JP3335724B2 - 液体噴射記録方法 - Google Patents

液体噴射記録方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱エネルギを利用して
インク液滴を記録媒体に向けて飛翔させる形式の液体噴
射記録方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パルス加熱によってインクの一部を急速
に気化させ、その膨張力によってインク液滴をオリフィ
スから吐出させる方式のインクジェット記録装置は特開
昭48−9622号公報、特開昭54−51837号公
報等によって開示されている。
【0003】このパルス加熱の最も簡便な方法は発熱抵
抗体にパルス通電することであり、その具体的な方法が
日経メカニカル1992年12月28日号58ページ、
及びHewlett-Packard-Journal,Aug.1988で発表されてい
る。これら従来の発熱抵抗体の共通する基本的構成は、
薄膜抵抗体と薄膜導体を酸化防止層で被覆し、この上に
該酸化防止層のキャビテーション破壊を防ぐ目的で、耐
キャビテーション層を1〜2層被覆するというものであ
った。
【0004】この複雑な多層構造を抜本的に簡略化する
ものとして、特願平5−68257号公報に記載のよう
に、前記酸化防止層と耐キャビテーション層を不要とす
る発熱抵抗体を用いて印字する方法がある。この場合
は、薄膜抵抗体がインク(水性、油性のどちらでも良
い)と直接接触しているため、パルス加熱によるインク
の急激な気化とそれによるインクの吐出特性が大幅に改
善され、熱効率の大幅な改善(約30倍)と吐出周波数
の向上を図ることができた。このような画期的な性能を
実現できた最大の理由は、耐パルス性、耐酸化性、耐キ
ャビテーション性、耐電食性に優れたCr−Si−Si
OまたはTa−Si−SiO合金薄膜抵抗体とNiまた
はWからなる薄膜導体のみから構成される発熱抵抗体を
用いたことにあり、如何なる保護層も必要としないこと
による。
【0005】このように、従来技術に比較して、大幅に
小さな投入エネルギでインク噴射が可能となったので、
この発熱抵抗体を駆動用LSIチップ上のデバイス領域
に近接して形成しても、もはやLSIデバイスを加熱し
て温度上昇をもたらすこともなく、非常に簡単な構成の
モノリシックLSIヘッドを実現することができるよう
になった。これについては本出願人が先に出願した特願
平4−347150号及び特願平5−90123号に記
載の通りである。この新しい技術によって、多くのイン
ク噴射ノズルを持つオンデマンド型インクジェットプリ
ントヘッドが高密度に集積化して製造することができる
ようになり、しかもその駆動を制御する配線本数が大幅
に削減できるので実装方法も非常に簡略化することがで
きた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、大規模高
密度に集積化したインクジェットプリントヘッドを用い
て高速、高精細なインクジェットプリンタを実現するこ
とが可能となったが、連続して印刷を続けると印字品質
が若干低下するという問題が発生することが分かった。
これは既に特開昭55−109672号公報で指摘され
ているように、隣合う飛翔中のインク滴がその飛翔方向
のブレによって合体することによる。感熱記録ヘッドの
駆動方法として周知のマトリックス駆動方法を採用して
いる前記公報では、隣合う発熱抵抗体のグループをいく
つかのブロックとする方法に替え、一つ置き、あるいは
二つ置きの発熱抵抗体のグループをブロックとする方法
でこれを解決している。
【0007】これに対し、本出願人が先に出願した特開
平6−297714号によって作られるインクジェット
プリントヘッドの駆動方法は順次連続駆動方式を採用し
ている。この方式では、マトリックス駆動方式に不可欠
であったラッチ回路が不要となって駆動回路の小型、低
コスト化が実現し、しかも駆動に必要な信号線の必要数
が大幅に削減されて実装コストの削減も達成されてい
る。更に駆動回路のICと発熱抵抗体を一体化し、イン
クジェットプリントヘッドの大幅な小型、低コスト化を
達成し得るものである。
【0008】本発明の目的は、インク滴の飛翔方向のぶ
れに起因する印字品質の低下を抑制し、特に、前記順次
連続駆動方式を採用したインクジェットプリンタの印字
品質の更なる向上を目指した記録方法を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、一方向に隣
接して配列する所定の複数のインク吐出口から記録媒体
に向けて、単一の駆動周波数による順次連続駆動方式に
