JP3395582B2 - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

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JP3395582B2
JP3395582B2 JP16853897A JP16853897A JP3395582B2 JP 3395582 B2 JP3395582 B2 JP 3395582B2 JP 16853897 A JP16853897 A JP 16853897A JP 16853897 A JP16853897 A JP 16853897A JP 3395582 B2 JP3395582 B2 JP 3395582B2
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知行 澤田
康 二畠
昭彦 平尾
初男 水野
義也 中道
孝信 田中
靖 松井
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、回路遮断器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来例(たとえば特公昭61-45338号) を
図14に示す。すなわち、この回路遮断器は、ハンドル
150でリンク151を押し、リンク151に中間部が
連結され一端が引外し部材153に係止したラッチ部材
152の他端で、器体158に対して上下方向に移動す
る駆動部材154を押圧し、駆動部材154で可動接触
子155を駆動して固定接触子の固定接点156に可動
接点157を接触させるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この回
路遮断器は、駆動部材154が器体158に対して上下
方向に移動するものであり、器体158に接触する面積
が大きいので摩擦が大きく、そのためハンドル150に
大きな回転操作力が必要となり、スムースな開閉操作を
することが困難であった。
【0004】したがって、この発明の目的は、ハンドル
の操作力を小さくでき、もってスムースな開閉操作が行
なえる回路遮断器を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の回路遮断
器は、固定接点を設けた固定接触子および前記固定接点
に接離自在に対向する可動接点を設けた可動接触子を収
納した器体と、この器体から一部突出して前記器体内で
回動自在に枢着されたハンドルと、前記器体に回動自在
に枢着されるとともに前記可動接点が前記固定接点に接
離する方向に前記可動接触子を駆動する駆動部材と、こ
の駆動部材を前記可動接点が前記固定接点から開離する
方向に付勢する開極ばねと、過電流や短絡電流等の異常
電流を検出したときに引外し動作する引外し部材と、前
記ハンドルに連動するものであって前記引外し部材に係
止した状態で前記可動接点が前記固定接点に接触した状
態に前記駆動部材を前記開極ばねに抗して押圧し前記引
外し部材の引外し動作で前記引外し部材への係止が外さ
れることにより前記駆動部材を解放するラッチ部材とを
備え、前記駆動部材は回転軸方向の外面に溝状に開口し
た凹部を有し、各凹部内にそれぞれ前記可動接触子の中
間部を保持し、前記器体は側ケースの間に中間ケースを
有する構成とし、前記中間ケースに前記駆動部材を貫通
させる穴部を有することを特徴とするものである。
【0006】請求項1記載の回路遮断器によれば、駆動
部材を器体に枢着して回動自在にしたため、器体との摩
擦を少なくすることができ、駆動部材に駆動される可動
接触子の動作が滑らかになるので、ハンドルの操作力を
小さくでき、スムースな開閉操作が行なえる。請求項2
記載の回路遮断器は、請求項1において、前記開極ばね
が、コイルばねであり、その軸方向が前記器体の長手方
向に向いているものである。
【0007】請求項2記載の回路遮断器によれば、請求
項1の効果のほか、器体の長手方向はスペースを有効に
利用できるので、開極ばねのばね長を長くとることがで
き、開極力を大きくすることができる。請求項3記載の
回路遮断器は、請求項1または請求項2において、前記
駆動部材が軸を有し、この軸の軸方向の外面に溝状に開
口して前記可動接触子の中間部を横方向に挿入する前記
凹部を有するものであり、この凹部に収納されて可動接
触子を押え固定するとともに前記駆動部材が回動して前
記可動接点が前記固定接点に接触した状態で接点圧を付
与する接圧ばねを設けたものである。
【0008】請求項3記載の回路遮断器によれば、請求
項1または請求項2の効果のほか、駆動部材の凹部に可
動接触子を挿入し接圧ばねで支持するため可動接触子の
