JP3337036B2 - パターン形成方法 - Google Patents
パターン形成方法Info
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/70425—Imaging strategies, e.g. for increasing throughput or resolution, printing product fields larger than the image field or compensating lithography- or non-lithography errors, e.g. proximity correction, mix-and-match, stitching or double patterning
- G03F7/7045—Hybrid exposures, i.e. multiple exposures of the same area using different types of exposure apparatus, e.g. combining projection, proximity, direct write, interferometric, UV, x-ray or particle beam
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Electron Beam Exposure (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば光学式のリソグ
ラフィ技術のみでは容易に製造できないほどの微細パタ
ーンよりなる半導体素子等を多量に製造する場合に適用
して好適なパターン形成方法に関する。
ラフィ技術のみでは容易に製造できないほどの微細パタ
ーンよりなる半導体素子等を多量に製造する場合に適用
して好適なパターン形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体素子等を製造する場合に、
光学式のステップ・アンド・リピート方式の縮小投影型
露光装置(以下、「ステッパー」という)によりマスク
パターンの像を感光基板上に縮小転写する光学式のリソ
グラフィ技術が使用されていた。しかし、光学式のステ
ッパーでは、感光基板上での最小線幅が0.2〜0.3
μmより狭いパターンの形成は困難であると共に、形成
できる場合でもスループットが大幅に低下して、製造コ
ストが高価になる。
光学式のステップ・アンド・リピート方式の縮小投影型
露光装置(以下、「ステッパー」という)によりマスク
パターンの像を感光基板上に縮小転写する光学式のリソ
グラフィ技術が使用されていた。しかし、光学式のステ
ッパーでは、感光基板上での最小線幅が0.2〜0.3
μmより狭いパターンの形成は困難であると共に、形成
できる場合でもスループットが大幅に低下して、製造コ
ストが高価になる。
【0003】そこで、光学式のリソグラフィ技術では容
易に製造できないほどの微細パターンよりなる半導体素
子等を高いスループットで製造するために、感光用のエ
ネルギー線としてX線を使用するX線リソグラフィ、電
子ビームによる直接描画方式、電子ビームによる縮小転
写方式又はイオンビームによる縮小転写方式等の研究が
行われている。
易に製造できないほどの微細パターンよりなる半導体素
子等を高いスループットで製造するために、感光用のエ
ネルギー線としてX線を使用するX線リソグラフィ、電
子ビームによる直接描画方式、電子ビームによる縮小転
写方式又はイオンビームによる縮小転写方式等の研究が
行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
種々の技術の内のX線リソグラフィについては、等倍転
写を行うとするとマスクを作るのが極めて困難であり、
縮小転写を行うとしても適当な光学系及びアライメント
機構の方式が見い出されていないという不都合がある。
また、電子ビームによる直接描画方式では、等倍のパタ
ーンを描画する必要があるが、微細パターンを等倍で描
画するためには現状の描画精度では不十分である。特
に、電子ビームによる直接描画方式では、描画視野の接
続部の誤差である所謂つなぎ誤差があるため、精度的に
限界がある。
種々の技術の内のX線リソグラフィについては、等倍転
写を行うとするとマスクを作るのが極めて困難であり、
縮小転写を行うとしても適当な光学系及びアライメント
機構の方式が見い出されていないという不都合がある。
また、電子ビームによる直接描画方式では、等倍のパタ
ーンを描画する必要があるが、微細パターンを等倍で描
画するためには現状の描画精度では不十分である。特
に、電子ビームによる直接描画方式では、描画視野の接
続部の誤差である所謂つなぎ誤差があるため、精度的に
限界がある。
【0005】一方、電子ビームによる縮小転写方式で
は、縮小率を1/3〜1/5にすると電子光学系の光路
長が非常に長くなり、転写装置が大型化する。一方、こ
の方式ではマスクの寿命が短いと予想される。例えば縮
小率が1/3〜1/5で電子ビームによる縮小転写を行
うとすると、1枚のステンシルマスク(電子線透過マス
ク)から転写できるウエハの枚数は10000枚程度と
予想されるが、これでは不十分である。また、イオンビ
