JP3337642B2 - 食品用包装袋 - Google Patents

食品用包装袋

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JP3337642B2
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賢次 神崎
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サニー産業株式会社
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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Bag Frames (AREA)
  • Packaging Frangible Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプロセスチーズ等の
ような大きな円盤状に作られたチーズを分割(平面形状
で三角形)して販売する場合や、三角形状に切られたサ
ンドイッチ、あるいは三角形状に握られたおむすび等の
食品を包装するための包装袋に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、平面形状が三角形に切断されたチ
ーズや、前もって海苔を巻いたおむすびは、ラップによ
って包装されていた。また、三角形状に切られたサンド
イッチは三角形状の樹脂フィルムに収容した後に、開口
部をテープで封止することによって包装されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記したチ
ーズやおむすびはラップによる包装であることから、包
装に手間が掛かるばかりでなく、包装後の見てくれが悪
く商品価値が低下するといった問題があった。
【0004】また、前記したサンドイッチの場合には、
三角形状の包装袋に収容し、開口部をテープで封止する
ものであることから、包装が簡単で、かつ、包装後の見
てくれも良いという利点はあるが、食する時点において
開封を前記テープによる封止部分から行うために、開封
に手間が掛かるといった問題があった。
【0005】本発明は前記した問題点を解決せんとする
もので、その目的とするところは、袋に食品を入れた状
態で開口部の一方が内側に入り込むことにより包装が簡
単に行え、かつ、開封はノッチ部分を引くことにより袋
は二つに分離され食品の取り出しが簡単に行える食品用
包装袋を提供せんとするにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の食品用包装袋は
前記した目的を達成せんとするもので、その手段は、裏
面樹脂フィルムと表面樹脂フィルムとからなり、かつ、
裏面樹脂フィルムの表面樹脂フィルムとの密着面に商標
名、原材料、製造元およびバーコード等を印刷したラミ
ネート樹脂フィルムで構成し、また、前記ラミネート樹
脂フィルムの略平行な長辺から短辺に沿って一軸延伸フ
ィルムとした袋であって、該袋の傾斜辺の一方を半折
し、他方の傾斜辺の前記長辺の開口部近くを前記半折し
た傾斜辺側に向かって折曲した状態でシールを施し、さ
らに、前記短辺の先端部を除いてシールを施すと共に該
シールが施されていない先端部に切り裂き用のノッチを
形成したものである。
【0007】また、前記短辺のシールを2段シールとな
し、先端側のシール部分に前記ノッチを形成したことを
特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る食品用包装袋
の実施の形態を図面と共に説明する。Aは表面のポリプ
ロピレン等の樹脂フィルムと、裏面のポリエチレンやポ
リプロピレン等の樹脂フィルム等をラミネートした樹脂
フィルムにして、裏面の樹脂フィルムの表面樹脂フィル
ムとの密着面には食品に係る商標名、原材料、製造元お
よびバーコード等が印刷され、かつ、長手方向に沿って
一軸延伸によって製作されている。なお、フィルムとし
てはラミネートフィルムではなく、一軸延伸のフィルム
のみのでもよい。
【0009】この樹脂フィルムAは図1に示すように、
2つ折り(半折)され、太線で示すようなシールが施さ
れ、かつ、点線で示す線に沿って切断され、略台形状の
袋1が形成される。すなわち、この台形状の袋1は、傾
斜辺の一方11を半折され、他方12がシールされ、か
つ、短辺の先端部13に2段のシール14,15が施さ
れ、長辺が開口部16となっているものである。
【0010】なお、前記傾斜辺のシール12側は、開口
部16に近接した位置から、傾斜辺の半折11側に向か
って屈曲した状態でシール12aとなっている。また、
前記先端部13には内側のシール14まで達しない長さ
のノッチ17が、前記袋1の成形時あるいは成形後に形
成される(図2参照)。
【0011】次に、図3〜図5に基づいて三角形状の食
品(円盤状に作られたチーズを三角形状に分割したチー