よりインク滴を吐出させて記録を行う前記複数のイ
ンク吐出口から少なくとも1つ置きにインク滴を吐出さ
せる走査が繰り返し行われるとともに、この走査が繰り
返し行われて記録媒体に向けて略同時に飛翔する複数の
インク滴のうち、隣接するインク吐出口から吐出される
2つのインク滴が、100μm以上の飛翔方向の距離差
で飛翔するように、前記複数のインク吐出口からのイン
ク滴の吐出が制御されることを特徴とする液体噴射記録
方法によって達成される。また、上記目的は、一方向に
隣接して配列する所定の複数のインク吐出口から記録媒
体に向けて、単一の駆動周波数による順次連続駆動方式
によりインク滴を吐出させて記録を行う前記複数の
インク吐出口から少なくとも1つ置きにインク滴を吐出
させる走査が繰り返し行われるとともに、この走査が繰
り返し行われて記録媒体に向けて略同時に飛翔する複数
のインク滴のうち、隣接するインク吐出口から吐出され
る2つのインク滴が、8μS以上の時間差を持って吐出
されることを特徴とする液体噴射記録方法によって達成
される。
【0010】
【作用】上記のように構成されたサーマルインクジェッ
トプリンタにおいては、互いに隣接する発熱抵抗体の駆
動は少なくともμSの時間差があるので、約1m/
Sの飛翔速度を有する相隣合う飛翔中のインク滴は少な
くとも約1m/S×μS=10μmの距離だけ前
後に離れることとなる。従って、通常の40〜50μm
球サイズのインク滴であれば、飛翔方向のブレによる合
体の発生は大幅に低減できる。
【0011】また、飛翔中のインク滴は飛翔方向に少し
伸びている場合が多いので、互いに隣接する発熱抵抗体
の駆動の時間差を更に大きい値、すなわち30〜50μ
Sとすれば、飛翔中の相隣合うインク滴の合体する確率
は零とすることができ、印字品質の低下を完全に防ぐこ
とができる。
【0012】
【実施例】以下、図面を用いて実施例を説明する。
【0013】図1は本発明が適用されるサーマルインク
ジェット記録ヘッドの一例を示す断面図である。図1の
紙面に垂直の方向に多くのインク吐出口8が例えば約7
0μmピッチ(360dpi)で並んでおり、その総数
は、例えば64ヶのシリアルスキャンタイプのものから
1512ヶ×2=3024ヶのラインヘッドタイプのも
のまで製造することができることは特願平5−9012
3号に述べた通りである。
【0014】このヘッドの特徴は、インク吐出用ヒータ
(発熱抵抗体)2が例えば約700Å厚さのCr−Si
−SiO合金薄膜抵抗体からなり、これに通電するため
の共通配線導体3と個別配線導体4が例えば1μm厚さ
のNi薄膜導体からなっていて何らの保護層も被覆され
ていないことである。このため、インク吐出に必要な投
入エネルギが約1μJ/dropと非常に小さくなり、
実用化されている従来技術の保護層付き発熱抵抗体に比
べ、約1/30と大幅に低減することができる。勿論、
水性インク、油性インクの種類を問わず、10億パルス
以上の寿命試験に合格していることは特願平5−682
57号、特願平5−90123号にも述べた通りであ
る。
【0015】このように必要印加エネルギが大幅に小さ
くなったので、これらの発熱抵抗体を駆動するための駆
動IC部5に近接して同一シリコン基板1上に発熱抵抗
体2を配設することが可能となり、小型で大規模なサー
マルインクジェットプリントヘッドを実用化することが
できた。
【0016】更にこのヘッドは次のような大きな特徴を
持っている。それはこの駆動ICにはラッチ回路がな
く、サーマルプリントヘッドなどで周知であったブロッ
ク駆動方式に替えて、新しい順次連続駆動方式を採用し
たことである。その回路構成図を図2に示す。
【0017】従来技術によるサーマルインクジェットプ
リントヘッドの駆動方式は、サーマルプリントヘッドで
周知であったブロック駆動方式が採用されていた。それ
は図2に示すシフトレジスタ20とドライバ21の中間
にラッチ回路(図示せず)が入っており、ヘッド駆動回
路側にもラッチ回路制御用のタイミング生成回路を追加
して設け、その信号をヘッド側に伝える配線が2〜3本
追加される構成となる。すなわち、図2に示す順次連続
駆動方式は従来に比べて回路規模も小さく、ヘッド側へ
の配線本数も少なくなってコスト的にも安くできるので
ある。
【0018】さて、図2に示す順次連続駆動方式で図1
に示すサーマルインクジェットプリントヘッドを駆動
し、そのヘッド前面に記録媒体を搬送させて印字する様
子を模式的に示したのが図3である。
【0019】ヘッドの吐出面16上に並んでいるインク
吐出口17(1〜2n)からインク滴19が飛び出し、
記録媒体18に到達するとドット状に印字される。ヘッ
