JP3331239B2 - 枚葉紙反転作業をオン・オフするための方法及び装置 - Google Patents

枚葉紙反転作業をオン・オフするための方法及び装置

Info

Publication number
JP3331239B2
JP3331239B2 JP17425093A JP17425093A JP3331239B2 JP 3331239 B2 JP3331239 B2 JP 3331239B2 JP 17425093 A JP17425093 A JP 17425093A JP 17425093 A JP17425093 A JP 17425093A JP 3331239 B2 JP3331239 B2 JP 3331239B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
adjusting
gripper
holding
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP17425093A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06155713A (ja
Inventor
ベッカー ヴィリ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Heidelberger Druckmaschinen AG
Original Assignee
Heidelberger Druckmaschinen AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Heidelberger Druckmaschinen AG filed Critical Heidelberger Druckmaschinen AG
Publication of JPH06155713A publication Critical patent/JPH06155713A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3331239B2 publication Critical patent/JP3331239B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F21/00Devices for conveying sheets through printing apparatus or machines
    • B41F21/10Combinations of transfer drums and grippers
    • B41F21/106Combinations of transfer drums and grippers for reversing sheets, e.g. for perfecting machine

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷機に枚葉紙を供給
する際の枚葉紙反転作業をオン・オフするための方法及
び装置、特に、2つの印刷装置の間の搬送ドラム又はシ
リンダを、片面印刷から両面印刷に切換えかつまた元に
戻すための方法及び装置に関するものである。
【0002】一回の印刷作業で枚葉紙を両面印刷するた
めの印刷機は公知である。この印刷機には2つの印刷装
置の間に枚葉紙反転装置が設けられていて、この枚葉紙
反転装置は、片面印刷時にオフ(遮断)され、両面印刷
時にはオン(作動接続)されるようになっている(ドイ
ツ連邦共和国特許第2419747号明細書、ドイツ連
邦共和国特許公開第3911609号明細書、同第39
20821号明細書、同第3911630号明細書、ド
イツ連邦共和国特許第3900818号明細書、同第3
814831号明細書、ドイツ連邦共和国特許公開第2
460503号明細書参照)。
【0003】
【従来の技術】ドイツ連邦共和国特許第2460503
号明細書には、例えば1つの切換え及び調節装置を備え
た印刷機が記載されている。この印刷機においては、枚
葉紙の片面印刷時に、前方側に配置された印刷装置か
ら、引き渡しドラムのグリッパによって枚葉紙の前縁部
が引き取られ、直径が2倍ある倍胴の2つのグリッパシ
ステムの第1グリッパシステムで枚葉紙の前縁部がさら
に引き渡すようになっている。倍胴は枚葉紙の前縁部を
再び、両面印刷中の反転ドラムとして働く第3のドラム
のグリッパに引き渡すようになっている。すべての搬送
ドラムは同期的に駆動されるようになっているが、これ
は、閉じた歯車系を介して1つの駆動部によって行われ
るか又は、機械的に連結され、回転数制御される多数の
モータを備えた駆動によって行われる。各搬送ドラムの
グリッパシステムは、カム制御されるようになってお
り、この場合に片面印刷時及び両面印刷時にそれぞれ異
なるグリッパ開放カムが使用される。
【0004】片面印刷とは異なり、両面印刷時において
枚葉紙前縁部は、倍胴のグリッパシステムによって反転
ドラムに沿って案内される。次いで枚葉紙はその後縁部
が第3のドラムのグリッパシステムによって捕まえら
れ、この時に第3のドラムのグリッパシステムは180
°の旋回運動を行い、倍胴のグリッパシステムは枚葉紙
前縁部を解放する。使用された枚葉紙は、その後縁部が
第2の面を印刷するために後続の印刷装置に案内され
る。枚葉紙を倍胴に送る際に、枚葉紙はの端部が偏心的
な回転吸込み装置によって倍胴で保持されて真っすぐに
引っ張られる。次いで引き渡しの瞬間になって初めて、
回転吸込み装置の角度制御された吸込み空気が遮断され
るようになっている。
【0005】枚葉紙反転装置をオン・オフするために
は、一般的に次のような方法段階が必要とされる。
【0006】第1の段階では搬送ドラムを、以下にゼロ
位置と呼ぶところの規定された切換え位置にもたらす。
このゼロ位置の始動は手動によって、又は印刷機の駆動
部を介して或は付加的な調節駆動装置を介して行われ
る。ゼロ位置が得られたことは、マーキング又は目盛り
によって視覚で制御されるか又は、相応のゼロ位置信号
を発信するセンサを介して確認される。ドイツ連邦共和
国特許公開第3836310号明細書には例えば、印刷
機における切換え過程を制御するための装置について記
載されており、この装置においては、インクレメンタル
式の角度センサが搬送ドラムを駆動する歯車伝動装置に
接続されており、この角度センサは1回転毎に角度パル
スの所定数及び各ゼロパルスを発信し、この角度センサ
の前側フランクはゼロ位置信号として使用される。
【0007】次の段階で、印刷機の駆動システム内で回
転させない部分を保持し、この回転させない部分に対し
て相対的に、駆動システムのその他の部分を所定の角度
だけ相対的に回転させることによって、印刷機の位相位
置を互いに調節する。固定部としては、種々異なる抑制
部材若しくは係止部材が使用される。調節駆動装置とし
ては、印刷機の主駆動装置又は付加的な調節駆動装置が
使用される。
【0008】さらに次の段階で、グリッパ制御部材及び
グリッパカムの保持が解除され、別個の駆動部材によっ
て、反転ドラムのグリッパ制御部材がずらされ、倍胴の
グリッパカムを前以て回転させることによって、枚葉紙
引き取り及び引き渡しドラムのグリッパ開放時点が調節
される。
【0009】さらに次の段階で、場合によっては倍胴と
