JP3337660B2 - 電動式竪型成形機 - Google Patents
電動式竪型成形機Info
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Description
が縦方向に直立し、その上部に射出装置が縦方向(上下
方向)に直立搭載されている電動式竪型成形機に関する
ものである。特に可動プラテンさらにはトグルサポート
あるいは射出装置の振動を抑制できる電動式型締装置に
関するものである。
振動の抑制を向上させるため、直立したタイバーの剛性
を増加し、或いは又型締装置の上方に搭載されている射
出装置を支持するためガイドポストを装備していた。し
かし、この方法では装置が大型化するだけで、高い型締
精度も得られないだけでなく、機械の揺れを小さくでき
ず、このためサイクルを長くし、ゆっくりした動作しか
できなかった。又振動のため寿命も短かく、修理費用も
多くを要していた。
平10−109322号公報参照)。図で41は機台4
2の上面に水平に固設した型置盤、43は可動盤で、型
置盤41の四隅に上下動自在に挿通したタイバー兼用の
型締シャフト44,44の上端に固着して、型置盤41
に対し昇降自在に設けてある。45は機台42の内部に
設けた竪方向のトグルリンク式型締機構で、上下に伸縮
するトグル下部の型締作動板46に、型締シャフト4
4,44の下端が連結されている。
金型47が取付けてあり、可動盤側の上型の上部中央に
ゲート48を設けている。また可動盤43の上面には座
板49が横方向に摺動自在に設けてあり、座板49の上
に射出装置50が加熱筒51を下向きにして縦に設置さ
れている。
を連結した下部プレート52と上部プレート53とを、
所要間隔を空けて連結ロッド54,54により結合する
とともに、そのロッド54,54に射出プレート55を
移動自在に挿通して一体的に構成した駆動部を、上記座
板49の対向隅部に立設したガイドポスト56,56
に、上・下部プレート53,52を挿通して、可動盤4
3に対し昇降自在に設けたものからなっている。
と下部プレート52とにわたり配設した一対の移動用ボ
ールねじ軸57,57の回転により行われ、また移動用
ボールねじ軸57,57の回転は下部プレート52の側
部に下向きに取付けたブレーキ付きの移動用モータ58
にて行われる。この移動用ボールねじ軸57,57の上
端部は下部プレート52に回動自在に軸支され、プレー
ト上に突出した軸端にはプーリー59,59が取付けて
ある。このプーリー59には駆動ベルト60が上記移動
用ギヤモータ58の駆動軸端のプーリー61とにわたり
巻回してある。
部は、上記座板49の上面に縦設した円筒形の軸受部材
62,62の内部に上向きに設けた軸方向にのみ可動す
るボールナット(図示しない)と螺合し、このボールナ
ットにより移動用ボールねじ軸47は、上記加熱筒51
の先端部が可動盤43の貫通孔43aに入り込んで、先
端ノズル51aが上記射出金型47のゲート48にタッ
チするまで駆動部と共に降下する。
型成形機において、タイバー44の剛性を増したり、或
いは射出装置を支持するガイドポスト56による支持構
造に於ては、型締装置の中心軸が上下方向に直立し、そ
の上部に射出装置50が直立搭載されている。しかしな
がら、タイバー44及びガイドポスト56の剛性を増加
させると、装置が大型化し、しかも、タイバー44とガ
イドポスト56の軸芯がずれているので、機械の揺れを
防止するのが困難であった。本発明はこのような成形装
置の支持構造を改良し、機械の揺れを防止し、かつ機械
の上下方向直進性を確保できる支持案内機構を提供する
ことにより、装置の寿命延長、アクチュエータの動作速
度の増速化を図ることを目的とする。
動式竪型成形機においては、固定プラテン(3)を貫通
するタイバー(2)の上下に固定された可動プラテン
(1)とトグルサポート(5)とを有し、前記固定プラ
テン(3)と前記トグルサポート(5)とがトグルリン
ク機構(4)で連結された電動式竪型成形機において、
前記電動式竪型成形機のベースフレーム(33)に支柱
(34)を立設し、該支柱(34)にスライドレール
(35)を取付け、該スライドレール(35)で前記可
動プラテン(1)の側部に設けたガイドブロック(3
6)がガイドされて上下動し、金型の開閉を行うように
し、前記トグルサポート(5)の側部にガイドブロック
(36)を設け、該ガイドブロック(36)が前記スラ
イドレール(35)にガイドされて上下動するように
し、前記可動プラテン(1)の上部に位置する射出装置
(B)の側部にガイドブロック(36)を設け、該ガイ
ドブロック(36)が前記スライドレール(35)にガ
イドされて上下動するようにし、前記固定プラテン
(3)をフレーム(10)に支持するようにした。ま
た、本発明の他の電動式竪型成形機においては、さら
