JP3334065B2 - 耐放射線性ポリカーボネート類 - Google Patents

耐放射線性ポリカーボネート類

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JP3334065B2
JP3334065B2 JP02334695A JP2334695A JP3334065B2 JP 3334065 B2 JP3334065 B2 JP 3334065B2 JP 02334695 A JP02334695 A JP 02334695A JP 2334695 A JP2334695 A JP 2334695A JP 3334065 B2 JP3334065 B2 JP 3334065B2
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ラルフ・フフエン
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/36Sulfur-, selenium-, or tellurium-containing compounds
    • C08K5/43Compounds containing sulfur bound to nitrogen
    • C08K5/435Sulfonamides

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、式(I)
【0002】
【化5】
【0003】[式中、Xは、単結合、C1−C5アルキレ
ン、C2−C5アルキリデン、C5−C6シクロアルキレ
ン、C5−C12シクロアルキリデン、
【0004】
【化6】
【0005】または式
【0006】
【化7】
【0007】で表される残基であり、そしてRは、Hお
よび/またはC1−C3アルキルである]で表されるジフ
ェノール類を基とする熱可塑性芳香族ポリカーボネート
類を提供するものであり、ここではこれに、各場合とも
この芳香族ポリカーボネート100重量%を基準にして
0.001重量%から5重量%、好適には0.005重
量%から1重量%、特に0.01重量%から0.8重量
%の量で式(II)
【0008】
【化8】
【0009】[式中、R1は、C1−C8アルキル、C5
6シクロアルキルまたはC6−C10アリール残基であ
り、R2およびR3は、同一もしくは異なり、H、C1
8アルキル、フェニルまたはC5−C6シクロアルキル
である]で表されるスルホンアミド類を含有させ、そし
て再び各場合ともこの芳香族ポリカーボネート100重
量%を基準にして0.001重量%から2重量%、好適
には0.001重量%から1.5重量%の量で脂肪族も
しくは環状脂肪族のモノ−もしくはポリアルコール類ま
たはそれらの誘導体を任意に含有させる。
【0010】添加剤を用いて本発明に従うポリカーボネ
ート類をγ放射線に対して安定化し、従ってこれらは種
々の点で医学用途、特に装置の過剰な黄化を生じさせる
ことなく使用前後に電離放射線で殺菌することができる
装置または装置部品を製造するに適切である。
【0011】従って本発明はまた、本発明に従って安定
化したポリカーボネート類を医学装置または医学装置部
品を製造する目的で用いることも提供する。
【0012】本発明の範囲内の熱可塑性芳香族ポリカー
ボネート類にはホモポリカーボネートとコポリカーボネ
ート類の両方が含まれ、これらのポリカーボネート類は
線状であるか或は公知様式で分枝していてもよい。
【0013】本発明に従う適切なポリカーボネート類の
中のカーボネート基のいくらか、即ち80モル%以下、
好適には20モル%から50モル%を、芳香族ジカルボ
ン酸エステル基で置き換えてもよい。分子鎖の中に組み
込まれた酸性を示す炭酸残基および酸性を示す芳香族ジ
カルボン酸残基の両方を含んでいる、この種類のポリカ
ーボネート類は、正確には芳香族ポリエステルカーボネ
ート類と表示される。簡潔さの目的で、本出願では、こ
れらを熱可塑性芳香族ポリカーボネート類の表題の下に
包括する。
【0014】ジフェノール類、炭酸誘導体、任意の連鎖
停止剤および任意の分枝単位から、公知様式で、本発明
に従って安定化すべきポリカーボネート類の製造を行う
が、ここでは、ポリエステルカーボネート類を製造する
目的でこの炭酸誘導体の一部を芳香族ジカルボン酸また