ド16と記録媒体18は相対的に移動させるが、今の場
合、ヘッド側を固定し、記録媒体18を図3の紙面に垂
直の方向に一定速度で搬送させる場合で考える。
【0020】図2に示す順次連続駆動方式の場合、記録
データ(A ij )を順次シフトレジスタに送り込むと、j
番目の信号A ij がj番目のレジスタに来た時にドライバ
側に転送される。j番目のドライバはこの信号が吐出信
号(1)の場合、あらかじめ設定されているパルス幅の
電圧を吐出用ヒータに印加し、それをパルス発熱させ
る。A ij が不吐出信号(0)の場合は電圧は印加されな
い。このようにしてi番目の副走査線が全て印字((A
ij ),j=1〜2n)されると、i+1番目の副走査線
の印字((A i+1 j ),j=1〜2n)が引き続いて開
始される。この印字方式を順次連続駆動方式と呼んでい
る。
【0021】さて、この順次連続駆動方式はすでに述べ
たように回路的に最も簡単で、配線数も少なくコスト的
に最も有利な方式である。この駆動方式で全黒印字した
場合のインク滴の飛翔状況を示したのが図3の(a)で
ある。この実施例の場合、インク滴の大きさは直径約5
0μmの球形または飛翔方向に少し延びた形状をしてい
る。そしてインク滴の飛翔速度を例えば約13m/Sと
すると、隣合うインク滴の吐出時間差が8〜10μS以
上であれば、隣合うインク滴間距離は100〜130
μm以上となり、飛翔方向のブレによるインク滴同
合体の発生確率がほとんど零となる。
【0022】しかし、この時間差が8〜10μSより短
い場合、合体による印字品質の低下が認められるケース
が増加する。この場合、ヘッドに送る記録データ
(A ij )の配列を変換し、記録データ転送用クロックを
この変更に応じて変えることだけで上記合体による印字
品質の低下を完全に防止することが可能となる。その具
体的な実施例の一つが図3の(b)である。
【0023】今、記録データ(A ij )をクロック周波数
fHzでヘッドに加えた場合、隣合うインク滴の吐出の
時間差は1/fである。これが図3(a)の場合であ
る。図3(b)の駆動方法はこの(A ij )を下記のよ
うに変換し、クロック周波数を2fHzにすることによ
って行われる。
【0024】
【数1】
【0025】ここで、(A i 2j-1 ,0)および(0,A
i 2j )は、下記のように示される。
【0026】
【数2】
【0027】ここで、(A、0)+(0、A)は(A、
0)をヘッドに入力したあとに引き続いて(0、A)の
記録データを入力することを意味している。
【0028】すなわち、2n個の記録データをn個の奇
数列のデータとn個の偶数列のデータに分け、それぞれ
のデータ間に不吐出データを挿入して2n個ずつの二つ
の記録データ列を作り、これを2倍の速さでヘッドに入
力して駆動するのである。このように記録データ列を変
換するのは、プリンタに搭載されている信号処理回路
(CPUなど)の一部の機能を使うことで容易に可能で
あり、コストアップの要因とはならない。また、クロッ
ク周波数を2倍にすることも、ヘッド側に搭載されるシ
フトレジスタの性能から言って何ら問題とはならない。
この新しい駆動方法では、隣合うインク滴の吐出時間差
は、1/2f+2n/2f≒n/fとなり、図3(a)
の場合に比べて吐出時間差をn倍にすることが可能とな
【0029】従って、64ノズル/ラインのシリアルス
キャンタイプのヘッドで、クロック周波数も厳しい64
0kHzとした場合、図3(a)では隣合うインク滴の
吐出時間差は1/64×104 =1.56μSとなって
インク滴の合体発生の可能性が高くなる。これに対し、
(b)の方式の場合は1/2×104 =50μSとなっ
てインク滴間の距離も13m/S×50μS=650μ
mとなり、印字品質の低下は完全に防止される。この事
情は規模の大きいラインヘッド(数100〜数1000
ノズル/ライン)になればなるほど有利となることは明
らかである。そして(b)に示す一つ置きに吐出する方
法の他に二つ置きにするとか、その他種々の方法が可能
であるが、最も重要なことは、隣接する次の発熱抵抗体
の駆動をμS以上の時間差、更に望ましくは10μS
以上の時間差、更に望ましくは20μSの時間差で駆動
できるよう、駆動信号を再構成して駆動することであ
る。
【0030】以上、本方式の技術的根拠を中心に述べて
きたが、実際に図1に示す128ノズル/ラインのヘッ
ドを試作し、印加パルス幅1μS、印加電力1W/発熱
抵抗体のパルス加熱を順次連続駆動方式で行い、ヘッド
前面に置かれた記録媒体に全黒印字し、一行置きに空印
字ラインを設けながら記録媒体を搬送して印字品質を評
価した。その評価法は、インク吐出繰返し周波数を0.