に、前記トグルサポート(5)にボールナット(7)を
支持させ、クロスヘッド(6)に軸受を介してボールね
じ軸(8)が取付られ、前記ボールナット(7)に前記
ボールねじ軸(8)を螺合するようにした。
ち、本発明支持案内機構が適用される竪型成形装置につ
いて図6、図7及び図8を参照して説明する。さて、図
6で(a)は型開時、(b)は型全閉時を示す。1は可動プ
ラテン、3は下プラテンである。4はトグルリンク機構
で、上部リンク4aと下部リンク4bとからなり、上部
リンク4aはその上部で固定プラテン3にピン結合され
ており、下部リンク4bはその下端をトグルサポート5
にピン結合されている。そして、上部リンク4aと下部
リンク4bとは中間部で屈曲可能にピン4cで結合され
ている。
持されている。又前記可動プラテン1とトグルサポート
5とは固定プラテン3を貫通するタイバー2の上下に固
定されている。前記トグルリンク機構4を構成する左右
対をなす下部リンク4b,4bはその中間部にピン結合
された短尺の作動リンク6aを介し、クロスヘッド6が
ピン結合され水平に保持されている。クロスヘッド6に
はその中間位置にボールねじ軸8が軸受を介して取付け
られている。ボールねじ軸8はトグルサポート5に支持
されているボールナット7と螺合し、その下端は基台1
6上に固設された支持部17に回転可能に取付けたプー
リー18内でスプラインを介して上下に摺動可能に係合
している。11はフレーム10に支持されたサーボモー
タで、これにより駆動されるプーリー12に巻回された
ベルト13を介し、前記プーリー18を駆動する。14
は射出装置、15はノズル部である。
上下の詳細構造を示す。ボールねじ軸8が螺合するボー
ルナット7はトグルサポート5に支持されている。そし
て、クロスヘッド6の中心部に軸受19が設けられ、こ
れにボールねじ軸8の上端部がクロスヘッド6に回転可
能に軸支され、ナット20で締付けられている。
イン(雄)21が設けられ、これがプーリー18の軸22
に設けたスプライン(雌)23と軸の長手方向に摺動可能
にかみ合っている。軸22はナット24でプーリー18
に固着されている。内側にスプライン23を設けた軸2
2は支持部17に設けた軸受25で回転可能に支持され
ている。26は軸受の外輪である。27はトグルサポー
ト5に設けられたガイドバーで、クロスヘッド6を昇降
可能に支持している。
らかなように、クロスヘッド6はトグルリンク機構4の
下部リンク4bにピン結合されている外、一対のガイド
バー27にガイドされて昇降する構造となっている。
し、プーリー12、ベルト13、プーリー18、スプラ
イン(雌)23、スプライン(雄)21を介してボールねじ
軸8を回すと、トグルサポート5が昇降する。すると、
トグルサポート5と固定プラテン3との間に設けたトグ
ルリンク機構4を介して可動プラテン1を上下に移動さ
せ、金型の開閉を行う。その際、クロスヘッド6の移動
と共に、ボールねじ軸8も移動する。トグルサポート5
とクロスヘッド6との上下移動量の差によるボールねじ
軸8の上下移動代は、軸受25によって支持されたスプ
ライン(雌)23により吸収されるので、サーボモータ1
1、ベルト13、プーリー18の位置が固定でも差支え
ない。
案内機構を備えた竪型成形装置の案内機構について説明
する。図中Aは竪型型締装置、Bは竪型射出装置、Cは
制御装置(図3)、そしてDは本発明に係る支柱を有す
る竪型フレームである。竪型型締装置Aは、ガイドブロ
ック36付きの可動プラテン1、タイバー2、固定プラ
テン3、トグルリンク機構4、トグルサポート5等から
構成される。
ュー組立体29及び射出装置移動装置30(図1,図
3)から構成されている。さらに制御装置C(図3)
は、制御盤31、操作盤32から構成される。竪型フレ
ームDはベースフレーム33とこのベースフレーム33
に立設した強固な支柱34に取付けられたスライドレー
ル35から構成されている。
サポート5と、これに設けたガイドブロック36の関連
構成を示す。このトグルサポート5には図6に示すよう
にクロスヘッド6が支持され、これに軸受を介してボー
ルねじ軸8が取付けられている。そしてクロスヘッド6
は一対のガイドバー27によって案内されて上下動す
る。トグルサポート5の片側(図5の右側)には、本発
明に係る一対のガイドブロック36が固設されている。
このガイドブロック36は凹溝38を有し、この凹溝3
8が支柱34側に設けたスライドレール35に案内され
て上下に移動する構成となっている。射出装置本体28
或いは型締装置の可動プラテン1に設けたガイドブロッ
ク36も同様の構成をなしている。要するに、支柱34
に設けられたスライドレール35に、射出装置本体28
及び型締装置に設けたガイドブロック36が案内されて
上下に移動できるように構成されている。
本体28とトグルサポート5及び可動プラテン1は、こ
