JP3119765B2 - 表裏異層袋の連続製袋方法、表裏異層両面ピッチ印刷袋及び表裏異層両面ピッチ印刷袋の連続製袋方法 - Google Patents

表裏異層袋の連続製袋方法、表裏異層両面ピッチ印刷袋及び表裏異層両面ピッチ印刷袋の連続製袋方法

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JP3119765B2 JP05137670A JP13767093A JP3119765B2 JP 3119765 B2 JP3119765 B2 JP 3119765B2 JP 05137670 A JP05137670 A JP 05137670A JP 13767093 A JP13767093 A JP 13767093A JP 3119765 B2 JP3119765 B2 JP 3119765B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表と裏のフィルム構成
を異にするラミネートフィルムから成る袋の連続製袋方
法に係り、また、表と裏のフィルム構成を異にするラミ
ネートフィルムにそれぞれピッチ印刷を施し、この表・
裏面印刷を1コマづつ対応する位置で重合する表裏異層
両面ピッチ印刷の袋及びその連続製袋方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
(1)表と裏のラミネートフィルムのフィルム層の構成
が互いに異なる場合、従来の表と裏のフィルム構成を異
にするラミネートフィルムから成る袋の連続製袋方法
は、表と裏のラミネートフィルムのフィルム層の構成が
互いに異なる場合、表と裏のラミネートフィルム61,
62をそれぞれ別々に加工してロール状に巻取り、図1
1に示すように、別々の繰り出しロールから送り出され
た表と裏のラミネートフィルム61,62を二のピンチ
ロール53,54間で重合し、次いでこの表と裏のラミ
ネートフィルム61,62を三方ヒートシールして、一
辺が開口するように切断して製袋する。
【0003】(2)印刷を施した製袋の場合。
【0004】また、印刷を施した袋は、図9〜図11に
おいて、フィルムの一面に、その幅方向を等分する一方
に袋の表のラミネートフィルムに表示されるマークやロ
ゴ、模様等の表示をフィルムの流れ方向に適当な等間隔
で1コマづつ連続印刷(本明細書において、「ピッチ印
刷」という)して表面印刷を施し、他方に袋の裏のラミ
ネートフィルムに表われる裏面印刷を前記表面印刷と同
一のピッチで同時にピッチ印刷して印刷フィルムが形成
され、この印刷フィルムに他のフィルムをラミネートし
て印刷ラミネートフィルム58を形成し、この印刷ラミ
ネートフィルム58を以下に示す2通りの方法で両面に
印刷した袋を製造している。
【0005】前記印刷ラミネートフィルム58を、図
9に示すように、三角板のガイド体57で、その幅方向
に等分して折畳むように半折して、表面印刷された表の
印刷ラミネートフィルム58aと裏面印刷された裏の印
刷ラミネートフィルム58bとをピンチロール53,5
4間で重合して半折フィルム59を形成する。次いで、
この半折フィルム59の1コマ間隔に表と裏のフィルム
を同時にヒートシールし、切断して各単位袋を量産す
る。
【0006】また、前記印刷ラミネートフィルム58
を、図10(A)に示すように、その幅方向で等分断し
て、表の印刷ラミネートフィルム58aと裏の印刷ラミ
ネートフィルム58bとを形成し、表と裏の印刷ラミネ
ートフィルム58a,58bをそれぞれ三角板のガイド
体51a,51bに摺接してフィルムの進行方向に直角
に且つ対称的に互いに反対方向に変向し、次いで、図1
0(B)に示すように、表と裏の印刷ラミネートフィル
ム58a,58bのそれぞれの進行方向に対して軸線方
向が直交するように軸承される遊動ロールでなるガイド
体52a,52bを介して斜め前方に変向され、二のピ
ンチロール53,54間で表・裏面印刷の対応する1コ
マづつを互いに重ね合わせるように重合される。次い
で、この重合された表と裏の印刷ラミネートフィルム5
8a,58bの長手方向及び幅方向に1コマ間隔に表と
裏の印刷ラミネートフィルム58a,58bをヒートシ
ールして切断し各単位袋を量産する。
【0007】また、他の製袋方法としては、表と裏の
ラミネートフィルムのフィルム層の数、材質、各フィル
ム層の厚み等構成が互いに異なる(本願明細書において
「表裏異層袋」ともいう)場合、印刷を施した表と裏の
ラミネートフィルム61,62をそれぞれ別々に加工し
てロール状に巻取り、図11に示すように、別々の繰り
出しロールから送り出された表と裏のラミネートフィル
ム61,62を二のピンチロール53,54間で重合
し、次いでこの表と裏のラミネートフィルム61,62
を三方ヒートシールし一辺が開口するように切断して製
袋する。
【0008】さらに、他の製袋方法としては、インフレ
ーション法などで成膜加工されたチューブ状フィルムの
表と裏の一方又はこのチューブ状フィルムを反転させ、
両方のフィルムにピッチ印刷を施し、このチューブ状フ
ィルムの幅方向全長で表と裏のフィルムをヒートシール
した底縁ヒートシール部をチューブ状フィルムの長手方
向に所望の間隔おきに断続的に形成し、この底縁ヒート
シール部付近の表と裏のフィルムをチューブ状フィルム
の幅方向全長で切断して単位袋の底端縁と他の袋の開口
を同時に形成して袋を量産する製袋方法がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
(1)従来の製袋方法にあっては、図11に示す、別々
の繰り出しロールから送り出された表と裏の2枚のラミ
ネートフィルム61,62を二のピンチロール53,5
4間で重合し、次いでこの表と裏のラミネートフィルム
61,62を三方ヒートシールしてヒートシール部を形
成し、一辺が開口するように切断して製袋する方法で
は、2枚のフィルムを重合して製袋するものであるた
め、1枚のフィルムを折り曲げて製袋する形態の背貼り
の袋、あるいはガゼット袋、また、L字シールの袋およ
び2方シールなどの袋を製造することはできない。
【0010】(2)また、図9及び図10(A)、
(B)に示すような製袋方法においては、同一原反から
送り出された印刷ラミネートフィルム58をその幅方向
で等分して半折又は等分断して重合するので、シール加
