JP3344105B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3344105B2
JP3344105B2 JP22366594A JP22366594A JP3344105B2 JP 3344105 B2 JP3344105 B2 JP 3344105B2 JP 22366594 A JP22366594 A JP 22366594A JP 22366594 A JP22366594 A JP 22366594A JP 3344105 B2 JP3344105 B2 JP 3344105B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の感光体ドラムを
備え、これら複数の感光体ドラムそれぞれに潜像を形成
しこれらの潜像を各色のトナーで現像してトナー像を
得、搬送機構により複数の感光体ドラムに沿って搬送さ
れる転写材上にこれらのトナー像を順次転写して画像を
形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー文書やカラー図面等のカラー画像
を転写紙上に形成するカラー画像形成装置が知られてい
る。このカラー画像形成装置には基本構成が異なるいく
つかのタイプがあるが、そのうちの一タイプとして、転
写紙を転写材として搬送する転写紙搬送ベルト、あるい
はベルト自体が転写材として搬送される中間転写ベルト
と、これらのベルトに沿って配置された複数の感光体ド
ラム等を備えた、いわゆるタンデム型カラー画像形成装
置が知られている。このタンデム型カラー画像形成装置
では、複数の感光体ドラムそれぞれに潜像が形成され、
この潜像が各色のトナーで現像されてトナー像が得ら
れ、適宜の搬送機構により搬送されてきた転写材上にこ
れらのトナー像が順次転写されて、一つの画像が形成さ
れる。これらのトナー像が転写される際には、転写紙上
に各色の画像が正確に重なって転写されることが重要で
あり、この重なりがずれると色ずれが生じる。この色ず
れの原因の一つとして、転写紙搬送ベルトあるいは中間
転写ベルトに沿って配置された複数の感光体ドラム同士
の平行度のずれがある。複数の感光体ドラムを互いに平
行になるように高精度に保持して色ずれを防止するため
には、各感光体ドラムの回転軸を画像形成装置内で高精
度に互いに平行に軸支することが要求される。感光体ド
ラムの回転軸の両端はそれぞれ、通常、画像形成装置の
本体フレームに互いに向き合わせて取り付けられた前側
板と後側板双方に備えられた軸受に軸支されている。各
感光体ドラムの回転軸を高精度に互いに平行に軸支する
ために、次のような技術が提案されている。
【0003】例えば特開昭62−229264号公報や
実開昭63−185151号公報には、各感光体ドラム
の回転軸の同一側の一端を後側板の軸受で軸支する一
方、回転軸の各他端の転写紙搬送方向の位置を各他端毎
に調整する位置調整手段を備えた前側板の軸受で回転軸
の各他端を軸支する技術が提案されている。この技術に
よれば、位置調整手段により回転軸の各他端の位置を調
整することにより各感光体ドラムの回転軸を高精度に互
いに平行に軸支でき、各感光体ドラム同士の平行度を確
実に確保できることとなる。
【0004】各感光体ドラムの回転軸を前側板と後側板
双方の軸受で軸支させるに当たっては、通常、後側板が
取り付けられ前側板が取り付けられていない状態の本体
フレームの後側板の軸受に、各感光体ドラムの回転軸の
一端を軸支させて回転軸を片持ちの状態にしておき、前
側板を両手で持ち上げて前側板の軸受に回転軸の各他端
を挿入して軸支させ、前側板を本体フレームに取り付け
る。各感光体ドラムの回転軸には感光体ドラム自体の荷
重のほか、その周囲に配置された現像装置や帯電器等の
荷重も作用しており、このため、一端が後側板の軸受に
軸支された片持ちの状態の回転軸の他端は、それぞれば
らついた位置に垂れ下がっている。一方、前側板の軸受
とこの軸受に軸支される回転軸それぞれの寸法公差は、
各感光体ドラム同士の平行度を高精度に維持するため
に、回転軸が軸受に軸支された状態で両者間の間隙が極
力少なくなるような寸法公差になっている。このため、
上記従来技術では、ばらついた位置に垂れ下がった状態
の回転軸端部を各軸受に挿入して軸支させる作業が非常
