JP3332420B2 - 印刷装置の制御装置および制御方法 - Google Patents
印刷装置の制御装置および制御方法Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は印刷装置の制御装置およ
び制御方法に関し、例えば、ジョブオフセット機能を備
えた印刷装置の制御装置に関する。
び制御方法に関し、例えば、ジョブオフセット機能を備
えた印刷装置の制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の印刷装置においては、印刷結果は
すべて排紙トレーの同じ位置へ出力されていたが、ジヨ
ブオフセツト機能を備えた印刷装置においては、図１８
に示すように、ドキユメントを区別して印刷結果をシフ
トして積載する。
すべて排紙トレーの同じ位置へ出力されていたが、ジヨ
ブオフセツト機能を備えた印刷装置においては、図１８
に示すように、ドキユメントを区別して印刷結果をシフ
トして積載する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の技術に
は次の問題点がある。
は次の問題点がある。
【０００４】つまり、ジョブオフセット機能を備える印
刷装置のオフセット位置の確認や調整に、通常のテスト
印刷を利用したのでは、正確なオフセット量が把握し難
い欠点がある。
刷装置のオフセット位置の確認や調整に、通常のテスト
印刷を利用したのでは、正確なオフセット量が把握し難
い欠点がある。
【０００５】本発明は、上述の問題を解決するためのも
ので、シートのシフト量の確認および調整を容易にする
ことを目的とする。
ので、シートのシフト量の確認および調整を容易にする
ことを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成する一手段として、以下の構成を備える。
達成する一手段として、以下の構成を備える。
【０００７】本発明にかかる制御装置は、画像を印刷し
たシートの排出位置を水平方向にシフトさせることで、
後続シートを先行シートに対してシフトして排出するシ
フト手段を有する印刷装置を制御する制御装置であっ
て、前記シフト手段をテストするテスト指示を入力する
入力手段と、前記入力手段から入力されるテスト指示に
応じて、前記シフト手段によって後続シートが正常にシ
フトされた際の、その続シートの端部位置に対応する先
行シート上の所定位置に所定画像が印刷されるように、
前記印刷装置の印刷を制御する制御手段とを有すること
を特徴とする。
たシートの排出位置を水平方向にシフトさせることで、
後続シートを先行シートに対してシフトして排出するシ
フト手段を有する印刷装置を制御する制御装置であっ
て、前記シフト手段をテストするテスト指示を入力する
入力手段と、前記入力手段から入力されるテスト指示に
応じて、前記シフト手段によって後続シートが正常にシ
フトされた際の、その続シートの端部位置に対応する先
行シート上の所定位置に所定画像が印刷されるように、
前記印刷装置の印刷を制御する制御手段とを有すること
を特徴とする。
【０００８】本発明にかかる制御方法は、画像を印刷し
たシートの排出位置を水平方向にシフトさせることで、
後続シートを先行シートに対してシフトして排出するシ
フト手段を有する印刷装置の制御方法であって、前記シ
フト手段をテストするテスト指示に応じて、前記シフト
手段によって後続シートが正常にシフトされた際の、そ
の後続シートの端部位置に対応する先行シート上の所定
位置に所定画像が印刷されるように、前記印刷装置の印
刷を制御することを特徴とする。
たシートの排出位置を水平方向にシフトさせることで、
後続シートを先行シートに対してシフトして排出するシ
フト手段を有する印刷装置の制御方法であって、前記シ
フト手段をテストするテスト指示に応じて、前記シフト
手段によって後続シートが正常にシフトされた際の、そ
の後続シートの端部位置に対応する先行シート上の所定
位置に所定画像が印刷されるように、前記印刷装置の印
刷を制御することを特徴とする。
【０００９】
【実施例】以下、本発明に係る印刷装置を図面を参照し
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【００１０】
