JP3331151B2 - 多極型回路遮断器 - Google Patents

多極型回路遮断器

Info

Publication number
JP3331151B2
JP3331151B2 JP16826497A JP16826497A JP3331151B2 JP 3331151 B2 JP3331151 B2 JP 3331151B2 JP 16826497 A JP16826497 A JP 16826497A JP 16826497 A JP16826497 A JP 16826497A JP 3331151 B2 JP3331151 B2 JP 3331151B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
circuit configuration
movable
side case
electric circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP16826497A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1116477A (ja
Inventor
敏宏 大井戸
知行 澤田
初男 水野
義也 中道
孝信 田中
靖 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP16826497A priority Critical patent/JP3331151B2/ja
Publication of JPH1116477A publication Critical patent/JPH1116477A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3331151B2 publication Critical patent/JP3331151B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Breakers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、多極型回路遮断
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来例(たとえば特開平4-36921 号) を
図14および図15に示す。すなわち、この多極型回路
遮断器は、第1極の部品150および第2極の部品15
1を両側ケース152,153および中間ケース154
間にそれぞれ配設するとともに、共通部品であるハンド
ル155や補助電気装置156等を両側ケース152,
153および中間ケース154の上側および下側に取着
していた。
【0003】この場合、共通部品は、両側ケース15
2,153および中間ケース154内に配設された第1
極および第2極の部品150,151の位置に合わせて
配設され、たとえばハンドル155は図15に示すよう
にその係合爪156に操作片157が係合するように組
み込む必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、共通部
品を取着するときに第1極および第2極の部品150,
151との位置合わせが容易でなく、第1極および第2
極の部品150,151の位置を確認しながら行なう必
要があり、各部品とくに共通部品の組み込み作業が困難
となっていた。
【0005】したがって、この発明の目的は、各部品の
組み込み作業が容易な多極型回路遮断器を提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の多極型回
路遮断器は、第1側ケースと、この第1側ケースに一面
側から組み込み支持された第1の固定側電路構成、第1
の可動側電路構成および第1の可動側電路構成の可動接
触子を支持する駆動部材と、前記第1側ケースの前記一
面側に重ねられて前記第1の固定側電路構成および前記
第1の可動側電路構成を他極に対して絶縁するとともに
前記駆動部材を通過させた中間ケースと、この中間ケー
スに組み込み支持された第2の固定側電路構成および前
記駆動部材に組み込む可動接触子を有する第2の可動側
電路構成と、前記中間ケースまたは前記第1側ケースに
組み込み支持されたハンドル,このハンドルにリンクを
介して連結されて前記駆動部材を押圧するラッチ部材お
よび前記ラッチ部材を係止する異常電流検出用の引外し
部材を含む共通部品と、前記中間ケースを介して前記第
1側ケースの前記一面側に重ねられて前記共通部品等を
隠蔽するとともに前記駆動部材を支持した第2側ケース
とを備えたものである。
【0007】請求項1記載の多極型回路遮断器によれ
ば、第1極の部品および駆動部材を第1側ケースに組み
込み、中間ケースを重ね、第2極の部品および共通部品
を組み込み、第2側ケースを重ね合わせることにより、
全体が組立られるので、各部品を中間ケースおよび第2
側ケースの重ね方向からすべて組み込み可能になるとと
もに、各極の部品と共通部品との位置合わせが容易にな
り、各部品の組み込み作業が容易になる。
