JPH08314121A - 荷電粒子線を用いた描画方法及びパターン形成方法 - Google Patents

荷電粒子線を用いた描画方法及びパターン形成方法

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JPH08314121A
JPH08314121A JP12111795A JP12111795A JPH08314121A JP H08314121 A JPH08314121 A JP H08314121A JP 12111795 A JP12111795 A JP 12111795A JP 12111795 A JP12111795 A JP 12111795A JP H08314121 A JPH08314121 A JP H08314121A
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mask
opening
sample
particle beam
photosensitive material
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JP12111795A
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English (en)
Inventor
Yasunari Hayata
康成 早田
Yasuhiro Someta
恭宏 染田
Yoshinori Nakayama
義則 中山
Hidetoshi Sato
秀寿 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Electron Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子ビーム描画、特に一括図形描画での高精
度なパターン形成を実現する。 【構成】 ウエハ上に描画したい図形の最小寸法に対応
するマスク上の寸法より小さい寸法の厚さを持つマスク
を用い、更にマスク上の開口形状がウエハ上に描画され
るパターン形状に対応するマスク上の形状と異なり、マ
スクにより散乱された電子がウエハ上に到達しないよう
に制限絞りを設ける。 【効果】 高精度なパターン形成が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は荷電粒子線を用いた描画
方法及びパターン形成方法に係わり、特に一括図形照射
法を用いる描画方法及びパターン形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の半導体集積回路は微細化、高集積
化が進んでおり、微細加工を実現するためのリソグラフ
ィ技術も装置の高精度化が進められている。さらなる微
細化、高精度化に伴い、従来用いられてきた光リソグラ
フィに変わり、電子線描画装置が用いられるようになっ
てきた。光リソグラフィに対する電子線描画装置の欠点
の一つとして、スループットの低さが挙げられる。これ
を克服するために一括図形照射法が開発されている。一
括図形照射法はマスクを作れば様々なパターンを効率良
く露光できる。更に、実際にウエハ上に形成した図形と
異なる形状の開口を用いることにより精度の良いパター
ン形成ができる。例えば中山等が特開平3−17471
6で述べているように近接効果により描画パターンの劣
化が生じるために描画したいパターンの粗密に合わせて
マスク上の開口パターンを変形して描画している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近接効果以外にも描画
パターンを劣化させる要因としてクーロン効果や電子線
鏡体の収差が有る。これに対しては上記従来技術である
描画したいパターンの粗密に合わせて開口を変形するだ
けでは不十分である。また、マスク上での開口の加工寸
法が小さくなるためマスクの加工が困難となる点に関し
ても考慮なされていない。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題は開口の角に補
正を加えることにより解決される。補正方法としてはマ
スク上の開口の外に開口を有する方法や開口の角を外に
広げた開口とする方法がある。
【0005】また、散乱型一括図形照射法と組み合わせ
ることにより、より好ましい結果を得ることが出来る。
即ち、第1のマスクの開口像と第2のマスク上に形成さ
れた開口との複合像を試料上に結像する電子線描画装置
及び描画方法において、ウエハ上に描画したい図形の最
小寸法に対応するマスク上の寸法より小さい寸法の厚さ
を持つマスクを用い、更にマスク上の開口形状がウエハ
上に描画されるパターン形状に対応するマスク上の形状
と異なり、マスクにより散乱された電子がウエハ上に到
達しないように制限絞りを設ける。また、クーロン効果
や電子線鏡体の収差を考慮すると、マスク上のパターン
がウエハ上に描画される図形に対応するマスク上の領域
の外に開口を有することやマスク上の開口の最小寸法が
ウエハ上に描画される図形の最小寸法に対応するマスク
上の寸法より小さいことが有効である。これらと、矩形
の隅の周辺部に開口部を追加することでマスク上の開口
