JP3341122B2 - 感光材料用包装袋及びその製造方法 - Google Patents
感光材料用包装袋及びその製造方法Info
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Description
の製造方法に関し、詳しくは、リサイクル性、焼却性に
優れた感光材料用包装袋とその製造方法に関する。
遮光性を有するバリヤ袋は物理強度確保、防湿、遮光性
等確保のため種々の技術が開発されてきた。例えば強度
確保のためには、特開昭61-237640号、同62-181944号、
同63-283944号、実開昭62-25538号等に記載されている
ごとき材料が挙げられ、フィルム物性の優れた線状低密
度ポリエチレン(LLDPE)を使用した材料としては特開昭6
2-18547号、同63-289548号、同63-290741号、特開平1-2
70535号、同1-946341号、同2-64537号等に記載された材
料で構成された包装材料が知られている。
号、同64-82935号、特開平1-209134号、同1-94341号、
同2-165140号、同2-221956号に記載されているごとき遮
光性物質が使用されている。防湿性を得るためには特開
昭64-77532号、特開平1-251031号、同2-186338号、同2-
278256号等に記載されているごときアルミニウムの箔ま
たは蒸着膜を使用した包装材料が知られている。
について説明する。
により製膜された60〜150μmの厚さのカーボンブラック
含有の黒ポリエチレンチューブの底部をヒートシール
し、カットすることにより作成した黒ポリエチレン袋を
用い、その袋に手作業で包装するものが挙げられる。
されている遮光性の強度のある袋もこの態様である。
機にとりつけられた円形のダイから押し出されたチュー
ブ状フィルムの内部に空気を送り込んで、徐々に所定の
幅まで膨張させ、ニップロールに挟んでチューブをつぶ
した形で巻き取る方法である。ところでインフレーショ
ン法により製膜されたチューブは、各袋巾毎にチューブ
を作成する必要がある。感光材料の製品の種類及びサイ
ズが多く、袋と内部製品とのクリアランスも適性値が定
まっているので、その袋サイズも多くなる。従って、一
般的には袋サイズが50種以上になってしまう。この全サ
イズに対してそれぞれのチューブを全て用意すること
は、管理運営上問題で生産性にも影響する。
のあることは、自動包装が困難ということである。
などの耐熱性材料に、遮光性と高い機械的強度をもった
フィルムをラミネートした複数層構造のシートを用いて
作られた袋も使用されている。ここで遮光強度フィルム
として前インフレーション法を用いてカーボンブラック
含有の黒ポリエチレンチューブを作成し、巻き取り前に
両端にナイフを入れることによって作成したシートが通
常用いられている。
々の複数層構造のシートの部分断面図である。
としては紙があり、未晒、半晒、晒、クラフト紙等が代
表的なものとして挙げられ、その坪量は45〜190g/m2が
一般的であり、製袋性及び強度の点からは50〜90g/m2の
ものが好ましく用いられている。
レンテレフタレート、ナイロンあるいはポリプロピレン
等の耐熱性のあるフィルムが用いられる場合もある。
フィルムの間に各種の素材からなるラミネート層をもつ
ものが知られている。
ネーション、ドライラミネーション、ウエットラミネー
ション、ホットメルトラミネーション等により形成され
るが、ラミネーションするウェブが樹脂フィルムの場
合、エクストルージョン及びドライラミネーションが一
般的である。
題のあることは、シートを構成する各層、例えば耐熱
層、ラミ層、防湿層、フィルム層、遮光強度フィルムの
材質が異なり、その分離が容易でないため廃棄した後、
リサイクルが困難であるということである。また防湿層
にアルミ等の金属を使用した場合は燃焼焼却後に金属カ
スが残るという問題もある。
ないと、内面シールされる前に外層が溶けて製袋ができ
なかったり、またシールできてもシワになりピンホール
が発生する場合が多く、製袋が困難であることを本発明
者等は見いだした。
は、自動包装が可能で、使用包装材料数が少なく使用後
のリサクル性、焼却性に優れ、しかも生産性の高い感光
材料用包装袋の製造方法を提供することである。
ながら、走行方向に平行な端辺同士をあわせ、袋の外表
面と内表面とを形成し、シートをはさんで向かい合う一
組のシートの走行方向と平行なヒーターバーを有する加