ームによる縮小転写方式では、縮小率を1/3〜1/5
にすると、パターンの歪が大きくなると共に、イオンビ
ーム光学系が長さ及び直径共に大きくなるという不都合
がある。
は、縮小率を1/3〜1/5にすると電子光学系の光路
長が非常に長くなり、転写装置が大型化する。一方、こ
の方式ではマスクの寿命が短いと予想される。例えば縮
小率が1/3〜1/5で電子ビームによる縮小転写を行
うとすると、1枚のステンシルマスク(電子線透過マス
ク)から転写できるウエハの枚数は10000枚程度と
予想されるが、これでは不十分である。また、イオンビ
ームによる縮小転写方式では、縮小率を1/3〜1/5
にすると、パターンの歪が大きくなると共に、イオンビ
ーム光学系が長さ及び直径共に大きくなるという不都合
がある。
【0006】本発明は斯かる点に鑑み、光学式のリソグ
ラフィ技術のみでは容易に製造できないほどの微細パタ
ーンよりなる半導体素子等を、高いスループットで且つ
高精度に製造するパターン形成方法を提供することを目
的とする。
ラフィ技術のみでは容易に製造できないほどの微細パタ
ーンよりなる半導体素子等を、高いスループットで且つ
高精度に製造するパターン形成方法を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による第1のパタ
ーン形成方法は、例えば図1に示す如く、感光基板上に
転写すべきパターンを拡大した転写用のパターンを荷電
粒子線描画装置(21)を用いて基板上に形成して第1
のマスク(1)を作製する第1工程(ステップ102)
と、光学式の縮小投影型露光装置(22)を用いて第1
のマスク(1)の転写用のパターンの縮小像をそれぞれ
基板上に形成して複数の第2のマスク(2−1,2−
2)を作製する第2工程(ステップ103)と、複数の
第2のマスク(2−1,2−2)から1個又は複数個の
荷電粒子線透過マスク(5−1)を作製する第3工程
(ステップ104)と、荷電粒子線縮小転写装置(2
3)を用いて1個又は複数個の荷電粒子線透過マスク
(5−1)の転写用のパターンの縮小像をそれぞれ複数
の感光基板(7−1,7−2)上に転写する第4工程
(ステップ105)とを有するものである。
ーン形成方法は、例えば図1に示す如く、感光基板上に
転写すべきパターンを拡大した転写用のパターンを荷電
粒子線描画装置(21)を用いて基板上に形成して第1
のマスク(1)を作製する第1工程(ステップ102)
と、光学式の縮小投影型露光装置(22)を用いて第1
のマスク(1)の転写用のパターンの縮小像をそれぞれ
基板上に形成して複数の第2のマスク(2−1,2−
2)を作製する第2工程(ステップ103)と、複数の
第2のマスク(2−1,2−2)から1個又は複数個の
荷電粒子線透過マスク(5−1)を作製する第3工程
(ステップ104)と、荷電粒子線縮小転写装置(2
3)を用いて1個又は複数個の荷電粒子線透過マスク
(5−1)の転写用のパターンの縮小像をそれぞれ複数
の感光基板(7−1,7−2)上に転写する第4工程
(ステップ105)とを有するものである。
【0008】この場合、その第1のマスク(1)上の転
写用のパターンは、それら感光基板(7−1,7−2)
上に転写されるパターンの3倍〜5倍のパターンであ
り、その光学式の縮小投影型露光装置(22)における
縮小率は1/1.5倍〜1/2.5倍であることが望ま
しい。また、その荷電粒子線縮小転写装置(23)とし
て、縮小率が実質的に1/2倍のイオンビーム縮小転写
装置を用いてもよい。
写用のパターンは、それら感光基板(7−1,7−2)
上に転写されるパターンの3倍〜5倍のパターンであ
り、その光学式の縮小投影型露光装置(22)における
縮小率は1/1.5倍〜1/2.5倍であることが望ま
しい。また、その荷電粒子線縮小転写装置(23)とし
て、縮小率が実質的に1/2倍のイオンビーム縮小転写
装置を用いてもよい。
【0009】また、本発明による第2のパターン形成方
法は、例えば図1に示す如く、感光基板上に転写すべき
パターンを拡大した転写用のパターンを荷電粒子線描画
装置(21)を用いて基板上に形成して第1のマスク
(1)を作製する第1工程(ステップ102)と、光学
式の縮小投影型露光装置(22)を用いて第1のマスク
(1)の転写用のパターンの縮小像をそれぞれ基板上に
形成して複数の第2のマスク(2−1,2−2)を作製
する第2工程(ステップ103)と、複数の第2のマス
ク(2−1,2−2)から1個又は複数個の荷電粒子線
透過マスク(5−1)を作製する第3工程(ステップ1
04)とを有し、その荷電粒子線透過マスクのパターン
からその感光基板上に転写すべきパターンに対する倍率
は、縮小倍率であるものである。
法は、例えば図1に示す如く、感光基板上に転写すべき
パターンを拡大した転写用のパターンを荷電粒子線描画
装置(21)を用いて基板上に形成して第1のマスク
(1)を作製する第1工程(ステップ102)と、光学
式の縮小投影型露光装置(22)を用いて第1のマスク
(1)の転写用のパターンの縮小像をそれぞれ基板上に
形成して複数の第2のマスク(2−1,2−2)を作製
する第2工程(ステップ103)と、複数の第2のマス
ク(2−1,2−2)から1個又は複数個の荷電粒子線
透過マスク(5−1)を作製する第3工程(ステップ1