【0008】請求項2記載の多極型回路遮断器は、請求
項1において、前記第1の固定側電路構成および前記第
1の可動側電路構成は互いに離れた端部に前記第1側ケ
ース、前記中間ケースおよび第2側ケースから露出する
入出力端子を有し、前記第2の固定側電路構成および前
記第2の可動側電路構成は互いに離れた端部に前記第1
側ケース、前記中間ケースおよび第2側ケースから露出
する入出力端子を有するとともに、第1側ケースは前記
ハンドルの枢支孔を略筒状に形成し、前記入出力端子の
近傍の少なくとも一方に係合受け部を有し、前記中間ケ
ースは前記枢支孔の周囲に嵌合する嵌合孔を有し、前記
係合受け部に係合する係合部を有するものである。
【0009】請求項2記載の多極型回路遮断器によれ
ば、請求項1の効果のほか、中間ケースを第1側ケース
の枢支孔および係合受け部に係合することにより、中間
ケースを第1側ケースに組み込みやすくなる。請求項3
記載の多極型回路遮断器は、請求項1または請求項2に
おいて、前記駆動部材が、前記第1側ケースおよび第2
側ケース間に回動自在に枢着され、前記駆動部材に前記
第1の可動側電路構成の可動接触子を第1側ケース側か
ら嵌め込む凹部および第2の可動側電路構成の可動接触
子を前記第2側ケース側から嵌め込む凹部を設けたもの
である。
【0010】請求項3記載の多極型回路遮断器によれ
ば、請求項1または請求項2の効果のほか、第1の可動
側電路構成を第1側ケースに組み込み、駆動部材の凹部
に可動接触子に嵌め込み、駆動部材の別の凹部に第2の
可動側電路構成の可動接触子を嵌め込むことにより組み
込むことができるので、各可動接触子を駆動部材に装着
しやすくなる。
【0011】請求項4記載の多極型回路遮断器は、請求
項1、請求項2または請求項3において、前記第1の可
動側電路構成の可動接触子および前記第2の可動側電路
構成の可動接触子が開極する方向に前記駆動部材を付勢
する開極ばねを、前記第1側ケースおよび前記駆動部材
間で前記第2側ケースの重ね方向と直角な方向に配設し
たものである。
【0012】請求項4記載の多極型回路遮断器によれ
ば、請求項1、請求項2または請求項3の効果のほか、
器体の長手方向すなわち第2側ケースの重ね方向に開極
ばねを装着しているので、第2側ケースの重ね方向の寸
法を大きくすることなく、開極ばねを収容するスペース
を有効に利用して長くとることができ、駆動部材に対す
る可動接触子の開極方向への付勢力を強くすることがで
きる。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を図1な
いし図13により説明する。すなわち、この回路遮断器
は、器体1が第1側ケース2と、中間ケース3と、第2
側ケース4からなる。中間ケース3は第1側ケース2の
一面側に重ねられ、第2側ケース4は中間ケース3を介
して第1側ケース2に重ねられる。また第1側ケース2
はハンドル6の枢支孔5を略中央上部の位置に略筒状に
形成し、第1側ケース2の両端に位置する入出力端子
7,8の一方の近傍に係合受け部9,10を設け、中間
ケース3は枢支孔5の周囲に嵌合する嵌合孔12を設
け、係合受け部9,10に係合する係合部11,13を
設けている。実施の形態では係合受け部9が図2に示す
ように凹段状であり、係合受け部10が略半円筒凹状で
あり、係合部11は係合受け部9の縁部にガイドされる
傾斜部を有するテーパ突起であり、係合部13は係合受
け部10に周面の一部が係合する筒状に形成している。
係合状態は図3に示すように係合部11,13で係合受
け部9,10の間の部分を挟持している。
【0014】第1側ケース2は、取付面2a側の両端に
取付凹部15を形成し、その上側の位置に端子部を形成
している。第1側ケース2の一面側から第1の固定側電
路構成17、第1の可動側電路構成18および第1の可
動側電路構成18の可動接触子19を支持する駆動部材
20が組み込み込まれ位置決め支持されている。第1の
固定側電路構成17は、図4に示すように、固定接点2
0を有する固定接触子21と、固定接触子21の端部に
設けた速結端子構造の端子8からなり、第1側ケース2
の位置決め支持部68に組み込まれている。24はその
解除レバーである。第1の可動側電路構成18は固定接
点20に接離する可動接点25を有する板ばねを用いた
可動接触子19と、この端部に連結された端子ねじ型の
端子7からなり、位置決め支持部69に組み込まれてい
る。入出力端子7,8は第1の固定側電路構成17およ
び第1の可動側電路構成18の互いに離れた端部に設け
られ、第1側ケース2、中間ケース3および第2側ケー
ス4から露出するように配設される。
【0015】中間ケース3は、第1側ケース2の一面側
に重ねられて第1の固定側電路構成17および第1の可
動側電路構成18を隣接する他極に対して絶縁するとと
もに、駆動部材20を通過させている。実施の形態の中
間ケースは電路構成やその他の必要部品を第1側ケース
2に対して位置決めし押える役目も果たし、またハンド
ル6および駆動部材20を逃げる穴部27,28を形成
している。この中間ケース3の一面側に、第2の固定側