【第１実施例】図１は本実施例の印刷装置の構成例を示
すブロツク図である。同図において、２は本実施例の印
刷装置で、後述する画像処理／制御部７，印刷部６など
から構成される。１は外部装置で、ホストコンピユータ
などである。外部装置１は、文字コードデータや制御命
令などからなる印刷情報を出力し、印刷装置２は、外部
装置１が出力した該情報に基づいて、記録紙へ印刷を実
行する。
すブロツク図である。同図において、２は本実施例の印
刷装置で、後述する画像処理／制御部７，印刷部６など
から構成される。１は外部装置で、ホストコンピユータ
などである。外部装置１は、文字コードデータや制御命
令などからなる印刷情報を出力し、印刷装置２は、外部
装置１が出力した該情報に基づいて、記録紙へ印刷を実
行する。
【００１１】７は画像処理／制御部で、その詳細は後述
する。６は印刷部で、画像処理／制御部７から入力され
たビツトイメージを記録紙などに印刷し、シフタ（不図
示）によつて排紙トレー（不図示）の所定位置へ印刷結
果を出力する。図２は画像処理／制御部７の詳細構成例
を示すブロツク図である。
する。６は印刷部で、画像処理／制御部７から入力され
たビツトイメージを記録紙などに印刷し、シフタ（不図
示）によつて排紙トレー（不図示）の所定位置へ印刷結
果を出力する。図２は画像処理／制御部７の詳細構成例
を示すブロツク図である。
【００１２】同図において、７１はＣＰＵで、ＲＯＭ７
２に記憶されたプログラムなどに従つて、アドレスバス
７１ａやデータバス７１ｂなどを介して、印刷装置２全
体の制御や、画像処理などを実行する。７３はＲＡＭ
で、各種の情報や、ＣＰＵ７１によつて印刷情報から形
成されたビツトイメージなどを一時的に記憶するバツフ
アとして機能する。
２に記憶されたプログラムなどに従つて、アドレスバス
７１ａやデータバス７１ｂなどを介して、印刷装置２全
体の制御や、画像処理などを実行する。７３はＲＡＭ
で、各種の情報や、ＣＰＵ７１によつて印刷情報から形
成されたビツトイメージなどを一時的に記憶するバツフ
アとして機能する。
【００１３】７４はインタフエイスＩ／Ｆで、外部機器
１との通信を担う。７５はレーザドライバで、印刷部６
のレーザダイオード（不図示）を制御する。７６はドラ
イバで、印刷部６のモータやソレノイドなど（不図示）
を制御し駆動する。
１との通信を担う。７５はレーザドライバで、印刷部６
のレーザダイオード（不図示）を制御する。７６はドラ
イバで、印刷部６のモータやソレノイドなど（不図示）
を制御し駆動する。
【００１４】図３は印刷部６の給排紙路の一例を示す図
である。同図において、１１０は記録紙で、ピツクアツ
プローラ１０９によつて、用紙カセツト１１０ａからフ
イードローラ１０８へ供給され、レジストローラ１０７
を経て、転写ローラ１０６へ給紙される。１０５は感光
ドラムで、その表面に形成されたトナー画像を、転写ロ
ーラ１０６によつて、記録紙１１０へ転写する。
である。同図において、１１０は記録紙で、ピツクアツ
プローラ１０９によつて、用紙カセツト１１０ａからフ
イードローラ１０８へ供給され、レジストローラ１０７
を経て、転写ローラ１０６へ給紙される。１０５は感光
ドラムで、その表面に形成されたトナー画像を、転写ロ
ーラ１０６によつて、記録紙１１０へ転写する。
【００１５】１０４は定着ローラで、記録紙１１０へ転
写されたトナー画像を定着する。１０１，１０３はそれ
ぞれ排紙ローラで、排紙ローラ１０１は、モータ１０２
によつて、記録紙１１０の排出位置をシフトする。１１
１は排紙トレーで、排出された記録紙１１０を積載す
る。図４は排紙ローラ１０１およびモータ１０２の近傍
の詳細な構造例を示す図である。
写されたトナー画像を定着する。１０１，１０３はそれ
ぞれ排紙ローラで、排紙ローラ１０１は、モータ１０２
によつて、記録紙１１０の排出位置をシフトする。１１
１は排紙トレーで、排出された記録紙１１０を積載す
る。図４は排紙ローラ１０１およびモータ１０２の近傍
の詳細な構造例を示す図である。
【００１６】同図において、１１３はギアで、モータ１
０２の軸に取付けられ、１１２はラツクで、排紙ローラ
１０１に連結している。すなわち、ギア１１３とラツク
１１２とは、ラツクアンドピニオンを形成し、モータ１
０２の回転を直線運動に変換する。従つて、モータ１０
