JP3336074B2 - 刈取部の穀稈搬送案内装置 - Google Patents
刈取部の穀稈搬送案内装置Info
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- JP3336074B2 JP3336074B2 JP14289293A JP14289293A JP3336074B2 JP 3336074 B2 JP3336074 B2 JP 3336074B2 JP 14289293 A JP14289293 A JP 14289293A JP 14289293 A JP14289293 A JP 14289293A JP 3336074 B2 JP3336074 B2 JP 3336074B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、分草板と引起しタイン
を有する引起しケ−スとからなる分草引起し装置と、こ
の後側に設ける刈刃と、掻込ベルトと掻込ホイルにより
穀稈を後方に向けて送る穀稈搬送装置によって、刈取ら
れた穀稈の株元がわを株元搬送チエンに受継がせるとこ
ろの刈取部における穀稈搬送案内装置に関するものであ
る。
を有する引起しケ−スとからなる分草引起し装置と、こ
の後側に設ける刈刃と、掻込ベルトと掻込ホイルにより
穀稈を後方に向けて送る穀稈搬送装置によって、刈取ら
れた穀稈の株元がわを株元搬送チエンに受継がせるとこ
ろの刈取部における穀稈搬送案内装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】このように構成された従来の刈取部は、
分草引起し装置によって分草と引起しが行われた穀稈が
刈刃により刈取られながら穀稈搬送装置の掻込ベルトと
掻込ホイルとによって掻込まれ、その掻込まれた穀稈の
株元がわが株元搬送チエンに受継がれて後送されるので
ある。しかし、株元搬送チエンの始端部における穀稈の
立姿が不安定であるために株元搬送チエンへの受継ぎが
円滑に行われず稈身に乱れを生じ脱粒する現象も見ら
れ、また、掻込ベルトの終端回行がわで穀稈が非搬送作
用がわに連れ込まれて同様に穀稈の乱れ等を生じるよう
になる。
分草引起し装置によって分草と引起しが行われた穀稈が
刈刃により刈取られながら穀稈搬送装置の掻込ベルトと
掻込ホイルとによって掻込まれ、その掻込まれた穀稈の
株元がわが株元搬送チエンに受継がれて後送されるので
ある。しかし、株元搬送チエンの始端部における穀稈の
立姿が不安定であるために株元搬送チエンへの受継ぎが
円滑に行われず稈身に乱れを生じ脱粒する現象も見ら
れ、また、掻込ベルトの終端回行がわで穀稈が非搬送作
用がわに連れ込まれて同様に穀稈の乱れ等を生じるよう
になる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来の穀稈搬送装置における掻込ベルトから株元搬送
チエンへの受継ぎが円滑に行われないことから生ずる稈
身の乱れや脱粒等の現象が見られないようにするための
補助手段を提供するのを目的として発明されたものであ
る。
な従来の穀稈搬送装置における掻込ベルトから株元搬送
チエンへの受継ぎが円滑に行われないことから生ずる稈
身の乱れや脱粒等の現象が見られないようにするための
補助手段を提供するのを目的として発明されたものであ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は前項
記載の目的を達成するための補助手段として、分草引起
し装置の後側に、刈刃と穀稈を後方に向けて送る穀稈搬
送装置を設け、該穀稈搬送装置は掻込ベルトとその下方
に設けた掻込ホイルによって掻込まれた穀稈の株元がわ
を株元搬送チエンに受継がせるもので、前記掻込ベルト
の終端がわの回行軸芯と株元搬送チエンの始端がわ回行
軸芯および掻込ホイルの回転軸芯を同一軸芯にし、これ
らを前記株元搬送チエンの回行内上方を前方に向け突設
する支持杆に吊持させ、掻込ベルトの上側には穀稈ガイ
ド杆を取付け、該穀稈ガイド杆はその前端部を前記支持
杆に固着して平面視で株元搬送チエンの始端がわ回行圏
内から搬送作用がわにそって後方に延出し、後端部を掻
込ベルトの終端がわ回行圏よりも後方に突出させて構成
したのである。
記載の目的を達成するための補助手段として、分草引起
し装置の後側に、刈刃と穀稈を後方に向けて送る穀稈搬
