JP3331558B2 - 燃料タンクの錠付タンクキャップ及びその梱包方法 - Google Patents

燃料タンクの錠付タンクキャップ及びその梱包方法

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JP3331558B2
JP3331558B2 JP6921897A JP6921897A JP3331558B2 JP 3331558 B2 JP3331558 B2 JP 3331558B2 JP 6921897 A JP6921897 A JP 6921897A JP 6921897 A JP6921897 A JP 6921897A JP 3331558 B2 JP3331558 B2 JP 3331558B2
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    • B60K15/00Arrangement in connection with fuel supply of combustion engines or other fuel consuming energy converters, e.g. fuel cells; Mounting or construction of fuel tanks
    • B60K15/03Fuel tanks
    • B60K15/04Tank inlets
    • B60K15/0406Filler caps for fuel tanks
    • B60K15/0409Provided with a lock
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S220/33Gasoline tank cap

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動二輪車などの
燃料タンクの燃料補給口に取り付けられる錠付きタンク
キャップ及びその梱包方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動二輪車などの燃料タンクの燃
料補給口には、所定のキーによって解錠した場合にのみ
取り外すことのできる錠付きタンクキャップが使用さ
れ、このような錠付きタンクキャップは、例えば特公昭
58−48423号公報に開示されている。この錠付き
タンクキャップは、キャップの離脱時にはキャップの鍵
穴からキーが抜けないように意図されたもので、その状
態で、燃料補給口に取り付けたとき、パッキングが燃料
補給口の周縁部に密着するとともに、例えば、内蔵され
たばねによって自動的に錠付きタンクキャップの係止片
が横方向に突出して燃料補給口内の周縁部に係止されて
施錠状態となり、このときキーが抜けるように構成され
ている。
【0003】そして、キーによって解錠しない限りこの
錠付きタンクキャップを燃料補給口から取り外すことは
できず、この錠付きタンクキャップを取り外すには、錠
付きタンクキャップの鍵穴にキーを差し込んで回すこと
により、上記係止片と燃料補給口の周縁部との係止が解
除されて、錠付きタンクキャップを取り外すことができ
る。この離脱状態においては、前記のようにキーを抜く
ことができない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来例は、このよう
に、キャップの離脱状態では、キャップからキーの抜き
取りができないように意図されたものではあるが、その
構成上、錠付きキャップを取り外した状態で、パッキン
グを手で押し上げれば、昇降筒が連動して上昇し、係止
片が昇降筒のストッパ面から離脱して外側に突出し、キ
ーの抜き取りができてしまう。したがって、このような
従来例では、給油でキャップを離脱した状態で、何らか
のはずみでパッキングが押し上げられると、キーが抜け
落ち、紛失してしまうおそれがある。
【0005】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、請求項1または2記載の発明の目的は、燃
料タンクの燃料補給口から取り外された状態の錠付きタ
ンクキャップからキーを抜き取ることが簡単にはでき
ず、キャップ離脱中のキー紛失を確実に防止することが
できる燃料タンクの錠付きタンクキャップを提供するこ
