JP2609517B2 - Catvシステムにおけるスクランブル方式 - Google Patents

Catvシステムにおけるスクランブル方式

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JP2609517B2
JP2609517B2 JP60280729A JP28072985A JP2609517B2 JP 2609517 B2 JP2609517 B2 JP 2609517B2 JP 60280729 A JP60280729 A JP 60280729A JP 28072985 A JP28072985 A JP 28072985A JP 2609517 B2 JP2609517 B2 JP 2609517B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、ゲートシンク圧縮を行なって映像にスクラ
ンブルを行なうCATVシステムにおけるスクランブル方式
に関するものである。
【従来の技術】
この種のスクランブル方式としては、第1図および第
2図に示すCATVシステムが知られている。すなわちセン
ター側では、映像信号および音声信号がTV変調器1で変
調されるが、この場合、映像は振幅変調であり、音声は
周波数変調である。上記TV変調器1より出力された信号
はスクランブルエンコーダ2に入力し、ここで映像同期
部分を6dB圧縮してスクランブルをかけると共に、音声
信号にはスクランブルを解除するためのタイミング信号
およびインバンドデータ信号を振幅変調で多重してい
る。そしてスクランブルされたIF信号はアップコンバー
タ3で目的のチャンネルに周波数変換され、他チャンネ
ルの信号と合わせてCATVの幹線への送出される。また端
末側では、CATV端末器4へと上記幹線から送られた多数
のチャンネルから、視聴者がキーボード9で入力したチ
ャンネルを選局し、コンバータ6でTVセット5が受像す
る周波数にチューニングする。上記CATV端末器4では、
キーボード9で選局された情報に基づいてコントローラ
8が働き、コンバータ6に選局データを送る。またディ
スクランブラ7は、選局チャンネルがスクランブルされ
ていれば、音声キャリアに多重されてくるタイミング信
号およびインバンドデータ信号を検出してコントローラ
8に送り、コントローラ8はこれを解読して伸長パルス
を作り、これをディスクランブラ7に送り、映像信号の
同期部分をもとのレベルに伸長する。 このスクランブルの状態を第3図で比較すると、映像
ソースでの波形は第3図(a)のようであるが、スクラ
ンブルエンコーダでは、同期部分が6dB圧縮したスクラ
ンブル波形となる(同図(b)で示す)。そして端末側
でのディスクランブルの結果は、同図(c)の波形とな
る。なお、第3図(b),(c)の波形は、実際には映
像信号ではなくRF信号に変調された信号であるが、比較
説明の便宜上、映像成分のみで示してある。この場合、
スクランブル幅とディスクランブル幅とでは、同期方向
にスパイクが出ないようにスクランブル幅を広くとる配
慮がなされている。 そして、盗視聴をより難度の高いものとするためにこ
のスクランブル方式では、タイミング信号はそのまま
で、映像を圧縮せずに送る状態と、圧縮して送る状態と
を、ある任意の時間で切換えることが行なわれる。そし
てこの圧縮状態の情報は、インバンドデータで端末に送
られ、これをコントローラ8で判別し、ディスクランブ
ラ7の動作制御をなしている。従って、TVセット5での
ビデオ検波波形は、第3図(a)の波形と、第3図
(c)の波形が交互に得られることになる。
【発明が解決しようとする問題点】
しかし、水平同期のバックポーチにウインドをかけ、
ペテスタルクランプをかけて輝度の基準とする形式のTV
セットのうちの幾つかは、第4図にみられるようにスク
ランブル・ディスクランブル動作によっても生じるパル
スにウインドがかかるため僅かながら輝度変化を生じ
る。この輝度変化は、常時スクランブルをかけている画
像ではほとんど無視できるが、圧縮するか否かを時間的
に切換えるこのスクランブル方式では、変化が画面上で
観測されるほどで、視覚上の問題となる。 本発明は、上記実情に基づいて成されたものであり、
映像信号の同期信号部分を圧縮しないタイミングにおい
ては、スクランブルが施されて圧縮される部分の幅と、