組み込みが容易である。請求項4記載の回路遮断器は、
請求項3において、前記接圧ばねが圧縮ばねである。
【0009】請求項4記載の回路遮断器によれば、請求
項3の効果のほか、接圧ばねを容易に組み込むことがで
きる。請求項5記載の回路遮断器は、請求項3または請
求項4において、前記可動接触子が両側に凹み部または
突部を有し、前記凹み部に遊嵌する突条部または前記突
部が遊嵌する凹条部を前記駆動部材の前記凹部およびこ
の凹部に対向する器体の対向面に形成したものである。
【0010】請求項5記載の回路遮断器によれば、請求
項3または請求項4の効果のほか、接圧ばねならびに凹
み部または突部と突条部または凹条部との係合により、
可動接触子の位置決めが容易に行なえ、可動接触子が抜
止めできる。請求項6記載の回路遮断器は、請求項4に
おいて、前記圧縮ばねがコイルばねであり、前記可動接
触子に前記圧縮ばねの一端を嵌合する突起を設け、前記
凹部に前記突起よりも前記可動接点から離れた位置で前
記突起に向けて傾斜した凹状であって前記圧縮ばねの他
端を支持する受座を設けたものである。
【0011】請求項6記載の回路遮断器によれば、請求
項4の効果のほか、圧縮ばねが位置決めできるととも
に、可動接触子が凹部および器体の突条部または凹条部
に位置決めできる。請求項7記載の回路遮断器は、請求
項3、請求項4、請求項5または請求項6において、前
記駆動部材が前記可動接触子を開離する方向に当たる当
たり部を有するものである。
【0012】請求項7記載の回路遮断器によれば、請求
項3、請求項4、請求項5または請求項6の効果のほ
か、トリップしたときに当たり部が可動接触子に当たっ
て可動接点が固定接点から離れる方向に駆動部材により
駆動されるので接点溶着しにくくなる。請求項8記載の
回路遮断器は、請求項3、請求項4、請求項5または請
求項6において、前記駆動部材の前記凹部の前記可動接
点側の端部両側より前記可動接触子の回動方向に対する
横方向外方に突出する隔離片を有し、前記器体に前記隔
離片を遊嵌する円弧状溝を形成したものである。
【0013】請求項8記載の回路遮断器によれば、請求
項3、請求項4、請求項5または請求項6の効果のほ
か、可動接点が強制開極されるときに発生するアーク
が、駆動部材の内部の方向に入り込みにくくすることが
できる。請求項9記載の回路遮断器は、請求項3、請求
項4、請求項5または請求項6において、前記ハンドル
がリンクを介して前記ラッチ部材の略中間に連結し、前
記ラッチ部材はその一端を前記引外し部材に係止し、他
端で前記駆動部材を押圧するものであり、前記引外し部
材が引外し動作したときに前記開極ばねの開極力により
前記駆動部材に押圧された前記ラッチ部材が当たる位置
決め部を、前記ハンドルがオンオフ間の略中央位置にな
るように前記器体に設けたものである。
【0014】請求項9記載の回路遮断器によれば、請求
項3、請求項4、請求項5または請求項6の効果のほ
か、強制開極状態がハンドルの中立位置によって容易に
わかる。請求項10記載の回路遮断器は、請求項3、請
求項4、請求項5または請求項6において、前記器体が
一対の側ケースおよびその一対の側ケースの間に中間ケ
ースを有し、前記駆動部材は前記中間ケースを貫通して
前記一対の側ケースに枢着される軸を両端に有し、かつ
前記可動接触子の中間部を挿入する前記凹部を前記両端
に有するものであって、前記駆動部材の前記可動接点側
表面の略中央に回動方向に延びた突条を設け、前記一対
の側ケースの一方および前記中間ケースのいずれかまた
は両者の組合せにより前記突条が摺動する溝条を形成し
たものである。
【0015】請求項10記載の回路遮断器によれば、請
求項3、請求項4、請求項5または請求項6の効果のほ
か、各極間の絶縁が図れる。
【0016】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を図1な
いし図13により説明する。すなわち、この回路遮断器
は、器体1、ハンドル6、駆動部材20、ラッチ部材3
4、引外し部材35を有し、駆動部材20が器体1に回
動自在に枢着されている。器体1は一対の側ケース2,
4およびその一対の側ケース2,4の間に中間ケース3
を有し、中間ケース3と側ケース2,4との間にそれぞ
れ接点部85,86を収納するとともに、側ケース2,
4間に接点部85,86を開閉する手段81を収納し、
側ケース2,4の相互を直接当接する当接部82,83
を側ケース2,4に設けている。この当接部82,83
は側ケース2,4の取付面2a側に形成し、当接部82
は中間ケース3の幅分を延出して当接部83と当接する
ように形成している。また、当接部82,83とこの当
接部82,83に対向する中間ケース3の端部との間に
