JP3334921B2 - 光学機器 - Google Patents

光学機器

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JP3334921B2
JP3334921B2 JP34782292A JP34782292A JP3334921B2 JP 3334921 B2 JP3334921 B2 JP 3334921B2 JP 34782292 A JP34782292 A JP 34782292A JP 34782292 A JP34782292 A JP 34782292A JP 3334921 B2 JP3334921 B2 JP 3334921B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光学系の焦点調節及び変
倍調節を行う光学機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、手動によるレンズの焦点調節およ
び変倍調節機構としては、1つ又は2つの操作部材の操
作により焦点調節光学系および変倍調節光学系が機械的
な結合により移動される方式が代表的である。しかしな
がら機械的結合による方式では、操作部材の配置が被調
節光学系の位置により制約を受け易く、設計的な自由度
が阻まれる。また近年のアクチュエーターによる自動焦
点調節や自動変倍調節等の電子化に伴い、マニュアル調
節においても焦点調節あるいは変倍調節の一方にアクチ
ュエーターが用いられるようになってきた。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、従
来では焦点調節と変倍調節のどちらか一方をアクチュエ
ーターにより調節し、他方を機械的に調節している為、
操作部材がそれぞれに必要となる。これはレンズの小型
化の弊害となり、また焦点調節と変倍調節を同時に行う
ことが非常に困難である。
【0004】本発明では、1つの操作部材で焦点調節と
変倍調節をモータ等のアクチュエーターで行うことで、
これらの課題を解決している。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するため、回転運動及び直進運動可能な操作部材と、
前記操作部材の回転方向の操作状態を検出可能な第1の
検出手段と、前記操作部材の直進方向の操作状態を検出
可能な第2の検出手段と、焦点調節用アクチュエーター
と、変倍調節用アクチュエーターと、これら両アクチュ
エーターの駆動制御を行う制御手段を設け、操作部材を
回転運動だけさせる、または直進運動だけさせる、また
は回転運動をさせつつ直進動作をさせることにより一つ
の操作部材で焦点調節のみの制御または変倍調節のみの
制御または焦点調節と変倍調節を同時に且つ容易に行う
ことが出来る様にしたので、例えばレンズ鏡筒等の光学
機器の小型化を達成でき、更には同時に両調節もできる
ことになるなど操作性についても改善された光学機器が
提供できる。
【0006】又、自動焦点調節モードであるかマニュア
ル焦点調節モードであるかによって、焦点調節用アクチ
ュエーターの駆動制御と、駆動禁止を選択的に制御する
制御手段を設けたことにより、1つの操作部材によって
選択的にマニュアル操作が必要な調節が行えるので、特
に操作性の改善された光学機器が提供できる。
【0007】
【実施例】
(実施例1)図1は、本発明の実施例を表すブロック図
である。図1において1はレンズ内に設けられたマイク
ロコンピューター(以下マイコンと略す)で、マイコン
1は割り込み機能・メモリ・タイマーカウンターを有す
る。2はレンズ鏡筒に設けられたマニュアル焦点調節と
マニュアル変倍調節を行わせるためのマニュアルリング
で、焦点調節を行う時には回転操作を行い、変倍調節を
行う時直進操作を行うものとする。3・4はそれぞれマ
ニュアルリング2の回転運動および直進方向位置を検出
する検出手段で、検出手段3・4の出力はマイコン1の
入力ポートに接続されている。12は焦点調節用光学
系、13は変倍調節用光学系、5・6は共にマイコン1
によって制御されるモータードライバー回路、7は焦点
調節用光学系12を移動させるためのモーター、8は変
倍調節用光学系13を移動させるためのモーターで、モ
ーター7・8はそれぞれモータードライバー回路5・6
により駆動される。9はモーター7の駆動量を検出する
駆動量検出手段である。10は焦点調節用光学系12が
至近端または無限端に達したことを検出する端検出手
段、11は変倍調節用光学系13の位置を検出する位置
検出手段である。
【0008】図2は、図1中のマニュアルリング2およ
び検出手段3・4の構造を表した図である。21・22
は固定筒、23はマニュアルリング2の回転検出を行う
ためのドーナツ状の導電パターンである。24−a・2
4−b・24−cは導電パターン23上を摺動するブラ