して働く搬送ドラムで、枚葉紙後縁部を保持する装置
が、それぞれの枚葉紙の後端部を枚葉紙サイズに合わせ
ることができる。これは、枚葉紙後縁部を保持する装置
の間の保持を解除して、さらにこの装置を、枚葉紙前縁
部を保持するグリッパに対して相対的に共通の軸線を中
心にして所定の角度だけ調節することによって行われ
る。保持を行うためのすべての操作部材、及び調節しよ
うとする部材のためのすべての駆動部材、及び調節しよ
うとする部材の位置を検出するためのすべてのセンサ部
材は、正確な位置決めを制御するための制御装置に接続
されている。
【0010】遠隔操作及び自動化を行うための解決策
は、ドイツ連邦共和国実用新案登録第8319431.
2号及びドイツ連邦共和国特許公開第3136349号
明細書に記載されている。この公知の解決策において
は、部材の調節のための駆動装置及び保持装置の解除及
び運転開始は液圧式装置によって行われる。このような
装置によれば、液圧液体は回転ガイド部を介して、搬送
ドラムと一緒に回転する相応の作業シリンダへ案内しな
ければならないという欠点がある。各切換え過程若しく
は緊締過程のためにそれぞれ1つ又は多数の別個の圧力
導管が設けられているので、複雑な構造の多重回転ガイ
ド部が必要である。切換−、緊締−若しくは調節過程
は、中央部から行われ、この場合に制御は分配切換装置
によって所定の連続で時間的に相次いで行われる。従っ
てこのような解決策は時間的に最適に作業するものでは
ない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、簡単な定置の圧力制御部材を有していて、切換時間
を短縮することのできるような、枚葉紙の反転運動をオ
ン・オフするための方法及び装置を提供することであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】この課題を解決した本発
明の方法によれば、 e)印刷機の位相位置の調節と、グリッパ開放時点の調
節と、枚葉紙前縁部を保持する手段及び枚葉紙後縁部を
保持する手段の調節とを互いにほぼ同時点で行い、 f)制御装置によって操作される圧力媒体システムによ
って、駆動システム内で回転させない部分を保持すると
同時に、駆動システム内の回転させる部分と回転させな
い部分との間の固定部と、枚葉紙前縁部及び後縁部を保
持する、倍胴の部材間の固定部と、倍胴の後ろに配置さ
れた反転ドラムのグリッパ制御部材、並びに倍胴のグリ
ッパ制御部材の固定部とを固定解除し、 g)次いで、制御装置によって操作される圧力媒体シス
テムによって、倍胴のグリッパ開放カム曲面の調節部材
を、駆動システム内で回転させようとする部分を調節す
るための駆動部に連結すると同時に、枚葉紙縁部を保持
する部材の調節部材を別の駆動部に連結し、 h)次いで、制御装置によって操作される駆動部によっ
て前記調節を行い、 i)次いで制御装置によって操作される圧力媒体システ
ムのすべての連結部及び固定部を出発位置にもたらすよ
うにした。
【0013】このような本発明の方法によって、印刷装
置の位相位置の調節、グリッパ開放時点の調節及び、枚
葉紙前縁部及び後縁部を保持する部材の調節が互いにほ
ぼ同時に行われるようになっている。
【0014】また前記課題を解決した本発明の装置によ
れば、倍胴のグリッパ制御装置を調節するための手段
と、印刷装置の位相位置を互いに調節するための駆動手
段との間に、圧力媒体操作式のカップリングが設けられ
ており、該連結部が制御装置の制御部に接続されてい
る。倍胴の、枚葉紙縁部を保持する手段を調節するため
の別個の駆動手段と、枚葉紙縁部を保持する、調節可能
な手段との間に、圧力媒体操作式のカップリングが設け
られていて、該カップリングが制御装置の制御部に接続
されている。
【0015】
【発明の効果】圧力媒体操作式の調節部材の作業シリン
ダが機械フレームに対して回動不能に配置されているの
で、本発明による装置はコストが安価で、圧力媒体を供
給するための不確実な回転ガイド部を必要としない。
【0016】本発明によれば、片面印刷から両面印刷へ
の切換時間は短縮される。何故ならば、このために必要
なすべての調節過程はほぼ同時間で経過するからであ
る。これはつまり、共通に操作可能な緊締及び制動につ
いても、また調節しようとする部材と駆動部材との連結
についてもあてはまる。枚葉紙前縁部及び枚葉紙後縁部
を保持する、倍胴の部材を、対応する枚葉紙サイズに合
わせて調節することは、両面印刷運転時においても片面
印刷運転時においても行われ得る。
【0017】カップリングは、経済的に有利な形式で同
一の構造で構成することができ、有利には摩擦カップリ
ングとして構成され得る。
【0018】枚葉紙縁部を保持する部材自体と、これら
の部材を調節するための別個の駆動手段との間のカップ
リングは、第1のカップリング半部よりなっている。こ
の第1のカップリング半部は、摩擦円板として構成され
ており、この摩擦円板は、印刷機のフレームに回転可能
に軸受けされた軸に同軸的に堅固に固定されている。ま
た、この軸には別個の駆動手段としてサーボモータが連
結されおり、前記第1のカップリング半部は、第2のカ
ップリング半部の方向で軸方向移動するために圧力媒体
シリンダのピストンに連結されている。次いで第2のカ
ップリング半部は、前記部材を調節するための歯車伝動
装置に連結されている。
【0019】倍胴のグリッパ制御部材を調節するための
手段と、印刷装置の位相位置を調節するための駆動部材
との間のカップリングは、摩擦円板として構成された第
1のカップリング半部より成っている。この第1のカッ
プリング半部は、印刷機の側壁内で回転可能に軸受けさ
れた軸に同軸的に堅固に固定されており、この軸には、
前記グリッパ制御部材を調節するための歯車が固定され
ている。また、前記第1のカップリング半部は第2のカ
ップリング半部の方向で軸方向に移動するために、別の
圧力媒体シリンダのピストンに連結されている。次い
で、第2のカップリング半部は印刷機を駆動するための
歯車伝動装置に連結されている。
【0020】
【実施例】次に図面に示した実施例について本発明の構
成具を体的に説明する。
【0021】本発明の方法を実施するための装置が図1
に概略的に示されている。この装置は、倍胴1と反転ド
ラム2と圧胴3とを有しており、この圧胴3は、印刷機
の側壁4,5に軸受けされている。倍胴1は、2つの枚
葉紙載設セグメント6,7より成っている。枚葉紙載設
セグメント6上には、枚葉紙前縁部のためのグリッパ1
0において、グリッパ軸9のための軸受8が配置されて
いる。枚葉紙載設セグメント7は、共通の回転軸線を中
心にして、枚葉紙載設セグメント6に対して相対的に回
転可能に配置されていて、それぞれの枚葉紙の後縁部の
ための吸込み装置11を有している。
【0022】圧胴3と反転ドラム2と、これらの胴より
も直径が2倍大きい倍胴1とは、歯車伝動装置12によ
って共通に駆動される。歯車系では、先行する搬送ドラ
ムに歯車13が配属され、倍胴1には歯車14が配属さ
れ、反転胴2には歯車16が配属され、圧胴3には歯車
17がそれぞれ配属されている。歯車14,16及び1
7は、側壁4に軸受けされた、倍胴1、反転ドラム2及
び圧胴3の軸端部18,19及び20に、それぞれ堅固
に固定されている。枚葉紙載設セグメント6,7は、解
除可能な摩擦抑制部材によって互いに相対回動しないよ
うに固定されている。緊締状態では、緊締レバー21の
