JP3331359B2 - 節水アダプタ - Google Patents

節水アダプタ

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JP3331359B2 JP33625499A JP33625499A JP3331359B2 JP 3331359 B2 JP3331359 B2 JP 3331359B2 JP 33625499 A JP33625499 A JP 33625499A JP 33625499 A JP33625499 A JP 33625499A JP 3331359 B2 JP3331359 B2 JP 3331359B2
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和広 田中
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水道の蛇口等に取
り付けられて、この蛇口からの水を節約するために使用
する節水アダプタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】水道の蛇口や、浄水器の蛇口から吐水さ
れる水の量は、ハンドルの回動量や、水道の圧力によっ
て大きく変化するものである。例えば、昼間に比較し
て、各家庭で夕食の準備が始まる夕方では、水道の圧力
は後者の方が低くなり勝ちで、昼間と夕方でハンドルの
回動量が同じであったとしても、昼間の吐水量が夕方の
それに比較して極端に増加するということがある。換言
すれば、使用者の意志に反して、水道等の吐水量が多く
なることがあるのである。
【0003】一方、炊事等において使用される水の必要
量は、水道で設定されている供給圧力に比較すれば少な
いのが一般的であり、蛇口を全開にしたときには、必要
量以上の水量が吐出されることになる。換言すれば、水
の必要量に応じて、ハンドルの回動操作を加減しなけれ
ば、無駄な水の使用を行ってしまう、ということになり
勝ちであった。
【0004】このため、所謂節水を行うための節水アダ
プタが開発され、種々提案されてきているのである。こ
の節水アダプタは、例えば図1に示すように、水道の蛇
口等に簡単に取り付けられるようになっており、ハンド
ルの回動量や水道側の圧力には無関係に、吐水量を一定
にすることができて、便利なものである。
【0005】このような節水アダプタの従来例として
は、例えば登録第3042899号実用新案公報にて提
案されている「節水器具用アダプター」がある。このア
ダプタは、上記公報の要約書の記載からすると、「例え
ば水道水の蛇口等の水道水の吐出部に装着される節水器
具及び接続部位の提供」を目的として、図8に示すよう
に、「水道水を吐出させる蛇口等に装着して吐水量を減
少できる節水器具部材2の一部を蛇口等の吐出管内に挿
入せしめ、接続部位がネジ込み方式に形成され、かつ接
続部位の長さ螺旋条13cが、10ミリメートルから3
0ミリメートルの節水アダプター構造」としたものであ
る。
【0006】すなわち、この種の節水アダプタは、その
内部に、図8に示した「節水器具部材2」のような「オ
リフィス部材」を蔵したものであるのが一般的であり、
この「オリフィス部材」によって水道水の圧力を低下さ
せて、水道水の節約を行うようにしたものである。
【0007】ところが、この「節水器具部材2」を代表
とする、従来一般に使用されている「オリフィス部材」
は、そのオリフィス通路が単に絞られただけのストレー
トなものであるため、次のような問題を発生させる原因
となっている。すなわち、オリフィスがストレートなも
のであることにより、水道水等の吐出中に異音が発生す
るということである。節水を果たすためにオリフィスの
内径は小さければ小さい程良いが、小さいということ
は、オリフィスから吐出された水流に大きな乱流が生ず
ることになり、この水の乱流が異音の発生原因となるの
である。
【0008】一方、節水を果たすことができるというこ
とは、場合によっては必要な水量が得られないというこ
とでもある。つまり、お風呂に湯水を張ったり、ナベや
ヤカンに水を入れたりする場合には、大量の水を使用し
た方が効率的なのであるが、節水アダプタを取り付けた
ままの蛇口からは、文字通り節水された水しか出てこな
い。つまり、節水アダプタは、節水する必要のないとき
には大量の水を出せるようにすることができたらよい、
という節水とは矛盾した要望があるのである。
【0009】本発明者等は、この節水アダプタにおける