は芳香族ジカルボン酸誘導体で置き換えてもよく、特定
的には、この芳香族ポリカーボネート類内の芳香族ジカ
ルボン酸エステル構造単位数はその置き換えるべきカー
ボネート構造単位によって決定される。
【0015】ポリカーボネート類の製造に関する詳細は
約40年に渡って数百の特許明細書の中に明記されてき
ている。本明細書では例として単に下記を挙げるにとど
める:「Schnell、Chemistry and
Physics of Polycarbonate
s」、Polymer Reviews、9巻、Int
erscience Publishers、New
York、London、Sydney、1964;
D.C.PREVORSEK、B.T.DEBONAお
よびY.KESTEN、Corporate Rese
arch Center、Allied Chemic
al Corporation、Morristow
n、New Jewsey 07960;「ポリ(エス
テルカーボネート)コポリマー類の合成」、Journ
al of Polymer Science、Pol
ymer Chemistry Edition、18
巻、75−90(1980);D.Freitag、
U.Grigo、P.R.Mueller、H.Non
vertue、BAYER AG、「ポリカーボネート
類」、Encyclopedia of Polyme
r Science and Engineerin
g、11巻、第2版、1988、648−718頁;お
よび最後にDres.U.Grigo、K.Kirch
erおよびP.R.Mueller「ポリカーボネー
ト」、Becker/Braun、Kunststof
f−Handbuch、3/1巻、Polycarbo
nate、Polyacetale、Polyeste
r、Celluloseester、Carl Han
ser Verlag Muenchen、Vienn
a 1992、117−299頁。
【0016】熱可塑性芳香族ポリエステルカーボネート
類を含む熱可塑性ポリカーボネート類は12000から
120000、好適には18000から80000、特
に22000から60000の平均分子量Mw(100
mLのCH2Cl2当たり0.5gの濃度で、25℃のC
2Cl2内の相対粘度を測定することによって決定)を
示す。
【0017】本発明に従って安定化すべきポリカーボネ
ート類を製造するに適したジフェノール類は、例えばヒ
ドロキノン、レゾルシノール、ジヒドロキシジフェニル
類、ビス(ヒドロキシフェニル)アルカン類、ビス(ヒ
ドロキシフェニル)シクロアルカン類、ビス(ヒドロキ
シフェニル)スルフィド類、ビス(ヒドロキシフェニ
ル)エーテル類、ビス(ヒドロキシフェニル)ケトン
類、ビス(ヒドロキシフェニル)スルホン類、ビス(ヒ
ドロキシフェニル)スルホキサイド類、α,α’−ビス
(ヒドロキシフェニル)ジイソプロピルベンゼン類およ
びそれらの環アルキル化化合物などである。
【0018】好適なジフェノール類は4,4’−ジヒド
ロキシジフェニル、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパン、2,4−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)−2−メチルブタン、1,1−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)−p−ジイソプロピルベンゼンおよび1,
1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3,3,5−ト
リメチルシクロヘキサンである。
【0019】特に好適なジフェノール類は2,2−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、1,1−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサンおよび1,
1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3,3,5−ト
リメチルシクロヘキサンである。
【0020】上記および他の適切なジフェノール類は、
例えば米国特許第3 028 635、2 999 83