形状がウエハ上に描画されるパターン形状に対応するマ
スク上の形状と異なるマスクを用いること、ウエハ上に
描画したい図形に対応するマスク上の開口をそれより小
さな開口部に分割したマスクを用いること、マスク上の
開口形状がウエハ上に描画されるパターン形状に対応す
るマスク上の開口形状が開口密度の高いところを比較的
小さく、低いところを比較的大きくして形成されたマス
クを用いること等を組み合わせることにより精度の良い
描画が可能となる。
【0006】
【作用】図1を用いて本発明の作用を説明する。電子銃
1から放出された電子は50kVに加速され第1マスク
2を直接照射し、第1マスクの像は2つの転写レンズ4
により第2マスク5上に投影される。第2マスクには散
乱体による開口が形成されている。図2に第2マスクの
構造を示す。描画寸法が装置の解像限界に近づくと矩形
開口のマスクでは矩形でなく丸いパターンが形成されて
しまう。このためにウエハ上に矩形パターンを形成する
ために矩形開口の角を変形することが有力である。変形
部の寸法はウエハ上に描画したい図形の最小寸法に対応
するマスク上の寸法の1/10程度となる。精度良いド
ライエッチングを行なうためには寸法の10倍が限度と
なるためにマスクの厚さは、ウエハ上に描画したい図形
の最小寸法に対応するマスク上の寸法以下が望ましい。
例えば0.2μmの矩形を描画する際に、電子線鏡体の
縮小率を1/25とすると、マスク上では5.0μmの
開口となる。角を0.5μm寸法で変形するためにマス
クの厚みはその10倍すなわち5.0μm以下とする必
要がある。すなわち、ウエハ上に描画したい図形の最小
寸法に対応するマスク上の寸法5.0μm以下である。
図2には上下より見た開口図形と0.5μm角の変形部
の断面図を示した。図3は同じ開口を従来の20μm厚
(50kVの電子ビームを完全に遮断できるシリコンの
厚さ、すなわち飛程である)で製作したものである。断
面図より明らかなようにドライエッチングが途中から垂
直には進まず、マスクの下面に微細開口が到達していな
い。マスクを薄くすると50kVの電子は開口部は散乱
されるものの透過する。しかし、散乱電子は後段の制限
絞り9によって遮断が可能であるために、ウエハ17上
で10の4乗以上の十分高いコントラストを得ることが
できる。変形した矩形開口を用いて描画した結果、描画
パターンの角の丸みの径が0.1μmから0.02μm
となった。
【0007】図4(a)に従来マスク、(b)にクーロ
ン効果低減用マスクの開口パターンを示す。一括図形照
射法では微細なパターンを大電流で照射するためにクー
ロン効果による電子ビームの解像性の劣化が重要であ
る。これを、防止するためには電流量を減らす必要があ
るが、その一つの方法が図4のクーロン効果低減用マス
クである。この方法はマスク上の開口をウエハ面上で電
子線鏡体の解像度より小さくなる開口に分割し、描画さ
れるパターンを同じくしながらマスクの開口面積を小さ
くできる。図4では開口面積は1/2となっている。一
括図形の大きさを小さくすることでも開口面積を小さく
することができるが一括図形の大きさを小さくするとウ
エハ上での電子ビームの移動回数が増加するために得策
ではない。図4のマスクでは最小寸法はマスク上で0.
5μmでありマスクの厚さはその10倍以下の3.0μ
mである。また、微小な開口では設計寸法と出来上がり
の寸法が異なる。マスクを透過し、ステージ上に到達す
る電流量をモニターすることにより微小な開口の寸法を
予測することが可能なためこの電流量に従って露光時間
を決めれば適正な露光量を得ることが出来る。
【0008】更に図5(a)に従来マスク、(b)に近
接効果補正用マスクの開口パターンを示す。近接効果補
正用マスクでは開口密度の高いところ(図の右側)では
小さい開口に分割して開口密度を低減している。これに
より開口密度を平均化し、近接効果の補正ができる。最
小寸法は1μm(ウエハ上での幅0.04μm)であり
マスクの厚さはその10倍以下の2μmである。
【0009】
【実施例】
実施例1 図6に本実施例での装置構成を示す。第1マスク1に1
50μm角の矩形開口を設け、矩形像を第2マスク5上
に形成する。第2マスク5はシリコンからなり図7に示
すように125μmの矩形開口34の周囲に5つの一括
図形用の開口33がある。本実施例での一括図形開口を
従来の開口と比較して図8に示す。図8の(a)が従来
例(b)が変形マスクである。これらの開口は図形選択
偏向器18により選択される。第2マスク上にはこうし
た開口群32が25個存在し開口群はマスクステージの
移動により選択される。第2マスクを透過した電子は2
段の縮小レンズ8により縮小され最終的に対物レンズ1
4によりウエハ上に結像する。縮小率は1/25であ
る。ウエハ17はステージ16により搬入搬出を行う。
ウエハ以外にもカセットを変えることによりレチクルの
描画も可能である。図8に示すように一括図形は変形し
たコンタクトホール用の25個の矩形パターンである。
ウエハ上で0.2μmの矩形ホールを形成するために、
マスク上には5μm角の矩形開口を形成する必要があ
る。しかし、矩形開口を用いて描画すると装置の解像度
が有限であるために(本装置の電子ビームの収差は0.