異音の発生を如何にしたら抑制することができるか、そ
して、節水の必要でないときにはこれを蛇口に取り付け
たままの状態で大量の吐水を行うようにするにはどうし
たらよいか、と種々検討を重ねてきた結果、本発明を完
成したのである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の経緯
に基づいてなされたもので、その解決しようとする課題
は、節水アダプタによる異音発生の防止、及び大量吐水
である。
【0011】(削除)
【0012】すなわち、まず、請求項1に係る発明の目
的とするところは、必要なときに節水を行うことができ
て、また、蛇口に取り付けたままの状態で、節水とは逆
の大量水の吐出をも図ることのできる節水アダプタを簡
単な構成によって提供することにあり、請求項2に係る
発明の目的とするところは、上記請求項1と同様な目的
を達成することができて、必要なときの節水を異音発生
防止を果たしながら行うことのできる節水アダプタを提
供することにある。
【0013】そして、請求項3に係る発明の目的とする
ところは、上記請求項1または2と同様な目的を達成す
ることができて、異音の発生防止をより一層図ることの
できる節水アダプタを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、まず請求項1に係る発明の採った手段は、後述す
る実施の形態の説明中において使用する符号を付して説
明すると、「内部中央に張出部16bを有して、蛇口2
0等に取り付けられる本体16内に、オリフィス部材1
3を組み付けたオリフィス取付部材19を進退可能に収
納した節水アダプタ10であって、オリフィス取付部材
19の、オリフィス部材13が有するオリフィス通路1
3aの周囲に位置する部分に複数の通水孔17を形成
て、 これらの通水孔17が、オリフィス取付部材19を
本体16内に進入させることにより張り出し部16bに
て閉じられ、オリフィス取付部材19を本体16から退
出させることにより張り出し部16bから離れて開放さ
れるようにしたことを特徴とする節水アダプタ」であ
る。
【0015】(削除)
【0016】(削除)
【0017】(削除)
【0018】(削除)
【0019】すなわち、この請求項1に係る節水アダプ
タ10は、オリフィス通路13aの周囲に複数の通水孔
17を形成したオリフィス部材13を本体16に対して
進退可能としたものである。これにより、この請求項1
係る節水アダプタ10では、オリフィス部材13を本
体16に対して進退可能としたことによって、節水は勿
論、これとは逆の大量の吐水を行うことができるのであ
る。
【0020】つまり、この節水アダプタ10では、図4
にも示すように、本体16に対してオリフィス部材13
を上昇(進入)させることによって各通水孔17を閉じ
れば、オリフィス通路13aによる節水を図ることがで
きるのである。また、図5に示すように、本体16に対
してオリフィス部材13を下降(退出)させることによ
って、各通水孔17を開放させることができるのであ
り、本体に形成してある通水口16aからの水を、オリ
フィス通路13aは勿論、その周囲に形成してある通水
孔17からオリフィス部材13の下側に通水させること
ができる。
【0021】従って、この請求項1の節水アダプタ10
によれば、必要なときに節水を行うことができ、蛇口2
0に取り付けたままの状態で、節水とは逆の大量水の吐
出をも図ることができるのである。
【0022】次に、請求項2に係る発明の採った手段
は、上記請求項1の節水アダプタ10について、「オリ
フィス通路13aの出口側に、オリフィス通路13aよ
りも順に大径となる開放口13bを形成したこと」であ
る。
【0023】すなわち、この請求項2に係る節水アダプ
タ10は、図2に示すように、オリフィス通路13aを
有するオリフィス部材13を内蔵したものであって、こ
のオリフィス通路13aの出口側に、オリフィス通路1
3aよりも順に大径となる開放口13bを形成するとと
もに、オリフィス通路13aの周囲に複数の通水孔17
を形成したオリフィス部材13を本体16に対して進退
可能としたものである。これにより、この請求項2に
る節水アダプタ10では、その開放口13bによる異音
の発生が防止されるとともに、オリフィス部材13を本
体16に対して進退可能としたことによって、節水は勿
論、これとは逆の大量の吐水を行うことができるのであ
る。つまり、このオリフィス通路13aの出口側に、当
