JP3336154B2 - 車輛用シートバック - Google Patents

車輛用シートバック

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JP3336154B2
JP3336154B2 JP14340295A JP14340295A JP3336154B2 JP 3336154 B2 JP3336154 B2 JP 3336154B2 JP 14340295 A JP14340295 A JP 14340295A JP 14340295 A JP14340295 A JP 14340295A JP 3336154 B2 JP3336154 B2 JP 3336154B2
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headrest
seat back
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Inventor
秀和 大池
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株式会社豊和化成
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/80Head-rests
    • B60N2/882Head-rests detachable

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、長時間にわたって運転
若しくは乗車していても搭乗者が疲れることのない頭部
保護部材や頸部保護部材の外に後部座席の搭乗者保護機
能をも備えた車輛用シートバックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車輛用シートバックには追突ある
いは衝突事故の衝撃から乗員の頭部や頸部を保護するた
めのヘッドレストが装着されているが、ヘッドレストは
運転中の乗員の頭部をホールドする機能をもっていない
ため、長時間運転を行うと首に負担がかかり肩こりや頭
痛を起こす原因となり、特に、鞭打ち症の後遺症が残る
乗員は首にかかる負担により、後遺症が悪化するという
問題があった。しかも、乗員の頭部とヘッドレストの受
面との間には一定の間隙があるため、追突事故や衝突事
故の際の衝撃により乗員の頭部が振られ、大きなスゥイ
ングでヘッドレストに直接衝突することとなるので、乗
員の頭部へのダメージが大きくなるという問題があっ
た。そこで、本出願人は先にヘッドレストを備えたシー
トバック本体の上部にヘッドレストの下方にあってヘッ
ドレストの頭部受面より前方に張出される首受け部材を
設けた車輛用シートバックを開発し、実願昭願平2ー4
04930号として出願済であるが、頸部保護機能を有
するのみであって魅力に乏しくあまり普及されていない
現状にある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
するところは、頭部保護機能と頸部保護機能を有するの
みならず後部座席の搭乗者保護機能をも有するようにす
ることによって前記のような従来の技術の問題点を解決
した車輛用シートバックを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記のような課題を解決
した本発明の車輛用シートバックは、頂部にヘッドレス
トステー挿入孔を設けたシートバック本体と、前記ヘッ
ドレストステー挿入孔に挿入するステーを備えたヘッド
レストと、中間部にステー挿通孔が設けられ前後には前
記ステー挿通孔にステーを挿通させてヘッドレストをシ
ートバック本体の頂部に取付けたときヘッドレストおよ
びシートバック本体の前後面より突出する前後の支持部
が形成されているクッション部材とよりなることを特徴
とするものである。
【0005】
【作用】このような車輛用シートバックは、ヘッドレス
トを運転者用のシートバック本体のヘッドレストステー
挿入孔に挿入する前にヘッドレストステーにクッション
部材をその中間部に形成してあるステー挿通孔をもって
挿通保持させ、一方の支持部がヘッドレストおよびシー
トバック本体の前面より突出し他方の支持部がヘッドレ
ストおよびシートバック本体の後面より突出するように
ヘッドレストステーをシートバック本体のヘッドレスト
ステー挿入孔に挿着しておけば、着座時においてヘッド
レストが運転者の頭部保持機能を有しているうえにクッ
ション部材が頸部保持機能を有していることとなって運
転者が車輛の走行振動による揺動を受けても頭部は安定
し、長時間運転を行っても肩こりや頭痛などの障害を起
こすおそれが少なく、しかも、追突事故や衝突事故の際
でも頭部がヘッドレストに衝突する前に頸部がクッショ
ン部材に当たって衝撃力が緩和された後に頭部がヘッド
レストに衝突することとなるので、頭部への衝撃力は緩
和され、頭部へのダメージは低減されたものとなる。さ
らに、クッション部材はその後部の支持部がヘッドレス
トおよびシートバック本体の後面より突出しているの
で、この後部の支持部が後部座席の搭乗者保護機能を有
することとなる。
【0006】
【実施例】次に、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。11は頂部にヘッドレストステー挿入孔1
2が設けられているシートバック本体、21は前記ヘッ
ドレストステー挿入孔12にヘッドレストステー22を
挿入することによりシートバック本体11の頂部に連設
されるヘッドレストで、以上の構成は従来の車輛用シー
トバックと変わることはないが、本発明ではシートバッ
ク本体11とヘッドレスト21の外にクッション部材1
が組み込まれている。このクッション部材1はステー挿
通孔2が中間部に設けられるとともに前後に支持部3、
4が膨出形成されているもので、このクッション部材1
は中間部にあるステー挿通孔2にヘッドレストステー2
2を挿通させたうえこのヘッドレストステー22をシー