２が回転すると、その回転に応じて、排紙ローラ１０１
は矢印Ｓの方向へ直線運動する。なお、モータ１０２
は、ステツピングモータなどであり、図２に示したドラ
イバ７６からの信号に応じて所定量回転する。
０２の軸に取付けられ、１１２はラツクで、排紙ローラ
１０１に連結している。すなわち、ギア１１３とラツク
１１２とは、ラツクアンドピニオンを形成し、モータ１
０２の回転を直線運動に変換する。従つて、モータ１０
２が回転すると、その回転に応じて、排紙ローラ１０１
は矢印Ｓの方向へ直線運動する。なお、モータ１０２
は、ステツピングモータなどであり、図２に示したドラ
イバ７６からの信号に応じて所定量回転する。
【００１７】図５は本実施例の動作例を示すフローチヤ
ートである。同図において、本実施例は、ステツプＳ４
１でシフト排紙を行うか否かを判断して、シフト排紙を
しない場合はステツプＳ４４へ進み、また、シフト排紙
をする場合をステツプＳ４３へ進む。シフト排紙をする
場合、本実施例は、ステツプＳ４２で記録紙のサイズを
検知し、ステツプＳ４３でシフト量を決定した後、ステ
ツプＳ４５へ進む。なお、該シフト量は、図２に示した
ＣＰＵ７１によつて、ＲＯＭ７２やＲＡＭ７３に予め記
憶されたテーブルを用から、記録紙の左端が揃うように
決定される。
ートである。同図において、本実施例は、ステツプＳ４
１でシフト排紙を行うか否かを判断して、シフト排紙を
しない場合はステツプＳ４４へ進み、また、シフト排紙
をする場合をステツプＳ４３へ進む。シフト排紙をする
場合、本実施例は、ステツプＳ４２で記録紙のサイズを
検知し、ステツプＳ４３でシフト量を決定した後、ステ
ツプＳ４５へ進む。なお、該シフト量は、図２に示した
ＣＰＵ７１によつて、ＲＯＭ７２やＲＡＭ７３に予め記
憶されたテーブルを用から、記録紙の左端が揃うように
決定される。
【００１８】また、シフト排紙をしない場合、本実施例
は、ステツプＳ４４でシフト量に０を設定した後、ステ
ツプＳ４５へ進む。続いて、本実施例は、ステツプＳ４
５で、設定されたシフト量に応じた位置へ、排紙ローラ
１０１を移動して、記録紙１１０を排紙した後、ステツ
プＳ４１へ戻る。
は、ステツプＳ４４でシフト量に０を設定した後、ステ
ツプＳ４５へ進む。続いて、本実施例は、ステツプＳ４
５で、設定されたシフト量に応じた位置へ、排紙ローラ
１０１を移動して、記録紙１１０を排紙した後、ステツ
プＳ４１へ戻る。
【００１９】以下、本実施例は、ステツプＳ４１からス
テツプＳ４５を繰返すことによつて、異なつたサイズの
記録紙が混じつても、記録紙の左端は揃つて排紙され
る。図６は本実施例の排紙結果の一例を示す図で、同図
に示すように、印刷結果６１はシフトされずに排紙さ
れ、続く印刷結果６２は、矢印Ｆで示す排紙方向に対し
て略直交する方向へ、シフトされて排紙される。さら
に、印刷結果６２において、大きなサイズの記録紙６２
ａと、小さなサイズの記録紙６２ｂとは、その左端が揃
つて出力される。
テツプＳ４５を繰返すことによつて、異なつたサイズの
記録紙が混じつても、記録紙の左端は揃つて排紙され
る。図６は本実施例の排紙結果の一例を示す図で、同図
に示すように、印刷結果６１はシフトされずに排紙さ
れ、続く印刷結果６２は、矢印Ｆで示す排紙方向に対し
て略直交する方向へ、シフトされて排紙される。さら
に、印刷結果６２において、大きなサイズの記録紙６２
ａと、小さなサイズの記録紙６２ｂとは、その左端が揃
つて出力される。
【００２０】以上説明したように、本実施例によれば、
ドキユメントを区別して印刷結果をシフトして積載する
上、記録紙のサイズに関係なく、排紙された印刷結果の
左端は揃つている。なお、上記の説明および図６におい
て、排紙された記録紙を左端で揃える例を説明したが、
本実施例はこれに限定されるものではなく、例えば、図
７に一例を示すように右端で揃えてもよいし、また、図
８に一例を示すように略中央で揃えることもできる。
ドキユメントを区別して印刷結果をシフトして積載する
上、記録紙のサイズに関係なく、排紙された印刷結果の
左端は揃つている。なお、上記の説明および図６におい
て、排紙された記録紙を左端で揃える例を説明したが、
本実施例はこれに限定されるものではなく、例えば、図
７に一例を示すように右端で揃えてもよいし、また、図
８に一例を示すように略中央で揃えることもできる。
