JP3341373B2 - カラー映像機器とそのレジストレーション補間方式 - Google Patents
カラー映像機器とそのレジストレーション補間方式Info
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- Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
- Color Television Image Signal Generators (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー映像機器とレジ
ストレーション補間方式に係わり、特にレジストレーシ
ョンを補正する信号波形の補間方式、又は装置に関する
ものである。
ストレーション補間方式に係わり、特にレジストレーシ
ョンを補正する信号波形の補間方式、又は装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図6はリア・プロジェクションテレビの
一例を示す側面図、図7は同、正面図である。これらの
図において1は、レンズ、CRT、及びDYを有する投
影体、2は投影体1から出力される光線を反射する鏡、
3は例えばフレネルレンズ、レンチュキュラレンズ等に
より構成されるスクリーンを示す。図7に示されている
ように、投影体1は光の3原色である赤投影体1a、緑
投影体1b、青投影体1cから構成されており、各投影
体1a〜1cから出力され、鏡2で反射された各原色の
映像がスクリーン3上に投影されることで、スクリーン
3上に合成カラー映像が投影される。
一例を示す側面図、図7は同、正面図である。これらの
図において1は、レンズ、CRT、及びDYを有する投
影体、2は投影体1から出力される光線を反射する鏡、
3は例えばフレネルレンズ、レンチュキュラレンズ等に
より構成されるスクリーンを示す。図7に示されている
ように、投影体1は光の3原色である赤投影体1a、緑
投影体1b、青投影体1cから構成されており、各投影
体1a〜1cから出力され、鏡2で反射された各原色の
映像がスクリーン3上に投影されることで、スクリーン
3上に合成カラー映像が投影される。
【0003】図8はリア・プロジェクションテレビの他
の例を示す平面図であり、この場合は鏡2をなくし、各
投影体1a〜1cから直接スクリーン3上に各原色の映
像を投影している。
の例を示す平面図であり、この場合は鏡2をなくし、各
投影体1a〜1cから直接スクリーン3上に各原色の映
像を投影している。
【0004】図6乃至図8に示した何れの例において
も、光学系である各投影体1a〜1cの光軸がスクリー
ン3の面に対して直交していない場合は、各投影体1a
〜1cで形成されている画像は、歪み画像としてスクリ
ーン3上に投影されてしまう。そこで、このようなリア
・プロジェクションテレビでは、例えばレジストレーシ
ョン補正波形発生部等の専用回路により、各投影体1a
〜1cを形成するCRTの補正偏向用のサブ偏向ヨーク
(DY)に補正偏向波形を供給し、CRT上の画像を光
学系の歪みに対応させるように歪める補正を行なってい
る。
も、光学系である各投影体1a〜1cの光軸がスクリー
ン3の面に対して直交していない場合は、各投影体1a
〜1cで形成されている画像は、歪み画像としてスクリ
ーン3上に投影されてしまう。そこで、このようなリア
・プロジェクションテレビでは、例えばレジストレーシ
ョン補正波形発生部等の専用回路により、各投影体1a
〜1cを形成するCRTの補正偏向用のサブ偏向ヨーク
(DY)に補正偏向波形を供給し、CRT上の画像を光
学系の歪みに対応させるように歪める補正を行なってい
る。
【0005】図9は、このようなレジストレーション補
正波形発生部の一部回路構成の一例を示すブロック図で
ある。この図で、40は調整ポイントのデータ設定や不
揮発メモリ41への書き込み等の各種制御を行なうマイ
コン、42は図示されていない水平及び垂直偏向回路か
ら出力される水平同期信号H、垂直同期信号Vを入力
し、所定のタイミングで制御信号を発生するタイミング
発生器、43は不揮発性メモリ41に設定されているデ
ータに基づいて補間データ等の算出を行なう演算回路、
44は12ビットD/Aコンバータ、45は12ビット
D/Aコンバータ44の出力を平滑するローパス・フィ
ルタを示す。
正波形発生部の一部回路構成の一例を示すブロック図で
ある。この図で、40は調整ポイントのデータ設定や不
揮発メモリ41への書き込み等の各種制御を行なうマイ
コン、42は図示されていない水平及び垂直偏向回路か
ら出力される水平同期信号H、垂直同期信号Vを入力
し、所定のタイミングで制御信号を発生するタイミング
発生器、43は不揮発性メモリ41に設定されているデ
ータに基づいて補間データ等の算出を行なう演算回路、
44は12ビットD/Aコンバータ、45は12ビット
D/Aコンバータ44の出力を平滑するローパス・フィ
ルタを示す。
【0006】上記した回路ブロックにおいて、まず、画
