JP3336337B1 - 伝動装置用プラスチック製可動ガイド - Google Patents

伝動装置用プラスチック製可動ガイド

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JP3336337B1
JP3336337B1 JP2001349133A JP2001349133A JP3336337B1 JP 3336337 B1 JP3336337 B1 JP 3336337B1 JP 2001349133 A JP2001349133 A JP 2001349133A JP 2001349133 A JP2001349133 A JP 2001349133A JP 3336337 B1 JP3336337 B1 JP 3336337B1
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reinforcing plate
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/18Means for guiding or supporting belts, ropes, or chains
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H2007/0863Finally actuated members, e.g. constructional details thereof
    • F16H2007/0872Sliding members

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 静粛性及び耐摩耗性に優れ、製造コストを削
減でき、しかも長期にわたり摩耗による劣化・破損の少
ないプラスチック製可動ガイドを提供すること。 【解決手段】 ガイド本体101の揺動先端部側に設け
た、テンショナのプランジャが押圧自在に当接するプラ
ンジャ受部101Bにおいて、ガイド本体101の垂直
板状部分103に形成されたスリット107に垂直に嵌
挿された補強板108が、スリット107の開口端部よ
り、僅かに凸設された構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駆動側スプロケッ
ト、従動側スプロケット及びこれらスプロケットに捲回
されて循環走行するチェーンにより、駆動側から従動側
へ動力を伝達する伝動装置に用いられたり、あるいは駆
動側プーリ、従動側プーリ及びこれらプーリに捲回され
て循環走行するベルトにより、駆動側から従動側へ動力
を伝達する伝動装置に用いられたりする可動ガイドであ
って、例えば、テンショナレバー、スリッパ等として1
つの軸を中心に揺動自在に取り付けられて使用される伝
動装置用プラスチック製可動ガイドに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、エンジン、駆動装置等には、図
15に示すようにチェーン、ベルト等の伝動媒体CHに
より動力を伝達する伝動装置が備えられ、この伝動装置
には、テンショナTと協動して、循環走行する伝動媒体
CHに摺接して適切な張力を付与するとともに、走行中
の伝動媒体CHの振動、横振れを防止するため、滑り機
能を備えた可動ガイドGaが用いられている。この可動
ガイドGaは、エンジン、駆動装置等の躯体Eに取付ボ
ルト、取付ピン等の軸支手段Pで取り付けられている。
なお、図15中のS1は駆動側スプロケット、S2は従
動側スプロケットを示しており、Gbは、循環走行する
伝動媒体CHの走行軌跡をガイド規制する固定ガイドを
示している。
【0003】図10には、本願出願人が先に出願したチ
ェーンによる伝動装置に用いられるプラスチック製可動
ガイド(テンショナレバー)300の側面からみた平面
図が示されており、図11は、そのプラスチック製可動
ガイドの底面からみた平面図を示している(特願200
0−382798号明細書参照)。
【0004】このプラスチック製可動ガイド300は、
走行するチェーン、ベルト等の伝動媒体CHが表面に接