短いアームが可動な枚葉紙載設セグメント7を、軸固定
リング22及びねじ23によって軸端部18に固定され
た対抗軸受け24に押し付ける。緊締レバー21は、支
持部材25によって枚葉紙載設セグメント6の処理され
た偏平面26上に載っている。同軸的に配置されたプッ
シュロッド27が、緊締レバー21の長いアームに向け
られており、このプッシュロッド27は、歯車14に取
り付けられたブリッジ29で及びプッシュロッドフラン
ジ30で支えられたばね28によって、緊締レバー21
の長いアームに力が加えられる。枚葉紙載設セグメント
6,7の緊締は、液圧式の作業シリンダ31によって解
除可能である。この緊締解除は、作業シリンダ31のピ
ストンが圧力負荷を受けてストッパリング32に押し付
けられ、ばね28が緊張がなくなり、緊締レバー21の
長いアームに力が作用しなくなることによって行われ
る。作業シリンダ31は、回動防止装置33によって側
壁4に対して固定されている。作業シリンダ31は導管
34を介して圧力媒体供給装置35に接続されており、
この圧力媒体供給装置35の導出導管36内に圧力監視
装置37が介在されている。
【0023】枚葉紙載設セグメント6,7の相対移動運
動は、歯車伝動装置7を介して行われる。このために、
可動な枚葉紙載設セグメント7は、その側壁5に向けら
れた側面で歯付きセグメント39を備えており、この歯
付きセグメント39にピニオン40がかみ合っていて、
このピニオン40は、倍胴1の回転軸線に対して平行に
軸端部42の孔内で軸受けされている。外側には別のピ
ニオン43が取り付けられており、このピニオン43
は、倍胴1に対して同軸的に配置された歯車44にかみ
合っており、この歯車44は、軸端部42の付加部に回
転可能に軸受けされている。歯車44の端面はカップリ
ング円板46として構成されている。別のカップリング
円板46は軸53に結合されている。作業シリンダ49
は導管50を介して圧力媒体供給装置35に接続されて
いる。圧力負荷が加えられると、ピストン48はカップ
リンブ円板47と一緒に軸方向でカップリンブ円板46
に向かって移動する。作業シリンダ49は、プレート5
1に取り付けられており、このプレート51はピンを介
して側壁5に固定されている。カップリンブ円板47
は、作業シリンダ49及びプレート51を貫通して設け
られている軸53と共に回転可能に支承されている。軸
53はサーボモータ54の回転子に結合されており、こ
のサーボモータ54のモータフランジ55′はプレート
51に固定されている。サーボモータ54は、圧力媒体
供給装置35と同様に、印刷機の図示していない制御装
置に接続されている。
【0024】グリッパ軸9の一端部にはグリッパを制御
するために回転レバー55が固定されている。この回転
レバー55の端部にはカムローラ56が設けられてお
り、このカムローラ56はカム曲面57に沿って移動す
る。カム曲面57は歯付きセグメント58に配置されて
いて、この歯付きセグメント58と共に調節されるよう
になっている。このために、緊締部材59より成る摩擦
抑制部材を解除しなければならない。この摩擦抑制部材
は歯付きセグメント58を側壁4に押し付けるようにな
っている。この場合、緊締部材59は、軸方向で可動に
側壁4内でガイドされたピン60に固定されている。こ
のピン60は、歯付きセグメント58とは反対側の端部
でフランジ61を有しており、このフランジ61と側壁
4との間には、付勢されたばね62が取り付けられてい
る。軸方向で、フランジ61はばね62によって別の液
圧式の作業シリンダ63に向かう方向で押し付けられ
る。この作業シリンダ63は、側壁4に取り付けられた
ブリッジ64で支えられている。作業シリンダ63は導
管65を介して圧力媒体供給装置35に接続されてい
る。カム曲面57の調節は、歯付きセグメント58とか
み合うピニオン66によって行われる。ピニオン66は
軸67に堅固に固定されており、この軸67は側壁4で
軸受けされている。軸67の他方の端部には、カップリ
ングフランジ68が形成されており、このカップリング
フランジ68はピニオン66と共に作業シリンダ69に
よって軸方向で移動せしめされる。作業シリンダ69
は、導管70を介して圧力媒体供給装置35に接続され
ている。軸67に対して同軸的に軸71が配置されてお
り、この軸71は、側壁4に固定されたフォーク状の軸
受台72に軸受けされている。軸71の一方の端部に
は、カップリングフランジ68に配属された別のカップ
リングフランジ73が形成されている。軸71には調節
歯車74が固定されており、この調節歯車74は歯車1
4とかみ合っている。これによって、カップリング曲面
57の調節は歯車伝動装置12を介して行われる。自由
な軸端部75には手動調節手段が連結されており、この
手段調節手段は、例えば緊急時に機械の回転を許容する
ようになっている。
【0025】反転ドラム2には掴みグリッパ76が配置
されており、各掴みグリッパ76のそれぞれのジョー
は、軸受79に同軸的にガイドされたそれぞれ1つのグ
リッパ軸77,78に固定されている。掴みグリッパ7
6の制御は、側壁4及び5に固定された2つのダブルカ
ム80,81によって行われる。このダブルカム80,
81でカムローラ82,83が転動する。これらのカム
ローラ82,83は、グリッパ制御セグメント86,8
7に配置されたピン84,85に固定されている。グリ
ッパ制御セグメント86,87は、キャリッジ94の端
面90,91に、旋回軸88,89を中心にして回転可
能に支承されている。カムローラ82,83がダブルカ
ム80,81で転動する際に、グリッパ制御セグメント
86,87は周期的な旋回運動を行う。グリッパ制御セ
グメント86,87は、その旋回範囲に亙って歯列を有
しており、この歯列は、反転ドラム2の側方でグリッパ
軸77,78の両端部に設けられたピニオン92,93
とかみ合う。
【0026】反転ドラム2を片面印刷から両面印刷に切
り替えるために、カムローラ82,83は、ダブルカム
80,81の第2のカム曲面で軸方向で移動せしめられ
る。このために、反転ドラム2の一部はキャリッジ94
として構成されている。キャリッジ94は、印刷運転時
に緊締ヘッド95と共に反転ドラム2の残りの部分に向
かって押し付けられる。緊締ヘッド95は、半径方向に
向けられた抗張ロッド96に結合されており、この抗張
ロッド96は、ピン97で支承されたアングルレバー9
8と、ばね99によって付勢されるプッシュロッド10
0とを介して、キャリッジ94を反転ドラム2の残りの
部分に対して押し付ける。ばね99は、一方側でプッシ
ュロッド100のフランジ101で支えられ、他方側で
加圧リング102で支えられており、この加圧リング1
02に、プッシュロッド100で軸方向可動に配置され
たスリーブ103及び液圧式の作業シリンダ104に当
てつけられている。作業シリンダ104は、回動防止部
材105によって側壁4に対して固定されており、スリ
ーブ103とは反対側で、プッシュロッド100の端部
に固定されたストッパリング106で支えられている。
また、この作業シリンダ104は、導管107を介して
同様に圧力媒体供給装置35に接続されている。
【0027】作業シリンダ104は圧力によって負荷さ
れ、次いでスリーブ103はプッシュロッド100に設
けられた段部までフランジ101に向かって移動せしめ