とにある。
【0006】また、請求項3記載の発明の目的は、請求
項1または2記載の発明の目的に加え、タンクキャップ
納入時の嵩張りや傷付きあるいはキーの変形を防止し得
る燃料タンクの錠付きタンクキャップを提供することに
あり、また、請求項4記載の発明の目的は、タンクキャ
ップ納入時の嵩張りや傷付きあるいはキーの変形を防止
し得る錠付きタンクキャップの梱包方法を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、本発明のうち請求項1記載の発明は、燃料タンクの
燃料補給口を密封する縦方向に移動可能なガスケット部
材と、燃料補給口の周縁部に係止される横方向に移動可
能な係止部材とを備えた錠付きタンクキャップにおい
て、ガスケット部材と係止部材との間に、ばねの弾性力
によりガスケット部材に接近する方向に付勢されたスラ
イダーを配置し、該スライダーは、ばねの弾性力により
ガスケット部材に押し当てられた状態でガスケット部材
の移動に追随して移動することにより、ガスケット部材
が係止部材に近づく方向に移動したとき係止部材の横方
向の移動を阻止し、また、ガスケット部材が係止部材か
ら遠ざかる方向に移動したとき係止部材の横方向の移動
が可能となるように設けられ、かつ係止部材の横方向の
移動を阻止しているときには、スライダーは、ガスケッ
ト部材が係止部材から遠ざかる方向に移動しても係止部
材の移動を阻止した状態を保持するように設けられたこ
とを特徴とする。
【0008】また、請求項2記載の発明は、上記スライ
ダーは、棒状体の中央部にL字状のストッパーが設けて
あり、棒状体の先端がばねの弾性力によりガスケット部
材に押し当てられ、ガスケット部材が係止部材に近づく
方向に移動したときスライダーも係止部材に近づく方向
に移動してストッパーが係止部材の移動通路内に割り込
み、これにより係止部材の移動が阻止されるようにした
ことを特徴とする。
【0009】このように形成することにより、キーが差
し込まれた錠付きタンクキャップを燃料タンクの燃料補
給口に取り付けると、ガスケット部材が燃料タンクの燃
料補給口によって係止部材から遠ざかる方向に押し上げ
られて移動し、スライダーもこれに追従して係止部材の
移動を許容するので、係止部材が横方向両側に突出して
燃料補給口に係止される。この錠付きタンクキャップが
燃料タンクに取り付けられた状態においては、キーを錠
付きタンクキャップから抜き取ることができ、抜き取っ
たキーをメインスイッチに差し込むことにより、例えば
二輪車の走行が可能になる。
【0010】また、燃料タンクに燃料を入れるため、錠
付きタンクキャップを燃料タンクから取り外す場合は、
キーを差し込んで例えば時計方向へ一杯まで回す。この
キーの回動により、横方向両側に突出していた係止部材
が移動して引っ込むとともに、ガスケット部材が係止部
材方向に移動させられ、燃料タンクの燃料補給口から錠
付きタンクキャップがキーが差し込まれたまま取り外さ
れる。また、錠付きタンクキャップを燃料タンクから取
り外した状態で、ガスケット部材を手で押し上げたとし
ても、ストッパによってスライダーの移動が規制されて
係止部材が外側に突出せず、キーを抜き取ることはでき
ない。
【0011】また、請求項3記載の発明は、上記ガスケ
ット部材と係止部材の外周部間に、燃料タンクの燃料補
給口と略同形状に形成され、ガスケット部材を係止部材
から遠ざかる方向に移動させ得る仮組みキャップが取り
付けられていることを特徴とする。このように形成する
ことにより、仮組みキャップでガスケット部材が係止部
材から遠ざかる方向に移動し、係止部材が横方向両側か
ら突出して仮組みキャップに係止される。この仮組みキ
ャップにより、錠付きタンクキャップが燃料タンクの燃
料補給口に取り付けられた状態と同じ状態となり、錠付
きタンクキャップからキーを抜き取ることができて、例
えばキーと錠付きタンクキャップが別々に梱包されて納
入される。
【0012】また、請求項4記載の発明は、燃料タンク
の燃料補給口を密封するガスケット部材、燃料補給口の
周縁部に係止される係止部材、及びガスケット部材の係
止部材に対する位置関係によってその鍵穴からキーが抜
き差しされ得る錠を備えた錠付きタンクキャップを梱包
する梱包方法であって、燃料タンクの燃料補給口と略同