触摺動するシュー部分302と、該シュー部分302の
裏側にガイド長手方向に亘って設けられた垂直板状部分
303とを備えたガイド本体301が合成樹脂で一体成
形され、該ガイド本体301を補強する剛性材料からな
る補強板308が該垂直板状部分303の垂直端部に開
口してガイド長手方向に亘って形成されたスリット30
7に嵌め込まれている。そして、該垂直板状部分303
の固定端部側にはエンジン、駆動装置等の躯体に取り付
ける取付孔305が設けられていると共に、該補強板3
08の一端部側には該スリット307に嵌め込まれてガ
イド本体301の取付孔305と共に位置決めされ、取
付ボルト、取付ピン等の軸支手段で共締めされる挿通孔
308Aが設けられている。
【0005】上述したプラスチック製可動ガイド300
は、シュー部分302と該シュー部分302の裏側に垂
直に設けた垂直板状部分303とからなるガイド本体3
01が合成樹脂で一体成形されたプラスチック製とした
ことにより、ガイド本体301自身が滑り機能を有する
ものとなり、別にシュー部材を設ける必要がなくなり、
部品点数、製造工程数の増加を抑制することを可能とし
た。しかも、ガイド本体301の垂直板状部分303に
は、その垂直端部に開口するスリット307がガイド長
手方向に亘って形成され、該スリット307に補強板3
08が嵌め込まれるので、プラスチック製可動ガイドの
摺動方向に対する強度(断面係数)が大きくなるように
補強板308を配設することができ、曲げ剛性、靱性、
強度を飛躍的に向上させることを可能とした。
【0006】この従来の伝動装置用プラスチック製可動
ガイド300においては、ガイド本体301とそれに嵌
め込む補強板308のそれぞれの寸法・形状の関係につ
いては、特に配慮がなされておらず、設計上、補強板3
08の寸法・形状をガイド本体301のスリット部分の
寸法・形状と同じにしていたが、製造上の加工精度のば
らつきや材料の熱膨張係数の違い等により、補強板30
8をガイド本体301に嵌め込んだ際に、補強板端部が
ガイド本体端部から僅かに突出していたり、逆に補強板
308がガイド本体301より若干小さく、補強板端部
がガイド本体端部よりも引っ込んでいたり、まちまちで
あった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した伝動装置用プ
ラスチック製可動ガイドをエンジンの躯体に装着し、テ
ンショナレバーとして使用した場合には、プラスチック
のみで構成されたプラスチック製可動ガイドを用いた場
合に比べて、騒音が大きくなるものが存在し、さらなる
静粛性の向上が期待されていた。
【0008】また、合成樹脂で一体成形されたガイド本
体が、プランジャによる叩打により摩耗・劣化し、最終
的には破壊に至るという危険性があった。そのため、ガ
イド本体の耐摩耗性を向上させるため、使用する合成樹
脂に繊維等を含有させたり、架橋処理等を施すことが必
要となり、それが製造コスト上昇の原因となっていた。
【0009】更に、本発明の発明者らが伝動装置用プラ
スチック製可動ガイドの騒音発生原因及びガイド本体の
摩耗・劣化原因等について鋭意調査解析したところ、意
外にも、上記問題は、すべてのプラスチック製可動ガイ
ドに同様に発生しているのではなく、図12(a)に示
すように、プランジャ受部において補強板端部がガイド
本体端部より引っ込んでいる場合に、ガイド本体301
のスリット307に嵌挿された補強板308が、プラン
ジャ310がガイド本体301を叩打するたびに、ガイ
ド本体301のスリット内で上下に移動し、その結果、
図12(b)に示すように補強板端部とプランジャ先端
面とが大きな相対速度で接触するため、通常の状態でプ
ランジャ先端面と補強板端部が接触する際よりも大きな
金属音を発生することを発見した。また、ガイド本体3
01のスリット307内で上下に移動する補強板308
の他端部は、図12(a)に示すようにシュー部分30
2の裏面を叩打し、その結果、シュー部分302の合成
樹脂に亀裂が生じる等の劣化原因になっていることを究
明した。
【0010】また、図10に示すように、伝動装置用プ