工までの表と裏のラミネートフィルムを送り出す距離を
同一に保つならば表・裏面印刷の対応する1コマは互い
に合致してずれることはない。しかしながら、同一原反
であるため、この方法では表と裏のラミネートフィルム
のそれぞれのフィルム層の数や材質、フィルム厚などの
構成を互いに異なる袋を製袋することができない。
【0011】また、チューブ状フィルムに両面ピッチ印
刷する場合においても、表・裏面印刷の対応する1コマ
は互いに合致してずれることはない。しかしながら、表
と裏のラミネートフィルムのそれぞれのフィルム層の構
成を互いに異にする袋は当然ながら有り得ない。
【0012】(3)一方、図11に示すような製袋方法
においては、2枚のフィルムにそれぞれ、表・裏面印刷
をそれぞれ1コマづつ同一ピッチでピッチ印刷したフィ
ルム層の構成が互いに異なる表と裏のラミネートフィル
ム61,62を製袋ラインのガイドロールやピンチロー
ルの配置を対称に配置して表と裏のラミネートフィルム
61,62をシールするまでの距離を同一にし、製袋ラ
イン上で表と裏のラミネートフィルム61,62の表・
裏面印刷の1コマを対応する位置に重合したとしても、
表と裏のラミネートフィルム61,62のフィルム層の
構成が異なるためテンションの違いが発生するなどの理
由により表・裏面印刷の対応する1コマが次第にずれて
しまうので、その後のヒートシール工程、切断工程を経
て単一の袋を製造すると、袋の表と裏のフィルムの一方
の表・裏面印刷の1コマがづれて、印刷が途中で分断さ
れてしまうという問題点があった。
【0013】したがって、表と裏のラミネートフィルム
61,62のフィルム層の構成が互いに異なる袋を製袋
する場合は、表と裏のラミネートフィルム61,62の
うち一方のラミネートフィルムにピッチ印刷を施し、他
方のラミネートフィルムにフィルムの流れ方向に対して
寸法的に図柄の区切りのないマークや同一パターンの連
続模様等の表示を連続印刷(以下、「エンドレス印刷」
という)し、或いは何も印刷せず、これらの表と裏のラ
ミネートフィルム61,62を表と裏に重合して製袋す
るしか方法がなかった。
【0014】(4)又、従来から菓子その他の嗜好品な
どを収納するプラスチックフィルムによく見られる袋に
おいては、内容物が輸送、陳列時に袋の一辺に片寄らな
いよう、あるいは、内容物を衝撃から保護するために、
やや硬質のプラスチックシートに凹凸を形成したトレイ
を製造し、このトレイに内容物を載せて袋内に挿入し、
若干脱気した後シールして包装することが行われている
が、上記トレイは、商品の購入者により開封後廃棄され
ることになるが、そのまま他のゴミと共に廃棄される
と、腐敗しないため、公害の原因となる他、トレイ製造
および、この挿入工程のためのコスト高及び、省資源の
点からも問題となるものであった。
【0015】
【目的】本発明は叙上の問題点を解決するために開発さ
れたもので、袋の表と裏の2枚のラミネートフィルムが
それぞれフィルム層の数や材質、厚さなど構成を互いに
異にする袋(本願明細書において、「表裏異層袋」とい
う。)であっても、1枚のフィルムを折り曲げて製袋す
る形態の従来の背貼りの袋、あるいはガゼット袋、ま
た、L字シールの袋および2方シールなどの袋を製造す
ることを可能とする表裏異層袋の連続製袋方法、及びマ
ークや模様等の表・裏面印刷が連続製袋ライン上で確実
に1コマづつ袋の状態で表・裏が対応する表裏異層両面
ピッチ印刷袋およびその連続製袋方法、また、上記方法
により、前述トレイを不要とすることのできる連続製袋
方法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明の第1の表裏異層袋の連続製袋方法は、シ
ール性フィルム18を最内層側のフィルム層とするラミ
ネートフィルム16をその幅方向で等分断して、表のラ
ミネートフィルム16aと裏のラミネートフィルム16
bとを形成する切断工程と、前記表と裏のラミネートフ
ィルム16a,bの一方の最内層側のシール性フィルム
18aまたは18bに、シール性(ラミネート)フィル
ム(25)をヒートシールして互いに異なるフィルム層
を成す表と裏のラミネートフィルム11,12をそれぞ
れ形成する異層形成工程と、前記表と裏のラミネートフ
ィルム11,12の最内層のシール性フィルム(18a
又は18bと25)を互いに向き合わせて重合し、重合
した表と裏のラミネートフィルムをヒートシールするヒ
ートシール工程とを含む製造工程から成る。
【0017】(2)また、本発明の第2の表裏異層袋の
連続製袋方法は、シール性フィルム18を最内層側のフ
ィルム層とするラミネートフィルム16を折り曲げて、
表のラミネートフィルム16aと裏のラミネートフィル
ム16bとを形成する折り曲げ工程と、前記表と裏のラ
ミネートフィルム16a,16bの一方の最内層側のシ
ール性フィルム(18aまたは18b)に、シール性フ
ィルム(25)をヒートシールして互いに異なるフィル
ム層を成す表と裏のラミネートフィルム11,12をそ
れぞれ形成する異層形成工程と、前記表と裏のラミネー
トフィルムの最内層(18aまたは18b)とシール性
フィルム(26又は27)とを互いに向き合わせて重合
し、重合した表と裏のラミネートフィルムをヒートシー
ルするヒートシール工程とを含む製造工程からなる。
【0018】さらに、前記ヒートシール工程は、重合し
た表と裏のラミネートフィルム11,12を三方、又は
背貼り、又は二方ヒートシールすることにより行うこと
ができる。
【0019】また、前記異層形成工程におけるヒートシ
ールは前記表と裏のラミネートフィルム11,12の一
方の最内層側のシール性フィルム層に、シール性フィル
ムの全面をヒートシールし、あるいは商標などの文字・
図形・記号を表すように熱板39(シールバー)を形成
して部分的に行い、もしくは前記部分的ヒートシールに
より凹凸を形成するように行うこともできる。
【0020】(3)また、本発明の表裏異層両面ピッチ
印刷袋は、表・裏面印刷が1コマづつ対応する位置に重
合して連続製袋されて成る両面ピッチ印刷袋であって、
フィルムの一面にその幅方向を等分する一方に表面印刷
と、他方に裏面印刷とを同一のピッチで同時にピッチ印
刷して形成された印刷層を有し、この印刷層にシール性
フィルムを最内層側のフィルム層としてラミネートして
