JP3341821B2 - スプライス電線の防水構造及びスプライス電線の防水方法 - Google Patents

スプライス電線の防水構造及びスプライス電線の防水方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業が簡単で工数
が少なくかつすぐれた防水性能を有するスプライス電線
の防水構造及びスプライス電線の防水方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のスプライス電線の防水構
造、図7はその形成過程を示す。これらの図において、
1はスプライス電線、2はプラスチック製のキャップ、
3は防水シール用のブチルゴム、4は二重ハーフラッ
プ、5は被覆電線1aを拡げるための治具である。ここ
で、スプライス電線1とは図示のように、複数本の被覆
電線1aの例えば先端部の皮剥きを行って露出したスト
リップを圧着、溶着、熱圧着等の手段でジョイントした
ものである。
【0003】従来このスプライス電線1の防水処理は、
図7のように、治具5を用いてジョイント部1bの近傍
の被覆電線1a群を拡げ、その間隙にブチルゴム3をす
りこみ、被覆電線1aを1本ずつ確実にブチルゴム3で
被覆する。この状態でスプライス電線1の先端部分にキ
ャップ2を被せ、プチルゴム3のはみ出し部分3aをキ
ャップ2の開口端縁にまぶしてキャップ2になじませた
後、はみ出し部分3aの前後のキャップ外周およびスプ
ライス電線1を二重ハーフラップ4によりラッピングす
る。
【0004】従来のスプライス電線1の防水処理方法で
は、被覆電線1aを1本ずつ拡げてブチルゴム3をすり
こみ充填するという面倒な作業がある。しかもキャップ
2の挿着によりブチルゴム3がはみ出すために、このは
み出し部分3aをならしてキャップ2になじませる作業
が必要となり、さらにブチルゴム3の付着防止や体裁を
整えるため二重ハーフラップ4で被覆しなければなら
ず、作業工数が多い。また、キャップ2の外部からの水
に対しては防水シール効果は万全であるが、各被覆電線
1a中の芯線を伝わって浸入する水に対してほとんど無
防備である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題に鑑
みてなされたものであり、作業が簡単で工数が少なくか
つすぐれた防水性能を有するスプライス電線の防水構造
及びスプライス電線の防水方法を提供することを課題と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、本発明のスプライス電線の防水構造は、請求項1に
記載のように、複数本の被覆電線のストリップをジョイ
ントして成るスプライス電線と、該スプライス電線のジ
ョイント部およびその近傍に被せた合成樹脂製のキャッ
プと、該キャップ内において前記スプライス電線とキャ
ップ間および被覆電線相互間を閉塞固定する樹脂層とか
ら成るスプライス電線の防水構造であって、前記キャッ
プが内周壁の中間に抜け防止リブを備え、前記樹脂層が
該抜け防止リブによりキャップに対して抜け出し不能に
固定されていることを特徴とする。
【0007】このスプライス電線の防水構造を得るため
の防水方法は、請求項に記載のように、一端が閉じ他
端が開口した合成樹脂製のキャップの中程まで未硬化樹
脂を注入し、該キャップ内の未硬化樹脂中に複数本の被
覆電線のストリップをジョイントして成るスプライス電
線の該ジョイント部およびその近傍を挿入した後、該未
硬化樹脂を硬化させるスプライス電線の防水方法であっ
て、前記合成樹脂製のキャップとして、その内周壁の中
間に抜け防止リブを備えたものを使用し、前記未硬化樹
脂を該抜け防止リブのレベルまで注入することを特徴と
する。キャップに注入する未硬化樹脂の粘度は、請求項
に記載のように、25℃において100〜5000セ
ンチポイズのものを使用する。
【0008】請求項3の発明によれば、キャップに未硬
化樹脂を注入しておき、この中にスプライス電線の先端
部分即ちジョイント部とその近傍を差し込んで溶液に浸
し、後は硬化処理をするだけでよく、作業は極めて簡単
である。未硬化樹脂の注入量を調整すれば、スプライス
電線の挿入によりキャップから溢れることはなく、手際
よく作業でき、従来のように二重ハーフラップの巻付け
といった後処理も不要である。未硬化樹脂の粘度は、そ
の取扱および電線への浸透性から25℃において100
〜5000センチポイズの範囲、とくに100〜100
0センチポイズとするのが好ましい。
【0009】ここで、請求項の発明のように上記未硬
化樹脂として一部のエポキシ樹脂などのように透明ない
