JP3331438B2 - 削土吸引ノズル - Google Patents
削土吸引ノズルInfo
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- JP3331438B2 JP3331438B2 JP21924293A JP21924293A JP3331438B2 JP 3331438 B2 JP3331438 B2 JP 3331438B2 JP 21924293 A JP21924293 A JP 21924293A JP 21924293 A JP21924293 A JP 21924293A JP 3331438 B2 JP3331438 B2 JP 3331438B2
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- outer cylinder
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Description
術に関し、より詳細には吸入口等の土塊による目詰まり
を防止し、削土の吸引を行う削土吸引ノズルに関する。
を介して負圧吸引する方法が提案されている。
は次のような問題点がある。 <イ> 掘削直後の土砂を吸引すると、ホ−ス内で土塊
が噛み合って閉塞事故を起こしやすい。
する方法としては、吸引前に土塊を細く破砕しておくこ
とが考えられる。しかしながら削土の吸引作業に先行し
て土塊を破砕するには、多大な労力と時間を必要とする
だけでなく、破砕径にバラツキを生じやすい。
する方法も知られているが、給水装置や回収後のスラリ
−を脱水する施設等大規模な方法を必要とする。
に有毒ガスや可燃ガスの発生による事故が報告されてい
る。このような現状に鑑み作業環境を改良できる技術の
提案が望まれている。
になされたもので、その目的とするところは、ホ−ス及
びノズル内での目詰まりを防止し、削土を円滑に搬送で
きる削土吸引ノズルを提供することにある。
に接続された輸送管の先端に取付けられるノズルであっ
て、前記輸送管に接続するノズル本体と、ノズル本体に
スライド自在に外装したスライド外筒とより構成し、ノ
ズル本体内周に固定ビットを突設し、スライド外筒の内
側に先端ビットを形成したことを特徴とする、削土吸引
ノズルである。
ついて説明する。
の概念図を示す。削土吸引ノズル1は立坑5内に配置さ
れ、基端に可撓性を有する排土ホ−ス6が接続されてい
る。排土ホ−ス6の他端は坑外に設置した分離機7を介
して吸引ポンプ8へ接続している。分離機7はノズル1
及びホ−ス6を通じて吸引した削土9を回収できるよう
になっている。また、立坑5の内壁には、順次ライナプ
レ−ト10の設置を行ってゆく。
にスライド自在に外装したスライド外筒3とにより構成
される。また、ノズル本体2とスライド外筒3の間にシ
リンダ4が配設されてあり、シリンダ4の伸縮によりス
ライド外筒3がスライドするように構成されている。
複数の固定ビット21が突設されている。固定ビット2
1の配置数、配設間隔、突出長は適宜選択して決定す
る。
イド外筒3は、両端開放形の筒で、スライド外筒3の開
放端の周縁に複数の周ビット31が設けられていると共
に、スライド外筒3を横断して先端ビット32が設けら
れている。周ビット31は、吸引時の空気流を整える効
果を持ち、先端ビット32は、ノズル本体2の固定ビッ
ト21と協働して土塊を吸引可能な寸法に破砕するため
のビットである。また、ノズル本体2とスライド外筒3
の間にはシリンダ4が配設してあって、シリンダ4の伸
縮によりスライド外筒3がスライドするように構成され
ている。シリンダ4は先端ビット32が固定ビット21
と協働して土塊を破砕できるストロ−クに設定されてい
る。
ノズル1のシリンダ4の伸縮動作を開始する。この状態
で削土吸引ノズル1先端を削土9へ近づけると、負圧吸
引により削土9が吸引されホ−ス6を経由して分離機7
まで搬送される。
方へ突出した先端ビット32を用いて、吸引前の土塊を
突き砕いて土塊を小さくする。そして、小さくなった削
土を吸引して搬送する。
定ビット21の部位で係止され、ホ−ス6内に入ってい
かない。その直後上下動を繰り返している先端ビット3
2が固定ビット21へ接近するときに、係止している土
塊を押し潰して細かく破砕する。破砕された削土は、ホ
−ス6内で閉塞することなく分離機7へ搬送される。
ズル本体2に突設される固定ビット21と、スライド外
筒3に形成された先端ビット32は、逆さまの組み合わ
せでも実施が可能である。
ライド外筒3に形成された周ビット31の下面より下方
