JP3334345B2 - Catv端末装置 - Google Patents
Catv端末装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同期圧縮方式のスクラ
ンブルをディスクランブルするためのCATV端末装置
に関するものである。
ンブルをディスクランブルするためのCATV端末装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、都市型CATVシステム等におい
て盗視聴の防止をするためにテレビジョン信号にスクラ
ンブルを施すことが一般的になっている。このスクラン
ブル方式としては同期圧縮方式が広く利用されている。
て盗視聴の防止をするためにテレビジョン信号にスクラ
ンブルを施すことが一般的になっている。このスクラン
ブル方式としては同期圧縮方式が広く利用されている。
【0003】以下、同期圧縮方式のスクランブルが施さ
れた映像信号をディスクランブルする、従来のCATV
端末装置の構成及び信号の流れ動作を、図4及び図5を
利用して説明する。図4は従来のCATV端末装置にお
けるディスクランブル周辺回路のブロック構成図であ
る。1は同期圧縮方式のスクランブルが施されRFキャ
リアにAM変調した映像信号と、キー信号をAM変調
し、音声信号をFM変調したRFキャリアを含むテレビ
ジョン信号を選局、受信するためのチューナ。4はIF
に変換されたIF映像信号2をキー信号9を基に作られ
た制御信号11によりディスクランブルを行なうディス
クランブル回路。6はIFに変換されディスクランブル
された映像信号5及びIFに変換されたIF音声信号3
を映像ベースバンド信号、音声ベースバンド信号に復調
するためのVIF・SIF復調回路である。前記IF音
声信号3は前記VIF・SIF復調回路6でインターキ
ャリア13に変換された後、FM検波して音声ベースバ
ンド信号に復調される。8は前記インターキャリア13
に変換された音声信号から、キー信号9をAM検波する
ためのキー信号検波回路である。10は検波されたキー
信号9をもとに制御信号11を作り、前記ディスクラン
ブル回路4を制御し、制御信号12にて前記チューナ1
の制御、及び端末装置全体の制御を行なう制御回路であ
る。
れた映像信号をディスクランブルする、従来のCATV
端末装置の構成及び信号の流れ動作を、図4及び図5を
利用して説明する。図4は従来のCATV端末装置にお
けるディスクランブル周辺回路のブロック構成図であ
る。1は同期圧縮方式のスクランブルが施されRFキャ
リアにAM変調した映像信号と、キー信号をAM変調
し、音声信号をFM変調したRFキャリアを含むテレビ
ジョン信号を選局、受信するためのチューナ。4はIF
に変換されたIF映像信号2をキー信号9を基に作られ
た制御信号11によりディスクランブルを行なうディス
クランブル回路。6はIFに変換されディスクランブル
された映像信号5及びIFに変換されたIF音声信号3
を映像ベースバンド信号、音声ベースバンド信号に復調
するためのVIF・SIF復調回路である。前記IF音
声信号3は前記VIF・SIF復調回路6でインターキ
ャリア13に変換された後、FM検波して音声ベースバ
ンド信号に復調される。8は前記インターキャリア13
に変換された音声信号から、キー信号9をAM検波する
ためのキー信号検波回路である。10は検波されたキー
信号9をもとに制御信号11を作り、前記ディスクラン
ブル回路4を制御し、制御信号12にて前記チューナ1
の制御、及び端末装置全体の制御を行なう制御回路であ
る。
【0004】次に同期圧縮方式のディスクランブルをす
る方法、及び端末装置における信号の流れ動作を説明す
る。同期圧縮方式とは垂直同期、水平同期の各同期期間
を映像期間の振幅に対し一定の比率で圧縮し、送出する
ことでスクランブルするものである。ここで、図5を利
用して前記同期圧縮方式のスクランブルをディスクラン
ブルする方法を説明する。
る方法、及び端末装置における信号の流れ動作を説明す
る。同期圧縮方式とは垂直同期、水平同期の各同期期間
を映像期間の振幅に対し一定の比率で圧縮し、送出する
ことでスクランブルするものである。ここで、図5を利
用して前記同期圧縮方式のスクランブルをディスクラン
ブルする方法を説明する。
【0005】15はチューナ1からIFに変換されたI
F映像信号の変調波形である。前記IF映像信号15は
正規IF映像信号に対し、映像期間に一定の比率で、同