5、3 148 172、2 991 273、3 271
367、4 982 014および2 999 846号、
ドイツ特許出願公開第1 570 703、2 063 0
50、2 036 052、2 211 956および38
32 396号、フランス特許第1 561 518号、
専攻論文「H.Schnell、Chemistry
and Physics of Polycarbon
ates」、Interscience Publis
hers、New York 1964および特開62
039/1986、62040/1986および105
550/1986号などの中に記述されている。
【0021】ホモポリカーボネート類の場合に用いるジ
フェノールは1種のみであり、コポリカーボネート類の
場合に用いるジフェノール類は多種である。
【0022】適切な連鎖停止剤はモノフェノール類およ
びモノカルボン酸の両方である。適切なモノフェノール
類はフェノール自身、アルキルフェノール類、例えばク
レゾール類、p−t−ブチルフェノール、p−n−オク
チルフェノール、p−i−オクチルフェノール、p−n
−ノニルフェノールおよびp−i−ノニルフェノールな
どである。
【0023】適切なモノカルボン酸は安息香酸およびア
ルキル安息香酸類である。
【0024】好適な連鎖停止剤は、式(III)
【0025】
【化9】
【0026】[式中、Rは、分枝もしくは未分枝のC8
−および/またはC9−アルキル残基である]で表され
るフェノール類である。
【0027】用いる連鎖停止剤量は、使用するそれぞれ
のジフェノール類のモルを基準にして0.5モル%から
10モル%である。ホスゲン化を行う前か、行っている
間か、或はその後、この連鎖停止剤を加えてもよい。
【0028】適切な分枝単位は、ポリカーボネート化学
で知られている三官能以上の化合物、特にフェノール系
OH基を3個以上有している化合物である。
【0029】適切な分枝単位は、例えばフロログルシノ
ール、4,6−ジメチル−2,4,6−トリス(4−ヒ
ドロキシフェニル)ヘプテン−2,4,6−ジメチル−
2,4,6−トリス(4−ヒドロキシフェニル)ヘプタ
ン、1,3,5−トリス(4−ヒドロキシフェニル)ベ
ンゼン、1,1,1−トリス(4−ヒドロキシフェニ
ル)エタン、トリス(4−ヒドロキシフェニル)フェニ
ルメタン、2,2−ビス[4,4−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)シクロヘキシル]プロパン、2,4−ビス
(4−ヒドロキシフェニルイソプロピル)フェノール、
2,6ビス(2−ヒドロキシ−5’−メチルベンジル)
−4−メチルフェノール、2−(4−ヒドロキシフェニ
ル)−2−(2,4−ジヒドロキシフェニル)プロパ
ン、ヘキサ(4(4−ヒドロキシフェニルイソプロピ
ル)フェニル)オルソテレフタレート、テトラ(4−ヒ
ドロキシフェニル)メタン、テトラ(4−(4−ヒドロ
キシフェニルイソプロピル)フェノキシ)メタンおよび
1,4−ビス(4’,4”−ジヒドロキシトリフェニ
ル)メチル)ベンゼン、並びに2,4−ジヒドロキシ安
息香酸、トリメシン酸、シアヌール酸クロライドおよび
3,3−ビス(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)
−2−オキソ−2,3−ジヒドロインドールなどであ
る。
【0030】この任意に用いる分枝単位の量は、再びそ
の使用する個々のジフェノール類のモルを基準にして
0.05モル%から2モル%である。
【0031】水系アルカリ相内のジフェノール類および
連鎖停止剤と一緒にこれらの分枝単位を最初に仕込む
か、或はホスゲン化を行う前に、これらを有機溶媒に溶
解してこれらの添加を行ってもよい。
【0032】このようなポリカーボネート類の製造手段
は全て本分野の技術者に知られている。
【0033】ポリエステルカーボネート類の製造を行う
に適切な芳香族ジカルボン酸は、例えばオルソフタル
酸、テレフタル酸、イソフタル酸、t−ブチルイソフタ
ル酸、3,3’−ジフェニルジカルボン酸、4,4’−
ジフェニルジカルボン酸、4,4’−ベンゾフェノンジ
カルボン酸、3,4’−ベンゾフェノンジカルボン酸、
4,4’−ジフェニルエーテルジカルボン酸、4,4’
−ジフェニルスルホンジカルボン酸、2,2−ビス(4