像の領域を例えば水平方向に8ポイント、垂直方向に1
0ポイントに定め、この調整ポイントのデータを12ビ
ットのデジタルデータで設定し、この設定データを不揮
発性メモリ41へ書き込む。そして、歪み補正用のサブ
DYに供給する補正波形を発生する場合は、不揮発性メ
モリ41に設定されている調整ポイントの設定データを
読み出し、その設定データに従い、演算回路43におい
て調整ポイント間の補間データを算出する演算処理を行
なう。そして、算出された補間データはローパスフィル
タ45を介して、レジストレーション出力回路で増幅さ
れ偏向波形データとしてサブDYに出力される。
像の領域を例えば水平方向に8ポイント、垂直方向に1
0ポイントに定め、この調整ポイントのデータを12ビ
ットのデジタルデータで設定し、この設定データを不揮
発性メモリ41へ書き込む。そして、歪み補正用のサブ
DYに供給する補正波形を発生する場合は、不揮発性メ
モリ41に設定されている調整ポイントの設定データを
読み出し、その設定データに従い、演算回路43におい
て調整ポイント間の補間データを算出する演算処理を行
なう。そして、算出された補間データはローパスフィル
タ45を介して、レジストレーション出力回路で増幅さ
れ偏向波形データとしてサブDYに出力される。
【0007】ここでは、12ビットD/Aコンバータ4
4を使用することにより、調整ポイント間の分解能も1
2ビットにすることができる。しかし、12ビットD/
Aコンバータ44のドリフトは1/2LSB、つまり約
0.025%になり、これは上記したようなレジストレ
ーション補正で許容されているドリフトの1/20にす
ぎない。
4を使用することにより、調整ポイント間の分解能も1
2ビットにすることができる。しかし、12ビットD/
Aコンバータ44のドリフトは1/2LSB、つまり約
0.025%になり、これは上記したようなレジストレ
ーション補正で許容されているドリフトの1/20にす
ぎない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように従来は、調
整ポイントの分解能は補間データの分解能と同じであっ
たため、補間ポイントの分解能が例えば12ビットであ
る場合には、不揮発性メモリ41は、調整ポイントの1
2ビットの分解能に対応した記憶容量が必要になる。ま
た、不揮発性メモリ41は容量が大きいほどコストがか
かるため、システム自体のコストも上昇してしまう。
整ポイントの分解能は補間データの分解能と同じであっ
たため、補間ポイントの分解能が例えば12ビットであ
る場合には、不揮発性メモリ41は、調整ポイントの1
2ビットの分解能に対応した記憶容量が必要になる。ま
た、不揮発性メモリ41は容量が大きいほどコストがか
かるため、システム自体のコストも上昇してしまう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点を解決するためになされたもので、3個の投影管によ
ってカラー映像を投影するカラー映像機器において、3
個の投影管のレジストレーションを補正するための第1
のビット数のデータを格納している不揮発性メモリと、
該不揮発性メモリから読み出した第1のビット数のデー
タのLSBに2ビット以上の第2のビット数の付加デー
タを付加して第3のビット数のデータを生成する演算処
理部と、演算処理部からの第3のビット数のデータを補
間する補間演算回路と、補間演算回路の出力をアナログ
信号に変換する第3のビット数のD/Aコンバータと、
D/Aコンバータの出力を3個の投影管の偏向手段に供
給する出力回路とを備えている。
点を解決するためになされたもので、3個の投影管によ
ってカラー映像を投影するカラー映像機器において、3
個の投影管のレジストレーションを補正するための第1
のビット数のデータを格納している不揮発性メモリと、
該不揮発性メモリから読み出した第1のビット数のデー
タのLSBに2ビット以上の第2のビット数の付加デー
タを付加して第3のビット数のデータを生成する演算処
理部と、演算処理部からの第3のビット数のデータを補
間する補間演算回路と、補間演算回路の出力をアナログ
信号に変換する第3のビット数のD/Aコンバータと、
D/Aコンバータの出力を3個の投影管の偏向手段に供
給する出力回路とを備えている。
【0010】そして、第1のビット数は8ビットであ
り、第3のビット数は12ビットである。
り、第3のビット数は12ビットである。
【0011】
【作用】サンプルポイントの分解能を設定するメモリの
容量を削減することができるので、低価格のメモリでシ
ステムを実現することができるようになる。また、調整
ポイントの分解能が従来よりも荒くなるために、調整時
間を短縮することが可能になる。
容量を削減することができるので、低価格のメモリでシ
ステムを実現することができるようになる。また、調整
ポイントの分解能が従来よりも荒くなるために、調整時
間を短縮することが可能になる。
【0012】
【実施例】以下、本発明のカラー映像機器とそのレジス
トレーション補間方式をリア・プロジェクションテレビ
