JP3342747B2 - サッシュ接続用ブラケット - Google Patents

サッシュ接続用ブラケット

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JP3342747B2 JP21554493A JP21554493A JP3342747B2 JP 3342747 B2 JP3342747 B2 JP 3342747B2 JP 21554493 A JP21554493 A JP 21554493A JP 21554493 A JP21554493 A JP 21554493A JP 3342747 B2 JP3342747 B2 JP 3342747B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車のドアにおけ
るドアサッシュとサッシュロアとを接続するためのサッ
シュ接続用ブラケットに関する。
【0002】
【従来の技術】図10に示すように、ドアサッシュ1を
備えた自動車用ドアにおいては、ドアパネル2内に、ド
アガラス3を案内するためのサッシュロア4が予め取り
付けられており、このサッシュロア4の上端とドアサッ
シュ1下端とを、サッシュ接続用ブラケット5を介して
接続するようになっている。図11は、従来のサッシュ
接続用ブラケット5を示すもので、このブラケット5
は、金属板を略U字状断面をなすように折曲し、その底
壁部および側壁部の3箇所に、嵌合支持片6を設けてあ
る。そして、この嵌合支持片6がサッシュロア4端面か
ら突出した状態となるように、サッシュロア4上端部に
溶接されている。尚、サッシュロア4端部には、底壁部
の嵌合支持片6に対向する舌片7が形成されている。ド
アサッシュ1の下端は、上記ブラケット5の各嵌合支持
片6の内側に嵌合し、これにより該ドアサッシュ1とサ
ッシュロア4とが、互いに連続するように接続される。
特に、上記舌片7とこれに対向する嵌合支持片6との間
には、ドアサッシュ1の板厚に相当する間隙が確保され
ており、ここでドアサッシュ1を挾持するようになって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成においては、金属製のサッシュ接続用ブラケッ
ト5をサッシュロア4に溶接しているため、その溶接に
非常に手間が掛かるとともに、破壊検査が必要になる等
コストが嵩むという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明では、
サッシュ接続用ブラケットを合成樹脂製とし、サッシュ
ロアに簡単に嵌合装着できるようにした。すなわち、こ
の発明は、ドアパネル内に位置するサッシュロア上端に
予め取り付けられ、ドアサッシュ下端が嵌合接続される
サッシュ接続用ブラケットにおいて、全体を合成樹脂に
て成形し、一端にサッシュロア嵌合部を、他端にドアサ
ッシュ嵌合部をそれぞれ形成するとともに、上記サッシ
ュロア嵌合部および上記ドアサッシュ嵌合部のそれぞれ
は、サッシュロアおよびドアサッシュの略U字形断面の
両側面および底面に対応した三方について、サッシュロ
アおよびドアサッシュの外側に沿う外壁部と内側に沿う
内壁部とを有し、上記サッシュロア嵌合部を上記サッシ
ュロア上端に嵌め込むことでサッシュロアに取り付けら
れるように構成され、かつ、上記サッシュロア嵌合部の
側壁に、サッシュロア上端の開口部に係合する係止爪を
形成したことを特徴としている。
【0005】
【作用】上記サッシュ接続用ブラケットは、そのサッシ
ュロア嵌合部がサッシュロア上端に嵌め込まれる。この
とき、係止爪がサッシュロア上端の開口部に係合し、該
ブラケットが抜け止めされる。そして、このブラケット
のドアサッシュ嵌合部にドアサッシュ下端が嵌合され、
ドアサッシュとサッシュロアとが接続される。
【0006】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
詳細に説明する。
【0007】図1は、この発明に係るサッシュ接続用ブ
ラケット11をサッシュロア4の上端に取り付けた状態
において示す斜視図、図2はブラケット11の単体状態
を示す斜視図である。また図3は、ブラケット11が取
り付けられるサッシュロア4の上端部の構成を示してい
る。
【0008】このサッシュ接続用ブラケット11は、そ
の全体が合成樹脂にて一体に成形されたものであって、
サッシュロア4およびドアサッシュ1の断面形状に沿っ
た断面略U字状をなし、その一端にサッシュロア嵌合部
13が、他端にドアサッシュ嵌合部12がそれぞれ形成
されている。
【0009】サッシュロア嵌合部13は、図4〜図9の
各断面図にも示されているように、サッシュロア4の内
側に沿う内壁部14と、外側に沿う外壁部15とを有
し、両者間に、サッシュロア4の断面形状に対応した間
隙が設けられている。内壁部14は、両側面および底面
の三方に連続して形成されている。この内壁部14の断
