮小
    パターンを作成する縮小パターン作成手段と、前記値域
    ブロックと前記縮小パターンとを比較してそれらの誤差
    を算出する誤差算出手段と、前記値域ブロックについて
    前記縮小パターンとの誤差の少ない変域ブロック及びア
    フィン変換のパラメータを選択する最小誤差選択手段と
    を備え、前記各値域ブロックについて、前記縮小パター
    ンとの誤差の少ない変域ブロックの位置に関する情報及
    び前記アフィン変換のパラメータに関する情報を含む符
    号データを作成することにより画像圧縮を行うフラクタ
    ル画像圧縮装置において、 前記原画像を複数の検索領域に分割する検索領域分割手
    段と、前記符号データが作成されようとしている値域ブロック
    を含む検索領域を第1位の順位とし、前回の符号データ
    の作成時に誤差が最小となる変域ブロックが選択された
    検索領域を第2位の順位とするように 前記検索領域に順
    位付けを行う順位付け手段と、 前記順位の高い検索領域から順に選択し、選択した検索
    領域内において分割した変域ブロックの中に前記縮小パ
    ターンとの誤差が設定された閾値よりも小さいものがあ
    る場合に当該検索領域内において分割した変域ブロック
    の中から前記誤差の最も小さい変域ブロックに関して前
    記符号データを作成するように制御する制御手段と、 を有してなることを特徴とするフラクタル画像圧縮装
    置。
  2. 【請求項2】前記順位付け手段は、さらに、第1位の検
    索領域に近い検索領域から順に、第3位、第4位、の順
    位となるように順位付けを行う、 請求項1記載のフラクタル画像圧縮装置。
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