JP3338895B2 - 底板付きケーブルラック及びその製造方法 - Google Patents

底板付きケーブルラック及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はケーブルなどの長尺
物を配線するためのケーブルラックに関し、特に底板を
取付けたケーブルラック及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】建造物内にはケーブルラックが設置さ
れ、このケーブルラックに沿ってケーブルなどの長尺物
が配線されている。この種のケーブルラックは2本の互
いに平行な親桁間を一定間隔で複数の子桁によって連結
したはしご状の構造になっているが、このケーブルラッ
クが例えば駅舎や店舗などで天井など上部から水平に吊
り下げ支持されていて、不特定多数の人々に下から見上
げられる状態になっている場合、ケーブルなどの目隠
し、下からのいたずら防止、美観上の理由などのため
に、ケーブルラックの底面に底板を取付けている。
【0003】従来、この底板付きケーブルラックは次の
ようにして製造されている。 (イ)まず、図5に示すように、2本の互いに平行な親
桁1、1の下側の直角方向の折曲げ縁板1aの上面に、
溝形綱から成る子桁2の底面部2aの両端を、2本の互
いに平行な親桁1、1に対して垂直方向になるように乗
せて、折曲げ縁板1aの上面と子桁2の底面部2aの下
面とを溶接によって互いに連結固定する。このようにし
て複数の子桁2、2、…を治具(図示せず)を用いて2
本の親桁1、1に対して垂直になるように且つ一定ピッ
チになるようにして、2本の親桁1、1をはしご状に連
結してケーブルラック3を作成する。
【0004】(ロ)次に、ケーブルラック3を裏側にひ
っくり返す。
【0005】(ハ)次に、長方形で平板状の複数の底板
4、4、…の幅方向の両端部を2本の親桁1、1の前記
折曲げ縁板1a、1aの下面に乗せて、図6に示すよう
に底板4、4、…の幅方向の両端の縁線m、mが折曲げ
縁板1a、1aの側板1b、1bとの折曲げ境界線n、
nと平行になるように揃え、且つ、ケーブルラック3の
長手方向に隣り合う複数の底板4、4、…の両端の線が
一直線になるように揃える。
【0006】(ニ)次に、底板4、4、…の幅方向の両
端部の数ヶ所を折曲げ縁板1a、1aに裏側から図7に
示すように溶接5によって固定する。
【0007】(ホ)しかし、このように底板4、4、…
を折曲げ縁板1a、1aの外側に1回溶接しただけでは
数ヶ所の溶接5による固定力以外に底板4を外側から押
さえるものがないため、ケーブルラック3及び底板4、
4のメッキ加工処理工程において底板4、4が外側へ反
ってしまう場合がある。このため、再びケーブルラック
3を表側にひっくり返して、今度は底板4、4、…の幅
方向の両端部の数ヶ所を表側から溶接6によって折曲げ
縁板1a、1aに固定して後工程のメッキ処理で底板4
が外側へ反らないようにしている。
【0008】(ヘ)三たびケーブルラック3をひっくり
返して、底板4、4、…の裏面側の前記溶接5の盛り上
がりを平らになるように削り取る。以上のように(イ)
〜(ヘ)の工程を経て製造している。
【0009】ケーブルラックでは、図5に示すように子
桁2、2、…に沿ってケーブルなどの長尺物7を乗せ、
地震などの外力でずれないように適宜の間隔で子桁2に
長尺物7を結束バンド8を下側から回して子桁2に縛る
必要があるが、前記したように製造したものでは、底板
4は親桁1の折曲げ縁板1aの下側から固定されていて
子桁2と底板4に折曲げ縁板1aの板厚分の隙間を設け
て、この隙間に結束バンド8を通すようにすることによ
って、底板4を固定しても結束バンド8の使用に不都合
がないように配慮されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記方
法では、 (1)溶接作業を底板4の裏側と表側の双方から行なわ
なければならず、また、このためにケーブルラックを幾
度もひっくり返さなければならないので、作業に多大な