ラスチック製可動ガイド300のプランジャ受部301
Bの形状が直線形状であるために、該可動ガイドの使用
に伴い、プランジャ先端部とプランジャ受部との接触角
度が変化し、その結果、図13に示すようにプランジャ
先端部とプランジャ受部の接触面積が次第に減少してい
き、プランジャ受部の一カ所に荷重が集中することが、
プランジャ受部の摩耗を加速させる原因となっているこ
とが判明した。さらに、伝動装置用プラスチック製可動
ガイドの使用中に振動等が加わり、可動ガイド又はプラ
ンジャが僅かに長手方向に対して垂直方向に傾くため
に、図14に示すように補強板端部の角部に荷重が集中
し、補強板の摩耗が促進される原因となっていることも
明らかになった。
【0011】そこで、本発明は、前述したような従来の
プラスチック製可動ガイドの問題点を解消し、静粛性に
優れ、製造コストを削減でき、しかも、長期にわたり補
強板の摩耗を抑制することのできるプラスチック製可動
ガイドを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本請求項1に係る発明は、走行するチェーン、ベル
ト等が表面に接触摺動するシュー部分と、該シュー部分
の裏側にガイド長手方向に亘って設けられた垂直板状部
分とを備えたガイド本体が合成樹脂で一体成形され、該
ガイド本体を補強する補強板が該垂直板状部分の垂直端
部に開口してガイド長手方向に亘って形成されたスリッ
トに嵌挿され、該垂直板状部分の固定端部側にはエンジ
ン、駆動装置等の躯体に取り付ける取付孔が設けられて
いるとともに、該補強板の一端部側には該スリットに嵌
め込まれた状態で該取付孔と共に位置決めされて取付ボ
ルトまたは取付ピンが貫通する挿通孔が設けられた伝動
装置用プラスチック製可動ガイドにおいて、該ガイド本
体の揺動先端部側に、テンショナのプランジャが押圧自
在に当接するプランジャ受部を有し、且つ、該プランジ
ャ受部では、該補強板が該スリットの開口端部より凸設
されていることを、構成としたものである。
【0013】また、本請求項2に係る発明は、請求項1
に係る発明の構成に加えて、前記プランジャ受部と前記
プランジャの接触角度によらず、該プランジャ受部にお
ける前記補強板端面と該プランジャ先端面との接触状態
が一定の接触面積を維持するように、該補強板の側面形
状が形成されていることを、構成としたものである。
【0014】また、本請求項3に係る発明は、請求項2
に係る発明の構成に加えて、前記プランジャ受部におけ
る該補強板の側面形状が、凸状円弧形状であることを、
構成としたものである。
【0015】また、本請求項4に係る発明は、請求項2
に係る発明の構成に加えて、前記プランジャ受部におけ
る該補強板の側面形状が 凹状円弧形状であることを、
構成としたものである。
【0016】また、本請求項5に係る発明は、請求項1
ないし請求項4に係る発明の構成に加えて、前記プラン
ジャ受部における長手方向に対して垂直な断面の該補強
板の端部の形状が、略円弧形状又は端面角部が面取りさ
れた形状若しくは端面角部にアールをつけた形状のいず
れか1つであることを、構成としたものである。
【0017】本発明においてガイド本体を構成するプラ
スチックの材質は、格別限定されるものではないが、チ
ェーン、ベルト等との接触摺動面がシューとしての機能
も有しているため、耐摩耗性、潤滑性に優れたポリアミ
ド系樹脂等の所謂エンジニアリングプラスチックが好ま
しい。また、要求される曲げ強度等に応じて、繊維強化
プラスチックを単独又は併用して用いることも可能であ
る。また、補強板の材質もプラスチック製可動ガイドに
要求される曲げ剛性、強度を有するものであれば、特に
限定されるものではないが、鋳鉄、ステンレス鋼等の鉄
系金属、アルミニウム、マグネシウム、チタン等を主成
分とする非鉄金属、ポリアミド系樹脂等のエンジニアリ
ングプラスチック、繊維強化プラスチック等が好まし
い。
【0018】
【作用】本発明の伝動装置用プラスチック製可動ガイド
は、上述したような構成を備えているため、以下のよう
な本発明に特有の作用を奏する。
【0019】まず、本請求項1に係る伝動装置用プラス