ディスクランブルにより伸長される部分の幅との差に起
因して残留する信号部分に対応するパルスを、映像信号
におけるバックポーチ部分、またはバックポーチ部分お
よびフロントポーチ部分に対して付加するようにし、映
像信号に対する圧縮および非圧縮の切換えが行われて
も、TV受像機の映像上に輝度変化をもたらさないように
したCATVシステムにおけるスクランブル方式を提供する
ことを目的とするものである。
【問題点を解決するための手段】
この目的を達成するのため成された本発明にかかるス
クランブル方式は、 センター側において、時間経過にしたがってある時間
はゲートシンク圧縮によるスクランブルを施し、ある時
間はスクランブルを施さない形で映像信号を送出すると
共に、上記映像信号を受ける端末側において、スクラン
ブルが施されて圧縮された部分の幅よりも伸長する部分
の幅を狭くするようにしてディスクランブルするように
したCATVシステムに適用されるスクランブル方式であっ
て、 送信する映像信号を振幅変調するTV変調器と、 上記TV変調器の出力に対してスクランブルを施すとき
には、TV変調器の出力の同期部分を所定レベルに圧縮す
ると共に、TV変調器の出力に対してスクランブルを施さ
ないときには、スクランブルが施されて圧縮された部分
の幅と、ディスクランブルにより伸長する部分の幅との
差に起因して残留する信号部分に対応するパルスを、TV
変調器の出力におけるバックポーチ部分、またはバック
ポーチ部分およびフロントポーチ部分に対して付加する
スクランブルエンコーダと、 上記スクランブルエンコーダの出力を周波数変換する
コンバータと をセンター側に具備したことを特徴とするものである。
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
本発明は前記したとおり、センター側において、時間経
過にしたがってある時間はゲートシンク圧縮によるスク
ランブルを施し、ある時間はスクランブルを施さない形
で映像信号を送出すると共に、上記映像信号を受ける端
末側において、スクランブルが施されて圧縮された部分
の幅よりも伸長する部分の幅を狭くするようにしてディ
スクランブルするようにしたCATVシステムに適用される
ものである。 そして、そのシステム構成は、スクランブルエンコー
ダ2において、同期信号部分の非圧縮時に、同期信号の
バックポーチ部分に対してパルスを付加させる点に特徴
を有し、これを除いては従来の構成と同一なので、その
説明を省略する。 すなわちこの発明では、第5図に示したように映像信
号の同期部分を圧縮しないタイミングにおいては、スク
ランブルエンコーダ2において、パルスP1(6dB圧縮パ
ルス)を付加するように構成されている。 ここで、バックポーチ部分に付加されるパルスP1の時
間軸の幅は、センター側で映像信号に対してスクランブ
ルが施されて圧縮された部分の幅と、端末側でディスク
ランブルにより伸長する部分の幅との差に対応する幅に
成される。 すなわち、第3図(a)に示されたスクランブル幅
と、ディスクランブル幅との差に起因して残留する信号
部分に対応する幅に成される。 このように、映像信号の同期信号のバックポーチ部分
に、例えば前述の6dBのパルスP1を重畳することによっ
て、スクランブルをかけた場合とスクランブルをかけな
い場合とのいずれにおいても、端末側に接続されるTV受
像機における輝度信号の基準レベルを一定とすることが
できる。 その作用は、センター側で映像信号にスクランブルを
かけた場合においては、第3図(a)に示すようにスク
ランブルを施して圧縮させる部分の幅に対して、端末側
で成されるディスクランブルにより伸長する部分の幅
は、狭く成されているため、その差に起因して残留する
パルス(戻し残しパルス)が発生する。 一方、センター側で映像信号にスクランブルをかけな
い場合には、スクランブルエンコーダ2において、スク
ランブルが施されて圧縮された部分の幅と、ディスクラ
ンブルにより伸長する部分の幅との差に起因して残留す
る信号部分に対応するパルスP1が付加される。 したがって、スクランブルをかける(同期信号部分を
圧縮する)場合と、スクランブルをかけない(同期信号
部分を圧縮しない)場合のいずれにおいても、上記した
残留パルス、またなスクランブルエンコーダ2において
付加されるパルスP1がTV受像機に対して印加されること