形成した印刷ラミネートフィルムと、前記印刷ラミネー
トフィルムをその幅方向で等分断または折り曲げてそれ
ぞれ形成された表の印刷ラミネートフィルムと裏の印刷
ラミネートフィルムと、前記表と裏の印刷ラミネートフ
ィルムの一方の最内層側のシール性フィルムに、シール
性フィルムをラミネートして形成される互いに異なるフ
ィルム層から成る表と裏のラミネートフィルムとから成
り、重合した表と裏のラミネートフィルムの1コマ毎に
表と裏のラミネートフィルム三辺をヒートシールされて
成ることを特徴とする。
【0021】(4)さらに、本発明の第1の前記表裏異
層両面ピッチ印刷袋の連続製袋方法は、フィルムの一面
にその幅方向を等分する一方に、文字・図形・記号等の
表面印刷と、他方に、文字・図形・記号等の裏面印刷と
を同一のピッチでピッチ印刷した印刷層を有する印刷フ
ィルムに、シール性フィルムを最内層側のフィルム層と
してラミネートして成る印刷ラミネートフィルムを表・
裏面印刷の1コマづつを対応させて連続製袋する工程で
あって、前記印刷ラミネートフィルム16をその幅方向
で等分断して、表の印刷ラミネートフィルムと裏の印刷
ラミネートフィルム16a,16bとを形成する切断工
程と、前記表と裏の印刷ラミネートフィルムの一方の最
内層側のシール性フィルム18に、シール性フィルム
(25)をヒートシールして互いに異なるフィルム層を
成す表と裏のラミネートフィルム11,12をそれぞれ
形成する異層形成工程と、前記印刷ラミネートフィルム
16を等分断する位置から次のヒートシール工程下流の
フィードロール65,66までの表と裏のラミネートフ
ィルムを送り出す距離を同一にして、前記表と裏のラミ
ネートフィルム11,12の最内層のシール性フィルム
18,25を互いに向き合わせて重合し、重合した表と
裏のラミネートフィルムの長手方向及び幅方向に1コマ
毎に表と裏のラミネートフィルムをヒートシールするヒ
ートシール工程とを含む製造工程からなる。
【0022】(5)さらに、本発明の第2の表裏異層両
面ピッチ印刷袋の連続製袋方法は、フィルムの一面にそ
の幅方向を等分する一方に文字・図形・記号等の表面印
刷と他方に文字・図形・記号等の裏面印刷とを同一のピ
ッチでピッチ印刷した印刷層を有する印刷フィルムに、
シール性フィルムを最内層側のフィルム層としてラミネ
ートして成る印刷ラミネートフィルムを表・裏面印刷の
1コマづつを対応させて連続製袋する工程であって、前
記印刷ラミネートフィルム16をその幅方向で折り曲げ
て、表の印刷ラミネートフィルムと裏の印刷ラミネート
フィルム16a,16bとを形成する折り曲げ工程と、
前記表と裏の印刷ラミネートフィルム16a,16bの
一方の最内層側のシール性フィルム18a(b)に、シ
ール性フィルム(25)をヒートシールして互いに異な
るフィルム層を成す表と裏のラミネートフィルムをそれ
ぞれ形成する異層形成工程と、前記印刷ラミネートフィ
ルム16を折り曲げる位置から次のヒートシール工程下
流のフィードロール65,66までの表と裏のラミネー
トフィルムを送り出す距離を同一にして、前記表と裏の
ラミネートフィルムの最内層のシール性フィルム18a
(b),25(27)を互いに向き合わせて重合し、重
合した表と裏のラミネートフィルムの長手方向及び又は
幅方向に1コマ毎に表と裏のラミネートフィルムをヒー
トシールするヒートシール工程とを含む製造工程からな
る。
【0023】さらに、前記印刷ラミネートフィルムを製
袋ラインのインラインに含めることもできる。すなわ
ち、フィルムの一面にその幅方向を等分する一方に表面
印刷と、他方に裏面印刷とを同一のピッチで同時にピッ
チ印刷して印刷層を形成し、このフィルムにシール性フ
ィルムを最内層側のフィルム層としてラミネートして印
刷ラミネートフィルム16を形成する印刷フィルムラミ
ネート工程を、前記切断工程又は折り曲げ工程に先立っ
て、行うこともできる。
【0024】また、前記表と裏の印刷ラミネートフィル
ムの一方の最内層側のシール性フィルムに、両面シール
性を有する単一層のフィルムまたは両面シール性を有す
るラミネートフィルムをヒートシールすることもでき
る。
【0025】さらに、前記表と裏の印刷ラミネートフィ
ルムの両方の最内層側のフィルム層に、異なる種類のシ
ール性単一層のフィルム又は最内層がシール性である異
なる層のラミネートフィルムをヒートシールして互いに
異なるフィルム層を成す表と裏のラミネートフィルムを
それぞれ形成することことも可能である。
【0026】また、前記印刷層を成すフィルムを紙、ア
ルミニウムなどの不透明フィルムで形成し、この不透明
フィルムの外表面に前記印刷層を形成してもよい。
【0027】また、前記ヒートシール工程を内容物の充
填工程中で行うこともできる。
【0028】さらに、前記ヒートシール工程は、折り曲
げまたは分断し、重合した表と裏のラミネートフィルム
を三方、又は背貼り、又は二方ヒートシールすることに
より製袋することもできる。
【0029】
【作用】上記のように構成された両面ピッチ印刷袋の製
袋方法では、製袋工程中において表と裏の(印刷)ラミ
ネートフィルム16a,16bの最内層側のシール性フ
ィルム18の少なくとも一方に、シール性フィルムをヒ
ートシールされるので、互いに異なるフィルム層を構成
する表と裏のラミネートフィルム11,12が形成され
る。また。一のフィルムの一面にその幅方向を等分する
一方に表面印刷P1と、他方に裏面印刷P2とを同一のピ
ッチで同時にピッチ印刷され且つシール性フィルム18
を最内層側のフィルム層としてラミネートして形成され
た印刷ラミネートフィルム16がその幅方向で表と裏の
印刷ラミネートフィルム16a,16bに等分断又は折
り曲げられてから、表と裏のラミネートフィルム11,
12を重合するまでの移送距離は同一であるので、表・
裏面印刷P1,P2の対応する1コマはそれぞれ確実に袋
の最終形態の状態で表・裏が対応する。
【0030】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。印刷工程 (図3) 本工程は、次の印刷フィルムラミネート工程と共に、本
願発明の主要部を成す製袋工程に含まれていないが、イ
ンラインで、印刷及びラミネートを行う場合について述
べると、既知のように、印刷工程は、 OPP(二軸延伸ポリプロピレンフィルム)の繰り