04)とを有し、その荷電粒子線透過マスクのパターン
からその感光基板上に転写すべきパターンに対する倍率
は、縮小倍率であるものである。
【0010】
【作用】斯かる本発明の第1のパターン形成方法によれ
ば、第2工程(ステップ103)及び第4工程(ステッ
プ105)でそれぞれ縮小転写が行われるので、第1工
程(ステップ102)では感光基板(7−1,7−2)
に転写されるパターンを拡大したパターンを描画すれば
よい。従って、第1工程での要求精度は、荷電粒子線描
画装置(21)で十分に満たすことができる。また、第
2工程で転写されるパターンも感光基板(7−1,7−
2)に転写されるパターンを拡大したパターンであるた
め、第2工程では光学式の縮小投影型露光装置(22)
を使用することができ、この光学式の縮小投影型露光装
置(22)により多数の第2マスク(2−1,2−2)
を作製することができる。更に、第1マスク(1)から
直接感光基板(7−1,7−2)上に縮小転写する場合
と比べて、本発明の第4工程での縮小倍率は1に近くな
っている。従って、比較的小型の荷電粒子線縮小転写装
置(23)を使用することができる。
ば、第2工程(ステップ103)及び第4工程(ステッ
プ105)でそれぞれ縮小転写が行われるので、第1工
程(ステップ102)では感光基板(7−1,7−2)
に転写されるパターンを拡大したパターンを描画すれば
よい。従って、第1工程での要求精度は、荷電粒子線描
画装置(21)で十分に満たすことができる。また、第
2工程で転写されるパターンも感光基板(7−1,7−
2)に転写されるパターンを拡大したパターンであるた
め、第2工程では光学式の縮小投影型露光装置(22)
を使用することができ、この光学式の縮小投影型露光装
置(22)により多数の第2マスク(2−1,2−2)
を作製することができる。更に、第1マスク(1)から
直接感光基板(7−1,7−2)上に縮小転写する場合
と比べて、本発明の第4工程での縮小倍率は1に近くな
っている。従って、比較的小型の荷電粒子線縮小転写装
置(23)を使用することができる。
【0011】次に、第1のマスク(1)上の転写用のパ
ターンが、感光基板(7−1,7−2)上に転写される
パターンの3倍〜5倍のパターンであり、第2工程(ス
テップ103)で使用される光学式の縮小投影型露光装
置(22)における縮小率が1/1.5倍〜1/2.5
倍である場合の作用につき説明する。この場合、荷電粒
子線描画装置(21)で作る第1マスク(1)のパター
ンは、感光基板(7−1,7−2)上のパターンの3〜
5倍という高倍率であるので、荷電粒子線描画装置(2
1)の精度で十分である。また、光学式の縮小投影型露
光装置(22)が作製するワーキングレチクルとしての
第2マスク(2−1,2−2)のパターンは、最終パタ
ーンの2倍程度の線幅のパターンであるので、容易に且
つ高スループットでその第2マスクを作製できる。この
際に、荷電粒子線透過マスク(5−1)を作製する第3
工程(ステップ104)での歩留まりの悪さや、第4工
程(ステップ105)での荷電粒子線透過マスク(5−
1)の劣化を補うために、第3工程(ステップ103)
で大量の第2マスク(2−1,2−2)を必要として
も、光学式の縮小投影型露光装置(22)にかかる負担
は小さい。
ターンが、感光基板(7−1,7−2)上に転写される
パターンの3倍〜5倍のパターンであり、第2工程(ス
テップ103)で使用される光学式の縮小投影型露光装
置(22)における縮小率が1/1.5倍〜1/2.5
倍である場合の作用につき説明する。この場合、荷電粒
子線描画装置(21)で作る第1マスク(1)のパター
ンは、感光基板(7−1,7−2)上のパターンの3〜
5倍という高倍率であるので、荷電粒子線描画装置(2
1)の精度で十分である。また、光学式の縮小投影型露
光装置(22)が作製するワーキングレチクルとしての
第2マスク(2−1,2−2)のパターンは、最終パタ
ーンの2倍程度の線幅のパターンであるので、容易に且
つ高スループットでその第2マスクを作製できる。この
際に、荷電粒子線透過マスク(5−1)を作製する第3
工程(ステップ104)での歩留まりの悪さや、第4工
程(ステップ105)での荷電粒子線透過マスク(5−
1)の劣化を補うために、第3工程(ステップ103)
で大量の第2マスク(2−1,2−2)を必要として
も、光学式の縮小投影型露光装置(22)にかかる負担
は小さい。
【0012】また、第4工程(ステップ105)におけ
る荷電粒子線縮小転写装置(23)での縮小率は1/2
程度でよい。例えば荷電粒子線縮小転写装置(23)が
電子線縮小転写装置である場合に、縮小率が1/5の場
合の荷電粒子線透過マスク(5−1)からターゲットま
での距離を6mとすると、同じ精度で縮小率が1/2の
場合の荷電粒子線透過マスク(5−1)からターゲット
までの距離は3m程度にほぼ半減する。従って、荷電粒
子線縮小転写装置(23)として小型の装置を使用でき
る。また、荷電粒子線縮小転写装置(23)がイオンビ
ーム縮小転写装置である場合にも、本発明では縮小率が
小さくて済むため、鏡筒が小型になり、パターンの歪も
低減する。
る荷電粒子線縮小転写装置(23)での縮小率は1/2
程度でよい。例えば荷電粒子線縮小転写装置(23)が
