JP3334208B2 - Tabパッケージを用いた電子部品 - Google Patents
Tabパッケージを用いた電子部品Info
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- H01L24/01—Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/18—Printed circuits structurally associated with non-printed electric components
- H05K1/181—Printed circuits structurally associated with non-printed electric components associated with surface mounted components
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
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- H05K3/341—Surface mounted components
- H05K3/3421—Leaded components
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Wire Bonding (AREA)
- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体素子が搭載され
たフィルムキャリアから複数のリードが導出されたTA
Bパッケージを基板に実装して成るTABパッケージを
用いた電子部品に関するものである。
たフィルムキャリアから複数のリードが導出されたTA
Bパッケージを基板に実装して成るTABパッケージを
用いた電子部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】薄型のパッケージとして有効なTABパ
ッケージは、樹脂製のフィルムキャリアにチップ状の半
導体素子が搭載されたもので、予めフィルムキャリアに
形成された複数のリードとこの半導体素子とが電気的に
接続されるものである。このTABパッケージを用いた
電子部品を図8の断面図に基づいて説明する。
ッケージは、樹脂製のフィルムキャリアにチップ状の半
導体素子が搭載されたもので、予めフィルムキャリアに
形成された複数のリードとこの半導体素子とが電気的に
接続されるものである。このTABパッケージを用いた
電子部品を図8の断面図に基づいて説明する。
【0003】すなわち、この電子部品1は、プリント配
線板等の基板2に、図示しない半導体素子が搭載された
TABパッケージ3を接続したもので、TABパッケー
ジ3のフィルムキャリア31の周縁から延出する複数の
リード4を基板2に、例えば熱圧着したものである。熱
圧着には、圧着ツール5とバックアップツール6とから
成るボンディングツールが用いられており、TABパッ
ケージ3を基板2表面に載置した状態で、基板2の裏面
側にバックアップツール6を当接し、TABパッケージ
3のリード4の上方から圧着ツール5を押圧して行う。
線板等の基板2に、図示しない半導体素子が搭載された
TABパッケージ3を接続したもので、TABパッケー
ジ3のフィルムキャリア31の周縁から延出する複数の
リード4を基板2に、例えば熱圧着したものである。熱
圧着には、圧着ツール5とバックアップツール6とから
成るボンディングツールが用いられており、TABパッ
ケージ3を基板2表面に載置した状態で、基板2の裏面
側にバックアップツール6を当接し、TABパッケージ
3のリード4の上方から圧着ツール5を押圧して行う。
【0004】これにより、リード4はバックアップツー
ル6を支えにして、基板2と圧着ツール5との間に挟ま
れた状態となり、予め加熱された圧着ツール5の熱と押
圧力により基板2上に熱圧着される。この電子部品1に
は、抵抗器やコンデンサ等の図示しない他の素子が接続
されており、これらにより所定の回路が構成されてい
る。
ル6を支えにして、基板2と圧着ツール5との間に挟ま
れた状態となり、予め加熱された圧着ツール5の熱と押
圧力により基板2上に熱圧着される。この電子部品1に
は、抵抗器やコンデンサ等の図示しない他の素子が接続
されており、これらにより所定の回路が構成されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなTABパッケージを用いた電子部品には、次のよう
な問題がある。すなわち、基板の表面にTABパッケー
ジが接続される電子部品では、リードの熱圧着の際、バ
ックアップツールを基板の裏面側に当接する必要がある