形状の仮組みキャップをガスケット部材と係止部材の外
周部間に取り付け、ガスケット部材の係止部材に対する
位置を変化させて錠の鍵穴からキーを抜き、この状態で
キーと錠付きタンクキャップを梱包することを特徴とす
る。
【0013】このように形成することにより、錠付きタ
ンクキャップに仮組キャップを取り付けると、ガスケッ
ト部材の係止部材に対する位置が錠からキーを抜ける位
置となり、錠付きタンクキャップの鍵穴からキーを抜く
ことができる。このキーと錠付きタンクキャップを別々
に梱包することにより、梱包時の嵩張りやキーの曲がり
などが防止される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図面を参照しながら具体的に説明する。図1ないし図
8は、本発明の錠付きタンクキャップの一実施例を示
し、図1はその平面図、図2は正面図、図3は底面図、
図4は図1のA−A線断面図、図5は図1のB−B線断
面図において燃料補給口に取り付けられる途中の状態を
示す図、図6は図1のB−B線断面図において燃料補給
口に取り付けられた状態を示す図、図7は図1のB−B
線断面図において燃料補給口から取り外された状態を示
す図、図8は係止部材の動きを示す平面図である。
【0015】本実施例の錠付きタンクキャップは、図1
に示す如く、上部に大径の円板状部11を有し、下部に
小径の柱状部12を有するものである。上記円板状部1
1の上面には、図1の二点鎖線で示すように右端で軸支
されたカバー6が設けられ、ばねにより錠5の鍵穴51
を常時覆うようにしてある。このカバー6は左端に指掛
け部61が設けられ、指ではね上げることができるよう
になっている。また、錠5は、キーが図1に示す方向
(図1のA−A線方向)を向いたときにのみ鍵穴51に
脱着(抜き差し)できるようになっている。
【0016】上記柱状部12には、図2及び図3に示す
如く、中心軸に関して対称に一対の係止部材3が設けら
れている。この係止部材3は、それぞれ横方向(錠付き
タンクキャップ1の中心軸に直角の方向)に移動可能と
なっており、移動方向の正面から見ると長方形で、それ
と直角の横方向から見ると上端が突出したほぼ三角形を
なしている。また、柱状部12の上部には鍔状に張り出
したガスケット部材2が設けられ、このガスケット部材
2は縦方向(錠付きタンクキャップ1の中心軸に平行な
方向)に移動可能とされている。尚、以下の説明におい
ては縦方向を便宜上、上下方向として説明する。
【0017】ガスケット部材2は、図4に示す如く、金
属製の段付きの筒状体からなり、その上端が半径方向外
方に張り出した鍔状部21とされ、下端は円周上の4ヵ
所において半径方向内方に張り出した鍔状部22とされ
ている。上端の鍔状部21には合成ゴム製のガスケット
21aが貼られ、上端の鍔状部21の更に上側には外周
側が凹部とされた湾曲部23が設けられている。この凹
部には環状のコイルばね24が嵌合され、湾曲部23を
半径方向内方に締めつけている。
【0018】下端の鍔状部22には、柱状部12の上部
本体12aに装着された4本のガスケット部材用ばね2
5の下端が上から押し当たり、ガスケット部材用ばね2
5の伸縮に応じてガスケット部材2が上下し、その際、
上記湾曲部23の内周側は上部本体12aの円柱面に摺
接するようになっている。
【0019】上記上部本体12aには、図4に示す如
く、下部本体12bが2本のネジにより締結されてい
る。この下部本体12bの外形はやや上広がりの円柱状
で、その上面には直径方向に貫通する溝部13が形成さ
れ、中心部はその溝部13がほぼ角形に拡張されている
(図8参照)。
【0020】上記溝部13の中に一対の前記係止部材3
が組み込まれている。この係止部材3は、それぞれ錠付
きタンクキャップ1の外部側となる一端に上から見てほ
ぼ正方形の先端部31が同一直径上に位置するように設
けられ、他端側の基部32はそれぞれちょうど上記直径
の片側に位置するように上記先端部31とはずらして形
成され、一対の係止部材3はそれぞれ上記直径の方向に
摺動できるようになっている。
【0021】また、上記係止部材3の基部32は高さが
先端部31よりも一段低くされ、図8に示す如く、それ
ぞれ楕円状の係合穴33が形成されている。この係合穴
33には、係止部材3の基部32のすぐ上に位置するロ