【００２１】
【第２実施例】以下、本発明に係る第２実施例について
説明する。なお、第２実施例において、第１実施例と略
同様の構成については、同一符号を付して、その詳細説
明を省略する。本実施例は、印刷装置２に備えられた操
作パネル（不図示）を操作して、ジヨブオフセツト機能
に関する設定、例えばシフトの有無，シフト量および揃
位置などを設定することができる。
説明する。なお、第２実施例において、第１実施例と略
同様の構成については、同一符号を付して、その詳細説
明を省略する。本実施例は、印刷装置２に備えられた操
作パネル（不図示）を操作して、ジヨブオフセツト機能
に関する設定、例えばシフトの有無，シフト量および揃
位置などを設定することができる。
【００２２】図９は本実施例の動作例を示すフローチヤ
ートである。同図において、本実施例は、ステツプＳ５
１で、操作パネルのキー入力の有無を判定して、キー入
力がなければステツプＳ５５へ進み、また、キー入力が
あればステツプＳ５２へ進む。キー入力があつた場合、
本実施例は、ステツプＳ５２で該キー入力に応じて揃位
置を設定し、ステツプＳ５３で記録紙のサイズを検知
し、ステツプＳ５４で該キー入力に応じてシフト量を決
定した後、ステツプＳ５６へ進む。
ートである。同図において、本実施例は、ステツプＳ５
１で、操作パネルのキー入力の有無を判定して、キー入
力がなければステツプＳ５５へ進み、また、キー入力が
あればステツプＳ５２へ進む。キー入力があつた場合、
本実施例は、ステツプＳ５２で該キー入力に応じて揃位
置を設定し、ステツプＳ５３で記録紙のサイズを検知
し、ステツプＳ５４で該キー入力に応じてシフト量を決
定した後、ステツプＳ５６へ進む。
【００２３】また、キー入力がなかつた場合、本実施例
は、ステツプＳ５５でシフト量に０を設定した後、ステ
ツプＳ５６へ進む。続いて、本実施例は、ステツプＳ５
６で、設定されたシフト量に応じた位置へ、排紙ローラ
１０１を移動して、記録紙１１０を排紙した後、ステツ
プＳ５１へ戻る。
は、ステツプＳ５５でシフト量に０を設定した後、ステ
ツプＳ５６へ進む。続いて、本実施例は、ステツプＳ５
６で、設定されたシフト量に応じた位置へ、排紙ローラ
１０１を移動して、記録紙１１０を排紙した後、ステツ
プＳ５１へ戻る。
【００２４】以下、本実施例は、ステツプＳ５１からス
テツプＳ５６を繰返すことによつて、異なつたサイズの
記録紙が混じつても、記録紙は設定された揃位置で揃つ
て排紙される。また、上述の説明および図９において
は、操作パネルからジヨブオフセツト機能に関する設定
を行う例を説明したが、本実施例はこれに限定されるも
のではなく、例えば、外部装置１から該設定を行うこと
もできる。
テツプＳ５６を繰返すことによつて、異なつたサイズの
記録紙が混じつても、記録紙は設定された揃位置で揃つ
て排紙される。また、上述の説明および図９において
は、操作パネルからジヨブオフセツト機能に関する設定
を行う例を説明したが、本実施例はこれに限定されるも
のではなく、例えば、外部装置１から該設定を行うこと
もできる。
【００２５】図１０は外部機器１からジヨブオフセツト
機能の設定を行う場合の動作例を示すフローチヤートで
ある。同図において、本実施例は、ステツプＳ６１で、
外部機器１からの該当コマンド入力の有無を判定して、
コマンド入力がなければステツプＳ６５へ進み、また、
コマンド入力があればステツプＳ６２へ進む。
機能の設定を行う場合の動作例を示すフローチヤートで
ある。同図において、本実施例は、ステツプＳ６１で、
外部機器１からの該当コマンド入力の有無を判定して、
コマンド入力がなければステツプＳ６５へ進み、また、
コマンド入力があればステツプＳ６２へ進む。
【００２６】コマンド入力があつた場合、本実施例は、
ステツプＳ６２で該コマンド入力に応じて揃位置を設定
し、ステツプＳ６３で記録紙のサイズを検知し、ステツ
プＳ６４で該コマンド入力に応じてシフト量を決定した
後、ステツプＳ６６へ進む。また、コマンド入力がなか
つた場合、本実施例は、ステツプＳ６５でシフト量に０
を設定した後、ステツプＳ６６へ進む。
ステツプＳ６２で該コマンド入力に応じて揃位置を設定
し、ステツプＳ６３で記録紙のサイズを検知し、ステツ
プＳ６４で該コマンド入力に応じてシフト量を決定した
後、ステツプＳ６６へ進む。また、コマンド入力がなか