送装置を設け、該穀稈搬送装置は掻込ベルトとその下方
に設けた掻込ホイルによって掻込まれた穀稈の株元がわ
を株元搬送チエンに受継がせるもので、前記掻込ベルト
の終端がわの回行軸芯と株元搬送チエンの始端がわ回行
軸芯および掻込ホイルの回転軸芯を同一軸芯にし、これ
らを前記株元搬送チエンの回行内上方を前方に向け突設
する支持杆に吊持させ、掻込ベルトの上側には穀稈ガイ
ド杆を取付け、該穀稈ガイド杆はその前端部を前記支持
杆に固着して平面視で株元搬送チエンの始端がわ回行圏
内から搬送作用がわにそって後方に延出し、後端部を掻
込ベルトの終端がわ回行圏よりも後方に突出させて構成
したのである。
【０００５】
【作用】このように構成したのであるから、分草引起し
装置により分草と引起しがなされた穀稈は刈刃によって
刈取られながら穀稈搬送装置の掻込ベルトと掻込ホイル
により掻込まれ、この掻込まれた穀稈は株元搬送チエン
の始端がわに受継がれて後送されるのである。
装置により分草と引起しがなされた穀稈は刈刃によって
刈取られながら穀稈搬送装置の掻込ベルトと掻込ホイル
により掻込まれ、この掻込まれた穀稈は株元搬送チエン
の始端がわに受継がれて後送されるのである。
【０００６】そしてこのとき、掻込ベルトの上側に前端
部が支持杆に固着されて強固に取付られている穀稈ガイ
ド杆は株元搬送チエンの始端がわに受継がれる穀稈に対
して側方から接当し穀稈はこの穀稈ガイド杆と摺接して
穀稈の立姿が安定よく保たれ るとともに、その支持杆は
株元搬送チエンの回行内上方にあって穀稈の搬送を邪魔
しないので、穀稈は乱れることなく後方に向け搬送され
るのである。
部が支持杆に固着されて強固に取付られている穀稈ガイ
ド杆は株元搬送チエンの始端がわに受継がれる穀稈に対
して側方から接当し穀稈はこの穀稈ガイド杆と摺接して
穀稈の立姿が安定よく保たれ るとともに、その支持杆は
株元搬送チエンの回行内上方にあって穀稈の搬送を邪魔
しないので、穀稈は乱れることなく後方に向け搬送され
るのである。
【０００７】また、後方に向けて搬送され掻込ベルトの
終端回行がわに至った穀稈は穀稈ガイド杆の後端部によ
って掻込ベルトの非搬送作用がわへ連れ込まれることな
く後方に案内されるようになる。
終端回行がわに至った穀稈は穀稈ガイド杆の後端部によ
って掻込ベルトの非搬送作用がわへ連れ込まれることな
く後方に案内されるようになる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明について実施例図を参照し説明
すると、この刈取部（Ｂ）はコンバインとして組成され
たもので、走行装置（８）によって支持する機台（９）
上の左側に刈取部（Ｂ）から供給される穀稈を脱穀する
脱穀部（Ａ）を搭載し、右側には前側から操縦部（１
０）と脱穀部（Ａ）からの穀粒を貯留する穀粒タンク
（１１）を備え、脱穀部（Ａ）から操縦部（１０）の前
方がわにかけて分草板（１２）と引起しタイン（１３）
を有する引起しケ−ス（１４）とからなる分草引起し装
置（１）と、刈刃（２）と、掻込ベルト（４）と掻込ホ
イル（５）と株元搬送チエン（６）と縦搬送チエン（１
５）および穂先搬送タイン（１６）からなる穀稈送搬送
装置（３）とを備えた刈取部（Ｂ）を設け、脱穀部
（Ａ）の後側には排藁処理部（Ｃ）が設けられている。
なお、（１７）は穀粒タンク（１１）内に貯留された穀
粒を機外に取出す排出オ−ガであり、（Ｅ）はエンジ
ン、（１８）は燃料タンクである。
すると、この刈取部（Ｂ）はコンバインとして組成され
たもので、走行装置（８）によって支持する機台（９）
上の左側に刈取部（Ｂ）から供給される穀稈を脱穀する
脱穀部（Ａ）を搭載し、右側には前側から操縦部（１
０）と脱穀部（Ａ）からの穀粒を貯留する穀粒タンク
（１１）を備え、脱穀部（Ａ）から操縦部（１０）の前
方がわにかけて分草板（１２）と引起しタイン（１３）
を有する引起しケ−ス（１４）とからなる分草引起し装
置（１）と、刈刃（２）と、掻込ベルト（４）と掻込ホ
イル（５）と株元搬送チエン（６）と縦搬送チエン（１
５）および穂先搬送タイン（１６）からなる穀稈送搬送
装置（３）とを備えた刈取部（Ｂ）を設け、脱穀部
（Ａ）の後側には排藁処理部（Ｃ）が設けられている。
なお、（１７）は穀粒タンク（１１）内に貯留された穀
粒を機外に取出す排出オ−ガであり、（Ｅ）はエンジ
ン、（１８）は燃料タンクである。
【０００９】したがって、刈取部（Ｂ）によって植立穀