ーター(図示省略)の底面に設けられた一対の円柱状の
係合ピン81のうちの一本がそれぞれ遊嵌するようにな
っている。上記ローターは錠5の鍵穴51に差し込まれ
たキーと一体に回転する。
【0022】係止部材3の底部は、図8の破線で示す如
く、それぞれ相手の係止部材3と対面する側の角が他端
から先端部31側の途中まで断面角形に削除されてい
る。そして、一対の係止部材3のその削除部分によって
構成される断面ほぼ正方形の細長い空間に、図4及び図
8に示す如く、係止部材用ばね34が装着され、これに
より一対の係止部材3がそれぞれ反対方向に反発し合う
ようになっている。
【0023】上記下部本体12bにおける溝部13の一
隅は、図6及び図8に示す如く、壁が少し引っ込められ
かつ底面が溝部13よりも一段高くなった棚部14とさ
れ、この棚部14の角に円形の穴が形成されている。そ
して、この穴の中にスライダー用ばね43が装着され、
その上に下端部をこの穴に挿入されたスライダー4が組
み込まれている。
【0024】スライダー4は、図6及び図8に示す如
く、丸棒状の棒状体41の中央部にL字状のストッパー
42が設けられたものである。このL字状のストッパー
42は板状の左側のストッパー42aと右側のストッパ
ー42bとを棒状体41の側部からそれぞれ直角方向に
突設した形状となっている。また、棒状体41の下部は
スライダー用ばね43が装着された上記穴に遊嵌され、
スライダー用ばね43の伸縮に応じてスライダー4は上
下方向に移動可能となっている。
【0025】上記下部本体12bの棚部14は、係止部
材3の基部32の上面の高さよりも低く設けられ、かつ
スライダー4が下限位置まで下降した場合でも上記スト
ッパー42がこの棚部14に衝突しない高さとされてい
る。
【0026】スライダー4におけるL字状のストッパー
42の背面は、それぞれ下部本体12bにおける棚部1
4及び溝部13の直交する2つの壁面に当接している。
また、棒状体41の上端はガスケット部材2の下端の鍔
状部22に上記スライダー用ばね43の弾性力により押
し当てられるようになっている。
【0027】スライダー用ばね43の上向きの弾性力
は、4本のガスケット部材用ばね25の下向きの弾性力
に比べて無視できるほど小さい値に設計される。また、
係止部材3が内部に一杯まで後退した状態では、図8
(b)に示す如く、下部本体12bの壁と係止部材3の
肩部との間には、左側のストッパー42aの厚みよりも
大きい隙間Kが設けられる。
【0028】次に、本実施例の錠付きタンクキャップの
動作について説明する。本実施例の錠付きタンクキャッ
プ1は、燃料タンク9の燃料補給口91に取り付けられ
た状態では、図6及び図8(a)のようになっている。
即ち、この状態では、一対の係止部材3は両側に突出し
ており、燃料補給口91内の深部に設けられている係止
縁91aにその上面が係止される。このとき、キー7
は、鍵穴51から抜き取ることができる。
【0029】一方、燃料補給口91内の入口付近に設け
られているシール用縁部91bに当接したガスケット部
材2は、このシール用縁部91bによりガスケット部材
用ばね25の弾性力に抗して押し上げられた状態とな
る。その結果、燃料補給口91は上記ガスケット21a
とシール用縁部91bとの間においてガスケット部材用
ばね25の弾性力により密封される。因みに、このとき
のガスケット21aの下面と係止部材3の上面との間隔
h1は、本実施例では11mmである。
【0030】この状態において、スライダー4はスライ
ダー用ばね43の弾性力によりガスケット部材2ととも
に上昇しており、そのストッパー42は、図6に示す如
く、係止部材3の基部32の上面より高い位置にあるた
め、係止部材3とは接触しない。従って、係止部材3
は、図8(a)に示す如く、ストッパー42に邪魔され
ることなく係止部材用ばね34により下部本体12bの
壁に当たるまで外側へ移動している。そして、燃料補給
口91に取り付けられたこの状態の錠付きタンクキャッ
プ1は、キー7によらなければ取り外すことはできな
い。
【0031】この状態の錠付きタンクキャップ1を燃料
補給口91から取り外すには、キー7を錠5の鍵穴51
に差し込んで時計方向へ一杯に回す。そうすると、一対
の係止部材3は、図8(b)に示す如く、ローターの係
合ピン81により係止部材用ばね34の弾性力に抗して