において実施した場合の例を説明する。
トレーション補間方式をリア・プロジェクションテレビ
において実施した場合の例を説明する。
【0013】図1は、本実施例のリア・プロジェクショ
ンテレビの回路構成の一例を示すブロック図である。こ
の図において、11は同期分離回路を示す。この同期分
離回路11に入力されたビデオ信号は水平同期信号H、
及び垂直同期信号Vが抽出され、水平同期信号Hは水平
発振回路13で走査信号を形成し、水平偏向出力回路1
4を経てメインの偏向コイル23R、23G、23Bに
供給される。同じく垂直同期信号Vも、垂直発振回路1
6、垂直偏向出力回路17を経て、赤CRT15R、緑
CRT15G、青CRT15Bのネック部に取付けられ
ているメインDY23R、23G、23Bに供給され
る。
ンテレビの回路構成の一例を示すブロック図である。こ
の図において、11は同期分離回路を示す。この同期分
離回路11に入力されたビデオ信号は水平同期信号H、
及び垂直同期信号Vが抽出され、水平同期信号Hは水平
発振回路13で走査信号を形成し、水平偏向出力回路1
4を経てメインの偏向コイル23R、23G、23Bに
供給される。同じく垂直同期信号Vも、垂直発振回路1
6、垂直偏向出力回路17を経て、赤CRT15R、緑
CRT15G、青CRT15Bのネック部に取付けられ
ているメインDY23R、23G、23Bに供給され
る。
【0014】なお、水平発振回路13からは高圧出力回
路18を介して、各CRT15R〜15Bのアノード電
極に高電圧が印加される。また、水平偏向出力回路1
4、垂直偏向出力回路17からは、後で説明するレジス
トレーション補正波形発生部19に対して、画像の補間
ポイント領域に対応した補正波発生のためのデータが出
力される。レジストレーション補正波形発生部19から
出力される各色の補正データは、レジストレーション出
力部20で増幅され、それぞれ、各CRT15R〜15
BのメインDY23R〜23B付近に配されているサブ
DY24R、24G、24Bに供給される。
路18を介して、各CRT15R〜15Bのアノード電
極に高電圧が印加される。また、水平偏向出力回路1
4、垂直偏向出力回路17からは、後で説明するレジス
トレーション補正波形発生部19に対して、画像の補間
ポイント領域に対応した補正波発生のためのデータが出
力される。レジストレーション補正波形発生部19から
出力される各色の補正データは、レジストレーション出
力部20で増幅され、それぞれ、各CRT15R〜15
BのメインDY23R〜23B付近に配されているサブ
DY24R、24G、24Bに供給される。
【0015】また、ビデオ信号処理回路12において各
種信号処理がなされたビデオ信号は、R、G、B信号毎
にビデオ出力部21で増幅され、赤CRT15R、緑C
RT15G、青CRT15Bの例えばカソード電極端子
に供給されている。
種信号処理がなされたビデオ信号は、R、G、B信号毎
にビデオ出力部21で増幅され、赤CRT15R、緑C
RT15G、青CRT15Bの例えばカソード電極端子
に供給されている。
【0016】図2は各原色信号において、レジストレー
ション補正波形発生部19を構成する回路ブロックの一
例を示す図である。このレジストレーション補正波形発
生部19は一点鎖線で示されているように赤波形発生部
19R、緑波形発生部19G、青波形発生部19Bによ
り構成されている。そして、レジストレーション補正を
行なう際は、各波形発生部19R〜19B毎に、各CR
T15R〜15Bに対する補正波形データを演算し、レ
ジストレーション出力回路20(20R、20G、20
B)を介して、サブDY24R〜24Bに供給されるよ
うになされている。
ション補正波形発生部19を構成する回路ブロックの一
例を示す図である。このレジストレーション補正波形発
生部19は一点鎖線で示されているように赤波形発生部
19R、緑波形発生部19G、青波形発生部19Bによ
り構成されている。そして、レジストレーション補正を
行なう際は、各波形発生部19R〜19B毎に、各CR
T15R〜15Bに対する補正波形データを演算し、レ
ジストレーション出力回路20(20R、20G、20
B)を介して、サブDY24R〜24Bに供給されるよ
うになされている。
【0017】この図で、30(30R、30G、30
B)は調整ポイントの設定データ等の各種データ設定等
を行なうマイコン、31(31R、31G、31B)は
水平及び垂直同期信号を入力し、所定のタイミングで制
御信号を発生するタイミング発生器、32(32R、3
2G、32B)は調整ポイントの設定データを8ビット
の分解能で設定する不揮発性メモリ、33(33R、3
3G、33B)は前記調整ポイントの8ビットのデータ
に、4ビットのデータを付加し、後段に設けられている
D/Aコンバータ34(34R、34G、34B)の分
解能12ビットと同一となるような演算処理を行なう演
算処理部を示す。35(35R、35G、35B)はD
/Aコンバータ34の出力を平滑するローパスフィルタ
を示す。