シ、26はマニュアルリング2を押さえる押さえ板で、
直進筒25に固定されている。27は固定筒21の直進
方向に切られたカム溝を通るコロで、コロ27はビス2
8によって直進筒25に取り付けられている。29は固
定筒21の直進方向に配置されたポテンションゲージ、
30は直進筒25に取り付けられたブラシで、ポテンシ
ョンゲージ29上を摺動する。
【0009】図3は導電パターン23とブラシ24の関
係および信号処理回路を示したもので、実際には導電パ
ターンはドーナツ状であるが、ここでは説明のため直線
的に示している。図3において31・32はプルアップ
抵抗、33はブラシ24−aに発生する信号をデーター
入力に入力され、ブラシ24−cに発生する信号をクロ
ック入力に入力されたフリップフロップ、34はブラシ
24−a・24−cを入力とするエクスクルーシブオア
ゲートである。また、ブラシ24−a・24−cはそれ
ぞれプルアップ抵抗31・32が接続され、ブラシ24
−bはグランドに接続されている。
【0010】マニュアルリング2が回転運動を行うと、
その回転と一体になって導電パターン23も回転運動を
行う。この時、直進筒25は固定筒21の直進方向に切
られたカムによって保持されているので回転方向へは動
かない。従って導電パターン23は直進筒25とそれに
固定されているブラシ24に対して図3の矢印または
の方向に移動することになり、ブラシ24−a・24
−cには導電パターン23とプルアップル抵抗31・3
2によって信号発生する。ブラシ24−a・24−bに
発生する信号をそれぞれPLS0・PLS1とする。図
4(a)・(b)はそれぞれ図3の矢印・の方向に
導電パターンが移動した時のブラシ24−a・24−c
の信号およびフリップフロップ33の出力信号・エクス
クルーシブオア34の出力信号の時間的変化をあらわし
た図である。フリップフロップ33には矢印方向への
動作時にはハイレベル、矢印方向への動作時にはロウ
レベルが出力され、すなわちこの信号は方向を表す(以
下この信号をDIRと称す)。本実施例では無限方向へ
の焦点調節時に矢印方向へ、至近方向への焦点調節時
に矢印方向へ動作するものとする。エクスクルーシブ
オアゲート34には回転運動に応じたパルス信号が出力
される(以下この信号をPLSと称す)。
【0011】図5はポテンションゲージ29、ブラシ3
0の関係および信号処理回路を示したものである。35
はプルアップ抵抗、36はA/Dコンバーターで、A/
Dコンバーター36の入力プルアップ抵抗35は共にブ
ラシ30と電気的に接続されている。ポテンションゲー
ジ29の一端はグランドに接続されており、ブラシ30
がポテンションゲージ上を直進方向に摺動すると、ブラ
シ30とグランド間の抵抗値が変化し、電源電圧Vcc
を分圧しているA/Dコンバーター36の入力電圧も変
化する。この入力電圧をV1とする。図6はブラシ30
の位置と電圧V1の関係をしめしたものである。また、
A/Dコンバーター36の出力はマイコン1に接続さ
れ、電圧V1をデジタル化した信号をD1とする。
【0012】マニュアルリング2が直進運動を行うと直
進筒25はマニュアルリング2と同量だけ直進運動を行
い、ブラシ30がポテンションゲージ29上を直進方向
に摺動する。この時、前述したようにA/Dコンバータ
ー36にはブラシ30の位置に応じた電圧V1が入力さ
れ、電圧V1がディジタル化された信号が出力される。
このディジタル化された信号をD1とする。
【0013】これまで、マニュアルリング2が回転運動
した場合と直進運動した場合について述べたが、回転運
動と直進運動を同時に行った場合も回転方向成分と直進
方向成分に分けられ、それぞれの信号すなわちDIR・
PLS・D1が発生する。
【0014】図7は図1中の駆動量検出手段9を説明す
るための図である。図7において41はモーター7の回
転軸に取り付られたパルス板で、パルス板41には所定
間隔の透光パターンが配されている。42は発光光源お
よびフォトトランジスタを含むフォトリフレクターで、
前記パルス板41の回転により透光パターンがフォトリ
フレクター42を通過するごとに出力を形成する。43
はフォトリフレクター42からの信号をパルスに変換す
るためのコンパレータで、コンパレーター43の出力は
マイコン1に接続されている。
【0015】図8は図1中の端検出手段10を説明する
ための図である。44−a・44−b・44−cは導電
パターンで、導電パターン44−aはグランドに接続さ
れている。また導電パターン44−b・44−cはそれ
ぞれプルアップ抵抗46・47およびマイコン1に接続
されている。45は焦点調節用光学系12の動きに伴っ
て導電パターン44上を摺動するブラシである。導電パ
ターン44は焦点調節用光学系12が無限端の位置にあ
る時ブラシ45を介して導電パターン44−aと44−
bが短絡し、焦点調節用光学系12が至近端の位置にあ
る時ブラシ45を介して導電パターン44−aと44−