ため、この部分に他の素子や、他のTABパッケージが
配置されていると、バックアップツールの邪魔になって
しまう。このため、TABパッケージのリードと対応す
る基板の裏面には他の素子やTABパッケージを接続す
ることが不可能である。特に、略四角形のフィルムキャ
リアの各辺から複数のリードが導出している場合には、
このフィルムキャリアの周囲を囲むように圧着ツールを
押圧するため、これに対応する基板の裏面側の領域をバ
ックアップツールにて当接しなければならない。このた
め、基板の裏面側では、他の素子やTABパッケージを
接続できない領域が多く、電子部品の実装密度の低下を
招いている。よって、本発明は実装密度の向上を図れる
TABパッケージを用いた電子部品を提供することを目
的とする。
うなTABパッケージを用いた電子部品には、次のよう
な問題がある。すなわち、基板の表面にTABパッケー
ジが接続される電子部品では、リードの熱圧着の際、バ
ックアップツールを基板の裏面側に当接する必要がある
ため、この部分に他の素子や、他のTABパッケージが
配置されていると、バックアップツールの邪魔になって
しまう。このため、TABパッケージのリードと対応す
る基板の裏面には他の素子やTABパッケージを接続す
ることが不可能である。特に、略四角形のフィルムキャ
リアの各辺から複数のリードが導出している場合には、
このフィルムキャリアの周囲を囲むように圧着ツールを
押圧するため、これに対応する基板の裏面側の領域をバ
ックアップツールにて当接しなければならない。このた
め、基板の裏面側では、他の素子やTABパッケージを
接続できない領域が多く、電子部品の実装密度の低下を
招いている。よって、本発明は実装密度の向上を図れる
TABパッケージを用いた電子部品を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するために成されたTABパッケージを用いた
電子部品である。すなわち、この電子部品は、半導体素
子が搭載されたフィルムキャリアの周縁から複数のリー
ドが導出されたTABパッケージを基板の表裏両面に搭
載した状態で、ボンディングツールを用いて各TABパ
ッケージのリードと基板とが熱圧着される電子部品にお
いて、基板の表裏に搭載される各TABパッケージのリ
ードと基板の表裏とを接続する各導出領域が、基板の断
面視においては表裏対応する位置に配置され、かつ基板
の平面視においては重ならない位置に配置されているも
のである。
題を解決するために成されたTABパッケージを用いた
電子部品である。すなわち、この電子部品は、半導体素
子が搭載されたフィルムキャリアの周縁から複数のリー
ドが導出されたTABパッケージを基板の表裏両面に搭
載した状態で、ボンディングツールを用いて各TABパ
ッケージのリードと基板とが熱圧着される電子部品にお
いて、基板の表裏に搭載される各TABパッケージのリ
ードと基板の表裏とを接続する各導出領域が、基板の断
面視においては表裏対応する位置に配置され、かつ基板
の平面視においては重ならない位置に配置されているも
のである。
【0007】また、この導出領域と非導出領域とをほぼ
等しい大きさで、しかもフィルムキャリアの周縁に交互
に設けたり、基板の表面にこの非導出領域を設け、基板
の裏面で非導出領域と対応する部分に、他のTABパッ
ケージから導出するリードを熱圧着したものでもある。
等しい大きさで、しかもフィルムキャリアの周縁に交互
に設けたり、基板の表面にこの非導出領域を設け、基板
の裏面で非導出領域と対応する部分に、他のTABパッ
ケージから導出するリードを熱圧着したものでもある。
【0008】
【作用】基板に接続されるTABパッケージには、リー
ドが導出していない非導出領域が設けられているため、
この非導出領域には圧着ツールを接触させる必要がな
い。すなわち、非導出領域に対応する基板の裏面側にお
いては、バックアップツールを当接させる必要がないた
め、この部分に他の素子やTABパッケージのリードを
接続できることになる。
ドが導出していない非導出領域が設けられているため、
この非導出領域には圧着ツールを接触させる必要がな
い。すなわち、非導出領域に対応する基板の裏面側にお
いては、バックアップツールを当接させる必要がないた
め、この部分に他の素子やTABパッケージのリードを
接続できることになる。
【0009】また、リードが導出する導出領域と、非導
出領域との大きさをほぼ等しくし、フィルムキャリアの
周縁に交互に設ければ、基板の表面にTABパッケージ
を接続し、このTABパッケージに対応した基板の裏面
に他のTABパッケージを接続できる。すなわち、表面
に接続したTABパッケージの導出領域と非導出領域と
が交互に配置されているため、このTABパッケージの