電子線縮小転写装置である場合に、縮小率が1/5の場
合の荷電粒子線透過マスク(5−1)からターゲットま
での距離を6mとすると、同じ精度で縮小率が1/2の
場合の荷電粒子線透過マスク(5−1)からターゲット
までの距離は3m程度にほぼ半減する。従って、荷電粒
子線縮小転写装置(23)として小型の装置を使用でき
る。また、荷電粒子線縮小転写装置(23)がイオンビ
ーム縮小転写装置である場合にも、本発明では縮小率が
小さくて済むため、鏡筒が小型になり、パターンの歪も
低減する。
【0013】次に、本発明の第2のパターン形成方法
は、上記の第1のパターン形成方法の第1工程から第3
工程までを含むものである。即ち、この第2のパターン
形成方法においても、第1工程での要求精度は、荷電粒
子線描画装置(21)で十分に満たすことができる。ま
た、第2工程では光学式の縮小投影型露光装置(22)
により多数の第2マスク(2−1,2−2)を作製する
ことができ、第3工程により荷電粒子線透過マスク(5
−1)が作製される。更に、その荷電粒子線透過マスク
のパターンからその感光基板上に転写すべきパターンに
対する倍率は、縮小倍率であるが、本発明ではその第2
工程で縮小像が投影されているため、その荷電粒子線透
過マスクから感光基板への縮小倍率は、その第1のマス
クから感光基板への縮小倍率よりも1に近づいている。
従って、この荷電粒子線透過マスク(5−1)を使用す
ることにより、鏡筒が小型で歪の少ない荷電粒子線縮小
転写装置を使用することができるため、半導体素子等
を、高いスループットで且つ高精度に製造することがで
きる。
は、上記の第1のパターン形成方法の第1工程から第3
工程までを含むものである。即ち、この第2のパターン
形成方法においても、第1工程での要求精度は、荷電粒
子線描画装置(21)で十分に満たすことができる。ま
た、第2工程では光学式の縮小投影型露光装置(22)
により多数の第2マスク(2−1,2−2)を作製する
ことができ、第3工程により荷電粒子線透過マスク(5
−1)が作製される。更に、その荷電粒子線透過マスク
のパターンからその感光基板上に転写すべきパターンに
対する倍率は、縮小倍率であるが、本発明ではその第2
工程で縮小像が投影されているため、その荷電粒子線透
過マスクから感光基板への縮小倍率は、その第1のマス
クから感光基板への縮小倍率よりも1に近づいている。
従って、この荷電粒子線透過マスク(5−1)を使用す
ることにより、鏡筒が小型で歪の少ない荷電粒子線縮小
転写装置を使用することができるため、半導体素子等
を、高いスループットで且つ高精度に製造することがで
きる。
【0014】
【実施例】以下、本発明によるパターン形成方法の一実
施例につき図面を参照して説明する。本例は、多数のウ
エハ上に所定の微細パターンを形成するリソグラフィシ
ステムに本発明を適用したものである。図1(b)は本
実施例のリソグラフィシステムの要部を示し、この図1
(b)に示すように、コンピュータ20でコンピュータ
援用設計(CAD)により生成したパターンデータを電
子線描画装置21に供給する。そして、電子線描画装置
21を用いて作製したレチクルを光学式のステッパー2
2に供給し、光学式のステッパー22を用いて作製され
たワーキングレチクルから作製したステンシルマスク
(電子線透過マスク)を電子線縮小転写装置23に供給
し、電子線縮小転写装置23ではそのステンシルマスク
のパターンをウエハ上に縮小転写する。
施例につき図面を参照して説明する。本例は、多数のウ
エハ上に所定の微細パターンを形成するリソグラフィシ
ステムに本発明を適用したものである。図1(b)は本
実施例のリソグラフィシステムの要部を示し、この図1
(b)に示すように、コンピュータ20でコンピュータ
援用設計(CAD)により生成したパターンデータを電
子線描画装置21に供給する。そして、電子線描画装置
21を用いて作製したレチクルを光学式のステッパー2
2に供給し、光学式のステッパー22を用いて作製され
たワーキングレチクルから作製したステンシルマスク
(電子線透過マスク)を電子線縮小転写装置23に供給
し、電子線縮小転写装置23ではそのステンシルマスク
のパターンをウエハ上に縮小転写する。
【0015】次に、図1(a)のフローチャートを参照
して本例のリソグラフィ工程について説明する。先ず図
1(a)のステップ101において、コンピュータ援用
設計(CAD)によりウエハ上に形成するパターンのパ
ターンデータを生成する。次に、ステップ102におい
て、そのパターンデータを電子線描画装置21に与え、
電子線描画装置21で基板(例えばガラス基板)上にウ
エハ上に形成するパターンの4倍のパターンを描画する
ことにより、レチクル1を作製する。
して本例のリソグラフィ工程について説明する。先ず図
1(a)のステップ101において、コンピュータ援用
設計(CAD)によりウエハ上に形成するパターンのパ
ターンデータを生成する。次に、ステップ102におい
て、そのパターンデータを電子線描画装置21に与え、
電子線描画装置21で基板(例えばガラス基板)上にウ
エハ上に形成するパターンの4倍のパターンを描画する
ことにより、レチクル1を作製する。
【0016】そして、ステップ103において、そのレ
チクル1を縮小率が1/2の光学式のステッパー22に