cが短絡する。導電パターン44−bの信号をZONE
0、44−cの信号をZONE1とすると、無限端では
ZONE0はロウレベルとなり無限端以外ではハイレベ
ルとなる。同様に至近端ではZONE1はロウレベルと
なり至近端以外ではZONE1はハイレベルとなる。
【0016】図9は図1中の位置検出手段11を説明す
るための図である。48はレンズ鏡筒の固定部に設けら
れたポテンションゲージで、一端がグランドに接続され
ている。49は変倍調節用光学系の移動にともなってポ
テンションゲージ48上を摺動するブラシで、50はプ
ルアップ抵抗、51はA/Dコンバーターで、A/Dコ
ンバーター51の入力とプルアップ抵抗50は共にブラ
シ49と電気的に接続されている。ポテンションゲージ
48の一端はグランドに接続されており、ブラシ49が
ポテンションゲージ上を直進方向に摺動すると、ブラシ
49とグランド間の抵抗値が変化し、電源電圧Vccを
分圧しているA/Dコンバーター51の入力電圧も変化
する。この入力電圧をV2とする。また、A/Dコンバ
ーター51の出力はマイコン1に接続され、電圧V2を
デジタル化した信号をD2とする。図10はブラシ49
の位置と電圧V2の関係を示したもので、本実施例では
マニュアルリング2の直進方向の位置に応じて変倍光学
系13の位置を移動させるものであり、特に電圧V1と
電圧V2が等しくなるように変倍光学系13の位置を移
動させるものとする。
【0017】図12〜図16は図1のマイコン1の動作
を示したフローチャートである。マイコン1はエクスク
ルーシブオアゲート34の出力信号PLSの立ち上がり
エッジによる割り込みと内部タイマーカウンター(以下
TCと略す)のオーバーフローによる割り込みの2つの
割り込み機能を有する。また、焦点調節用モーターの駆
動の可・不可を表すフラグDRV_REQおよび出力信
号PLSの立ち上がりエッジの時間間隔測定中を表すフ
ラグPLS_FLAGとTC値を保存するためのメモリ
TM、焦点調節用モーターの駆動パワーを表すメモリP
W、出力信号PLSの立ち上がりエッジの時間間隔に応
じたモーター7の駆動パワーのテーブルを有する。以下
のステップごとに本実施例を説明する。
【0018】図12はメインルーチンのフローチャート
である。
【0019】STEP1:不図示のメインスイッチ投入
後、マイコン1はTC値のリセット、フラグDRV_R
EQおよびPLS_FLAG・メモリTM・PWをクリ
アする。また、各割り込みを禁止し、モーター7・8を
停止させる。
【0020】STEP2:エクスクルーシブオア34の
出力信号PLSの立ち上がりエッジによる割り込みを許
可する。割り込みが発生すると図15のSTEP30か
らのPLS割り込みルーチンへ進む。
【0021】STEP3:STEP11〜STEP17
の焦点調節用モーター制御を行う。
【0022】STEP4:STEP21〜STEP25
の変倍調節用モーター制御を行いSTEP3へ戻る。次
にSTEP3の焦点調節用モーター制御について図13
を用いて説明する。
【0023】STEP11:焦点調節用モーター駆動の
可・不可を表すフラグDRV_REQがリセット状態な
らば、モーター7は駆動しない。すなわちSTEP17
に進みモーター7を停止させる。また、フラグDRV_
REQがセット状態ならばSTEP12へ進む。
【0024】STEP12:フリップフロップ33の出
力DIRを取り込み、マニュアルリング2の回転方向を
検知する。本実施例では、DIRがセットされている時
は焦点調節を無限方向に行い、出力DIRがリセットさ
れている時は焦点調節を至近方向に行うものとする。出
力DIRがセットされていたらSTEP14へ進み、リ
セットされていたらSTEP13へ進む。
【0025】STEP13:端検出手段10からの信号
ZONE0を取り込み、リセットされていたら焦点調節
用光学系は無限端に達しているので、これ以上は無限方
向へ駆動させる必要はない。したがって、STEP17
へ進みモーター7を停止させる。
【0026】STEP14:端検出手段10からの信号
ZONE1を取り込み、リセットされていたら焦点調節
用光学系は至近端に達しているので、これ以上は至近方
向へ駆動させる必要はない。したがって、STEP17
へ進みモーター7を停止させる。
【0027】STEP15:焦点調節用モーター7をメ
モリPWに格納されたパワーで無限方向に駆動させリタ
ーンする。
【0028】STEP16:焦点調節用モーター7をメ
モリPWに格納されたパワーで至近方向に駆動させリタ
ーンする。
【0029】STEP17:ここでは、マニュアルリン
グ2が回転方向に操作されていないか、操作されていて
も焦点調節用光学系が移動させようとしている方向の端
に達しているので、モーター7を停止させリターンす
る。
【0030】図14のSTEP21〜STEP25はS
TEP4の変倍調節用モーター制御を説明したものであ