非導出領域に対応する基板の裏面に、他のTABパッケ
ージの導出領域が配置されることになる。また、表面の
TABパッケージの導出領域に対応する基板の裏面に
は、他のTABパッケージの非導出領域が配置されるこ
とになる。このため、どちらのTABパッケージのリー
ドを基板に接続する場合でも、他方のTABパッケージ
のリードがバックアップツールの当接の邪魔をすること
がなくなり、両面にTABパッケージを接続できること
になる。
出領域との大きさをほぼ等しくし、フィルムキャリアの
周縁に交互に設ければ、基板の表面にTABパッケージ
を接続し、このTABパッケージに対応した基板の裏面
に他のTABパッケージを接続できる。すなわち、表面
に接続したTABパッケージの導出領域と非導出領域と
が交互に配置されているため、このTABパッケージの
非導出領域に対応する基板の裏面に、他のTABパッケ
ージの導出領域が配置されることになる。また、表面の
TABパッケージの導出領域に対応する基板の裏面に
は、他のTABパッケージの非導出領域が配置されるこ
とになる。このため、どちらのTABパッケージのリー
ドを基板に接続する場合でも、他方のTABパッケージ
のリードがバックアップツールの当接の邪魔をすること
がなくなり、両面にTABパッケージを接続できること
になる。
【0010】
【実施例】以下に、本発明のTABパッケージの実施例
を電子部品を図に基づいて説明する。図1は、本発明の
TABパッケージを用いた電子部品を説明する斜視図で
ある。すなわち、この電子部品1は、チップ状の半導体
素子10が搭載されたTABパッケージ3を基板2に接
続して成るもので、TABパッケージ3のフィルムキャ
リア31に形成された複数のリード4を基板2に接続し
て、所定の電気回路を構成するものである。
を電子部品を図に基づいて説明する。図1は、本発明の
TABパッケージを用いた電子部品を説明する斜視図で
ある。すなわち、この電子部品1は、チップ状の半導体
素子10が搭載されたTABパッケージ3を基板2に接
続して成るもので、TABパッケージ3のフィルムキャ
リア31に形成された複数のリード4を基板2に接続し
て、所定の電気回路を構成するものである。
【0011】フィルムキャリア31から導出している各
リード4は、その導出領域40ごとに圧着ツール5とバ
ックアップツール6とから成るボンディングツールを用
いて例えば熱圧着されており、基板2に形成された図示
しない配線パターンと半導体素子10との電気的な導通
を得ている。また、TABパッケージ3の周縁には、リ
ードが導出していない非導出領域50が少なくとも一箇
所以上設けられている。
リード4は、その導出領域40ごとに圧着ツール5とバ
ックアップツール6とから成るボンディングツールを用
いて例えば熱圧着されており、基板2に形成された図示
しない配線パターンと半導体素子10との電気的な導通
を得ている。また、TABパッケージ3の周縁には、リ
ードが導出していない非導出領域50が少なくとも一箇
所以上設けられている。
【0012】例えば、略四角形から成るフィルムキャリ
ア31では、各辺から導出するリード4が偏って配置さ
れており、空いた部分が非導出領域50となっている。
このような非導出領域50には、圧着ツール5を接触す
る必要がなく、したがて、この非導出領域50に対応す
る基板2の裏面にはバックアップツール6を当接する必
要がない。このため、非導出領域50に対応する基板2
の裏面に抵抗器やコンデンサ等の他の素子(図示せず)
を接続できることになる。
ア31では、各辺から導出するリード4が偏って配置さ
れており、空いた部分が非導出領域50となっている。
このような非導出領域50には、圧着ツール5を接触す
る必要がなく、したがて、この非導出領域50に対応す
る基板2の裏面にはバックアップツール6を当接する必
要がない。このため、非導出領域50に対応する基板2
の裏面に抵抗器やコンデンサ等の他の素子(図示せず)
を接続できることになる。
【0013】図2は、TABパッケージ3のリード配列
の一例を説明する模式図である。例えば、フィルムキャ
リア31の各辺において、リード4が導出する導出領域
40と、非導出領域50との大きさをほぼ等しくし、し
かも、これらを全ての辺において交互に配置する。この
ようなTABパッケージ3を基板2の表面に接続する
と、同様なリード4の配列を有する他のTABパッケー
ジ3を、基板2の裏面の対応する位置に接続することが
できるようになる。
の一例を説明する模式図である。例えば、フィルムキャ
リア31の各辺において、リード4が導出する導出領域
40と、非導出領域50との大きさをほぼ等しくし、し
かも、これらを全ての辺において交互に配置する。この
ようなTABパッケージ3を基板2の表面に接続する
