JP3341754B2 - 同軸コネクタ - Google Patents

同軸コネクタ

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JP3341754B2
JP3341754B2 JP2000123197A JP2000123197A JP3341754B2 JP 3341754 B2 JP3341754 B2 JP 3341754B2 JP 2000123197 A JP2000123197 A JP 2000123197A JP 2000123197 A JP2000123197 A JP 2000123197A JP 3341754 B2 JP3341754 B2 JP 3341754B2
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bushing
socket
coaxial connector
housing
receptacle
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貴司 丸山
利隆 栗山
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば小型の同
軸コネクタ、特に、携帯通信機器の構成部品などとして
使用される同軸コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の同軸コネクタの構成を図7および
図8を基に説明する。
【0003】図7において同軸コネクタは金属製のハウ
ジング1、ソケット3およびブッシング2とから構成さ
れていて、ハウジング1は図外のレセプタクルの外導体
に接触する筒状部14、筒状部14の上部開口部を覆う
蓋部12、同軸ケーブル4の外導体部をかしめて把持す
るカシメ部13とを備え、ハウジング1の筒状部内に絶
縁性のブッシング2を収納し、このブッシング2にレセ
プタクルの中心導体に接触するソケット3を保持させて
いる。そして、同軸ケーブルの中心導体41をソケット
3に接続している。図8は図7に示したブッシング2の
斜視図であり、その中心軸に設けた孔部25にソケット
3を嵌入している。ソケット3には図7に示したよう
に、放射状に複数の爪31を外方へ突出させていて、こ
の爪とブッシング2との係合によって抜け落ちを防止し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の同軸
コネクタにおいては、次に述べるような解決すべき課題
があった。すなわち、ソケット3はブッシング2の底面
より下方へ突出しているため、この同軸コネクタをレセ
プタクルに装着する際やその他の取扱い時にソケット3
の先端部が外力によって変形しやすいという問題があっ
た。ブッシング2の高さ寸法を大きくとって、ソケット
3がブッシング2の底面より突出しないようにできれば
よいが、レセプタクルへの装着時にハウジング1の筒状
部14がレセプタクルの外導体に接触して、筒状部14
が内側に狭まる際、その変形を干渉しないように、ブッ
シング2を下方ほど狭くなるテーパ状とすることから、
上記のようにブッシング2の高さ寸法を大きくとれば、
ブッシグ2の下方の肉厚が薄くなって、同軸コネクタを
小型化した際に、ブッシング2の成形が困難となる。
【0005】この発明の目的は、全体に大型化すること
なく、ソケットの先端部の変形を防止した同軸コネクタ
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、ブッシング
に対するソケットの突出を抑えることができるように、
ブッシングのハウジングに対する挿入方向先端部をソケ
ットの端部付近にまで延ばすとともに、該先端部と根元
部とをそれぞれ所定の長さに亘り一定な外径である円筒
状とし、先端部の外径を根元部の外径よりも小さくし
て、両者の中間部をテーパ形状とする。
【0007】この構造により、軸方向の長さを長くして
もブッシングの下端部の肉厚が極端に薄くなることがな
く、小型の同軸コネクタにおいても、ブッシングに対す
るソケットの突出を抑えることができ、ソケットの先端
部の変形が防止される。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の実施形態である同軸コ
ネクタの構成を図1〜図6を基に説明する。図1は同軸
コネクタの構成部品の分解斜視図である。図1において
1は金属板の打抜きおよび折り曲げ加工により形成され
るハウジング、2は絶縁性の合成樹脂からなるブッシン
グ、3は金属板の打抜きおよび折り曲げ加工により形成
されるソケットである。ハウジング1は図外のレセプタ
クルの外導体に接触する筒状部14と筒状部14の上部
の開口部を覆う蓋部12、および同軸ケーブルをかしめ
て把持するカシメ部13a,13b,13cからなる
が、筒状部の上部周縁部には切欠部15,15を設けて
いる。一方、ブッシング2にはその外周にハウジングの
切欠部15,15に係合する突出部21,21を設けて
いる。また、このブッシング2にはソケット3を保持す
る孔部26を覆う蓋部22を設けている。さらに、ブッ
シング2のハウジングに対する挿入方向先端部23およ
び根元部25を、所定の長さに亘り、一定の外径である
円筒状に形成し、先端部23の外径を根元部25の外径
より小さくするとともに、この先端部23と根元部25
の中間部24をテーパ形状としている。ソケット3に