チック製可動ガイドによれば、ガイド本体の揺動先端部
側に設けた、テンショナのプランジャが押圧自在に当接
するプランジャ受部において、ガイド本体の垂直板状部
分に形成されたスリットに垂直に嵌挿された補強板が、
スリットの開口端部より、僅かに凸設された構成である
ことによって、プランジャの進退運動を補強板端部が確
実に受け止めるため、ガイド本体内で補強板が上下移動
して、補強板端部とプランジャ先端部が大きな相対速度
で接触することがなくなり、金属音の発生が抑制され
る。
【0020】また、ガイド本体内で補強板が上下移動し
て、補強板の他端部がガイド本体のシュー部分の裏面を
叩打することがなくなるので、シュー部分の亀裂や、摩
耗が著しく低減される。
【0021】また、本請求項2に係る伝動装置用プラス
チック製可動ガイドによれば、本請求項1に係る伝動装
置用プラスチック製可動ガイドが奏する作用に加えて、
前記プランジャ受部と前記プランジャ先端部の接触角度
によらず、該プランジャ受部における前記補強板端面と
該プランジャ先端面との接触状態が一定の接触面積を維
持するように、該補強板の側面形状が形成されているこ
とにより、使用に伴いチェーン等の伝動媒体が延びてプ
ランジャ受部とプランジャ先端部の接触角度が変化した
場合においても、プランジャ受部における補強板端部と
プランジャ先端面が一定の接触面積を維持するので、接
触圧力が一部に集中することがなくなり、補強板端部の
摩耗劣化が抑制される。
【0022】また、本請求項3、4に係る伝動装置用プ
ラスチック製可動ガイドによれば本請求項2に係る伝動
装置用プラスチック製可動ガイドが奏する作用に加え
て、前記プランジャ受部における該補強板の側面形状
を、凸状円弧形状又は凹状円弧形状にするというきわめ
て簡単な構成としたことにより、特別の加工処理等を施
すことなくプランジャ受部における補強板端部とプラン
ジャ先端面の接触面積が一定に維持される。
【0023】さらに、本請求項5に係る伝動装置用プラ
スチック製可動ガイドによれば本請求項1乃至請求項4
に係る伝動装置用プラスチック製可動ガイドが奏する作
用に加えて、前記プランジャ受部における長手方向に対
して垂直な断面の該補強板の端部の形状を、略円弧形状
又は端面角部が面取りされた形状若しくは端面角部にア
ールをつけた形状のいずれか1つとしたことにより、可
動ガイド又はテンショナのプランジャに振動等が加わ
り、該可動ガイド又は該プランジャが僅かに傾いた場合
にも補強板の端部角部に荷重が集中することが回避さ
れ、補強板の摩耗が長期にわたって抑制される。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、実施例1
に基づき図1〜図5を参照して説明する。図1には、チ
ェーンによる伝動装置に用いられるプラスチック製可動
ガイド100の組み立て状態が示されている。該可動ガ
イドは、ガイド本体101に補強板108が矢印方向に
組み込まれて構成される。図2は、図1に示したプラス
チック製可動ガイドの底面側の平面図である。図3は、
図1のA−A線断面図を示しており、図4は、図1のB
−B線断面図を示している。また、図5は、図1のプラ
スチック製可動ガイドの揺動先端部側に設けたプランジ
ャ受部101Bにおいて、プランジャ110が当接した
場合のC−C線断面図を示している。
【0025】このガイド本体100は、合成樹脂で一体
成形されたプラスチック製のもので、走行するチェーン
が接触摺動する摺動面を表面に有するシュー部分102
と、シュー部分102の裏側にガイド長手方向に亘って
垂直に設けられた垂直板状部分103とで構成されてい
る。さらに、この垂直板状部分103の垂直端部にはフ
ランジ104が形成され、エンジン、駆動装置等の躯体
に取り付けるための取付孔105を有するボス部106
とで構成されている。また、この垂直板状部分103
は、トラス形状の補強リブ103’を有すると共に、ガ
イド長手方向に亘ってフランジ104側の垂直端部に開
口するスリット107を有する。
【0026】スリット107は、図3乃至図5から分か
るように、シュー部分102に対して垂直に設けられて