と、同様なリード4の配列を有する他のTABパッケー
ジ3を、基板2の裏面の対応する位置に接続することが
できるようになる。
【0014】すなわち、基板2の表面に接続したTAB
パッケージ3の非導出領域50に対応する基板2の裏面
では、他のTABパッケージ3の導出領域40が接続さ
れることになる。つまり、導出領域40と非導出領域5
0とが交互に配置されているため、表面のTABパッケ
ージ3と裏面の他のTABパッケージ3とでは、その位
置がそれぞれ反転した状態となり重なり合うことがな
い。このため、図1に示すような圧着ツール5とバック
アップツール6とにより導出領域40を基板2とともに
挟持しても、他のTABパッケージ3の導出領域40が
邪魔することなく熱圧着を行うことができる。
パッケージ3の非導出領域50に対応する基板2の裏面
では、他のTABパッケージ3の導出領域40が接続さ
れることになる。つまり、導出領域40と非導出領域5
0とが交互に配置されているため、表面のTABパッケ
ージ3と裏面の他のTABパッケージ3とでは、その位
置がそれぞれ反転した状態となり重なり合うことがな
い。このため、図1に示すような圧着ツール5とバック
アップツール6とにより導出領域40を基板2とともに
挟持しても、他のTABパッケージ3の導出領域40が
邪魔することなく熱圧着を行うことができる。
【0015】次に、図3〜図5の断面図を用いて、本発
明の電子部品1におけるTABパッケージ3の実装方法
を説明する。先ず、基板2の表面2aにTABパッケー
ジ3を接続する方法を図3に基づいて説明する。すなわ
ち、基板2の表面2aにTABパッケージ3を実装する
場合、基板2の所定位置にTABパッケージ3を配置
し、そのリード4の位置に対応する基板2の裏面2bに
バックアップツール6を当接する。次いで、このバック
アップツール6を支えにして、リード4の上方から圧着
ツール5を押圧する。圧着ツール5は予め加熱されてお
り、この熱と押圧力とによりリード4を基板2の表面2
aに熱圧着する。
明の電子部品1におけるTABパッケージ3の実装方法
を説明する。先ず、基板2の表面2aにTABパッケー
ジ3を接続する方法を図3に基づいて説明する。すなわ
ち、基板2の表面2aにTABパッケージ3を実装する
場合、基板2の所定位置にTABパッケージ3を配置
し、そのリード4の位置に対応する基板2の裏面2bに
バックアップツール6を当接する。次いで、このバック
アップツール6を支えにして、リード4の上方から圧着
ツール5を押圧する。圧着ツール5は予め加熱されてお
り、この熱と押圧力とによりリード4を基板2の表面2
aに熱圧着する。
【0016】次に、基板2の表面2aにTABパッケー
ジ3を実装し、裏面2bに抵抗器やコンデンサ等の素子
11を接続する方法を図4に基づいて説明する。この場
合、基板2の表面2aに接続されるTABパッケージ3
の非導出領域50に対応した基板2の裏面2bに、抵抗
器やコンデンサ等の素子11を接続する。すなわち、T
ABパッケージ3のリード4の直下に素子11が配置さ
れないため、TABパッケージ3のリード4を接続する
際、基板2の裏面2bに当接するバックアップツール6
の位置と、抵抗器やコンデンサ等から成る素子11の位
置とが一致しなくなる。これにより、TABパッケージ
3のリード4を圧着ツール5とバックアップツール6と
の間で基板2とともに挟持することができ、リード4を
基板2に熱圧着できる。
ジ3を実装し、裏面2bに抵抗器やコンデンサ等の素子
11を接続する方法を図4に基づいて説明する。この場
合、基板2の表面2aに接続されるTABパッケージ3
の非導出領域50に対応した基板2の裏面2bに、抵抗
器やコンデンサ等の素子11を接続する。すなわち、T
ABパッケージ3のリード4の直下に素子11が配置さ
れないため、TABパッケージ3のリード4を接続する
際、基板2の裏面2bに当接するバックアップツール6
の位置と、抵抗器やコンデンサ等から成る素子11の位
置とが一致しなくなる。これにより、TABパッケージ
3のリード4を圧着ツール5とバックアップツール6と
の間で基板2とともに挟持することができ、リード4を
基板2に熱圧着できる。
【0017】次に、図5に基づいて、基板2の表裏面に
TABパッケージ3を接続する方法を説明する。先ず、
基板2の表面2aにTABパッケージ3(A)を配置
し、基板2の裏面2bにTABパッケージ3(B)を配
置する。この状態で、表面2aに配置したTABパッケ
ージ3(A)の非導出領域50に対応する裏面2bに
は、TABパッケージ3(B)のリード4が配置される
ことになる。また、裏面2bに配置したTABパッケー
ジ3(B)の非導出領域50に対応する表面2aには、
TABパッケージ3(A)のリード4が配置されること