−カルボキシフェニル)プロパン、トリメチル−3−フ
ェニルインダン−4,5’−ジカルボン酸などである。
【0034】これらの芳香族ジカルボン酸の中でテレフ
タル酸および/またはイソフタル酸を特に好適に用い
る。
【0035】ジカルボン酸の誘導体は、ジカルボン酸の
ジハロゲン化物およびジカルボン酸のジアルキルエステ
ル、特にジカルボン酸ジクロライド類およびジカルボン
酸のジメチルエステルである。
【0036】芳香族ジカルボン酸エステル基によるカー
ボネート基の置き換えは実質的に化学量論的そしてまた
定量的に生じる結果として、これらの共反応体のモル比
はその最終ポリエステルカーボネート内でも再現され
る。これらの芳香族ジカルボン酸エステル基はランダム
にか或はブロックとして組み込まれ得る。
【0037】本発明に従って安定化すべきポリカーボネ
ート類を製造するに好適な方法は、公知の界面方法およ
び公知の溶融エステル交換方法である。
【0038】この1番目の方法で用いる炭酸誘導体は好
適にはホスゲンであり、後者の方法で用いる炭酸誘導体
は好適にはジフェニルカーボネートである。
【0039】両方の場合とも、触媒、溶媒、処理、反応
条件などは適切に記述されており公知である。
【0040】式(II)の好適な残基R1、R2およびR
3は、フェニル、メチル、エチル、プロピル、イソプロ
ピル、n−ブチル、t−ブチルおよびシクロヘキシルで
ある。
【0041】式(II)で表される適切なスルホンアミ
ド類は、例えばトリフェニルスルホンアミド、N,N−
ジフェニルメチルスルホンアミド、N−メチルN−フェ
ニルフェニルスルホンアミドおよびN,N−ジメチルフ
ェニルスルホンアミドなどである。
【0042】添加剤として適切な脂肪族もしくは環状脂
肪族のモノ−もしくはポリアルコール類は、好適にはC
1−C20モノアルコール類、脂肪族のC2−C20ジアルコ
ール類、脂肪族のC3−C20トリアルコール類および脂
肪族のC4−C20テトラアルコール類、並びに環状脂肪
族のC3−C12モノアルコール類および環状脂肪族のC3
−C12ジアルコール類である。
【0043】これらのモノ−およびポリアルコール類は
文献で知られている(例えばHunben−Weyl、
「Methoden der organischen
Chemie」、Volume 6/1a/1「Al
kohole I」、Band 6/1a/2、「Al
kohole II」およびVolume 6/1b、
「Alkohole III」、Georg Thie
me VerlagStuttgart−New Yo
rk、1979、1980および1984参照)。
【0044】好適なモノアルコール類はドデカノール、
ヘキサデカノール−(1)、ヘキサデカノール−
(2)、ステアリルアルコール、オクタデカノールおよ
びエイコサノールである。
【0045】好適なポリアルコール類は、ジオール類、
トリオール類、テトラオール類、ペンタオール類および
ヘキサオール類、特に式(IV)
【0046】
【化10】
【0047】[式中、R3=R4=H、R5=HまたはC1
−C4アルキル、nは1から36の整数であり、そして
mは1から1500、好適には2から1200、特に3
から1000の整数である]で表されるジオール類であ
る。
【0048】これの例はエチレングリコール、1,2−
プロパンジオール、1,3−プロパンジオール、1,2
−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−
ブタンジオール、2,3−ブタンジオール、1,2−ペ
ンタンジオール、1,5−ペンタンジオール、2,4−
ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、1,6
−ヘキサンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジ
オール、2,5−ヘキサンジオール、1,2−シクロヘ
キサンジオール、1,4−シクロヘキサンジオール、シ
クロヘキシル−1,4−ジメタノール、2−メチル−
2,4−ペンタンジオール、1,8−オクタンジオー
ル、1,10−デカンジオール、1,2−ウンデカンジ
オール、1,2−ドデカンジオール、1,12−ドデカ
ンジオール、1,2−ヘキサデカンジオール、1,2,