る。
【0031】STEP21:マニュアルリング2の直進
方向の位置を表すA/Dコンバーター36の出力D1と
変倍調節用光学系13の位置を表すA/Dコンバーター
51の出力D2を取り込む。ここでD1=D2ならば、
マニュアルリング2の直進方向の位置に対応した変倍調
節になっている。したがって、この場合は変倍調節用モ
ーター8は駆動させる必要はないので、STEP25に
進み停止させる。D1≠D2ならばSTEP22へ進
む。
【0032】STEP22:D1<D2ならば、マニュ
アルリング2で調節しようとしている変倍調整に対し
て、変倍調節光学系が望遠側にあるのでSTEP24へ
進み、変倍調節用モーター8を広角側に駆動させる。逆
にD1>D2ならば、マニュアルリング2で調節しよう
としている変倍調整に対して、変倍調節光学系が広角側
にあるので、STEP23へ進み、変倍調節用モーター
8を望遠側に駆動させる。
【0033】STEP23:変倍調節用モーター8を望
遠側に駆動させリターンする。
【0034】STEP24:変倍調節用モーター8を広
角側に駆動させリターンする。
【0035】STEP25:変倍調節用モーター8を停
止させリターンする。
【0036】図15はSTEP30〜STEP39はS
TEP2で許可したPLS割り込みルーチンを説明した
ものである。
【0037】STEP30:TCオーバーフローによる
割り込みを禁止する。
【0038】STEP31:フラグPLS_FLAGが
リセット状態、すなわち現在出力信号PLSの立ち上が
りエッジの時間間隔測定中でなければSTEP36へ進
む。フラグPLS_FLAGがセット状態、すなわち現
在出力信号PLSの立ち上がりエッジの時間間隔測定中
ならばSTEP32へ進む。
【0039】STEP32:TCを停止させる。
【0040】STEP33:現在のTC値をメモリTM
に格納する。この時、メモリTMは前回の出力信号PL
Sの立ち上がりエッジから今回の出力信号PLSの立ち
上がりエッジまでの時間間隔を表す。したがってこのメ
モリTMはマニュアルリング2の回転の速度を表してい
る。
【0041】STEP34:時間間隔TMに対応したモ
ーター7の駆動パワーをテーブルから読みだし、メモリ
PWに格納する。なお、時間間隔TMと駆動パワーPW
の関係は例えば図11のような関係である。
【0042】STEP35:フラグDRV_REQをセ
ットする。
【0043】STEP36:TCをリセットする。
【0044】STEP37:TCをスタートさせ、次の
出力信号PLSの立ち上がりエッジまでの時間間隔の測
定を開始する。
【0045】STEP38:出力信号PLSの立ち上が
りエッジの時間間隔測定中を表すフラグPLS_FLA
Gをセットする。
【0046】STEP39:TCオーバーフローによる
割り込みを許可する。TCのオーバーフロー時間はマニ
ュアルリング2が回転運動をしていないと見なせる出力
信号PLSの立ち上がりエッジの時間間隔と等しくして
おく。したがって、このTCオーバーフロー割り込みが
発生した時は、図16でのSTEP41〜STEP43
のルーチンへ進み、マニュアルリング2の回転運動の停
止処理を行う。
【0047】STEP41:TCを停止させる。
【0048】STEP42:マニュアルリング2の回転
は停止したとみなせるので、PLSの立ち上がりエッジ
の時間間隔測定中を表すフラグPLS_FLAGをリセ
ットする。
【0049】STEP43:マニュアルリング2の回転
は停止したとみなせるので、モーター7を停止させるた
めにフラグDRV_REQをリセットして、リターンす
る。
【0050】以上述べてきたように、マニュアルリング
2の回転操作によって、焦点調節用モーターの制御、お
よびマニュアルリング2の直進操作によって変倍調節用
モーターの制御のどちらか一方または両方を同時に行う
ことがができる。
【0051】(実施例2)図17は、本発明の第2の実
施例を説明するためのブロック図である。図17におい
て14は自動焦点調節モード(以下AFモードと称す)
とアクチュエータによる手動焦点調節モード(以下MF
モードと称す)を選択するSWで、オン時AFモード・
オフ時MFモードとする。15は変倍調節用光学系が広
角端・望遠端にあることを検出する端検出手段である。
16はレンズ内に設けられたマイクロコンピューター
(以下マイコンと略す)、17はカメラ本体内に設けら
れたマイクロコンピューター(以下マイコンと略す)
で、マイコン16・17はそれぞれ相互に通信する機能
を持つ。18は焦点検出手段である。
【0052】図18は端検出手段15を詳細に説明した
図である。52−a、52−b、52−cは導電パター
ンで、導電パターン52−aはグランドに接続されてい
る。また導電パターン52−b・52−cはそれぞれプ
ルアップ抵抗53・54およびマイコン1に接続されて
いる。55は変倍調節用光学系13の動きに伴って導電