出しロールから送り出したフィルム厚50μのOPPシー
トの一面に、図3に示すように、グラビア印刷機30で
最終形態の袋の表裏両面に表われるマークや模様その他
の表示等の表・裏面印刷P1,P2 をそれぞれ1コマづ
つ連続印刷する。
【0031】前記OPPシートはグラビア印刷機30の
版胴31と圧胴32間を通過し、版胴31の表面にはイ
ンキ槽34内のインキ33が塗布され、圧胴32で圧力
をかけて版胴31のインキをOPPシートに転移させ
る。版胴31の周面にはその軸線方向を等分するそれぞ
れの半面に最終形態の袋の表及び裏のラミネートフィル
ムに表示されるマークや模様等の表・裏面印刷P1,P2
の版を設ける。
【0032】したがって、版胴31が回転し且つOPP
シートが送り出されると、OPPシートの一面(内面)
にはその幅方向を等分するそれぞれの半面に前記表・裏
面印刷P1,P2 が、それぞれ同一の等間隔毎に同時に
ピッチ印刷され、袋の表のラミネートフィルムの表面印
刷P1 の印刷層21と袋の裏のラミネートフィルムの裏
面印刷P2 の印刷層22が形成される。
【0033】なお、版胴31の周面の軸線方向を等分す
るそれぞれの半面には、複数の前記表・裏面印刷P1,
P2 の対応する版を同数づつ並列に設けても良い。この
版胴31で印刷すると、OPPシートの一面にはその幅
方向を等分するそれぞれの半面に、OPPシートの幅方
向に並列に位置する複数の表・裏面印刷P1,P2 が、
それぞれピッチ印刷される。
【0034】なお、前記表・裏面印刷P1,P2 を施す
フィルムはプラスチックフィルム以外の紙、アルミニウ
ム等の不透明フィルムとすることもできるが、この場合
は前記不透明フィルムの外表面に表・裏面印刷P1,P2
を施す必要があるので、前記版胴31は逆版(一般の
印鑑と同様の状態)である。
【0035】次いで、OPPシートは乾燥機35を経て
前記印刷層21,22が焼付けられ印刷フィルム17が
形成される。
【0036】 印刷フィルムラミネート工程(図3) 前記印刷フィルム17の内面に、図3に示すように、フ
ィルム厚50μのCPPで成るシール性フィルム18をド
ライラミネートする。
【0037】すなわち、CPP(無延伸ポリプロピレン
フィルム)から成るシール性フィルム18を塗布ロール
41とゴムロール42間に通過させて接着剤43を塗布
し乾燥機45で乾燥させた後、このシール性フィルム1
8を印刷フィルム17の内面(図3において下面)に重
合し加熱ロール46とゴムロール47間に通過させて圧
着させ印刷ラミネートフィルム16を形成し、ロール状
に巻取る。
【0038】以上の工程で、 OPP50μ/印刷層21,22/DL/CPP50μ から成る印刷ラミネートフィルム16が形成される。 (μはフィルム厚、DLはドライラミネート層;以下同
じ)なお、上記工程をインラインで行う場合は、上記の
ように形成された前記印刷ラミネートフィルム16は、
ロール状に巻き取らないで、そのまま連続して次工程へ
移送することもできる。
【0039】連続製袋工程 以下、便宜上、表裏異層両面ピッチ印刷袋を連続製袋す
る製造工程について図面を参照して説明するが、単なる
表裏異層袋においては、表裏面の印刷P1,P2を対応する
位置に重合する必要が無く、このための構成を除き同様
の工程で行われる。
【0040】1.以下は、三方シールによる連続製袋に
ついての工程である。 (1) 切断工程 上述のように製造されたロール状の印刷ラミネートフィ
ルム16は、図4に示すように、既知の微細に昇降自在
なターンテーブル上に配置された一の繰り出しロールか
ら図示せざる既知の送りローラ及びダンサローラを介し
て間欠的に送り出され、カッタ37によりその幅方向で
等分断され、表の印刷ラミネートフィルム16aと裏の
印刷ラミネートフィルム16bに分けられる。
【0041】(2) 次いで、表と裏の印刷ラミネートフ
ィルム16a,16bの進行方向に対してそれぞれ略4
5°の傾斜角を成して印刷ラミネートフィルム16の等
分断線28(図4の一点鎖線で示す)に対して対称に傾
斜するガイド体51a,51bを設け、該ガイド体51
a,51b(M板)にそれぞれ表と裏の印刷ラミネート
フィルム16a,16bの内面又は外面を摺接してフィ
ルムの進行方向に直角に且つ対称的に互いに反対方向に
変向する。なお、ガイド体51a,51bは摩擦係数の
小さい表面素材から成る板体で成る。
【0042】次いで、これらの表と裏の印刷ラミネート
フィルム16a,16bはそれぞれの進行方向に対して
軸線方向が直交するように軸承される遊動ロールで成る
ガイド体52a,52bを介して折り返すように斜め前
方に変向され(図4)、前記等分断線28と同じ高さに
位置し且つ互いに摺接する二のピンチロール53,54
間へ移送され、二のピンチロール53,54間で最内層
側のシール性フィルム18a,18bの表面を互いに向
き合わせて重合するように移送される。
【0043】なお、本実施例においては、前記ガイド体
52a,52bは前記等分断線28に対して対称に配設
されている。なお、表裏面の印刷P1,P2を対応する位置
に重合する必要が無い単なる表裏異層袋においては、こ
れに限定されない。
【0044】(3)異層形成工程(図5) さらに、前記二のピンチロール53,54間で重合され
る表と裏の印刷ラミネートフィルム16a,16b間
へ、繰り出しロールから送り出した CPP30μ/DL/OPP20μ/DL/CPP30μ から成るシール性ラミネートフィルム25を挿入し、こ
のシール性ラミネートフィルム25は、図5に示すよう
に、裏の印刷ラミネートフィルム16bの最内層側のシ
ール性フィルム18b(CPP)に重合される。
【0045】なお、シール性ラミネートフィルム25は
図2に示すように両面のフィルム層がシール性フィルム
26、27でなるラミネートフィルムであってもよく、
中間のフィルム層の構成は限定されない。
【0046】また、シール性ラミネートフィルム25は
これを単一層のシール性フィルムで置き換えてもよい。
【0047】また、シール性ラミネートフィルム25は
表の印刷ラミネートフィルム16aの最内層側のシール
性フィルム18aに重合してもよい。
【0048】また、前記表と裏の印刷ラミネートフィル
ム16a,16b間へ異なる種類のシール性単一層のフ
ィルム又は最内層がシール性であるラミネートフィルム