5−ペンタントリオール、1,2,3−ヘキサントリオ
ール、1,2,6−ヘキサントリオール、2−(ヒドロ
キシメチル)−2−メチル−1,3−プロパンジオール
および2,3,4,5,6,7−オクタンヘキサオール
などである。
【0049】本発明に従う適切なモノ−もしくはポリア
ルコール類の適切な誘導体は、エーテル類、カルボン酸
エステル類、アセタール類、アルキルカーボネート類、
エポキシド類、ウレタン類、ホスフェート類、ホスホネ
ート類、ホスファイト類、ホスホナイト類およびシロキ
サン類である。
【0050】これらの誘導体はまた文献で公知である
か、或は文献で公知の方法で入手可能である(Houb
en−Weyl、「Methoden der org
anischen Chemie」、Georg Th
ieme Verlagの関係している巻を参照)。
【0051】好適な誘導体はモノ−もしくはポリアルコ
ール類のエーテル類、カルボン酸エステル、アセタール
類およびアルキルカーボネート類であり、これらの例
は、ジエチレングリコール、ジエチレングリコールジエ
チルエーテル、ジプロピレングリコール、トリプロピレ
ングリコール、1,3−ジエトキシ−2−プロパノー
ル、3,3’−オキシビス(1,2−プロパンジオー
ル)、2,2’−オキシビスブタン、並びにウンデカン
酸、ドデカン酸、ヘキサデカン酸、ステアリン酸および
ドデカン酸のアルキルエステル、モノステアリン酸グリ
セリン、ジステアリン酸グリセリン、トリステアリン酸
グリセリン、1,1−ビス(2,3−ジオクタデカニル
オキシプロピルオキシ)ヘキサデカン、2,2−ジシク
ロヘキシルオキシプロパン、アセトキシ(4−(2−テ
トラヒドロピラニルオキシ)−ペンチルオキシ)メタ
ン、アセトキシドデシルオキシメタン、アセトキシ(3
−(2−メチル−1,3−ジオキソラン−2−イル)−
プロピルオキシ)メタン、エチレンカーボネート、ジメ
チルカーボネート、ジエチルカーボネート、ジプロピル
カーボネート、ジイソプロピルカーボネートおよびジネ
オンペンチルカーボネートなどである。
【0052】特に好適な誘導体は、式(IV)
【0053】
【化11】
【0054】[式中、R3およびR4は、同一もしくは異
なっていてもよく、分枝もしくは未分枝のC1−からC
30−アルキルであるか、或はアシル、シリルおよび/ま
たはピラニルであってもよく、R5は、HまたはC1−か
らC4−アルキルであってもよく、nは、1から36の
整数であってもよく、そしてmは、1から1500、好
適には2から1200、特に3から1000の整数であ
ってもよい]で表される誘導体である。
【0055】この式(IV)で表される化合物は、好適
には106g/モルから100000g/モル、特に好
適には150g/モルから12000g/モル、非常に
特に好適には500g/モルから10000g/モルの
分子量を有していてもよい。
【0056】260から380℃の温度でこのポリカー
ボネート類を溶融させることを通して同時または連続的
に行うか、或は公知溶媒、例えばCH2Cl2および/ま
たはクロロベンゼンなどの中に入れたポリカーボネート
溶液を用いそして公知様式でこの溶媒を後で蒸発させる
ことにより、本発明に従って用いるべきスルホンアミド
類および任意に用いるモノ−もしくはポリアルコール類
または任意のそれらの誘導体をこれらのポリカーボネー
ト類の中に組み込むことができる。
【0057】従って、本発明はまた、本発明に従って安
定化したポリカーボネート類の製造方法も提供し、これ
は、式(II)
【0058】
【化12】
【0059】[式中、R1は、C1−C8アルキル、C5
6シクロアルキルまたはC6−C10アリール残基であ
り、R2およびR3は、同一もしくは異なり、H、C1
18アルキル、フェニルまたはC5−C6シクロアルキル
である]で表されるスルホンアミド類および任意の脂肪
族もしくは環状脂肪族のモノ−もしくはポリアルコール
類またはそれらの誘導体とポリカーボネート類とを、こ
れに通常の混合装置、例えばニーダーまたは押出し機な
どの中で260から380℃の温度で混合することを特
徴とするか、或は式(II)で表されるスルホンアミド
類および任意の脂肪族もしくは環状脂肪族のモノ−もし
くはポリアルコール類またはそれらの誘導体をポリカー
ボネート類と一緒に、公知の溶媒、例えばCH2Cl2