セットし、多数のレジストが塗布されたシリコン基板上
に順次そのレチクル1のパターンを1/2に縮小して転
写する。その後、それらシリコン基板を現像することに
より、同一のワーキングレチクル2−1,2−2,2−
3,‥‥2ーMを大量に作る。図2(a)はそのワーキ
ングレチクル2−1を示し、図2(a)において、シリ
コン基板よりなるワーキングレチクル2−1はガラス枠
3−1に固定され、ワーキングレチクル2−1の中央部
に厚さの薄いマスク部2−1aがある。図2(b)に示
すように、マスク部2−1aは周辺部より厚さ方向から
角度θで異方性エッチングを行って厚さdに仕上げたも
のであり、角度θは54°、厚さdは1μm程度であ
る。また、マスク部2−1a上にはレジスト4−1によ
りパターンが形成されている。
チクル1を縮小率が1/2の光学式のステッパー22に
セットし、多数のレジストが塗布されたシリコン基板上
に順次そのレチクル1のパターンを1/2に縮小して転
写する。その後、それらシリコン基板を現像することに
より、同一のワーキングレチクル2−1,2−2,2−
3,‥‥2ーMを大量に作る。図2(a)はそのワーキ
ングレチクル2−1を示し、図2(a)において、シリ
コン基板よりなるワーキングレチクル2−1はガラス枠
3−1に固定され、ワーキングレチクル2−1の中央部
に厚さの薄いマスク部2−1aがある。図2(b)に示
すように、マスク部2−1aは周辺部より厚さ方向から
角度θで異方性エッチングを行って厚さdに仕上げたも
のであり、角度θは54°、厚さdは1μm程度であ
る。また、マスク部2−1a上にはレジスト4−1によ
りパターンが形成されている。
【0017】次に図1(a)に戻り、ステップ104に
おいて、ワーキングレチクル2−1〜2−Mよりステン
シルマスク(電子線透過マスク)5−1,5−2,‥
‥,5−mを作製する。具体的に、このステップ104
では、図2(b)のレジスト4−1の開口部の下のワー
キングレチクル2−1にエッチングにより貫通孔を形成
する。これにより図2(c)に示すように、貫通孔6−
1でパターンが形成されたステンシルマスク5−1が作
製される。この工程は、半導体デバイスを作るプロセス
とほとんど同じシリコンウエハの加工工程であり、しか
も線幅が最終的にウエハに形成されるパターンの2倍の
大きさである。従って、シリコン基板の厚さdが薄いと
いう問題点があっても、歩留まり50%は十分期待でき
る。従って、図1(a)において、M枚のワーキングレ
チクル2−1〜2−Mから得られるステンシルマスク5
−1〜5−mの枚数はM/2枚程度以上である。
おいて、ワーキングレチクル2−1〜2−Mよりステン
シルマスク(電子線透過マスク)5−1,5−2,‥
‥,5−mを作製する。具体的に、このステップ104
では、図2(b)のレジスト4−1の開口部の下のワー
キングレチクル2−1にエッチングにより貫通孔を形成
する。これにより図2(c)に示すように、貫通孔6−
1でパターンが形成されたステンシルマスク5−1が作
製される。この工程は、半導体デバイスを作るプロセス
とほとんど同じシリコンウエハの加工工程であり、しか
も線幅が最終的にウエハに形成されるパターンの2倍の
大きさである。従って、シリコン基板の厚さdが薄いと
いう問題点があっても、歩留まり50%は十分期待でき
る。従って、図1(a)において、M枚のワーキングレ
チクル2−1〜2−Mから得られるステンシルマスク5
−1〜5−mの枚数はM/2枚程度以上である。
【0018】次にステップ105において、ステンシル
マスク5−1を縮小率が1/2の電子線縮小転写装置2
3にセットし、ウエハ7−1にそのステンシルマスク5
−1のパターンを1/2に縮小して転写して、そのウエ
ハ7−1の現像を行う。同様に、ステンシルマスク5−
1のパターンを次のウエハ7−2,‥‥に縮小転写し、
ステンシルマスク7−1が使用できなくなったら、順次
ステンシルマスク5−2,‥‥,5ーmを使用する。最
終的に、N枚のウエハ7−1,7−2,7−3,‥‥,
7−Nに対するパターンの焼き付けが行われる。
マスク5−1を縮小率が1/2の電子線縮小転写装置2
3にセットし、ウエハ7−1にそのステンシルマスク5
−1のパターンを1/2に縮小して転写して、そのウエ
ハ7−1の現像を行う。同様に、ステンシルマスク5−
1のパターンを次のウエハ7−2,‥‥に縮小転写し、
ステンシルマスク7−1が使用できなくなったら、順次
ステンシルマスク5−2,‥‥,5ーmを使用する。最
終的に、N枚のウエハ7−1,7−2,7−3,‥‥,
7−Nに対するパターンの焼き付けが行われる。
【0019】この場合、本例によれば、ステップ103
において光学式のステッパー22が転写するパターンの
最小線幅は、ウエハ上に形成されるパターンの最小線幅
の2倍である。従って、光学式ステッパーにより高いス
ループットで多数のワーキングレチクル2−1〜2−M
を作製することができる。
において光学式のステッパー22が転写するパターンの
最小線幅は、ウエハ上に形成されるパターンの最小線幅
の2倍である。従って、光学式ステッパーにより高いス
ループットで多数のワーキングレチクル2−1〜2−M
を作製することができる。
【0020】図4は、図1(a)のステップ105で使
用される電子線縮小転写装置23を示し、この図4にお