期期間が圧縮され、スクランブルが施されたものであ
る。IF映像信号15の期間aに圧縮された同期期間を
示す。まず、このIF映像信号15に対して、波形整形
された後のキー信号18を基準に制御信号19の期間b
のタイミングで作られた制御信号19を利用して、同期
期間が圧縮されている比率と同様の比率で映像期間に圧
縮を施す。次に前記同期期間及び映像期間が同様に圧縮
された信号を伸張することによりディスクランブルする
ものである。前記キー信号18は音声信号がFM変調さ
れているRFキャリアに各水平同期の圧縮タイミングに
連動してAM変調を施し、送出するものである。
F映像信号の変調波形である。前記IF映像信号15は
正規IF映像信号に対し、映像期間に一定の比率で、同
期期間が圧縮され、スクランブルが施されたものであ
る。IF映像信号15の期間aに圧縮された同期期間を
示す。まず、このIF映像信号15に対して、波形整形
された後のキー信号18を基準に制御信号19の期間b
のタイミングで作られた制御信号19を利用して、同期
期間が圧縮されている比率と同様の比率で映像期間に圧
縮を施す。次に前記同期期間及び映像期間が同様に圧縮
された信号を伸張することによりディスクランブルする
ものである。前記キー信号18は音声信号がFM変調さ
れているRFキャリアに各水平同期の圧縮タイミングに
連動してAM変調を施し、送出するものである。
【0006】チューナ1によって選局、受信されIFに
変換されたIF音声信号3はキー信号が重畳されたまま
VIF・SIF復調回路6に入力される。前記IF音声
信号3はVIF・SIF復調回路6において、初めにイ
ンターキャリア13の4.5MHzに変換される。次に
FM検波により音声ベースバンド信号として復調され
る。また、音声信号がFM変調されているRFキャリア
に対しAM変調されているキー信号は、前記インターキ
ャリアに変換された後、AM検波を行うためのキー信号
検波回路8で検波後、波形整形後され制御回路10に入
力される。
変換されたIF音声信号3はキー信号が重畳されたまま
VIF・SIF復調回路6に入力される。前記IF音声
信号3はVIF・SIF復調回路6において、初めにイ
ンターキャリア13の4.5MHzに変換される。次に
FM検波により音声ベースバンド信号として復調され
る。また、音声信号がFM変調されているRFキャリア
に対しAM変調されているキー信号は、前記インターキ
ャリアに変換された後、AM検波を行うためのキー信号
検波回路8で検波後、波形整形後され制御回路10に入
力される。
【0007】制御回路10では入力されたキー信号9を
基に制御信号11を図5のキー信号18および期間bの
タイミングで作成しディスクランブル回路4を制御す
る。
基に制御信号11を図5のキー信号18および期間bの
タイミングで作成しディスクランブル回路4を制御す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、音声信号がF
M変調されているRFキャリアに、ディスクランブルす
るためのキー信号をAM変調するため、前記RFキャリ
アに音声信号のサイドバンドが発生する。VIF・SI
F復調回路6における映像ベースバンド信号の復調は約
4.2MHzの帯域である。この帯域の高域部分にキー
信号でAM変調したことによる音声信号のサイドバンド
成分が漏れ込み、本来の映像信号とともに映像ベースバ
ンド信号として図5の符号16の様に復調される。キー
信号は前記手順に示したように、ディスクランブルのタ
イミングを決定しており、一般的には映像信号のフロン
トポーチと同一タイミング付近に挿入、送出されてい
る。前記送出された映像信号とキー信号のタイミング例
を図5の符号16及び符号18に示す。ここで、前記音
声信号のサイドバンド成分の漏れ込み成分が水平同期の
前縁に符号17に示したようにかかる。そのため、TV
セットの水平同期を揺らすことによる画面の搖れが発生
し、TV画像への妨害となる。
M変調されているRFキャリアに、ディスクランブルす
るためのキー信号をAM変調するため、前記RFキャリ
アに音声信号のサイドバンドが発生する。VIF・SI
F復調回路6における映像ベースバンド信号の復調は約
4.2MHzの帯域である。この帯域の高域部分にキー
信号でAM変調したことによる音声信号のサイドバンド
成分が漏れ込み、本来の映像信号とともに映像ベースバ
ンド信号として図5の符号16の様に復調される。キー
信号は前記手順に示したように、ディスクランブルのタ