よび/またはクロロベンゼンなどの中に溶解させた後、
公知様式でこの溶媒を蒸発させることにより、上記のよ
うにして得られる、式(II)で表されるスルホンアミ
ド類および任意の脂肪族もしくは環状脂肪族のモノ−も
しくはポリアルコール類またはそれらの誘導体と該ポリ
カーボネート類との混合物を単離することを特徴として
いる。
【0060】本発明に従って安定化したポリカーボネー
ト類を製造するに適切な装置は、ポリカーボネートを溶
融させることを通してこの組み込みを実施する場合ニー
ダーまたは押出し機であり、そしてこの組み込みをポリ
カーボネート溶液を通して実施する場合、混合または撹
拌装置が備わっているボイラーである。
【0061】血液透析用透析装置、使い捨て可能シリン
ジなどの製品を医学的に使用する前にこれらの殺菌を行
う目的で、電離放射線、例えばγ放射線または電子放射
線などを用いてポリカーボネート成形物の照射が実施さ
れている。この過程では、不可逆的な損傷、例えばこの
重縮合物が黄化する形態の損傷などが常に生じる。この
ような損傷を軽減するか或は避ける目的で、照射を行う
前にこれらの重縮合物の安定化を行う必要がある。
【0062】米国特許第4 007 150号および米
国特許第4 041 003号に従い、パーフルオロア
ルカンスルホンアミド類を離型剤(demouldin
gaid)としてポリカーボネート類に添加することは
知られている。
【0063】米国特許第4 477 637号に従い、
特別なアルキル化ポリカーボネート類にスルホンアミド
類を添加することは知られている。これらのスルホンア
ミド類は難燃剤として働く。
【0064】スルホンアニリド末端基を有するポリカー
ボネート類は米国特許第4 471104号に従い公知
である。これらのポリカーボネート類は改良された難燃
性を示すことによって特徴づけられる。
【0065】改良された加工性を示す、N−アルキルパ
ーフルオロアルキルスルホンアミド末端基を有するポリ
カーボネート類は、米国特許第4 503 213号に
従い公知である。
【0066】難燃性を示す、共縮合したビススルホンア
ミド構造単位を有するポリカーボネート類は、ヨーロッ
パ特許出願公開第0 071 125号に従い公知であ
る。
【0067】添加剤としてとりわけチオール類、チオエ
ーテル類、環状チオエーテル類およびスルホン類を含ん
でいる、色安定性を示すポリカーボネート類は、米国特
許第4 880 885号に従って公知である。
【0068】しかしながら、本発明に従って添加すべき
スルホンアミド類は、加工温度が高くても安定性を維持
しそして加工が原因となる黄化を全く生じないと同時
に、電離放射線に関して際だった色安定効果を示すとい
った技術的有利さを有している。
【0069】米国特許第5 214 078号に従い、
ポリエーテルポリオール類と芳香族ジスルフィド類を含
んでいる耐放射線性ポリカーボネート類は公知である。
本発明に従って添加すべきスルホンアミド類は、それと
は対照的に、それよりもかなり高い熱安定性を示すこと
が原因で、加工温度の高さの点で有意に幅広い加工範囲
を有していると共に、射出成形を行っている間に機械が
停止した場合でもこの溶融物は色安定性を示す。その結
果として、この溶融状態で休止した後に個々の射出成形
機を始動させた時に生じる不合格材料の量は、極めて少
ない量のみである。
【0070】多種の硫黄化合物および任意のアルコール
類またはそれらの誘導体が安定剤として含まれている耐
放射線性ポリカーボネート類もまたヨーロッパ特許出願
公開第0 572 889号に従い公知である。本発明
に従って添加すべきスルホンアミド類は、これに関し
て、米国特許第5 214 078号に従って記述され
ている芳香族ジスルフィド類に比較して同じ有意さを示
す。
【0071】本発明に従って安定化したポリカーボネー
ト類は、以前には全く記述されておらずまた本技術分野
で明白ではない。
【0072】むしろ、式(II)で表される化合物は、
特にモノ−もしくはポリアルコール類またはそれらの誘
導体と組み合わせると、γ放射線の影響に対抗する例外
的な安定化効果をポリカーボネート類またはポリエステ
ルカーボネート類に与え、その結果として、これらが現
在の従来技術で既に知られている安定剤系よりもその安
定化すべき個々の重縮合物が示す黄化度合を有意に低く