ズ2や、三角形状に切られたサンドイッチ、あるいは三
角形状に握られたおむすびを本発明の袋1に収容する手
順について説明する。
【0012】先ず、前記した食品を袋1の開口部16よ
り、チーズ2の直線部分21が先端部13と一致するよ
うに収容する。このようにチーズ2を収容し袋1が広げ
られると、シール12aの部分が屈曲されているため、
開口部16のシール12a側が開口内側に入り込む。
【0013】開口部16を構成するシール12a側が内
側に入り込むことから、開口部16を封止する場合に
は、該シール12a側をさらに内側に折り込んでチーズ
2の背部側22に押し付けた状態で袋1の平坦面を左右
を内側に折り込み、最後に半折11を前記折り込んだ左
右平坦面の上に折り込み、その後に接着テープ3で封止
(図5)することにより、チーズ2の袋1への収容作業
は終了する。
【0014】このように袋1に収容した食品を購入した
人が食する場合には、ノッチ17の部分から引き裂くこ
とにより、樹脂フィルムAは前記引き裂き方向に延伸さ
れているので、直線状に袋1が切断されてチーズ2の片
側面が現れ、従って、現れたチーズ2を袋1より取り出
すことにより、チーズ2を食することが可能となるもの
である。
【0015】なお、前記した実施の形態にあっては、短
辺の先端部13に2段のシール14,15を形成し、前
記ノッチ17を外側のシール15の部分まで形成したも
のを示したが、シール14,15が2段であることか
ら、ノッチ17を形成しても内側シール14によってノ
ッチ17の部分から微細ゴミが入ることがなく衛生的に
したものである。
【0016】しかし、内側のシール14のみを形成し、
ノッチ17の先端がシール14にまで達しなければ前記
したと同様に衛生的に扱うことができる。また、ノッチ
17を形成する位置によって切り裂き幅、すなわち、開
口幅を自由に設定することができる。
【0017】
【発明の効果】本発明は前記したように、略台形に形成
した合成樹脂フィルムの略平行な長辺から短辺に沿って
一軸延伸フィルムを使用した袋であって、該袋の傾斜辺
の一方を半折し、他方をシールし、かつ、短辺の先端部
を除いてシールを施し、該シールが施されていない先端
部に切り裂き用のノッチを形成したことにより、前記ノ
ッチの部分から引き裂くことにより、内部の食品を簡
単、かつ、容易に取り出すことができる。
【0018】また、前記傾斜辺シール部分における長辺
の開口部近くを、前記半折した傾斜辺側に向かって折曲
させたことにより、袋内に食品を入れた状態で、開口部
近くのシール部分が内側に入り込み、従って、封止を行
う場合にはこの部分から折り込めばよいので、封止作業
が非常に簡単に行える。
【0019】さらに、前記短辺のシールを2段シールと
なし、先端側のシール部分に前記ノッチを形成したこと
により、ノッチを形成した部分から内部に微細ゴミが入
り込むことがなく、従って、包装状態において衛生的に
扱うことができる等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る食品用包装袋の製造過程を示す説
明図である。
【図2】製造された食品用包装袋の正面図である。
【図3】食品を入れた状態の正面図である。
【図4】同上の側面図である。
【図5】封止した状態の平面図である。
【図6】ノッチ部分より切り裂く状態の正面図である。
【符号の説明】
A 樹脂フィルム 1 袋 11 半折 12 傾斜辺のシール 12a 屈曲シール 13 先端部 14,15 2重シール 16 開口部 17 ノッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 30/28 B65D 33/00 B65D 77/30 B65D 85/36 B65D 85/50

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏面樹脂フィルムと表面樹脂フィルムと
    からなり、かつ、裏面樹脂フィルムの表面樹脂フィルム
    との密着面に商標名、原材料、製造元およびバーコード
    等を印刷したラミネート樹脂フィルムで構成し、また、
    前記ラミネート樹脂フィルムの略平行な長辺から短辺に
    沿って一軸延伸フィルムとした袋であって、該袋の傾斜
    辺の一方を半折し、他方の傾斜辺の前記長辺の開口部近
    くを前記半折した傾斜辺側に向かって折曲した状態でシ
    ールを施し、さらに、前記短辺の先端部を除いてシール
    を施すと共に該シールが施されていない先端部に切り裂
    き用のノッチを形成したことを特徴とする食品用包装
    袋。
  2. 【請求項2】 前記短辺のシールを2段シールとなし、
    先端側のシール部分に前記ノッチを形成したことを特徴
    とする請求項1記載の食品用包装袋。
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