パターン52上を摺動するブラシである。導電パターン
52は変倍調節用光学系13が望遠端の位置にある時ブ
ラシ55を介して導電パターン52−aと52−bが短
絡し、変倍調節用光学系13が広角端の位置にある時ブ
ラシ55を介して導電パターン52−aと52−cが短
絡する。導電パターン52−bの信号をZONE2、5
2−cの信号をZONE3とすると、望遠端ではZON
E2はロウレベルとなり望遠端以外ではハイレベルとな
る。同様に広角端ではZONE3はロウレベルとなり広
角端以外ではZONE3はハイレベルとなる。
【0053】図19〜図24は図18のマイコン16の
動作を示したフローチャートである。マイコン16はエ
クスクルーシブオアゲート34の出力信号PLSの立ち
上がりエッジによる割り込み、駆動量検出手段9のコン
パレーター43の出力パルス(以下FPと称す)の立ち
上がりエッジによる割り込みと内部タイマーカウンター
(以下TCと略す)のオーバーフローによる割り込み、
およびカメラマイコン17からの通信割り込みの4つの
割り込み機能を有する。また、焦点調節用モーター駆動
の可・不可を表すフラグDRV_REQ0および変倍調
節用モーター駆動の可・不可を表すフラグDRV_RE
Q1、PLS立ち上がりエッジの時間間隔測定中を表す
フラグPLS_FLAG0とPLS_FLAG1、スイ
ッチ14の状態を保存するためのフラグAF_MOD、
TC値を保存するためのメモリTM、焦点調節用モータ
ーの駆動パワーを表すメモリPW0、変倍調節用モータ
ーの駆動パワーを表すメモリPW1、駆動残量を表すメ
モリZAN_P、パルスFPの入力回数を表すメモリP
LS_C、カメラからの駆動量をを表すメモリFPC、
駆動方向を表すメモリMDIRを持つ。以下のステップ
ごとに本実施例を説明する。
【0054】図19はメインルーチンのフローチャート
である。
【0055】STEP51:不図示のメインスイッチ投
入後、マイコン1はフラグ・メモリをクリアする。ま
た、各割り込みを禁止し、モーター7・8を停止させ
る。
【0056】STEP52:カメラマイコン17からの
通信割り込みを許可する。通信割り込みが発生したら図
20のSTEP57の通信割り込みルーチンへ進む。
【0057】STEP53:エクスクルーシブオアゲー
ト34の出力信号PLSの立ち上がりエッジによる割り
込みを許可する。割り込みが発生すると図22のSTE
P80からのPLS割り込みルーチンへ進む。
【0058】STEP54:スイッチ14の状態を検出
し、スイッチ14はオンしていたらAF_MODをセッ
ト、オフしていたらAF_MODをリセットする。
【0059】STEP55:STEP61〜STEP6
7の焦点調節用モーター制御を行う。
【0060】STEP56:STEP71〜STEP7
5の変倍調節用モーター制御を行い、STEP54へ戻
る。
【0061】図20はカメラマイコン17からの通信割
り込みが生じた時のルーチンである。本来、レンズ・カ
メラ間では各種データのやりとりが行われるが、ここで
は本発明に関わる部分、すなわちカメラマイコン17か
ら自動焦点調節駆動命令を受信した場合のみ説明する。
【0062】STEP57:カメラマイコン17から送
られた自動焦点調節駆動の駆動量および駆動方向をそれ
ぞれメモリMDIR・DRV_Pに格納する。
【0063】STEP58:DRV_MODおよびDR
V_REQ0をセットし、メインルーチンの焦点調節モ
ーター制御にて自動焦点調節が行われるようにする。
【0064】STEP59:メモリPLS_Cをクリア
し、駆動量検出手段9のコンパレーター43の出力パル
ス(以下FPと称す)の立ち上がりエッジによる割り込
みを許可してリターンする。
【0065】図21はSTEP55の焦点調節用モータ
ー制御ルーチンである。
【0066】STEP61:焦点調節用モーターの駆動
の可・不可を表すフラグDRV_REQ0がリセット状
態ならば、モーター7は駆動しない。すなわちSTEP
69に進みモーター7を停止させる。また、フラグDR
V_REQ0がセット状態ならばSTEP62へ進む。
【0067】STEP62:フラグDRV_MODがセ
ット、すなわち自動焦点調節による駆動を行う場合はS
TEP63へ進む。また、DRV_MODがリセットさ
れていたらSTEP64へ進む。
【0068】STEP63:カメラからの駆動命令によ
って得た駆動量DRV_Pを実際の駆動量FPCと比較
し、FPCがDRV_Pより小さくなければSTEP6
4へ、FPCがDRV_Pより小さければSTEP69
へ進み駆動を停止させる。ここではカメラからの駆動量
に実際の駆動量が達したかを判別し、達していればモー
ター7を停止させる。
【0069】STEP64:メモリMDIRにより、焦
点調節用モーターの駆動方向を得、MDIRがセットさ
れていたらSTEP65へ進み、リセットされていたら
STEP66へ進む。