イミングを決定しており、一般的には映像信号のフロン
トポーチと同一タイミング付近に挿入、送出されてい
る。前記送出された映像信号とキー信号のタイミング例
を図5の符号16及び符号18に示す。ここで、前記音
声信号のサイドバンド成分の漏れ込み成分が水平同期の
前縁に符号17に示したようにかかる。そのため、TV
セットの水平同期を揺らすことによる画面の搖れが発生
し、TV画像への妨害となる。
【0009】本発明は、音声信号がFM変調されている
RFキャリアにキー信号を重畳した際に発生する映像信
号への音声信号のサイドバンド成分の漏れ込みを除去
し、TV画像への妨害を軽減するためのCATV端末装
置を提供するものである。
RFキャリアにキー信号を重畳した際に発生する映像信
号への音声信号のサイドバンド成分の漏れ込みを除去
し、TV画像への妨害を軽減するためのCATV端末装
置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明におけるCATV
端末装置は、RFキャリアを音声信号でFM変調し、さ
らにキー信号をAMで重畳した信号と、RFキャリアを
映像信号でAM変調し、さらに同期圧縮方式のスクラン
ブルを施した信号を含むRFテレビジョン信号を選局、
受信するためのチューナを持ち、前記チューナでIFに
変換されたIF映像信号をディスクランブルするための
ディスクランブル回路とディスクランブルされたIF映
像信号と前記チューナによりIFに変換されたIF音声
信号を各々のベースバンド信号に復調するVIF・SI
F復調回路と、前記VIF・SIF復調回路での音声ベ
ースバンド信号に復調する過程おいてインターキャリア
に変換された音声信号から、キー信号をAM検波するキ
ー信号検波回路と、検波されたキー信号を基に前記ディ
スクランブル回路の制御、及び端末装置全体の制御を行
なう制御回路とを備えたCATV端末装置に加え、前記
キー信号をトリガーとして、前記VIF・SIF復調回
路にて復調された映像ベースバンド信号に混入した音声
信号のサイドバンド成分を除去する映像ノイズリダクシ
ョン回路を備えるものである。
端末装置は、RFキャリアを音声信号でFM変調し、さ
らにキー信号をAMで重畳した信号と、RFキャリアを
映像信号でAM変調し、さらに同期圧縮方式のスクラン
ブルを施した信号を含むRFテレビジョン信号を選局、
受信するためのチューナを持ち、前記チューナでIFに
変換されたIF映像信号をディスクランブルするための
ディスクランブル回路とディスクランブルされたIF映
像信号と前記チューナによりIFに変換されたIF音声
信号を各々のベースバンド信号に復調するVIF・SI
F復調回路と、前記VIF・SIF復調回路での音声ベ
ースバンド信号に復調する過程おいてインターキャリア
に変換された音声信号から、キー信号をAM検波するキ
ー信号検波回路と、検波されたキー信号を基に前記ディ
スクランブル回路の制御、及び端末装置全体の制御を行
なう制御回路とを備えたCATV端末装置に加え、前記
キー信号をトリガーとして、前記VIF・SIF復調回
路にて復調された映像ベースバンド信号に混入した音声
信号のサイドバンド成分を除去する映像ノイズリダクシ
ョン回路を備えるものである。
【0011】
【作用】上記構成により本発明のCATV装置は、ディ
スクランブル後、キー信号をトリガーとして映像ノイズ
リダクション回路に含まれるトラップ回路を動作させる
ことにより、キー信号をAM変調し重畳した際に映像ベ
ースバンド信号に漏れ込む音声信号のサイドバンド成分
を除去できる。
スクランブル後、キー信号をトリガーとして映像ノイズ
リダクション回路に含まれるトラップ回路を動作させる
ことにより、キー信号をAM変調し重畳した際に映像ベ
ースバンド信号に漏れ込む音声信号のサイドバンド成分
を除去できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例におけるCATV端
末装置を図1〜図3、及び図5を用いて説明する。図1
において、符号1〜11を付している各回路構成ブロッ
クは、図4における従来のCATV端末装置に備えられ
たものと同一である。図4の従来構成との違いは、本発
明では映像ノイズリダクション回路14を新たに追加し
た点である。
末装置を図1〜図3、及び図5を用いて説明する。図1
において、符号1〜11を付している各回路構成ブロッ
クは、図4における従来のCATV端末装置に備えられ