零相変流器収容スペース88を形成している。
【0017】器体1の中間ケース3は第1側ケース2の
一面側に重ねられ、第2側ケース4は中間ケース3を介
して第1側ケース2に重ねられる。第1側ケース2はハ
ンドル6の枢支孔5を略中央上部の位置に略筒状に形成
し、第1側ケース2の両端に位置する入出力端子7,8
の一方の近傍に係合受け部9,10を設け、中間ケース
3は枢支孔5の周囲に嵌合する嵌合孔12を設け、係合
受け部9,10に係合する係合部11,13を設けてい
る。係合受け部9は図3に示すように凹段状であり、係
合受け部10が略半円筒凹状であり、係合部11は係合
受け部9の縁部にガイドされる傾斜部を有するテーパ突
起であり、係合部13は係合受け部10に周面の一部が
係合する筒状に形成している。係合状態は図4に示すよ
うに係合部11,13で係合受け部9,10の間の部分
を挟持している。
【0018】第1側ケース2は、当接部82を兼ねた取
付面2a側の両端に取付凹部15を形成し、その上側の
位置に端子部を形成している。第1側ケース2の一面側
から接点部85を構成する第1の固定側電路構成17、
第1の可動側電路構成18および第1の可動側電路構成
18の可動接触子19を支持する駆動部材20が組み込
み込まれ位置決め支持されている。第1の固定側電路構
成17は、図5に示すように、固定接点21aを有する
固定接触子21と、固定接触子21の端部に設けた速結
端子構造の端子8からなり、第1側ケース2の位置決め
支持部68に組み込まれている。24はその解除レバー
である。第1の可動側電路構成18は固定接点21a
接離する可動接点25を有する板ばねを用いた可動接触
子19と、この端部に連結された端子ねじ型の端子7か
らなり、位置決め支持部69に組み込まれている。入出
力端子7,8は第1の固定側電路構成17および第1の
可動側電路構成18の互いに離れた端部に設けられ、第
1側ケース2、中間ケース3および第2側ケース4から
露出するように配設される。
【0019】中間ケース3は、第1側ケース2の一面側
に重ねられて第1の固定側電路構成17および第1の可
動側電路構成18を隣接する他極に対して絶縁する。中
間ケース3は電路構成やその他の必要部品を第1側ケー
ス2に対して位置決めし押える役目も果たし、またハン
ドル6および駆動部材20を逃げる穴部27,28を形
成している。前記したように中間ケース3の下端部と当
接部82との間に零相変流器収容スペース88を形成す
るために第1側ケース2の高さよりも短い高さにしてい
る。この中間ケース3の一面側に、接点部86を構成す
る第2の固定側電路構成30および駆動部材20に組み
込む第2の可動接触子31を有する第2の可動側電路構
成32が組み込み支持されている。第2の固定側電路構
成30および第2の可動側電路構成32は互いに離れた
端部に第1側ケース2、中間ケース3および第2側ケー
ス4から露出する入出力端子7,8を有する。第2の固
定側電路構成30は、固定接点50を有する固定接触子
51と解除レバー24付きの速結端子構造の端子8から
なり、中間ケース3の位置決め支持部66に組み込まれ
ている。第2の可動側電路構成32は可動接点52を有
する可動接触子31と、可動接触子31に接続された可
撓電線53と、可撓電線53に接続されたバイメタル5
4と、バイメタル54を連結した端子ねじ型の端子7
と、端子7に設けられてバイメタル54を囲む短絡検出
用の磁性板55からなっており、端子7が中間ケース3
の位置決め支持部67に組み込まれ、可動接触子31は
駆動部材20に保持されている。63はバイメタル調整
ねじ、65はハンドル復帰ばねである。
【0020】このようにして器体1は、固定接点21
,50を設けた固定接触子21,51および固定接点
21a,50に接離自在に対向する可動接点25,52
を設けた可動接触子19,31を収納している。接点部
85,86の可動接触子19,31を開閉する手段81
は、器体1から一部突出して器体1内で回動自在に枢着
されたハンドル6と、器体1に回動自在に枢着されると
ともに可動接点25,52が固定接点21a,50に接
離する方向に可動接触子19,31を駆動する駆動部材
20と、この駆動部材20を可動接点25,52が固定
接点21a,50から開離する方向に付勢する開極ばね
42と、過電流や短絡電流等の異常電流を検出したとき
に引外し動作する引外し部材35と、ハンドル6に連動
するものであって引外し部材35に係止した状態で可動
接点25,52が固定接点21a,50に接触した状態
に駆動部材20を開極ばね42に抗して押圧し引外し部
材35の引外し動作で引外し部材35への係止が外され
ることにより駆動部材20を解放するラッチ部材34と
を有する。
