JPH0723366A - スクランブル信号用agc回路 - Google Patents
スクランブル信号用agc回路Info
- Publication number
- JPH0723366A JPH0723366A JP5144610A JP14461093A JPH0723366A JP H0723366 A JPH0723366 A JP H0723366A JP 5144610 A JP5144610 A JP 5144610A JP 14461093 A JP14461093 A JP 14461093A JP H0723366 A JPH0723366 A JP H0723366A
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- JP
- Japan
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- signal
- circuit
- demodulator
- constant voltage
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- Pending
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- Television Receiver Circuits (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 同期信号にスクランブルが施されたテレビジ
ョン信号を復調する回路において、専用のキードAGC
動作の復調器を開発することなく、汎用のピークAGC
動作の復調ICを利用して、スクランブル信号のままで
復調することができるスクランブル信号用AGC回路を
実現する。 【構成】 汎用の復調ICを用いた復調器1の出力に、
スイッチ回路4、レベルシフト回路6を直流結合にて接
続し、制御信号発生回路3からの制御信号により、復調
器1から出力されるスクランブル信号の基準電位部分と
定電圧回路5から出力される定電圧を選択的に切り換え
る制御をする。選択した基準電位部分と定電圧をレベル
シフト回路6にて一定量レベルシフトし、基準電位部分
を通常のテレビジョン信号の同期尖頭部と同じ電位にし
て復調器1に入力することで、復調器1でのキードAG
C動作を可能にする。
ョン信号を復調する回路において、専用のキードAGC
動作の復調器を開発することなく、汎用のピークAGC
動作の復調ICを利用して、スクランブル信号のままで
復調することができるスクランブル信号用AGC回路を
実現する。 【構成】 汎用の復調ICを用いた復調器1の出力に、
スイッチ回路4、レベルシフト回路6を直流結合にて接
続し、制御信号発生回路3からの制御信号により、復調
器1から出力されるスクランブル信号の基準電位部分と
定電圧回路5から出力される定電圧を選択的に切り換え
る制御をする。選択した基準電位部分と定電圧をレベル
シフト回路6にて一定量レベルシフトし、基準電位部分
を通常のテレビジョン信号の同期尖頭部と同じ電位にし
て復調器1に入力することで、復調器1でのキードAG
C動作を可能にする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同期信号にスクランブ
ルを施されたテレビジョン信号を受信するCATV端末
装置に用いられる復調器のスクランブル信号用AGC回
路(自動利得制御回路)に関するものである。
ルを施されたテレビジョン信号を受信するCATV端末
装置に用いられる復調器のスクランブル信号用AGC回
路(自動利得制御回路)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、CATVシステムにおいて有料放
送のサービスが一般的になり、有料放送の盗視聴を防止
するために、テレビジョン信号にスクランブルを施すこ
とが必要になっている。スクランブル方式には大別して
RF方式とベースバンド方式の二種があり、前者は変調
搬送波にスクランブルを施すものであり、後者はベース
バンドビデオ信号にスクランブルを施すものである。C
ATV端末装置においてディスクランブルを行う場合、
RF方式では復調器の前段でディスクランブルを行い、
ベースバンド方式では復調器の後段でディスクランブル
を行う構成となっている。
送のサービスが一般的になり、有料放送の盗視聴を防止
するために、テレビジョン信号にスクランブルを施すこ
とが必要になっている。スクランブル方式には大別して
RF方式とベースバンド方式の二種があり、前者は変調
搬送波にスクランブルを施すものであり、後者はベース
バンドビデオ信号にスクランブルを施すものである。C
ATV端末装置においてディスクランブルを行う場合、
RF方式では復調器の前段でディスクランブルを行い、
ベースバンド方式では復調器の後段でディスクランブル
を行う構成となっている。
【0003】このためベースバンド方式の場合、復調器
においてスクランブルの施されたテレビジョン信号のま
ま復調しなくてはならない。ディジタル同期や同期オフ