に困難であるという問題がある。さらに、各感光体ドラ
ムの回転軸が軸支された前側板を本体フレームに取り付
けるために、各感光体ドラムの回転軸に作用する荷重に
相当する分の重さが加わった前側板を持ち上げるという
困難な作業も必要である。
【0005】また、実開平2−89447号公報には、
前側板の位置決めをするための位置決めピンを本体フレ
ームに備えると共にこの位置決めピンが挿入される取付
け孔と、感光体ドラムの回転軸を軸支する軸受を前側板
に備え、前側板を本体フレームに取り付けるに当たっ
て、本体フレームに備えた位置決めピンが前側板の位置
決め孔に挿入されるタイミングと、回転軸の端部が前側
板の軸受に挿入されるタイミングとを互いにずらしてい
ずれか一方を先に挿入し、これにより、前側板を本体フ
レームに取り付け易くする技術が提案されている。この
技術によれば、前側板が本体フレームに幾分取り付け易
くなるものの、ばらついた位置に垂れ下がった状態の回
転軸を各軸受に挿入して軸支させるという問題は解決さ
れない。
【0006】また、特開昭64−84263号公報に
は、感光体ドラムとその周囲に配置された現像装置や帯
電器等の荷重が作用している回転軸を支持する、各感光
体ドラム毎に備えられた複数の支持手段と、これら複数
の支持手段を本体フレームに対して仮止めする、複数の
支持手段それぞれに備えられた2つの基準ピンと、この
2つの基準ピンのうちの一方の基準ピンに備えられた、
各支持手段の位置を調整する位置調整手段と、上記複数
の支持手段を同時に保持した状態で本体フレームの取付
位置まで持ち上げて本体フレームに取り付ける前側板と
が備えられた画像形成装置が提案されている。この画像
形成装置では、各支持手段で回転軸を支持しこの支持手
段の位置を位置調整手段で調整することにより回転軸の
端部の位置を揃えることができ、この位置が揃えられた
端部を前側板の軸受に挿入して軸支させ、複数の支持手
段を本体フレームの取付位置まで前側板で同時に持ち上
げて前側板と複数の支持手段を本体フレームに取り付け
る。このため、ばらついた位置に垂れ下がっている状態
の回転軸端部を前側板の軸受に挿入して軸支させこの前
側板を本体フレームに取り付ける技術に比べ、位置調整
手段で揃えられた各回転軸の端部を前側板の軸受に挿入
して軸支させるため作業は容易であるが、位置調整手段
等が必要になり構成が複雑であるという問題がある。
【0007】図3を参照して従来の画像形成装置におけ
る、感光体ドラムの回転軸を軸支する技術の例を説明す
る。図3は画像形成装置の一部を示す、(a)は断面
図、(b)は感光体ドラムの回転軸を位置決めする位置
決め板(前側板)の正面図である。本体フレーム10に
は、4つの感光体ドラム(図示せず)の各回転軸12,
14,16,18の、図示しない側の一端が軸支されて
いる。各回転軸12,14,16,18の図示された側
の端部12a,14a,16a,18aはそれぞれ、位
置決め板20に嵌め込まれて固定された軸受22,2
4,26,28に軸支される。位置決め板20にはその
長手方向両端部に位置決め孔20a,20bが形成され
ており、この位置決め孔20a,20bに、本体フレー
ム10に設けられた基準ピン10a,10bを挿入する
ことにより位置決め板20の位置が固定され、これによ
り、回転軸12,14,16,18の位置決めが行われ
る。尚、図3(a)には、回転軸12,14,16,1
8の端部12a,14a,16a,18aを軸受22,
24,26,28から抜き出した状態が示されている。
【0008】各回転軸12,14,16,18の、図示
しない側の一端が本体フレーム10に軸支され、図示さ
れた側の端部12a,12b,12c,12dが軸支さ
れていない片持ちの状態では、これら各端部12a,1
2b,12c,12dの位置は、本体フレーム10に取
り付けられた位置決め板20の軸受22,24,26,
28に、図示された側の端部12a,12b,12c,
12dも軸支されて各感光体ドラムが平行に保たれた状
態におけるそれら端部12a,12b,12c,12d
の位置(理想位置)に対してばらつく。図4(a)の白
丸(○)は、感光体ドラムや現像装置等が取り外された
回転軸12,14,16,18(図3(a)参照)の端
部12a,12b,12c,12dの位置を示し、図4