【0021】ハンドル6、駆動部材20および引外し部
材35は中間ケース3を通過して側ケース2,4間に回
動自在に枢着している。駆動部材20は、第1側ケース
2および第2側ケース4間に回動自在に枢着する軸部3
9を有し、軸部39の軸方向の外面に溝状に開口して駆
動部材20に可動接触子19の中間部を第1側ケース2
側から横方向に挿入する凹部37および可動接触子31
の中間部を第2側ケース4側から横方向に挿入する凹部
38を設けている。図8に示すように軸39を第1側ケ
ース2および第2側ケース3に形成した筒状の軸孔40
に軸支している。また凹部38に挿入されて可動接触子
31を押え固定するとともに駆動部材20が回動して可
動接点52が固定接点50に接触した状態で接点圧を付
与する接圧ばね42を設けている。接圧ばね42は圧縮
ばねのコイルばねを用いている。したがって、可動接点
52が固定接点50から離れているときは可動接触子3
1が凹部38の上面に接圧ばね42により押付けられて
いるが、駆動部材20が回動して可動接点52が固定接
点50に接触すると、駆動部材20の回動に伴って駆動
部材20の可動接点側52の端部20aで可動接触子3
1を押圧して、図9に示すように接圧ばね42を圧縮
し、その反作用として可動接点52が固定接点50に接
点圧を付与する。
【0022】可動接触子31は両側に突部100を有
し、突部100に遊嵌する凹条部101を駆動部材20
の凹部38およびこの凹部38に対向する器体1の対向
面に形成している。また可動接触子31に接圧ばね42
の一端を嵌合する突起102を設け、凹部38に突起1
02よりも可動接点52から離れた位置で突起102に
向けて傾斜した凹状であって接圧ばね42の他端を支持
する受座103を設けている。
【0023】可動接触子19は中性極側のため板ばねに
より構成してあり、凹部37に弾性係止する。また駆動
部材20は、可動接触子31を開離する方向に当たる当
たり部105を有し、駆動部材20の凹部38の可動接
点52側の端部の両側より可動接触子31の回動方向に
対する横方向外方に突出する隔離片106を有し、器体
1に隔離片106を遊嵌する円弧状溝107を形成して
いる。
【0024】また前記したように駆動部材20は、中間
ケース3を貫通して一対の側ケース2,4に枢着される
軸39を両端に有し、かつ可動接触子19、31の中間
部を挿入する凹部37、38を両端に有するものであっ
て、駆動部材20の可動接点側表面の略中央に回動方向
に延びた突条110を設け、一対の側ケース2および中
間ケース3の両者の組合せにより突条110が摺動する
溝条111を形成している(図7参照)。
【0025】可動接触子19,31が開極する方向に駆
動部材20を付勢する開極ばね44は、たとえば図5に
示すように、第1側ケース2および駆動部材20間で第
2側ケース4の重ね方向と直角な方向とくに入出力端子
7,8を結ぶ方向に略平行に配設している。すなわち、
開極ばね44は引っ張りばねであるコイルばねであり、
その軸方向が器体1の長手方向に向き、その両端を駆動
部材20および第1側ケース2に設けた突起46,47
に引っ掛けている。
【0026】第1側ケース2にハンドル6、このハンド
ル6にリンク33を介して連結されて駆動部材20を押
圧するラッチ部材34、およびラッチ部材34を係止す
る異常電流検出用の引外し部材35を含む共通部品が、
中間ケース3の穴部27,28を通して組み込み支持さ
れている。ハンドル6は、略中央部に軸58を有し、軸
58を第1側ケース2の軸受け孔5および第2側ケース
4の筒状の軸受け孔59に軸支している。ハンドル6は
その軸58を間にして互いに反対側にハンドル部6aお
よびリンク連結部6bを設けている。
【0027】リンク33はたとえばコ字形で、一端片が
リンク連結部6bに嵌合し、他端片がラッチ部材34の
中間部に設けた軸孔34aに嵌合し連結している。引外
し部材35は通常状態でラッチ部材34の他端側を係止
するとともに異常電流が検出されたときにラッチ部材3
4の係止を解除して接点部85,86を強制開極するも
のである。引外し部材35は、軸35a、バイメタル受
け部35b、ラッチ係止部35cを有し、駆動部材20
とともに中間ケース3の穴部28を通して第1側ケース
2および第2側ケース4に形成した筒状の一対の軸孔6
0に軸35aが軸支されている。またバイメタル54を
囲む磁性板55に対向する磁性板61が設けられてい
る。
【0028】ラッチ部材34はその一端を引外し部材3
5のラッチ係止部35cに係止し、他端で駆動部材20
の突部20bを押圧回動するものであり、引外し部材3
5が引外し動作したときに開極ばね44の開極力により
駆動部材20に押圧されたラッチ部材34が当たる位置