いて、カソード11を、六ホウ化ランタン(LaB6)の
単結晶より形成し、カソード11の電子ビームの射出面
11aを射出方向に凹の球面状に研磨する。カソード1
1の下に、アノード12を配置する。アノード12のカ
ソード11に対向する面12aを、カソード11に対し
て凸の球面状に形成し、アノード12の中心部に電子ビ
ーム通過用の貫通孔12bを穿設する。また、アノード
12から下方に順に、コンデンサーレンズ13、ステン
シルマスク5−1、投影レンズ14、アパーチャ板1
5、結像レンズ16及びターゲットとしてのウエハ7−
1を配置する。ステンシルマスク5−1とウエハ7−1
とは共役であり、アパーチャ板15のアパーチャ内に電
子ビームのクロスオーバーが形成される。また、投影レ
ンズ14及び結像レンズ16による縮小率は1/2であ
る。
用される電子線縮小転写装置23を示し、この図4にお
いて、カソード11を、六ホウ化ランタン(LaB6)の
単結晶より形成し、カソード11の電子ビームの射出面
11aを射出方向に凹の球面状に研磨する。カソード1
1の下に、アノード12を配置する。アノード12のカ
ソード11に対向する面12aを、カソード11に対し
て凸の球面状に形成し、アノード12の中心部に電子ビ
ーム通過用の貫通孔12bを穿設する。また、アノード
12から下方に順に、コンデンサーレンズ13、ステン
シルマスク5−1、投影レンズ14、アパーチャ板1
5、結像レンズ16及びターゲットとしてのウエハ7−
1を配置する。ステンシルマスク5−1とウエハ7−1
とは共役であり、アパーチャ板15のアパーチャ内に電
子ビームのクロスオーバーが形成される。また、投影レ
ンズ14及び結像レンズ16による縮小率は1/2であ
る。
【0021】図4において、カソード11から放出され
た電子線17は、アノード12の貫通孔12bによる凹
レンズ作用によって、アノード12の射出面付近に負の
球面収差を持つクロスオーバー18を形成する。このク
ロスオーバー18から出る電子線が、コンデンサレンズ
13と投影レンズ14とが持つ正の球面収差を丁度相殺
する負の球面収差を有するように、アノード12の形状
及び位置が設定されている。従って、アパーチャ板15
のアパーチャ15a内に形成されるクロスオーバー19
は球面収差が少なく、ステンシルマスク5−1のパター
ンの1/2の縮小像がウエハ7−1上に小さい収差で転
写される。このように縮小率が1/2でよいため、アパ
ーチャ板15とウエハ7−1との間隔を1mにしても、
ステンシルマスク5−1とアパーチャ板15との間隔は
2mでよく、コンデンサレンズ13もかなりの球面収差
を許容できるので短くできる。従って、カソード11か
らターゲットとしてのウエハ7−1迄の全光路長は5m
程度となり、小型の装置を使用できる。
た電子線17は、アノード12の貫通孔12bによる凹
レンズ作用によって、アノード12の射出面付近に負の
球面収差を持つクロスオーバー18を形成する。このク
ロスオーバー18から出る電子線が、コンデンサレンズ
13と投影レンズ14とが持つ正の球面収差を丁度相殺
する負の球面収差を有するように、アノード12の形状
及び位置が設定されている。従って、アパーチャ板15
のアパーチャ15a内に形成されるクロスオーバー19
は球面収差が少なく、ステンシルマスク5−1のパター
ンの1/2の縮小像がウエハ7−1上に小さい収差で転
写される。このように縮小率が1/2でよいため、アパ
ーチャ板15とウエハ7−1との間隔を1mにしても、
ステンシルマスク5−1とアパーチャ板15との間隔は
2mでよく、コンデンサレンズ13もかなりの球面収差
を許容できるので短くできる。従って、カソード11か
らターゲットとしてのウエハ7−1迄の全光路長は5m
程度となり、小型の装置を使用できる。
【0022】また、島状の孤立パターンをウエハ7−1
上に転写する場合には、ステンシルマスク5−1を2枚
に分け、所謂ドーナツ効果を防ぐようにする。例えば孤
立パターンが図3(a)の孤立パターン8である場合に
は、ステンシルマスク5−1としては、図3(b)の開
口パターン9を有する第1のマスクと、図3(c)の開
口パターン10を有する第2のマスクとを交互に使用す
る。更に、そのステンシルマスク5−1の厚さdを電子
線の平均自由工程の10倍〜40倍にする。電子ビーム
の加速電圧が50kVの場合に、ステンシルマスク5−
1としてシリコン基板を使用すると、その厚さは0.5
〜2μmである。これにより、ステンシルマスク5−1
での電子線の吸収を少なくして、ステンシルマスク5−
1の発熱を抑制する。また、本例では図4のクロスオー
バー19での球面収差が小さく、クロスオーバー19で
のビーム径を小さくできるので、アパーチャ板15のア
パーチャ15aの径を小さくできる。これにより、ステ
ンシルマスク5−1からの散乱電子を吸収することがで
き、ステンシルマスク5−1を透過した電子線がウエハ
7−1迄達することはない。
上に転写する場合には、ステンシルマスク5−1を2枚
に分け、所謂ドーナツ効果を防ぐようにする。例えば孤
立パターンが図3(a)の孤立パターン8である場合に
は、ステンシルマスク5−1としては、図3(b)の開
口パターン9を有する第1のマスクと、図3(c)の開
口パターン10を有する第2のマスクとを交互に使用す
