JP3332940B2 - 電圧制御発振回路 - Google Patents

電圧制御発振回路

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JP3332940B2 JP05226891A JP5226891A JP3332940B2 JP 3332940 B2 JP3332940 B2 JP 3332940B2 JP 05226891 A JP05226891 A JP 05226891A JP 5226891 A JP5226891 A JP 5226891A JP 3332940 B2 JP3332940 B2 JP 3332940B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電圧制御発振回路に関
し、特に、PLL(Phase Locked Loop) 回路等に使用す
る電圧制御発振回路に関する。従来、電圧制御発振回路
(VCO: Voltage Controlled Oscillator)はPLL回路等
に使用されている。この電圧制御発振回路は縦列接続さ
れた奇数段のインバータを有しているが、各インバータ
に供給される電源電圧の値にばらつきが在ると、正常な
動作をせずに出力が中間レベルに落ち着いて発振しなく
なることがある。そこで、周波数制御用トランジスタの
複雑な計算および設計処理を要することなく、容易に発
振可能な電圧制御発振器を提供することが要望されてい
る。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の電圧制御発振回路の一例を
示す回路図である。同図に示されるように、従来の電圧
制御発振回路は、縦列接続された3段(奇数段)のイン
バータI1,I2,I3, P型MOSトランジスタTP41,TP42,TP
43,TP51,TP52, N型MOSトランジスタTN41,TN42,T
N43,TN51,TN52,TN53,および, 抵抗器Rを備えている。
【0003】インバータI1,I2,I3は、それぞれP型MO
SトランジスタTP1,TP2,TP3 およびN型MOSトランジ
スタTN1,TN2,TN3 で構成されている。インバータI1のP
型MOSトランジスタTP1 のソースと高電位電源VDD
の間には、周波数制御用P型MOSトランジスタTP41
設けられ、また、インバータI1のN型MOSトランジス
タTN1 のソースと低電位電源Vssとの間には、周波数制
御用N型MOSトランジスタTN41が設けられている。
【0004】同様に、インバータI2のP型MOSトラン
ジスタTP2 のソースと高電位電源V DDとの間には、周波
数制御用P型MOSトランジスタTP42が設けられ、ま
た、インバータI2のN型MOSトランジスタTN2 のソー
スと低電位電源Vssとの間には、周波数制御用N型MO
SトランジスタTN42が設けられている。また、インバー
タI3のP型MOSトランジスタTP3 のソースと高電位電
源VDDとの間には、周波数制御用P型MOSトランジス
タTP43が設けられ、また、インバータI3のN型MOSト
ランジスタTN3 のソースと低電位電源Vssとの間には、
周波数制御用N型MOSトランジスタTN43が設けられて
いる。
【0005】各周波数制御用P型MOSトランジスタTP
41,TP42,TP43のゲートには周波数制御電圧VPが印加さ
れ、また、各周波数制御用N型MOSトランジスタT
N41,TN42,TN43のゲートには周波数制御電圧VNが印加さ
れている。電圧制御発振回路の入力電圧VIN はN型MO
SトランジスタTN51のゲートに印加され、該トランジス
タTN51のソースは抵抗器Rを介して低電位電源Vssに接
続され、また、該トランジスタTN51のドレインはP型M
OSトランジスタTP51のドレインに接続されている。ト
ランジスタTP51のソースは高電位電源VDDに接続され、
該トランジスタTP51のゲートはP型MOSトランジスタ
TP52のゲートに接続されると共に当該トランジスタTP51
のドレインおよびトランジスタTP41,TP42,TP 43のゲート
に共通接続されている。
【0006】トランジスタTP52のソースは高電位電源V
DDに接続され、該トランジスタTP52のドレインはN型M
OSトランジスタTN52のドレインおよびゲートに共通接
続されている。トランジスタTN52のソースはN型MOS
トランジスタTN53のドレインおよびゲートに共通接続さ