られる。この移動運動は加圧リング102に伝達される
ので、これによってばね99は圧縮される。力を形成す
る部材としてのばね99の作用は、キャリッジ94の緊
締時に反転ドラム2に対して解消され、リングギヤ15
の緊締時に歯車16に対して解消される。ばね99の一
方の作用方向で、アングルレバー98にかかる力は解消
されるので、緊締ヘッド95はキャリッジ94を解放す
る。ばね99の他方の作用方向では、半径方向に配置さ
れた2腕式の緊締レバー108,109と同心的に長い
方のアームに働く力の作用が解消される。緊締レバー1
08,109は、支持部材110及び111と共に、支
持プレート112の偏平面に当てつけられ、この場合に
緊締レバー108,109の短い方のアームはリングギ
ヤ15の端面に作用する。歯車16の段部に回転可能に
軸受けされたリングギヤ15の他方の端面は、歯車16
の処理された偏平面に当接していて、印刷運転時に回動
防止するために緊締レバー108,109の補助を受け
てこの歯車16の偏平面に押し付けられる。支持プレー
ト112は歯車16に堅固に固定されている。緊締レバ
ー108,109からばね99のばね作用が取り除かれ
ると、リングギヤ15と歯車16との間の回動防止作用
が解消される。
【0028】キャリッジ94を軸方向で調節するため
に、このキャリッジ94は、偏心ピン114の偏心的な
連行ピン113に連結されており、この場合に偏心ピン
114は反転ドラム2内で半径方向で回転可能に軸受け
されていて、この偏心ピン114の端部にはかさ歯車1
16が固定されていて、別のかさ歯車115と協働する
ようになっている。かさ歯車115は、軸受け118内
で歯車ドラム2の回転軸線に対して平行な軸線を中心に
して回転可能に軸受けされている。反転ドラム2の軸端
部19の内部では、切換軸117が歯車16及び支持プ
レート112を貫通して外部へガイドされており、この
切換軸117の端部にはピニオン119が固定されてい
る。ピニオン119は歯付きセグメント120にかみ合
っており、この歯付きセグメント120は、支持プレー
ト112に固定されたピン121を中心にして旋回可能
である。歯付きセグメント120の歯列とは反対側で
は、連行部材120がピン121の軸に対して半径方向
で間隔を保って回転可能に配置されており、このピン1
21上には切換部材123のフォークが配置されてい
て、このフォークは、リングギヤ15に固定されてい
る。リングギヤ15と歯車16とが、反転ドラム2の回
転軸線を中心にして互いに回転せしめられると、連行ピ
ン122を備えた切換部材123と、歯付きセグメント
123と、ピニオン119と、切換軸117と、かさ歯
車115,116と、偏心ピン114とを介して、キャ
リッジ94は移動せしめられて、カムローラ82,83
及びグリッパ制御セグメント86,87がダブルカム8
0,81の第2のカム曲面と協働するようになってい
る。
【0029】リングギヤ15と歯車16とが互いに回転
する際に、歯車16と次に位置する歯車17とが保持さ
れるようにするために、歯車17の端面に対して側壁4
に別の作業シリンダ124が固定されており、この作業
シリンダ124のピストンは、導管125を介して圧力
負荷を受けると端面に当てつけられる。
【0030】圧力媒体供給装置35に通じるすべての導
管34,50,65,70,107及び125は主導管
126に接続されている。
【0031】図2及び図3には作業シリンダ124の非
作業位置及び作業位置の詳細が示されている。作業シリ
ンダ124はケーシング127より成っており、このケ
ーシング127内にはピストン128が可動に配置され
ている。ピストン128内には同心的に押圧ピン129
が配置されており、この押圧ピン129の押圧面130
は歯車17の端面に対して平行に位置している。押圧ピ
ン129はそのヘッド131で、ピストン128の偏平
面に当接している。押圧ピストン129はケーシング1
27を貫通して突き出ており、この場合に、ケーシング
127の外壁と押圧ピン129の端部に設けられたスト
ッパリング132との間には戻しばね133が配設され
ている。シールリング134,135は加圧室136を
大気に対してシールしている。
【0032】図4及び図5には、カップリングフランジ
68,73のカップリング時における作業シリンダ69
の作用が示されている。軸71は半径方向軸受137,
138及び軸方向軸受139,140内で軸受けされて
いるので、カップリングフランジ73は自由に回転し得
るようになっている。作業シリンダ69は、ピストン1
42及びシールリング143,144を備えたケーシン
グ141より成っている。ケーシング141はねじ14
5によって側壁4に固定されている。軸67はピストン
142及びケーシング141を貫通して延びていて、半
径方向軸受け146,147内で回転可能及び軸方向移
動可能に配置されている。カップリングフランジ68と
ピストン142との間の軸方向軸受148及び半径方向
軸受170は、ピストン142内でピストン142の回
転を阻止する。加圧室149が圧力によって付加される
と、カップリングフランジ68は図5に示した位置に移
動するので、このカップリングによって歯車14から出
発して歯付きセグメント58の調節が行われ得る。
【0033】図6には、作業シリンダ49による、カッ
プリング円板46と47との間のカップリングの操作状
態が示されている。ピストン48は、シールリング15
0,151を備えたケーシング152内に配置されてお
り、このケーシング152はねじ153によってプレー
ト51に固定されている。カップリング円板47が形成
されているところの軸53は、半径方向軸受154,1
55及び156内で回転可能に及び軸方向で可動に配置
されている。軸53は一方側で軸53、ケーシング15
2及びプレート52を貫通して延びており、軸53の端
部ははめ合いキー157によってサーボモータ54の回
転子158に連結されている。カップリング円板47と
ピストン48との間に軸方向軸受159が設けられてい
る。軸53の他方側は半径方向軸受154の孔内に突入
している。この孔は、倍胴1の軸端部161のピン16
0に形成されている。軸端部161は側壁5内で半径方
向軸受162内に軸受けされている。ピン160には半
径方向軸受163を備えた歯車44が軸受けされてお
り、この場合、歯車44は、固定リング164及び円板
165によって軸方向移動不能に固定されており、軸端
部161の偏平面に対して軸方向軸受166によって回
転可能に配置されている。加圧室167が圧力によって
負荷されると、カップリング円板47はピストン48と
共に歯車44の偏平面に向かって移動する。この偏平面
はカップリング円板46として働く。サーボモータ54
の回転子158から出発して、枚葉紙載設セグメント
6,7の相対的な調節運動が開始される。一方側ではプ
レート51で支えられていて、他方側では軸53に固定
されたストッパリング169で支えられている調節ばね
168は、導管50から圧力が引き出されると、カップ
リング円板47がリセットされる。
【0034】以上記載した装置によって、枚葉紙反転の
胴入れ及び胴抜きを行うための方法が次のようにして行
われる。
【0035】第1の段階で、前記制御装置によって圧力
媒体供給装置35を介してすべての作業シリンダ31,
49,63,69,104及び124が圧力によって負