し半透明である樹脂を用いた場合、スプライス電線のジ
ョイント部の差込状態が確認でき、作業性が向上すると
共に確実な処理が可能となる。なおこの場合、キャップ
を透明ないし半透明のものを用いることによりさらに容
易に行うことができる。なお特に視認性が求められない
場合にはエポキシ樹脂以外の絶縁性及び防水性を有する
樹脂、例えばポリウレタン樹脂などを用いることもでき
る。
【0010】未硬化樹脂は上記特定の粘度のものを用い
るとジョイント部近傍の各被覆電線相互間は勿論芯線と
芯線の間にも毛細管現象により浸透し、電線および芯線
の周囲を1本ずつ確実に被覆する状態となり、この状態
で硬化する。このようにして得られる請求項1のスプラ
イス電線の防水構造によれば、電線および芯線の1本ず
つが樹脂層で被覆固定されるから、キャップの外部から
の水は勿論、内部の芯線を伝わって浸入する水も樹脂層
の部分で遮断され、すぐれた防水効果を発揮する。
【0011】請求項2の発明は、前記キャップが電線固
定用の舌片を備え、前記スプライス電線が前記舌片にテ
ープ巻きにより固定されているものであり、請求項3の
発明は前記キャップが内周壁の中間に抜け防止リブを備
え、前記樹脂層が該抜け防止リブによりキャップに対し
て抜け出し不能に固定されている構造であり、何れの発
明もスプライス電線のキャップからのすっぽ抜けを確実
に防止することができる。請求項7の発明は、一端が閉
じ他端が開口した合成樹脂製のキャップの中程まで未硬
化樹脂を注入し、該キャップ内の未硬化樹脂中に複数本
の被覆電線のストリップをジョイントして成るスプライ
ス電線の該ジョイント部およびその近傍を挿入した後、
該未硬化樹脂を硬化させるスプライス電線の防水方法に
おいて、上記未硬化樹脂が透明ないし半透明であること
を特徴とするスプライス電線の防水方法であり、スプラ
イス電線のジョイント部の差込状態が確認でき、作業性
が向上すると共に確実な処理が可能となる。なおこの場
合、キャップを透明ないし半透明のものを用いることに
よりさらに容易に行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の具体
例を図面を参照して説明する。なお、従来例と同様の構
成部材には同一の符号を用いて説明する。図1は本発明
に係るスプライス電線の防水構造を示す縦断面図、図2
はその形成過程の説明図である。図1において、スプラ
イス電線の防水構造Aは、複数本の被覆電線1aのスト
リップをジョイントして成るスプライス電線1と、該ス
プライス電線1のジョイント部1bおよびその近傍に被
せたキャップ2と、該キャップ2内において前記スプラ
イス電線1とキャップ2間および被覆電線1a相互間を
閉塞固定する樹脂層6とから構成されている。
【0013】スプライス電線1のストリップ(露出導
体)は、図示の例では複数の被覆電線1aの端末を皮剥
きしたものであるが、電線の中間を皮剥きしてその部分
を二つ折りにしたものも含まれる。これらのストリップ
のジョイント即ちジョイント部1bの形成は、圧着端子
(図示せず)を用いた圧着、半田付けあるいは超音波溶
着などの溶着、またはこれらを併用した熱圧着等の既知
の手段で行われる。
【0014】キャップ2はポリ塩化ビニル、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン等の合成樹脂製であり、指サックあ
るいは砲弾状の一端が閉じ、他端が開放された形状であ
り、その開口端には電線固定用の舌片2aがスプライス
電線1の挿入方向と反対側に向けて突設され、該舌片2
aの先端には滑り止め2bが設けられている。なお、こ
のキャップ2が透明ないし半透明であり、同時に、併用
する未硬化樹脂が同様に透明ないし半透明であれば、ジ
ョイント部1bの位置を視認することができ、操作性が
向上し、また、適正な位置に設定することができ、防水
処理を一層確実なものとすることができる。
【0015】樹脂層6は後述するように絶縁性、防水性
を有するエポキシ樹脂、或いは、ポリウレタン樹脂など
の未硬化樹脂6′を硬化することにより形成される。こ
の樹脂層6によりスプライス電線1とキャップ2の間
隙、および被覆電線1a相互間、さらには1本の被覆電
線1aを構成する芯線の間隙が閉塞固定されている。な
お、スプライス電線1またはキャップ2に外力が作用し
た場合に、そのすっぽ抜けを防止するため、スプライス
電線1と舌片2aにテープ7を巻き付けて固定すること
が好ましい。
【0016】上記スプライス電線の防水構造Aを形成す
るには、図2に示すように、まず、キャップ2の中程ま