トバック本体11のヘッドレストステー挿入孔12に挿
入してヘッドレスト21をシートバック本体11の頂部
に取付けたとき、ヘッドレスト21およびシートバック
本体11の前後面より枕状の支持部3、4の支持面が突
出して前部の支持部3が着座者の頸部保持効果を発揮す
るとともに、後部の支持部4が急停車時などにおいて後
部座席の搭乗者を前方より保護する。
【0007】なお、図示の実施例におけるクッション部
材1は発泡ポリウレタン樹脂などの弾性褥材1aを表皮
材1bで被套したものであり、このクッション部材1の
前方の支持部3と後方の支持部4とでは大きさを異なら
せてあり、子供と大人等の着座者の体格差に応じて装着
方向を前後反転して使用できるように構成してあるが、
クッション部材1を嚢体として内部に空気やガス、液体
などの流体を封入したものとしてもよいことは勿論であ
り、この場合には内部の流体圧を自由に変更してクッシ
ョン度を自由に変えることが可能となるうえに、不使用
時や販売時にクッション部材1から流体を抜いて扁平状
態として保管管理できるなど取扱が極めて便利なものと
なる。
【0008】このように構成されたものは、先ず、ヘッ
ドレスト21を運転者用のシートバック本体11のヘッ
ドレストステー挿入孔12に挿入する前に、ヘッドレス
トステー22にクッション部材1をその中間部に形成し
てあるステー挿通孔2をもって挿通保持させる。この場
合、着座者の体格に合わせて大小の支持部3、4のいず
れか一方を前側となるように配置し、この状態でヘッド
レスト21のヘッドレストステー22をシートバック本
体11のヘッドレストステー挿入孔12に挿着すれば、
前部の支持部3がヘッドレスト21およびシートバック
本体11の前面より突出し、後部の支持部4がヘッドレ
スト21およびシートバック本体11の後面より突出し
た状態としてヘッドレスト21はシートバック本体11
の頂部に装着されるから、シートバック本体11を背凭
として着座した着座者はヘッドレスト21の頭部保持機
能とクッション部材の頸部保持機能により頭部及び頸部
を常時後側から支えられた状態で走行することとなるの
で的確に保護され、長時間運転により繰り返し加えられ
る振動の影響を直接受けることはなく、疲労を大幅に低
減することができるうえ、肩こりや頭痛などの障害を起
こすことを減らすことができるものである。
【0009】しかも、乗員の頸部がクッション部材1の
前部の支持部3と接触しているので、追突や衝突事故の
衝撃により乗員の頭部が後方へ激しく振られる際、その
加速力はクッション部材1で吸収されて減速され、着座
者の頭部がヘッドレスト21に激しく衝突することはな
く、極めてダメージが少なく安全なものとなる。さら
に、クッション部材1はその後部の支持部4がヘッドレ
スト21およびシートバック本体11の後面より突出し
ているので、急停車時などにおいて後部座席の着座者が
前につんのめり、顔面が前部座席の後部に当たったとき
でも、後部の支持部4が突出したクッション部材1によ
って乗員の顔面に対する衝撃は吸収緩和され、負傷する
ことを的確に防止できる。
【0010】
【発明の効果】本発明は前記説明によって明らかなよう
に、頭部保護機能と頸部保護機能を有するのみならず後
部座席の搭乗者保護機能をも有しているので、運転中の
疲労が少ないうえに事故時には衝撃を緩和することがで
きて安全であり、特に、前後の支持部の大きさが異なっ
ている請求項2に記載のものは、種々の体格差の乗員に
対応させることができる利点があり、また、クッション
部材を流体入りの嚢体とした請求項4に記載のものは、
不使用時にクッション部材から流体を抜いて扁平状態と
して保管管理できて取扱が極めて便利なものとなる利点
がある。従って、本発明は従来の問題点を解決した車輛
用シートバックとして業界の発展に寄与するところ極め
て大なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す一部切欠側面図である。
【図2】本発明における要部を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 クッション部材 1a 弾性芯材 1b 表皮材 2 ステー挿通孔 3 支持部 4 支持部 11 シートバック本体 12 ヘッドレストステー挿入孔 21 ヘッドレスト 22 ヘッドレストステー
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60N 2/48 A47C 7/38 B60R 21/055

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頂部にヘッドレストステー挿入孔(12)を
    設けたシートバック本体(11)と、前記ヘッドレストステ
    ー挿入孔(12)に挿入するヘッドレストステー(22)を備え
    たヘッドレスト(21)と、中間部にステー挿通孔(2) が設
    けられ前後には前記ステー挿通孔(2) にヘッドレストス
    テー(22)を挿通させてヘッドレスト(21)をシートバック
    本体(11)の頂部に取付けたとき、ヘッドレスト(21)およ
    びシートバック本体(11)の前後面より突出する支持部
    (3) 、(4) が形成されているクッション部材(1) とより
    なることを特徴とする車輛用シートバック。
  2. 【請求項2】 前後の支持部(3) 、(4) の大きさが異な
    っている請求項1に記載の車輛用シートバック。
  3. 【請求項3】 クッション部材(1) が、弾性芯材(1a)を
    表皮材(1b)で被套したものである請求項1または2に記
    載の車輛用シートバック。
  4. 【請求項4】 クッション部材(1) が、流体入りの嚢体
    である請求項1または2に記載の車輛用シートバック。
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