それぞれ反対方向に移動せしめられ、下部本体12bの
側面から突出していた先端部31がそれぞれ引っ込む。
【0032】係止部材3が下部本体12bの側面から引
っ込むと、燃料補給口91の係止縁91aとの間の係止
が解除されるため、ガスケット部材2がガスケット部材
用ばね25の弾性力により押し下げられる。ところが、
ガスケット21aが燃料補給口91のシール用縁部91
bに当接しているため、図5に示す如く、逆に錠付きタ
ンクキャップ1全体がガスケット部材用ばね25の弾性
力により持ち上げられる。上記状態において、ガスケッ
ト部材2は移動可能な下限位置まで下降している。因み
に、このときのガスケット21aの下面と係止部材3の
上面との間隔h2は、本実施例では8.8mmである。
【0033】上記のようにガスケット部材2が下降する
際には、係止部材3は下部本体12bの内部に一杯まで
引っ込んでいるので、図8(b)に示す如く、係止部材
3と下部本体12bの壁との間には、スライダー4の左
側のストッパー42aの厚みよりも大きい隙間Kがあ
り、ストッパー42が下降しても係止部材3に衝突する
おそれはない。
【0034】また、下部本体12bの棚部14の高さ
は、係止部材3の基部32の高さよりも低く設けられ、
かつスライダー4が下限位置まで下降した場合でも右側
のストッパー42bが棚部14の上面に衝突しない高さ
とされているので、上記のようにガスケット部材2が下
降しても、ストッパー42が棚部14の上面に衝突する
おそれはない。従って、ガスケット部材2が下降する場
合にガスケット部材2に押されて下降するスライダー4
は、下限位置まで何物にも妨害されることなく下降可能
であり、これによりガスケット部材2も下限位置まで円
滑に下降する。
【0035】錠付きタンクキャップ1が、図5に示す如
く燃料補給口91において持ち上がったとき、キー7に
加えていた時計方向の力を抜くと、一対の係止部材3
は、係止部材用ばね34の弾性力によりそれぞれ反対方
向に反発し合って外側へ移動しようとする。その結果、
ローターには係合ピン81を介して反時計方向の回転力
が作用し、鍵穴51に差し込まれたままのキー7は反時
計方向に回転しようとする。
【0036】ところがこの時には、スライダー4が下限
位置まで下降しているので、図8(c)に示す如く、左
側のストッパー42aが係止部材3の移動通路内、すな
わち、係止部材3の肩部と下部本体12bの壁との間に
割り込んだ状態となっており、このため係止部材3のそ
れ以上の移動が阻止され、係止部材3が下部本体12b
の壁に当接する当所の位置(図8(a)の位置)まで復
帰することができない。
【0037】従って、鍵穴51に差し込んだ状態のキー
7もその脱着可能位置(図1のA−A線位置)まで復帰
することができないため、キー7を鍵穴51から抜き取
ることはできず、図7に示す如く、脱着可能方向とやや
方角の異なるキー7を付けた状態で錠付きタンクキャッ
プ1を燃料補給口91から取り外すことになる。
【0038】キー7が付いたまま取り外した錠付きタン
クキャップ1を再び燃料補給口91に取り付けるには、
図5に示す如く錠付きタンクキャップ1を燃料補給口9
1に取り付け、そのまま押し込めばよい。その際、押し
込む前までは、係止部材3及びスライダー4は図8
(c)の状態となっており、下部本体12bの側面から
わずかに係止部材3が突出している。
【0039】従って、燃料補給口91にタンクキャップ
1を押し込むと、係止部材3が燃料補給口91の係止縁
91aの内周部に当接して押されるので、係止部材3は
係止部材用ばね34の弾性力に抗して少し押し込まれ
る。これにより、スライダー4は、左側のストッパー4
2aが係止部材3の肩部と下部本体12bとの間に挟持
された状態(図8(c))から開放(図8(b))さ
れ、スライダー用ばね43の弾性力により上方に移動可
能な状態となる。
【0040】錠付きタンクキャップ1を図5に示す状態
から更に燃料補給口91に押し込むと、錠付きタンクキ
ャップ1のガスケット21aが燃料補給口91のシール
用縁部91bに当接するため、ガスケット部材2はガス
ケット部材用ばね25の弾性力に抗して上方に押し上げ
られ、ガスケット部材2がほぼ上限位置に達すると、係
止部材3の上面は燃料補給口91の係止縁91aを越え
た深部まで下降する。
【0041】ガスケット部材2がほぼ上限位置に達した
