JP3337034B2 - データ伝送方法 - Google Patents

データ伝送方法

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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、デジタルオーディオ
信号やデジタルビデオ信号などのように、データ間で相
関性を有する連続データの伝送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばハードディスク装置やフロッピー
ディスク装置、また光磁気ディスク装置などのコンピュ
ータ用データ記憶装置にデータを記録再生する場合や、
このデータ記憶装置から他のコンピュータにデータを伝
送する場合においては、セクタと呼ばれるデータブロッ
ク(例えば512バイト)単位毎にエラー訂正符号化し
てデータ伝送(記録再生を含む)する。この種のデータ
伝送方法として、種々の方法が提案されているが、一般
にある大きさ以上のデータエラーが発生すると、エラー
訂正符号ではエラー訂正が不可能となり、1セクタ全部
がデータとして使用不能になり、交替処理あるいは再送
信要求などの処理を行うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近、コン
ピュータで、オーディオ信号やビデオ信号など、いわゆ
るマルチメディアをハンドリングしようという要求があ
る。この場合でも、データ処理のハンドリング単位は、
1セクタとなるが、オーディオ信号やビデオ信号の場
合、連続データであるので、1セクタ単位のデータにエ
ラー訂正できないエラーが発生すると、その1セクタ単
位のオーディオデータやビデオデータの交替処理や再送
信が困難である。
【0004】また、オーディオ信号やビデオ信号の相関
性を利用して、時間的に前後のデータから補間すること
が考えられるが、例えばCD−ROMの1セクタ単位で
ある2352バイトは、比較的長いデータであるので、
元データに対する補間後のデータの品質の劣化が大きい
欠点がある。
【0005】この発明は、以上の点にかんがみ、オーデ
ィオデータやビデオデータ等の連続データをコンピュー
タで扱う場合において、エラー訂正能力の関係で、1セ
クタのデータがすべてエラーとなった場合においても、
品質劣化を小さくすることができるデータ伝送方法を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明によるデータ伝送方法においては、データ
間で相関性を有する連続データを伝送する方法であっ
て、前記データの所定の複数個毎にエラー検出用符号を
付加し、前記エラー検出用符号が付加されたデータブロ
ックの複数個に対してエラー訂正用符号を生成し、 前記
エラー訂正用符号が生成された複数個のデータブロック
を3個の分割データ群に分割すると共に、前記生成した
エラー訂正用符号を、2個に分割し、前記分割したエラ
ー訂正用符号のそれぞれを、前記分割データ群間に配置
して伝送するようにしたことを特徴とする。
【0007】エラー検出用符号を付加したデータブロッ
ク単位でインターリーブ処理するとさらによい。
【0008】
【作用】上記の構成のこの発明によれば、エラー訂正用
符号を生成する単位(例えばセクタ)より小さいデータ
ブロック毎にエラー検出用符号が付加されている。エラ
ー訂正用符号で訂正できない程度のエラーが発生したと
きであっても、エラー検出用符号により前記データブロ
ック単位でエラー検出ができ、どのデータブロックがエ
ラーであるか検知される。このエラーの発生が検知され
たデータブロックは、そのデータブロックの隣接ブロッ
クにより補間することができる。
【0009】データブロック単位でインターリーブされ
ていれば、補間処理のための隣接ブロックがバーストエ
ラーにより同時に誤る確率が小さくなり、よりデータの
補間処理能力が高くなる。
【0010】
【実施例】以下、この発明によるデータ伝送方法の一実
施例を、コンピュータの外部記憶装置の一例のディスク
記録再生装置に適用した場合を例に取って説明する。以
下に示す例は、CD−ROMの1セクタ分である235
2バイトをコンピュータでハンドリングすることを想定
したもので、処理対象は、デジタルオーディオ信号の場
合の例である。
【0011】[ディスク記録再生装置の例の説明]図5
は、この例のディスク記録再生装置の一実施例のブロッ
クである。図5において、1は光ディスクで、この例で
は、書き換え可能な光ディスク例えば光磁気ディスクで
ある。この光ディスク1は、スピンドルモータ2により
回転駆動されるが、スピンドルモータ2は、サーボ回路
5からのサーボ信号を受けて、光ディスク1を例えば角
速度一定(CAV)で回転駆動する。