を挿入し、これらの異なる種類のフィルムのうち一方を
表の印刷ラミネートフィルム16aと重合させ、他方の
フィルムを裏の印刷ラミネートフィルム16bと重合さ
せることもできる。
【0049】次いで、裏の印刷ラミネートフィルム16
bとシール性ラミネートフィルム25は、図5に示すよ
うに、製袋ライン上でシール受台38と熱板39間でラ
ミネートされ、 CPP30μ/DL/OPP20μ/DL/CPP30μ/C
PP50μ/DL/印刷層22/OPP50μ から成る裏のラミネートフィルム12が形成され、表の
印刷ラミネートフィルム16aには他のフィルムをラミ
ネートされないので表の印刷ラミネートフィルム16a
自体が表のラミネートフィルム11となり、前記裏の印
刷ラミネートフィルム16bと同一の距離だけ移送され
るだけである。
【0050】なお、シール性ラミネートフィルム25を
表の印刷ラミネートフィルム16aに重合した場合は、
シール性ラミネートフィルム25と印刷ラミネートフィ
ルム16aを前述と同様にシール受台38と熱板39間
でヒートシールして表のラミネートフィルム11を形成
する。
【0051】尚、前記シール受台38と熱板39の位置
は、これらを上下逆とし、又、上述の表の印刷ラミネー
トフィルム16aと裏の印刷ラミネートフィルム16b
との流れ方向を上下逆とし、図5の上方側のフィルムを
裏の印刷ラミネートフィルム16bとして、この裏の印
刷ラミネートフィルム16bにシール性ラミネートフィ
ルム25をヒートシールするようにしても良い。
【0052】又、前記熱板39の形状は、シール面が、
全面であれば、扁平のものとなるが、マス目、もしく
は、連続的な列条に凹凸を形成し、あるいは、商標など
を刻設したものとすれば、フィルム層が厚くなる裏の印
刷ラミネートフィルム16bをもって、従来のトレイを
挿入する必要の無い袋を製造できる。
【0053】また、前記表と裏の印刷ラミネートフィル
ム16a,16bの最内層側のフィルム層へ、それぞれ
異なる種類のシール性単一層のフィルム又は最内層がシ
ール性であるラミネートフィルムを重合させた場合は、
それぞれ重合したフィルムを前述と同様にシール受台3
8と熱板39間でラミネートして互いに異なるフィルム
層を成す表と裏のラミネートフィルム11、12を形成
する。
【0054】なお、表又は裏の印刷ラミネートフィルム
16a,16bと両面がシール性を有するラミネートフ
ィルム25は、図6に示すように、回転する熱ローラ4
8と冷却ローラ49間で加圧してヒートシールすること
により表裏異層を形成することができる。
【0055】さらに、この方法は、図4における切断工
程以前に行うこともできる。すなわち、図4における印
刷ラミネートフィルム16のロールからガイド板51
a,51bまでの間に熱ローラ48と冷却ローラ49を
配置し、例えば、裏のラミネートフィルム12に相当す
る幅で、必要な位置に対して両面がシール性を有するラ
ミネートフィルム25をヒートシールするものである。
【0056】次いで、既知の単位袋への切断を含むヒー
トシール工程が行われる。
【0057】(4)ヒートシール工程(図5) 次いで、これらの表裏異層のラミネートフィルム11、
12はフィルムの流れ方向下流に前述した等分断線28
と同じ高さに位置し且つ互いに摺接して二のロール5
5,56間で、表のラミネートフィルム11の最内層の
シール性フィルム18aの表面と裏のラミネートフィル
ム12のシール性ラミネートフィルム25の最内層のシ
ール性フィルムとを互いに重合される。
【0058】次いで、重合した表と裏のラミネートフィ
ルム11,12の袋の両側縁に該当する前記表と裏のラ
ミネートフィルム11,12の流れ方向をヒートシール
し、さらに袋の底縁に該当する幅方向に一定の間隔で表
と裏のラミネートフィルム11,12をヒートシール
(三方ヒートシール)して袋の両側縁シール部14,1
4及び底縁シール部15を形成する(図7)。すなわ
ち、表と裏のラミネートフィルム11,12の各面の印
刷の1コマ毎に三方ヒートシールして袋を形成する。
【0059】さらに、袋の両側縁に該当する前記表と裏
のラミネートフィルム11,12の流れ方向を切断す
る。
【0060】さらに、前記ヒートシールにつづいて、図
示せざるダンサローラを介してフィードローラ65,6
6により一定間隔で送られフィードローラ65,66の
フィルム流れ方向下流に設けたカッタにより袋の各底縁
シール部15の表と裏のラミネートフィルム11,12
を幅方向全長で同時に切断して一の袋の底端縁と隣接す
る他の袋の開口を同時に形成して袋を連続生産する。
【0061】なお、図8は、表・裏面印刷P1,P2をそ
れぞれ表と裏のラミネートフィルム11,12の幅方向
に2列に並列にピッチ印刷したときの両側縁シール部1
4,14及び底縁シール部15を形成し製袋する例(2
枚取り)を示したもので、上述したところと同様の工程
を経る。
【0062】以上のように、印刷ラミネートフィルム1
6が表と裏の印刷ラミネートフィルム16a,16bに
等分断されてから前記フィードロールまでの移送距離を
表と裏のラミネートフィルム11,12で同一としてあ
るので、表と裏の印刷ラミネートフィルム16a,16
bは互いに異なる層から形成されているにもかかわら
ず、表と裏の印刷層21,22の表・裏面印刷P1,P2
の対応する1コマはそれぞれ確実に袋の最終形態の状
態で表・裏が対応する位置で重ね合わされる。
【0063】なお、表裏面の印刷P1,P2を対応する位置
に重合する必要が無い単なる表裏異層袋においては、前
述の表と裏の印刷ラミネートフィルム16a,16bに
等分断されてから前記フィードロールまでの移送距離を
表と裏のラミネートフィルム11,12で同一とする必
要は無い。
【0064】以上の製袋工程により、図1に示すよう
に、表と裏の2枚のラミネートフィルム11,12を重
合し3辺をヒートシールして両側縁シール部14,14
及び底縁シール部15を形成して一辺を開口した袋が得
られる。
【0065】完成した袋の断面状態は、図2に示すよう
に構成されている。表のラミネートフィルム11は、最
外層から最内層へ順に、 OPP50μ/印刷層21/DL/CPP50μ である印刷ラミネートフィルム16aで構成され、裏の
ラミネートフィルム12は、最内層から最外層へ順に、 CPP30μ/DL/OPP20μ/DL/CPP30μ である両面がシール性を有するラミネートフィルム25