つた場合、本実施例は、ステツプＳ６５でシフト量に０
を設定した後、ステツプＳ６６へ進む。
【００２７】続いて、本実施例は、ステツプＳ６６で、
設定されたシフト量に応じた位置へ、排紙ローラ１０１
を移動して、記録紙１１０を排紙した後、ステツプＳ６
１へ戻る。以下、本実施例は、ステツプＳ６１からステ
ツプＳ６６を繰返すことによつて、異なつたサイズの記
録紙が混じつても、記録紙は設定された揃位置で揃つて
排紙される。
設定されたシフト量に応じた位置へ、排紙ローラ１０１
を移動して、記録紙１１０を排紙した後、ステツプＳ６
１へ戻る。以下、本実施例は、ステツプＳ６１からステ
ツプＳ６６を繰返すことによつて、異なつたサイズの記
録紙が混じつても、記録紙は設定された揃位置で揃つて
排紙される。
【００２８】以上説明したように、本実施例によれば、
第１実施例と略同様の効果があるほか、操作パネルや外
部機器からシフト量や揃位置などを、ユーザが設定する
ことができる。
第１実施例と略同様の効果があるほか、操作パネルや外
部機器からシフト量や揃位置などを、ユーザが設定する
ことができる。
【００２９】
【第３実施例】以下、本発明に係る第３実施例を説明す
る。なお、第３実施例において、第１実施例と略同様の
構成については、同一符号を付して、その詳細説明を省
略する。本実施例は、印刷装置２に備えられた操作パネ
ル（不図示）を操作して、ジヨブオフセツト機能を確認
または調整するためのテスト印刷を行うことができる。
例えば、ＣＰＵ７１は、操作パネルを介して、ジヨブオ
フセツトテスト印刷の指示を受けると、例えばＲＯＭ７
２に予め記憶された該テスト印刷用のパターンの印刷を
行い、ユーザは、該印刷結果によつて、ジヨブオフセツ
ト機能の確認および調整を行う。
る。なお、第３実施例において、第１実施例と略同様の
構成については、同一符号を付して、その詳細説明を省
略する。本実施例は、印刷装置２に備えられた操作パネ
ル（不図示）を操作して、ジヨブオフセツト機能を確認
または調整するためのテスト印刷を行うことができる。
例えば、ＣＰＵ７１は、操作パネルを介して、ジヨブオ
フセツトテスト印刷の指示を受けると、例えばＲＯＭ７
２に予め記憶された該テスト印刷用のパターンの印刷を
行い、ユーザは、該印刷結果によつて、ジヨブオフセツ
ト機能の確認および調整を行う。
【００３０】図１１は本実施例の印刷部６の給排紙路の
一例を示す図である。同図において、１１５はフラツパ
で、ソレノイド１１６によつて、記録紙１１０の排出位
置をシフトする。図１２はフラツパ１１５近傍の詳細な
構造例および動作例を示す図である。同図に示すよう
に、フラツパ１１５は、ソレノイド１１６の軸に連結し
ている。従つて、ソレノイド１１６が駆動されてその軸
が矢印Ｓの方向へ直線運動すると、それに応じて、フラ
ツプ１１５は矢印Ｒの方向へ揺動する。
一例を示す図である。同図において、１１５はフラツパ
で、ソレノイド１１６によつて、記録紙１１０の排出位
置をシフトする。図１２はフラツパ１１５近傍の詳細な
構造例および動作例を示す図である。同図に示すよう
に、フラツパ１１５は、ソレノイド１１６の軸に連結し
ている。従つて、ソレノイド１１６が駆動されてその軸
が矢印Ｓの方向へ直線運動すると、それに応じて、フラ
ツプ１１５は矢印Ｒの方向へ揺動する。
【００３１】図１３は本実施例の動作例を示すフローチ
ヤートである。同図において、本実施例は、ステツプＳ
８１でスタンバイ状態にあり、ステツプＳ８２で印刷開
始か否かを判定して、印刷を開始する場合ステツプＳ８
３へ進み、また、印刷を開始しない場合ステツプＳ８１
へ戻る。印刷を開始する場合、本実施例は、ステツプＳ
８３で、テスト印刷か否かを判定して、テスト印刷であ
ればステツプＳ８４へ進み、また、テスト印刷でなけれ
ばステツプＳ８６へ進んで、同ステツプで「通常の印
刷」を実行した後、ステツプＳ８１へ戻る。
ヤートである。同図において、本実施例は、ステツプＳ
８１でスタンバイ状態にあり、ステツプＳ８２で印刷開
始か否かを判定して、印刷を開始する場合ステツプＳ８
３へ進み、また、印刷を開始しない場合ステツプＳ８１
へ戻る。印刷を開始する場合、本実施例は、ステツプＳ
８３で、テスト印刷か否かを判定して、テスト印刷であ
ればステツプＳ８４へ進み、また、テスト印刷でなけれ