荷される。これによって、歯車16及び17が所属する
ところの、印刷機の駆動システム内の回転しない部分が
作業シリンダ124によって保持される。さらに、駆動
シリンダ104によって、歯車13,14及びリングギ
ヤ15が所属するところの駆動システム内の回転する部
分と、前記回転しない部分との間の固定、及びキャリッ
ジ93の固定が解消される。作業シリンダ31を圧力負
荷することによって、枚葉紙後縁部を保持する、倍胴1
の枚葉紙載設セグメント7に対する、枚葉紙前縁部を保
持する枚葉紙載設セグメント6の緊締が解消される。作
業シリンダ63によって、歯付きセグメント58若しく
はカム曲面57の保持が解消される。
【0036】種々異なる固定状態を解消するのと同時
に、作業シリンダ69によって、カム曲面57のための
調節部材が、駆動システム内の前記回転する部分と連結
される。さらに、作業シリンダ49は、枚葉紙載設セグ
メント6に対する枚葉紙載設セグメント7の調節部材
を、モータ54を有する別個の調節駆動装置に連結させ
るように働く。
【0037】第2の段階で、制御装置によって制御され
て、駆動シリンダ内の回転する部分は、この部分が印刷
機の主駆動装置と共に位置決めされることによって、所
定の角度で回転する。歯車13,14及びリングギヤ1
5が回転することによって、調節歯車74、軸71、カ
ップリングフランジ68,73、軸67及びピニオン6
6を介して、カム曲面57を備えた歯付きセグメント5
8が調節される。それと同時に、切換部材123、連行
ピン122、歯付きセグメント120、ピニオン11
9、切換軸117、かさ歯車115,116、偏心ピン
114及び連行ピン113を介して、キャリッジ94が
軸方向で移動せしめられ、これによってカムローラ8
2,83はダブルカム80,81のそれぞれ別のカム曲
面にずらされる。それと同時に、駆動システムの歯車1
6,17は作業シリンダ124によって固定されている
ので、歯車16に対するリングギヤ15の位相位置が変
えられる。さらに、この制御装置は、枚葉紙載設セグメ
ント7を枚葉紙サイズに基づいて角度を調節するため
に、サーボモータ54を駆動する。
【0038】最後の段階で、前記制御装置によって作業
シリンダ31,49,63,69及び104から圧力が
取り除かれ、これによってすべてのカップリング及び保
持状態が出発状態に戻される。
【0039】本発明による装置の変化実施例によれば、
例えば制御装置によって制御され得る弁を、各圧力導管
50,65,34,70,107及び125内に介在す
ることが可能である。従って、片面印刷において必要で
あれば、枚葉紙後縁部を良好にガイドするために枚葉紙
載設セグメント6,7を互いに別個に、処理しようとす
る枚葉紙サイズに調節することができる。この場合、前
述したすべての調節を考慮しないでよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例による枚葉紙反転作業をオン
・オフするための装置の一部部破断した概略図である。
【図2】図1に示した装置における駆動システムの部分
のための緊締装置の非作業位置を示す部分断面図であ
る。
【図3】図2に示した緊締装置の作業位置を示す部分断
面図である。
【図4】駆動システムの一部と、倍胴のグリッパ制御部
材のための調節部材との間に設けられたカップリングの
非作業位置を示す部分断面図である。
【図5】図4に示したカップリングの作業位置を示す部
分断面図である。
【図6】別個の駆動装置と、倍胴の枚葉紙載設部材を調
節するための手段との間のカップリングを示す部分断面
図である。
【符号の説明】
1 倍胴、 2 反転ドラム、 3 圧胴、 4,5
側壁、 6,7 枚葉紙載設セグメント、 8 軸受、
9 グリッパ軸、 10 グリッパ、 11吸い込み
装置、 12 歯車伝動装置、 13,14 歯車、
15 リングギヤ、 16,17 歯車、 18,1
9,20 軸端部、 21 緊締レバー、 22 軸固
定リング、 23 ねじ、 24 対抗軸受け、 25
支持部材、 26 偏平面、 27 プッシュロッ
ド、 28 ばね、 29 ブリッジ、 30 プッシ
ュロッドフランジ、 31 作業シリンダ、 32 ス
トッパリング、 33 回動防止装置、 34 導管、
35 圧力媒体供給装置、36 導出導管、 37
圧力監視装置、 38 歯車伝動装置、 39 歯付き
セグメント、 40 ピニオン、 41 軸、 42
軸端部、 43 ピニオン、 44 歯車、 45 付
加部、 46,47 カップリング円板、48 ピスト
ン、 49 作業シリンダ、 50 導管、 51 プ
レート、52 ピン、 53 軸、 54 サーボモー
タ、 55 回転レバー、 55′ モータフランジ、
56 カムローラ、 57 カム曲面、 58 歯付
きセグメント、 59 緊締部材、 60 ピン、 6
1 フランジ、 62 ばね、 63 作業シリンダ、
64 ブリッジ、 65 導管、 66 ピニオン、
67 軸、 68 カップリングフランジ、 69
作業シリンダ、 70 導管、 71 軸、 72 軸
受台、 73 カップリングフランジ、 74 調節歯
車、 75 軸端部、 76 掴みグリッパ、 77,
78 グリッパ軸、 79 軸受、 80,81 ダブ
ルカム、 82,83 カムローラ、84,85 ピ
ン、 86,87 グリッパ制御セグメント、 88,
89旋回軸、 90,91 端面、 92,93 ピニ
オン、 94 キャリッジ、95 緊締ヘッド、 96
抗張ロッド、 97 ピン、 98 アングルレバ
ー、 99 ばね、 100 プッシュロッド、 10
1 フランジ、 102 加圧リング、 103 スリ
ーブ、 104 作業シリンダ、 105 回動防止部
材、 106 ストッパリング、 107 導管、 1
08,109緊締レバー、 110,111 支持部
材、 112 支持プレート、 113連行ピン、 1
14 偏心ピン、 115,116 かさ歯車、 11
7 切換軸、 118 軸受、 119 ピニオン、
120 歯付きセグメント、121 ピン、 122
連行ピン、 123 切換部材、 124 作業シリン
ダ、 125 導管、 126 主導管、 127 ケ
ーシング、 128ピストン、 129 押圧ピン、
130 押圧面、 131 ヘッド、 132 ストッ
パリング、 133 戻しばね、 134,135 シ
ールリング、136 加圧室、 137,138 ラジ
アル軸受、 139,140 アキシャル軸受、 14
1 ケーシング、 142 ピストン、 143,14
4シールリング、 145 ねじ、 146,147
ラジアル軸受、 148アキシャル軸受、 149 加
圧室、 150,151 シールリング、 152 ケ
ーシング、 153 ねじ、 154,155,156
ラジアル軸受、157 はめ合いキー、 158 回
転子、 159 アキシャル軸受、 160 ピン、
161 軸端部、 162,163 ラジアル軸受、
164固定リング、 165 円板、 166 アキシ
ャル軸受、 167 加圧室、168 調節ばね、 1
69 ストッパリング、 170 ラジアル軸受
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 江成 克己 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41F 21/10 B41F 33/06