熱手段により、該外表面側からシートの向かい合う内表
面同士の間隔が該加熱手段内において均一になるように
保ちながら、かつ内表面同士の間隔よりもシートの外表
面と外表面に相対するヒーターバーとの間隔を広くし
て、該一組のヒーターバーの間を連続して走行するシー
トを加熱し、加熱された箇所を圧着することを特徴とす
る感光材料用包装袋の製造方法により達成される。
辺が熱シールにより形成されることが好ましく、また上
記製袋方法において、加熱から圧着の間でそのフィルム
外側を冷却すること及び加熱装置内に入ったフィルム端
部とそれ以外の部分の進行速度に差を生じざせず一定と
することが好ましい。
成は図10(a)に示されるようにビカット軟化点の高い
ポリエチレン層、以下便宜的に耐熱性ポリエチレン層と
いうビカット軟化点の低いポリエチレン層、以下便宜的
にヒートシール層というを有するシートからなるもので
ある。袋を作成する際には外側表面にビカット軟化点の
高い層がくるように構成する。
規定された試験方法である。本発明では荷重棒の重り1
Kg、温度変化50℃/Lでの測定結果のビカット軟化点を
記載している。
に示すように中間層を設けてもよい。また本発明の材料
の条件を満たす限り前述の図1(a)〜(d)のいずれ
の構成をとってもよい。この場合中間層の組成は必要に
応じて任意のものを用いることができるが、シート全体
としてのポリエチレン含量を70wt%以上に保つことが必
須である。また上記のポリエチレン層には防湿性向上な
どの目的でナイロンやポリプロピレンを混入させること
も可能であるが、この場合もシート全体の重量に対して
ポリエチレン含量を70wt%以上、好ましくは85%以上に
保持しなければならない。図1(a)、(b)のように
空気層が入る場合は、空気層を除く包装材料を構成する
すべての重量に対してポリエチレン含量を70wt%以上が
必須である。最も好ましくはシートがポリエチレンと遮
光物質のみから成り立っていることである。袋を作成す
る際、外側表面のビカット軟化点と内側表面のビカット
軟化点の差は20℃以上あることが必要であり、25℃以上
あることが好ましく、更には25〜50℃が好ましい。
の際、外側から熱を加えた場合ヒートシー層に熱が加わ
る前にシートの外側が溶けてしまうのを防止することが
可能になる。
(c)、(d)の構成を採用しても引き裂き強度などの
強度面においても従来強度があるとされている図1
(a)、(b)にも劣らない性能が得られる。
つは遮光物質を含有する。遮光物質を含む層はいずれの
層であってもよく、複数の層に同時に含有させてもよ
い。遮光物質の含量はシート全体の1〜10wt%であるこ
とが必要である。遮光物質としてはカーボンブラック、
酸化鉄、酸化チタン、アルミ粉末、アルミペースト、炭
酸カルシウム、硫酸バリウム、有機、無機系顔料が挙げ
られるがポリエチレン系ポリマー中に混合分散可能であ
り、光線を通過させないものであればよく、カーボンブ
ラックが好ましく用いられる。
用いられる材料としては 高密度ポリエチレン (密度0.950〜970) 117〜130℃ 中密度ポリエチレン (密度0.930〜0.949) 100〜120℃ 低密度ポリエチレン (密度0.900〜0.914) 80〜95℃ 直鎖状低密度ポリエチレン(密度0.915〜0.929) 90〜105℃ 極低密度ポリエチレン (密度0.900〜0.914) 80〜95℃ が挙げられ、所望のビカット軟化点が得らえるように強
度、剛性等他の要素も考えてブレンドしてもよい。 表は高密度、裏は低、直鎖状低、極低密度ポリエチレン
の構成は耐熱の観点から好ましい。
ル層と分離して)、防湿層、ラミネート層が挙げられ
る。
に、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、
エチレンビニルアルコール等を必要に応じてブレンドす
るものがある。
ン、塩化ビニリデンがあるが、再生産性を考えるとポリ
プロピレンが好ましい。
ノマー樹脂、各種接着剤も考えられる。いずれの場合も
ポリエチレンのみが再生上最も好ましく、次にポリオレ
フィン系のポリプロピレンが好ましい。これ以外のもの
はできるだけ量を少なくしなければ純度の高い再生ポリ
マーは得られない。
れる。中間層については特にビカット軟化点の値は限定
されない。
くは少なくとも20μm以上、好ましくは30〜70μmであ
る。
〜200μm、さらに好ましくは130〜170μmである。
材料の包装は通常暗室内で行われるので、包装材料の外