5kHz〜5kHzの範囲で変え、順次連続駆動する隣
接ノズルの吐出時間差を約16μS〜約1.6μSの範
囲で変えられるようにして印字することによって行っ
た。その結果、吐出時間差が7〜8μS以上ある場合に
は印字品質が低下しないか、低下する場合でも長時間の
印字後に発生するのに対し、これより短い吐出時間差
場合は印字品質の低下がヘッド面のクリーニング後でも
比較的早い時期から認められることが分かった。
【0031】一方、インク吐出繰返し周波数を5kHz
とし、先に述べた一つ置きに吐出させる本方式(図3の
(b))で印字させた場合、長時間の連続印字の場合で
もインク滴の合体による印字品質の低下は認められず、
その有効性を確認することができた。そして明らかなこ
とではあるが、2つ置きに吐出させても印字品質の低下
は認められず、また大規模なラインヘッドの場合でも同
様の結果を得た。結局、隣接するノズルの吐出時間差
10μS以上とすることにより印字品質の低下を防止す
ることができ、これは順次連続駆動方式を最も有効に作
用させる方法であることも分かった。
【0032】本実施例では図1に示すような発熱抵抗体
面と垂直方向にインク滴を吐出させるタイプのヘッドに
ついて記載したが、発熱抵抗体面と平行な方向にインク
滴を吐出させるタイプのヘッドの場合であっても同様の
効果を得ることができる。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、インク滴の飛翔方向の
ぶれに起因する印字品質の低下を抑制し、特に、順次連
続駆動方式を採用したサーマルインクジェットプリント
ヘッドにおいて、高密度にインク吐出ノズルを配列した
場合に発生が認められた印字品質の低下が完全に防止で
き、しかもこの方法の採用によるコストの増加を抑制す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用されるサーマルインクジェット
プリントヘッドの一例を示す断面図である。
【図2】 本発明の順次連続駆動方式を説明する回路構
成図である。
【図3】 本発明の駆動方式を説明する模式図である。
【符号の説明】
1はシリコン基板、2は吐出用ヒータ(発熱抵抗体)、
3は共通配線導体、4は個別配線導体、5は駆動IC部
(デバイス領域)、6はドライバ電源配線導体、7は駆
動IC用信号配線導体等、8はインク吐出口、9は個別
インク通路、10はモールド樹脂内共通インク通路、1
1はシリコン基板内共通インク通路、12は連結穴、1
3はフレーム内共通インク通路、14はインク通路形成
部材、15はフレーム、16はヘッド吐出面、17はイ
ンク吐出口番号、18は記録媒体、19は飛翔中のイン
ク滴、20はシフトレジスタ、21はドライバである。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方向に隣接して配列する所定の複数のイ
    ンク吐出口から記録媒体に向けて、単一の駆動周波数に
    よる順次連続駆動方式によりインク滴を吐出させて記録
    を行う前記複数のインク吐出口から少なくとも1つ置きにイン
    ク滴を吐出させる走査が繰り返し行われるとともに、 この走査が繰り返し行われて 記録媒体に向けて略同時に
    飛翔する複数のインク滴のうち、隣接するインク吐出口
    から吐出される2つのインク滴が、100μm以上の飛
    翔方向の距離差で飛翔するように、前記複数のインク吐
    出口からのインク滴の吐出が制御されることを特徴とす
    る液体噴射記録方法。
  2. 【請求項2】一方向に隣接して配列する所定の複数のイ
    ンク吐出口から記録媒体に向けて、単一の駆動周波数に
    よる順次連続駆動方式によりインク滴を吐出させて記録
    を行う前記複数のインク吐出口から少なくとも1つ置きにイン
    ク滴を吐出させる走査が繰り返し行われるとともに、 この走査が繰り返し行われて 記録媒体に向けて略同時に
    飛翔する複数のインク滴のうち、隣接するインク吐出口
    から吐出される2つのインク滴が、8μS以上の時間差
    を持って吐出されることを特徴とする液体噴射記録方
    法。
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