該オリフィス通路13aよりも順に大径となる開放口1
3bが存在することによって、オリフィス通路13aか
ら流れてくる水流が順に広がり、オリフィス部材13の
図示下側にある部屋内に流速を弱めながら広がることに
なる。このため、従来のストレートなオリフィス通路で
あれば水の急激な拡散によって異音や振動が発生してい
たのであるが、本発明のオリフィス部材13では、水の
拡散が緩やかになされるため、異音や振動は抑制される
のである。
【0024】従って、この請求項2の節水アダプタ10
によれば、異音発生防止を果たしながら、必要なときに
節水を行うことができて、また、蛇口20に取り付けた
ままの状態で、節水とは逆の大量水の吐出をも図ること
ができるのである。
【0025】そして、請求項3に係る発明の採った手段
は、上記請求項1または2に記載の節水アダプタ10に
ついて、「オリフィス通路13a内に、水流を旋回させ
るための螺旋条13cを形成したこと」である。
【0026】すなわち、この請求項3の節水アダプタ1
0では、上述した請求項1または請求項2の節水アダプ
タ10について、これを構成しているオリフィス部材1
3のオリフィス通路13a内に、図7に示すように、水
流を旋回させるための螺旋条13cを形成したものであ
る。
【0027】螺旋条13cがオリフィス部材13のオリ
フィス通路13a内に形成してあることによって、この
オリフィス通路13aを通過する水に回転力が付与され
る。このため、オリフィス通路13aから出る水は、オ
リフィス部材13の図示下方に回転しながら吐出される
ことになり、オリフィス通路13aの下端に形成してあ
る開放口13bによる作用とも相まって、乱流を生じな
いのである。
【0028】従って、この請求項3に係る節水アダプタ
10によれば、上記請求項1又は2のそれと同様な機能
を発揮することができて、異音の発生防止をより一層図
ることができるのである。
【0029】
【発明の実施の形態】次に、上記のように構成した各請
求項の発明を、図面に示した実施の形態に従って説明す
るが、図1〜図6には請求項1または請求項2に係る節
水アダプタ10が、図7には請求項3に係る節水アダプ
タ10のオリフィス部材13がそれぞれ示してある。
【0030】さて、図1には、本発明に係る節水アダプ
タ10を、水道等の蛇口20に接続した状態が示してあ
るが、この節水アダプタ10の蛇口20に対する接続
は、図2に示したような接続金具11を、そのストッパ
11a等を利用して蛇口20に固定することにより行わ
れるものである。この蛇口20に接続した接続金具11
に対しては、オリフィス部材13と泡沫網14とを、第
1パッキング12a及び第2パッキング12bを介して
収納した泡沫金具15が取り付けられ、節水アダプタ1
0が完成されるのである。
【0031】この節水アダプタ10を構成しているオリ
フィス部材13に形成してあるオリフィス通路13aの
出口側には、図2及び図3に示したような開放口13b
が形成してある。この開放口13bは、特に図3の
(A)及び(B)に拡大して示したように、オリフィス
通路13aよりも順に大径となるものである。このよう
な開放口13bを有したものとしたオリフィス部材13
により、オリフィス通路13aから通過してきた水流に
乱れを生じさせることがなく、異音の発生を防止するこ
とができるのである。
【0032】なお、オリフィス部材13としては、その
オリフィス通路13aの内径が3.0〜3.5mmまで
の数種類のものが用意されており、必要な節水状況に合
わせたものが採用されるのであり、殆どの場合に対応で
きるようにしてある。この場合、オリフィス部材13の
外径は変わらないようにしてあることは言うまでもな
い。
【0033】この節水アダプタ10における開放口13
bの形状としては、図3の(A)及び(B)に示したよ
うに、オリフィス通路13aの径が最小となった部分か
ら順に大径となるようにするのが、効果を十分発揮させ
ることができるだけでなく、このような開放口13bを
外部からの切削等の作業によって簡単に形成できること
から、非常に有利である。
【0034】なお、図3に示した実施形態のものにおい
ては、図3の(A)にも示したように、オリフィス通路
13aの上部を、最小径部分に向けて順次小さくなる傾
斜面としてあり、また図3の(B)に示したように、オ
リフィス通路13aの上部を、最小径部分に向けて順次
小さくなるとともに内側に凸となる湾曲面としてある。
このような傾斜面あるいは湾曲面とすることにより、オ
リフィス通路13aの最小径部分に流れ込む水の流れを