で未硬化樹脂6′を注入する。次いで、キャップ2内の
未硬化樹脂6′の中にスプライス電線1のジョイント部
1bおよびその近傍を挿入する。このとき未硬化樹脂
6′が透明ないし半透明であると作業性が良好であり、
同時にキャップ2が透明であると、さらに視認性が向上
する。次いで、未硬化樹脂6′を所定の条件で硬化させ
る。
【0017】なお、未硬化樹脂6′がエポキシ樹脂系で
あるとき、エポキシ樹脂(変性エポキシ樹脂)と硬化剤
(変性ポリアミド樹脂等)及び必要に応じて硬化促進剤
・遅延剤などの第三成分を混合して得ることができる。
このとき各種原料を選択し、透明、半透明或いは不透明
な未硬化樹脂を得ることができる。ここで、透明乃至半
透明なエポキシ樹脂としてコニシ製コニシボンドEセッ
トL(粘度:約300センチポイズ)などが好適に用い
得る。一方、未硬化樹脂6′がポリウレタン樹脂系であ
るとき、主成分のポリイソシアネートとポリオールに対
して、三7級アミン又は有機金属の触媒、および安定
剤,難燃剤などの必要な添加剤を加えて得ることができ
る。未硬化樹脂6′の注入量は、スプライス電線1の挿
入時にジョイント部1bおよびその近傍が充分浸り、か
つキャップ2の上部に適宜の空間Vが残って溢れ出るこ
とのないように試験的に決めればよい。
【0018】この未硬化樹脂6′は、100〜5000
センチポイズ、とくに100〜1000センチポイズ
(25℃)の範囲のものを使用するのが好ましく、取扱
およびその後の処理が容易である。100センチポイズ
未満であると硬化するまでに長時間を要し、また500
0センチポイズを超えると流動性が低下し、キャップ2
への注入に手間取り、取扱が不便になる。即ち、未硬化
樹脂6′にスプライス電線1のジョイント1bとその近
傍を浸漬すると、該未硬化樹脂6′はストリップの非ジ
ョイント部の間隙、被覆電線1a相互間の間隙、さらに
各被覆電線1aが複数の芯線で構成されている場合は前
記非ジョイント部の間隙から芯線相互間にも毛細管現象
により浸透する。これにより、被覆電線1aおよび芯線
は1本ずつ周囲が濡れ、被覆された状態になるから、硬
化により確実に防水シールされる。未硬化樹脂6′の硬
化条件は、温度20〜60℃、硬化時間2〜30分であ
り、温度により硬化時間が変わるので、適宜選択する。
【0019】図3(A),(B)は本発明の他の実施形
態を示し、上記キャップ2に代えて内周壁の中間に抜け
防止リブ8を設けたキャップ2′を使用するものであ
る。防止リブ8は図示の例では、キャップ2′より小径
の環体として形成されているが、分割または断続した形
状でもよく、また、放射状に突設された突起として形成
してもよい。要は、スプライス電線1の先端部を挿入す
るに十分な開口部8aを有し、未硬化樹脂6′の硬化に
より形成された樹脂層6が抜け防止リブ8に引っ掛か
り、抜け出ないような構造であればよい。
【0020】このキャップ2′を用いた場合には、図4
に示すように、未硬化樹脂6′の注入量のレベルLを抜
け防止リブ8の開口端8aとすればよい。手作業で注入
する場合でも外からの抜け防止リブ8が見えるので作業
が容易である。この状態で、前記と同様にスプライス電
線1の先端部をキャップ2′内に差し込み硬化すると、
図5のようなスプライス電線の防水構造A′が得られ
る。なお、符号7′は複数の被覆電線1aの集束のため
のテープである。
【0021】この防水構造A′では、樹脂層6の中間に
抜け防止リブ8が介在するので、外力によってもキャッ
プ2′からスプライス電線1が引き抜かれることはな
く、従って図1で示した電線固定用の舌片2aおよびテ
ープ7の巻付け作業も不要になる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のスプライ
ス電線の防水方法は、作業が極めて簡単であり、未硬化
樹脂の注入量の調整によりキャップから溢れることはな
く、手際よく作業でき、従来のように二重ハーフラップ
の巻付けといった後処理も不要である。また、未硬化樹
脂は比較的低粘度であるから(請求項7)、ジョイント
部近傍の各被覆電線相互間は勿論芯線と芯線の間にも毛
細管現象により浸透し、電線および芯線の周囲を1本ず
つ確実に被覆する状態となり、この状態で硬化する。従
って、電線および芯線の1本ずつが樹脂層で被覆固定さ
れ、キャップの外部からの水は勿論、内部の芯線を伝わ
って浸入する水も樹脂層の部分で遮断され、すぐれた防
水効果を有するスプライス電線の防水構造を提供するこ
とができる(請求項1,4)。
【0023】請求項2,5の発明によれば、スプライス
電線がキャップの舌片にテープ巻きにより固定され、ま