(a)の黒丸(●)は、感光体ドラムや現像装置等が取
り付けられた上記回転軸の端部12a,12b,12
c,12dの位置を示す。ここでは、感光体ドラムや現
像装置等の合計重量が約6kgである場合を示す。図4
(a)に示されるように、感光体ドラムや現像装置等が
回転軸から取り外された状態であっても回転軸の端部の
位置はばらついている。回転軸に感光体ドラム等が取り
付けられた状態では、感光体ドラム等が回転軸から取り
外された状態の端部の位置に比べ0.5mm〜1.0m
m程度、回転軸端部が垂れ下がった位置になることが確
認された。感光体ドラム等が取り付けられた回転軸他端
を理想位置に戻すために必要な、回転軸1本当たりの力
図4(b)に示す。図4(b)に示されるように、垂
れ下がり量が多い程、回転軸を理想位置まで戻すための
力は増加する。図4(b)は回転軸端部の上下方向のば
らつきだけを測定した値であるが、実際には横方向にも
ばらつきがあり、回転軸他端のばらつきを修正する力は
更に増加する。図4(b)に示される力は1本の回転軸
についてのものであり、実際には図3に示されるよう
に、画像形成装置には例えば4本の回転軸が備えられて
いるため、ばらついた回転軸端部を理想位置にもってく
るためには回転軸の本数分の力が必要になる。しかも、
上述したように、軸受22,24,26,28に回転軸
12,14,16,18が軸支された状態では両者間の
間隙が極力少なくなるような寸法公差になっているた
め、位置決め板20を取付けるに当っては、回転軸に作
用する荷重に対抗しながら、軸受22,24,26,2
8に回転軸12,14,16,18を挿入して軸支させ
るという非常に困難な作業を行なわなけれならないとい
う問題がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑み、感光体ドラムの回転軸の位置決めを高い精度で容
易に達成できる回転軸位置決め板を備えた画像形成装置
を提供することを目的とする。
【0010】
【0011】
【課題を解決するための手段】上 記目的を達成する本発
明の画像形成装置は、本体フレームと、互いに平行に配
置され同一側の各一端が前記本体フレームに軸支された
回転軸を有する複数の感光体ドラムと、これら複数の感
光体ドラムの回転軸の、上記各一端とは反対側の各他端
を軸支して、本体フレームに固定された回転軸位置決め
部材と、これら複数の感光体ドラムに沿って転写材を搬
送する搬送機構とを備え、上記複数の感光体ドラムそれ
ぞれに潜像を形成しこの潜像を各色のトナーで現像して
トナー像を得、これらのトナー像を、搬送機構により搬
送される転写材上に順次転写する画像形成装置におい
て、上記回転軸位置決め部材が、互いに重ね合わされる
と共に重ね合わされた複数枚を貫いて上記各他端が挿通
される複数枚の板状部材を備え、これら複数枚の板状部
材が、上記各他端を軸支する各軸受それぞれがこれら複
数枚の板状部材のいずれかに分配されるように各軸受を
分担して備えると共に、軸支を分担する回転軸を除く他
の回転軸が遊挿される孔を有することを特徴とするもの
である。
【0012】
【0013】
【作用】 本発明の画像形成装置によれば、各板状部材
は、回転軸の上記各他端を軸支する軸受と軸支を分担す
る回転軸を除く他の回転軸が遊挿される孔とを有してい
るため、軸支を分担する回転軸だけが軸受に挿入されて
位置決めされ、他の回転軸は孔に遊挿される。従って、
1枚の板状部材当たりの感光体ドラムの回転軸が挿入さ
れる軸受の個数を減らすことができ、その分操作性が向
上する。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の画像形成装置
の実施例を説明する。図1は、本発明の画像形成装置の
一実施例である多色電子写真複写装置を示す模式図であ
る。多色電子写真複写装置40には、回転軸42Y,4
2M,42C,42Kを有する感光体ドラム44Y,4
4M,44C,44Kが備えられており、感光体ドラム
44Y,44M,44C,44Kそれぞれの外周には、
感光体ドラム44Y,44M,44C,44Kの表面を
例えば−500〜−800Vの範囲内の電圧に均一に帯
電する一次帯電器46Y,46M,46C,46Kと、
色分解された光像又はこれに相当する光像を照射して感
光体ドラム44Y,44M,44C,44Kに静電潜像