【0012】光ディスク1の一面側には、光学ヘッド3
が設けられている。また、光ディスク1の光学ヘッド3
と対向する面とは反対側の面と対向する位置には、磁気
ヘッド6が設けられている。光学ヘッド3と磁気ヘッド
6とは、同期して光ディスク1の半径方向に沿って移動
するように構成されている。
【0013】光学ヘッド3は、レーザ光源及び光ディテ
クタを備え、レーザ光源はレーザ駆動回路4からの駆動
信号により駆動され、光ディテクタはディスク1からの
反射光を受け、再生情報をこれより得る。レーザ駆動回
路4は、また、光学ヘッド3のレーザ光源の出力パワー
を制御し、記録時には再生時より大きなパワーのレーザ
光をレーザ光源から発生させるようにする。また、光学
ヘッド3には、サーボ回路5からのサーボコントロール
信号が供給され、これによりフォーカス制御やトラッキ
ング制御がなされる。
【0014】光学ヘッド3で光ディスク1から再生され
たRF信号(高周波信号)は、ヘッドアンプ11を介し
てサーボ回路5に供給される。サーボ回路5は、このR
F信号からフォーカスエラー、トラッキングエラー等を
形成し、これより光学ヘッド3及びスピンドルモータ2
に供給するサーボ制御信号を形成する。
【0015】そして、12は変調/復調回路で、記録デ
ータの変調を行い、また、再生データの復調を行う。復
調の前段には、NRZ2値検出回路やパーシャルレスポ
ンス3値検出回路などの信号検出回路を含む。13は記
録データ及び再生データを処理するためにデータを一時
蓄えるためのRAMである。また、14は、このRAM
13への記録データの書き込み及び再生データの読み出
しを制御するRAMコントローラである。記録データ及
び再生データと他の部位、例えばパーソナルコンピュー
タとのやり取りは、この例の場合にはSCSIインター
フェイスにより行われる。15はそのSCSIインター
フェイスのためのSCSIコントローラである。この例
の場合には、RAMコントローラ14及びSCSIコン
トローラ15の回路ブロックは、エラー訂正エンコード
及びデコード処理、データ補間処理などを行うことがで
きるように構成されている。
【0016】記録は、次のようになされる。すなわち、
SCSIインターフェイスからの記録オーディオデータ
は、SCSIコントローラ15及びRAMコントローラ
14により、後述するようなデータフォーマットの形式
となるようにエンコードされてRAM13に書き込ま
れ、一時蓄えられる。そして、システムコントローラ1
0からの指示により適宜読み出されて、変調/復調回路
12に供給されて変調がなされ、磁気ヘッド駆動回路1
6に供給される。磁気ヘッド駆動回路16は、記録デー
タに応じた変調磁界を光ディスク1に印加するように磁
気ヘッド6を駆動して記録を行う。
【0017】再生においては、光学ヘッド3の光ディテ
クタから得られた再生RF信号は、ヘッドアンプ11を
通じて変調/復調回路12に供給されて復調され、その
復調データがRAM13に蓄積される。そして、RAM
コントローラ14及びSCSIコントローラ15により
エラー訂正、補間などのデコード処理が行われた後、S
CSIインターフェイスを介してパーソナルコンピュー
タなどの再生データ処理部に転送される。
【0018】図1は、この発明の基本的な考え方を説明
するためのデータフォーマットを示すものである。実際
の処理に当たっては、データバッファ用のRAM13
に、例えば1バイト/1サンプル単位の左右2チャンネ
ルのシリアルオーディオデータの2352バイトが、後
述するように、例えば6組のデータブロックとして書き
込まれ、エラー訂正エンコード処理が行われ、そのデー
タがRAM13から順次読み出されディスクに記録され
る。このデータフォーマットのデータの、RAM13で
の読み出し/書き込み(R/W)方向は、矢印で示すよ
うに縦方向である。なお、図において、1B,9B,5
4BなどのBはバイト(8ビット)の略である。
【0019】このデータフォーマットにおいては、シリ
アルに入力されてくるユーザデータ、すなわち左右2チ
ャンネルのオーディオデータL,Rのそれぞれは、所定
量毎に、この例では、2352÷6÷2=196バイト
毎にブロック化され、このブロック単位のデータに、1
6バイトのコントロールデータが付加され、さらに、エ
ラー検出用符号(エラー検出符号だけでなく、エラー検
出及び訂正符号を含む)として、例えば4バイトのCR
Cコードが付加されて、RAM13に書き込まれる。こ
のコントロールデータ及びCRCコードが付加されたデ
ータブロックは、図1に示すように、横×縦=9バイト
×24行=216バイトで構成され、矩形状の領域を構
成する。
【0020】このとき、この例では、補間処理を、より
有効に行えるようにするため、前記データブロックの単
位で、ディスク上の記録位置を一定の規則を持ってばら