側が吸収色であるのは好ましくない。
を含有するか或は外側から見える層の表裏どちらかに反
射色を印刷する方法が望ましい。
コスト、物性等から総合的に決定されるものである。し
かしながら再生上は顔料、印刷共少量であることが好ま
しい。尚包装材料の外側は前記の理由から反射性が好ま
しいが、その他の層は吸収性が好ましい。
(b)、(c)は、本発明の包装袋の種々な製袋状態を
示す斜視図である。同図において斜線部はシール面を表
す。
らなり、折り込みを有している。図2(b)は折り込み
がない場合である。図2(c)は図2(a)を、図2
(d)は図2(b)を夫々底シール側からみた底面図で
あって、図2(c),(d)の○印はピンホールの発生
し易い位置を示す。このような底シールの場合、図2
(c)、(d)に示す位置にピンホールが発生する場合
がある。このため底は図2(e)に示すように折り曲げ
ることが好ましい。
ばれ、1枚のウェブを2つ折りにして製袋するものであ
る。図3(b)は3方シールと呼ばれるもので大型袋に
多く使用されており、2枚のウェブを組み合わせたもの
である。図3(c)は、2方シールと呼ばれ、図3
(a)のL字と袋口とシール位置の関係が異なる。
ールしたり、あるいは数回折り返してテープで止めたり
する。
動製袋機あるいは製袋、包装機の1例を示す構成説明図
である。
(a)、図5のような方法で自動包装される。
は、その両縁部を合わせた後、ヒーターバー42a,42b
の間隙を通過してヒートシールされ、、その後43a,43
bの圧着ローラーで圧着され、カッター44a,44bで切
られ、包装袋45ができる。この際、ガゼット(折り込
み)形成用のガイドを両サイドから食い込ませれば、図
2(a)のようなガゼット袋になるし、こうしなければ
図2(b)のような平袋となる。尚45の時点では袋の断
面は図4(b)、(c)のようなチューブ状になってい
る。
a,52bでシールし、53のガイドで折り曲げ54の点で粘
着剤を塗布し、55のガイドでさらに折り曲げると54の点
の粘着剤はチューブの進行により56のようにラインとな
り、包装袋57が完成する。
により、図4のヒーターバー42a,42bの前で包装され
る製品49を供給し、袋底及び袋口を図5のように加工す
れば、自動包装することもできる。また、この場合の折
り方は、袋がガイドに沿って進むことにより折れ曲がる
方法であるが、袋の進み方を非連続にし、上下ニップし
て全体を一度に1回、1回折る方法もある。
うなL字シール袋の製袋方法あるいは自動包装方法の1
例を示す構成説明図である。これは図4と類似の方法で
あるが、2つ折りにしたウェブを袋の中央(センター)
でシールする図4に対して袋の端部でシールする。61の
ウェブを2つ折りにして62a,62bのヒーターバーでシ
ール後、間欠タイプのヒーターバー63a,63bで圧着シ
ールし、それと同時にカッター65でカットすることによ
りL字シール袋ができる。66はシール部を表す。 この
場合も図4の場合と同様に、包装される製品69を封入
し、袋口用のヒーターバー64a,64bを設置すれば、図
6(b)のような製品の自動内装ができる。
ようにシール部を折り曲げる場合もある。これはシール
部の遮光性を確保するためとこの後に箱に入れるため、
箱の容積を小さくするためである。
て説明する。図7は本発明による3方シールの製袋ある
いは自動包装方法の1例を示す構成説明図である。
ィルム層同士が向かい合うようにし、両端をヒーターバ
ー72a,72b及び73a,73bでシールし、さらに74a,74
bでシールし、カッター75でカットすることにより、3
辺をシールした袋78ができる。また図4,5と同様にし
て製品79を封入し、76a,76bのヒーターバーを入れれ
ば自動包装することができ図7(b)に示す包装済み製
品を得ることができる。77a、77bはシール部を意味す
る。
辺を折り曲げることもある。
図8、図9は2方シールの製袋あるいは自動包装方法の
1例を示す構成説明図である。図8の場合は1枚のウェ
ブを2つ折りにして82a,82bと83a,83bの2組のヒー
ターバーにより2方を同時シールし、カッター84によ
りカットし、袋88を得る。この場合も製品89を封入する
ことにより、自動包装することができる。図9は、同じ
く2方シールとする場合であって、図8の場合はウェブ
81を横に2つ折りにするのに対し、図9はウェブ91を縦
に2つ折りにして93ab,94abのヒーターバーでシー