決め部70を、ハンドル6がオンオフ間の略中央位置に
なるように器体1に設けている(図10参照)。
【0029】第2側ケース4は、中間ケース3を介して
第1側ケース2の一面側に重ねられて前記した共通部品
等を隠蔽し、共通部品等を位置決めし押える役目も果た
す。また図1および図12等に示すように、リベットや
ねじ等を用いた連結具73を器体1の4個所の孔90に
通して、中間ケース3を貫通するように第1側ケース2
と第2側ケース4とを連結したり、あるいは中間ケース
3は孔90をねじ孔のある筒状に形成して第1側ケース
2の間をねじを用いた連結具73により連結し、同様に
第2側ケース4と中間ケース3とをねじを用いた連結具
73により連結する。ただしねじ孔はねじによりタッピ
ングされて形成されてもよい。4個所のうち3個所は側
ケース2,4について同一個所にあるが、残り1個所は
位置がずれている。その1つは係合部13の中心孔を利
用している。また第1側ケース2および第2側ケース4
を当接部82,38で直接連結するため2個所に孔91
を形成して連結具73と同様な連結具74で連結してい
る。
【0030】この回路遮断器の動作について説明する。
図1はオフ状態であり、可動接触子19,31は開極ば
ね44により開極している。図9はオン状態であり、ハ
ンドル6を操作すると、リンク33を介してラッチ部材
34を押し、ラッチ部材34の一端が引外し部材35の
ラッチ係止部35cに係止した状態で他端で駆動部材2
0を回動し、開極ばね44を引きながら可動接触子1
9,31を閉極する。ハンドル6は反転死点を超えて凹
部27の縁部に係止する。この結果、入出力端子7,8
間が導通し電流が流れる。図10は過電流が流れた場合
であり、バイメタル54が自己発熱しわん曲して引外し
部材35を押し、引外し部材35が回動してラッチ部材
34の係止が外れ、このため開極ばね44の復帰力で駆
動部材20を回動し可動接触子19,31が開極する。
駆動部材20でラッチ部材34を押し上げ、ラッチ部材
34が第1側ケース2、中間ケース3および第2側ケー
スのいずれかに設けた位置決め部70に係止してハンド
ル6が中立姿勢となる。バイメタル54が復帰し事故が
回復していると、ハンドル6をオフにすることにより、
リンク33でラッチ部材34を引上げて引外し部材35
に係止する。図11は電路に短絡電流が流れた場合であ
り、磁性板54,61を流れる磁束による吸引力で引外
し部材35を回動させてラッチ部材34を引外し、前記
したように可動接触子19,31が開極する。
【0031】この実施の形態によれば、駆動部材20を
器体1に枢着して回動自在にしたため、器体1との摩擦
を少なくすることができ、駆動部材20に駆動される可
動接触子19,31の動作が滑らかになるので、ハンド
ルの操作力を小さくでき、スムースな開閉操作が行なえ
る。また器体1の長手方向すなわち入出力端子7,8を
結ぶ方向はスペースを有効に利用できるので、開極ばね
44のばね長を長くとることができ、開極力を大きくす
ることができる。
【0032】駆動部材20の凹部38に可動接触子31
を挿入し接圧ばね42で支持するため可動接触子31の
組み込みが容易である。接圧ばね42を圧縮ばねにより
形成したため、接圧ばね42を容易に組み込むことがで
きる。接圧ばね42ならびに突部100と凹条部101
との係合により、可動接触子31の位置決めが容易に行
なえ、可動接触子31が抜止めできる。
【0033】圧縮コイルばねである接圧ばね42が位置
決めできるとともに、可動接触子31が突部100およ
び器体1の凹条部101に位置決めできる。トリップし
たときに当たり部105が可動接触子31に当たって可
動接点52が固定接点50から離れる方向に駆動部材2
0により駆動されるので接点溶着しにくくなる。
【0034】駆動部材20の凹部38の可動接点52側
の端部の両側より可動接触子31の回動方向に対する横
方向外方に突出する隔離片106を有し、器体1に隔離
片106を遊嵌する円弧状溝107を形成したため、可
動接点52が強制開極されるときに発生するアークが、
駆動部材20の内部の方向に入り込みにくくすることが
できる。
【0035】引外し部材35が引外し動作したときに開
極ばね44の開極力により駆動部材20に押圧されたラ
ッチ部材34が当たる位置決め部70を、ハンドル6が
オンオフ間の略中央位置になるように器体1に設けたた
め、強制開極状態がハンドル6の中立位置によって容易
にわかる。駆動部材20の可動接点31側表面の略中央
に回動方向に延びた突条110を設け、一対の側ケース
2および中間ケース3の両者の組合せにより突条110
が摺動する溝条111を形成したため、各極間の絶縁が
図れる。
【0036】中間ケース3と一対の側ケース2,4との