れると共に、トランジスタTN41,TN42,TN43のゲートに共
通接続されている。このように、トランジスタTP51およ
びTP52によるカレントミラー接続により、トランジスタ
TP51およびトランジスタTN53には、それぞれ所定の電流
(トランジスタTP51およびTP52のゲート幅Wに対応した
電流)が流れることになり、トランジスタTP51のドレイ
ン(ゲート)に接続されたトランジスタTP41,TP42,TP43
のゲートおよびトランジスタTN53のドレイン(ゲート)
に接続されたトランジスタTN41,TN42,TN43のゲートに対
して、それぞれ所定電位を有する周波数制御電圧VPおよ
びVNが印加されるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、図3
に示す従来の電圧制御発振回路においては、縦列接続さ
れた3段のインバータにおける各P型MOSトランジス
タTP1,TP2,TP3 およびN型MOSトランジスタTN1,TN2,
TN3 に対して、それぞれ周波数制御用MOSトランジス
タTP41,TP42,TP43およびTN41,TN42,TN43が設けられ、こ
れらトランジスタTP41,TP42,TP43およびTN41,TN42,TN43
の各ゲートに印加する周波数制御電圧VPおよびVNの電圧
を入力電圧VIN により制御し、インバータI1,I2,I3に与
える電圧を変化させて発振周波数を制御するようになっ
ている。
【0008】ここで、発振を確実なものとするために、
縦列接続された3段のインバータI1,I2,I3を構成するP
型MOSトランジスタTP1,TP2,TP3 およびN型MOSト
ランジスタTN1,TN2,TN3 は一方が大きく他方が小さくな
るように形成され、且つ、隣接する2つのインバータ
I1,I2;I2,I3 は該2つのインバータにおける同極性のト
ランジスタが一方が大きく他方が小さくなるように配置
されている。具体的に、例えば、トランジスタTP1 およ
びTP3 がトランジスタTP2 よりも大きく形成され、且
つ、トランジスタTN1 およびTN3 がトランジスタTN2
りも小さく形成されている。従って、インバータI1にお
いてトランジスタTP1はトランジスタTN1 よりも大きく
形成され、インバータI2においてトランジスタTP2 はト
ランジスタTN 2 よりも小さく形成され、そして、インバ
ータI3においてトランジスタTP3 はトランジスタTN3
りも大きく形成されるようになっている。
【0009】しかし、上述しように、発振動作を確実に
するため縦列接続された3段のインバータI1,I2,I3にお
ける各トランジスタTP1,TP2,TP3 およびTN1,TN2,TN3
サイズをそれぞれ変化させると、それらのトランジスタ
に接続される周波数制御用トランジスタTP41,TP42,TP43
およびTN41,TN42,TN43のサイズの計算および設計処理が
複雑となり問題になっている。さらに、実際の製造にお
いては、これら周波数制御用トランジスタTP41,TP42,TP
43およびTN41,TN42,TN43を設計通りに正確に製造するこ
とが困難なため、各インバータI1,I2,I3に供給される電
源電圧の値にばらつきが生じて正常な動作をせず、その
結果、出力が中間レベルに落ち着いて発振しなくなるこ
ともあった。
【0010】本発明は、上述した従来の電圧制御発振回
路が有する課題に鑑み、周波数制御用トランジスタの複
雑な計算および設計処理を要することなく、容易に発振
可能な電圧制御発振回路を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、縦列接
続された奇数段のインバータI1,I2,I3で構成された発振
器を有する電圧制御発振回路であって、前記各インバー
タI1,I2,I3を構成すると共に、ソースが共通接続された
複数のP型MOSトランジスタTP 1 ,TP 2 ,TP 3 と、前記
型MOSトランジスタTP1,TP2,TP3 のソースと高電位電
源VDDとの間に設けられ、ゲートに周波数制御電圧VPが
印加される周波数制御用P型MOSトランジスタTP
4 と、前記各インバータI1,I2,I3を構成すると共に、ソ
ースが共通接続された複数のN型MOSトランジスタTN
1 ,TN 2 ,TN 3 と、前記N型MOSトランジスタTN1,TN2,TN3
のソースと低電位電源Vssとの間に設けられ、ゲート
