JP3343452B2 - プルリング付き栓 - Google Patents
プルリング付き栓Info
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- JP3343452B2 JP3343452B2 JP25921894A JP25921894A JP3343452B2 JP 3343452 B2 JP3343452 B2 JP 3343452B2 JP 25921894 A JP25921894 A JP 25921894A JP 25921894 A JP25921894 A JP 25921894A JP 3343452 B2 JP3343452 B2 JP 3343452B2
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- Japan
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- rod
- plug
- aluminum sheet
- flange
- pull ring
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Description
する。
外二重周壁を垂下すると共に、該二重周壁の内周壁上方
頂壁部分から注出筒を、かつ該注出筒を囲んで蓋体嵌合
用の短筒を、それぞれ起立し、かつ上記内周壁および注
出筒が囲む頂壁部分に肉薄の破断線を周設して該破断線
が囲む頂壁部分を除去板部とし、該除去板部の周縁一部
から支持棒を起立して該棒上端にプルリングを横設し
た、いわゆるプルリング付きの合成樹脂製キャップない
し栓が知られている。
方へ引くことで上記破断栓が切断されて該破断線が囲む
頂壁部分が除去され、よって頂壁中央部が開口される
が、該キャップを例えば食料品のタレ収納用壜に嵌合す
ると商品流通過程において上記肉薄の破断線部分からタ
レの香気等が散失する欠点があった。この欠点除去のた
め上記破断線を有する頂壁部分下面へ、金属薄板上下へ
耐水性プラスチックフィルムを層着させたシートを層着
させたキャップ(実公平4-39174 号)が用いられてい
る。
プルリング付きキャップないし栓は、金属薄板上下にプ
ラスチックフィルムを層着して形成した金属シート外周
を頂壁外周部下面へ溶着し、かつその金属シート中央部
上面へ、破断線が囲む頂壁の除去板部下面を溶着するか
ら、稀に上記プルリングを上方引上げしたとき、除去板
部と共に除去される筈の金属シート中央部が残ったり、
又金属薄板は除去されても金属薄板下面に層着されてい
たプラスチックフィルムが残って、そのため頂壁が開口
されないことがあった。その原因としては金属薄板上面
側のプラスチックフィルムと除去板部下面との、又金属
薄板と下面側プラスチックフィルムとの、それぞれ溶着
ないし接着不良が考えられる。
から肉厚かつ剛性の棒状部を起立しておき、該棒状部押
下げにより金属シート一部に切目を形成可能として、該
切目形成後、プルリング引き上げにより確実に頂壁を開
口できるようにしたものである。
させる注出筒2上部の外面から、口頸部上端面へ係合さ
せる外向きフランジ3を突出すると共に、注出筒下端に
内向きフランジ5を付設した栓本体1と、上記内向きフ
ランジ上面へ、外周部下面を溶着させて内向きフランジ
のフランジ孔5aを閉塞する、アルミ薄板の上下両面へプ
ラスチックフィルムを層着させたアルミシート6と、上
記フランジ孔上方のアルミシート部分の上面へ溶着させ
た接合板9上面から、押下げ用肉厚の剛性棒状部10を、
該棒状部後面10a と接合板9の後外面とをほぼ面一に連
続させて起立し、かつ該棒状部の後面上端部から棒状部
10を囲成してプルリング11を前方へ横設する開栓用部8
とからなり、上記アルミシート6外周一部に穿設した透
孔7を通って内向きフランジ5と棒状部10とを連結片12
で連結して上記栓本体1と開栓用部8とを合成樹脂材で
一体成形した。
6と、開栓用部8の接合板9が、既述従来例の頂壁を形
成し、かつ上記内向きフランジ5内周縁と、接合板9の
外周縁との間のアルミシート部分6aが従来例の破断線を
形成することとなる。
で、棒状部10の後部上面を強く下方へ押圧すると、棒状
部10後面と接合板9後外面とはほぼ面一としてあるた
め、その接合板後外縁と内向きフランジ後部内縁との間
のアルミシート部分6bに押圧力が集中することとなり、
よって該部分に切目が生ずる。該切目が生じた後にプル
リング11を上方へ引けば、該プルリングは棒状部後面と
接続させてあるため、上記切目部分から接合板および該
接合板が溶着するアルミシート部分が、上記破断線該当
部分破断により引上げられ、開口する。
アルミシート6と、開栓用部8とからなり、その栓本体
と開栓用部とは連結片12で連続させてある。
る注出筒2の上部外面から口頸部上端面へ係合させる外
向きフランジ3を突出し、その外向きフランジ外周から
口頸部外面へ嵌合させる外周壁4を垂下する。又その注
出筒下端には内向きフランジ5を付設する。注出筒上端
は、図示のように上外方へ折返し気味に拡開し、液切れ
をよくすることが望ましい。
へプラスチックフィルムを層着させた公知のもので、そ
の外周部を、上記栓本体の内向きフランジ5上面へ溶接