B)は調整ポイントの設定データ等の各種データ設定等
を行なうマイコン、31(31R、31G、31B)は
水平及び垂直同期信号を入力し、所定のタイミングで制
御信号を発生するタイミング発生器、32(32R、3
2G、32B)は調整ポイントの設定データを8ビット
の分解能で設定する不揮発性メモリ、33(33R、3
3G、33B)は前記調整ポイントの8ビットのデータ
に、4ビットのデータを付加し、後段に設けられている
D/Aコンバータ34(34R、34G、34B)の分
解能12ビットと同一となるような演算処理を行なう演
算処理部を示す。35(35R、35G、35B)はD
/Aコンバータ34の出力を平滑するローパスフィルタ
を示す。
【0018】上記した回路ブロックにおいて、映像の歪
みを補正するレジストレーション出力をサブDY24R
〜24Bに出力する場合は、不揮発性メモリ32に初期
データとして調整ポイントを8ビットで設定する。そし
て、この8ビットのデータを不揮発性メモリ32から読
みだし、演算処理部34において、D/Aコンバータ3
5の分解能と同一のデータ長となるように4ビットのデ
ータを加える。更に、演算処理部34では補間データを
算出するために補間演算処理を12ビットで行ない、算
出された12ビットの補間データをD/Aコンバータ3
5に出力する。
みを補正するレジストレーション出力をサブDY24R
〜24Bに出力する場合は、不揮発性メモリ32に初期
データとして調整ポイントを8ビットで設定する。そし
て、この8ビットのデータを不揮発性メモリ32から読
みだし、演算処理部34において、D/Aコンバータ3
5の分解能と同一のデータ長となるように4ビットのデ
ータを加える。更に、演算処理部34では補間データを
算出するために補間演算処理を12ビットで行ない、算
出された12ビットの補間データをD/Aコンバータ3
5に出力する。
【0019】D/Aコンバータ35でデジタル/アナロ
グ変換された12ビットの補間データは、ローパスフィ
ルタ36で平滑され、レジストレーション出力回路20
を介して、各サブDY24R〜24Bに供給される。
グ変換された12ビットの補間データは、ローパスフィ
ルタ36で平滑され、レジストレーション出力回路20
を介して、各サブDY24R〜24Bに供給される。
【0020】図3は演算処理部34において4ビットの
データを付加する場合の概要を示す図である。前記した
ように、調整ポイントのデータは不揮発性メモリ32に
8ビットで設定される。そして、演算処理部34におい
て補間演算処理を行なう際に、まず不揮発性メモリ32
から読み出される8ビットの調整データのLSB以下
に、破線で示されている4ビットの付加データを付加す
る。この4ビットの付加データは全て同一で任意の値と
される。付加データが付加された調整ポイントデータ
は、12ビットの被補間データとされ、この被補間デー
タ間を内挿する補間データの補間演算処理が行なわれD
/Aコンバータ35に出力される。そして、補間演算処
理がなされた12ビットの補間データはD/Aコンバー
タ35でデジタル/アナログ変換され出力される。
データを付加する場合の概要を示す図である。前記した
ように、調整ポイントのデータは不揮発性メモリ32に
8ビットで設定される。そして、演算処理部34におい
て補間演算処理を行なう際に、まず不揮発性メモリ32
から読み出される8ビットの調整データのLSB以下
に、破線で示されている4ビットの付加データを付加す
る。この4ビットの付加データは全て同一で任意の値と
される。付加データが付加された調整ポイントデータ
は、12ビットの被補間データとされ、この被補間デー
タ間を内挿する補間データの補間演算処理が行なわれD
/Aコンバータ35に出力される。そして、補間演算処
理がなされた12ビットの補間データはD/Aコンバー
タ35でデジタル/アナログ変換され出力される。
【0021】図4はレジストレーション補正波形発生部
19における処理動作を示すフローチャートである。画
歪みの調整を行なう場合は、まず、画像歪み及びコンバ
ーゼンス等の測定器から得られたレジストレーション補
正データを、調整ポイント毎に8ビットのデータで設定
し(S001)、設定データを不揮発性メモリ32に書き込む
ようにする(S002)。そして、画歪み補正用のサブDY2
4a〜24cに供給する補正波形を発生する場合は、不
揮発性メモリ32に8ビットで設定されている設定デー
タを読み出し(S003)、演算処理部34において、8ビッ
トの設定データに4ビットの付加データを付加する(S00
4)。そして、付加データが付加された12ビットの被補
間データで補間演算処理を行なう(S005)。ステップS005
で算出された補間データは、D/Aコンバータ35にお
いて12ビットの分解能でデジタル/アナログ変換さ
れ、補正偏向波形データとして出力される(S006)。
19における処理動作を示すフローチャートである。画
歪みの調整を行なう場合は、まず、画像歪み及びコンバ
ーゼンス等の測定器から得られたレジストレーション補