ばステツプＳ８６へ進んで、同ステツプで「通常の印
刷」を実行した後、ステツプＳ８１へ戻る。
【００３２】テスト印刷であつた場合、本実施例は、ス
テツプＳ８４で、ジヨブオフセツトテスト印刷か否かを
判定して、ジヨブオフセツトテスト印刷であればステツ
プＳ８５へ進んで、同ステツプで「ジヨブオフセツトテ
スト印刷」を実行し、また、ジヨブオフセツトテスト印
刷でなければステツプＳ８７へ進んで、同ステツプで
「通常のテスト印刷」を実行する。
テツプＳ８４で、ジヨブオフセツトテスト印刷か否かを
判定して、ジヨブオフセツトテスト印刷であればステツ
プＳ８５へ進んで、同ステツプで「ジヨブオフセツトテ
スト印刷」を実行し、また、ジヨブオフセツトテスト印
刷でなければステツプＳ８７へ進んで、同ステツプで
「通常のテスト印刷」を実行する。
【００３３】本実施例は、ステツプＳ８５またはステツ
プＳ８７の処理の後、ステツプＳ８１へ戻る。図１４は
ステツプＳ８５での印刷例を示す図で、記録紙２１ａ，
２１ｂの所定位置に線２２ａ，２２ｂが印刷される。な
お、同図の矢印Ｆは排紙方向を示す。すなわち、ユーザ
は、ジヨブオフセツトテスト印刷によつて、それぞれの
記録紙２１ａ，２１ｂに印刷された線２２ａ，２２ｂの
位置関係から、ジヨブオフセツト機能の確認または調整
を行う。
プＳ８７の処理の後、ステツプＳ８１へ戻る。図１４は
ステツプＳ８５での印刷例を示す図で、記録紙２１ａ，
２１ｂの所定位置に線２２ａ，２２ｂが印刷される。な
お、同図の矢印Ｆは排紙方向を示す。すなわち、ユーザ
は、ジヨブオフセツトテスト印刷によつて、それぞれの
記録紙２１ａ，２１ｂに印刷された線２２ａ，２２ｂの
位置関係から、ジヨブオフセツト機能の確認または調整
を行う。
【００３４】以上説明したように、本実施例によれば、
ジヨブオフセツト機能の確認または調整を容易にするテ
スト印刷を実行することができる。なお、本実施例のジ
ヨブオフセツトテスト印刷によつて印刷するパターン
は、図１４に示したものに限定されるものではなく、例
えば、図１５〜図１７に示すようなパターンでもよい。
ジヨブオフセツト機能の確認または調整を容易にするテ
スト印刷を実行することができる。なお、本実施例のジ
ヨブオフセツトテスト印刷によつて印刷するパターン
は、図１４に示したものに限定されるものではなく、例
えば、図１５〜図１７に示すようなパターンでもよい。
【００３５】例えば、図１５に示すパターンは、線２３
ａと線２４ａの間の領域へ、記録紙２１ｂの先端が入れ
ば、ジヨブオフセツト動作が正常であることを示す。ま
た、図１６に示すパターンは、線２６ａが基準位置を、
線２５ａと線２７ａとが限界位置をそれぞれ示し、線２
５ａと線２７ａの間の領域へ、記録紙２１ｂの先端が入
れば、ジヨブオフセツト動作が正常であることを示す。
また、図１７に示すパターンは、帯２８ａの領域へ、記
録紙２１ｂの先端が入れば、ジヨブオフセツト動作が正
常であることを示す。
ａと線２４ａの間の領域へ、記録紙２１ｂの先端が入れ
ば、ジヨブオフセツト動作が正常であることを示す。ま
た、図１６に示すパターンは、線２６ａが基準位置を、
線２５ａと線２７ａとが限界位置をそれぞれ示し、線２
５ａと線２７ａの間の領域へ、記録紙２１ｂの先端が入
れば、ジヨブオフセツト動作が正常であることを示す。
また、図１７に示すパターンは、帯２８ａの領域へ、記
録紙２１ｂの先端が入れば、ジヨブオフセツト動作が正
常であることを示す。
【００３６】すなわち、図１５から図１７のパターンに
よれば、より容易にジヨブオフセツト機能の確認または
調整を実行することができる。なお、本発明は、複数の
機器から構成されるシステムに適用しても、１つの機器
からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、シス
テムあるいは装置にプログラムを供給することによつて
達成される場合にも適用できることはいうまでもない。
よれば、より容易にジヨブオフセツト機能の確認または
調整を実行することができる。なお、本発明は、複数の
機器から構成されるシステムに適用しても、１つの機器
からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、シス
テムあるいは装置にプログラムを供給することによつて