【0070】STEP65:端検出手段10からの信号
ZONE0を取り込み、リセットされていたら焦点調節
用光学系は無限端に達しているので、これ以上は無限方
向へ駆動させる必要はない。したがって、STEP69
へ進みモーター7を停止させる。
【0071】STEP66:端検出手段10からの信号
ZONE1を取り込み、リセットされていたら焦点調節
用光学系は至近端に達しているので、これ以上は至近方
向へ駆動させる必要はない。したがって、STEP69
へ進みモーター7を停止させる。
【0072】STEP67:焦点調節用モーター7をメ
モリPW0に格納されたパワーで無限方向に駆動させ、
リターンする。
【0073】STEP68:焦点調節用モーター7をメ
モリPW0に格納されたパワーで至近方向に駆動させ、
リターンする。
【0074】STEP69:モーター7を停止させ、コ
ンパレーター43の出力パルス(以下FPと称す)の立
ち上がりエッジによる割り込みを禁止、さらにフラグD
RV_MODをリセットしリターンする。
【0075】図22のSTEP70〜STEP79はS
TEP4の変倍調節用モーター制御を説明したものであ
る。
【0076】STEP70:メモリAF_MODがリセ
ットされている時はSTEP76へ進み、マニュアルリ
ング2の回転操作に応じた変倍調節を行う。また、AF
_MODがセットされている時はSTEP71へ進み、
マニュアルリング2の直進操作に応じた変倍調節を行
う。
【0077】STEP71:マニュアルリング2の直進
方向の位置を表すA/Dコンバーター36の出力D1と
変倍調節用光学系13の位置を表すA/Dコンバーター
51の出力D2を取り込む。ここでD1=D2ならば、
マニュアルリング2の直進方向の位置に対応した変倍調
節になっている。したがって、この場合は変倍調節用モ
ーター8は駆動させる必要はないので、STEP75に
進み停止させる。D1≠D2ならばSTEP72へ進
む。
【0078】STEP52:D1<D2ならば、マニュ
アルリング2で調節しようとしている変倍調整に対し
て、変倍調節光学系が望遠側にあるので、STEP74
へ進み、変倍調節用モーター8を広角側に駆動させる。
逆にD1>D2ならば、マニュアルリング2で調節しよ
うとしている変倍調整に対して、変倍調節光学系が広角
側にあるので、STEP73へ進み、変倍調節用モータ
ー8を望遠側に駆動させる。
【0079】STEP73:変倍調節用モーター8をメ
モリPW1に格納されたパワーで望遠側に駆動させリタ
ーンする。
【0080】STEP74:変倍調節用モーター8をメ
モリPW1に格納されたパワーで広角側に駆動させリタ
ーンする。
【0081】STEP75:変倍調節用モーター8を停
止させリターンする。
【0082】STEP76:変倍調節用モーター駆動の
可・不可を表すフラグDRV_REQ1がリセット状態
ならば、モーター8は駆動しない。すなわちSTEP7
5に進みモーター7を停止させる。また、フラグDRV
_REQ1がセット状態ならばSTEP77へ進む。
【0083】STEP77:フリップフロップ33の出
力DIRを取り込み、マニュアルリング2の回転方向を
検知する。DIRがセットされていたらSTEP78へ
進み、リセットされていたらSTEP79へ進む。
【0084】STEP78:端検出手段15からの信号
ZONE2を取り込み、リセットされていたら変倍調節
用光学系は望遠端に達しているので、これ以上は望遠方
向へ駆動させる必要はない。したがって、STEP75
へ進みモーター8を停止させる。
【0085】STEP79:端検出手段15からの信号
ZONE3を取り込み、リセットされていたら焦点調節
用光学系は広角端に達しているので、これ以上は広角方
向へ駆動させる必要はない。したがって、STEP75
へ進みモーター8を停止させる。
【0086】図23のSTEP80〜STEP103は
STEP53で許可したPLS割り込みルーチンを説明
したものである。
【0087】STEP80:TCオーバーフローによる
割り込みを禁止する。
【0088】STEP81:第2の実施例では、AFモ
ード時にはマニュアルリング2の回転操作による焦点調
節を禁止し、もし回転操作がなされた場合は回転操作に
応じた変倍調節を行う。またAFモード時にはマニュア
ルリング2の直進操作による変倍調整を禁止する。ここ
ではスイッチ14の状態を示すフラグAF_MODがセ
ットされていたらSTEP93へ、リセットされていた
らSTEP82へ進む。
【0089】STEP82:STEP82〜STEP9
1は焦点調節を行わせるためのマニュアルリング2の回
転運動によって発生するPLS割り込みルーチンであ
る。まずフラグPLS_FLAG1をリセットする。
【0090】STEP83:DRV_REQ1をリセッ
トする。
【0091】STEP84:フラグPLS_FLAG0
がリセット状態、すなわち現在焦点調節のための出力信