る。更に、そのステンシルマスク5−1の厚さdを電子
線の平均自由工程の10倍〜40倍にする。電子ビーム
の加速電圧が50kVの場合に、ステンシルマスク5−
1としてシリコン基板を使用すると、その厚さは0.5
〜2μmである。これにより、ステンシルマスク5−1
での電子線の吸収を少なくして、ステンシルマスク5−
1の発熱を抑制する。また、本例では図4のクロスオー
バー19での球面収差が小さく、クロスオーバー19で
のビーム径を小さくできるので、アパーチャ板15のア
パーチャ15aの径を小さくできる。これにより、ステ
ンシルマスク5−1からの散乱電子を吸収することがで
き、ステンシルマスク5−1を透過した電子線がウエハ
7−1迄達することはない。
【0023】また、ステンシルマスク5−1〜5−mと
してシリコン基板を使用する場合、余裕をみてその厚さ
は0.5〜3μm程度である。従って、図1(a)のス
テップ104においては、深い孔を加工する必要がな
く、ステンシルマスク5−1〜5−mを高精度に加工で
きる。なお、本発明は上述実施例に限定されず、本発明
の要旨を逸脱しない範囲で種々の構成を取り得ることは
勿論である。
してシリコン基板を使用する場合、余裕をみてその厚さ
は0.5〜3μm程度である。従って、図1(a)のス
テップ104においては、深い孔を加工する必要がな
く、ステンシルマスク5−1〜5−mを高精度に加工で
きる。なお、本発明は上述実施例に限定されず、本発明
の要旨を逸脱しない範囲で種々の構成を取り得ることは
勿論である。
【0024】
【発明の効果】本発明の第1のパターン形成方法によれ
ば、2段階の縮小転写を行うことにより、光学式のリソ
グラフィ技術では容易に製造できないほどの微細パター
ンよりなる半導体素子等を、高いスループットで且つ高
精度に製造できる利点がある。また、具体的に以下のよ
うな利点がある。先ず、荷電粒子線描画装置の描画精度
が厳しくならない。次に、光学式の縮小投影型露光装置
の高スループット性を有効に使える。更に、荷電粒子線
縮小転写装置の縮小率が小さいので、荷電粒子線透過マ
スクから感光基板(ターゲット)までの距離を短くでき
る。
ば、2段階の縮小転写を行うことにより、光学式のリソ
グラフィ技術では容易に製造できないほどの微細パター
ンよりなる半導体素子等を、高いスループットで且つ高
精度に製造できる利点がある。また、具体的に以下のよ
うな利点がある。先ず、荷電粒子線描画装置の描画精度
が厳しくならない。次に、光学式の縮小投影型露光装置
の高スループット性を有効に使える。更に、荷電粒子線
縮小転写装置の縮小率が小さいので、荷電粒子線透過マ
スクから感光基板(ターゲット)までの距離を短くでき
る。
【0025】次に、第1のマスク上の転写用のパターン
が、感光基板上に転写されるパターンの3倍〜5倍のパ
ターンであり、光学式の縮小投影型露光装置における縮
小率が1/1.5倍〜1/2.5倍である場合には、荷
電粒子線描画装置の描画精度が感光基板上で問題の無い
レベルになり、光学式の縮小投影型露光装置を高いスル
ープットで使用できると共に、荷電粒子線縮小転写装置
が小型化される。また、荷電粒子線縮小転写装置が、イ
オンビーム縮小転写装置である場合には、縮小率が小さ
いので特に鏡筒が小型化され、歪も小さくなる。
が、感光基板上に転写されるパターンの3倍〜5倍のパ
ターンであり、光学式の縮小投影型露光装置における縮
小率が1/1.5倍〜1/2.5倍である場合には、荷
電粒子線描画装置の描画精度が感光基板上で問題の無い
レベルになり、光学式の縮小投影型露光装置を高いスル
ープットで使用できると共に、荷電粒子線縮小転写装置
が小型化される。また、荷電粒子線縮小転写装置が、イ
オンビーム縮小転写装置である場合には、縮小率が小さ
いので特に鏡筒が小型化され、歪も小さくなる。
【0026】また、本発明の第2のパターン形成方法に
よれば、第1のマスクのパターンを縮小したパターンが
形成された荷電粒子線透過マスクが容易且つ高精度に作
製される。この荷電粒子線透過マスクを用いて、光学式
のリソグラフィ技術のみでは容易に製造できないほどの
微細パターンよりなる半導体素子等を、高いスループッ
トで且つ高精度に製造できる。
よれば、第1のマスクのパターンを縮小したパターンが
形成された荷電粒子線透過マスクが容易且つ高精度に作
製される。この荷電粒子線透過マスクを用いて、光学式
のリソグラフィ技術のみでは容易に製造できないほどの
微細パターンよりなる半導体素子等を、高いスループッ
トで且つ高精度に製造できる。
【図1】(a)は本発明によるパターン形成方法の一実
施例のリソグラフィ工程を示すフローチャート、(b)
はそのリソグラフィ工程を実施するシステムの要部を示
すブロック図である。
施例のリソグラフィ工程を示すフローチャート、(b)
はそのリソグラフィ工程を実施するシステムの要部を示
すブロック図である。
【図2】実施例においてワーキングマスクからステンシ
ルマスクを作製する工程の説明に供する断面図である。
ルマスクを作製する工程の説明に供する断面図である。
【図3】(a)は孤立パターンの一例を示す平面図、
(b)はその孤立パターンに対応する2枚のステンシル
マスクの一方のパターンを示す平面図、(c)はそれら
2枚のステンシルマスクの他方のパターンを示す平面図