いる垂直板状部分103に、一体成形時に形成されたも
ので、このスリット107に、ガイド本体101を補強
するために、取付ボルト等の挿通孔108Aを有する補
強板108がシュー部分102とは反対側より嵌め込ま
れる。
【0027】さらに、ガイド本体101の揺動先端部側
には、テンショナのプランジャ110が押圧自在に当接
するプランジャ受部101Bが形成され、このプランジ
ャ受部101Bにおいて、図5に示すように、補強板1
08がスリット開口端部より僅かに突出するように凸設
されている。ここでいう、「僅かに突出するように」と
は、ガイド本体内で補強板が上下に移動することなくプ
ランジャ先端部が補強板108の端部に接触し、確実に
プランジャの進退運動がプランジャ受部101Bに伝達
できる程度であれば、特に規定されるものではないが、
例えば、図5に示した凸部の幅(すなわちスリット10
7の幅)wに対する突部の高さhの比(h/w)を、1
よりも小さくすることが望ましい。本実施例1では、3
mmの幅wに対して、高さhを0.5mm、すなわちh
/wが0.17のものを採用した。
【0028】プランジャ受部101Bの形状は、特に限
定されるものではないが、プラスチック製可動レバーが
横揺れして、プランジャ先端部がプランジャ受部101
Bからはずれることを防止するため、図5に示すように
フランジ104の端部に横ずれ防止のための突部104
Aを形成することが望ましい。
【0029】また、本実施例では、プランジャ受部10
1Bにおいてのみ、補強板108をスリット開口端部よ
り凸設させているが、可動ガイド全体に亘って、補強板
108をスリット開口端部より突出させても構わない。
【0030】また、補強板108が嵌め込まれたプラス
チック製可動ガイドは、エンジン、駆動装置等の躯体
に、図3に示すような枢支部109Aを有する取付ボル
ト(ショルダーボルト)109、または、該躯体に設け
られた取付ピンにより、ガイド本体101と補強板10
8とを貫通して取り付けられる。
【0031】この場合、ガイド本体101と補強板10
8とが熱膨張率に差があっても、補強板108は一端部
側の挿通孔108Aが取付ボルト109または取付ピン
で位置決めされてスリット107に嵌め込まれているだ
けなので、両者は、相互にガイド長手方向に自由状態と
なって、形状変形が吸収され、破損するようなことはな
い。
【0032】本発明の別の実施の形態である実施例2を
図6〜7に基づき説明する。図6及び図7には、プラス
チック製可動ガイドのガイド本体に嵌挿される補強板2
08であって、プランジャ先端部と接触する部分の側面
形状を凸状円弧形状とした補強板208が示されてい
る。図6は、正常時における補強板208とプランジャ
210との接触状態を示しており、図7は、使用に伴い
チェーンが延びてプラスチック製可動ガイドとプランジ
ャとの接触角度が変わったときの補強板208とプラン
ジャ210との接触状態を示している。図6及び図7か
ら明らかなように、プランジャ先端部と接触する補強板
208の側面形状を凸状円弧形状としたことにより、プ
ラスチック製可動ガイドとプランジャの接触角度が変化
しても、補強板208端部の一カ所に荷重が集中するこ
となく、常に一定の接触面積が保たれる。その結果、補
強板208の摩耗が抑制される。この例では、補強板2
08の側面形状を凸状円弧形状としているが、図8に示
したように、プランジャ210の先端部が円弧形状であ
る場合、補強板208の部分の側面形状を凹状円弧形状
としても同様の効果が奏される。
【0033】さらに、別の実施の形態である実施例3を
図9に基づき説明する。図9は、プラスチック製可動ガ
イドのプランジャ受部の部分の断面図を示している。ガ
イド本体201に嵌挿される補強板208の断面端部の
角部を略円弧形状にしたため、該可動ガイド又はプラン
ジャ210が横に傾いたとしても、プランジャ先端部が
補強板端部角部の一カ所で接触することがなくなり、常
に一定の接触面積が保たれる。この例では、補強板20
8の断面端部の角部を略円弧形状としたが、角部を面取
りした形状又は端面角部にアールをつけた形状であって