号PLS立ち上がりエッジの時間間隔測定中でなければ
STEP89へ進む。フラグPLS_FLAG0がセッ
ト状態、すなわち現在焦点調節のためのPLS立ち上が
りエッジの時間間隔測定中ならばSTEP85へ進む。
【0092】STEP85:TCを停止させる。
【0093】STEP86:現在のTC値をメモリTM
に格納する。この時、メモリTMは前回の出力信号PL
Sの立ち上がりエッジから今回の出力信号PLSの立ち
上がりエッジまでの時間間隔を表す。したがってこのメ
モリTMはマニュアルリング2の回転の速度を表してい
る。
【0094】STEP87:時間間隔TMに対応したモ
ーター7の駆動パワーをテーブルから読みだし、メモリ
PW0に格納する。なお、時間間隔TMと駆動パワーP
W0の関係は例えば図11のような関係である。
【0095】STEP88:フラグDRV_REQ0を
セットする。
【0096】STEP89:TCをリセットする。
【0097】STEP90:TCをスタートさせ、次の
出力信号PLSの立ち上がりエッジまでの時間間隔を開
始する。
【0098】STEP91:焦点調節のためのPLS立
ち上がりエッジの時間間隔測定中を表すフラグPLS_
FLAG0をセットし、STEP103へ進む。
【0099】STEP93:STEP93〜STEP1
03は変倍調節を行わせるためのマニュアルリング2の
回転運動によって発生するPLS割り込みルーチンであ
る。まずフラグPLS_FLAG0をリセットする。
【0100】STEP94:DRV_REQ0をリセッ
トする。
【0101】STEP95:フラグPLS_FLAG1
がリセット状態、すなわち現在変倍調節のための出力信
号PLS立ち上がりエッジの時間間隔測定中でなけれ
ば、STEP100へ進む。フラグPLS_FLAG1
がセット状態、すなわち現在変倍調節のための出力信号
PLSの立ち上がりエッジの時間間隔測定中ならばST
EP96へ進む。
【0102】STEP96:TCを停止させる。
【0103】STEP97:現在のTC値をメモリTM
に格納する。この時、メモリTMは前回のPLSの立ち
上がりエッジから今回のPLSの立ち上がりエッジまで
の時間間隔を表す。したがってこのメモリTMはマニュ
アルリング2の回転の速度を表している。
【0104】STEP98:時間間隔TMに対応したモ
ーター8の駆動パワーをテーブルから読みだし、メモリ
PW1に格納する。なお、時間間隔TMと駆動パワーP
W1の関係は例えば図11のような関係である。
【0105】STEP99:フラグDRV_REQ1を
セットする。
【0106】STEP100:TCをリセットする。
【0107】STEP101:TCをスタートさせ、次
の出力信号PLSの立ち上がりエッジまでの時間間隔の
測定を開始する。
【0108】STEP102:変倍調節のための出力信
号PLSの立ち上がりエッジの時間間隔測定中を表すフ
ラグPLS_FLAG1をセットする。
【0109】STEP103:TCオーバーフローによ
る割り込みを許可する。TCのオーバーフロー時間はマ
ニュアルリング2が回転運動をしていないと見なせる出
力信号PLSの立ち上がりエッジの時間間隔と等しくし
ておく。したがって、このTCオーバーフロー割り込み
が発生した時は、図24のSTEP110〜STEP1
13のルーチンへ進み、マニュアルリング2の回転運動
の停止処理を行う。
【0110】STEP111:TCを停止させる。
【0111】STEP112:マニュアルリング2の回
転は停止したとみなせるので、出力信号PLSの立ち上
がりエッジの時間間隔測定中を表すフラグPLS_FL
AG0・1をリセットする。
【0112】STEP113:マニュアルリング2の回
転は停止したとみなせるので、モーター7またはモータ
ー8を停止させるためにフラグDRV_REQ0・1を
リセットして、リターンする。
【0113】図25は駆動量検出手段9のコンパレータ
ー43の出力パルス(以下FPと称す)の立ち上がりエ
ッジによる割り込みが生じた時の割り込みルーチンであ
る。
【0114】STEP115:出力パルスFPの立ち上
がりエッジの入力回数を表すメモリPLS_Cの内容を
加算する。
【0115】STEP116:カメラから受信した駆動
量DRV_PからPLS_Cの値を減算し、ZAN_P
に格納する。すなわち、ZAN_Pにはカメラからの駆
動量に対する駆動残量が入る。
【0116】STEP117:駆動残量ZAN_Pに対
応した焦点調節用モーター7の駆動パワーをテーブルよ
り参照し、PW0に格納した後、リターンする。
【0117】以上述べてきたように、第2の実施例では
MFモード時はマニュアルリング2の回転操作によって
焦点調節用モーターの制御、およびマニュアルリング2
の直進操作によって変倍調節用モーターの制御のどちら
か一方または両方同時に行うことがができ、AFモード
時にはマニュアルリング2の回転操作によってのみ変倍