とき、スライダー4もスライダー用ばね43の弾性力に
より上方に押されて上限位置まで上昇しているので、左
側のストッパー42aは、係止部材3の基部32の上面
以上の高さに位置することになる(図6の位置)。
【0042】従って、係止部材3は、図6及び図8
(a)に示す如く、下部本体12bの壁に当接するまで
移動し、先端部31が下部本体12bの側面から突出し
て、その上面が燃料補給口91の係止縁91aに係止さ
れる。これにより、錠付きタンクキャップ1のガスケッ
ト21aと燃料補給口91のシール用縁部91bとの間
がガスケット部材用ばね25の弾性力により密着され、
燃料補給口91が密封される。
【0043】そして、一対の係止部材3が当初の位置に
完全に復帰するのに伴い、ローターが係合ピン81を介
して反時計方向に当初の位置まで回転する。そして、キ
ー7も反時計方向に脱着可能位置まで回転するため、こ
の状態でキー7を鍵穴51から抜き取ることができる。
【0044】以上のように構成された本実施例の錠付き
タンクキャップ1によれば、錠付きタンクキャップ1を
燃料タンク9の燃料補給口91から取り外したとき、キ
ー7の向きを脱着可能位置(図1のA−A線位置)まで
戻すことができず、このため、燃料補給口91から取り
外された錠付きタンクキャップ1からキー7を抜き取る
ことができない。
【0045】また、本実施例の錠付きタンクキャップ1
は、燃料タンク9から取り外した状態で仮にガスケット
部材2を手で押し上げたとしても、キー7を錠付きタン
クキャップ1から抜き取ることはできない。なぜなら、
燃料タンク9から取り外した状態でガスケット部材2を
手で押し上げた場合、スライダー4のストッパー42
は、図8(c)に示す如く、係止部材用ばね34の弾性
力により係止部材3の肩部と下部本体12bの壁との間
に挟持されているので、その間の摩擦力によってスライ
ダー4は上方に移動することができない。
【0046】このため、係止部材3は依然として外側へ
移動することができず、キー7も脱着可能位置(図1の
A−A線位置)まで復帰することができない。従って、
本実施例の錠付きタンクキャップ1は、燃料タンク9か
ら取り外した状態で、キー7を誤って抜き取ってしまう
可能性が小さいといえる。
【0047】図9ないし図13は、本発明に係わる錠付
きタンクキャップの他の実施例を示し、図9が図4と同
様の断面図、図10が仮組みキャップの平面図、図11
が図10のC−C線断面図、図12が図10のD−D線
断面図、図13が仮組みキャップの底面図である。この
実施例の錠付きタンクキャップ101の特徴は、上記錠
付きタンクキャップ1のガスケット部材2と係止部材3
の外周部間に仮組みキャップ102を装着したことにあ
る。
【0048】即ち、上記錠付きタンクキャップ1の柱状
部12の下部本体12b部分に、合成樹脂の成型により
燃料タンク9の燃料補給口91と略同一形状に形成さ
れ、内側に孔102aを有する仮組みキャップ102を
はめ込んで取り付ける。仮組みキャップ102は、上面
側に断面略円弧形状の支持部102bが形成され、内部
には底面側に開口する凹部102cが多数形成されると
ともに、内周縁の円周方向の等間隔位置には、上下方向
に切り欠きされた3個の切欠凹部102dが形成されて
いる。
【0049】そして、この仮組みキャップ102を取り
付ける過程で、ガスケット部材2が支持部102bで押
し上げられるので、係止部材3に対する位置が変化する
とともに、係止部材3が一旦内方へ押し込められ、前記
のようにスライダー4のストッパ42がガスケット部材
2に追従して上昇するので、係止部材3が下部本体12
bの側面から突出し、その上面が仮組みキャップ102
の底面に係止して、図9に示す状態になる。この状態に
おいて、錠付きタンクキャップ101は燃料タンク9の
燃料補給口91に取り付けられた状態と同じ状態になっ
て、錠付きタンクキャップ101の錠5からキー7(図
5参照)が抜き差しできる。
【0050】次に、この錠付きタンクキャップ101の
梱包方法及び燃料タンク9への組付方法の一例について
説明する。先ず錠付きタンクキャップ101は、例えば
部品メーカでキー7が錠5の鍵穴51に挿入された状態
で組み立てられ、この錠付きタンクキャップ101に仮
組みキャップ102が装着される。