15μmである)小さい矩形の転写パターンは角が丸く
なる。これはコンタクト抵抗を低下させるために電子回
路の動作速度の低下要因となる。本実施例では5μm角
矩形の角に0.5μm角の矩形を付加した。また、0.
5μm角の矩形の開口を製作するためにマスクの厚さを
3μmとした。3μmのシリコン内で散乱、透過した電
子は大きな角度をもってマスクを透過するために縮小レ
ンズの下に設けた制限絞り9で遮断されウエハ上に到達
しない。制限絞りは第2マスクの下方であればどこに設
置してもよいが、散乱角が拡大される縮小レンズ以降が
良い。制限絞りの径は1mmである。0.3μm厚レジ
ストを用いたところ0.2μm角を角の丸み0.03μ
m以下で形成することが出来た。図9(a)〜(d)は
その工程を示す素子の断面図である。Nマイナスシリコ
ン基板45に通常の方法でPウエル層46、P層47、
フィールド酸化膜48、多結晶シリコン/シリコン酸化
膜ゲート49、P高濃度拡散層50、N高濃度拡散層5
1、などを形成した(図6A)。次に通常の方法でリンガ
ラス(PSG)の絶縁膜22を被着した。その上に電子
線レジスト53を塗布し、本発明の変形マスクを用いた
方法によりホールパタン54を形成した(図6B)。次
に電子線レジストをマスクにして絶縁膜52をドライエ
ッチングしてコンタクトホール55を形成した(図6
C)。次に、通常の方法でW/TiN電極配線56を形
成し、次に層間絶縁膜57を形成した。次に、電子線レ
ジストを塗布し、本発明の変形マスクを用いた方法でホ
ールパターン58を形成した。ホールパターン58の中
はWプラグで埋め込み、Al第2配線59を連結した
(図6D)。以降のパッシベーション工程は従来法を用
いた。なお、本実施例では主な製造工程のみを説明した
が、コンタクトホール形成のリソグラフィ工程で本発明
を用いたこと以外は従来法と同じ工程を用いた。以上の
工程によりCMOSLSIを高歩留まりで製造すること
が出来た。本発明を用い半導体装置を製作した結果、装
置解像度不足によるホール矩形パターンの丸まりの発生
を防止でき、製品の良品歩留まりが大幅に向上した。
【0010】図15に矩形の他の変形例を示す。いずれ
も矩形の角を変形することにより高精度の描画が可能と
なる。
【0011】実施例2 図10に本実施例での装置構成を示す。構成は実施例1
と同様であるが縮小レンズ8の励磁を変えることによっ
て縮小率を1/50とした。図11に本実施例でのマス
ク開口を示す。(a)が従来例(b)が変形マスクであ
る。一括図形は変形した配線用のラインパターンであ
る。パターンはウエハ上で0.2μmのラインアンドス
ペースである。従ってマスク上では10μm幅の開口が
必要となる。配線用のパターンは開口面積が大きいため
に比較的大きな電流を用いることになる。本実施例では
マスク上で0.004アンペア/平方センチメ−タの電
流密度である。そのために、従来通りにウエハ上と同じ
形の開口を用いてはクーロン効果が大きくパターンの解
像が出来ない。そこで本実施例では10μm幅の開口を
1μm×10μmの開口に分解した。開口間は同じく1
μmであり、ウエハ上で0.02μmとなる。すなわ