たものと同一である。図4の従来構成との違いは、本発
明では映像ノイズリダクション回路14を新たに追加し
た点である。
【0013】まず、図1を用いて本発明の動作を映像信
号、音声信号、キー信号にわけて説明する。チューナ1
より出力されたIF映像信号2はディスクランブル回路
4によりディスクランブルされ、VIF・SIF復調回
路6に入力される。VIF・SIF復調回路6ではAM
検波をすることにより映像ベースバンド信号7に復調す
る。復調された映像ベースバンド信号7は映像ノイズリ
ダクション回路14に入力される。
号、音声信号、キー信号にわけて説明する。チューナ1
より出力されたIF映像信号2はディスクランブル回路
4によりディスクランブルされ、VIF・SIF復調回
路6に入力される。VIF・SIF復調回路6ではAM
検波をすることにより映像ベースバンド信号7に復調す
る。復調された映像ベースバンド信号7は映像ノイズリ
ダクション回路14に入力される。
【0014】一方、チューナ1より出力されたIF音声
信号3は、キー信号がAM変調されて重畳されたままV
IF・SIF復調回路6に入力される。VIF・SIF
復調回路6では、音声ベースバンド信号に復調するため
に、まず、インターキャリア13に周波数変換し、FM
検波をして音声ベースバンド信号に復調する。前記イン
ターキャリア13にはキー信号が重畳されたままである
が、音声ベースバンド信号の復調はFM検波であること
よりキー信号の影響は出力に現れない。RFキャリアに
AM変調し、重畳されたキー信号は前記VIF・SIF
復調回路6でインターキャリア13に変換された時点で
キー信号検波回路8に入力される。前記キー信号検波回
路8ではAM検波をして、波形整形後、キー信号9とな
り、制御回路10及び映像ノイズリダクション回路14
に入力される。
信号3は、キー信号がAM変調されて重畳されたままV
IF・SIF復調回路6に入力される。VIF・SIF
復調回路6では、音声ベースバンド信号に復調するため
に、まず、インターキャリア13に周波数変換し、FM
検波をして音声ベースバンド信号に復調する。前記イン
ターキャリア13にはキー信号が重畳されたままである
が、音声ベースバンド信号の復調はFM検波であること
よりキー信号の影響は出力に現れない。RFキャリアに
AM変調し、重畳されたキー信号は前記VIF・SIF
復調回路6でインターキャリア13に変換された時点で
キー信号検波回路8に入力される。前記キー信号検波回
路8ではAM検波をして、波形整形後、キー信号9とな
り、制御回路10及び映像ノイズリダクション回路14
に入力される。
【0015】制御回路10ではキー信号9を基にディス
クランブル制御信号11を作成し、ディスクランブル回
路4の制御を行なう。また、キー信号9はトリガーとし
て映像ノイズリダクション回路14に入力され、復調さ
れた映像ベースバンド信号7を通過させると同時に映像
ノイズリダクション回路14を動作させることにより音
声信号のサイドバンド成分を除去する。
クランブル制御信号11を作成し、ディスクランブル回
路4の制御を行なう。また、キー信号9はトリガーとし
て映像ノイズリダクション回路14に入力され、復調さ
れた映像ベースバンド信号7を通過させると同時に映像
ノイズリダクション回路14を動作させることにより音
声信号のサイドバンド成分を除去する。
【0016】次に図2及び図3を利用して映像ノイズリ
ダクション回路の一実施例を説明する。図2に示す映像
ノイズリダクション回路はトランジスタTr、抵抗R
1、抵抗R2からなるバッファ回路、コイルL及びコン
デンサCからなるトラップ回路、キー信号をトリガーと
してオン、オフをするスイッチ回路SWから構成され
る。復調された映像ベースバンド信号は前記バッファ回
路を通過後、キー信号より作成したタイミングで一部の
期間のみトラップ機能を有効とするものである。前記ト
ラップ回路の特性例を図3に示す。
ダクション回路の一実施例を説明する。図2に示す映像
ノイズリダクション回路はトランジスタTr、抵抗R
1、抵抗R2からなるバッファ回路、コイルL及びコン
デンサCからなるトラップ回路、キー信号をトリガーと
してオン、オフをするスイッチ回路SWから構成され
る。復調された映像ベースバンド信号は前記バッファ回
路を通過後、キー信号より作成したタイミングで一部の
期間のみトラップ機能を有効とするものである。前記ト
ラップ回路の特性例を図3に示す。
【0017】次に図2、図3及び図5を用いて波形によ