安定したものとすることができて、より一層オリフィス
部材13から図示下方に流れ出る水に乱流が生ずるのを
防止することができるものである。
【0035】また、図4〜図6に示した節水アダプタ1
0は、蛇口20等に取り付けられる本体16内に、オリ
フィス通路13aを有するオリフィス部材13を内蔵し
たものであり、オリフィス通路13aの周囲に複数の通
水孔17を形成し、さらにこのオリフィス部材13を本
体16に対して進退可能としたものである。また、これ
らの図4〜図6に示した節水アダプタ10においては、
そのオリフィス通路13aの出口側に、オリフィス通路
13aよりも順に大径となる開放口13bを形成したも
のである。勿論、本体16は、接続金具11を使用する
ことにより、殆どのタイプの蛇口20に接続できるもの
である。
【0036】なお、この図4〜図6に示した節水アダプ
タ10において、図2に示した節水アダプタ10と共通
する部材については、図4〜図6に同一符号を付してそ
の説明は省略する。
【0037】すなわち、この図4〜図6に示した節水ア
ダプタ10においては、蛇口20に取り付けられる接続
金具11に対して本体16が取り付けられるものであ
り、この本体16内にオリフィス取付部材19を収納す
るようにしたものである。このオリフィス取付部材19
は、本体16の下端部に設けたネジ部18によって進退
自在としたものであり、その中央にはオリフィス部材1
3が組み付けられるものである。
【0038】そして、このオリフィス取付部材19の、
オリフィス通路13aの周囲に位置する部分には、図6
に示したように、複数の通水孔17が形成してある。ま
た、本体16の内部中央には、通水孔16aを有する張
出部16bが一体的に形成してあり、この張出部16b
の下面には、図4に示したように、オリフィス取付部材
19、及びオリフィス部材13の上端面が当接すること
になるものである。なお、このオリフィス取付部材19
の下端部には、泡沫金具15によって泡沫網14が取り
付けられるものである。
【0039】このオリフィス部材13に形成してあるオ
リフィス通路13aの出口側には、図2及び図3に示し
たものと同様に、開放口13bが形成してある。この開
放口13bは、前述したように、オリフィス通路13a
よりも順に大径となるものである。
【0040】さて、この節水アダプタ10においては、
そのオリフィス取付部材19を上昇させて、図4に示し
たように、オリフィス取付部材19及びオリフィス部材
13の上端面を本体16側の張出部16bの下面に当接
させると、各通水孔17は張出部16bによって塞が
れ、蛇口20からの水はオリフィス部材13のオリフィ
ス通路13aからしか下方に流れなくなる。そして、こ
のオリフィス部材13のオリフィス通路13aによる節
水が、異音の発生を防止しながらなされるのである。
【0041】これに対して、オリフィス取付部材19の
下部周囲を指で摘んで回動させることにより、図5に示
したように、当該オリフィス取付部材19は本体16に
対して下方に移動することになる。そうすると、オリフ
ィス取付部材19及びオリフィス部材13の上端面が本
体16側の張出部16bの下面から離れ、各通水孔17
の上端が開放されることになる。これにより、蛇口20
からの水は、各通水孔17とオリフィス部材13のオリ
フィス通路13aとから下方に流れることになる。
【0042】つまり、十分な水量が欲しい場合には、こ
のようにオリフィス取付部材19を下動させればよいの
であり、オリフィス部材13のその後の使用を可能な状
態に維持しながら、当該節水アダプタ10は、お風呂に
水を張る場合や、ヤカンやナベに水を入れる等のときの
ように、短時間内で大量の水を入れたい場合に応じた大
量の水を吐出させることができるのである。
【0043】そして、図7には、請求項3に係る節水ア
ダプタ10が示してあるが、この節水アダプタ10は、
記の節水アダプタ10を構成しているオリフィス部材
13について、そのオリフィス通路13a内に、水流を
旋回させるための螺旋条13cを形成したものである。
このオリフィス通路13a内に形成した螺旋条13c
は、オリフィス通路13aを通過する水に回転力を与え
るものであり、オリフィス通路13a内を円滑に通過さ
せるものであると同時に、オリフィス通路13aから出
た水に回転力を与えて、オリフィス部材13がらの水の
吐出を円滑にするものである。
【0044】(削除)
【0045】
【発明の効果】 以上、詳述した通り、まず請求項1に係