セットなどのように同期信号にスクランブルが施してあ
ると、通常のテレビジョン信号のようにレベルが一定の
同期尖頭部がないため、テレビジョン受像機用のピーク
AGC動作の復調ICではピークAGC動作が行えず、
復調器として利用できない。スクランブルの施されたテ
レビジョン信号のまま復調するために、それぞれのスク
ランブルに固有の基準電位部分に対するキードAGCで
動作する専用の復調器を開発し、復調している。
においてスクランブルの施されたテレビジョン信号のま
ま復調しなくてはならない。ディジタル同期や同期オフ
セットなどのように同期信号にスクランブルが施してあ
ると、通常のテレビジョン信号のようにレベルが一定の
同期尖頭部がないため、テレビジョン受像機用のピーク
AGC動作の復調ICではピークAGC動作が行えず、
復調器として利用できない。スクランブルの施されたテ
レビジョン信号のまま復調するために、それぞれのスク
ランブルに固有の基準電位部分に対するキードAGCで
動作する専用の復調器を開発し、復調している。
【0004】図4にベースバンド方式のスクランブル
で、ディジタル同期方式のスクランブルを施してある場
合の信号図を示す。同期信号が全く別のディジタル同期
に置き換えられ、映像部分の50IREの位置に挿入さ
れている。この信号を復調する場合は、ディジタル同期
を基準電位部分としてキードAGCをかける専用回路を
必要とする。また、図5にベースバンド方式のスクラン
ブルで、同期オフセット方式のスクランブルを施してあ
る場合の信号図を示す。同期信号が50IREオフセッ
トされ、映像部分に埋め込まれている。この信号を復調
する場合は、50IREオフセットされた同期信号を基
準電位部分としてキードAGCをかける専用回路を必要
とする。
で、ディジタル同期方式のスクランブルを施してある場
合の信号図を示す。同期信号が全く別のディジタル同期
に置き換えられ、映像部分の50IREの位置に挿入さ
れている。この信号を復調する場合は、ディジタル同期
を基準電位部分としてキードAGCをかける専用回路を
必要とする。また、図5にベースバンド方式のスクラン
ブルで、同期オフセット方式のスクランブルを施してあ
る場合の信号図を示す。同期信号が50IREオフセッ
トされ、映像部分に埋め込まれている。この信号を復調
する場合は、50IREオフセットされた同期信号を基
準電位部分としてキードAGCをかける専用回路を必要
とする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の方法では、キードAGCで動作する専用の復調器が
必要であり、現在、テレビジョン受像機用として広く普
及している安価なピークAGC動作の復調ICを利用す
ることができない。専用の復調器を開発すると汎用の復
調ICよりも高価になり、普及用のCATV端末装置と
してのコストメリットがなくなってしまう。
来の方法では、キードAGCで動作する専用の復調器が
必要であり、現在、テレビジョン受像機用として広く普
及している安価なピークAGC動作の復調ICを利用す
ることができない。専用の復調器を開発すると汎用の復
調ICよりも高価になり、普及用のCATV端末装置と
してのコストメリットがなくなってしまう。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、専用のキードAGC動作の復調器を開発することな
く、テレビジョン受像機用として広く普及している安価
なピークAGC動作の復調ICを利用して、同期信号に
スクランブルを施されたテレビジョン信号を復調するこ
とができるスクランブル信号用AGC回路を実現し、安
価なCATV端末装置を提供することを目的とする。
で、専用のキードAGC動作の復調器を開発することな
く、テレビジョン受像機用として広く普及している安価
なピークAGC動作の復調ICを利用して、同期信号に
スクランブルを施されたテレビジョン信号を復調するこ
とができるスクランブル信号用AGC回路を実現し、安
価なCATV端末装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のスクランブル信号用AGC回路は、ピークA
GC動作を行う復調器と、一定の電圧を発生する定電圧
回路と、前記復調器から出力されるスクランブルが施さ
れたテレビジョン信号の基準電位と前記定電圧回路から
出力される定電圧を選択的に切り換えるスイッチ回路
と、前記スイッチ回路にて選択した基準電位及び定電圧
を一定量シフトするレベルシフト回路と、前記スイッチ
回路を制御する信号を発生する制御信号発生回路とを有
するものである。
に本発明のスクランブル信号用AGC回路は、ピークA
GC動作を行う復調器と、一定の電圧を発生する定電圧
回路と、前記復調器から出力されるスクランブルが施さ
れたテレビジョン信号の基準電位と前記定電圧回路から
出力される定電圧を選択的に切り換えるスイッチ回路
と、前記スイッチ回路にて選択した基準電位及び定電圧
を一定量シフトするレベルシフト回路と、前記スイッチ
回路を制御する信号を発生する制御信号発生回路とを有
するものである。