させることで、その内向きフランジのフランジ孔5aを閉
塞する。尚後述のように上記溶着部分である、アルミシ
ート外周一部には透孔7が穿設してある。
ルミシート部分上面へ溶着させた接合板9上面から、押
下げ用肉厚の合成棒状部10を起立する。該棒状部10の後
面10a と接合板9の後外面とはほぼ面一に連続させて起
立し、又棒状部の後面上端部から棒状部を囲成してプル
リング11を前方へ横設する。棒状部は筒状としてよく、
図2、図4が示すようにその平面形状は適当に選ぶこと
が出来る。
7を通って連結片12で連結させ、それ等を合成樹脂材、
通常軟質ポリエチレンで一体に成形する。その一体成形
は、既述実公平4-39174 号のように、アルミシート6を
インサート成形することで行うが、ランナ、ないしゲー
トは栓本体1側に設け、アルミシートの透孔7は、溶融
合成樹脂の射出圧力で開口することが出来る。アルミシ
ート6に対する内向きフランジ5上面および接合板9の
下面の溶融は、栓本体と開栓用部形成用溶融樹脂材料と
プラスチックフィルムと同材質とすることで行う。
1のフランジ孔5a上方のアルミシート部分上面へ溶着さ
せた接合板9上面から押下げ用肉厚の剛性棒状部10を、
該棒状部後面10a と接合板9の後外面とほぼ面一に連続
させて起立したから、又アルミシート外周部は上記フラ
ンジ孔5aを形成する内向きフランジ5上面へ溶着させた
から、棒状部10の上面後方部を下方へ押すことで、接合
板9後外面と内向きフランジ5の後部内縁との間のアル
ミシート6部分に切目を形成することが容易であり、又
プルリング11は棒状部の後面上端部から前方へ横設した
から、該プルリング引き上げにより棒状部10は後面側か
ら引上げられ、よって上記切目からアルミシートを接合
板9外縁と内向きフランジ内縁との間のアルミシート部
分6aに沿って確実に破断し、開口できることとなり、既
述従来例欠点を除去できることとなる。
Claims (1)
- 【請求項1】 容器体口頸部内面へ嵌合させる注出筒2
上部の外面から、口頸部上端面へ係合させる外向きフラ
ンジ3を突出すると共に、注出筒下端に内向きフランジ
5を付設した栓本体1と、上記内向きフランジ上面へ、
外周部下面を溶着させて内向きフランジのフランジ孔5a
を閉塞する、アルミ薄板の上下両面へプラスチックフィ
ルムを層着させたアルミシート6と、上記フランジ孔上
方のアルミシート部分の上面へ溶着させた接合板9上面
から、押下げ用肉厚の剛性棒状部10を、該棒状部後面10
a と接合板9の後外面とをほぼ面一に連続させて起立
し、かつ該棒状部の後面上端部から棒状部10を囲成して
プルリング11を前方へ横設する開栓用部8とからなり、
上記アルミシート6外周一部に穿設した透孔7を通って
内向きフランジ5と棒状部10とを連結片12で連結して上
記栓本体1と開栓用部8とを合成樹脂材で一体成形した
ことを特徴とするプルリング付き栓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25921894A JP3343452B2 (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | プルリング付き栓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25921894A JP3343452B2 (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | プルリング付き栓 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0891411A JPH0891411A (ja) | 1996-04-09 |
JP3343452B2 true JP3343452B2 (ja) | 2002-11-11 |
Family
ID=17331048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25921894A Expired - Fee Related JP3343452B2 (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | プルリング付き栓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3343452B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002120882A (ja) * | 2000-10-19 | 2002-04-23 | Kenji Nakamura | ウェットティッシュ収納容器の取出し口開封構造 |
JP5484802B2 (ja) * | 2009-06-30 | 2014-05-07 | 株式会社吉野工業所 | 注出栓 |
-
1994
- 1994-09-28 JP JP25921894A patent/JP3343452B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0891411A (ja) | 1996-04-09 |
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