【0051】錠付きタンクキャップ101に仮組みキャ
ップ102が装着されると、ガスケット部材2が係止部
材3から遠ざかる方向に移動し、上述した如く錠5の鍵
穴51からキー7が抜き差しできるため、部品メーカ
は、錠付きタンクキャップ101からキー7を抜いた状
態で、錠付きタンクキャップ101とキー7とを適宜の
緩衝材(図示せず)で、それぞれ別々にもしくはセット
で一緒に梱包し、燃料タンク9を組み付ける例えば組付
メーカに納入する。
【0052】組付メーカは、キー7が抜かれた状態で納
入される錠付きタンクキャップ101の錠5に、先ずキ
ー7を差し込み、解錠位置にまわしながら、仮組みキャ
ップ102を柱状部12から抜き取る。これにより、キ
ー7が錠付きタンクキャップ101の錠5から抜けなく
なる。そして、この状態で、錠付きタンクキャップ10
1の柱状部12を燃料タンク9の燃料補給口91にはめ
込むことにより、錠付きタンクキャップ101が燃料タ
ンク9に組み付けられる。尚、組付メーカで取り外され
た仮組キャップ102は、部品メーカに戻されて再利用
される。
【0053】この実施例の錠付きタンクキャップ101
によれば、仮組みキャップ102によりキー7を抜き取
った状態で梱包することができるため、錠付きタンクキ
ャップ101を部品メーカから組付メーカに納入する際
に、部品としての嵩張ることがなくなるとともに、錠付
きタンクキャップ101自体への傷付き等を防止するこ
とができる。また、キー7が錠5に付いた状態では、錠
付きタンクキャップ101の梱包時や輸送中の落下衝撃
などによりキー7が曲がるおそれがあるが、キー7を錠
5から抜いて梱包納入することにより、この曲がりなど
が確実に防止される。
【0054】尚、本発明は、上記実施例に制限されるも
のではなく、例えば、上記スライダーの棒状体は角棒状
のものでも良く、あるいは、スライダーをL字状のスト
ッパーを備えない厚板状のものとしても良い。また、ス
ライダーの移動距離はガスケット部材の移動距離と同一
でなくても良い。
【0055】また、本発明の錠付きタンクキャップを取
り付ける燃料タンクは、ガソリンなどの燃料油以外の燃
料、例えばアルコールなどを収容するものでも良く、自
動二輪車以外の車両等の燃料タンクでも良い。さらに、
本発明における梱包とは、錠付きタンクキャップとキー
とを別体で、箱に収容したり仕切板で区画された納品箱
に収容する場合も包含されるものである。また、上記実
施例における柱状部や仮組みキャップの形状も一例であ
って、燃料タンクの燃料補給口の形状に対応して適宜に
形成される。
【0056】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1または2
記載の発明によれば、燃料タンクの燃料補給口から取り
外された状態の錠付きタンクキャップからキーを簡単に
抜き取ることができず、このため、キャップの離脱中に
キーが抜け落ち、紛失するおそれがない。
【0057】また、請求項3または4記載の発明によれ
ば、請求項1または2記載の発明の効果に加え、仮組み
キャップを装着することにより、キーを錠から抜いた状
態で梱包することができ、納入時に部品として嵩張るこ
とがなくなるとともに、タンクキャップ自体への傷つき
が防止され、かつキーの曲がりが生じるおそれもなくな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の錠付きタンクキャップの一実施例を示
す平面図である。
【図2】図1に示す錠付きタンクキャップの正面図であ
る。
【図3】図1に示す錠付きタンクキャップの底面図であ
る。
【図4】図1のA−A線断面図である。
【図5】図1のB−B線断面図において燃料補給口に取
り付けられる途中の状態を示す図である。
【図6】図1のB−B線断面図において燃料補給口に取
り付けられた状態を示す図である。
【図7】図1のB−B線断面図において燃料補給口から
取り外された状態を示す図である。
【図8】(a)〜(c)は係止部材の動きを示す平面図
で、(a)は錠付きタンクキャップが燃料補給口に取り
付けられたときの状態、(b)はキーを時計方向へ一杯
に回したときの状態、(c)は錠付きタンクキャップが
燃料補給口から取り外されたときの状態をそれぞれ示
す。
【図9】本発明の錠付きタンクキャップの他の実施例を
示す図4と同様の断面図である。