ち、短冊状に開口を分割する。解像度は電子光学的な収
差、クーロン効果、電気的雑音、近接効果、レジストプ
ロセス等種々の要因により求まるが、本実施例では解像
度が0.1μm程度であるためにこの幅は解像せずウエ
ハ上には0.2μmのラインアンドスペースが形成され
る。しかも開口面積が半分になるためにクーロン効果が
低減されパターンの解像が可能となる。マスクの厚さは
5μmである。0.5μm厚レジストを用いたところ
0.2μmラインアンドスペースを形成することが出来
た。図16は本発明によるマスクの優位性を示した図で
ある。横軸は集積回路の周辺回路とメモリセル回路のシ
ョット数の比であり、縦軸は描画に要する時間である。
周辺回路のみでは一括図形を用いないのでクーロンの影
響は無視できる。図ではメモリセル部ではクーロン効果
により電流量を1/2とする必要があるとした。従来の
マスクではクーロン効果を低減するために一括図形の面
積を小さくするか電流密度を低下させるかのいずれかが
必要であった。あるいは、双方を少しずつ小さくして最
適化する。しかし、図より明らかなように全ての箇所で
本発明によるマスクが最も短時間で描画できることが分
かる。
【0012】本発明を実施例1と同様に集積回路のアル
ミ配線工程に適用したところ断線、短絡の無い配線を形
成することが出来き、この結果集積回路の分留まりが大
幅に向上した。図17にプロセスフローを図18に描画
パターンを示した。ホール形成工程を終えたウエハ上に
金属を化学気相法により全面に1μm厚で堆積する。次
に電子線レジストを塗布する。その後図18のマスクパ
ターン72を有するマスクを用いて描画する。描画パタ
ーンの1部を示してある。描画の後現像しレジストパタ
ーンを形成、さらにそれをマスクとして金属層をドライ
エッチングし、金属配線パターンを形成する。レジスト
は最後に除去する。
【0013】また、クーロン効果は同じ荷電粒子である
イオンにおいても生じるため本発明はイオンビームを用
いたパターン形成法にも有効である。
【0014】実施例3 図12に装置構成を示す。本実施例では縮小率は1/2
5である。また、制限絞り9を2つの縮小レンズの間に
設置した。本実施例での第2マスクの形状を図13に示
す。(a)が従来例(b)が変形マスクである。ウエハ
上0.2μm×2μmと0.8μm×2μmの描画を目
的としており、通常のマスク上では5μm×50μmと
20μm×50μmである。電子線を用いて描画する際
には電子がレジストや基板により散乱されるその散乱電
子がまたレジストを感光させる。従って、パターン密度
の高いところが周りの散乱電子により多く感光すること
になる。これは最適露光量がパターンで異なることにな
り好ましくない。本実施例では開口密度の高いパターン
を小さな開口に分割することにより開口密度の高いパタ
ーンの電子の照射量を実質的に低下させた。これにより
同一時間で電子線照射を行っても異なったパターンを解
像することが出来る。微細開口の幅は1.25μm開口
間は0.75μmであり開口間はレジスト上では解像せ
ず、実質的に電流密度を5/8へ低下させている。0.