も構わない。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本請求項1に係る
伝動装置用プラスチック製可動ガイドによれば、ガイド
本体の揺動先端部側に設けた、テンショナのプランジャ
が押圧自在に当接するプランジャ受部において、ガイド
本体の垂直板状部分に形成されたスリットに垂直に嵌挿
された補強板が、スリットの開口端部より凸設された構
成であることによって、プランジャ先端部の進退運動を
補強板端部が確実に受け止めるため、ガイド本体内で補
強板が上下移動して、補強板端部とプランジャ先端部が
大きな相対速度で接触してすることがなくなり、金属音
の発生が抑制され、エンジンの低騒音化に寄与する。ま
た、ガイド本体内で補強板が上下移動して、補強板の他
端部がガイド本体のシュー部分の裏面を叩打することが
なくなるので、シュー部分に亀裂が生じたり、摩耗する
ことが著しく低減され、可動ガイドの長寿命化が図られ
る。そして、該垂直板状部分の固定端部側にはエンジ
ン、駆動装置等の躯体に取り付ける取付孔が設けられて
いるとともに、該補強板の一端部側には該スリットに嵌
め込まれた状態で該取付孔と共に位置決めされて取付ボ
ルトまたは取付ピンが貫通する挿通孔が設けられた構成
であることによって、ガイド本体と補強板とが熱膨張率
に差があっても、補強板は一端部側の挿通孔が取付ボル
トまたは取付ピンで位置決めされてスリットに嵌め込ま
れているだけなので、両者は、相互にガイド長手方向に
自由状態となって、形状変形が吸収され、破損するよう
なことはない。
【0035】また、本請求項2に係る伝動装置用プラス
チック製可動ガイドによれば、本請求項1に係る伝動装
置用プラスチック製可動ガイドが奏する効果に加えて、
前記プランジャ受部と前記プランジャ先端部の接触角度
によらず、該プランジャ受部における前記補強板端面と
該プランジャ先端面との接触状態が一定の接触面積を維
持するように、該補強板の側面形状が形成されているこ
とにより、使用に伴いチェーン等の伝動媒体が延びてプ
ランジャ受部とプランジャ先端部の接触角度が変化した
場合においても、プランジャ受部における補強板端部と
プランジャ先端部が一定の接触面積を維持することがで
きるので、接触圧力が補強板端部の一部に集中すること
がなくなり、補強板端部の摩耗劣化が抑制される。
【0036】また、本請求項3、4に係る伝動装置用プ
ラスチック製可動ガイドによれば、本請求項2に係る伝
動装置用プラスチック製可動ガイドが奏する効果に加え
て、前記プランジャ受部における該補強板の側面形状
を、凸状円弧形状又は凹状円弧形状にするというきわめ
て簡単な構成としたことにより、特別の加工処理等を施
すことなくプランジャ受部における補強板端部とプラン
ジャ先端部の接触面積を一定に維持することができる。
【0037】さらに、本請求項5に係る伝動装置用プラ
スチック製可動ガイドによれば、本請求項1乃至請求項
4に係る伝動装置用プラスチック製可動ガイドが奏する
効果に加えて、前記プランジャ受部における長手方向に
対して垂直な断面の該補強板の端部の形状を、略円弧形
状又は端面角部が面取りされた形状若しくは端面角部に
アールをつけた形状のいずれか1つとしたことにより、
可動ガイド又はテンショナのプランジャに振動等が加わ
り、該可動ガイド又は該プランジャが僅かに傾いた場合
にも補強板の端部角部に荷重が集中することが回避さ
れ、補強板の摩耗が長期にわたって抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1である可動ガイドの組み立
て説明図。
【図2】 同上可動ガイドの底面側の平面図。
【図3】 図1のA−A線断面図。
【図4】 図1のB−B線断面図。
【図5】 図1の揺動先端部側のプランジャ受部101
Bにおいて、プランジャが当接した場合のC−C線断面
図。
【図6】 本発明の実施例2である可動ガイドの補強板
の平面図。
【図7】 接触角度が変化した際の図6に示した補強板
の平面図。
【図8】 本発明の実施例2の補強板の別の実施態様を
示す平面図。