に周波数制御電圧VNが印加される周波数制御用N型MO
SトランジスタTN4 と、を備え、前記P型MOSトラン
ジスタTP 1 ,TP 2 ,TP 3 およびN型MOSトランジスタTN 1 ,T
N 2 ,TN 3 は、一方が大きく他方が小さくなるように形成さ
れ、且つ、隣接する2つのインバータI 1 ,I 2 ;I 2 ,I 3 にお
ける同極性のトランジスタは、一方が大きく他方が小さ
くなるように配置されていることを特徴とする電圧制御
発振回路が提供される。
【0012】
【作用】本発明の電圧制御発振回路によれば、各インバ
ータI1,I2,I3を構成するソースが共通接続された複数の
P型MOSトランジスタTP 1 ,TP 2 ,TP 3 のソースと高電位
電源V DD との間には周波数制御用P型MOSトランジス
タTP 4 が設けられ、この周波数制御用P型MOSトラン
ジスタTP 4 のゲートには周波数制御電圧VPが印加され
る。また、各インバータI 1 ,I 2 ,I 3 を構成するソースが共
通接続された複数のN型MOSトランジスタTN 1 ,TN 2 ,TN
3 のソースと低電位電源Vssとの間には周波数制御用N
型MOSトランジスタTN 4 が設けられ、この周波数制御
用N型MOSトランジスタTN 4 のゲートには周波数制御
電圧VNが印加される。ここで、P型MOSトランジスタ
TP 1 ,TP 2 ,TP 3 およびN型MOSトランジスタTN 1 ,TN 2 ,TN 3
は、一方が大きく他方が小さくなるように形成され、且
つ、隣接する2つのインバータI 1 ,I 2 ;I 2 ,I 3 における同
極性のトランジスタは、一方が大きく他方が小さくなる
ように配置されている。そして、周波数制御用P型MO
SトランジスタTP4 および周波数制御用N型MOSトラ
ンジスタTN4 によって、インバータI1,I2,I3に印加され
る電圧が制御され、該インバータI1,I2,I3で構成される
発振器の周波数が制御されることになる。
【0013】これによって、繁雑な計算および設計を行
うことなく、容易に発振することのできる電圧制御発振
回路を提供することができる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る電圧制御
発振回路の一実施例を説明する。図1は本発明に係る電
圧制御発振回路の一実施例を示す回路図である。同図に
示されるように、本実施例の電圧制御発振回路は、縦列
接続された3段(奇数段)のインバータI1,I2,I3, P型
MOSトランジスタTP4,TP51,TP52,N型MOSトランジ
スタTN4,TN51,TN52,TN53, および, 抵抗器Rを備えてい
る。
【0015】インバータI1,I2,I3は、それぞれP型MO
SトランジスタTP1,TP2,TP3 およびN型MOSトランジ
スタTN1,TN2,TN3 で構成されている。インバータI1,I2,
I3の各P型MOSトランジスタTP1,TP2,TP3 のソース
は、共通接続されると共に、周波数制御用P型MOSト
ランジスタTP4 のドレインに接続されている。同様に、
インバータI1,I2,I3の各N型MOSトランジスタTN1,TN
2,TN3 のソースは、共通接続されると共に、周波数制御
用N型MOSトランジスタTN4 のドレインに接続されて
いる。ここで、周波数制御用P型MOSトランジスタTP
4 のソースは高電位電源VDDに接続され、ゲートには周
波数制御電圧VPが印加されている。また、周波数制御用
N型MOSトランジスタTN4 のソースは低電位電源Vss
に接続され、ゲートには周波数制御電圧VNが印加されて
いる。
【0016】電圧制御発振回路の入力電圧VIN はN型M
OSトランジスタTN51のゲートに印加され、該トランジ
スタTN51のソースは抵抗器Rを介して低電位電源Vssに
接続され、また、該トランジスタTN51のドレインはP型
MOSトランジスタTP51のドレインに接続されている。
トランジスタTP51のソースは高電位電源VDDに接続さ
れ、該トランジスタTP51のゲートはP型MOSトランジ
スタTP52のゲートに接続されると共に、当該トランジス
タTP51のドレインおよびトランジスタTP4 のゲートに共
通接続されている。
【0017】トランジスタTP52のソースは高電位電源V
DDに接続され、該トランジスタTP52のドレインはN型M
OSトランジスタTN52のドレインおよびゲートに共通接