調節用モーターの制御を行い、マニュアルによる焦点調
節は禁止する。
【0118】第2の実施例では、自動焦点調節モード時
のみマニュアルによる焦点調節は禁止しているが、逆に
自動焦点調節でない時、マニュアルによる変倍調節を禁
止してもよい。
【0119】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、マニ
ュアル焦点調節モード、自動焦点調節モードのモード選
択に対応し、1つの操作部材の回転方向および直進方向
操作量に応じて、焦点調節と変倍調節をアクチュエー
ターにより行うことができ、光学機器の小型化、及び操
作性の向上を果たす効果があり、自動焦点調節モードが
選択されている時は、操作部材の回転方向の操作量に応
じて、変倍調節用アクチュエーターを駆動制御するよう
にしたので、一般的なズーム操作である回転操作で変倍
調節を行うことができ、操作性の向上を果たす効果があ
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例をあらわすブロック図。
【図2】マニュアルリングおよびマニュアルリング回転
操作・直進操作を検出する検出手段を詳細に説明した
図。
【図3】回転操作の検出手段をあらわす図。
【図4】図3の検出手段によって発生する信号のタイミ
ング図。
【図5】直進操作検出手段を詳細に説明した図。
【図6】マニュアルリングの直進方向の位置とV1との
関係図。
【図7】駆動量検出手段の説明図。
【図8】端検出手段の説明図。
【図9】変倍光学系の位置検出手段の詳細図。
【図10】変倍光学系の位置とV2の関係図。
【図11】PLS信号入力に対する焦点調節用モーター
の駆動パワーの関係を表した関係図。
【図12】第1の実施例を説明するためのフローチャー
ト。
【図13】第1の実施例を説明するためのフローチャー
ト。
【図14】第1の実施例を説明するためのフローチャー
ト。
【図15】第1の実施例を説明するためのフローチャー
ト。
【図16】第1の実施例を説明するためのフローチャー
ト。
【図17】第2の実施例をあらわすブロック図。
【図18】端検出手段の詳細図。
【図19】第2の実施例を説明するためのフローチャー
ト。
【図20】第2の実施例を説明するためのフローチャー
ト。
【図21】第2の実施例を説明するためのフローチャー
ト。
【図22】第2の実施例を説明するためのフローチャー
ト。
【図23】第2の実施例を説明するためのフローチャー
ト。
【図24】第2の実施例を説明するためのフローチャー
ト。
【図25】第2の実施例を説明するためのフローチャー
ト。
【符号の説明】
1 マイコン 2 マニュアルリング 3 マニュアルリングの回転検出手段 4 マニュアルリングの直進検出手段 5・6 モータードライバー 7・8 それぞれ焦点調節用・変倍調節用のモーター 12 焦点調節用光学系 13 変倍調節用光学系 10 焦点調節用光学系の端を検出するための端検出手
段 11 変倍調節用の位置検出手段 14 自動焦点調節モードか否かを選択するスイッチ 17 カメラマイコン 18 焦点検出手段

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転運動及び直進運動可能な操作部材
    と、該操作部材の回転方向の操作量を検出可能な第1の
    検出手段と、該操作部材の直進方向の操作量を検出可能
    な第2の検出手段と、焦点調節用アクチュエーターと、
    変倍調節用アクチュエーターと、自動焦点調節モードと
    マニュアル焦点調節モードとを選択する選択手段とを有
    する光学機器において、 前記選択手段によりマニュアル焦点調節モードが選択さ
    れている時は、 前記操作部材の直進方向の操作量に応じて出力される前
    記第2の検出手段からの第2の信号に対応して、前記変
    倍調節用アクチュエーターを駆動制御し、 前記選択手段により自動焦点調節モードが選択されてい
    る時は、 前記操作部材の回転方向の操作量に応じて出力される前
    記第1の検出手段からの第1の信号に対応して、前記変
    倍調節用アクチュエーターを駆動制御することを特徴と
    する光学機器。
  2. 【請求項2】 前記選択手段によりマニュアル焦点調節
    モードが選択されている時は、前記操作部材の回転方向
    の操作量に応じて出力される前記第1の信号に応じて前
    記焦点調節用アクチュエーターを駆動制御することを特
    徴とする請求項1の光学機器。
  3. 【請求項3】 前記選択手段により自動焦点調節モード
    が選択されている時は、前記操作部材の回転方向の操作
    量に応じた前記焦点調節用アクチュエーターの駆動を禁
    止することを特徴とする請求項1の光学機器。
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