達成される場合にも適用できることはいうまでもない。
【００３７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
テスト指示の入力に応じて、正常な後続シートのシフト
位置を表す所定画像が先行シート上に印刷されるように
印刷装置の印刷を制御するので、シートのシフト量の確
認および調整を容易にすることができる。
テスト指示の入力に応じて、正常な後続シートのシフト
位置を表す所定画像が先行シート上に印刷されるように
印刷装置の印刷を制御するので、シートのシフト量の確
認および調整を容易にすることができる。
【図１】本発明に係る一実施例の印刷装置の構成例を示
すブロツク図である。
すブロツク図である。
【図２】本実施例の画像処理／制御部の詳細構成例を示
すブロツク図である。
すブロツク図である。
【図３】本実施例の印刷部の給排紙路の一例を示す図で
ある。
ある。
【図４】本実施例の排紙ローラおよびモータ近傍の詳細
な構造例を示す図である。
な構造例を示す図である。
【図５】本実施例の動作例を示すフローチヤートであ
る。
る。
【図６】本実施例の排紙結果の一例を示す図である。
【図７】本実施例の排紙結果の一例を示す図である。
【図８】本実施例の排紙結果の一例を示す図である。
【図９】本発明に係る第２実施例の動作例を示すフロー
チヤートである。
チヤートである。
【図１０】第２実施例の外部機器からジヨブオフセツト
機能の設定を行う場合の動作例を示すフローチヤートで
ある。
機能の設定を行う場合の動作例を示すフローチヤートで
ある。
【図１１】本発明に係る第３実施例の印刷部の給排紙路
の一例を示す図である。
の一例を示す図である。
【図１２】第３実施例のフラツパ近傍の詳細な構造例お
よび動作例を示す図である。
よび動作例を示す図である。
【図１３】第３実施例の動作例を示すフローチヤートで
ある。
ある。
【図１４】第３実施例のテスト印刷例を示す図である。
【図１５】第３実施例のテスト印刷例を示す図である。
【図１６】第３実施例のテスト印刷例を示す図である。
【図１７】第３実施例のテスト印刷例を示す図である。
【図１８】従来のジヨブオフセツト機能を説明する図で
ある。
ある。
【符号の説明】 １ 外部装置 ２ 本実施例の印刷装置 ６ 印刷部 ７ 画像処理／制御部 ７１ ＣＰＵ ７２ ＲＯＭ ７３ ＲＡＭ ７４ インタフエイスＩ／Ｆ ７５ レーザドライバ ７６ ドライバ
フロントページの続き (72)発明者 清野 友蔵 東京都大田区下丸子３丁目30番２号 キ ヤノン株式会社内 審査官 杉野 裕幸 (56)参考文献 特開 平２−169472（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−23174（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−67996（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−267263（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−105864（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−157172（ＪＰ，Ａ) 実開 昭62−77168（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B65H 39/11 B41J 13/00 B41J 29/50
Claims (7)
- 【請求項１】 画像を印刷したシートの排出位置を水平
方向にシフトさせることで、後続シートを先行シートに
対してシフトして排出するシフト手段を有する印刷装置
を制御する制御装置であって、 前記シフト手段をテストするテスト指示を入力する入力
手段と、 前記入力手段から入力されるテスト指示に応じて、前記
シフト手段によって後続シートが正常にシフトされた際
の、その後続シートの端部位置に対応する先行シート上
の所定位置に所定画像が印刷されるように、前記印刷装
置の印刷を制御する制御手段とを有することを特徴とす
る制御装置。 - 【請求項２】 前記所定画像は少なくとも一本の線であ
ることを特徴とする請求項1に記載された制御装置。 - 【請求項３】 前記線は、前記シフト手段によるシフト