ルしている。
る。
ブの流れ方向に対して垂直の場合、例えば図8の82a、82
b、83a、83bのような場合、図12(a)のように、上下から
間欠的に圧着するシールのみであるが平行の場合は、例
えば図9の93a、93b、94a、94bの場合は、図12(b)のよう
にヒーターバーがある間隙を保ってそこをウェブが連続
的に通過し、シールする方法が可能である。
ターバーの移動時間がなく、ウェブが連続のため生産性
が高いという利点がある。
方法について、より効果が発揮できるものである。
ば図4、5、6、7、9に示す装置での加工を行う際、
あらかじめ必要な巾にスリッターで巾狭とするか、作り
たい袋のサイズに応じて原反の巾よりも小さい巾を作る
ために示す装置でヒートシールを内側とし、その外側を
刃物でカットする方法を用いれば、インフレーションの
チューブ方式よりもサイズ数が少なくすみ、運営管理上
のメリットもある。
(a)に示すような間欠的なヒートシーリングを行う製
袋方法では、シーリングは加熱された加圧手段によって
シールすべきフィルムを背面より圧着することによって
行われるが、この間圧着されるべきフィルムを停止させ
る必要がある。このため加工速度が著しく低下するとい
うデメリットが生ずる。
熱、圧着のステップを分離し、まず向かい合わせに配置
したフィルムを移動させながら背面方向より加熱し、そ
の後加熱済みのフィルムを連続的に圧着してシーリング
を行うことが好ましい。
と、シール部分とその他の部分の熱による変形の差を生
じることが問題となる。
ランダムに発生する気泡のことであり、ひどい場合図13
のようにピンホールが生じ、遮光不良や強度不足を生じ
る場合がある。
ーとヒーターバーの間の加熱ゾーンにウェブが入る際に
ウェブとウェブの間隙が均一でないため部分的な熱シー
ルが先行して生じるために生じるものである。
ェブの間隙よりもウェブとヒーターバーとの間隙の方が
狭い場合、均一の間隙で予熱ゾーンに入っても熱による
変形でウェブとウェブの間隙が不均一となり、図14
(a)と同様の現象が生じる場合もある。
内において2枚のフィルムの間隔を均一にし、かつヒー
ターバーち加熱されるべきフィルムの背面との間隔を加
熱ゾーン中におけるフィルムの対向面の間隔よりも広
く、少なくとも0.5mmとすることが好ましい。加熱ゾー
ン中におけるフィルムの間隔を均一にするため図14
(c)のように加熱ゾーンに入る前にフィルムをニップ
ローラで均一に圧着し、あるいは図14(d)のように加
熱ゾーン中のフィルムの間にスペーサーをおいてもよ
い。 図14(c)のようにヒーターゾーン後に圧着ロー
ルで圧着することにより、より低温でのシールが可能で
あり、空気混入の防止に効果がある。
いるので、圧着ロールで圧着する際、ウェブの外側がめ
くれたり、傷ついたり、シワになったりする場合があ
る。
却する方法が有効である。従って図14(c)においてA
の部分で、外側から空気又は水で冷却することが好まし
い。
による変形差について説明する。この問題は加熱ゾーン
にあるウェブと、ないウェブではウエブの進行速度に差
が生じることに起因する。これは加熱ゾーン内のウェブ
は前述のような対応をとっても、多少変形したりヒータ
ーバーに引っ張られるため速度が遅くなるためである
が、これが生じるとシワが発生し、ひどい場合はピンホ
ールが発生してしまう。
動系がヒーターより、かなり離れたところにだけあるた
め、部分的に進行速度に差が生じやすい。
ーター直後で補助的に駆動を加えることが好ましい。
ラフィルムの駆動系と連動(同速度)させることが好ま
しい。
周囲を回転する耐熱回転ベルトを有して、そのベルトの
回転は駆動系と連動(同速度)であり、ベルトにウェブ
の端部をはさみ込んでベルト間の押し付け摩擦でヒータ
ーゾーンを進めるという方法もある。
送するのに適しているが、従来の包装材料の製造にも良
好な結果をもたらす。
る。
ル層100μmを低密度ポリエチレン(MI5.0,密度 0.924g
/cm3)10μmでラミネートしたフィルム 。
伸倍率1.4で1軸延伸したもの2枚(延伸後もビカット
軟化点は変化なし)を延伸軸が90度の角度で交わるよう
に低密度ポリエチレン(MI2.0、密度0.924g/cm3) 9μm
でエクストルージョンラミネートしたフィルム75μmを
耐熱強度層とビカット軟化点95℃の低密度ポリエチレン
(MI2.0,密度0.923g/cm3)40μmのヒートシール層を低密
度ポリエチレン(MI5.0,密度0.924g/cm3) 15μmでエク