と、 CPP50μ/DL/印刷層22/OPP50μ である印刷ラミネートフィルム16bとを、ラミネート
したものである。
【0066】なお、表と裏のラミネートフィルム11,
12の印刷ラミネートフィルム16a,16bは印刷層
21,22の表・裏面印刷P1,P2の表示内容を別にす
れば同一の構成であり、最外層のOPP50μは表・裏面
印刷P1,P2を透視可能な透明又は半透明である。
【0067】また、表と裏の印刷ラミネートフィルム1
6a,16bはそれぞれ最内層側のフィルム層が上記実
施例のCPP50μのようにシール性フィルム18であ
り、シール性ラミネートフィルム25はその両面のフィ
ルム層が上記実施例のCPP30μのようにシール性フィ
ルム26,27である。
【0068】2.次に1枚のフィルムを折り曲げて製袋
する形態の背貼り(中央合掌シール)の袋、あるいは、
L字シールないし2方シール側面シールの袋など、ガゼ
ット袋、スタンディングパウチその他の袋において表裏
異層の袋を製造する工程について、上述したところと重
複する部分は省略して説明すると、 (1)半折 これらの1枚のフィルムを折り曲げて製袋する袋は、半
折フィルムを用いる場合は、図9に示す方法により、ラ
ミネートフィルム16を表のラミネートフィルム16a
と裏のラミネートフィルム16bとに形成する折り曲げ
工程前に、表のラミネートフィルム16a又は裏のラミ
ネートフィルム16bに対して、シール性フィルム25
を図5または図6に示す方法によりヒートシールして異
層形成工程を行うことが好ましい。その後前述のヒート
シール工程において、既知のL字シールあるいは2方シ
ールを行って製袋する。
【0069】(2)ガゼット袋、背貼りの袋 ガゼット袋の場合は、背貼り部分の折り曲げ工程と同時
に、ラミネートフィルム16の幅方向3分の1の幅を有
するシール性フィルム25のストリップを前記ラミネー
トフィルム16の中央3分の1に位置するように挿入し
て背貼り工程において背貼りと同時に裏のラミネートフ
ィルム16bに対して、シール性フィルム25をヒート
シールする異層形成工程を行うことができる。
【0070】既知のように、前述背貼り工程において
は、折り曲げた表のラミネートフィルム16aと背貼り
する裏のラミネートフィルム16b間に背貼りの際両フ
ィルムの最内層のシール層同士が接着されないよう、ま
たひだ付きとするための折り曲げのガイドとして、袋の
サイズに応じて、仕切り板が挿入されるので、前記背貼
り工程におけるシールバーにより裏のラミネートフィル
ム16bに対して、シール性フィルム25をヒートシー
ルすることができる。
【0071】本願発明により製袋されたガゼット袋ある
いは半折による袋を自動充填において用いる際は、袋の
底縁ないし開口部に相当する幅方向を切断していないも
のを巻き取ればよい。
【0072】図2は、両面ピッチ印刷袋の他の例として
の、表と裏のラミネートフィルム11,12のフィルム
層の構成例を示すもので、表のラミネートフィルム11
は、最外層から最内層へ順に、 PET12μ/印刷層21/PE50μ である印刷ラミネートフィルム16aで構成される。
【0073】裏のラミネートフィルム12は、最内層か
ら最外層へ順に、 PE50μ/AL7μ/NY15μ/PE30μ であるシール性ラミネートフィルム25と、 PE50μ/印刷層22/PET12μ である印刷ラミネートフィルム16bとを、ラミネート
したものである。(PETは、二軸延伸ポリエステルフ
ィルム、PEは、ポリエチレンフィルム、ALは、アル
ミニウムフィルムNYは、ナイロン) なお、この後者の袋は前者の袋と同様に、表と裏のラミ
ネートフィルム11,12の印刷ラミネートフィルム1
6a,16bは印刷層21,22の表・裏面印刷P1,
P2の表示内容を別にすれば同一の構成であり、最外層
のPET12μは表・裏面印刷P1,P2を透視可能な透明
又は半透明である。
【0074】また、表と裏の印刷ラミネートフィルム1
6a,16bはそれぞれ最内層側のフィルム層がPE50
μのようにシール性フィルム18であり、シール性ラミ
ネートフィルム25はその両面のフィルム層がPE50
μ,PE30μのようにシール性フィルム26,27であ
る。
【0075】本発明で製袋される両面ピッチ印刷袋は、
上述実施例に限定されないことは言うまでもない。
【0076】例えば、表・裏面印刷されたフィルムの外
面に透明のフィルムをラミネートして表と裏の印刷ラミ
ネートフィルム16a,16bを形成してもよく、ある
いは表・裏面印刷されたフィルムの内面と前記シール性
フィルム18a,18bとの間に他のフィルムをラミネ
ートすることもできる。
【0077】さらに、最外層として紙、アルミニウム等
の不透明フィルムを設けることができるが、この場合は
最外層の不透明フィルムの外表面に印刷層21,22を
形成する必要がある。
【0078】また、前記シール性ラミネートフィルム2
5は最内層となるシール面もしくはフィルム層がシール
性フィルムであれば、どのような構成のラミネートフィ
ルムであってもよい。
【0079】また、表の印刷ラミネートフィルム16a
に前記シール性ラミネートフィルム25をヒートシール
してラミネートして表のラミネートフィルム11を形成
してもよく、表と裏の印刷ラミネートフィルム16a,
16bに互いに異なる種類の単一層フィルム又は異なる
フィルム層から成るシール性ラミネートフィルムをヒー
トシールしてもよい。
【0080】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0081】シール性フィルムを最内層側のフィルム層
とするラミネートフィルム16をその幅方向で等分断又
は、折り曲げて、袋の表裏に相当する表のラミネートフ
ィルムと裏のラミネートフィルム16a,16bとを形
成する。前記表と裏のラミネートフィルム16a,16
bの一方の最内層側のシール性フィルム18に、シール
性フィルムをヒートシールする異層形成工程によって、
互いに異層の表と裏のラミネートフィルム11,12が
形成される。
【0082】また、両面ピッチ印刷した印刷ラミネート
フィルムを等分断又は折り曲げる位置から最終ヒートシ
ール工程下流のフィードロールまでの表と裏のラミネー
トフィルムを送り出す距離を同一にして、互いに異なる