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷機に枚葉紙を供給する際の枚葉紙反
    転作業をオン・オフするための方法であって、 a)枚葉紙を少なくとも1つの搬送ドラムで相前後して
    1枚づつ2つの印刷装置内に搬送し、次いで、印刷機を
    片面印刷から両面印刷に、及びその逆に切り替える際
    に、またこの切り替え位置で枚葉紙サイズを調節する際
    に、印刷機の駆動システム内の回転させない部分を固定
    し、駆動システム内のその他の部分を、前記回転させな
    い部分に対して所定の角度だけ相対的に回転させること
    によって、印刷装置の位相位置を互いに調節し、 b)枚葉紙引き取り兼引き渡しドラムのグリッパ開放時
    点を調節して、片面印刷時において枚葉紙前縁部で枚葉
    紙引き取り兼引き渡しを行い、両面印刷時において枚葉
    紙後縁部で枚葉紙引き取りを行うようにし、 c)倍胴として使用される搬送ドラムで、枚葉紙後縁部
    を保持する装置を、枚葉紙縁部を保持するグリッパに対
    して共通の軸線を中心にして所定の角度だけ調節するこ
    とによって、枚葉紙サイズに応じてそれぞれの枚葉紙の
    後端部に合わせ、 d)枚葉紙反転作業をオン・オフす
    る際に搬送ドラムにおいて移動する移動部材のための調
    節部材と該調節部材の位置を検出するためのセンサ部材
    とに接続された制御装置によって、前記移動部材の位置
    決め及び固定を行うようにした、枚葉紙反転作業をオン
    ・オフするための方法において、 e)印刷機の位相位置の調節と、グリッパ開放時点の調
    節と、枚葉紙前縁部を保持する手段(6,10)及び枚
    葉紙後縁部を保持する手段(7,11)の調節とを互い
    にほぼ同時点で行い、 f)制御装置によって操作される圧力媒体システム(3
    5,36,37,126,50,65,34,70,1
    07,125,31,49,63,69,104,12
    4)によって、駆動システム内で回転させない部分(1
    6,17,2,3)を保持すると同時に、駆動システム
    内の回転させる部分(13,14,15)と回転させな
    い部分(16,17,2,3)との間の固定部(10
    9,15,16)と、枚葉紙前縁部(6,10)及び後
    縁部(7,11)を保持する、倍胴(1)の部材間の固
    定部と、倍胴(1)の後ろに配置された反転ドラム
    (2)のグリッパ制御部材(82,88,86,8
    7)、並びに倍胴(1)のグリッパ制御部材(57,5
    8)の固定部(95,94,2,59,58,4)とを
    固定解除し、 g)次いで、制御装置によって操作される圧力媒体シス
    テム(35,36,37,126,50,65,34,
    70,107,125,31,49,63,69,10
    4,124)によって、倍胴(1)のグリッパ開放カム
    曲面(57)の調節部材(68,67,66,58)
    を、駆動システム内で回転させようとする部分(13,
    14,15)を調節するための駆動部(13,14,7
    4,71,73)に連結すると同時に、枚葉紙縁部を保
    持する部材の調節部材(39,40,41,43,4
    4,46)を別の駆動部(47,48,49,53,5
    4)に連結し、 h)次いで、制御装置によって操作される駆動部(1
    3,14,47,48,49,53,54)によって前
    記調節を行い、 i)次いで制御装置によって操作される圧力媒体システ
    ム(35,36,37,126,50,65,34,7
    0,107,125,31,49,63,69,10
    4,124)によってすべての連結部(68,73,4
    6,47)及び固定部(124,17,15,16,9
    4,2,59,58,4)を出発位置にもたらす、 ことを特徴とする、枚葉紙反転作業をオン・オフするた
    めの方法。
  2. 【請求項2】 印刷機に枚葉紙を供給する際の枚葉紙反
    転作業をオン・オフするための装置であって、 a)倍胴と反転ドラムとを有しており、 b)枚葉紙反転作業の前後に配置された印刷装置の位相
    位置を互いに調節するための駆動手段を有していて、印
    刷機の駆動システム内の調節しようとする部分が固定部
    によって係止可能であって、 c)倍胴及び反転ドラムのグリッパ部材を調節するため
    の手段を有していて、圧力媒体操作式の固定部に固定可
    能な反転ドラムのグリッパ制御部材が軸方向で移動可能
    であって、その他の圧力媒体操作式の固定部に固定可能
    な、倍胴のグリッパカム曲面が倍胴の軸線を中心にして
    回転可能であって、 d)枚葉紙前縁部及び後縁部を保持する、倍胴の部材の
    2つのグループを倍胴の軸線を中心にして互いに相対的
    に調節するための別個の駆動部材を有しており、枚葉紙
    縁部を保持する部材が、圧力媒体操作式の固定部によっ
    て互いに係止可能であって、 e)調節部材によって互いに結合され、それぞれ調節不
    能な部材に対して調節可能な部材の位置を相対的に検出
    するためのセンサ部材に接続されていて、制御装置が、
    圧力媒体操作式の調節部材のための制御部を有している
    形式のものにおいて、 f)倍胴(1)のグリッパ制御装置(57)を調節する
    ための手段(58,66,67,68)と、印刷装置の
    位相位置を互いに調節するための駆動手段(13,1
    4,15)との間に、圧力媒体操作式のカップリング
    (68,69,73)が設けられており、該連結部が制
    御装置の制御部に接続されており、 g)倍胴(1)の、枚葉紙縁部を保持する部材(7)を
    調節するための別個の駆動手段(54,53,48,4
    7)と、枚葉紙縁部を保持する、調節可能な手段(7)
    との間に、圧力媒体操作式のカップリング(46,4
    7,49)が設けられていて、該カップリングが制御装
    置の制御部に接続されており、 h)圧力媒体操作式の調節部材の作業シリンダ(31,
    49,63,69,104,124)が機械フレーム
    (4,5)に対して回動不能に配置されている、ことを
    特徴とする印刷機に枚葉紙を供給する際の枚葉紙反転作
    業をオン・オフするための装置。
  3. 【請求項3】 前記カップリング(68,69,73,
    46,47,49)が同一形状で構成されている、請求
    項2記載の装置。
  4. 【請求項4】 枚葉紙縁部を保持する手段(7)と、こ
    の手段(7)を調節するための別個の駆動手段(54,
    53,48,47)との間のカップリング(46,4
    7,49)が、2つのカップリング半部(46,47)
    より成っており、一方のカップリング半部(47)が摩
    擦円板として構成されていて、該摩擦円板が軸(53)
    に同軸的に堅固に固定されており、この軸(53)は、
    印刷機のフレーム(5,52,51)内で回転可能に軸
    受けされていて、該軸(53)に、別個の駆動手段とし
    てサーボモータ(54)が連結されており、さらに該軸
    (53)は、第2のカップリング半部(46)の方向で
    軸方向運動するために圧力媒体シリンダ(152)のピ
    ストン(48)に連結されていて、該第2のカップリン
    グ半部(46)は、前記部材(7)を調節するために歯
    車伝動装置(43,44)に連結されている、請求項3
    記載の装置。
  5. 【請求項5】 倍胴(1)のグリッパ制御部材(57)
    を調節するための手段(58,66,67,68)と、
    印刷装置の位相位置を調節するための駆動手段(13,
    14,15)との間のカップリングが、2つのカップリ
    ング半部(68,73)より成っており、一方のカップ
    リング半部(68)が摩擦円板として構成されていて、
    該摩擦円板(68)が軸(67)に同軸的に堅固に固定
    されており、該軸(67)は、印刷機の側壁(4)に回
    転可能及び軸方向移動可能に軸受けされていて、この軸
    に前記グリッパ制御部材(57)を調節するための歯車
    (66)が固定されており、さらに前記軸(67)は、
    第2のカップリング半部(73)の方向で軸方向運動す
    るために、圧力媒体シリンダ(141)のピストン(1
    42)に連結されており、第2のカップリング半部(7
    3)が、印刷機を駆動させるための歯車伝動装置(1
    4,74)に連結されている、請求項3記載の装置。
JP17425093A 1992-07-15 1993-07-14 枚葉紙反転作業をオン・オフするための方法及び装置 Expired - Lifetime JP3331239B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4223190.6 1992-07-15
DE4223190A DE4223190C2 (de) 1992-07-15 1992-07-15 Vorrichtung zum An- und Abstellen der Bogenwendung bei der Förderung von Bogen durch eine Druckmaschine