は同軸ケーブル4の中心導体41を挿入する構造を備え
ている。
【0009】図2は図1に示したブッシング2の構造を
示す図であり、(A)は蓋部22とブッシングの中心軸
を通る平面での断面図、(B)は上面図、(C)は正面
図、(D)は底面図、(E)は右側面図である。図2に
示すように、蓋部22の根元部には楔状の切欠部27を
設けていて、蓋22がこの位置で折れ曲がるようにして
いる。孔部26は2列設けていて、図1に示したソケッ
ト3の2つの電極がこの部分を跨ぐようにして挿入され
る。
【0010】図3は蓋部22を閉じた状態におけるブッ
シングの構成を示す図であり、(A)は上面図、(B)
は正面図、(C)は右側面図である。このように、蓋部
22を閉じた状態では、ブッシングの上面がほぼ平坦と
なり、ハウジングの蓋部がその上部を覆うことになる。
【0011】図4は同軸ケーブルを取り付けた同軸コネ
クタとレセプタクルとの関係を示す斜視図である。図4
において、5はレセプタクルであり、回路基板上などに
表面実装されている。このレセプタクル5は中心導体5
1、外導体52、中心導体51の引出し端子53などを
備えている。
【0012】図5は同軸コネクタに対する同軸ケーブル
の取付状態およびレセプタクルに対する同軸コネクタの
装着時の様子を示す断面図である。同図において、41
は同軸ケーブルの中心導体、42は絶縁部、43は外導
体、44は外皮である。同図に示すように、同軸ケーブ
ルの中心導体41はソケット3に、同軸ケーブルの外導
体43はハウジングのカシメ部13aにそれぞれ電気的
に接続される。このような同軸ケーブルを接続した同軸
コネクタを、まず、(A)から(B)に示すように、レ
セプタクルに挿入する際、ハウジングの筒状部14が狭
まる。その際、ブッシング2にテーパ状部分24を設け
ているため、ブッシングが干渉することはない。その
後、同軸コネクタをさらに押し込むことによって、ハウ
ジングの筒状部14がその弾性によって再び広がって、
レセプタクルの外導体52と係合する。これとともにソ
ケット3はレセプタクルの中心導体51に接触する。
【0013】次に、他の形状を有するブッシングの例を
図6に示す。図1などで示した例では、ハウジングの切
欠部と係合する突出部を中心軸を中心として対向する二
箇所に設けたが、図6に示すように、突出部21は少な
くとも一箇所あればよい。また、上記ブッシングでは、
蓋部22がブッシングに設けた孔部26部分のみを覆う
ようにしたが、図6に示すように、ブッシング上部の全
面を覆うようにしてもよい。
【0014】
【発明の効果】この発明に係る同軸コネクタによれば、
ブッシングの先端部と根元部とを一定の外径である円筒
状とし、先端部の外径を根元部の外径よりも小さくし
て、この中間部にのみテーパ状部が設けられているた
め、軸方向の長さを長くしてもブッシングの下端部の肉
厚が極端に薄くなることがなく、小型の同軸コネクタに
おいてもブッシングに対するソケットの突出を抑えるこ
とができ、ソケット先端部の変形が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る同軸コネクタの構成部品
を示す分解斜視図
【図2】第1の実施形態に係る同軸コネクタに用いるブ
ッシングの構造を示す図
【図3】第1の実施形態に係る同軸コネクタに用いるブ
ッシングの構造を示す図
【図4】レセプタクルと同軸コネクタとの関係を示す斜
視図
【図5】レセプタクルに対する同軸コネクタの装着時の
様子を示す断面図
【図6】第2の実施形態に係る同軸コネクタに用いるブ
ッシングの形状を示す斜視図
【図7】従来の同軸コネクタの構造を示す断面図
【図8】従来の同軸コネクタに用いるブッシングの構造
を示す斜視図
【符号の説明】
1−ハウジング 2−ブッシング 3−ソケット 4−同軸ケーブル 5−レセプタクル 12−蓋部 13(13a,13b,13c)−カシメ部 14−筒状部 15−切欠部 21−突出部 22−蓋部 23−先端部 24−テーパ状部 25−根元部 26−孔部 41−中心導体 43−外導体 51−中心導体 52−外導体
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 24/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レセプタクルの外導体に接触する筒状部
    と、該筒状部の上部開口部を覆う蓋部、および同軸ケー
    ブルの少なくとも外導体部をかしめて把持するカシメ部
    を有する金属製のハウジングと、同軸ケーブルの中心導
    体が電気的に接続され、レセプタクルの中心導体に接触
    するソケットと、該ソケットを中心軸部分に保持すると
    ともに、前記ハウジングの筒状部内に装着される絶縁性
    のブッシングと、からなる同軸コネクタにおいて、 ブッシングのハウジングに対する挿入方向先端部をソケ
    ットの端部付近にまで延ばすとともに、該先端部と根元
    部とをそれぞれ所定の長さに亘り一定の外径である円筒
    状とし、前記先端部の外径を前記根元部の外径よりも小
    さくして、両者の中間部をテーパ形状とした同軸コネク
    タ。
JP2000123197A 1995-04-18 2000-04-24 同軸コネクタ Expired - Lifetime JP3341754B2 (ja)

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