することは驚くべきことであり、この事実は、γ照射を
行う前と後に本発明に従う重縮合混合物が示す黄色指数
の差を測定することによって示され得る。
【0073】本発明に従いγ放射線に対して安定化した
ポリカーボネート類にはまた、通常の添加剤、例えば熱
安定剤、UV吸収剤、流動性改良剤、離型剤、可塑剤、
静電防止剤、難燃剤および/または着色剤などを含有さ
せてもよく、そして特別な用途ではまた、ガラス繊維ま
たはガラスビードなどの如き充填材を含有させてもよ
い。ポリカーボネート類に通常の装置を用いた通常条件
下、通常量でこれらの添加剤を混合する。本発明に従っ
てスルホンアミド類および任意のアルコール類またはそ
れらの誘導体を用いた安定化を行う前か、安定化を行っ
ている間か、或はその後、これらの混合を行ってもよ
い。
【0074】本発明に従って安定化したポリカーボネー
ト類の加工を行うことで全ての種類の成形物、特に医学
装置を生じさせる加工は、公知の射出成形機および押出
し機を用いて行われる。
【0075】本発明に従って安定化したポリカーボネー
ト類から作られる成形物は、医薬用途とは別にまた、食
品接触を伴う用途、即ち如何なる種類の包装材料として
も使用可能であり、その他、ポリカーボネート類に通常
の全ての用途分野で使用可能である。
【0076】
【実施例】重縮合物の相対溶液粘度(ηrel)を25
℃で測定した。この目的で、100mLのジクロロメタ
ンの中に個々の縮合物を0.500g溶解させた。
【0077】安定剤とポリカーボネートの混合物の製造 以下の表の中に示す、γ放射線のための異なる安定剤と
ポリカーボネート類の混合物に関する実施例の製造を、
2軸押出し機を用い300℃の溶融温度で行った。30
0℃および320℃の加工温度で色用サンプル盤(大き
さ:60mmx40mmx4mm)を製造した。3Mr
adのγ放射線でこれらの殺菌を行った。
【0078】これらの混合物の組成および実験測定値を
以下の表に要約する。
【0079】
【表1】
【0080】Y.I. 黄色指数/ΔY.I.=γ照射
10日後のY.I.−γ照射前のY.I. PC=ビスフェノールAとビスフェノールAジクロロカ
ーボネートから製造した相対溶液粘度が1.292のポ
リカーボネート。
【0081】PPG=ポリプロピレングリコール(20
00g/モルの分子量を有する)。
【0082】本発明の特徴および態様は以下のとうりで
ある。
【0083】1. 式(I)
【0084】
【化13】
【0085】[式中、Xは、単結合、C1−C5アルキレ
ン、C2−C5アルキリデン、C5−C6シクロアルキレ
ン、C5−C12シクロアルキリデン、
【0086】
【化14】
【0087】または式
【0088】
【化15】
【0089】で表される残基であり、そしてRは、Hお
よび/またはC1−C3アルキルである]で表されるジフ
ェノール類を基とする熱可塑性芳香族ポリカーボネート
類において、各場合ともこの芳香族ポリカーボネート1
00重量%を基準にして0.001重量%から5重量%
の量で式(II)
【0090】
【化16】
【0091】[式中、R1は、C1−C8アルキル、C5
6シクロアルキルまたはC6−C10アリール残基であ
り、R2およびR3は、同一もしくは異なり、H、C1
8アルキル、フェニルまたはC5−C6シクロアルキル
である]で表されるスルホンアミド類を含有しており、
そして再び各場合ともこの芳香族ポリカーボネート10
0重量%を基準にして0.001重量%から2重量%の
量で脂肪族もしくは環状脂肪族のモノ−もしくはポリア
ルコール類またはそれらの誘導体を任意に含有している
ポリカーボネート類。
【0092】2. 0.005重量%から1重量%の量
で式(II)で表されるスルホンアミド類を含有してい
る第1項記載のポリカーボネート類。
【0093】3. 0.001重量%から1.5重量%
の量で脂肪族もしくは環状脂肪族のモノ−もしくはポリ
アルコール類またはそれらの誘導体を含有している第1
項記載のポリカーボネート類。
【0094】4. 該脂肪族アルコール類がC1−C20
モノアルコール類、脂肪族のC2−C20ジアルコール
類、脂肪族のC3−C20トリアルコール類および脂肪族
のC4−C20テトラアルコール類であり、そして該環状
脂肪族アルコール類が環状脂肪族のC3−C12モノアル