り説明する。符号15の波形は付号aに示す同期期間が
圧縮され送出されてきたIF映像信号の変調波形であ
る。符号18の波形は映像信号に連動して送出されたキ
ー信号を検波後、波形整形した波形である。該キー信号
波形18をもとに映像期間を同期期間、符号aと同様に
圧縮するためのディスクランブル制御信号波形19を符
号bに示すタイミングで作成する。作成されたディスク
ランブル制御信号はディスクランブル回路を制御し、前
記IF映像信号の変調波形15をディスランブルする。
り説明する。符号15の波形は付号aに示す同期期間が
圧縮され送出されてきたIF映像信号の変調波形であ
る。符号18の波形は映像信号に連動して送出されたキ
ー信号を検波後、波形整形した波形である。該キー信号
波形18をもとに映像期間を同期期間、符号aと同様に
圧縮するためのディスクランブル制御信号波形19を符
号bに示すタイミングで作成する。作成されたディスク
ランブル制御信号はディスクランブル回路を制御し、前
記IF映像信号の変調波形15をディスランブルする。
【0018】ディスクランブルし、復調された映像ベー
スバンド信号波形16は、符号17に示す位置に音声信
号のサイドバンド成分が漏れ込んだまま、図2のバッフ
ァ回路に入力される。キー信号波形18のタイミングで
オンするトラップ回路は、音声信号のサイドバンド成分
の4.2MHz付近を除去し映像ベースバンド信号波形
20を出力する。
スバンド信号波形16は、符号17に示す位置に音声信
号のサイドバンド成分が漏れ込んだまま、図2のバッフ
ァ回路に入力される。キー信号波形18のタイミングで
オンするトラップ回路は、音声信号のサイドバンド成分
の4.2MHz付近を除去し映像ベースバンド信号波形
20を出力する。
【0019】ここで、音声信号のサイドバンド成分の漏
れ込みについて再度説明する。キー信号は音声信号がF
M変調されているRFキャリアに対してAM変調を施さ
れて重畳される。この時、AM変調したことによるサイ
ドバンド成分がRFキャリアの上下に発生する。
れ込みについて再度説明する。キー信号は音声信号がF
M変調されているRFキャリアに対してAM変調を施さ
れて重畳される。この時、AM変調したことによるサイ
ドバンド成分がRFキャリアの上下に発生する。
【0020】図1のVIF・SIF復調回路6における
映像ベースバンド信号の復調の帯域幅は約4.2MHz
を有している。また、前記RFキャリアの下側に発生し
たサイドバンド成分は映像ベースバンド信号と同様にA
M変調を施されている。よって、映像ベースバンド信号
の帯域に入り込むサイドバンド成分は映像信号として同
時に復調される。このことより、映像ベースバンド信号
に音声信号のサイドバンド成分の漏れ込みが生じる。
映像ベースバンド信号の復調の帯域幅は約4.2MHz
を有している。また、前記RFキャリアの下側に発生し
たサイドバンド成分は映像ベースバンド信号と同様にA
M変調を施されている。よって、映像ベースバンド信号
の帯域に入り込むサイドバンド成分は映像信号として同
時に復調される。このことより、映像ベースバンド信号
に音声信号のサイドバンド成分の漏れ込みが生じる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によればキー信号を
トリガーとして映像ノイズリダクション回路に含まれる
トラップ回路を動作させることにより、キー信号をAM
変調し重畳した際に映像ベースバンド信号に漏れ込む音
声信号のサイドバンド成分を除去し、TV画像への妨害
を防ぎ、画質向上に寄与するものである。
トリガーとして映像ノイズリダクション回路に含まれる
トラップ回路を動作させることにより、キー信号をAM
変調し重畳した際に映像ベースバンド信号に漏れ込む音
声信号のサイドバンド成分を除去し、TV画像への妨害
を防ぎ、画質向上に寄与するものである。
【図1】本発明の一実施例におけるCATV端末装置の
回路ブロック構成図
回路ブロック構成図
【図2】図1を構成する映像ノイズリダクション回路内
に含まれるトラップ回路の回路図。
に含まれるトラップ回路の回路図。
【図3】図2に示す回路の特性図
【図4】従来のCATV端末装置の回路ブロック構成図
【図5】従来及び本発明によるCATV端末装置の映像
信号及びキー信号タイミングを示す図
信号及びキー信号タイミングを示す図
