JP3337539B2 - 用紙検知装置及び用紙処理装置 - Google Patents

用紙検知装置及び用紙処理装置

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正敏 細井
宣好 関
満 市川
裕二 植野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機等の画像形成
装置や印刷機に装備された用紙検出手段及び用紙処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、一部の複写機やプリンタ等に
おいては、画像形成装置から排出された複数の用紙を綴
じるためのスティプル装置や、その用紙に孔を空ける用
紙穿孔装置(パンチ装置)を備えた用紙後処理装置が用
いられている。この種の用紙後処理装置における用紙穿
孔装置では、用紙の所定の位置にパンチ孔を穿孔させる
ために、この用紙穿孔装置に向けて搬送される用紙の端
面位置を用紙検出手段によって予め検出するように構成
されている。
【0003】従来の用紙穿孔装置における用紙検出手段
は、回転可能な検知部材が、所定の間隔で平行に配列さ
れたガイド板間を通過する用紙によって押されて回転
し、その初期位置に再び戻る動作によって、用紙端面を
検出する方法がとられている。また、従来の用紙検出手
段は、用紙搬送経路の直線部分に設けられていることが
多く、用紙搬送経路のガイド板間には、用紙搬送時に余
裕を持たせるために、ある程度の距離が設けられてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、用紙の搬送
経路が、一定の間隔を保った一対の平面上のガイド部材
により挾まれた空間によって形成されている場合、この
用紙搬送経路を搬送される用紙は、一対のガイド部材間
の距離だけ、用紙の搬送方向に対して直交する方向に移
動可能であるため、搬送される用紙の状態により、用紙
が一方のガイド部材に沿って搬送される。
【0005】このため、このような用紙搬送経路に、用
紙の端面を検出するための用紙検出手段を設け、その用
紙検出方式として、用紙の搬送方向に対して用紙先端面
が用紙検出手段のレバーを回転させる瞬間によって用紙
先端位置を検出し、用紙後端面が上記レバーを通過して
レバーが元の位置に戻る瞬間に用紙後端位置を検出する
方式を用いた場合には、用紙のガイド部材間での搬送位
置の違いによって、用紙のレバーを回転させる角度が異
なり、また、用紙に押されて回転したレバーの戻る角度
が異なるため、用紙の後端面を検出したときの用紙位置
が、用紙のガイド部材間での搬送位置の違いによって異
なることがある。
【0006】従って、上述したような用紙検出手段を使
用して、用紙にパンチ孔を穿孔するタイミングを決定す
る方式の用紙穿孔装置では、用紙に穿孔されたパンチ孔
の位置が、ガイド板間での用紙の搬送状態によって異な
ってしまう不具合がある。
【0007】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、用紙の状態に拘らず正確に用紙
位置を検出することが可能な用紙検出装置及び用紙に穿
孔されたパンチ孔の位置精度の高い用紙処理装置を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、用紙
搬送経路を有する用紙検知装置であって、搬送されてく
る用紙の端面を検知するための用紙検出手段を備え、こ
の用紙検知手段を前記用紙搬送経路の曲部に配置した
紙検知装置において、前記用紙検出手段の付近の前記用
紙搬送経路が、所定の間隔を保って配置された一対のガ
イド部材によって構成され、前記用紙搬送経路の一方の
ガイド部材に対して上記用紙を押さえつけるための用紙
押え部材を有していることを特徴とする。請求項2の発
明は、請求項1記載の用紙検知装置において、前記用紙
押さえ部材は、前記曲部の内側から外側に用紙を押さえ
つけるように配置されていることを特徴とする。
【0009】請求項3の発明は、請求項1又は2記載の
用紙検知装置において、前記用紙搬送路の前記用紙検知
手段より用紙搬送方向下流側に配置され、前記用紙に穿
孔処理を施す穿孔手段を有し、前記用紙検知手段による
検知結果に応じて前記穿孔手段を制御することを特徴と
する。
【0010】
【作用】本発明によれば、請求項1の発明では、用紙の
端面を検知するための用紙検出手段が、用紙搬送経路の
曲部に配置されているので、用紙搬送経路を搬送される
用紙が、常時、用紙搬送経路を形成する曲部側のガイド
部材に沿って搬送される。さらに、請求項1の発明で
は、所定の間隔を保って配置された一対のガイド部材に
よって構成された用紙搬送経路の一方のガイド部材に対
して、用紙を押さえつけるための用紙押え部材を有して
いるので、用紙搬送経路を搬送される用紙が、常時、用
紙押え部材により一方のガイド部材に沿って搬送され
る。請求項2の発明では、用紙押さえ部材が、用紙を前
記曲部の内側から外側に用紙を押さえつける。
【0011】請求項3の発明では、用紙搬送路の前記用
紙検知手段より用紙搬送方向下流側に配置された穿孔手
段により、前記用紙検知手段による検知結果に応じて穿
孔が施される。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1において、画像形成装置1より排出された
コピー用紙Pは、用紙後処理装置2へ搬入され、この用
紙後処理装置2内に所定の間隔で設けられた、図2に示
すような複数の傾斜部を連結した形状を有する、入口下
ガイド板3と、入口上ガイド板4の間に搬送される。
【0013】この入口上ガイド板4の上方には、図2及
び図3に示すように、回転可能なレバー7を有する用紙
検出手段(入口センサ8)が、入口下ガイド板3と入口
上ガイド板4とで形成される用紙搬送経路の用紙挿入位
置にレバー7を延出させて配設されている。また、入口
下ガイド板3には、入口上ガイド板4の方向に沿うよう
にコピー用紙Pをガイドする押え部材5が設けられてい
る。これにより、各ガイド板間に搬送されたコピー用紙
Pは、押え部材5によって、コピー用紙Pの搬送方向を
切り替えるための分岐爪6に対して押えつけられながら