フィルム層を構成する表と裏のラミネートフィルム1
1,12の表・裏面印刷P1,P2を1コマづつ袋の最終
形態の状態で表・裏が整合ないし対応する。
【0083】又、前述異層形成工程において、表と裏の
ラミネートフィルムの一方の最内層側のシール性フィル
ム層に、シール性フィルムの全面又は文字・図形・記号
を表すように部分的に行い、もしくは前記部分的ヒート
シールにより凹凸を形成するヒートシール方法により、
内容物の保護及び内容物が袋内でづれないようにするた
めのトレイが不要となり、省資源、公害の防止に有効で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製袋方法で製袋された両面ピッチ印刷
袋の全体斜視図である。
【図2】図1の矢視B−B線の要部断面図である。
【図3】印刷ラミネートフィルム16を製造する製造工
程概略図である。
【図4】本発明の両面ピッチ印刷袋の製袋工程の一部を
示す斜視図である。
【図5】本発明の両面ピッチ印刷袋の製袋工程の一部を
示す製造工程概略図である。
【図6】本発明の両面ピッチ印刷袋の製袋工程の一部を
示す製造工程概略図である。
【図7】本発明の両面ピッチ印刷袋の製袋工程の一部を
示す製造工程概略図である。
【図8】本発明の両面ピッチ印刷袋の製袋工程の一部を
示す製造工程概略図である。
【図9】従来の製袋工程の一部を示すものである。
【図10】図10(A)は従来の他の製袋工程の一部を
示すものである。図10(B)は図10(A)の後工程
を示す製造工程概略図である。
【図11】従来の他の製袋工程の一部を示すものであ
る。
【符号の説明】
11 表のラミネートフィルム 12 裏のラミネートフィルム 13 開口 14 側縁シール部 15 底縁シール部 16 (印刷)ラミネートフィルム 16a 表の(印刷)ラミネートフィルム 16b 裏の(印刷)ラミネートフィルム 17 印刷フィルム 18,18a,18b シール性フィルム 21 印刷層(表の) 22 印刷層(裏の) 25 シール性ラミネートフィルム 26 シール性フィルム 27 シール性フィルム 28 等分断線 30 グラビア印刷機 31 版胴 32 圧胴 33 インキ 34 インキ槽 35 乾燥機 37 カッタ 38 シール受台 39 熱板 41 塗布ロール 42 ゴムロール 43 接着剤 45 乾燥機 46 加熱ロール 47 冷却ロール 48 熱ローラ 49 冷却ローラ 51a,51b ガイド体 52a,52b ガイド体 53 ピンチロール 54 ピンチロール 55 ロール 56 ロール 58 印刷ラミネートフィルム 58a 表の印刷ラミネートフィルム 58b 裏の印刷ラミネートフィルム 59 半折フィルム 65 フィードロール 66 フィードロール P1 表面印刷 P2 裏面印刷
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B65D 33/00 B65D 33/00 A (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B31B 23/00 B31B 1/88 321 B65B 9/00 B65D 30/10 B65D 33/00

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シール性フィルムを最内層側のフィルム
    層とするラミネートフィルムをその幅方向で等分断し
    て、表のラミネートフィルムと裏のラミネートフィルム
    とを形成する切断工程と、 前記表と裏のラミネートフィルムの少なくとも一方の最
    内層側のシール性フィルムに、シール性フィルムをヒー
    トシールして互いに異なるフィルム層を成す表と裏のラ
    ミネートフィルムをそれぞれ形成する異層形成工程と、 前記表と裏のラミネートフィルムの最内層のシール性フ
    ィルムを互いに向き合わせて重合し、 重合した表と裏のラミネートフィルムをヒートシールす
    るヒートシール工程とを含む表裏異層袋の連続製袋方
    法。
  2. 【請求項2】 シール性フィルムを最内層側のフィルム
    層とするラミネートフィルムを折り曲げて、表のラミネ
    ートフィルムと裏のラミネートフィルムとを形成する折
    り曲げ工程と、 前記表と裏のラミネートフィルムの一方の最内層側のシ
    ール性フィルムに、シール性フィルムをヒートシールし
    て互いに異なるフィルム層を成す表と裏のラミネートフ
    ィルムをそれぞれ形成する異層形成工程と、 前記表と裏のラミネートフィルムの最内層のシール性フ
    ィルムを互いに向き合わせて重合し、 重合した表と裏のラミネートフィルムをヒートシールす
    るヒートシール工程とを含む表裏異層袋の連続製袋方
    法。
  3. 【請求項3】 前記ヒートシール工程は、重合した表
    と裏のラミネートフィルムを三方、又は背貼り、又は二
    方ヒートシールする請求項1,又は2記載の表裏異層袋
    の連続製袋方法。
  4. 【請求項4】 前記異層形成工程におけるヒートシー
    ルは前記表と裏のラミネートフィルムの一方の最内層側
    のシール性フィルム層に、シール性フィルムの全面又は
    文字・図形・記号を表すように部分的に行い、もしくは
    前記部分的ヒートシールにより凹凸を形成する請求項1
    又は2記載の表裏異層袋の連続製袋方法。
  5. 【請求項5】 表・裏面印刷が1コマづつ対応する位置
    に重合して連続製袋されて成る両面ピッチ印刷袋であっ
    て、 フィルムの一面にその幅方向を等分する一方に表面印刷
    と、他方に裏面印刷とを同一のピッチで同時にピッチ印
    刷して形成された印刷層を有し、 この印刷層にシール性フィルムを最内層側のフィルム層
    としてラミネートして形成した印刷ラミネートフィルム
    と、 前記印刷ラミネートフィルムをその幅方向で等分断また
    は折り曲げてそれぞれ形成された表の印刷ラミネートフ
    ィルムと裏の印刷ラミネートフィルムと、 前記表と裏の印刷ラミネートフィルムの一方の最内層側
    のシール性フィルムに、シール性フィルムをラミネート
    して形成される互いに異なるフィルム層から成る表と裏