電路構成30および駆動部材20に組み込む第2の可動
接触子31を有する第2の可動側電路構成32が組み込
み支持されている。第2の固定側電路構成30および第
2の可動側電路構成31は互いに離れた端部に第1側ケ
ース2、中間ケース3および第2側ケース4から露出す
る入出力端子7,8を有する。実施の形態の第2の固定
側電路構成30は、固定接点50を有する固定接触子5
1と解除レバー24付きの速結端子構造の端子8からな
り、中間ケース3の位置決め支持部66に組み込まれて
いる。第2の可動側電路構成32は可動接点52を有す
る可動接触子31と、可動接触子31に接続された可撓
電線53と、可撓電線53に接続されたバイメタル54
と、バイメタル54を連結した端子ねじ型の端子7と、
端子7に設けられてバイメタル54を囲む短絡検出用の
磁性板55からなっており、端子7が中間ケース3の位
置決め支持部67に組み込まれ、可動接触子31は駆動
部材20に保持されている。63はバイメタル調整ね
じ、65はハンドル復帰ばねである。
【0016】駆動部材20は、第1側ケース2および第
2側ケース4間に回動自在に枢着され、駆動部材20に
第1の可動接触子19を第1側ケース2側から嵌め込む
凹部37および第2の可動接触子31を第2側ケース4
側から嵌め込む凹部38を設けている。実施の形態で
は、図8に示すように両側に軸39を突出し、第1側ケ
ース2および第2側ケース3に形成した筒状の軸孔40
に軸支している。第1の可動接触子19は中性極側のた
め板ばねにより構成してあり、凹部37に弾性係止す
る。第2の可動接触子31は圧縮コイルばねを用いた接
点圧付与ばね42により凹部38内に位置決め保持され
ている。
【0017】可動接触子19,31が開極する方向に駆
動部材20を付勢する開極ばね44を、たとえば図4に
示すように、第1側ケース2および駆動部材20間で第
2側ケース4の重ね方向と直角な方向とくに入出力端子
7,8を結ぶ方向に略平行に配設している。実施の形態
の開極ばね44は引っ張りコイルばねを用い、その両端
を駆動部材20および第1側ケース2に設けた突起4
6,47に引っ掛けている。
【0018】また、第1側ケース2にハンドル6、この
ハンドル6にリンク33を介して連結されて駆動部材2
0を押圧するラッチ部材34、およびラッチ部材34を
係止する異常電流検出用の引外し部材35を含む共通部
品が、中間ケース3の穴部27,28を介して組み込み
支持されている。実施の形態のハンドル6は、略中央部
に軸58を有し、軸58を第1側ケース2の軸受け孔5
および第2側ケース4の筒状の軸受け孔59に軸支して
いる。ハンドル6はその軸58を間にして互いに反対側
にハンドル部6aおよびリンク連結部6bを設けている
(図6参照)。リンク33はたとえばコ字形で、一端片
がリンク連結部6bに嵌合し、他端片がラッチ部材34
の中間部に設けた軸孔34aに嵌合している。引外し部
材35は軸35a、バイメタル受け部35b、ラッチ係
止部35c(図6参照)を有し、駆動部材20とともに
中間ケース3の穴部28を通して第1側ケース2および
第2側ケース4に形成した筒状の一対の軸孔60に軸3
5aが軸支されている。またバイメタル54を囲む磁性
板55に対向する磁性板61が設けられている。
【0019】第2側ケース4は、中間ケース3を介して
第1側ケース2の一面側に重ねられて前記した共通部品
等を隠蔽するとともに駆動部材20を支持する。実施の
形態では、共通部品等を位置決めし押える役目も果た
す。またたとえば図1および図12に示すように、リベ
ットやねじ等を用いた連結具73を器体1の4個所の孔
に通して中間ケース3を貫通するように第1側ケース2
と第2側ケース4とを連結したり、あるいは中間ケース
3は孔をねじ孔のある筒状に形成して第1側ケース2の
間をねじを用いた連結具73により連結し、同様に第2
側ケース4と中間ケース3とをねじを用いた連結具73
により連結する。ただしねじ孔はねじによりタッピング
されて形成されてもよい。4個所のうち3個所は側ケー
ス2,4について同一個所にあるが、残り1個所は位置
がずれている。その1つは係合部13の中心孔を利用し
ている。また第1側ケース2および第2側ケース4を当
接部82,38で直接連結するため2個所に孔91を形
成して連結具73と同様な連結具74で連結している。
【0020】この回路遮断器の動作について説明する。
図6はオフ状態であり、可動接触子19,31は開極ば
ね44により開極している。図9はオン状態であり、ハ
ンドル6を操作すると、リンク33を介してラッチ部材
34を押し、ラッチ部材34の一端が引外し部材35の
ラッチ係止部35cに係止した状態で他端で駆動部材2
0を回動し、開極ばね44を引きながら可動接触子1
9,31を閉極する。ハンドル6は反転死点を超えて凹
部27の縁部に係止する。この結果、入出力端子7,8
間が導通し電流が流れる。図10は過電流が流れた場合
であり、バイメタル54が自己発熱しわん曲して引外し
部材35を押し、引外し部材35が回動してラッチ部材