コール類および環状脂肪族のC3−C12ジアルコール類
であることを特徴とする第1項記載のポリカーボネート
類。
【0095】5. 式(II)で表されるスルホンアミ
ド類および任意の脂肪族もしくは環状脂肪族のモノ−も
しくはポリアルコール類またはそれらの誘導体とポリカ
ーボネート類とを、これに通常の混合装置内で260か
ら380℃の温度でこのポリカーボネート類を溶融させ
ることを通して、混合することを特徴とするか、或は式
(II)で表されるスルホンアミド類および任意の脂肪
族もしくは環状脂肪族のモノ−もしくはポリアルコール
類またはそれらの誘導体をポリカーボネート類と一緒
に、ポリカーボネート類に通常の溶媒、例えばCH2
2および/またはクロロベンゼンなどの中に溶解させ
た後、公知様式でこの溶媒を蒸発させることにより、上
記のようにして得られる、式(II)で表されるスルホ
ンアミド類および任意の脂肪族もしくは環状脂肪族のモ
ノ−もしくはポリアルコール類またはそれらの誘導体と
該ポリカーボネート類との混合物を単離することを特徴
とする、本発明に従って安定化したポリカーボネート類
の製造方法。
【0096】6. 医学装置または医学装置部品を製造
するための第1項のポリカーボネート類の使用。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ボルフガング・エベルト ドイツ47800クレーフエルト・デルパー ホフシユトラーセ31 審査官 森川 聡 (56)参考文献 特開 昭54−16561(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 69/00 WPI/L(QUESTEL)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(I) 【化1】 [式中、 Xは、単結合、C1−C5アルキレン、C2−C5アルキリ
    デン、C5−C6シクロアルキレン、C5−C12シクロア
    ルキリデン、 【化2】 または式 【化3】 で表される残基であり、そしてRは、Hおよび/または
    1−C3アルキルである]で表されるジフェノール類を
    基とする熱可塑性芳香族ポリカーボネート類において、
    各場合ともこの芳香族ポリカーボネート100重量%を
    基準にして0.001重量%から5重量%の量で式(I
    I) 【化4】 [式中、 R1は、C1−C8アルキル、C5−C6シクロアルキルま
    たはC6−C10アリール残基であり、 R2およびR3は、同一もしくは異なり、H、C1−C8
    ルキル、フェニルまたはC5−C6シクロアルキルであ
    る]で表されるスルホンアミド類を含有しており、そし
    て再び各場合ともこの芳香族ポリカーボネート100重
    量%を基準にして0.001重量%から2重量%の量で
    脂肪族もしくは環状脂肪族のモノ−もしくはポリアルコ
    ール類またはそれらの誘導体を含有しているポリカーボ
    ネート類。
  2. 【請求項2】 式(II)で表されるスルホンアミド類
    および脂肪族もしくは環状脂肪族のモノ−もしくはポリ
    アルコール類またはそれらの誘導体とポリカーボネート
    類とを、これに通常の混合装置内で260から380℃
    の温度でこのポリカーボネート類を溶融させることを通
    して、混合することを特徴とするか、或は式(II)で
    表されるスルホンアミド類および脂肪族もしくは環状脂
    肪族のモノ−もしくはポリアルコール類またはそれらの
    誘導体をポリカーボネート類と一緒に、ポリカーボネー
    ト類に通常の溶媒、例えばCH2Cl2および/またはク
    ロロベンゼンなどの中に溶解させた後、公知様式でこの
    溶媒を蒸発させることにより、上記のようにして得られ
    る、式(II)で表されるスルホンアミド類および脂肪
    族もしくは環状脂肪族のモノ−もしくはポリアルコール
    類またはそれらの誘導体と該ポリカーボネート類との混
    合物を単離することを特徴とする、請求項1記載の熱可
    塑性芳香族ポリカーボネート類の製造方法。
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