稈が刈取られ脱穀部（Ａ）に供給されて脱穀処理され、
穀粒は穀粒タンク（１１）に一旦貯留されたのち排出オ
−ガ（１７）により適時機外に取出され、藁屑などの塵
埃は選別風にのって機外に排出されるのである。
稈が刈取られ脱穀部（Ａ）に供給されて脱穀処理され、
穀粒は穀粒タンク（１１）に一旦貯留されたのち排出オ
−ガ（１７）により適時機外に取出され、藁屑などの塵
埃は選別風にのって機外に排出されるのである。
【００１０】そこで、前記の刈取部（Ｂ）について更に
述べると、前述のように、分草板（１２）と引起しタイ
ン（１３）を有する引起しケ−ス（１４）とからなる分
草引起し装置（１）と、刈刃（２）と、上方に掻込ベル
ト（４）とその下方に掻込ホ イル（５）と株元搬送チエ
ン（６）と縦搬送チエン（１５）および穂先搬送タイン
（１６）からなる穀稈送搬送装置（３）とを備え、その
引起しケ−ス（１４）は横方向に数本のものを並設して
植立穀稈の３条分を引起し、左側の２つの掻込ベルト
（４）と掻込ホイル（５）で左側２条分の穀稈を掻込
み、右側の掻込ベルト（４）と掻込ホイル（５）で右側
１条分の穀稈を掻込みながら刈刃（２）で刈取り、左側
の株元搬送チエン（６）と右側の株元搬送チエン（６）
でこの刈取った穀稈の株元がわを受継いで後送し終端部
で合流させ、この合流したものを縦搬送チエン（１５）
によりもち上げるようにして３条分の穀稈をＹ字形に搬
送し穂先搬送タイン（１６）の協同により脱穀部（Ａ）
に供給するようにしている。
述べると、前述のように、分草板（１２）と引起しタイ
ン（１３）を有する引起しケ−ス（１４）とからなる分
草引起し装置（１）と、刈刃（２）と、上方に掻込ベル
ト（４）とその下方に掻込ホ イル（５）と株元搬送チエ
ン（６）と縦搬送チエン（１５）および穂先搬送タイン
（１６）からなる穀稈送搬送装置（３）とを備え、その
引起しケ−ス（１４）は横方向に数本のものを並設して
植立穀稈の３条分を引起し、左側の２つの掻込ベルト
（４）と掻込ホイル（５）で左側２条分の穀稈を掻込
み、右側の掻込ベルト（４）と掻込ホイル（５）で右側
１条分の穀稈を掻込みながら刈刃（２）で刈取り、左側
の株元搬送チエン（６）と右側の株元搬送チエン（６）
でこの刈取った穀稈の株元がわを受継いで後送し終端部
で合流させ、この合流したものを縦搬送チエン（１５）
によりもち上げるようにして３条分の穀稈をＹ字形に搬
送し穂先搬送タイン（１６）の協同により脱穀部（Ａ）
に供給するようにしている。
【００１１】また、前記株元搬送チエン（６）の始端が
わを掻込ベルト（４）と掻込ホイル（５）の上下の間に
位置させて、掻込ベルト（４）の終端がわの回行軸芯と
株元搬送チエン（６）の始端がわ回行軸芯および掻込ホ
イル（５）の回転軸芯を縦方向の同一軸芯にし、前記掻
込ベルト（４）の上側には穀稈ガイド杆（７）を取付け
ているのであるが、本実施例のものは、左側２条分の穀
稈を掻込む掻込ベルト（４）の一方側に取付けられてい
るのであって、穀稈ガイド杆（７）の前端に取付板（１
９）を溶着し、この取付板（１９）を株元搬送チエン
（６）の回行内上方において前方に向け突設して掻込ベ
ルト（４）や掻込ホイル（５）および株元搬送チエン
（６）を所定の位置に吊持する支持杆（２０）の前端に
固着して、穀稈ガイド杆（７）を平面視で前端部を湾曲
させ株元搬送チエン（６）の始端がわ回行圏内から搬送
作用がわにそわせて後方に向け延出し、後端部を掻込ベ
ルト（４）の終端がわ回行圏より後方に突出させている
のである。
わを掻込ベルト（４）と掻込ホイル（５）の上下の間に
位置させて、掻込ベルト（４）の終端がわの回行軸芯と
株元搬送チエン（６）の始端がわ回行軸芯および掻込ホ
イル（５）の回転軸芯を縦方向の同一軸芯にし、前記掻
込ベルト（４）の上側には穀稈ガイド杆（７）を取付け
ているのであるが、本実施例のものは、左側２条分の穀
稈を掻込む掻込ベルト（４）の一方側に取付けられてい
るのであって、穀稈ガイド杆（７）の前端に取付板（１
９）を溶着し、この取付板（１９）を株元搬送チエン
（６）の回行内上方において前方に向け突設して掻込ベ
ルト（４）や掻込ホイル（５）および株元搬送チエン
（６）を所定の位置に吊持する支持杆（２０）の前端に
固着して、穀稈ガイド杆（７）を平面視で前端部を湾曲
させ株元搬送チエン（６）の始端がわ回行圏内から搬送
作用がわにそわせて後方に向け延出し、後端部を掻込ベ