の基準位置を表すことを特徴とする請求項2に記載され
た制御装置。 - 【請求項４】 前記線は、前記シフト手段によるシフト
の限界位置を表すことを特徴とする請求項2に記載され
た制御装置。 - 【請求項５】 前記所定画像は少なくとも一本の帯であ
ることを特徴とする請求項1に記載された制御装置。 - 【請求項６】 前記帯は、前記シフト手段によるシフト
の限界位置を表すことを特徴とする請求項5に記載され
た制御装置。 - 【請求項７】 画像を印刷したシートの排出位置を水平
方向にシフトさせることで、後続シートを先行シートに
対してシフトして排出するシフト手段を有する印刷装置
の制御方法であって、 前記シフト手段をテストするテスト指示に応じて、前記
シフト手段によって後続シートが正常にシフトされた際
の、その後続シートの端部位置に対応する先行シート上
の所定位置に所定画像が印刷されるように、前記印刷装
置の印刷を制御することを特徴とする制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27842792A JP3332420B2 (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 印刷装置の制御装置および制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27842792A JP3332420B2 (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 印刷装置の制御装置および制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06127805A JPH06127805A (ja) | 1994-05-10 |
| JP3332420B2 true JP3332420B2 (ja) | 2002-10-07 |
Family
ID=17597198
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27842792A Expired - Fee Related JP3332420B2 (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 印刷装置の制御装置および制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3332420B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110978817A (zh) * | 2019-12-23 | 2020-04-10 | 容大合众(厦门)科技集团股份公司 | 一种智能调节纸宽的面单打印机 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3526365B2 (ja) * | 1996-02-06 | 2004-05-10 | 株式会社リコー | シート集積装置 |
| JP2012252101A (ja) * | 2011-06-01 | 2012-12-20 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置及びその制御方法 |
-
1992
- 1992-10-16 JP JP27842792A patent/JP3332420B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110978817A (zh) * | 2019-12-23 | 2020-04-10 | 容大合众(厦门)科技集团股份公司 | 一种智能调节纸宽的面单打印机 |
| CN110978817B (zh) * | 2019-12-23 | 2021-07-20 | 容大合众(厦门)科技集团股份公司 | 一种智能调节纸宽的面单打印机 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06127805A (ja) | 1994-05-10 |
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