【0008】
【作用】上記構成により、専用のキードAGC動作の復
調器を開発することなく、テレビジョン受像機用として
広く普及している安価なピークAGC動作の復調ICを
利用して、同期信号にスクランブルを施されたテレビジ
ョン信号を復調することができるスクランブル信号用A
GC回路を実現し、安価なCATV端末装置を提供でき
る。
調器を開発することなく、テレビジョン受像機用として
広く普及している安価なピークAGC動作の復調ICを
利用して、同期信号にスクランブルを施されたテレビジ
ョン信号を復調することができるスクランブル信号用A
GC回路を実現し、安価なCATV端末装置を提供でき
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0010】図1は本発明の一実施例のスクランブル信
号用AGC回路のブロック図である。図1において、1
は復調器であり、ピークAGC動作を行う汎用の復調I
Cを用いて構成される。
号用AGC回路のブロック図である。図1において、1
は復調器であり、ピークAGC動作を行う汎用の復調I
Cを用いて構成される。
【0011】復調器1に用いるピークAGC動作を行う
汎用の復調ICの中で、図3に同期検波方式の復調IC
の一例を示す。
汎用の復調ICの中で、図3に同期検波方式の復調IC
の一例を示す。
【0012】変調されたIF信号がIF増幅部8に入力
され、ビデオ検波部9にてVCO部10からの搬送波と
位相を一致させたキャリアとの同期検波が行われ、復調
信号が出力される。出力された復調信号は、外付けのS
IFトラップ回路2にて4.5MHzの音声サブキャリ
アが除去された正規のテレビジョン信号となり、次段の
映像処理回路に入力される。
され、ビデオ検波部9にてVCO部10からの搬送波と
位相を一致させたキャリアとの同期検波が行われ、復調
信号が出力される。出力された復調信号は、外付けのS
IFトラップ回路2にて4.5MHzの音声サブキャリ
アが除去された正規のテレビジョン信号となり、次段の
映像処理回路に入力される。
【0013】また、SIFトラップ回路2の出力は一方
で再度復調ICに入力され、IFAGC部11において
ピークAGC動作を行い、IF増幅部8の制御及びRF
AGC部12からのAGC出力となる。その他に入力I
F信号とVCO部10からのキャリアとの位相差を検出
し、VCO部10を制御する位相検波部13、IF信号
の周波数を制御するAFC出力を発生するAFC部14
等から構成され、外付けの抵抗、コンデンサ、コイルと
組み合わせて簡単な構成で復調器を実現できる。
で再度復調ICに入力され、IFAGC部11において
ピークAGC動作を行い、IF増幅部8の制御及びRF
AGC部12からのAGC出力となる。その他に入力I
F信号とVCO部10からのキャリアとの位相差を検出
し、VCO部10を制御する位相検波部13、IF信号
の周波数を制御するAFC出力を発生するAFC部14
等から構成され、外付けの抵抗、コンデンサ、コイルと
組み合わせて簡単な構成で復調器を実現できる。
【0014】図1において、SIFトラップ回路2から
出力されるスクランブルを施されたままのテレビジョン
信号(以降、スクランブル信号と称す)が次段のディス
クランブル回路に入力されると共に、制御信号発生回路
3、スイッチ回路4に入力される。制御信号発生回路3
では入力されたスクランブル信号から、ディスクランブ
ルを行うために必要な制御信号と、スイッチ回路4を切
り換えるための制御信号を作成し、出力する。スイッチ
4を切り換えるための制御信号は、スクランブル信号に
おける基準電位部分を選択できるタイミングで出力さ
れ、スクランブル信号とスイッチ回路4の他方の入力に
接続される定電圧回路5の出力を切り換える。スイッチ
回路4の出力がレベルシフト回路6にて一定量だけシフ
トされ、ノイズキャンセラ7を経て復調器1に入力され
る。
出力されるスクランブルを施されたままのテレビジョン
信号(以降、スクランブル信号と称す)が次段のディス
クランブル回路に入力されると共に、制御信号発生回路
3、スイッチ回路4に入力される。制御信号発生回路3
では入力されたスクランブル信号から、ディスクランブ
ルを行うために必要な制御信号と、スイッチ回路4を切
り換えるための制御信号を作成し、出力する。スイッチ
4を切り換えるための制御信号は、スクランブル信号に
おける基準電位部分を選択できるタイミングで出力さ
れ、スクランブル信号とスイッチ回路4の他方の入力に
接続される定電圧回路5の出力を切り換える。スイッチ
回路4の出力がレベルシフト回路6にて一定量だけシフ
トされ、ノイズキャンセラ7を経て復調器1に入力され
る。
【0015】施されたスクランブルがディジタル同期の
場合の動作を、図2の信号図を用いて説明する。15は
スクランブルが施されていない通常のテレビジョン信号
である。同期尖頭部がV1の電位で復調器1から出力さ
れる。通常の場合、この状態でSIFトラップ回路2を
経て復調器1に再度入力され、汎用の復調IC内部のI
F AGC部11にて同期尖頭部の電位を比較して、ピ
ークAGC動作が行われるように構成されている。