ルト（４）の終端がわ回行圏より後方に突出させている
のである。
【００１２】これによって、前記のように左側の２つの
掻込ベルト（４）と掻込ホイル（５）は左側２条分の穀
稈を掻込んで左側の株元搬送チエン（６）に受継がせる
のであるが、このとき、穀稈ガイド杆（７）は株元搬送
チエン（６）の始端がわに受継がれる穀稈に対して側方
から接当し穀稈はこの穀稈ガイド杆（７）と摺接して穀
稈の立姿が安定よく保たれ乱れることなく後方に向け搬
送されるようになり、また、後方に向けて搬送され掻込
ベルト（４）の終端回行がわに至った穀稈は穀稈ガイド
杆（７）の後端部によって掻込ベルト（４）の非搬送作
用がわへ連れ込まれることなく後方に案内されるのであ
る。
掻込ベルト（４）と掻込ホイル（５）は左側２条分の穀
稈を掻込んで左側の株元搬送チエン（６）に受継がせる
のであるが、このとき、穀稈ガイド杆（７）は株元搬送
チエン（６）の始端がわに受継がれる穀稈に対して側方
から接当し穀稈はこの穀稈ガイド杆（７）と摺接して穀
稈の立姿が安定よく保たれ乱れることなく後方に向け搬
送されるようになり、また、後方に向けて搬送され掻込
ベルト（４）の終端回行がわに至った穀稈は穀稈ガイド
杆（７）の後端部によって掻込ベルト（４）の非搬送作
用がわへ連れ込まれることなく後方に案内されるのであ
る。
【００１３】特に、この例図に示したもののように、２
条分の穀稈を掻込んで集合させたものを株元搬送チエン
（６）により後送させるところの受継部では、この集合
によって２条分の穀稈が互いに側圧をかけ合う状態にな
って立姿の穀稈が一層不安定になるのであるが、穀稈ガ
イド杆（７）によって安定が保たれ乱れることなく後送
されるようになるのである。
条分の穀稈を掻込んで集合させたものを株元搬送チエン
（６）により後送させるところの受継部では、この集合
によって２条分の穀稈が互いに側圧をかけ合う状態にな
って立姿の穀稈が一層不安定になるのであるが、穀稈ガ
イド杆（７）によって安定が保たれ乱れることなく後送
されるようになるのである。
【００１４】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、分草引
起し装置（１）の後側に、刈刃（２）と穀稈を後方に向
けて送る穀稈搬送装置（３）を設け、該穀稈搬送装置
（３）は掻込ベルト（４）とその下方に設けた掻込ホイ
ル（５）によって掻込まれた穀稈の株元がわを株元搬送
チエン（６）に受継がせるもので、前記掻込ベルト
（４）の終端がわの回行軸芯と株元搬送チエン（６）の
始端がわ回行軸芯および掻込ホイル（５）の回転軸芯を
同一軸芯にし、これらを前記株元搬送チエン（６）の回
行内上方を前方に向け突設する支持杆（２０）に吊持さ
せ、掻込ベルト（４）の上側には穀稈ガイド杆（７）を
取付け、該穀稈ガイド杆（７）はその前端部を前記支持
杆（２０）に固着して平面視で株元搬送チエン（６）の
始端がわ回行圏内から搬送作用がわにそって後方に延出
し、後端部を掻込ベルト（４）の終端がわ回行圏よりも
後方に突出させて構成したのであるから、穀稈ガイド杆
（７）はその前端部が支持杆（２０）に固着されて強固
に取付られ株元搬送チエン（６）の始端がわに受継がれ
る穀稈に対して側方から接当し穀稈はこの穀稈ガイド杆
（７）と摺接して穀稈の立姿が安定よく保たれるととも
に、その支持杆（２０）は株元搬送チエン（６）の回行
内上方にあるので穀稈の搬送を邪魔することがなく、ま
た、後方に向けて搬送され掻込ベルト（４）の終端回行
がわに至った穀稈は穀稈ガイド杆（７）の後端部によっ
て掻込ベルト（４）の非搬送作用がわへ連れ込まれるこ
となく後方に案内されるようになるので、株元搬送チエ
ン（６）への受継ぎが円滑になり稈身の乱れなく脱粒等
の現象も起こらないのである。
起し装置（１）の後側に、刈刃（２）と穀稈を後方に向
けて送る穀稈搬送装置（３）を設け、該穀稈搬送装置
（３）は掻込ベルト（４）とその下方に設けた掻込ホイ
ル（５）によって掻込まれた穀稈の株元がわを株元搬送
チエン（６）に受継がせるもので、前記掻込ベルト
（４）の終端がわの回行軸芯と株元搬送チエン（６）の
始端がわ回行軸芯および掻込ホイル（５）の回転軸芯を
同一軸芯にし、これらを前記株元搬送チエン（６）の回
行内上方を前方に向け突設する支持杆（２０）に吊持さ
せ、掻込ベルト（４）の上側には穀稈ガイド杆（７）を
取付け、該穀稈ガイド杆（７）はその前端部を前記支持