である。
(b)はその孤立パターンに対応する2枚のステンシル
マスクの一方のパターンを示す平面図、(c)はそれら
2枚のステンシルマスクの他方のパターンを示す平面図
である。
【図4】実施例で使用される電子線縮小転写装置を示す
一部断面図を含む概略構成図である。
一部断面図を含む概略構成図である。
1 レチクル 2−1〜2−M ワーキングレチクル 5−1〜5−m ステンシルマスク 7−1〜7−N ウエハ 21 電子線縮小転写装置 22 光学式のステッパー 23 電子線縮小転写装置
Claims (4)
- 【請求項1】 感光基板上に転写すべきパターンを拡大
した転写用のパターンを荷電粒子線描画装置を用いて基
板上に形成して第1のマスクを作製する第1工程と、 光学式の縮小投影型露光装置を用いて前記第1のマスク
の転写用のパターンの縮小像をそれぞれ基板上に形成し
て複数の第2のマスクを作製する第2工程と、 前記複数の第2のマスクから1個又は複数個の荷電粒子
線透過マスクを作製する第3工程と、 荷電粒子線縮小転写装置を用いて前記1個又は複数個の
荷電粒子線透過マスクの転写用のパターンの縮小像をそ
れぞれ複数の感光基板上に転写する第4工程と、を有す
ることを特徴とするパターン形成方法。 - 【請求項2】 前記第1のマスク上の転写用のパターン
は、前記感光基板上に転写されるパターンの3倍〜5倍
のパターンであり、前記光学式の縮小投影型露光装置に
おける縮小率は1/1.5倍〜1/2.5倍であること
を特徴とする請求項1記載のパターン形成方法。 - 【請求項3】 前記荷電粒子線縮小転写装置は、縮小率
が実質的に1/2倍のイオンビーム縮小転写装置である
ことを特徴とする請求項1又は2記載のパターン形成方
法。 - 【請求項4】 感光基板上に転写すべきパターンを拡大
した転写用のパターンを荷電粒子線描画装置を用いて基
板上に形成して第1のマスクを作製する第1工程と、 光学式の縮小投影型露光装置を用いて前記第1のマスク
の転写用のパターンの縮小像をそれぞれ基板上に形成し
て複数の第2のマスクを作製する第2工程と、 前記複数の第2のマスクから1個又は複数個の荷電粒子
線透過マスクを作製する第3工程と、を有し、 前記荷電粒子線透過マスクのパターンから前記感光基板
上に転写すべきパターンに対する倍率は、縮小倍率であ
る ことを特徴とするパターン形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27826492A JP3337036B2 (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | パターン形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27826492A JP3337036B2 (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | パターン形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06132206A JPH06132206A (ja) | 1994-05-13 |
JP3337036B2 true JP3337036B2 (ja) | 2002-10-21 |
Family
ID=17594923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27826492A Expired - Fee Related JP3337036B2 (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | パターン形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3337036B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TW449672B (en) | 1997-12-25 | 2001-08-11 | Nippon Kogaku Kk | Process and apparatus for manufacturing photomask and method of manufacturing the same |
JP4746753B2 (ja) | 2001-03-05 | 2011-08-10 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 荷電粒子線露光用マスクの形成方法および荷電粒子線用マスクを形成するためのパターンデータの処理プログラム |
JP2011155080A (ja) * | 2010-01-26 | 2011-08-11 | Toyoda Gosei Co Ltd | 露光装置及び露光方法 |
-
1992
- 1992-10-16 JP JP27826492A patent/JP3337036B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06132206A (ja) | 1994-05-13 |
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