る発明においては、上記実施形態にて例示した如く、
「内部中央に張出部16bを有して、蛇 口20等に取り
付けられる本体16内に、オリフィス部材13を組み付
けたオリフィス取付部材19を進退可能に収納した節水
アダプタ10であって、オリフィス取付部材19の、オ
リフィス部材13が有するオリフィス通路13aの周囲
に位置する部分に複数の通水孔17を形成して、 これら
の通水孔17が、オリフィス取付部材19を本体16内
に進入させることにより張り出し部16bにて閉じら
れ、オリフィス取付部材19を本体16から退出させる
ことにより張り出し部16bから離れて開放されるよう
にしたこと」にその構成上の特徴があり、これにより、
必要なときに節水を行うことができ、蛇口20に取り付
けたままの状態で、節水とは逆の大量水の吐出をも図る
ことができる節水アダプタ10を提供することができる
のである。
【0046】請求項2に係る節水アダプタ10において
は、上記請求項1のそれについて、「オリフィス通路1
3aの出口側に、オリフィス通路13aよりも順に大径
となる開放口13bを形成したこと」にその構成上の特
徴があり、これにより、異音発生防止を果たしながら、
必要なときに節水を行うことができて、また、蛇口20
に取り付けたままの状態で、節水とは逆の大量水の吐出
をも図ることができる節水アダプタ10を提供すること
ができるのである。
【0047】そして、請求項3に係る節水アダプタ10
によれば、上記請求項1または2に記載の節水アダプタ
10について、「オリフィス通路13a内に、水流を旋
回させるための螺旋条13cを形成したこと」にその構
成上の特徴があり、これにより、上記請求項1または2
同様な効果を発揮することができて、異音の発生防止
をより一層図ることができる節水アダプタ10を提供す
ることができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る節水アダプタを、蛇口に接続した
状態の部分斜視図である。
【図2】同節水アダプタの分解図である。
【図3】図2中の節水アダプタを構成しているオリフィ
ス部材を拡大して示したもので、(A)はオリフィス通
路が傾斜面である場合を、(B)はオリフィス通路が湾
曲面である場合をそれぞれ示したオリフィス部材の一部
破断拡大図である。
【図4】同節水アダプタの、オリフィス取付部材を上動
させたときの拡大断面図である。
【図5】同節水アダプタの、オリフィス取付部材を下動
させたときの拡大断面図である。
【図6】図4中の1−1線にそってみたオリフィス取付
部材の端面図である。
【図7】請求項3に係る節水アダプタを構成しているオ
リフィス部材の一部破断拡大正面図である。
【図8】従来の節水アダプタの分解斜視図である。
【符号の説明】
10 節水アダプタ 11 接続金具 11a ストッパ 12a 第1パッキング 12b 第2パッキング 13 オリフィス部材 13a オリフィス通路 13b 開放口 13c 螺旋条 14 泡沫網 15 泡沫金具 16 本体 16a 通水孔 16b 張出部 17 通水孔 18 ネジ部 19 オリフィス取付部材 20 蛇口

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部中央に張出部を有して、蛇口等に取り
    付けられる本体内に、オリフィス部材を組み付けたオリ
    フィス取付部材を進退可能に収納した節水アダプタであ
    って、前記オリフィス取付部材の、前記オリフィス部材が有す
    るオ リフィス通路の周囲に位置する部分に複数の通水孔
    を形成して、 これらの通水孔が、前記オリフィス取付部材を前記本体
    内に進入させることにより前記張り出し部にて閉じら
    れ、前記オリフィス取付部材を前記本体から退出させる
    ことにより前記張り出し部から離れて開放されるように
    たことを特徴とする節水アダプタ。
  2. 【請求項2】前記オリフィス通路の出口側に、前記オリ
    フィス通路よりも順に大径となる開放口を形成したこと
    を特徴とする請求項1に記載の節水アダプタ。
  3. 【請求項3】前記オリフィス通路内に、水流を旋回させ
    るための螺旋条を形成したことを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の節水アダプタ。
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