になる。
TABパッケージ3を接続する方法を説明する。先ず、
基板2の表面2aにTABパッケージ3(A)を配置
し、基板2の裏面2bにTABパッケージ3(B)を配
置する。この状態で、表面2aに配置したTABパッケ
ージ3(A)の非導出領域50に対応する裏面2bに
は、TABパッケージ3(B)のリード4が配置される
ことになる。また、裏面2bに配置したTABパッケー
ジ3(B)の非導出領域50に対応する表面2aには、
TABパッケージ3(A)のリード4が配置されること
になる。
【0018】次いで、それぞれのリード4の上方から圧
着ツール5を押圧し、各リード4を基板2に熱圧着す
る。この際、それぞれのリード4に対応する基板2の反
対側が、他のTABパッケージ3の非導出領域50とな
っているため、このリード4に邪魔されることなくバッ
クアップツール6を当接することができる。これによ
り、基板2の表裏面にTABパッケージ3をそれぞれ実
装することができる。
着ツール5を押圧し、各リード4を基板2に熱圧着す
る。この際、それぞれのリード4に対応する基板2の反
対側が、他のTABパッケージ3の非導出領域50とな
っているため、このリード4に邪魔されることなくバッ
クアップツール6を当接することができる。これによ
り、基板2の表裏面にTABパッケージ3をそれぞれ実
装することができる。
【0019】次に、他のリード配列について説明する。
図6は、他のリード配列を説明する模式図で、(a)が
表面側、(b)が裏面側である。すなわち、図6(a)
に示すように、このTABパッケージ3(A)の各辺に
は、リード4の導出領域40と、非導出領域50とが交
互に、しかも複数箇所に設けられている。また、図6
(b)に示すように、図6(a)のTABパッケージ3
(A)の導出領域40に対応して、図6(a)のTAB
パッケージ3(B)の非導出領域50が配置されてい
る。また、図6(a)のTABパッケージ3(A)の非
導出領域50に対応して、図6(a)のTABパッケー
ジ3(B)の導出領域40が配置されている。
図6は、他のリード配列を説明する模式図で、(a)が
表面側、(b)が裏面側である。すなわち、図6(a)
に示すように、このTABパッケージ3(A)の各辺に
は、リード4の導出領域40と、非導出領域50とが交
互に、しかも複数箇所に設けられている。また、図6
(b)に示すように、図6(a)のTABパッケージ3
(A)の導出領域40に対応して、図6(a)のTAB
パッケージ3(B)の非導出領域50が配置されてい
る。また、図6(a)のTABパッケージ3(A)の非
導出領域50に対応して、図6(a)のTABパッケー
ジ3(B)の導出領域40が配置されている。
【0020】このように、TABパッケージ3(A)の
導出領域40と非導出領域50とをどのように配置して
も、基板2の反対側に配置するTABパッケージ(B)
の導出領域40と非導出領域50とが基板2を介して重
なり合わないようにすればよい。これにより、基板2の
表裏面にTABパッケージ3をそれぞれ実装することが
できる。
導出領域40と非導出領域50とをどのように配置して
も、基板2の反対側に配置するTABパッケージ(B)
の導出領域40と非導出領域50とが基板2を介して重
なり合わないようにすればよい。これにより、基板2の
表裏面にTABパッケージ3をそれぞれ実装することが
できる。
【0021】また、図7の模式図を用いて、他の実装に
ついて説明する。すなわち、図7(a)に示すように、
表面側にはTABパッケージ3(A)とTABパッケー
ジ3(C)とが所定の間隔で配置されており、しかも、
それぞれの非導出領域50が対向する状態となってい
る。この非導出領域50に対応する裏面側(図7
(b))では、他のTABパッケージ3(B)の導出領
域4が配置されている。このように、2つのTABパッ
ケージ3(A)、3(B)により設けられる非導出領域
50に対応して、裏面側のTABパッケージ3(B)を
配置するようにしても表裏面に効率よくTABパッケー
ジ3を実装することができる。
ついて説明する。すなわち、図7(a)に示すように、
表面側にはTABパッケージ3(A)とTABパッケー
ジ3(C)とが所定の間隔で配置されており、しかも、
それぞれの非導出領域50が対向する状態となってい
る。この非導出領域50に対応する裏面側(図7
(b))では、他のTABパッケージ3(B)の導出領
域4が配置されている。このように、2つのTABパッ
ケージ3(A)、3(B)により設けられる非導出領域
50に対応して、裏面側のTABパッケージ3(B)を
配置するようにしても表裏面に効率よくTABパッケー
ジ3を実装することができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のTABパ