5μm厚レジストを用いたところ0.2μmラインと
0.8μmラインを同時に形成することが出来た。本発
明を実施例1と同様に集積回路のゲート製作工程に適用
したところトランジスタのゲートとなる部分の微細配線
とゲートに電圧を供給する比較的幅の広い配線を同時に
解像することが出来た。特にゲート長の寸法精度が向上
し、この結果集積回路の分留まりが大幅に向上した。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように種々のマスク開口の
変形により高精度な電子線描画が可能となる。
【0016】
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の作用を説明するための装置図。
【図2】本発明で用いるマスクの構造図。
【図3】従来のマスク構造図。
【図4】クーロン効果低減用マスク図。
【図5】近接効果補正用マスク図。
【図6】実施例1における装置図。
【図7】マスク上の図形配置図。
【図8】変形ホール図。
【図9】実施例1におけるプロセスフロー図。
【図10】実施例2における装置図。
【図11】実施例2におけるクーロン効果補正マスク
図。
【図12】実施例3における装置図。
【図13】実施例3における近接効果補正マスク図。
【図14】マスクの作製フロー図。
【図15】変形ホールの図。
【図16】描画時間の比較図。
【図17】配線工程プロセスフロー図。
【図18】配線パターン図。
【符号の説明】
1−−電子銃、2−−第1マスク、3−−転写レンズ、
4−−転写偏向器、5−−第2マスク、6−−マスク交
換室、7−−マスクステージ、8−−縮小レンズ、9−
−制限絞り、10−−焦点補正器、11−−主偏向器、
12−−副偏向器、13−−副副偏向器、14−−対物
レンズ、15−−電子検出器、16−−ステージ、17
−−ウエハ、18−−図形選択偏向器、21−−0.5
μm角、22−−5μm角、31ーシリコンマスク、3
2−−開口群、33−−一括図形、34−−125μm
角、35−−第1マスク像、41−−5μm角、42−
−0.5μm角、43−−5μm角、45−−Nマイナ
スシリコン基板、46−−Pウエル層、47−−P層、
48−−フィールド酸化膜、49−−多結晶シリコン/
シリコン酸化膜ゲート、50−−P高濃度拡散層、51
−−N高濃度拡散層、52−−絶縁膜、53−−電子線
レジスト、54−−ホールパターン、55−−コンタク
トホール、56−−W/Ti電極配線、57−−層間絶
縁膜、58−−ホールパターン、59−−アルミ第2配
線、70−−一括図形領域、71−−ウエハ上配線パタ
ーン、72−−マスクパターン。
フロントページの続き (72)発明者 佐藤 秀寿 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウエハ上に描画したい図形に対応するマス
    ク上の開口の角を補正した開口を有することを特徴とす
    る荷電粒子線用マスク。
  2. 【請求項2】請求項1においてウエハ上に描画したい図
    形に対応するマスク上の開口の外に開口を有することを
    特徴とする荷電粒子線用マスク。
  3. 【請求項3】請求項1においてウエハ上に描画したい図
    形に対応するマスク上の開口の角を外に広げた開口を有
    することを特徴とする。
  4. 【請求項4】請求項1においてウエハ上に描画したい図
    形に対応するマスク上の開口の最小寸法以下の厚さであ
    ることを特徴とする荷電粒子線用マスク。
  5. 【請求項5】試料を準備する工程と、ウエハ上に描画し
    たい図形に対応するマスク上の開口の角を補正した開口
    を有するマスクを準備する工程と、荷電粒子線を上記マ
    スクに照射する工程と、透過した該荷電粒子で所定のパ
    ターンを試料上に結像し、試料上の感光材を露光する工
    程を含むことを特徴とする荷電粒子線を用いた描画方
    法。
  6. 【請求項6】試料を準備する工程と、ウエハ上に描画し
    たい図形に対応するマスク上の開口の角を補正した開口
    を有するマスクを準備する工程と、荷電粒子線を上記マ
    スクに照射する工程と、マスクの開口部を透過し、か
    つ、マスクの非開口部を透過した荷電粒子を遮断するた
    めの制限絞りを透過した該荷電粒子を試料上に結像する
    工程と、試料上の感光材を露光する工程を含むことを特
    徴とする荷電粒子線を用いた描画方法。
  7. 【請求項7】被加工物上に感光材を堆積した試料を準備
    する工程と、ウエハ上に描画したい図形に対応するマス
    ク上の開口の角を補正した開口を有するマスクを準備す
    る工程と、荷電粒子線を上記マスクに照射する工程と、
    マスクの開口部を透過し、かつ、マスクの非開口部を透
    過した荷電粒子を遮断するための制限絞りを透過した該
    荷電粒子を試料上に結像する工程と、試料上の感光材を
    反応させ、感光材を現像することにより感光材パターン