【図9】 本発明の実施例3である可動ガイドのプラン
ジャ受部の断面図。
【図10】従来の可動ガイドの平面図。
【図11】従来の可動ガイドの底面側の平面図。
【図12】従来の可動ガイドの問題点を説明するプラン
ジャ受部の断面図。
【図13】従来の可動ガイドの別の問題点を説明する補
強板の側面図。
【図14】従来の可動ガイドの別の問題点を説明するプ
ランジャ受部の断面図。
【図15】エンジンルーム内における伝動装置用ガイド
の配置図。
【符号の説明】
100、300・・・プラスチック製可動ガイド 101、201、301・・・ガイド本体 101A、301A・・・固定端部側 101B、301B・・・揺動先端部側(プランジャ受
部) 102、202、302・・・シュー部分 103、303・・・垂直板状部分 103’、303’・・・補強リブ 104、304・・・フランジ 104A・・・突部 105、305・・・取付孔 106、306・・・ボス部 107、307・・・スリット 108、208、308・・・補強板 108A、308A・・・挿通孔 109・・・取付ボルト 109A・・・枢支部 110、210、310・・・プランジャ CH・・・伝動媒体 E・・・躯体 Ga・・・可動ガイド Gb・・・固定ガイド P・・・軸支手段 S1・・・駆動側スプロケット S2・・・従動側スプロケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 7/00 - 7/24 F02B 67/06

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行するチェーン、ベルト等が表面に接
    触摺動するシュー部分と、該シュー部分の裏側にガイド
    長手方向に亘って設けられた垂直板状部分とを備えたガ
    イド本体が合成樹脂で一体成形され、該ガイド本体を補
    強する補強板が該垂直板状部分の垂直端部に開口してガ
    イド長手方向に亘って形成されたスリットに嵌挿され、
    該垂直板状部分の固定端部側にはエンジン、駆動装置等
    の躯体に取り付ける取付孔が設けられているとともに、
    該補強板の一端部側には該スリットに嵌め込まれた状態
    で該取付孔と共に位置決めされて取付ボルトまたは取付
    ピンが貫通する挿通孔が設けられた伝動装置用プラスチ
    ック製可動ガイドにおいて、 該ガイド本体の揺動先端部側に、テンショナのプランジ
    ャが押圧自在に当接するプランジャ受部を有し、且つ、
    該プランジャ受部では、該補強板が該スリットの開口端
    部より凸設されていることを特徴とする伝動装置用プラ
    スチック製可動ガイド。
  2. 【請求項2】 前記プランジャ受部と前記プランジャの
    接触角度によらず、該プランジャ受部における前記補強
    板端面と該プランジャ先端面との接触状態が一定の接触
    面積を維持するように、該補強板の側面形状が形成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の伝動装置用プ
    ラスチック製可動ガイド。
  3. 【請求項3】 前記プランジャ受部における該補強板の
    側面形状が、凸状円弧形状であることを特徴とする請求
    項2に記載の伝動装置用プラスチック製可動ガイド。
  4. 【請求項4】 前記プランジャ受部における該補強板の
    側面形状が 凹状円弧形状であることを特徴とする請求
    項2に記載の伝動装置用プラスチック製可動ガイド。
  5. 【請求項5】 前記プランジャ受部における長手方向に
    対して垂直な断面の該補強板の端部の形状が、略円弧形
    状又は端面角部が面取りされた形状若しくは端面角部に
    アールをつけた形状のいずれか1つであることを特徴と
    する請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の伝動装
    置用プラスチック製可動ガイド。
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