正データを、調整ポイント毎に8ビットのデータで設定
し(S001)、設定データを不揮発性メモリ32に書き込む
ようにする(S002)。そして、画歪み補正用のサブDY2
4a〜24cに供給する補正波形を発生する場合は、不
揮発性メモリ32に8ビットで設定されている設定デー
タを読み出し(S003)、演算処理部34において、8ビッ
トの設定データに4ビットの付加データを付加する(S00
4)。そして、付加データが付加された12ビットの被補
間データで補間演算処理を行なう(S005)。ステップS005
で算出された補間データは、D/Aコンバータ35にお
いて12ビットの分解能でデジタル/アナログ変換さ
れ、補正偏向波形データとして出力される(S006)。
【0022】図5は、上記した補間演算処理により、算
出された補間データの一例を摸式的に示す図であり、横
軸方向は補間ポイント、縦軸方向は補間ポイントのレベ
ルを16進で示し、●印は調整ポイントの設定データ
(8ビット)、○印は補間ポイントの補間データ(12
ビット)を示している。
出された補間データの一例を摸式的に示す図であり、横
軸方向は補間ポイント、縦軸方向は補間ポイントのレベ
ルを16進で示し、●印は調整ポイントの設定データ
(8ビット)、○印は補間ポイントの補間データ(12
ビット)を示している。
【0023】この図に示されているように、例えばA,
B点の設定データ800H 、及び810H は16の補間
ポイントで内挿補間され12ビットのデータとして出力
される。この場合、設定データは8ビットとされている
ため、例えば△印で示されている従来の12ビットのも
のより補間精度が低下するが、補間処理された後は12
ビットでアナログ信号に変換されているので、その補正
波形を滑らかにすることができる。また、下位4ビット
の精度は、前記したようにレジストレーション補正にお
いて許容範囲内であり問題となることはない。
B点の設定データ800H 、及び810H は16の補間
ポイントで内挿補間され12ビットのデータとして出力
される。この場合、設定データは8ビットとされている
ため、例えば△印で示されている従来の12ビットのも
のより補間精度が低下するが、補間処理された後は12
ビットでアナログ信号に変換されているので、その補正
波形を滑らかにすることができる。また、下位4ビット
の精度は、前記したようにレジストレーション補正にお
いて許容範囲内であり問題となることはない。
【0024】
【発明の効果】以上、説明したように本発明のカラー映
像機器とそのレジストレーション補間方式は、調整ポイ
ントを設定する不揮発メモリの容量を削減することがで
き、低価格の不揮発メモリでシステムを実現することが
できるようになる。さらに、調整ポイントの分解能は多
少荒くなるが、補間誤差は許容範囲内とすることができ
ると共に、設定データを入力する調整時間を短縮するこ
とができるようになるという利点がある。
像機器とそのレジストレーション補間方式は、調整ポイ
ントを設定する不揮発メモリの容量を削減することがで
き、低価格の不揮発メモリでシステムを実現することが
できるようになる。さらに、調整ポイントの分解能は多
少荒くなるが、補間誤差は許容範囲内とすることができ
ると共に、設定データを入力する調整時間を短縮するこ
とができるようになるという利点がある。
【図1】本発明の実施例のリア・プロジェクションテレ
ビの回路ブロックの一例を示す図である。
ビの回路ブロックの一例を示す図である。
【図2】レジストレーション補正波形発生部を構成する
回路ブロックの一例を示す図である。
回路ブロックの一例を示す図である。
【図3】補間演算処理を行なう場合に、4ビットの付加
データを付加する場合の概要を示す図である。
データを付加する場合の概要を示す図である。
【図4】レジストレーション補正波形発生部における処
理動作を示すフローチャートである。
理動作を示すフローチャートである。
【図5】補間演算処理により算出された補間データの一
例を摸式的に示す図である。
例を摸式的に示す図である。
【図6】リア・プロジェクションテレビの一例を示す側
面図である。
面図である。
【図7】リア・プロジェクションテレビの一例を示す正
面図である。
面図である。
【図8】リア・プロジェクションテレビの一例を示す正
面図である。
面図である。
【図9】従来のレジストレーション補正波形発生部を構
成する回路ブロックの一例を示す図である。
成する回路ブロックの一例を示す図である。
13 水平発振回路 14 水平偏向出力回路 16 垂直発振回路 17 垂直偏向出力回路 18 高圧出力回路 19 レジストレーション補正波形発生部 20 レジストレーション出力回路 23R、23G、23B メインDY 24R、24G、24B サブDY 30 マイコン 31 タイミング発生器 32 不揮発性メモリ 33 演算回路 34 D/Aコンバータ 35 ローパスフィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−167990(JP,A) 特開 昭55−163986(JP,A) 特開 昭55−163989(JP,A) 特開 平1−280986(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 9/12 - 9/31
