JP3338285B2 - 欠陥修正装置 - Google Patents

欠陥修正装置

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JP3338285B2
JP3338285B2 JP7606296A JP7606296A JP3338285B2 JP 3338285 B2 JP3338285 B2 JP 3338285B2 JP 7606296 A JP7606296 A JP 7606296A JP 7606296 A JP7606296 A JP 7606296A JP 3338285 B2 JP3338285 B2 JP 3338285B2
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needle
ink
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正弘 猿田
昭浩 山中
宏 出口
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NTN Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は欠陥修正装置に関
し、特に、カラーフィルタの色抜け部分などの欠陥を修
正するような欠陥修正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、液晶表示装置(以下、LCD
と称する)のカラー化がめざましく、LCDのカラー化
に欠かせない部材としてのカラーフィルタの需要も急速
に高まってきている。このカラーフィルタの基板には、
ブラックマトリックスと呼ばれる格子状のパターンやR
GB(赤,緑,青)に着色されたカラー層(以下、カラ
ーフィルタ部と称する)が形成されている。これらが形
成される工程において、ブラックマトリックス部がカラ
ーフィルタ部にはみ出したり、隣り合う色が混じり合っ
たり、ブラックマトリックス部あるいはカラーフィルタ
部の色が抜けたりするさまざまな欠陥が発生することが
ある。
【0003】これらの欠陥を修正する方法として、レー
ザにより上記欠陥を除去した後、塗布針を用いて、この
部分に微小量のインクを塗布する方法などが提案されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図5はインクを用いて
欠陥を修正する方法を説明するための図である。図5
(a)に示すように、カラーフィルタ部31やブラック
マトリックス32の形状は、通常矩形あるいは矩形を組
合せた形状であるため、レーザ光による除去形状33も
矩形とすることが多い。この除去部にインクを塗布する
場合には、従来は円形の塗布針を用い、破線34のよう
に修正していた。しかしながら、除去部周辺のカラーフ
ィルタ面にもインクが重なるため、カラーフィルタ面よ
りも高い部分を作ってしまうことになり、後工程に悪影
響を与える。これを防ぐには、破線35のように、除去
部内側に塗布することが望ましい。この場合には図5
(b)に示すように、除去形状が正方形の場合には四隅
が、また長方形の場合には四隅の他に塗布の重ね合わせ
の不足した部分にも未着色領域36ができてしまう不具
合がある。
【0005】それゆえに、この発明の主たる目的は、欠
陥部にインクを塗布する最適な針形状を備えた欠陥修正
装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、インクを針
に付着させ、これを基板上に形成されたパターンの欠陥
部に塗布して修正する欠陥修正装置において、針の先端
部が平坦でありかつその断面が矩形であり、軸方向に沿
って漸次その断面が拡大するテーパ状に形成され、さら
に軸方向に沿う後端部断面形状が円形を成していて、針
にインクを付着させたとき、表面張力によりテーパ部上
部にインキ溜まりを生じさせ、針先端部が露出したこと
に応じて該針先端部をパターン欠陥部に接触させて修正
を行うことを特徴とする。
【0007】
【0008】
【発明の実施の形態】図1はこの発明が適用される欠陥
修正装置のインク塗布機構の構成を示す一部省略した斜
視図である。図1を参照して、インク塗布機構は、イン
ク塗布用の針1と、針1を垂直方向に駆動させるための
位置決め用アクチュエータ2とを含む。針1は保持部材
4を介してアクチュエータ2の駆動軸3の先端部に設け
られる。
【0009】インク塗布機構は、水平に設けられた回転
テーブル10を含み、回転テーブル10上には円周方向
に複数のインクタンク13〜16が順次配置され、さら
に、回転テーブル10上には洗浄装置17とエアーパー
ジ装置18とが設けられる。回転テーブル10の中心に
は回転軸11が立設されている。また、回転テーブル1
0には、インク塗布時に針1を通過させるための切欠部
12が形成されている。インクタンク13〜16には、
それぞれRGBおよび黒の各色のインクやインクの固着
を防ぐための溶剤が適宜注入されている。
【0010】洗浄装置17は針1に付着したインクを除
去するためのものであり、エアーパージ装置18は針に
付着していた洗浄液を吹き飛ばすものである。
【0011】さらに、インク塗布機構は、回転テーブル
10の回転軸11を回転させるためのインデックス用モ
ータ21を含み、さらに回転軸11とともに回転するイ
ンデックス板22と、インデックス板22を介して回転
テーブル10の回転位置を検出するためのインデックス
用センサ23と、インデックス板22を介して回転テー
ブル10の回転位置が原点に復帰したことを検出するた