場合の動作を、図2の信号図を用いて説明する。15は
スクランブルが施されていない通常のテレビジョン信号
である。同期尖頭部がV1の電位で復調器1から出力さ
れる。通常の場合、この状態でSIFトラップ回路2を
経て復調器1に再度入力され、汎用の復調IC内部のI
F AGC部11にて同期尖頭部の電位を比較して、ピ
ークAGC動作が行われるように構成されている。
【0016】16はディジタル同期のスクランブル信号
で、ディジタル同期直後の基準電位部分がV2の電位で
ある。基準電位部分が映像の50IREの位置にあるこ
とと、通常の同期信号の振幅が40IREであることか
ら、V2はV1に比して90IRE高い電位になる。
で、ディジタル同期直後の基準電位部分がV2の電位で
ある。基準電位部分が映像の50IREの位置にあるこ
とと、通常の同期信号の振幅が40IREであることか
ら、V2はV1に比して90IRE高い電位になる。
【0017】スクランブル信号16はSIFトラップ回
路2を経てスイッチ回路4に入力される。スイッチ回路
4は制御信号発生回路3からの制御信号17にて、基準
電位部分のタイミングでスクランブル信号側が導通し、
基準電位部分以外のタイミングで定電圧回路側が導通す
る。定電圧回路5から出力される電圧はV2に比してV
3だけ高く、スイッチ回路4からの出力信号18がV3
の振幅を持つ負極性パルスとなるように設定する。
路2を経てスイッチ回路4に入力される。スイッチ回路
4は制御信号発生回路3からの制御信号17にて、基準
電位部分のタイミングでスクランブル信号側が導通し、
基準電位部分以外のタイミングで定電圧回路側が導通す
る。定電圧回路5から出力される電圧はV2に比してV
3だけ高く、スイッチ回路4からの出力信号18がV3
の振幅を持つ負極性パルスとなるように設定する。
【0018】レベルシフト回路6では、スイッチ回路4
から出力された負極性パルス18を、パルス尖頭部の電
位V2がV1と同電位になるように、全体を90IRE
下げる方向にレベルシフトする。レベルシフト回路6か
ら出力される信号19が、ノイズキャンセラ7を経て、
復調器1に入力される。この時、信号19のパルス尖頭
部を通常のテレビジョン信号15における同期尖頭部と
みなし、汎用の復調IC内部のIF AGC部11にて
ピークAGC動作を行う。
から出力された負極性パルス18を、パルス尖頭部の電
位V2がV1と同電位になるように、全体を90IRE
下げる方向にレベルシフトする。レベルシフト回路6か
ら出力される信号19が、ノイズキャンセラ7を経て、
復調器1に入力される。この時、信号19のパルス尖頭
部を通常のテレビジョン信号15における同期尖頭部と
みなし、汎用の復調IC内部のIF AGC部11にて
ピークAGC動作を行う。
【0019】復調器1、SIFトラップ回路2、スイッ
チ回路4、レベルシフト回路6、ノイズキャンセラ7が
直流結合されているため、復調器1の出力振幅の変化に
比例して信号19のパルス尖頭部の電位が変化し、復調
器1でのピークAGC動作が正常に動作することにな
る。
チ回路4、レベルシフト回路6、ノイズキャンセラ7が
直流結合されているため、復調器1の出力振幅の変化に
比例して信号19のパルス尖頭部の電位が変化し、復調
器1でのピークAGC動作が正常に動作することにな
る。
【0020】以上のように本発明のスクランブル信号用
AGC回路によって、汎用のピークAGC動作の復調I
Cを利用して、スクランブル信号の復調を行うことを可
能にできる。
AGC回路によって、汎用のピークAGC動作の復調I
Cを利用して、スクランブル信号の復調を行うことを可
能にできる。
【0021】なお、ディジタル同期方式のスクランブル
の場合について説明したが、同期オフセット方式のスク
ランブルの場合、オフセットされた同期尖頭部を基準電
位部分とし、制御信号発生回路3から出力される制御信
号17のタイミングがオフセットされた同期尖頭部とな
るように制御し、レベルシフト回路6におけるシフト量
をオフセット量である50IREとすることで、ディジ
タル同期方式の場合と同様に、汎用のピークAGC動作
の復調ICを利用して、スクランブル信号を復調するこ
とができる。また、同期信号にスクランブルが施された
その他のスクランブル方式についても、あらかじめ電位
の判っている基準電位部分のあるスクランブル方式なら
ば、制御信号発生回路3から出力される制御信号17の
タイミングと、レベルシフト回路6におけるシフト量を
変更することで、同様に、汎用のピークAGC動作の復
調ICを利用して、スクランブル信号を復調することが
できるのは言うまでもないことである。
の場合について説明したが、同期オフセット方式のスク
ランブルの場合、オフセットされた同期尖頭部を基準電
位部分とし、制御信号発生回路3から出力される制御信
号17のタイミングがオフセットされた同期尖頭部とな
るように制御し、レベルシフト回路6におけるシフト量
をオフセット量である50IREとすることで、ディジ
タル同期方式の場合と同様に、汎用のピークAGC動作
の復調ICを利用して、スクランブル信号を復調するこ