時間を要するばかりでなく、ケーブルラックが幅が広く
長さも長い場合、幾度もひっくり返すのに作業者は体力
的にも非常に大きな負担を強いられていた。
【0011】(2)底板4、4、…が親桁1の折曲げ縁
板1a、1aの外側にあり、底板4、4のすべてが下か
ら見えるため、図6に示すように、長手方向に連続する
底板4、4、…の幅方向の両端の縁線m、mがまっすぐ
に揃わないと美観を損ね、且つ長手方向に隣り合う2枚
の底板4、4の合わせ目が少しでも互いに傾くと美観を
損ねるため、この縁線m、mを一直線になるように合わ
せたり、隣り合う2枚の底板4、4の合わせ目を合わせ
るのに手間がかかっていた。
【0012】(3)底板4、4の外側から溶接5をして
いるので、後で溶接部を平らに削っても図8に示すよう
に溶接跡5′が残り、美観を損ねていた。
【0013】(4)また、長手方向に隣り合う2枚の底
板4、4を合わせ目を傾かないように合わせても、後工
程のメッキ処理において、底板4、4の互いに長手方向
に隣り合う縁部の反る度合が異なると合わせ目が上下に
一致せず、上下方向の隙間を生じることがあった。
【0014】本発明はこれらの不都合を解消した底板付
きケーブルラック及びその製造方法を提供することを目
的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明の底板付きケーブルラックでは、側板の幅方向
の両端に折曲げ縁板が設けられた互いに平行な2本の親
桁の一端側の前記各折曲げ縁板の内面に底板の幅方向の
両端部を載置し、底面部から外方へ突出した突出縁を備
えた穴を有する子桁を、前記底面部と前記底板とが前記
突出縁の突出高さ分の間隔をおいた状態で前記穴におい
て前記底板に溶接固定し、前記子桁の両端を前記2本の
親桁の前記各側板に溶接固定して前記2本の親桁を連結
している。
【0016】従って、本発明の底板付きケーブルラック
では、底板と子桁との間に前記突出縁の突出高さ分の間
隔があるから、子桁に長尺物を結束バンドを縛るために
この隙間から結束バンドを通すことができる。
【0017】そして、前記したように、底板の幅方向の
両端部を親桁の折曲げ縁板の上面に載置して、底板の幅
方向の両端部を上からは子桁で押さえ、下からは折曲げ
縁板で支える構造にしたため、底板を上側からのみ溶接
で固定するだけでメッキ処理工程でも底板の幅方向の両
端部が外方へ反ることがない。
【0018】そして、前記したように溶接作業は前記突
出縁を備えた子桁の底面部の穴からのみ行えばよいか
ら、ケーブルラックの表側からのみの溶接で済み、この
ため、溶接作業が表裏両方から行う場合に比べて半分で
済み、作業時間を短縮できる。また、片側からのみの作
業であるから、ケーブルラックをひっくり返す作業が不
要となり、体力的な負担も少なくて済み、人手も少なく
て済む。
【0019】また、底板の下側から溶接しないので、溶
接跡が下側から見えず、美観を損ねることがない。ま
た、親桁の折曲げ縁板で覆われて、底板の幅方向の両端
部の線が下側から見えないので、長手方向に連続する複
数の底板の幅方向の両端部の線が揃っていなくても美観
を損ねることがないので、揃えるための煩雑な調整作業
が不要となる。
【0020】また、長手方向に隣り合う2枚の底板を2
本の親桁の折曲げ縁板の内側にいれて、2枚の底板を突
き合わせることによって合わせ目を傾かないように簡単
に合わせることができる。
【0021】また、本発明の底板付きケーブルラックで
は、隣り合う2枚の底板の長手方向の端部に直角内方に
折曲げた折曲げ固定板を設けて互いに連結固定すると共
に、前記連結固定された折曲げ固定板を前記子桁の開口
部内へ収容した状態にしている。
【0022】このように、本発明では底板を親桁の折曲
げ縁板の上面に設けるから、隣り合う2枚の底板の長手
方向の端部を上方へ折曲げることができ、この折曲げ固
定板同士を連結して逆向きにした子桁の開口部内に収容
することができ、このため、長手方向に隣り合う2枚の
底板の長手方向の端部が、メッキ処理などにおいて反る
ことがなく、合わせ目が上下にずれることもなくなる。