ばらにして、時間的に隣接するデータブロックがディス
ク上で隣接した記録位置とならないようにするインター
リーブ処理を行っている。すなわち、前記データブロッ
クの左右2チャンネル分を一組として、オーディオデー
タの6組の左右チャンネルのデータブロックを、時間系
列順に、L6n,R6n,L6n+1,R6n+1,L6n+2,R6n+
2,L6n+3,R6n+3,L6n+4,R6n+4,L6n+5,R6n+5
(n は0以上の整数)とすると、各データブロックは、
図1に示すようなメモリ位置に書き込まれる。
【0021】すなわち、先ず、左チャンネルの最初のデ
ータブロックL6nを、図1に示すように、縦方向に1バ
イトづつ順次書き込み、続いてコントロールデータを付
加し、さらにCRCコードを生成してその後に付加す
る。次に、この左チャンネルのデータブロックL6nに続
けて右チャンネルの最初のデータブロックR6nを、同様
にして縦方向に書き込み、コントロールデータを付加
し、CRCコードを付加する。そして、次の左チャンネ
ルのデータブロックL6n+1は、組のデータブロックの2
組分と、後述のエラー訂正用符号のパリティデータのメ
モリ領域分だけ離れた位置からデータの書き込みが開始
される。右チャンネルのデータブロックR6n+1は、左チ
ャンネルのデータブロックL6n+1の次から書き込みが開
始される。こうして、時間的に一つおきのデータブロッ
クの組L6n,R6n,L6n+2,R6n+2,L6n+4,R6n+4
は、パリティデータの左側に、残りの一つおきのデータ
ブロックの組L6n+1,R6n+1,L6n+3,R6n+3,L6n+
5,R6n+5は、パリティデータの右側に、書き込まれ、
インターリーブされるものである。
【0022】以上のようにして、前記データブロックの
左右2チャンネル分を一組として、6組集められたデー
タに対して、エラー訂正用符号(エラー訂正符号だけで
なく、エラー検出及び訂正符号を含む)を生成し、その
結果生成されたパリティデータをRAM13に書き込
む。
【0023】この場合、エラー訂正用符号としては、L
DC(ロング・ディスタンス・コード)が用いられる。
この例の場合には、マトリクス状配列のデータの各1行
の108バイトのデータについて、例えばGF(28
上の(124,108,17)リード・ソロモン符号を
生成し、各1行について、それぞれ16バイトのパリテ
ィデータを生成する。書き込み/読み出し方向と直交す
る行方向に、エラー訂正用符号を生成するので、各エラ
ー訂正符号系列に含まれるバイト単位のデータは、ディ
スク上では24バイト離れた位置のものとなる。
【0024】以上のようにして形成されたパリティデー
タは、24行分で384バイトとなる。この例では、図
1に示すように、このパリティデータは、行方向の中央
部に配置される。このように、パリティデータの書き込
み位置を中央に配置したのは、補間距離をかせぐためで
ある。つまり、このパリティデータの分だけ、データブ
ロック単位のインターリーブの距離が長くなるものであ
る。この図1の例の場合の全体のデータは合計2976
バイトになる。
【0025】ディスクへの記録時には、RAM13から
は図1のデータフォーマットの左側から順に、1バイト
づつ読み出されて、記録されて行くので、記録トラック
上では、隣接するデータブロックは、この例の場合には
(54+16)×24バイトだけ、離れた位置になる。
したがって、この長さのバーストエラーがディスク上で
発生しても、隣接データブロックはエラーになる確率が
低くなり、エラーとなったデータブロックを補間処理に
より復元することができる。
【0026】前記リードソロモン符号の生成多項式は、
【0027】
【数1】 となる。また、前記CRCコードは、
【0028】
【数2】 となり、これはリード・ソロモン符号(距離5)として
働く。
【0029】以上のようなデータフォーマットとして、
オーディオデータがディスクに記録され、再生されるの
で、データブロック単位では常にエラー検出用符号によ
りエラーの検出ができる。このため、エラー訂正用符号
ではエラー訂正できないようなバーストエラーが発生し
ても、データブロック単位ではエラーの発生を検出する
ことができ、このデータブロック単位でデータ補間が可
能になる。
【0030】なお、各データブロックは時系列的に連続
するサンプルでなく、例えばデータブロックL6n,R6
n,L6n+2,R6n+2,L6n+4,R6n+4のそれぞれは、偶
数番目のサンプルデータのみで構成し、L6n+1,R6n+
1,L6n+3,R6n+3,L6n+5,R6n+5のそれぞれは、奇
数番目のサンプルデータで構成するようにしてもよい。
その場合には、例えばデータブロックL6nがエラーとな
ったときでも、データブロックL6n+1が正しければ、単