続されている。トランジスタTN52のソースはN型MOS
トランジスタTN53のドレインおよびゲートに共通接続さ
れると共に、トランジスタTN4 のゲートに共通接続され
ている。このように、トランジスタTP51およびTP52によ
るカレントミラー接続により、トランジスタTP51および
トランジスタTN53には、それぞれ所定の電流(トランジ
スタTP51およびTP52のゲート幅Wに対応した電流)が流
れることになり、トランジスタTP51のドレイン(ゲー
ト)に接続された周波数制御用P型MOSトランジスタ
TP4 のゲートおよびトランジスタTN53のドレイン(ゲー
ト)に接続された周波数制御用N型MOSトランジスタ
TN4 のゲートに対して、それぞれ所定電位を有する周波
数制御電圧VPおよびVNが印加されるようになっている。
【0018】このように、本実施例の電圧制御発振回路
においては、縦列接続された3段のインバータにおける
各P型MOSトランジスタTP1,TP2,TP3 およびN型MO
SトランジスタTN1,TN2,TN3 に対して、それぞれ1個ず
つの周波数制御用MOSトランジスタTP4 およびTN4
設け、これらトランジスタTP4 およびTN4 の各ゲートに
印加する周波数制御電圧VPおよびVNの電圧を入力電圧VI
N により制御し、インバータI1,I2,I3に与える電圧を変
化させて発振周波数を制御するようになっている。
【0019】以上説明した電圧制御発振回路において、
発振を確実なものとするために、縦列接続された3段の
インバータI1,I2,I3を構成するP型MOSトランジスタ
TP1,TP2,TP3 およびN型MOSトランジスタTN1,TN2,TN
3は一方が大きく他方が小さくなるように形成され、且
つ、隣接する2つのインバータI1,I2;I2,I3 は該2つの
インバータにおける同極性のトランジスタが一方が大き
く他方が小さくなるように配置されている。具体的に、
例えば、トランジスタTP1 およびTP3 がトランジスタTP
2 よりも大きく形成され、且つ、トランジスタTN1 およ
びTN3 がトランジスタTN2 よりも小さく形成されてい
る。従って、インバータI1においてトランジスタTP1
トランジスタTN1 よりも大きく形成され、インバータI2
においてトランジスタTP2 はトランジスタTN2 よりも小
さく形成され、そして、インバータI3においてトランジ
スタTP3 はトランジスタTN3 よりも大きく形成されるよ
うになっている。
【0020】そして、本実施例の電圧制御発振回路によ
れば、発振動作を確実にするため縦列接続された3段の
インバータI1,I2,I3における各トランジスタTP1,TP2,TP
3 およびTN1,TN2,TN3 のサイズをそれぞれ変化させる場
合でも、共通接続されたトランジスタTP1,TP2,TP3 のソ
ースおよび共通接続されたトランジスタTN1,TN2,TN3
ソースに接続されつ周波数制御用トランジスタ(TP4およ
びTN4)は、それぞれ1個ずつであり、該周波数制御用ト
ランジスタのサイズの計算および設計処理は簡単にする
ことができる。ここで、例えば、周波数制御用P型MO
SトランジスタTP4 のサイズは、図3に示した従来例に
おける周波数制御用P型MOSトランジスタTP41,TP42,
TP43の最大のものよりも大きく形成する必要はあるが、
該トランジスタTP4 を形成するのに要する面積はトラン
ジスタTP41,TP42,TP43を形成するのに要する総合した面
積よりも小さくてよいため、結果として、周波数制御用
トランジスタの占有面積を減少することができる。この
ことは、周波数制御用N型MOSトランジスタTN4 につ
いても全く同様である。さらに、実際の製造において、
P型およびN型の周波数制御用トランジスタTP4,TN4
それぞれ1個でよいため、各インバータI1,I2,I3に供給
する電源電圧の値にばらつきが生じることがなく正常な
動作が可能となり、容易に発振を行わせることができ
る。すなわち、本実施例の電圧制御発振回路は、インバ
ータI1,I2,I3の電源を共通にすることにより、各インバ
ータのパラメーターに関係なく同じ電源電圧を供給する
ことになるためインバータの動作は安定し、確実な発振
が可能となる。
【0021】図2は図1の電圧制御発振回路を使用した
PLL回路の一例を示す図であり、本実施例の電圧制御
発振回路を使用する以外は、一般的なPLL回路を示す
ものである。同図に示されるように、PLL回路は、入