を形成する、例えばレーザービーム露光装置等からなる
露光手段47Y,47M,47C,47Kと、感光体ド
ラム44Y,44M,44C,44Kの表面上の静電潜
像を可視化する現像装置48Y,48M,48C,48
Kと、可視化された現像像(トナー像)を転写に適した
電位に調整する転写前コロトロン49Y,49M,49
C,49Kと、転写後の感光体ドラム44Y,44M,
44C,44Kをクリーニングするクリーニング装置5
1Y,51M,51C,51Kと、転写材搬送ベルト5
2を除電する除電器53と転写材搬送ベルト52をクリ
ーニングするクリーニングブレード57が備えられてい
る。
【0015】現像装置48Y,48M,48C,48K
にはそれぞれ、イエロー,シアン,マゼンタ,ブラック
のトナー等の現像剤が収容されており、感光体ドラム4
4Y,44M,44C,44Kの静電潜像は現像装置4
8Y,48M,48C,48Kにより可視化され現像像
(トナー像)が得られる。得られたトナー像は、感光体
ドラム44Y,44M,44C,44Kに接した状態に
配置された転写用コロナ放電器50Y,50M,50
C,50Kによって、転写材搬送ベルト52で担持、搬
送されてきた転写材54に転写される。
【0016】ここで、転写材54を搬送するための諸設
備について説明する。転写材54を搬送する転写材搬送
ベルト52は誘電体であり、駆動軸55及びこの駆動軸
55に従動する従動軸56,58,60によって、矢印
62の方向に回転する。また、給紙装置64から送給さ
れてきた転写材54を転写材搬送ベルト52に吸着した
状態で搬送させるための吸着用コロナ放電器66が配置
されている。転写材搬送ベルト52を挾んだ吸着用コロ
ナ放電器66の反対側には、用紙吸着用ロール68が接
地された状態に配置されており、これにより、転写材5
9に電荷が注入されて転写材59が転写材搬送ベルト5
2に吸着される。転写材54を転写材搬送ベルト52か
ら剥離する剥離手段として、静電的な吸着力を弱めるコ
ロナ帯電器70と樹脂等の絶縁材からなる剥離爪72が
備えられている。ここでは、コロナ帯電器70として、
交流発振の直流バイアスが印加される交流コロナ放電器
が備えられている。
【0017】転写材54は、給紙装置64より転写材搬
送ベルト52に送給され、吸着用コロナ放電器66と用
紙吸着用ロール68による静電的な作用により、転写材
搬送ベルト52に吸着され、転写用コロナ放電器50
Y,50M,50C,50Kの位置を順に通過する。こ
の通過毎に、転写用コロナ放電器50Y,50M,50
C,50Kにより静電的にイエロー,シアン,マゼン
タ,ブラックのトナー像が転写材54に転写される。
尚、転写用コロナ放電器50Y,50M,50C,50
Kを通過する毎に、吸着用コロナ放電器66による作用
と同様の作用で転写用コロナ放電器50Y,50M,5
0C,50Kにより転写材54に転写材搬送ベルト52
への強固な吸着作用が働く。各色のトナー像が転写され
た転写材54は、コロナ帯電器70により静電的な吸着
力が弱められた後に転写材搬送ベルト52から剥離さ
れ、定着器74に搬送される。この定着器74では、ト
ナー像が定着されて転写材54にフルカラー画像が形成
される。
【0018】次に、各感光体ドラム44Y,44M,4
4C,44K(図1参照)の回転軸42Y,42M,4
2C,42Kを位置決めする回転軸位置決め部材につい
て説明する。図2は、回転軸位置決め部材の一例を示
す、(a)は画像形成装置の本体フレームに取り付けら
れた状態を示す断面図、(b)及び(c)は回転軸位置
決め部材を示す正面図であり、本体フレーム92のうち
図示されていない部分には、感光体ドラム44Y,44
M,44C,44K(図1参照)の回転軸42Y,42
M,42C,42Kの図示されていない一端が軸支され
ている。尚、図2(a)には、回転軸42Y,42M,
42C,42Kの、図示された側の端部(他端)42Y
a,42Ma,42Ca,42Kaを軸受502,50
8,604,606から抜き出した状態が示されてい
る。
【0019】回転軸位置決め部材90には、互いに重ね
合わされる2枚の板状部材500,600が備えられて
おり、重ね合わされた2枚の板状部材500,600
貫いて感光体ドラム44Y,44M,44C,44K