た、請求項3,6の発明では、樹脂層がキャップ内の抜
け防止リブにより抜け出し不能に固定されているので、
何れの場合もスプライス電線のキャップからのすっぽ抜
けが確実に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示すスプライス電線の防
水構造の縦断面図である。
【図2】図1の形成過程の説明図である。
【図3】(A)は本発明の方法に用いる他のキャップの
縦断面図、(B)は(A)のX−X線断面図である。
【図4】図3のキャップを用いた形成過程の説明図であ
る。
【図5】図3のキャップを用いたスプライス電線の防水
構造の縦断面図である。
【図6】従来のスプライス電線の防水構造を示す縦断面
図である。
【図7】図6の形成過程の説明図である。
【符号の説明】
1 スプライス電線 1a 被覆電線 1b ジョイント部 2,2′ キャップ 2a 舌片 6 樹脂層 6′ 未硬化樹脂 7,7′ テープ 8 抜け防止リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 15/02 H02G 1/14 H01B 7/282

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の被覆電線のストリップをジョイ
    ントして成るスプライス電線と、該スプライス電線のジ
    ョイント部およびその近傍に被せた合成樹脂製のキャッ
    プと、該キャップ内において前記スプライス電線とキャ
    ップ間および被覆電線相互間を閉塞固定する樹脂層とか
    ら成るスプライス電線の防水構造であって、前記キャッ
    プが内周壁の中間に抜け防止リブを備え、前記樹脂層が
    該抜け防止リブによりキャップに対して抜け出し不能に
    固定されていることを特徴とするスプライス電線の防水
    構造。
  2. 【請求項2】 前記キャップが電線固定用の舌片を備
    え、前記スプライス電線が前記舌片にテープ巻きにより
    固定されている請求項1に記載のスプライス電線の防水
    構造。
  3. 【請求項3】 一端が閉じ他端が開口した合成樹脂製の
    キャップの中程まで未硬化樹脂を注入し、該キャップ内
    の未硬化樹脂中に複数本の被覆電線のストリップをジョ
    イントして成るスプライス電線の該ジョイント部および
    その近傍を挿入した後、該未硬化樹脂を硬化させるスプ
    ライス電線の防水方法であって、前記合成樹脂製のキャ
    ップとして、その内周壁の中間に抜け防止リブを備えた
    ものを使用し、前記未硬化樹脂を該抜け防止リブのレベ
    ルまで注入することを特徴とするスプライス電線の防水
    方法。
  4. 【請求項4】 前記合成樹脂製のキャップとして、その
    内周壁の中間に抜け防止リブを備えたものを使用し、前
    記未硬化樹脂を該抜け防止リブのレベルまで注入する請
    求項3に記載のスプライス電線の防水方法。
  5. 【請求項5】 前記キャップに注入する未硬化樹脂の粘
    度が25℃において100〜5000センチポイズであ
    る請求項3または請求項4に記載のスプライス電線の防
    水方法。
  6. 【請求項6】 上記未硬化樹脂が透明ないし半透明であ
    ることを特徴とする請求項3ないし請求項4に記載のス
    プライス電線の防水方法。
  7. 【請求項7】 一端が閉じ他端が開口した合成樹脂製の
    キャップの中程まで未硬化樹脂を注入し、該キャップ内
    の未硬化樹脂中に複数本の被覆電線のストリップをジョ
    イントして成るスプライス電線の該ジョイント部および
    その近傍を挿 入した後、該未硬化樹脂を硬化させるスプ
    ライス電線の防水方法であって、上記未硬化樹脂が透明
    ないし半透明であることを特徴とするスプライス電線の
    防水方法。
  8. 【請求項8】 前記合成樹脂製のキャップとして、該キ
    ャップの開口端からスプライス電線の挿入方向と反対側
    にのびる電線固定用の舌片を備えたキャップを用いる請
    求項7に記載のスプライス電線の防水方法。
  9. 【請求項9】 前記合成樹脂製のキャップとして、その
    内周壁の中間に抜け防止リブを備えたものを使用し、前
    記未硬化樹脂を該抜け防止リブのレベルまで注入する請
    求項7または請求項8に記載のスプライス電線の防水方
    法。
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