間にそれぞれ接点部85,86を収納したため、接点部
85,86相互の隔離ができるとともに、側ケース2,
4同士の当接部82,83を設けたため、側ケース2,
4と中間ケース3との間に位置ずれはもちろん、側ケー
ス2,4相互間の位置ずれをも容易になくすことがで
き、部品の収納性を向上することができる。
【0037】接点部85,86を開閉する手段81が、
ハンドル6と、このハンドル6にリンク33を介して連
結されたラッチ部材34の一端側に押圧されて各接点部
85,86を開閉駆動する駆動部材20と、通常状態で
ラッチ部材34の他端側を係止するとともに異常電流が
検出されたときにラッチ部材34の係止を解除して接点
部85,86を強制開極する引外し部材35とを有し、
ハンドル6、駆動部材20および引外し部材35を中間
ケース3を通過して側ケース2,4間に回動自在に枢着
したため、各部材間の枢着位置の誤差を少なくすること
ができる。
【0038】側ケース2,4と中間ケース3との間を連
結具73に連結するとともに、側ケース2,4の当接部
82,83を連結具74により連結したため、各ケース
の相互間のがたつきを防止することができる。当接部8
2,83が側ケース2,4の取付面2a側であるため、
回路遮断器を分電盤等に取付けたときのがたつきを防止
することができる。
【0039】また、実施の形態では、第1極の部品であ
る第1の固定側電路構成17および第1の可動側電路構
成18ならびに駆動部材20を第1側ケース2に組み込
み、中間ケース3を重ね、第2極の部品である第2の固
定側電路構成30および第2の可動側電路構成32なら
びにハンドル6等の共通部品を組み込み、第2側ケース
4を重ね合わせることにより、全体が組立られるので、
各部品を中間ケース3および第2側ケース4の重ね方向
からすべて組み込み可能になるとともに、各極の部品と
共通部品との位置合わせが容易になり、各部品の組み込
み作業が容易になる。
【0040】中間ケース3を第1側ケース2の枢支孔5
および係合受け部9,10に係合することにより、中間
ケース3を第1側ケース2に組み込みやすくなる。第1
の可動側電路構成18を第1側ケース2に組み込み、駆
動部材20の凹部37に可動接触子19を嵌め込み、駆
動部材20の別の凹部38に可動接触子31を嵌め込む
ことにより組み込むことができるので、可動接触子1
9,31を駆動部材20に装着しやすくなる。
【0041】器体1の長手方向すなわち第2側ケース4
の重ね方向に開極ばね44を装着しているので、第2側
ケース4の重ね方向の寸法を大きくすることなく、開極
ばね44を収容するスペースを有効に利用して長くとる
ことができ、駆動部材20に対する可動接触子19,3
1の開極方向への付勢力を強くすることができる。な
お、この発明において、係合受け部9,10は入出力端
子の片方のいずれかみならず両方の近傍に設けてもよ
い。またハンドル6等の共通部品は第1側ケース2およ
び第2側ケース4に支持されたが、中間ケース3に支持
されてもよく、とくにたとえば第1側ケース2と中間ケ
ース3間、または中間ケース3と第2側ケース4間で支
持されてもよい。
【0042】当接部82,83とこの当接部82,83
に対向する中間ケース3の端部との間に零相変流器収容
スペース88を形成したため、漏電検出型回路遮断器に
適用した場合の零相変流器等の部品の収納性が向上す
る。なお、接点部85,86を開閉する共通部品は側ケ
ース2,4間に支持したが、この発明は側ケース2,4
と中間ケース3との間に支持する構成でもよい。
【0043】また可動接触子31は両側に突部100を
形成したが、凹み部を形成して凹み部に遊嵌する突条部
を駆動部材20の凹部38およびこの凹部38に対向す
る器体1の対向面に形成してもよい。また凹部38側の
可動接触子31のみに凸部100を形成したが、凹部3
7側の可動接触子も板ばねでなく可動接触子31と同様
な構成にして、突部100等を形成してもよい。
【0044】また一対の側ケース2の一方および中間ケ
ース3の両者の組合せにより突条110が摺動する溝条
111を形成しているが、側ケース2または4のみある
いは中間ケース3のみで溝条111を形成してもよい。
【0045】
【発明の効果】請求項1記載の回路遮断器によれば、駆
動部材を器体に枢着して回動自在にしたため、器体との
摩擦を少なくすることができ、駆動部材に駆動される可
動接触子の動作が滑らかになるので、ハンドルの操作力
を小さくでき、スムースな開閉操作が行なえる。
【0046】請求項2記載の回路遮断器によれば、請求
項1の効果のほか、器体の長手方向はスペースを有効に
利用できるので、開極ばねのばね長を長くとることがで
き、開極力を大きくすることができる。請求項3記載の