に平均値補間によりデータブロックL6nを再現すること
ができる。
【0031】図1の実施例において、各データブロック
に付加されているコントロールデータは、必要でない場
合が多く、その場合には空き領域となるので、空間的使
用効率が悪い。そこで、次に説明する例では、図2に示
すように、図1の例のコントロールデータを削除して、
データをそれぞれ詰めるようにする。このようにする
と、図1の例に比べて192バイト分のデータの削減が
可能になる。
【0032】この例の場合には、図2から明らかなよう
に、データブロック単位では矩形領域は形成されず、デ
ータブロックの先頭バイト位置が列方向に順次ずれる。
ただし、3組のデータブロックでは、50バイト×24
行の矩形領域を形成することができる。そこで、この例
では、各1行のデータについて、(116,100,1
7)リード・ソロモン符号を生成し、各1行にそれぞれ
16バイトのパリティデータを生成する。この例におい
ても、パリティデータは、行方向の中央に配置され、補
間距離をできるだけ、長くするようにしている。図2の
例の構成の場合の全データ数は、2784バイトとな
る。また、この例においては、エラー訂正用パリティの
右側の3組のデータブロックL6n+1,R6n+1と、L6n+
3,R6n+3と、L6n+5,R6n+5とは、左チャンネルのデ
ータブロックと、右チャンネルのデータブロックの書き
込み位置が、図1の例とは逆転するようにしている。
【0033】図1の例の場合には、一つのエラー訂正用
符号系列には、左右チャンネルのデータの同じ時点のサ
ンプルデータが含まれるが、この例の場合には、前述し
たように、データブロック単位のデータの先頭位置がず
れるので、一つのエラー訂正用符号系列には、左右チャ
ンネルのデータの同じ時点のサンプルデータは含まれる
ことはない。したがって、この例の場合には、横1行の
データがすべてエラーとなっても、左チャンネルと右チ
ャンネルの同じ時点のサンプルデータがエラーとなるこ
とはなく、いずれか一方のチャンネルのサンプルデータ
は生きる。
【0034】また、この図2の例においても、データブ
ロックL6n,R6n,L6n+2,R6n+2,L6n+4,R6n+4の
それぞれは、偶数番目のサンプルデータのみで構成し、
L6n+1,R6n+1,L6n+3,R6n+3,L6n+5,R6n+5のそ
れぞれは、奇数番目のサンプルデータで構成することが
できる。その場合、エラー訂正用パリティの右側の3組
のデータブロックL6n+1,R6n+1,L6n+3,R6n+3,L
6n+5,R6n+5は、上述のように、左チャンネルのデータ
ブロックと、右チャンネルのデータブロックの書き込み
位置が、図1の例とは逆転しているので、横1行のデー
タがすべてエラーとなっても、偶数番目のデータと、奇
数番目のデータの、ほぼ同じ時点のサンプルデータがエ
ラーとなることはなく、いずれか一方のサンプルデータ
は生きる。したがって、その一方がサンプルデータによ
り、他方を容易に補間することができる。
【0035】[この発明の実施例] 図3は、この発明の実施例のデータフォーマットであ
る。書き込み/読み出し方向は、この例の場合も縦方向
である。この例では、2352バイトの左右2チャンネ
ルのオーディオデータL,Rのそれぞれは、3組のデー
タブロックに分割する。そして、この例では、パリティ
データを2分割して、3組のデータブロックの間に配置
して、離れた位置にするようにする。
【0036】すなわち、左右2チャンネルのオーディオ
データL,Rのそれぞれは、2352÷3÷2=392
バイト毎にブロック化する。この392バイトのブロッ
クデータに4バイトのエラー検出用のCRCコードを生
成して、ブロックデータに付加する。
【0037】この1ブロックのデータとCRCコードか
らなる1データブロックでは、矩形領域を構成しない
が、左右2チャンネル分を一組とすれば、その1組で矩
形領域を形成する。図3の例においては、オーディオデ
ータの3組の左右チャンネルのデータブロックを、時間
系列順に、L3n,R3n,L3n+1,R3n+1,L3n+2,R3n
+2としたとき、各1組の左右チャンネルのデータブロッ
クL3n,R3nと、L3n+1,R3n+1と、L3n+2,R3n+2
は、33バイト×24列の矩形領域を構成するように連
続して配列する。
【0038】そして、この例では、各1行のデータにつ
いて、(115,99,17)リード・ソロモン符号を
生成し、各1行について16バイト、24行で384バ
イトのパリティデータを生成する。そして、このパリテ
ィデータを2分割して、それぞれ8バイト×33行の形
にする。そして、1組のデータブロックと他の1組のデ
ータブロックとの間に、その分割されたパリティデータ
を図3のように配置する。この場合、中央の1組のデー