(図1参照)の回転軸42Y,42M,42C,42K
の他端42Ya,42Ma,42Ca,42Kaが挿通
される
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】転軸位置決め部材290では、操作性
上させるために、回転軸が遊挿される孔504,50
6,602,608を板状部材500,600に形成す
ると共に、軸受502,508,604,606を移動
できないように固定した。これにより、転写材搬送方向
からみて最上流側の回転軸42Yと最下流側の回転軸4
2Xは板状部材500で位置決めされ、回転軸42M,
42Cは板状部材600位置決めされる。この回転軸
位置決め部材290によれば、非常に精度の厳しい感光
体ドラムの回転軸が挿入される軸受の個数を1枚の板状
部材当たり2個に減らしているため、その分操作性が向
上する。尚、転写材及び転写材搬送機構については、上
記実施例に示したものに限られるものではなく、転写材
が複数の感光体ドラムに沿って移動し、これに順次トナ
ー画像が転写されて一つの画像が形成される機構のもの
であれば、例えばベルトそのものを転写材としてベルト
表面にトナー像を直接一次転写し、これを用紙に二次転
写する、いわゆる中間転写ベルト機構のものでもよいこ
とは勿論である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明の画像形成装
置によれば、1枚の板状部材で複数の全ての回転軸の位
置決めを行っていた従来の画像形成装置に比べ、板状部
材を複数枚にして位置決めの際に回転軸に作用する荷重
を複数枚の板状部材に分散したため、回転軸の位置決め
が非常にスムーズになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一実施例である多色電
子写真複写装置を示す模式図である。
【図2】回転軸位置決め部材の一例を示す、(a)は
色電子写真複写装置の本体フレームに取り付けられた状
態を示す断面図、(b)及び(c)は回転軸位置決め部
材を示す正面図である。
【図3】従来の画像形成装置の一部を示す、(a)は断
面図、(b)は感光体ドラムの回転軸が取り付けられる
取付板の側面図である。
【図4】(a)は回転軸の他端の位置を示すグラフ、
(b)は回転軸を理想位置に矯正するために必要な回転
軸1本当たりの力を示すグラフである。
【符号の説明】
42Y,42M,42C,42K 回転軸 42Ya,42Ma,42Ca,42Ka 他端 44Y,44M,44C,44K 感光体ドラム 90,190,290 回転軸位置決め部材 00,600 板状部材 02,508,604,606 軸受 504,506,602,608 孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/01 - 15/01 117 G03G 21/00 350 - 354

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体フレームと、互いに平行に配置され
    同一側の各一端が前記本体フレームに軸支された回転軸
    を有する複数の感光体ドラムと、これら複数の感光体ド
    ラムの回転軸の、前記各一端とは反対側の各他端を軸支
    して、前記本体フレームに固定された回転軸位置決め部
    材と、これら複数の感光体ドラムに沿って転写材を搬送
    する搬送機構とを備え、前記複数の感光体ドラムそれぞ
    れに潜像を形成し該潜像を各色のトナーで現像してトナ
    ー像を得、これらのトナー像を、前記搬送機構により搬
    送される転写材上に、順次転写する画像形成装置におい
    て、 前記回転軸位置決め部材が、互いに重ね合わされると共
    に重ね合わされた複数枚を貫いて前記各他端が挿通され
    る複数枚の板状部材を備え、 前記複数枚の板状部材が、前記各他端を軸支する各軸受
    それぞれが前記複数枚の板状部材のいずれかに分配され
    るように該各軸受を分担して備えると共に、軸支を分担
    する前記回転軸を除く他の回転軸が遊挿される孔を有す
    ことを特徴とする画像形成装置。
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