とができる。また、同期信号にスクランブルが施された
その他のスクランブル方式についても、あらかじめ電位
の判っている基準電位部分のあるスクランブル方式なら
ば、制御信号発生回路3から出力される制御信号17の
タイミングと、レベルシフト回路6におけるシフト量を
変更することで、同様に、汎用のピークAGC動作の復
調ICを利用して、スクランブル信号を復調することが
できるのは言うまでもないことである。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ピーク
AGC動作を行う復調器と、一定の電圧を発生する定電
圧回路と、前記復調器から出力されるスクランブルが施
されたテレビジョン信号の基準電位と前記定電圧回路か
ら出力される定電圧を選択的に切り換えるスイッチ回路
と、前記スイッチ回路にて選択した基準電位及び定電圧
を一定量シフトするレベルシフト回路と、前記スイッチ
回路を制御する信号を発生する制御信号発生回路を有す
ることで、高価な専用のキードAGC動作の復調器を開
発することなく、テレビジョン受像機用として広く普及
している安価なピークAGC動作の復調ICを利用し
て、同期信号にスクランブルを施されたテレビジョン信
号を復調することができるスクランブル信号用AGC回
路を実現でき、安価なCATV端末装置を提供できる。
AGC動作を行う復調器と、一定の電圧を発生する定電
圧回路と、前記復調器から出力されるスクランブルが施
されたテレビジョン信号の基準電位と前記定電圧回路か
ら出力される定電圧を選択的に切り換えるスイッチ回路
と、前記スイッチ回路にて選択した基準電位及び定電圧
を一定量シフトするレベルシフト回路と、前記スイッチ
回路を制御する信号を発生する制御信号発生回路を有す
ることで、高価な専用のキードAGC動作の復調器を開
発することなく、テレビジョン受像機用として広く普及
している安価なピークAGC動作の復調ICを利用し
て、同期信号にスクランブルを施されたテレビジョン信
号を復調することができるスクランブル信号用AGC回
路を実現でき、安価なCATV端末装置を提供できる。
【図1】本発明の一実施例のスクランブル信号用AGC
回路のブロック構成図
回路のブロック構成図
【図2】本発明の一実施例のスクランブル信号用AGC
回路の動作説明のための信号図
回路の動作説明のための信号図
【図3】ピークAGC動作を行う汎用の復調ICのブロ
ック構成図
ック構成図
【図4】ディジタル同期方式のスクランブルを施された
テレビジョン信号の信号図
テレビジョン信号の信号図
【図5】同期オフセット方式のスクランブルを施された
テレビジョン信号の信号図
テレビジョン信号の信号図
1 復調器 3 制御信号発生回路 4 スイッチ回路 5 定電圧回路 6 レベルシフト回路
Claims (1)
- 【請求項1】 ピークAGC動作を行う復調器と、一定
の電圧を発生する定電圧回路と、前記復調器から出力さ
れるスクランブルが施されたテレビジョン信号の基準電
位と前記定電圧回路から出力される定電圧を選択的に切
り換えるスイッチ回路と、前記スイッチ回路にて選択し
た基準電位及び定電圧を一定量シフトするレベルシフト
回路と、前記スイッチ回路を制御する信号を発生する制
御信号発生回路とから成り、前記レベルシフト回路から
出力する信号により、前記復調器においてピークAGC
動作を実現することを特徴とするスクランブル信号用A
GC回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5144610A JPH0723366A (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | スクランブル信号用agc回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5144610A JPH0723366A (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | スクランブル信号用agc回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0723366A true JPH0723366A (ja) | 1995-01-24 |
Family
ID=15366033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5144610A Pending JPH0723366A (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | スクランブル信号用agc回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0723366A (ja) |
-
1993
- 1993-06-16 JP JP5144610A patent/JPH0723366A/ja active Pending
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