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06155713A JPH06155713A (ja) 1994-06-03
JP3331239B2 true JP3331239B2 (ja) 2002-10-07

Family

ID=6463210

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17425093A Expired - Lifetime JP3331239B2 (ja) 1992-07-15 1993-07-14 枚葉紙反転作業をオン・オフするための方法及び装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5365845A (ja)
EP (1) EP0579002B1 (ja)
JP (1) JP3331239B2 (ja)
DE (2) DE4223190C2 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4315513C2 (de) * 1993-05-10 2001-11-08 Heidelberger Druckmasch Ag Einrichtung zur Formatanpassung einer Bogenübergabetrommel
DE4315514C2 (de) * 1993-05-10 2001-10-31 Heidelberger Druckmasch Ag Einrichtung zur Formatanpassung einer Bogenübergabetrommel
DE4315528C2 (de) * 1993-05-10 2001-10-04 Heidelberger Druckmasch Ag Einrichtung zur Formatanpassung einer Bogenübergabetrommel
JP3235070B2 (ja) * 1993-07-05 2001-12-04 株式会社小森コーポレーション 反転機構付枚葉輪転印刷機の印刷切替装置
JP3328855B2 (ja) * 1993-09-02 2002-09-30 株式会社小森コーポレーション 反転機構付枚葉輪転印刷機
DE4401684C2 (de) * 1994-01-21 1998-04-09 Heidelberger Druckmasch Ag Verstelleinrichtung für eine Druckmaschine
US5802920A (en) * 1995-11-15 1998-09-08 Heidelberger Druckmaschinen Aktiengesellschaft Double gear wheel of a turning device on printing presses
ES2172079T3 (es) * 1998-11-06 2002-09-16 Fischer & Krecke Gmbh & Co Maquina de imprimir.
JP3530790B2 (ja) * 1999-11-18 2004-05-24 リョービ株式会社 両面印刷と片面印刷が切替可能な枚葉印刷機
JP3524471B2 (ja) * 2000-05-16 2004-05-10 リョービ株式会社 両面印刷と片面印刷が切替可能な枚葉印刷機
DE10152838B4 (de) 2000-11-30 2013-10-31 Heidelberger Druckmaschinen Ag Verfahren zum Betreiben einer Bogenrotationsdruckmaschine und Bogenrotationsdruckmaschine
DE10102080B4 (de) * 2001-01-18 2014-03-06 Heidelberger Druckmaschinen Ag Einrichtung zur Wendung flächiger Exemplare in einer bogenverarbeitenden Rotationsdruckmaschine
DE10207052A1 (de) * 2001-03-30 2002-10-02 Heidelberger Druckmasch Ag Kupplung für Antriebselemente einer Druckmaschine
DE10206466A1 (de) * 2002-02-16 2003-09-04 Koenig & Bauer Ag Vorrichtung zur Umstellung der Greifersteuerung einer Wendetrommel
JP4414180B2 (ja) * 2003-09-18 2010-02-10 株式会社小森コーポレーション 胴装置
JP4921764B2 (ja) * 2004-10-04 2012-04-25 ハイデルベルガー ドルツクマシーネン アクチエンゲゼルシヤフト 枚葉紙を処理する機械の反転装置でつめ制御を切り換えるための装置
JP5140265B2 (ja) * 2005-11-21 2013-02-06 ハイデルベルガー ドルツクマシーネン アクチエンゲゼルシヤフト 印刷機の回転可能に支承された胴にて作動プロセスを実施するための装置
DE102006052823A1 (de) * 2006-11-09 2008-05-15 Man Roland Druckmaschinen Ag Bogendruckmaschine