杆（２０）に固着して平面視で株元搬送チエン（６）の
始端がわ回行圏内から搬送作用がわにそって後方に延出
し、後端部を掻込ベルト（４）の終端がわ回行圏よりも
後方に突出させて構成したのであるから、穀稈ガイド杆
（７）はその前端部が支持杆（２０）に固着されて強固
に取付られ株元搬送チエン（６）の始端がわに受継がれ
る穀稈に対して側方から接当し穀稈はこの穀稈ガイド杆
（７）と摺接して穀稈の立姿が安定よく保たれるととも
に、その支持杆（２０）は株元搬送チエン（６）の回行
内上方にあるので穀稈の搬送を邪魔することがなく、ま
た、後方に向けて搬送され掻込ベルト（４）の終端回行
がわに至った穀稈は穀稈ガイド杆（７）の後端部によっ
て掻込ベルト（４）の非搬送作用がわへ連れ込まれるこ
となく後方に案内されるようになるので、株元搬送チエ
ン（６）への受継ぎが円滑になり稈身の乱れなく脱粒等
の現象も起こらないのである。
【図１】刈取部の穀稈搬送装置を示す平面図である。
【図２】コンバイン全体を示す側面図である。
１ 分草引起し装置 ２ 刈刃 ３ 穀稈搬送装置 ４ 掻込ベルト ５ 掻込ホイル ６ 株元搬送チエン ７ 穀稈ガイド杆２０ 支持杆
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A01D 57/00 A01D 61/00
Claims (1)
- 【請求項１】 分草引起し装置（１）の後側に、刈刃
（２）と穀稈を後方に向けて送る穀稈搬送装置（３）を
設け、該穀稈搬送装置（３）は掻込ベルト（４）とその
下方に設けた掻込ホイル（５）によって掻込まれた穀稈
の株元がわを株元搬送チエン（６）に受継がせるもの
で、前記掻込ベルト（４）の終端がわの回行軸芯と株元
搬送チエン（６）の始端がわ回行軸芯および掻込ホイル
（５）の回転軸芯を同一軸芯にし、これらを前記株元搬
送チエン（６）の回行内上方を前方に向け突設する支持
杆（２０）に吊持させ、掻込ベルト（４）の上側には穀
稈ガイド杆（７）を取付け、該穀稈ガイド杆（７）はそ
の前端部を前記支持杆（２０）に固着して平面視で株元
搬送チエン（６）の始端がわ回行圏内から搬送作用がわ
にそって後方に延出し、後端部を掻込ベルト（４）の終
端がわ回行圏よりも後方に突出させて構成したことを特
徴とする刈取部の穀稈搬送案内装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14289293A JP3336074B2 (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 刈取部の穀稈搬送案内装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14289293A JP3336074B2 (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 刈取部の穀稈搬送案内装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06327335A JPH06327335A (ja) | 1994-11-29 |
| JP3336074B2 true JP3336074B2 (ja) | 2002-10-21 |
Family
ID=15326026
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14289293A Expired - Fee Related JP3336074B2 (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 刈取部の穀稈搬送案内装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3336074B2 (ja) |
-
1993
- 1993-05-20 JP JP14289293A patent/JP3336074B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06327335A (ja) | 1994-11-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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