1 チューナ 2 IF映像信号 3 IF音声信号 4 ディスクランブル回路 5 ディスクランブルされたIF映像信号 6 VIF・SIF復調回路 7 映像ベースバンド信号 8 キー信号検波回路 9 キー信号 10 制御回路 11 ディスクランブル制御信号 12 選局制御信号 13 インターキャリアに変換された音声信号 14 映像ノイズリダクション回路 15 同期圧縮が施された映像信号 16 VIF・SIF復調回路にて復調された映像ベー
スバンド信号 17 音声信号のサイドバンド成分によるノイズ 18 キー信号及びそのタイミング 19 キー信号を基準に作られたディスクランブル制御
信号11 20 映像ノイズリダクション回路通過後の映像ベース
バンド信号
スバンド信号 17 音声信号のサイドバンド成分によるノイズ 18 キー信号及びそのタイミング 19 キー信号を基準に作られたディスクランブル制御
信号11 20 映像ノイズリダクション回路通過後の映像ベース
バンド信号
フロントページの続き (72)発明者 諸富 哲明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 審査官 山崎 達也 (56)参考文献 特開 平5−260467(JP,A) 特開 平5−336521(JP,A) 特開 平5−183898(JP,A) 特開 平3−114386(JP,A) 特開 平4−196876(JP,A) 実開 平5−63180(JP,U) 実開 平2−57683(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/10 H04N 7/14 - 7/173 H04N 7/20 - 7/22
Claims (2)
- 【請求項1】 テレビジョン信号を選局、受信するチュ
ーナと、IF映像信号をディスクランブルするためのデ
ィスクランブル回路と、ディスクランブルされたIF映
像信号と、前記チューナからIFに変換されたIF音声
信号を映像ベースバンド信号と音声ベースバンド信号に
復調するVIF・SIF復調回路と、前記音声ベースバ
ンド信号に復調する過程においてインターキャリアに変
換された音声信号からキー信号をAM検波するキー信号
検波回路と、前記検波されたキー信号を基にディスクラ
ンブル回路の制御及び端末装置全体の制御をする制御回
路とを備え、前記検波されたキー信号をトリガーとして
前記VIF・SIF復調回路にて復調された映像ベース
バンド信号に混入した音声信号のサイドバンド成分を除
去する映像ノイズリダクション回路を具備したCATV
端末装置。 - 【請求項2】 映像ベースバンド信号に混入した音声信
号のサイドバンド成分を除去するため、映像ノイズリダ
クション回路をキー信号をトリガとして動作するトラッ
プ回路としたことを特徴とする請求項1記載のCATV
端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18124694A JP3334345B2 (ja) | 1994-08-02 | 1994-08-02 | Catv端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18124694A JP3334345B2 (ja) | 1994-08-02 | 1994-08-02 | Catv端末装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0846947A JPH0846947A (ja) | 1996-02-16 |
JP3334345B2 true JP3334345B2 (ja) | 2002-10-15 |
Family
ID=16097356
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18124694A Expired - Fee Related JP3334345B2 (ja) | 1994-08-02 | 1994-08-02 | Catv端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3334345B2 (ja) |
-
1994
- 1994-08-02 JP JP18124694A patent/JP3334345B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0846947A (ja) | 1996-02-16 |
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