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE151134C (ja) *
DE232881C (ja) *
DE237426C (ja) *
US4122773A (en) * 1974-04-24 1978-10-31 Heidelberger Druckmaschinen Ag Change-over means for a storage drum for sheet transferral
DE2460503C3 (de) * 1974-12-20 1979-05-03 Heidelberger Druckmaschinen Ag, 6900 Heidelberg Umstell- und Einstellvorrichtung einer Übergabetrommel zur Bogenüberführung
DD151134A1 (de) * 1980-06-30 1981-10-08 Otfried Rudolph Antrieb fuer funktionsgruppen in bogenfuehrungszylindern von druckmaschinen
DD154082A1 (de) * 1980-12-12 1982-02-24 Werner Frenzel Vorrichtung zur antriebsverstellung an schoen-und widerdruckmaschinen
DE8319431U1 (de) * 1983-07-06 1984-02-16 Heidelberger Druckmaschinen Ag, 6900 Heidelberg Vorrichtung zur umstellung auf wahlweisen schoendruck oder schoen- und widerdruck einer zwischen den einzelnen druckwerken einer bogenrotationsdruckmaschine angeordneten wendeeinrichtung
DD237426A3 (de) * 1984-09-05 1986-07-16 Polygraph Leipzig Einrichtung zum automatischen betriebsartwechsel
DD232881A1 (de) * 1984-12-27 1986-02-12 Polygraph Leipzig Einrichtung zur umstellung von steuerkurven fuer wahlweise schoen- oder schoen- und widerdruck
DE3814831C1 (ja) * 1988-05-02 1989-10-26 Heidelberger Druckmaschinen Ag, 6900 Heidelberg, De
DE3836310C2 (de) * 1988-10-25 1998-01-15 Heidelberger Druckmasch Ag Verfahren zum Einstellen einer Wendeeinrichtung an einer Druckmaschine mit mehreren Druckwerken
DE3900818C1 (ja) * 1989-01-13 1990-05-10 Heidelberger Druckmaschinen Ag, 6900 Heidelberg, De
DE3911609A1 (de) * 1989-04-08 1990-10-11 Heidelberger Druckmasch Ag Bogenrotationsdruckmaschine mit mehreren druckwerken zum schoendruck und schoen- und widerdruck
DE3911630A1 (de) * 1989-04-10 1990-10-11 Heidelberger Druckmasch Ag Vorrichtung zur formatverstellung an bogenfuehrungstrommeln einer druckmaschine
DE3920821C2 (de) * 1989-06-24 1994-01-27 Heidelberger Druckmasch Ag Format-Mehrfachverstellantrieb für eine Bogenrotationsdruckmaschine
DE4141817C2 (de) * 1991-12-18 1993-10-07 Roland Man Druckmasch Einrichtung zur Getriebezugtrennung

Also Published As

Publication number Publication date
DE4223190A1 (de) 1994-01-20
US5365845A (en) 1994-11-22
DE59307659D1 (de) 1997-12-18
EP0579002B1 (de) 1997-11-12
EP0579002A1 (de) 1994-01-19
JPH06155713A (ja) 1994-06-03
DE4223190C2 (de) 1995-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3331239B2 (ja) 枚葉紙反転作業をオン・オフするための方法及び装置
US4833982A (en) Printing cylinder positioning system
US4580494A (en) Device for converting a sheet turn-over device selectively for first-form printing and first-form perfector printing
JPH0724998A (ja) 枚葉印刷機の枚葉紙反転機構
JP3160121B2 (ja) 印刷機を通して枚葉紙を搬送する場合における、枚葉紙反転の実行・停止のため及びフォーマット調節のための方法及び装置
CS261244B2 (en) Coupling for two strands of sheet-fed rotary's gear wheels
JPH03114747A (ja) 枚葉紙輪転印刷機における枚葉紙寸法に対する多重調整装置
JPH01238936A (ja) 印刷機
JP2004050829A (ja) 輪転印刷機の印刷装置に用いられる横方向レジスタを調節するための装置
JP3037575B2 (ja) 印刷機の調整時の作業段階を実施する方法と装置
US4444106A (en) Arrangement for selectively connecting coaxial gear wheels of a gear train of a dual mode printing machine
US5249521A (en) Device for changing over to single-side printing or perfecting on sheet-fed rotary printing machines
EP1960186B1 (en) Device and method for driving cam masks in a folder
CN101301809B (zh) 单张纸印刷机印刷装置之间的递纸辊
US5421257A (en) Sheet transferring machine for printing machine
JP2866037B2 (ja) 輪転印刷機のための枚葉紙引き渡し胴
JPH0688400B2 (ja) オフセツト印刷機に用いられる湿し装置を駆動する装置
EP0658425B1 (en) Sheet transferring apparatus for printing machine
JPH08323958A (ja) 輪転印刷機の胴に設けられた構成部分を移動調節する装置
US6685185B2 (en) Storage drum in turning devices of sheet-fed printing machines
JPH04146149A (ja) 反転機構付枚葉印刷機
JP2016216214A (ja) シート反転機構
JP2009137297A (ja) 枚葉紙材料加工機械の駆動のための方法および駆動装置
EP0380031A2 (en) Drive unit for an ink roller array
JPH0449043A (ja) 枚葉反転印刷機の倍胴反転中間胴における紙サイズ切換機構

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080719

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080719

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090719

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100719

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100719

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110719

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110719

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120719

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120719

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130719

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term