34の係止が外れ、このため開極ばね44の復帰力で駆
動部材20を回動し可動接触子19,31が開極する。
駆動部材20でラッチ部材34を押し上げ、ラッチ部材
34が第1側ケース2、中間ケース3および第2側ケー
スのいずれかに設けたストッパ70に係止してハンドル
6が中立姿勢となる。バイメタル54が復帰し事故が回
復していると、ハンドル6をオフにすることにより、リ
ンク33でラッチ部材34を引上げて引外し部材35に
係止する。図11は電路に短絡電流が流れた場合であ
り、磁性板54,61を流れる磁束による吸引力で引外
し部材35を回動させてラッチ部材34を引外し、前記
したように可動接触子19,31が開極する。
【0021】この実施の形態によれば、第1極の部品で
ある第1の固定側電路構成17および第1の可動側電路
構成18ならびに駆動部材20を第1側ケース2に組み
込み、中間ケース3を重ね、第2極の部品である第2の
固定側電路構成30および第2の可動側電路構成32な
らびにハンドル6等の共通部品を組み込み、第2側ケー
ス4を重ね合わせることにより、全体が組立られるの
で、各部品を中間ケース3および第2側ケース4の重ね
方向からすべて組み込み可能になるとともに、各極の部
品と共通部品との位置合わせが容易になり、各部品の組
み込み作業が容易になる。
【0022】中間ケース3を第1側ケース2の枢支孔5
および係合受け部9,10に係合することにより、中間
ケース3を第1側ケース2に組み込みやすくなる。第1
の可動側電路構成18を第1側ケース2に組み込み、駆
動部材20の凹部37に可動接触子19を嵌め込み、駆
動部材20の別の凹部38に可動接触子31を嵌め込む
ことにより組み込むことができるので、可動接触子1
9,31を駆動部材20に装着しやすくなる。
【0023】器体1の長手方向すなわち第2側ケース4
の重ね方向に開極ばね44を装着しているので、第2側
ケース4の重ね方向の寸法を大きくすることなく、開極
ばね44を収容するスペースを有効に利用して長くとる
ことができ、駆動部材20に対する可動接触子19,3
1の開極方向への付勢力を強くすることができる。な
お、この発明において、係合受け部9,10は入出力端
子の片方のいずれかみならず両方の近傍に設けてもよ
い。またハンドル6等の共通部品は第1側ケース2およ
び第2側ケース4に支持されたが、中間ケース3に支持
されてもよく、とくにたとえば第1側ケース2と中間ケ
ース3間、または中間ケース3と第2側ケース4間で支
持されてもよい。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載の多極型回路遮断器によれ
ば、第1極の部品および駆動部材を第1側ケースに組み
込み、中間ケースを重ね、第2極の部品および共通部品
を組み込み、第2側ケースを重ね合わせることにより、
全体が組立られるので、各部品を中間ケースおよび第2
側ケースの重ね方向からすべて組み込み可能になるとと
もに、各極の部品と共通部品との位置合わせが容易にな
り、各部品の組み込み作業が容易になる。
【0025】請求項2記載の多極型回路遮断器によれ
ば、請求項1の効果のほか、中間ケースを第1側ケース
の枢支孔および係合受け部に係合することにより、中間
ケースを第1側ケースに組み込みやすくなる。請求項3
記載の多極型回路遮断器によれば、請求項1または請求
項2の効果のほか、第1の可動側電路構成を第1側ケー
スに組み込み、駆動部材の凹部を可動接触子に嵌め込
み、駆動部材の別の凹部に第2の可動側電路構成の可動
接触子を嵌め込むことにより組み込むことができるの
で、各可動接触子を駆動部材に装着しやすくなる。
【0026】請求項4記載の多極型回路遮断器によれ
ば、請求項1、請求項2または請求項3の効果のほか、
器体の長手方向すなわち第2側ケースの重ね方向に開極
ばねを装着しているので、第2側ケースの重ね方向の寸
法を大きくすることなく、開極ばねを収容するスペース
を有効に利用して長くとることができ、駆動部材に対す
る可動接触子の開極方向への付勢力を強くすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態の分解斜視図である。
【図2】第1側ケースと中間ケースの相向い合う面を示
す斜視図である。である。
【図3】第1側ケースと中間ケースと係止部の一部を示
した部分図である。
【図4】第1側ケースに第1の固定側電路構成および第
1の可動側電路構成を組み込んだ状態の側面図である。
【図5】第1側ケースに取付けた中間ケースに第2の固
定側電路構成および第2の可動側電路構成を組み込んだ
状態の側面図である。
【図6】ハンドル等の共通部品を組み込んだ状態の側面
図である。
【図7】駆動部材の取付けを示す部分斜視図である。
【図8】駆動部材と可動接触子の関係を示す分解斜視図
である。
【図9】オン状態の第2側ケースを外した状態の側面図
である。
【図10】過電流トリップ状態の側面図である。
【図11】短絡トリップ状態の側面図である。
【図12】回路遮断器の外観斜視図である。
【図13】その側面図である。
【図14】従来例の分解斜視図である。