【0023】また、本発明の底板付きケーブルラックで
は、底板の幅方向の端部に沿って複数の子桁取付け位置
指示マークを設けて、前記マークに従って子桁の位置を
決めて固定するようにしている。
【0024】このため、子桁の位置決めのための専用の
治具が不要となり、作業も簡単になる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1〜4は本発明の一実施形態を
示している。長方形板状の金属板から成る底板10の幅
方向の両端に沿って、子桁取付け位置指示マークを一定
ピッチで設ける。この指示マークを例えば図3に示すよ
うに1つの子桁の幅に一致する間隔で2つの切欠き1
1、11で構成している。なお、この子桁取付け位置指
示マークは、小さな窪み、スリット、印刷その他任意の
ものにすることができる。
【0026】なお、底板2の幅方向の寸法が大の場合に
は、底板2の長手方向の端部に、直角に上方へ折曲げた
折曲げ固定板12を設ける。
【0027】図1に示すように、親桁20は、側板21
の上下両端に内方に垂直に折曲げられた折曲げ縁板2
2、23を備え、側板21の上下方向の中央に上側のほ
ぼ垂直な折曲げ段部24と下側の斜めになった傾斜段部
25とによって内方へ窪んだ平板状の窪み部26を備え
ている。
【0028】2本の親桁20、20を互いに平行で所定
の間隔となるように置いて、下側の折曲げ縁板23、2
3の上面に、複数の底板10、10の幅方向の両端部1
0a、10aを載置する。
【0029】底板10の幅方向の寸法が大(2本の親桁
20、20間の距離が大)の場合、図4に示すように、
長手方向に隣り合う底板10、10の長手方向の端部1
0b、10bに設けた折曲げ固定板12、12を突き合
わせて数カ所で溶接によって互いに固定する。
【0030】子桁30は、図2に示すように、底面部3
0aと、底面部30aの幅方向の両端から垂直に折曲げ
られた側面部30b、30bと、側面部30b、30b
の上端から垂直に内方へ折曲げられた曲げ縁部30c、
30cとで構成されている。
【0031】子桁30の底面部30aの長手方向の両端
に外方へ突出した環状の突出縁31を外周に備えた穴3
2をそれぞれ設ける。この突出縁31の突出高さは、図
1のように長尺物7を縛る結束バンド8を下側に通すこ
とができるように、親桁20の折曲げ縁板23の厚さと
ほぼ等しいかあるいは少し大に設定されている。なお、
この突出縁31及び穴32は1ヶ所あるいは3ヶ所以上
設けてもよい。
【0032】この子桁30の長手方向の両端部を図3に
示す底板10の子桁取付け位置指示マークである前記切
欠き11、11に合わせて、子桁30の底面部30の突
出縁31を底面10の上面に載置する。子桁取付け位置
指示マークは底板10の幅方向の両端部において同位置
に設けてあるから、これらに合わせることによって子桁
30は親桁20、20に対して垂直になる。
【0033】底板10の幅方向の両端部は親桁20の下
側の折曲げ縁板23の上面側に載置されるため、2つの
親桁20、20の下側の折曲げ縁板23、23内にいれ
るだけで簡単に底板10の幅方向の両端の線m、m(図
6に示す)を直線状に揃えることができ、また、下側か
らこの両端の線m、mが見えないため、美観を損ねるこ
とがない。
【0034】次に、図2に示すように、子桁30の穴3
2において、上方から底板10の上面に溶接35によっ
て子桁30と底板10とを互いに固定する。さらに、子
桁30の両側の曲げ縁部30c、30cの長手方向の両
端部を親桁20の傾斜段部24と窪み部26の内面側の
境界部に溶接36によって互いに固定する。
【0035】このようにして、底板10の子桁取付け位
置指示マークごとに、順次複数の子桁30、30、…を
一定のピッチで取付けて、はしご状にしてケーブルラッ
ク40を作成する。
【0036】このように、溶接作業はケーブルラック4
0の上側からのみ行えばよいから、ケーブルラック40
を一度もひっくり返す必要がない。また、底板10の下
面側から溶接しないので、下側から見る場合の美観を損
ねることがない。