    のラミネートフィルムとから成り、 重合した表と裏のラミネートフィルムの1コマ毎に表と
    裏のラミネートフィルム三辺をヒートシールされて成る
    ことを特徴とする表裏異層両面ピッチ印刷袋。
  6. 【請求項6】 フィルムの一面にその幅方向を等分す
    る一方に、文字・図形・記号等の表面印刷と、他方に、
    文字・図形・記号等の裏面印刷とを同一のピッチでピッ
    チ印刷した印刷層を有する印刷フィルムに、シール性フ
    ィルムを最内層側のフィルム層としてラミネートして成
    る印刷ラミネートフィルムを表・裏面印刷の1コマづつ
    を対応させて連続製袋する工程であって、 前記印刷ラミネートフィルムをその幅方向で等分断し
    て、表の印刷ラミネートフィルムと裏の印刷ラミネート
    フィルムとを形成する切断工程と、 前記表と裏の印刷ラミネートフィルムの一方の最内層側
    のシール性フィルムに、シール性フィルムをラミネート
    して互いに異なるフィルム層を成す表と裏のラミネート
    フィルムをそれぞれ形成する異層形成工程と、 前記印刷ラミネートフィルムを等分断する位置から次の
    ヒートシール工程下流のフィードロールまでの表と裏の
    ラミネートフィルムを送り出す距離を同一にして、前記
    表と裏のラミネートフィルムの最内層のシール性フィル
    ムを互いに向き合わせて重合し、 重合した表と裏のラミネートフィルムの長手方向及び幅
    方向に1コマ毎に表と裏のラミネートフィルムをヒート
    シールするヒートシール工程とを含む表裏異層両面ピッ
    チ印刷袋の連続製袋方法。
  7. 【請求項7】 フィルムの一面にその幅方向を等分する
    一方に文字・図形・記号等の表面印刷と他方に文字・図
    形・記号等の裏面印刷とを同一のピッチでピッチ印刷し
    た印刷層を有する印刷フィルムに、シール性フィルムを
    最内層側のフィルム層としてラミネートして成る印刷ラ
    ミネートフィルムを表・裏面印刷の1コマづつを対応さ
    せて連続製袋する工程であって、 前記印刷ラミネートフィルムをその幅方向で折り曲げ
    て、表の印刷ラミネートフィルムと裏の印刷ラミネート
    フィルムとを形成する折り曲げ工程と、 前記表と裏の印刷ラミネートフィルムの一方の最内層側
    のシール性フィルムに、シール性フィルムをヒートシー
    ルして互いに異なるフィルム層を成す表と裏のラミネー
    トフィルムをそれぞれ形成する異層形成工程と、 前記印刷ラミネートフィルムを折り曲げる位置から次の
    ヒートシール工程下流のフィードロールまでの表と裏の
    ラミネートフィルムを送り出す距離を同一にして、前記
    表と裏のラミネートフィルムの最内層のシール性フィル
    ムを互いに向き合わせて重合し、 重合した表と裏のラミネートフィルムの長手方向及び又
    は幅方向に1コマ毎に表と裏のラミネートフィルムをヒ
    ートシールするヒートシール工程とを含む表裏異層両面
    ピッチ印刷袋の連続製袋方法。
  8. 【請求項8】 フィルムの一面にその幅方向を等分する
    一方に表面印刷と、他方に裏面印刷とを同一のピッチで
    同時にピッチ印刷して印刷層を形成し、このフィルムに
    シール性フィルムを最内層側のフィルム層としてラミネ
    ートして印刷ラミネートフィルムを形成する印刷フィル
    ムラミネート工程と、 前記印刷ラミネートフィルムをその幅方向で等分断し又
    は折り曲げて、表の印刷ラミネートフィルムと裏の印刷
    ラミネートフィルムとを形成する切断工程又は折り曲げ
    工程と、 前記表と裏の印刷ラミネートフィルムの一方の最内層側
    のシール性フィルムに、シール性フィルムをヒートシー
    ルして互いに異なるフィルム層を成す表と裏のラミネー
    トフィルムをそれぞれ形成する異層形成工程と、 前記印刷ラミネートフィルムを等分断又は折り曲げる位
    置から次のヒートシール工程下流のフィードロールまで
    の表と裏のラミネートフィルムを送り出す距離を同一に
    して、前記表と裏のラミネートフィルムの最内層のシー
    ル性フィルムを互いに向き合わせて重合し、 重合した表と裏のラミネートフィルムの長手方向及び又
    は幅方向に1コマ毎に表と裏のラミネートフィルムをヒ
    ートシールするヒートシール工程とを含む請求項6又は
    7記載の表裏異層両面ピッチ印刷袋の連続製袋方法。
  9. 【請求項9】 前記表と裏の印刷ラミネートフィルムの
    一方の最内層側のシール性フィルムに、両面シール性を
    有する単一層のフィルムまたはラミネートフィルムをヒ
    ートシールしてラミネートした請求項6又は7記載の表
    裏異層両面ピッチ印刷袋の連続製袋方法。
  10. 【請求項10】 前記表と裏の印刷ラミネートフィルム
    の両方の最内層側のフィルム層に、異なる種類のシール
    性単一層のフィルム又は最内層がシール性である異なる
    層のラミネートフィルムをラミネートして互いに異なる
    フィルム層を成す表と裏のラミネートフィルムをそれぞ
    れ形成することを特徴とする請求項6又は7記載の表裏
    異層両面ピッチ印刷袋の連続製袋方法。
  11. 【請求項11】 前記印刷層を成すフィルムが紙、アル
    ミニウムなどの不透明フィルムで成り、この不透明フィ
    ルムの外表面に前記印刷層を形成した請求項6又は7記
    載の表裏異層両面ピッチ印刷袋の連続製袋方法。
  12. 【請求項12】 前記ヒートシール工程の少なくとも一
    部が内容物の充填工程で行われる請求項1又は2記載の
    表裏異層両面ピッチ印刷袋の連続製袋方法。
  13. 【請求項13】 前記ヒートシール工程が内容物の充填
    工程で行われる請求項6又は7記載の表裏異層両面ピッ
    チ印刷袋の連続製袋方法。
  14. 【請求項14】 前記ヒートシール工程は、重合した表
    と裏のラミネートフィルムを三方、又は背貼り、又は二
    方ヒートシールする請求項6又は7記載の表裏異層両面
    ピッチ印刷袋の連続製袋。
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