【図15】その組立状態の第2極の内部を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 器体 2 第1側ケース 3 中間ケース 4 第2側ケース 5 枢支孔 6 ハンドル 7,8 入出力端子 9,10 係合受け部 11,13 係合部 17 第1の固定側電路構成 18 第1の可動側電路構成 19 可動接触子 20 駆動部材 30 第2の固定側電路構成 31 可動接触子 32 第2の可動側電路構成 33 リンク 34 ラッチ部材 35 引外し部材 37,38 凹部 44 開極ばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 孝信 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 松井 靖 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 審査官 中川 真一 (56)参考文献 特開 昭51−48182(JP,A) 特開 昭61−85743(JP,A) 特開 平6−28964(JP,A) 特開 平8−83555(JP,A) 特開 平4−36921(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 73/06 H01H 71/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1側ケースと、この第1側ケースに一
    面側から組み込み支持された第1の固定側電路構成、第
    1の可動側電路構成および第1の可動側電路構成の可動
    接触子を支持する駆動部材と、前記第1側ケースの前記
    一面側に重ねられて前記第1の固定側電路構成および前
    記第1の可動側電路構成を他極に対して絶縁するととも
    に前記駆動部材を通過させた中間ケースと、この中間ケ
    ースに組み込み支持された第2の固定側電路構成および
    前記駆動部材に組み込む可動接触子を有する第2の可動
    側電路構成と、前記中間ケースまたは前記第1側ケース
    に組み込み支持されたハンドル,このハンドルにリンク
    を介して連結されて前記駆動部材を押圧するラッチ部材
    および前記ラッチ部材を係止する異常電流検出用の引外
    し部材を含む共通部品と、前記中間ケースを介して前記
    第1側ケースの前記一面側に重ねられて前記共通部品等
    を隠蔽するとともに前記駆動部材を支持した第2側ケー
    スとを備えた多極型回路遮断器。
  2. 【請求項2】 前記第1の固定側電路構成および前記第
    1の可動側電路構成は互いに離れた端部に前記第1側ケ
    ース、前記中間ケースおよび第2側ケースから露出する
    入出力端子を有し、前記第2の固定側電路構成および前
    記第2の可動側電路構成は互いに離れた端部に前記第1
    側ケース、前記中間ケースおよび第2側ケースから露出
    する入出力端子を有するとともに、第1側ケースは前記
    ハンドルの枢支孔を略筒状に形成し、前記入出力端子の
    近傍の少なくとも一方に係合受け部を有し、前記中間ケ
    ースは前記枢支孔の周囲に嵌合する嵌合孔を有し、前記
    係合受け部に係合する係合部を有する請求項1記載の多
    極型回路遮断器。
  3. 【請求項3】 前記駆動部材は、前記第1側ケースおよ
    び第2側ケース間に回動自在に枢着され、前記駆動部材
    に前記第1の可動側電路構成の可動接触子を第1側ケー
    ス側から嵌め込む凹部および第2の可動側電路構成の可
    動接触子を前記第2側ケース側から嵌め込む凹部を設け
    た請求項1または請求項2記載の多極型回路遮断器。
  4. 【請求項4】 前記可動接触子が開極する方向に前記駆
    動部材を付勢する開極ばねを、前記第1側ケースおよび
    前記駆動部材間で前記第2側ケースの重ね方向と直角な
    方向に配設した請求項1、請求項2または請求項3記載
    の多極型回路遮断器。
JP16826497A 1997-06-25 1997-06-25 多極型回路遮断器 Expired - Lifetime JP3331151B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16826497A JP3331151B2 (ja) 1997-06-25 1997-06-25 多極型回路遮断器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16826497A JP3331151B2 (ja) 1997-06-25 1997-06-25 多極型回路遮断器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1116477A JPH1116477A (ja) 1999-01-22
JP3331151B2 true JP3331151B2 (ja) 2002-10-07