になる。 ここで、TV受像機においては、前記したように映像信
号に輝度検出用のウインドを設け、そのウインド期間内
の信号の平均値がペデスタルレベルとして輝度信号の基
準値となるように構成されているので、スクランブルを
かけた場合とスクランブルをかけない場合とにおいて、
そのウインド期間内の映像信号のレベルをほぼ一致する
ことになる。 よって、輝度信号の基準値の変動がなくなり、TV受像
機において再生される画像における輝度変動がなくな
る。 以上の説明は、映像信号にスクランブルを施さない時
に、映像信号中における同期信号のバックポーチ部分に
パルスP1を重畳する例を示したが、第6図は、同期信号
のバックポーチ部分およびフロントポーチ部分の双方に
上記した6dB圧縮のパルスP1,P2を重畳させた例を示すも
のである。 このように、フロントポーチ部分に対してもパルスP2
を重畳させた場合には、映像信号の基準レベルとしての
ペデスタルレベルをフロントポーチ部分で決定させるよ
うなTV受像機に対しても有効になる。 なお、上記した実施例においては、非圧縮時にスクラ
ンブルエンコーダ2で加えるパルスを6dBの圧縮パルス
としたが、このパルスの圧縮レベルは、端末側に接続さ
れるTV受像機に実質的に輝度変化をもたらさない範囲の
適当な値をとってもよい。
【発明の効果】
本発明は以上説明したように、映像信号の非圧縮時タ
イミングにおいては、映像信号の同期圧縮および伸長の
処理後に残る戻し残しパルス相当幅のパルスを、映像信
号におけるバックポーチ部分、または映像信号における
バックポーチ部分およびフロントポーチ部分に付加して
送出するようにしたので、ゲートシンク圧縮を施す場合
と施さない場合とを有するスクランブル方式を用いて
も、端末側に接続されるTV受像機に輝度変化を発生させ
ることはなく、良好な画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来および本発明のCATVシステムのセンター側
のブロック図、第2図は同端末側のブロック図、第3図
(a),(b),(c)はスクランブルエンコーダ前、
スクランブル中およびディスクランブル後の各状態の波
形図、第4図は輝度検出のためのウインドの設定位置を
示す図、第5図および第6図は本発明のスクランブル方
式にかかる波形図である。 1……TV変調器、2……スクランブルエンコーダ、3…
…アップコンバータ、4……CATV端末器、5……TVセッ
ト、6……コンバータ、7……ディスクランブラ、8…
…コントローラ、9……キーボード。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】センター側において、時間経過にしたがっ
    てある時間はゲートシンク圧縮によるスクランブルを施
    し、ある時間はスクランブルを施さない形で映像信号を
    送出すると共に、上記映像信号を受ける端末側におい
    て、スクランブルが施されて圧縮された部分の幅よりも
    伸長する部分の幅を狭くするようにしてディスクランブ
    ルするようにしたCATVシステムに適用されるスクランブ
    ル方式であって、 送信する映像信号を振幅変調するTV変調器と、 上記TV変調器の出力に対してスクランブルを施すときに
    は、TV変調器の出力の同期部分を所定レベルに圧縮する
    と共に、TV変調器の出力に対してスクランブルを施さな
    いときには、スクランブルが施されて圧縮された部分の
    幅と、ディスクランブルにより伸長する部分の幅との差
    に起因して残留する信号部分に対応するパルスを、TV変
    調器の出力におけるバックポーチ部分、またはバックポ
    ーチ部分およびフロントポーチ部分に対して付加するス
    クランブルエンコーダと、 上記スクランブルエンコーダの出力を周波数変換するコ
    ンバータと をセンター側に具備したことを特徴とするCATVシステム
    におけるスクランブル方式。
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JPS62140581A JPS62140581A (ja) 1987-06-24
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