【0037】このように2本の親桁20、20を複数の
一定間隔の子桁30、30、…ではしご状に連結される
と共に、底板10、10、…は親桁20、20の下側の
折曲げ縁板23、23と子桁30、30、…の底面部3
0a、30a、…の突出縁31、31、…間に固定され
た状態となる。
【0038】また、長手方向に隣り合う2枚の底板1
0、10の幅が大の場合、互いに連結固定された2枚の
折曲げ固定板12、12を、図4に示すように、子桁3
0′を上下逆向きにして、両側の曲げ縁部30c、30
c間の開口部33内へ収容した状態に被せて、この子桁
30′の長手方向の両端部を親桁20、20の傾斜段部
25、25の上端部の内面に溶接によって固定する。
【0039】このように子桁30と底板10とは子桁3
0の底面から突出した突出縁31の高さ分だけ隙間があ
るので、図1に示すように子桁30、30、…に沿って
配線した長尺物7を結束バンド8で子桁30に縛るため
に子桁30の下側に結束バンド8を通すことができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、側板
21の幅方向の両端に折曲げ縁板が設けられた互いに平
行な2本の親桁20、20の一端側の前記各折曲げ縁板
23、23の内面に底板10の幅方向の両端部を載置
し、底面部30aから外方へ突出した突出縁31を備え
た穴32を有する子桁30を、前記底面部30aと前記
底板10とが前記突出縁31の突出高さ分の間隔をおい
た状態で前記穴32において前記底板10に溶接固定
し、前記子桁30の両端を前記2本の親桁20、20の
前記各側板に溶接固定して前記2本の親桁20、20を
連結している。
【0041】従って、本発明の底板付きケーブルラック
では、底板10と子桁30との間に前記突出縁31の突
出高さ分の間隔があるから、子桁30に長尺物7を結束
バンド8を縛るために、この隙間から結束バンド8を通
すことができる。
【0042】そして、底板10の幅方向の両端部を親桁
20、20の折曲げ縁板23、23の内面に載置して、
底板10の幅方向の両端部を上からは子桁30で押さ
え、下からは折曲げ縁板23、23で支える構造にした
ため、底板10を上側からのみ溶接で固定するだけでメ
ッキ処理工程でも底板10の幅方向の両端部が外方へ反
ることがない。
【0043】そして、前記したように溶接作業は前記突
出縁31を備えた子桁30の底面部30aの穴32から
行えばよいから、ケーブルラック40の表側からのみの
溶接で済み、このため、溶接作業が表裏両方から行う場
合に比べて半分で済み、作業時間を大幅に短縮できる。
また、片側からのみの作業であるから、ケーブルラック
40をひっくり返す作業が不要となり、体力的な負担も
少なくて済み、人手も少なくて済む。
【0044】また、底板10の下側から溶接しないの
で、溶接跡が下側から見えず、美観を損ねることがな
い。また、親桁20、20の折曲げ縁板23、23で覆
われて、底板10の幅方向の両端部の線m、mが下側か
ら見えないので、長手方向に連続する複数の底板の幅方
向の両端部の線が揃っていなくても美観を損ねることが
ないので、揃えるための煩雑な調整作業が不要となる。
【0045】また、長手方向に隣り合う2枚の底板1
0、10を2本の親桁20、20の折曲げ縁板23、2
3の内側にいれて、2枚の底板10、10を突き合わせ
ることによって合わせ目を傾かないように簡単に合わせ
ることができる。
【0046】また、本発明では、隣り合う2枚の底板1
0、10の長手方向の端部に直角内方に折曲げた折曲げ
固定板12、12を設けて互いに連結固定すると共に、
前記連結固定された折曲げ固定板を前記子桁30′の開
口部33内へ収容した状態にしている。
【0047】このように、本発明では底板10を親桁2
0の折曲げ縁板23の上面に設けるから、隣り合う2枚
の底板10、10の長手方向の端部を上方へ折曲げるこ
とができ、この折曲げ固定板12、12同士を連結して
逆向きにした子桁30′の開口部33内に収容すること
ができ、このため、長手方向に隣り合う2枚の底板1
0、10の長手方向の端部が、メッキ処理などにおいて