Family

ID=15864797

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16826497A Expired - Lifetime JP3331151B2 (ja) 1997-06-25 1997-06-25 多極型回路遮断器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3331151B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1116477A (ja) 1999-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1873806B1 (en) Circuit breaker
EP1003192A2 (en) Circuit breaker mechanism for a rotary contact system
WO2010016114A1 (ja) 回路遮断器の可動接触子装置
JP2001035341A (ja) 回路遮断器
JPH05342967A (ja) 回路遮断器
JP3331151B2 (ja) 多極型回路遮断器
JP3383550B2 (ja) 回路遮断器
JP3344059B2 (ja) 回路遮断器
JPH1116478A (ja) 多極型回路遮断器
JP2001068008A (ja) 回路遮断器の可動接触子装置
JP2000268697A (ja) 回路遮断器の可動接触装置
JP3395582B2 (ja) 回路遮断器
JP3503534B2 (ja) 回路遮断器の電磁引外し装置
JP3387377B2 (ja) 回路遮断器
JP3291835B2 (ja) 回路遮断器
JPS6340228A (ja) 回路しや断器
JP3387375B2 (ja) 回路遮断器
JP3328996B2 (ja) 回路遮断器
JP3328369B2 (ja) 電気機器の端子装置
EP1388158A1 (en) Circuit breaker mechanism for a rotary contact system
JP3239546B2 (ja) 回路遮断器の電流検出装置
JP2719025B2 (ja) 回路しゃ断器
JPH08321249A (ja) 漏電遮断器の漏電電流検出装置
JP3348599B2 (ja) 回路遮断器
JPH0715088Y2 (ja) 回路しや断器

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070719

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080719

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090719

Year of fee payment: 7

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090719

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090719

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100719

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100719

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110719

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120719

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120719

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130719

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term