力信号が供給された位相検出器1, 該位相検出器1の出
力が供給された低域フィルタ2,該低域フィルタ2の出
力(入力電圧VIN)が供給された電圧制御発振回路3, お
よび, 該電圧制御発振回路3の出力波形(VOUT)を整形す
るためのインバータI11,I12 で構成されている。ここ
で、電圧制御発振回路3は、図1で説明した本実施例の
電圧制御発振回路である。また、2段目(終段)のイン
バータI12 の出力は、位相検出器1に戻されるうように
なっている。これにより、出力端子V0から所定の周波数
の出力が得られるようになっている。
【0022】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明の電圧制
御発振回路によれば、周波数制御用トランジスタの複雑
な計算および設計処理を要することなく、容易に発振可
能な電圧制御発振回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電圧制御発振回路の一実施例を示
す回路図である。
【図2】図1の電圧制御発振回路を使用したPLL回路
の一例を示す図である。
【図3】従来の電圧制御発振回路の一例を示す回路図で
ある。
【符号の説明】
1…位相検出器 2…低域フィルタ I1,I2,I3…インバータ TN1,TN2,TN3,TN51,TN52,TN53…N型MOSトランジスタ TN4 …周波数制御用N型MOSトランジスタ TP1,TP2,TP3,TP51,TP52 …P型MOSトランジスタ TP4 …周波数制御用P型MOSトランジスタ VN…N型MOSトランジスタのゲート電圧(周波数制御
電圧) VP…P型MOSトランジスタのゲート電圧(周波数制御
電圧) VDD…高電位電源 Vss…低電位電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03K 3/354

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦列接続された奇数段のインバータで
    成された発振器を有する電圧制御発振回路であって、 前記各インバータを構成すると共に、ソースが共通接続
    された複数のP型MOSトランジスタと、 前記 P型MOSトランジスタのソースと高電位電源と
    間に設けられ、ゲートに周波数制御電圧が印加される周
    波数制御用P型MOSトランジスタと、 前記各インバータを構成すると共に、ソースが共通接続
    された複数のN型MOSトランジスタと、 前記 N型MOSトランジスタのソースと低電位電源と
    間に設けられ、ゲートに周波数制御電圧が印加される周
    波数制御用N型MOSトランジスタと、を備え、 前記P型MOSトランジスタおよびN型MOSトランジ
    スタは、一方が大きく他方が小さくなるように形成さ
    れ、且つ、隣接する2つのインバータにおける同極性の
    トランジスタは、一方が大きく他方が小さくなるように
    配置されている ことを特徴とする電圧制御発振回路。
  2. 【請求項2】 前記奇数段のインバータは、 第1のP型MOSトランジスタおよび第1のN型MOS
    トランジスタで構成される第1のインバータと、 第2のP型MOSトランジスタおよび第2のN型MOS
    トランジスタで構成される第2のインバータと、 第3のP型MOSトランジスタおよび第3のN型MOS
    トランジスタで構成される第3のインバータと、を備
    え、 前記第1のP型MOSトランジスタおよび前記第3のP
    型MOSトランジスタが前記第2のP型MOSトランジ
    スタよりも大きく形成されると共に、前記第1のN型M
    OSトランジスタおよび前記第3のN型MOSトランジ
    スタが前記第2のN型MOSトランジスタよりも小さく
    形成されるか、または、 前記第1のP型MOSトランジスタおよび前記第3のP
    型MOSトランジスタが前記第2のP型MOSトランジ
    スタよりも小さく形成されると共に、前記第1 のN型M
    OSトランジスタおよび前記第3のN型MOSトランジ
    スタが前記第2のN型MOSトランジスタよりも大きく
    形成される ことを特徴とする請求項1に記載の電圧制御
    発振回路。
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