めの原点復帰用センサ24とが設けられる。モータ21
はセンサ23,24の出力に基づいて制御され、回転テ
ーブル10を回転させて切欠部12,インクタンク13
〜16,洗浄装置17およびエアーパージ装置18のう
ちのいずれかを針1の下方に位置させる。
【0012】なお、位置決め用アクチュエータ2および
インデックス用モータ21は図示しないZ軸テーブルに
固定され、欠陥修正の対象となるカラーフィルタは針1
の下方の図示しないXYテーブル上に載置される。
【0013】図2はこの発明の一実施形態における針1
の先端形状を示す図であり、図3は図2に示した針でイ
ンクを塗布した例を示す図であり、図4は図1に示した
針と従来の針にインクを付着させた状態を示す図であ
る。
【0014】図2に示すように、この発明の一実施形態
における針1の先端部は、インクの表面張力に影響を受
けない長さのテーパ状となるように形成される。すなわ
ち、針1の先端はフラット、その断面は図2のAに示す
ように矩形であり、なおかつ針の軸方向に沿って漸次そ
の断面が拡大していく形状をしており、図2のBの断面
はAの断面よりも大きく、図2のCの断面は円形をなし
ている。より具体的な数値で示すと、テーパ状部の角度
αは約30°,長さは1〜2mm,先端部の一辺の長さ
が20μm程度に選ばれる。
【0015】上述のごとく、針1の先端をフラットでか
つ矩形にすることによって、図3に示すように塗布形状
もほぼ矩形に近くなるため、図5(b)に示した未着色
領域36ができることがなく、効率的な塗布を行なうこ
とができる。また、断面を徐々に増大させるようにした
ので、針1をインク容器に浸漬した後、針1を引上げる
と、その表面にはインクが付着するが、表面張力により
図4(a)に示したようなインク溜まり30が発生す
る。針1にテーパ部がある場合は、インク溜まり30は
テーパ部上部に発生し、針1の先端が露出する。これに
対して、テーパ部のない場合、たとえば図4(b)に示
すように直線状の針ではインク溜まり30が針先端部に
発生するため、塗布量も多くなってしまい、かつ先端形
状とは異なる塗布となってしまう。
【0016】なお、上述の説明においてインクと表現し
ているものは、感光性樹脂、非感光性樹脂の他金属ペー
ストなども含む。
【0017】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、針の
先端部が平坦でありかつその断面が矩形であり、軸方向
に沿って漸次その断面が拡大するテーパ状に形成され、
さらに軸方向に沿う後端部断面形状が円形を成してい
て、針にインクを付着させたとき、表面張力によりテー
パ部上部にインキ溜まりを生じさせ、針先端部が露出し
たことに応じて該針先端部をパターン欠陥部に接触させ
て修正を行うようにしたので、未着色領域の無い修正が
可能となり、重ね塗りの少ない効率のよい塗布が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態による欠陥修正装置のイ
ンク塗布機構の構成を示す一部省略した斜視図である。
【図2】この発明の一実施形態における針の先端形状を
示す図である。
【図3】図2に示した針でインクを塗布した例を示す図
である。
【図4】図1に示した針と従来の針にインクを付着させ
た状態を示す図である。
【図5】従来の方法によりパターンの欠陥部にインクを
塗布する方法を説明するための図である。
【符号の説明】
1 針 2 位置決め用アクチュエータ 3 駆動軸 4 保持部材 10 回転テーブル 13〜16 インクタンク 17 洗浄装置 18 エアーパージ装置 21 インデックス用モータ 30 インク溜まり
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−109914(JP,A) 特開 平6−304510(JP,A) 特開 昭64−81327(JP,A) 特公 平6−51144(JP,B2) 特公 昭62−26825(JP,B1) 実公 平3−53738(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05C 1/02 104 B05C 1/02 101 G02B 5/20 101 G02F 1/1335 505 G09F 9/00 338

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを針に付着させ、これを基板上に
    形成されたパターンの欠陥部に塗布して修正する欠陥修
    正装置において、前記針は、その先端部が平坦でありかつその断面が矩形
    であり、軸方向に沿って漸次その断面が拡大するテーパ
    状に形成され、さらに軸方向に沿う後端部断面形状が円
    形を成していて、 前記針に前記インクを付着させたとき、表面張力により
    前記テーパ部上部にインキ溜まりを生じさせ、針先端部
    が露出したことに応じて該針先端部を前記パターン欠陥
    部に接触させて修正を行う ことを特徴とする、欠陥修正
    装置。
JP7606296A 1996-02-29 1996-03-29 欠陥修正装置 Expired - Lifetime JP3338285B2 (ja)

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JP2006119371A (ja) * 2004-10-21 2006-05-11 Ntn Corp 塗布針およびそれを用いた微細パターン修正装置
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