搬送される。
【0014】ここで、図3(a)乃至図3(b)に示す
ように、コピー用紙Pの先端面が入口センサ8のレバー
7に達すると、図3(b)乃至図3(c)に示すよう
に、レバー7が押し上げられて回転し、コピー用紙P
が、分岐爪6によってその搬送方向を下方へ替えられて
更に搬送される。そして、図3(d)に示すように、コ
ピー用紙Pの後端面がレバー7を通過する瞬間に、レバ
ー7が図3(a)に示した初期状態の位置に戻り、この
レバー7の動作によって、コピー用紙Pの後端位置が入
口センサ8により検出される。
【0015】この用紙検出位置におけるコピー用紙Pの
後端は、その用紙搬送経路が曲線状に形成されているの
で、用紙自体の剛性(紙の腰の強さ)により、その用紙
搬送経路(曲線)の外側方向へ偏位する力を受け、この
用紙搬送経路の外側に位置する分岐爪6に沿って移動す
る。また、本実施例では、図3(c)に示すように、コ
ピー用紙Pの後端が入口下ガイド板3の方向にカールし
ている場合であっても、押え部材5によってコピー用紙
Pの後端が分岐爪6に押さえつけられて分岐爪6に沿っ
て移動する。従って、本実施例によれば、レバー7がコ
ピー用紙Pの後端面を検出するときの用紙後端位置が、
レバー7の先端と分岐爪6の用紙ガイド面とが交わる点
となり、常に一定した位置となる。
【0016】このようにして分岐爪6を通過したコピー
用紙Pは、図1及び図2に示すように、搬送ローラ9に
よって用紙穿孔装置10へ搬送される。一方、前述した
ように、入口センサ8により用紙後端が検出されてから
一定の時間後、用紙穿孔装置10の回転軸11,12が
回転し、これらの回転軸11,12に固定されたポンチ
13及びダイス14がそれぞれ回転される。そして、各
回転軸11,12の回転により、ポンチ13の先端の刃
部が、コピー用紙Pを挾みながら、ダイス14の孔部に
挿入されることによって、搬送されたコピー用紙Pの所
定位置にパンチ孔が穿孔される。
【0017】この用紙穿孔装置10によってパンチ孔が
穿孔されたコピー用紙Pは、図1に示すように、搬送ロ
ーラ9により、用紙後処理装置2に配設されたビン20
上に排出されて整合される。
【0018】一方、コピー用紙Pへのパンチ孔の穿孔に
よって生じたパンチカス16は、図2に示すように、用
紙穿孔装置10のダイス14の下方に配設されたカス収
容箱15内に落下して回収される。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
によれば、用紙端部を検出するための用紙検出手段が用
紙搬送経路の曲部に設けられることにより、用紙が曲部
のガイド部材に沿って搬送されるので、用紙端部の搬送
状態を安定させることができ、用紙検出手段によって検
出される用紙端面の位置が一定となる。これによって、
用紙へのパンチ孔穿孔時における用紙位置に対する穿孔
動作開始時間が一定となり、穿孔処理された用紙のパン
チ孔の穿孔位置精度が向上される。
【0020】さらに、請求項1によれば、用紙端部を検
出するための用紙検出手段付近の用紙搬送経路に、一方
のガイド部材に向けて用紙を押さえつける押さえ部材が
設けられているので、用紙を常に一方のガイド部材に沿
って搬送させることができ、端面付近がカールした用紙
の端面位置を正確に検出することが可能になり、カール
紙におけるパンチ孔の穿孔位置精度を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の用紙穿孔装置の実施例を示す概略構
成図である。
【図2】上記実施例における用紙穿孔装置の構成を示す
断面図である。
【図3】上記実施例における用紙穿孔装置の用紙検出手
段の用紙検知過程を示す概略側面図である。
【符号の説明】
2 用紙穿孔装置 3 入口下ガイド板 4 入口上ガイド板 5 押さえ部材 6 分岐爪 7 レバー 8 入口センサ 9 搬送ローラ 10 用紙穿孔装置 11,12 回転軸 13 ポンチ 14 ダイス 15 カス収容箱 16 パンチカス 20 ビン P コピー用紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市川 満 愛知県名古屋市東区泉二丁目28番24号・ リコーエレメックス株式会社内 (72)発明者 植野 裕二 愛知県名古屋市東区泉二丁目28番24号・ リコーエレメックス株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−190696(JP,A) 実開 昭62−200648(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 37/04 B65H 7/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】用紙搬送経路を有する用紙検知装置であっ
    て、搬送されてくる用紙の端面を検知するための用紙検
    出手段を備え、この用紙検知手段を前記用紙搬送経路の
    曲部に配置した用紙検知装置において、前記用紙検出手
    段の付近の前記用紙搬送経路が、所定の間隔を保って配
    置された一対のガイド部材によって構成され、前記用紙
    搬送経路の一方のガイド部材に対して上記用紙を押さえ
    つけるための用紙押え部材を有していることを特徴とす
    る用紙検知装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の用紙検知装置において、
    記用紙押さえ部材は、前記曲部の内側から外側に用紙を
    押さえつけるように配置されていることを特徴とする用
    紙検知装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の用紙検知装置におい
    て、前記用紙搬送路の前記用紙検知手段より用紙搬送方
    向下流側に配置され、前記用紙に穿孔処理を施す穿孔手
    段を有し、前記用紙検知手段による検知結果に応じて前
    記穿孔手段を制御することを特徴とする用紙処理装置。
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