Claims (2)
- 【請求項1】 3個の投影管によってカラー映像を投影
するカラー映像機器において、 上記3個の投影管のレジストレーションを補正するため
の第1のビット数のデータを格納している不揮発性メモ
リと、該不揮発性メモリから読み出した第1のビット数のデー
タのLSBに2ビット以上の第2のビット数の付加デー
タを付加して第3のビット数のデータを生成する演算処
理部と、 上記演算処理部からの第3のビット数の データを補間す
る補間演算回路と、 該補間演算回路の出力をアナログ信号に変換する第3の
ビット数のD/Aコンバータと、 該D/Aコンバータの出力を上記3個の投影管の偏向手
段に供給する出力回路と、 を備えていることを特徴とするカラー映像機器。 - 【請求項2】 上記第1のビット数は8ビットであり、
上記第3のビット数は12ビットである請求項1に記載
のカラー映像機器。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19185293A JP3341373B2 (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | カラー映像機器とそのレジストレーション補間方式 |
US08/246,131 US5537159A (en) | 1993-05-27 | 1994-05-19 | Interpolation method and apparatus for improving registration adjustment in a projection television |
EP94303684A EP0626794B1 (en) | 1993-05-27 | 1994-05-23 | Interpolation method and apparatus for improving registration adjustment in a projection television system |
EP00117606A EP1067803A2 (en) | 1993-05-27 | 1994-05-23 | Interpolation method and apparatus for improving registration adjustment in a projection television |
DE69432945T DE69432945T2 (de) | 1993-05-27 | 1994-05-23 | Interpolationsverfahren und -vorrichtung zur Verbesserung der Deckungseinstellung in einem Fernsehprojektionssystem |
KR1019940011518A KR100307108B1 (ko) | 1993-05-27 | 1994-05-26 | 투사텔레비젼에서레지스트레이션조정을향상하는보간방법및장치 |
KR1020010015580A KR100347132B1 (ko) | 1993-05-27 | 2001-03-26 | 컬러 텔레비젼 투사 장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19185293A JP3341373B2 (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | カラー映像機器とそのレジストレーション補間方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0730907A JPH0730907A (ja) | 1995-01-31 |
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Family
ID=16281584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19185293A Expired - Fee Related JP3341373B2 (ja) | 1993-05-27 | 1993-07-07 | カラー映像機器とそのレジストレーション補間方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3341373B2 (ja) |
-
1993
- 1993-07-07 JP JP19185293A patent/JP3341373B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0730907A (ja) | 1995-01-31 |
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