ッケージを用いた電子部品によれば次のような効果があ
る。すなわち、TABパッケージの周縁に設けられた非
導出領域と、これに対応する基板の反対側の領域には、
圧着ツールおよびバックアップツールが接触しないた
め、他の素子やTABパッケージを接続することができ
る。また、TABパッケージの導出領域と非導出領域と
をほぼ等しい大きさで、交互に設けることにより、同様
なTABパッケージを基板の裏面の対応する位置に接続
することができる。これらにより、基板の両面に複数の
TABパッケージや素子を実装できることになるため、
電子部品の実装密度を大幅に向上させることが可能とな
る。
ッケージを用いた電子部品によれば次のような効果があ
る。すなわち、TABパッケージの周縁に設けられた非
導出領域と、これに対応する基板の反対側の領域には、
圧着ツールおよびバックアップツールが接触しないた
め、他の素子やTABパッケージを接続することができ
る。また、TABパッケージの導出領域と非導出領域と
をほぼ等しい大きさで、交互に設けることにより、同様
なTABパッケージを基板の裏面の対応する位置に接続
することができる。これらにより、基板の両面に複数の
TABパッケージや素子を実装できることになるため、
電子部品の実装密度を大幅に向上させることが可能とな
る。
【図1】本発明のTABパッケージを用いた電子部品を
説明する斜視図である。
説明する斜視図である。
【図2】リードの配列を説明する模式図である。
【図3】実装方法を説明する断面図(その1)である。
【図4】実装方法を説明する断面図(その2)である。
【図5】実装方法を説明する断面図(その3)である。
【図6】他のリード配列を説明する模式図である。
【図7】他の実装を説明する模式図である。
【図8】従来例を説明する断面図である。
1 電子部品 2 基板 3 TABパッケージ 4 リード 5 圧着ツール 6 バックアップツール 10 半導体素子 31 フィルムキャリア 40 導出領域 50 非導出領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/60 H01L 25/00
Claims (1)
- 【請求項1】 半導体素子が搭載されたフィルムキャリ
アの周縁から複数のリードが導出されたTABパッケー
ジと、 前記TABパッケージを接続するための基板とから成
り、 前記基板の表裏両面に前記TABパッケージを搭載した
状態で、ボンディングツールを用いて各TABパッケー
ジのリードと前記基板とが熱圧着される電子部品におい
て、前記基板の表裏に搭載される各TABパッケージのリー
ドと前記基板の表裏とを接続する各導出領域が、前記基
板の断面視においては表裏対応する位置に配置され、か
つ前記基板の平面視においては重ならない位置に配置さ
れている ことを特徴とするTABパッケージを用いた電
子部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1806993A JP3334208B2 (ja) | 1993-01-08 | 1993-01-08 | Tabパッケージを用いた電子部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP1806993A JP3334208B2 (ja) | 1993-01-08 | 1993-01-08 | Tabパッケージを用いた電子部品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH06209027A JPH06209027A (ja) | 1994-07-26 |
JP3334208B2 true JP3334208B2 (ja) | 2002-10-15 |
Family
ID=11961382
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1806993A Expired - Fee Related JP3334208B2 (ja) | 1993-01-08 | 1993-01-08 | Tabパッケージを用いた電子部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3334208B2 (ja) |
-
1993
- 1993-01-08 JP JP1806993A patent/JP3334208B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH06209027A (ja) | 1994-07-26 |
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