【図10】同仮組みキャップの平面図である。
【図11】図10のC−C線断面図である。
【図12】図10のD−D線断面図である。
【図13】仮組みキャップの底面図である。
【符号の説明】
1 錠付きタンクキャップ 12b 下部本体 13 溝部 14 棚部 2 ガスケット部材 21a ガスケット 25 ガスケット部材用ばね 3 係止部材 31 先端部 32 基部 33 係合穴 34 係止部材用ばね 4 スライダー 41 棒状体 42 ストッパー 43 スライダー用ばね 5 錠 51 鍵穴 6 カバー 7 キー 81 係合ピン 9 燃料タンク 91 燃料補給口 91a 係止縁 91b シール用縁部 101 錠付きタンクキャップ 102 仮組みキャップ 102a 孔 102b 支持部 102c 凹部 102d 切欠凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭56−111019(JP,U) 実開 昭58−143341(JP,U) 実開 昭61−176083(JP,U) 実開 昭62−97092(JP,U) 特公 昭58−48423(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62J 35/00 E05B 65/12

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃料タンクの燃料補給口を密封する縦方向
    に移動可能なガスケット部材と、燃料補給口の周縁部に
    係止される横方向に移動可能な係止部材とを備えた錠付
    きタンクキャップにおいて、上記ガスケット部材と係止
    部材との間に、ばねの弾性力により上記ガスケット部材
    に接近する方向に付勢されたスライダーを配置し、該ス
    ライダーは、上記ばねの弾性力によりガスケット部材に
    押し当てられた状態でガスケット部材の移動に追随して
    移動することにより、ガスケット部材が上記係止部材に
    近づく方向に移動したとき係止部材の横方向の移動を阻
    止し、また、ガスケット部材が係止部材から遠ざかる方
    向に移動したとき係止部材の横方向の移動が可能となる
    ように設けられ、かつ上記係止部材の横方向の移動を阻
    止しているときには、上記スライダーは、ガスケット部
    材が係止部材から遠ざかる方向に移動しても係止部材の
    移動を阻止した状態を保持するように設けられたことを
    特徴とする燃料タンクの錠付きタンクキャップ。
  2. 【請求項2】上記スライダーは、棒状体の中央部にL字
    状のストッパーが設けてあり、上記棒状体の先端がばね
    の弾性力によりガスケット部材に押し当てられ、ガスケ
    ット部材が係止部材に近づく方向に移動したとき上記ス
    ライダーも係止部材に近づく方向に移動して上記ストッ
    パーが係止部材の移動通路内に割り込み、これにより係
    止部材の移動が阻止されるようにしたことを特徴とする
    請求項1記載の燃料タンクの錠付きタンクキャップ。
  3. 【請求項3】上記ガスケット部材と係止部材の外周部間
    に、燃料タンクの燃料補給口と略同形状に形成され、上
    記ガスケット部材を係止部材から遠ざかる方向に移動さ
    せ得る仮組みキャップが取り付けられていることを特徴
    とする請求項1または2記載の燃料タンクの錠付きタン
    クキャップ。
  4. 【請求項4】燃料タンクの燃料補給口を密封するガスケ
    ット部材、燃料補給口の周縁部に係止される係止部材、
    及び上記ガスケット部材の係止部材に対する位置関係に
    よってその鍵穴からキーが抜き差しされ得る錠を備えた
    錠付きタンクキャップの梱包方法であって、上記燃料タ
    ンクの燃料補給口と略同形状の仮組みキャップを上記ガ
    スケット部材と係止部材の外周部間に取り付け、ガスケ
    ット部材の係止部材に対する位置を変化させて上記錠の
    鍵穴からキーを抜き、この状態でキーと錠付きタンクキ
    ャップを梱包することを特徴とする錠付きタンクキャッ
    プの梱包方法。
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