反ることがなく、合わせ目が上下にずれることもなくな
る。
【0048】また、本発明では、底板10の幅方向の端
部に沿って複数の子桁取付け位置指示マークを設けて、
前記マークに従って子桁30、30、…の位置を決めて
固定するようにしている。このため、子桁の位置決めの
ための専用の治具が不要となり、作業も簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す断面図
【図2】図1におけるA−A線拡大断面図
【図3】同実施形態の底板を示す平面図
【図4】同実施形態の底板の合わせ目部分を示す断面図
【図5】従来の底板付きケーブルラックを示す断面図
【図6】図5の底板付きケーブルラックの底面図
【図7】図5の底板付きケーブルラックの要部を示す図
【図8】図5の底板付きケーブルラックの底板の溶接跡
を示す図
【符号の説明】
7 長尺物 8 結束バンド 10 底板 11 切欠き 12 折曲げ固定板 20 親桁 21 側板 23 折曲げ縁板 30、30′ 子桁 30a 底面部 31 突出縁 32 穴 33 開口部 40 ケーブルラック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 戸村 弘起 東京都江戸川区中央1丁目3番3号 株 式会社ブレスト工業研究所内 (56)参考文献 特開 平6−205525(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/00 F16L 3/14

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】側板の幅方向の両端に折曲げ縁板が設けら
    れた互いに平行な2本の親桁と、 前記2本の親桁の一端側の前記各折曲げ縁板の内面に幅
    方向の両端部が載置された底板と、 底面部から外方へ突出した突出縁を備えた穴を有し、前
    記底面部と前記底板とが前記突出縁の突出高さ分の間隔
    をおいた状態で前記穴において溶接固定され、両端にお
    いて前記2本の親桁の前記各側板に溶接固定されて前記
    2本の親桁を連結する複数の子桁とを備えた底板付きケ
    ーブルラック。
  2. 【請求項2】前記底板の幅方向の端部に子桁取付け位置
    指示マークを設けた請求項1 記載の底板付きケーブルラ
    ック。
  3. 【請求項3】前記底板が長手方向に複数に分割され、隣
    り合う2枚の底板の長手方向の端部に直角内方に折曲げ
    た折曲げ固定板を設けて互いに連結固定すると共に、前
    記連結固定された折曲げ固定板を前記子桁の開口部内へ
    収容した状態にした請求項1記載の底板付きケーブルラ
    ック。
  4. 【請求項4】側板の幅方向の両端に折曲げ縁板が設けら
    れた互いに平行な2本の親桁の一端側の前記各折曲げ縁
    板の内面に底板の幅方向の両端部を載置し、 底面部から外方へ突出した突出縁を備えた穴を有する子
    桁を、前記底面部と前記底板とが前記突出縁の突出高さ
    分の間隔をおいた状態で前記穴において前記底板に溶接
    固定し、前記子桁の両端を前記2本の親桁の前記各側板
    に溶接固定して前記2本の親桁を連結することを特徴と
    する底板付きケーブルラックの製造方法。
  5. 【請求項5】前記底板の幅方向の端部に沿って複数の子
    桁取付け位置指示マークを設け、前記マークに従って前
    記子桁の位置を決める請求項4記載の底板付きケーブル
    ラックの製造方法。
  6. 【請求項6】前記底板が長手方向に複数に分割され、隣
    り合う2枚の底板の長手方向の端部に直角内方に折曲げ
    た折曲げ固定板を設けて互いに連結固定すると共に、前
    記連結固定された折曲げ固定板を前記子桁の開口部内へ
    収容した状態にする請求項4記載の底板付きケーブルラ
    ックの製造方法。
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