タブロックL3n+1,R3n+1は、左右のチャンネルで逆転
している。このようにする理由は、前述の図2の例と同
様である。
【0039】上述の実施例によれば、分割データ群の間
に、分割されたエラー訂正用符号のデータが挿入される
ので、データブロック単位のインターリーブ長を長くす
ることができると共に、パリティデータも分割されて分
散されるため、バーストエラーに対して、より強くなる
という効果がある。なお、この例の場合においても、各
データブロックは時系列的に連続するサンプルでなく、
時系列的に1つおきのデータブロックは、偶数番目のサ
ンプルデータのみ、残りの1つおきのデータブロック
は、奇数番目のサンプルデータのみで構成するようにし
てもよい。
【0040】図4は、他の例のデータフォーマットであ
る。データの書き込み/読み出し方向は、縦方向であ
る。この例では、2352バイト単位のオーディオデー
タを4分割して、2352÷4=588バイトのブロッ
クを形成する。そして、このブロックのデータに対して
6バイトのエラー検出用のCRCコードを生成し、付加
してデータブロックを構成する。このデータブロック
(594バイト)の2個で、図4に示すように、99バ
イト×12行の矩形領域を形成する。
【0041】時間系列順のデータブロックD4n,D4n+
1,D4n+2,D4n+3は、図示のように順番が入れ替えら
れて(インターリーブされて)配列される。そして、4
個のデータブロックからなるマトリクス状配列のデータ
の各1行について、例えば(215,199,17)リ
ード・ソロモン符号を生成し、各1行について16バイ
トのパリティを生成し、付加する。
【0042】この例の場合も、各データブロックは時系
列的に連続するサンプルでなく、時系列的に1つおきの
データブロックは、偶数番目のサンプルデータのみ、残
りの1つおきのデータブロックは、奇数番目のサンプル
データのみで構成することができる。
【0043】なお、この発明は、以上説明したディスク
状記録媒体にデータを記録する場合に限らず、例えばカ
ード状記録媒体等、その他の記録媒体に記録再生する場
合や、コンピュータ間でデータ伝送する場合にも適用可
能である。
【0044】また、この発明は、上述の例のオーディオ
データの記録再生やデータ伝送に限らず、ビデオデー
タ、その他、時系列的に相関を有する連続データの記録
再生やデータ伝送に適用可能である。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、エラー訂正用符号が生成されるブロック単位で、エ
ラー訂正できないエラーが発生しても、前記ブロックサ
イズよりも小さいデータブロック単位でエラー検出用符
号が生成付加されているので、このエラー検出できるデ
ータブロック単位で補間処理をすることができる。した
がって、オーディオデータやビデオデータをコンピュー
タで取り扱う場合に、非常に有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるデータ伝送方法説明するため
のデータフォーマットの例を示す図である。
【図2】この発明によるデータ伝送方法説明するため
のデータフォーマットの例を示す図である。
【図3】この発明によるデータ伝送方法の実施例を説明
するためのデータフォーマットを示す図である。
【図4】この発明によるデータ伝送方法説明するため
のデータフォーマットの例を示す図である。
【図5】この発明によるデータ伝送方法が実施されるデ
ィスク装置の一例のブロック図である。
【符号の説明】
1 光磁気ディスク 3 光学ヘッド 6 磁気ヘッド 13 RAM

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ間で相関性を有する連続データを伝
    送する方法であって、 前記データの所定の複数個毎にエラー検出用符号を付加
    し、 前記エラー検出用符号が付加されたデータブロックの複
    数個に対してエラー訂正用符号を生成し、 前記エラー訂正用符号が生成された複数個のデータブロ
    ックを3個の分割データ群に分割すると共に、前記生成
    したエラー訂正用符号のデータを、2個に分割し、 前記分割したエラー訂正用符号のデータのそれぞれを、
    前記分割データ群間に配置して伝送するようにしたこと
    を特徴とするデータ伝送方法。
  2. 【請求項2】前記エラー検出用符号が付加されたデータ
    ブロック単位で、前記連続データが並べ替えられ、 この並べ替えられた状態の複数個のデータブロックに対
    して前記エラー訂正用符号が生成されるようになされた
    請求項1に記載のデータ伝送方法。
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