へ突出した先端ビット32を用いて土塊の破砕を実施す
ることに対し、先端ビット32を、スライド外筒3に形
成された周ビット31の下面より下方へ突出させない
で、ノズル1内のみで土塊の破砕を実施することも可能
である。
に削土吸引ノズル1を配備した他の実施例を示す。掘削
機11は図示しないクロ−ラのブ−ムに、昇降及び水平
旋回を許容する状態で垂下され、自転する掘削ビット1
11により回転掘削できる構造になっている。削土吸引
ノズル1は、掘削ビット11の近傍で、図示しないクロ
−ラの他のブ−ムに昇降自在に垂下されていて、掘削ビ
ット111の横移動に追随して運行できるように構成さ
れている。
は、削土吸引ノズル1が掘削機11に追随して移動しな
がら、発生した削土を直ちに吸引して搬出できるため、
立坑掘削を自動化することができる。
のような効果を得ることができる。
ットで吸引前の土塊を吸引し易い大きさに突き砕くこと
が可能である。
でも、固定ビットと先端ビットの協働により土塊を破砕
できる。このことによりノズル内及びホ−ス内での土塊
による目詰まりを解消することが可能であり、効率の良
い削土搬送が可能である。
ガスや可燃ガスが発生しても、ポンプにより削土と共に
吸引するため、従来報告されていた様な坑内事故を避け
ることが可能になり作業環境を改善できる。
して設置することによって、立坑掘削を自動化すること
ができる。
Claims (4)
- 【請求項1】吸引ポンプに接続された輸送管の先端に取
り付けられるノズルであって、 前記輸送管に接続するノズル本体と、 ノズル本体にスライド自在に外装したスライド外筒とよ
り構成し、 ノズル本体内部より固定ビットを突設し、 スライド外筒の内側に先端ビットを形成したことを特徴
とする、 削土吸引ノズル。 - 【請求項2】吸引ポンプに接続された輸送管の先端に取
り付けられるノズルであって、前記輸送管に接続するノズル本体と 、ノズル本体にスライド自在に外装したスライド外筒とよ
り構成し、 スライド外筒の開放端に形成した先端ビットが、 スライド外筒外へ突出させたことを特徴とする、 削土吸引ノズル。 - 【請求項3】吸引ポンプに接続された輸送管の先端に取
り付けられるノズルであって、前記輸送管に接続するノズル本体と 、ノズル本体にスライド自在に外装したスライド外筒とよ
り構成し、 スライド外筒の開放端に形成した先端ビットが、 ノズル本体の固定ビットと協働して土塊を破砕できるよ
うに構成したことを特徴とする、 削土吸引ノズル。 - 【請求項4】吸引ポンプに接続された輸送管の先端に取
り付けられるノズルであって、前記輸送管に接続するノズル本体と 、ノズル本体にスライド自在に外装したスライド外筒とよ
り構成し、 削土吸引ノズルが掘削手段の近傍に配置され、 前記掘削手段と一体移動することを特徴とする、 削土吸引ノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21924293A JP3331438B2 (ja) | 1993-08-12 | 1993-08-12 | 削土吸引ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21924293A JP3331438B2 (ja) | 1993-08-12 | 1993-08-12 | 削土吸引ノズル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0754375A JPH0754375A (ja) | 1995-02-28 |
JP3331438B2 true JP3331438B2 (ja) | 2002-10-07 |
Family
ID=16732449
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21924293A Expired - Fee Related JP3331438B2 (ja) | 1993-08-12 | 1993-08-12 | 削土吸引ノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3331438B2 (ja) |
-
1993
- 1993-08-12 JP JP21924293A patent/JP3331438B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0754375A (ja) | 1995-02-28 |
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