回路遮断器によれば、請求項1または請求項2の効果の
ほか、駆動部材の凹部に可動接触子を挿入し接圧ばねで
支持するため可動接触子の組み込みが容易である。
【0047】請求項4記載の回路遮断器によれば、請求
項3の効果のほか、接圧ばねを容易に組み込むことがで
きる。請求項5記載の回路遮断器によれば、請求項3ま
たは請求項4の効果のほか、接圧ばねならびに凹み部ま
たは突部と突条部または凹条部との係合により、可動接
触子の位置決めが容易に行なえ、可動接触子が抜止めで
きる。
【0048】請求項6記載の回路遮断器によれば、請求
項4の効果のほか、圧縮ばねが位置決めできるととも
に、可動接触子が凹部および器体の突条部または凹条部
に位置決めできる。請求項7記載の回路遮断器によれ
ば、請求項3、請求項4、請求項5または請求項6の効
果のほか、トリップしたときに当たり部が可動接触子に
当たって可動接点が固定接点から離れる方向に駆動部材
により駆動されるので接点溶着しにくくなる。
【0049】請求項8記載の回路遮断器によれば、請求
項3、請求項4、請求項5または請求項6の効果のほ
か、可動接点が強制開極されるときに発生するアーク
が、駆動部材の内部の方向に入り込みにくくすることが
できる。請求項9記載の回路遮断器によれば、請求項
3、請求項4、請求項5または請求項6の効果のほか、
強制開極状態がハンドルの中立位置によって容易にわか
る。
【0050】請求項10記載の回路遮断器によれば、請
求項3、請求項4、請求項5または請求項6の効果のほ
か、各極間の絶縁が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態のハンドル等を組み込
んだ状態の側面図である。
【図2】全体の分解斜視図である。
【図3】第1側ケースと中間ケースの相向い合う面を示
す斜視図である。である。
【図4】第1側ケースと中間ケースと係止部の一部を示
した部分図である。
【図5】第1側ケースに第1の固定側電路構成および第
1の可動側電路構成を組み込んだ状態の側面図である。
【図6】第1側ケースに取付けた中間ケースに第2の固
定側電路構成および第2の可動側電路構成を組み込んだ
状態の側面図である。
【図7】駆動部材の取付けを示す部分斜視図である。
【図8】駆動部材と可動接触子の関係を示す分解斜視図
である。
【図9】オン状態の第2側ケースを外した状態の側面図
である。
【図10】過電流トリップ状態の側面図である。
【図11】短絡トリップ状態の側面図である。
【図12】回路遮断器の外観斜視図である。
【図13】その側面図である。
【図14】従来例の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 器体 2 側ケース 3 中間ケース 4 側ケース 6 ハンドル 19 可動接触子 20 駆動部材 25 可動接点 31 可動接触子 33 リンク 34 ラッチ部材 35 引外し部材 37,38 凹部 39 軸 42 接圧ばね 44 開極ばね 50 固定接点 51 固定接触子 52 可動接点 70 位置決め部 100 突部 101 凹条部 102 突起 103 受座 105 当たり部 106 隔離片 107 円弧状溝 110 突条 111 溝条
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平尾 昭彦 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 水野 初男 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 中道 義也 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 田中 孝信 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 松井 靖 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−280320(JP,A) 特開 平4−163822(JP,A) 特開 平5−217486(JP,A) 特開 平6−52777(JP,A) 特開 平5−274988(JP,A) 特開 平1−159926(JP,A) 特開 平9−161641(JP,A) 特開 昭58−192232(JP,A) 特開 昭54−96779(JP,A) 実開 平2−104550(JP,U) 実開 昭53−31264(JP,U) 特公 平8−10577(JP,B2) 特公 昭61−45338(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 73/22 H01H 71/16