    を形成する工程と、上記被加工物をエッチングする工程
    からなることを特徴とする荷電粒子線を用いたパターン
    形成方法。
  8. 【請求項8】被加工物上に感光材を堆積した試料を準備
    する工程と、ウエハ上に描画したい図形に対応するマス
    ク上の開口の角を補正した開口を有するマスクを準備す
    る工程と、荷電粒子線を上記マスクに照射する工程と、
    マスクの開口部を透過し、かつ、マスクの非開口部を透
    過した荷電粒子を遮断するための制限絞りを透過した該
    荷電粒子を試料上に結像する工程と、試料上の感光材を
    反応させ、感光材を現像することにより感光材パターン
    を形成する工程と、上記被加工物をエッチングする工程
    を含むことを特徴とする荷電粒子線を用いたパターン形
    成方法。
  9. 【請求項9】被加工物上に感光材を堆積した試料を準備
    する工程と、ウエハ上に描画したい図形に対応するマス
    ク上の開口をそれより小さな開口部に分割したマスクを
    準備する工程と、荷電粒子線を上記マスクに照射する工
    程と、マスクの開口部を透過し、かつ、マスクの非開口
    部を透過した荷電粒子を遮断するための制限絞りを透過
    した該荷電粒子を試料上に結像する工程と、試料上の感
    光材を反応させ、感光材を現像することにより感光材パ
    ターンを形成する工程と、上記被加工物をエッチングす
    る工程を含むことを特徴とする荷電粒子線を用いたパタ
    ーン形成方法。
  10. 【請求項10】請求項9においてマスクを透過しステー
    ジ上に到達する電流を計測し、それに従って露光時間を
    設定することを特徴とする荷電粒子線を用いたパターン
    形成方法。
  11. 【請求項11】試料を準備する工程と、ウエハ上に描画
    されるパターン形状に対応するマスク上の開口形状の開
    口密度の高いところを小さく、低いところを大きくして
    形成された開口を有するマスクを準備する工程と、荷電
    粒子線を上記マスクに照射する工程と、マスクの開口部
    を透過し、かつ、マスクの非開口部を透過した荷電粒子
    を遮断するための制限絞りを透過した該荷電粒子を試料
    上に結像する工程と、試料上の感光材を露光する工程を
    含むことを特徴とする荷電粒子線を用いた描画方法。
  12. 【請求項12】被加工物上に感光材を堆積した試料を準
    備する工程と、ウエハ上に描画されるパターン形状に対
    応するマスク上の開口形状の開口密度の高いところを小
    さく、低いところを大きくして形成された開口を有する
    マスクを準備する工程と、荷電粒子線を上記マスクに照
    射する工程と、マスクの開口部を透過し、かつ、マスク
    の非開口部を透過した荷電粒子を遮断するための制限絞
    りを透過した該荷電粒子を試料上に結像する工程と、試
    料上の感光材を反応させ、感光材を現像することにより
    感光材パターンを形成する工程と、上記被加工物をエッ
    チングする工程を含むことを特徴とする荷電粒子線を用
    いたパターン形成方法。
  13. 【請求項13】試料を準備する工程と、マスク上の開口
    形状がウエハ上に描画されるパターン形状に対応するマ
    スク上の開口形状の開口密度の多いところを多いところ
    をそれより小さな開口部に分割したマスクを準備する工
    程と、荷電粒子線を上記マスクに照射する工程と、マス
    クの開口部を透過し、かつ、マスクの非開口部を透過し
    た荷電粒子を遮断するための制限絞りを透過した該荷電
    粒子を試料上に結像する工程と、試料上の感光材を露光
    する工程を含むことを特徴とする荷電粒子線を用いた描
    画方法。
  14. 【請求項14】被加工物上に感光材を堆積した試料を準
    備する工程と、マスク上の開口形状がウエハ上に描画さ
    れるパターン形状に対応するマスク上の開口形状の開口
    密度の多いところを多いところをそれより小さな開口部
    に分割したマスクを準備する工程と、荷電粒子線を上記
    マスクに照射する工程と、マスクの開口部を透過し、か
    つ、マスクの非開口部を透過した荷電粒子を遮断するた
    めの制限絞りを透過した該荷電粒子を試料上に結像する
    工程と、試料上の感光材を反応させ、感光材を現像する
    ことにより感光材パターンを形成する工程と、上記被加
    工物をエッチングする工程を含むことを特徴とする荷電
    粒子線を用いたパターン形成方法。
  15. 【請求項15】請求項14において小さな開口部に分割
    する工程をドライエッチングにより行うことを特徴とす
    る荷電粒子線を用いたパターン形成方法。
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