れらにそれぞれ固定されたガイドブロック36を介して
前記スライドレール35にガイドされて上下に直進運動
する。
けられたスライドレール35に案内されて各可動部に設
けたガイドブロック36を介しスムーズに縦方向に直進
するので、各装置の寿命及び金型の寿命に対し悪影響を
及ぼすことがない。又この構成により縦方向の直進性が
確保されるので、装置の振動が少なくなり、このことに
よって、型開閉速度を速くすることができ、成形サイク
ルの短縮が可能となる。
部分を上からみた図。
(a)は型開時、(b)は型全閉時の状態を示す図。
は縦断面図、(b)は(a)のA矢視断面図。
(a)のA矢視平面図。
構 4a 上リンク 4b 下リンク 4c ピン 5 トグルサポート 6 クロスヘッド 6a 作動リンク 7 ボールナット 8 ボールねじ軸 9 プーリー 10 フレーム 11 サーボモータ 12 プーリー 13 ベルト 14 射出装置 15 ノズル部 16 基台 17 支持部 18 プーリー 19 軸受 20 ナット 21 スプライン(雄) 22 軸(雌スプライ
ン付) 23 スプライン(雌) 24 ナット 25 軸受 26 (軸受の)外輪 27 ガイドバー 28 射出装置本体 29 スクリュー組立体 30 射出装置移動装
置 31 制御盤 32 操作盤 33 ベースフレーム 34 支柱 35 スライドレール 36 ガイドブロック 37 ガイドバー 38 凹溝
Claims (2)
- 【請求項1】 固定プラテン(3)を貫通するタイバー
(2)の上下に固定された可動プラテン(1)とトグル
サポート(5)とを有し、前記固定プラテン(3)と前
記トグルサポート(5)とがトグルリンク機構(4)で
連結された電動式竪型成形機において、前記電動式竪型
成形機のベースフレーム(33)に支柱(34)を立設
し、該支柱(34)にスライドレール(35)を取付
け、該スライドレール(35)で前記可動プラテン
(1)の側部に設けたガイドブロック(36)がガイド
されて上下動し、金型の開閉を行うようにし、前記トグ
ルサポート(5)の側部にガイドブロック(36)を設
け、該ガイドブロック(36)が前記スライドレール
(35)にガイドされて上下動するようにし、前記可動
プラテン(1)の上部に位置する射出装置(B)の側部
にガイドブロック(36)を設け、該ガイドブロック
(36)が前記スライドレール(35)にガイドされて
上下動するようにし、前記固定プラテン(3)をフレー
ム(10)に支持するようにした電動式竪型成形機。 - 【請求項2】 前記トグルサポート(5)にボールナッ
ト(7)を支持させ、クロスヘッド(6)に軸受を介し
てボールねじ軸(8)が取付られ、前記ボールナット
(7)に前記ボールねじ軸(8)を螺合するようにした
請求項1記載の電動式竪型成形機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06998299A JP3337660B2 (ja) | 1999-03-16 | 1999-03-16 | 電動式竪型成形機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06998299A JP3337660B2 (ja) | 1999-03-16 | 1999-03-16 | 電動式竪型成形機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000263612A JP2000263612A (ja) | 2000-09-26 |
JP3337660B2 true JP3337660B2 (ja) | 2002-10-21 |
Family
ID=13418395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06998299A Expired - Fee Related JP3337660B2 (ja) | 1999-03-16 | 1999-03-16 | 電動式竪型成形機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3337660B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101842135B1 (ko) | 2016-03-15 | 2018-03-26 | 주식회사 비엠케이 | 입형식 사출기장치 |
-
1999
- 1999-03-16 JP JP06998299A patent/JP3337660B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000263612A (ja) | 2000-09-26 |
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