面U字形の底面に位置する部分14aは、ドアガラス3
の端縁が滑らかに摺接するように、図8に示すようなテ
ーパ面に形成されている。また外壁部15は、U字形の
両側面および底面の三方にそれぞれ独立した形で設けら
れている。つまり、側面と底面との間のコーナ部分が切
り欠かれている。そして、左右両側面の外壁部15中央
部には、図5に断面形状を示すような係止爪16がそれ
ぞれ形成されている。この係止爪16は、サッシュロア
4上端部に形成された矩形の開口部17(図3,図5参
照)に外側から係合し、これによって該ブラケット11
が抜け止めされるようになっている。
【0010】ドアサッシュ嵌合部12は、やはりドアサ
ッシュ1の内側に沿う内壁部18と、外側に沿う外壁部
19とを有し、両者間に、ドアサッシュ1の断面形状に
対応した間隙が設けられている。上記内壁部18および
外壁部19は、U字形の両側面および底面の三方に設け
られており、かつ底面に相当する部分の中央部が切り欠
かれた形となっている。
【0011】上記サッシュロア嵌合部13とドアサッシ
ュ嵌合部12は、中間の連結部20において一体に連結
されている。この連結部20は、U字形の両側面および
底面の三方に連続して同一の高さ位置に形成されてい
る。
【0012】また、この実施例では、U字形の開口部へ
向かって一対のガラスホルダ21が突出形成されてい
る。このガラスホルダ21は、ドアガラス3の端縁を挾
持して所定位置に案内するもので、図4に示すように、
それぞれ略D字形の断面形状を有し、かつドアガラス3
の板厚と略等しい間隔をもって対向配置されている。こ
のガラスホルダ21は、上記連結部20およびサッシュ
ロア嵌合部13の内壁部14に一体に支持されている。
【0013】尚、上記ブラケット11が装着されるサッ
シュロア4の開口部には、図3に示すように、ドアガラ
ス3両側面に圧接する一対のシールリップ22が設けら
れている。
【0014】上記のように構成されたブラケット11
は、図1に示すように、そのサッシュロア嵌合部13が
サッシュロア4上端に嵌め込まれ、これによってサッシ
ュロア4に装着される。特に、一対の係止爪16がサッ
シュロア4の開口部17に係合し、堅固に固定保持され
る。そして、このブラケット11のドアサッシュ嵌合部
12側に、ドアサッシュ1の下端が嵌め込まれ、該ドア
サッシュ1とサッシュロア4とが接続される。
【0015】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、この発明
に係るサッシュ接続用ブラケットによれば、サッシュロ
アとの溶接が不要であり、サッシュロア上端に嵌め込む
だけで装着できるので、組立が簡単となり、かつコスト
の低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るサッシュ接続用ブラケットをサ
ッシュロア装着状態において示す斜視図。
【図2】このブラケットを単体状態で示す斜視図。
【図3】サッシュロア上端部の斜視図。
【図4】図1のA−A線に沿った断面図。
【図5】図1のB−B線に沿った断面図。
【図6】図1のC−C線に沿った断面図。
【図7】図1のD−D線に沿った断面図。
【図8】図1のE−E線に沿った断面図。
【図9】図1のF−F線に沿った断面図。
【図10】サッシュロアとドアサッシュとの配置を示す
ドア側面図。
【図11】従来のサッシュ接続用ブラケットをサッシュ
ロア装着状態において示す斜視図。
【符号の説明】
4…サッシュロア 11…サッシュ接続用ブラケット 12…ドアサッシュ嵌合部 13…サッシュロア嵌合部 16…係止爪

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアパネル内に位置するサッシュロア上
    端に予め取り付けられ、ドアサッシュ下端が嵌合接続さ
    れるサッシュ接続用ブラケットにおいて、 全体を合成樹脂にて成形し、一端にサッシュロア嵌合部
    を、他端にドアサッシュ嵌合部をそれぞれ形成するとと
    もに、上記サッシュロア嵌合部および上記ドアサッシュ
    嵌合部のそれぞれは、サッシュロアおよびドアサッシュ
    の略U字形断面の両側面および底面に対応した三方につ
    いて、サッシュロアおよびドアサッシュの外側に沿う外
    壁部と内側に沿う内壁部とを有し、上記サッシュロア嵌
    合部を上記サッシュロア上端に嵌め込むことでサッシュ
    ロアに取り付けられるように構成され、かつ、上記サッ
    シュロア嵌合部の側壁に、サッシュロア上端の開口部に
    係合する係止爪を形成したことを特徴とするサッシュ接
    続用ブラケット。
JP21554493A 1993-08-31 1993-08-31 サッシュ接続用ブラケット Expired - Fee Related JP3342747B2 (ja)

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