ストルージョンラミネートしたフィルム。
で、延伸倍率1.4で1軸延伸した耐熱遮光強度層。
0.923g/cm3)ビカット軟化点95度の32.5μmで計65μmの
フィルムを共押し出しで、延伸倍率1.4(延伸後もビカ
ット軟化点変化なし)で1軸延伸した遮光強度ヒートシ
ール層前記2層を延伸軸が90度の角度で交わるように低
密度ポリエチレン(MI2.0,密度0.924g/cm3)9μmでエ
クストルージョンラミネートしたフィルム。
度0.924g/cm3)15μmをラミネートしたものと実施例1の
ヒートシール層100μmを図4の製袋方法で、図14cの方
法によヒートシールする際、ニップローラー部ガイドの
みヒーターバー間隙が1.0mmであり、圧着ローラーは用
いずヒーターバーで圧着を行い2層で製袋したもの。
μmと実施例1のヒートシール層60μmの4層をポリエス
テル系接着剤3μmでドライラミネートしたもの。
と実施例1のヒートシール層80μmの3層を低密度ポリ
エチレン(MI2.0、密度0.924g/cm3)15μmでエクストルー
ジョンラミネートしたもの。
いては袋の状態)について、引き裂き強度、防湿性、燃
焼性、再生性の各項目についてテストした。
生後のフィルム引き裂き強度のレベルで評価した。
の再生、燃焼性に優れ、強度も十分確保できることがわ
かる。
法で製袋した。
(c)に示すような圧着ローラー、ニップローラーを設
けた。ニップローラーでウェブ同士の間隙を0.1mm以下
とし、ウェブとヒーターバーの間隙を0.8mm以下とし
た。(本発明の方法)表2記載の従来の方法は、図14
(c)でニップローラー部がガイドのみでヒーターバー
間隙が1.0mmであり、ヒーターバーで圧着を行い圧着ロ
ーラーはない。
っされたが、比較例1の材料を用い、本発明の方法で製
袋したものを比較例1として表2に記載した。
たものを表2に記載した。
で製袋した場合、図14のAゾーンに冷水ゾーンを用い
た。
発明の方法で製袋した場合、図14のAゾーンに冷水ゾー
ンを用い、更に圧着ローラー速度をライン速度に同調さ
せた。
態、シール部のしわの各項目についてテストした。
気泡の有無を目視でチェックした シール部のしわ:シール巾の1/2以上のしわの有無を
目視でチェックした 評価基準は下記の通り ◎:1%未満 極めて良好 ○:5%未満 良好 △:20%未満 使用可 ×:20%以上 使用
不可 結果を表2に示す。
従来法よりも同等以上の良好な袋が得られることが明ら
かであり、特に本発明の包装材料の製造方法に適してい
ることがわかる。
材料としての評価である引き裂き強度、防湿性、燃焼
性、再生性の点では使用可能であったが、表2の通りヒ
ートシールでの製袋には全く不適当であり、本発明のよ
うなヒートシールでの製袋を前提としての包装材料には
適さないことが明らかである。
包装材料数が少なく使用後のリサイクル性、焼却性に優
れ、しかも生産性の高い感光材料用包装袋及びその製造
方法を提供することができた。
72a,72b,73a,73b,74a,74b,76a,76b,82a,82b,
83a,83b,94a,94b ヒーターバー 44a,44b,65,75,84 カッター 45,57,67,78,88,98 包装袋 49,69,79,89,99 製品
Claims (3)
- 【請求項1】 シートを走行させながら、走行方向に平
行な端辺同士をあわせ、袋の外表面と内表面とを形成
し、シートをはさんで向かい合う一組のシートの走行方
向と平行なヒーターバーを有する加熱手段により、該外
表面側からシートの向かい合う内表面同士の間隔が該加
熱手段内において均一になるように保ちながら、かつ内
表面同士の間隔よりもシートの外表面と外表面に相対す
るヒーターバーとの間隔を広くして、該一組のヒーター
バーの間を連続して走行するシートを加熱し、加熱され
た箇所を圧着することを特徴とする感光材料用包装袋の
製造方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の製袋方法において、加熱
から圧着の間でそのフィルム外側を冷却することを特徴
とする感光材料用包装袋の製造方法。 - 【請求項3】 請求項1記載の製袋方法において、加熱
装置内に入ったフィルム端部とそれ以外の部分の進行速
度を一定とすることを特徴とする感光材料用包装袋の製
造方法。
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