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定接点を設けた固定接触子および前記
    固定接点に接離自在に対向する可動接点を設けた可動接
    触子を収納した器体と、この器体から一部突出して前記
    器体内で回動自在に枢着されたハンドルと、前記器体に
    回動自在に枢着されるとともに前記可動接点が前記固定
    接点に接離する方向に前記可動接触子を駆動する駆動部
    材と、この駆動部材を前記可動接点が前記固定接点から
    開離する方向に付勢する開極ばねと、過電流や短絡電流
    等の異常電流を検出したときに引外し動作する引外し部
    材と、前記ハンドルに連動するものであって前記引外し
    部材に係止した状態で前記可動接点が前記固定接点に接
    触した状態に前記駆動部材を前記開極ばねに抗して押圧
    し前記引外し部材の引外し動作で前記引外し部材への係
    止が外されることにより前記駆動部材を解放するラッチ
    部材とを備え、前記駆動部材は回転軸方向の外面に溝状
    に開口した凹部を有し、各凹部内にそれぞれ前記可動接
    触子の中間部を保持し、前記器体は側ケースの間に中間
    ケースを有する構成とし、前記中間ケースに前記駆動部
    材を貫通させる穴部を有することを特徴とする回路遮断
    器。
  2. 【請求項2】 前記開極ばねは、コイルばねであり、そ
    の軸方向が前記器体の長手方向に向いている請求項1記
    載の回路遮断器。
  3. 【請求項3】 前記駆動部材は軸を有し、この軸の軸方
    向の外面に溝状に開口して前記可動接触子の中間部を横
    方向に挿入する前記凹部を有するものであり、この凹部
    に収納されて可動接触子を押え固定するとともに前記駆
    動部材が回動して前記可動接点が前記固定接点に接触し
    た状態で接点圧を付与する接圧ばねを設けた請求項1ま
    たは請求項2記載の回路遮断器。
  4. 【請求項4】 前記接圧ばねは圧縮ばねである請求項3
    記載の回路遮断器。
  5. 【請求項5】 前記可動接触子は両側に凹み部または突
    部を有し、前記凹み部に遊嵌する突条部または前記突部
    が遊嵌する凹条部を前記駆動部材の前記凹部およびこの
    凹部に対向する器体の対向面に形成した請求項3または
    請求項4記載の回路遮断器。
  6. 【請求項6】 前記圧縮ばねはコイルばねであり、前記
    可動接触子に前記圧縮ばねの一端を嵌合する突起を設
    け、前記凹部に前記突起よりも前記可動接点から離れた
    位置で前記突起に向けて傾斜した凹状であって前記圧縮
    ばねの他端を支持する受座を設けた請求項4記載の回路
    遮断器。
  7. 【請求項7】 前記駆動部材は前記可動接触子を開離す
    る方向に当たる当たり部を有する請求項3、請求項4、
    請求項5または請求項6記載の回路遮断器。
  8. 【請求項8】 前記駆動部材の前記凹部の前記可動接点
    側の端部の両側より前記可動接触子の回動方向に対する
    横方向外方に突出する隔離片を有し、前記器体に前記隔
    離片を遊嵌する円弧状溝を形成した請求項3、請求項
    4、請求項5または請求項6記載の回路遮断器。
  9. 【請求項9】 前記ハンドルはリンクを介して前記ラッ
    チ部材の略中間に連結し、前記ラッチ部材はその一端を
    前記引外し部材に係止し、他端で前記駆動部材を押圧す
    るものであり、前記引外し部材が引外し動作したときに
    前記開極ばねの開極力により前記駆動部材に押圧された
    前記ラッチ部材が当たる位置決め部を、前記ハンドルが
    オンオフ間の略中央位置になるように前記器体に設けた
    請求項3、請求項4、請求項5または請求項6記載の回
    路遮断器。
  10. 【請求項10】 前記器体は一対の側ケースおよびその
    一対の側ケースの間に中間ケースを有し、前記駆動部材
    は前記中間ケースを貫通して前記一対の側ケースに枢着
    される軸を両端に有し、かつ前記可動接触子の中間部を
    挿入する前記凹部を前記両端に有するものであって、前
    記駆動部材の前記可動接点側表面の略中央に回動方向に
    延びた突条を設け、前記一対の側ケースの一方および前
    記中間ケースのいずれかまたは両者の組合せにより前記
    突条が摺動する溝条を形成した請求項3、請求項4、請
    求項5または請求項6記載の回路遮断器。
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