JP3328196B2 - Lcr装置 - Google Patents

Lcr装置

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JP3328196B2
JP3328196B2 JP20645098A JP20645098A JP3328196B2 JP 3328196 B2 JP3328196 B2 JP 3328196B2 JP 20645098 A JP20645098 A JP 20645098A JP 20645098 A JP20645098 A JP 20645098A JP 3328196 B2 JP3328196 B2 JP 3328196B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LCR(Least Co
st Rooting) 装置に関し、特に、携帯電話回線網を接続
ルートの1つとして用いる方式のLCR装置に関する。
【0002】
【従来の技術】LCR装置は、通話先との間に複数の接
続ルートが存在する場合、相手先の場所、曜日、時間帯
等を考慮して通話コストが最も少なくなる接続ルートを
自動的に選択する機能を有し、長距離電話において効果
が現れる。LCRの利用は、NTTのほか、第二電電
(DDI)、日本テレコム(JT)、日本高速通信(T
WJ)等の新電電と予め契約した場合に限られる。LC
Rは、LCR機能の達成のみのために構成された専用の
LCR装置のほか、公衆電話回線用の電話機に予めLC
R機能(具体的には、α−LCR3)を内蔵させたもの
とがある。
【0003】一方、近年、携帯電話の普及は目覚まし
く、その使用形態も多様化しており、外出先での使用に
限定されなくなっている。例えば、自宅や事務所等でも
在来の電話と同じように用いられる場合が増えている。
携帯電話で注目されることは、長距離通話の場合、一般
公衆回線と携帯電話との通話に比べ、携帯電話と携帯電
話との通話が低料金であるという点である。そこで、発
信元が公衆電話回線網用の電話機で、通話の相手先が携
帯電話機の場合、LCR装置で携帯電話回線網に接続で
きるようにすれば、携帯電話機との通話を低料金にする
ことができる。
【0004】周知のように、携帯電話は複数の通信事業
者が存在し、互いに独自の事業を展開しており、付属装
置や機能は、自社販売の携帯電話機および自社システム
の専用になっている。したがって、携帯電話用のLCR
装置も、自社用の携帯電話機を対象として販売および契
約が行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のLCR
装置によると、実際には他社(異なる通信事業者)用の
携帯電話機であってもユーザーがLCR装置に接続する
ことが可能であり、結果として、異なる通信事業者の携
帯回線を利用できることになる。しかし、LCR装置を
販売する側、特に、携帯電話の通信事業者と提携して販
売している場合は、利用者側で任意に通信事業者を変え
られることは、契約上の問題が生じる。したがって、1
度接続した携帯電話機は、その携帯電話機のみで使用可
能な状態に固定される必要がある。
【0006】したがって、本発明の目的は、特定の携帯
電話機を通してのみLCR機能を利用可能なLCR装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、所定の電話番号の携帯電話機と、公衆回
線網に接続して用いることを前提にした電話機とが接続
され、前記電話機によるダイヤル番号が携帯電話機を相
手先とする呼び出しであるとき、前記所定の電話番号の
携帯電話機を介して携帯電話回線網に接続するLCR装
置において、前記所定の電話番号を記憶する記憶手段
と、現在接続されている携帯電話機の電話番号を読み出
し、この電話番号と前記記憶手段に記憶されている電話
番号とが一致するときにのみ前記所定の電話番号の携帯
電話機への通話接続を可能にする制御手段と、を備える
ことを特徴とするLCR装置を提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面をもとに説明する。図1は、本発明によるLCR
装置の一実施の形態を示す。LCR装置1には、公衆回
線網4に接続される電話機2、携帯電話機3、および公
衆回線網4のそれぞれが接続されている。LCR装置1
は、装置内の制御および管理を実行する制御部11、携
帯電話機3との接続を行うインターフェース12、携帯
電話機3の電話番号を記憶する記憶部13、インターフ
ェース12および公衆回線網4に接続された回線切り替
えリレー14を備えて構成されている。通常、回線切り
替えリレー14は、公衆回線網4と電話機2を常時接続
する状態に接続されており、公衆回線網4からの呼び出
しには、いつでも応答できるようになっている。また、
インターフェース12に接続される携帯電話機3は、通
信事業者と契約してあるものを接続する。回線切り替え
リレー14は、機械式、電子式のいずれの構成であって
もよい。
【0009】図2は図1に示した携帯電話機の動作を示
す。このフローチャートを参照して図1の携帯電話機の
動作を説明する。図2において、“S”はステップを意
味している。また、以下においては、電子式電話機を例
に説明する。
【0010】LCR装置1は、携帯電話3が最初にイン
ターフェース12に接続されたとき、制御部11によっ
て携帯電話機3の電話番号をインターフェース12を介
して読み取り、この電話番号を記憶部13に記憶する。
その後、携帯電話機3の電源起動時、携帯電話回線網使
用時などのタイミングにおいて、携帯電話機3の電話番
号が読み取られ(S201)、記憶部13から読み出し
た携帯電話機3の電話番号との照合が行われる。記憶部
13に記憶された電話番号とインターフェース12に接
続されている携帯電話機3の電話番号が一致していれ
ば、この結果を通話開始時に切替情報として用いる。
【0011】その後、電話機2から通話のためにダイア
ル操作が行われ、通話開始ボタンが操作されると(S2
02,203)、そのダイアル番号の先頭の3桁の「0
90」の一致から通話先が携帯電話であることが判定さ
れ、かつ、S201による読み取り番号と記憶部13に
格納されている電話番号との照合が一致したとき(S2
04)、回線切り替えリレー14の接続先を公衆回線網
4からインターフェース12に切り替え(S205)、
携帯電話機3を通して携帯電話回線網に接続し(S20
7)、相手先の携帯電話機(不図示)との通話を達成す
る。
【0012】一方、通話先が携帯電話であっても、携帯
電話機3の電話番号と記憶部13に記憶されている電話
番号に一致しないとき、すなわち、当初の携帯電話機と
は別の携帯電話機3に接続代えされた場合、回線切り替
えリレー14とインターフェース12の接続を不許可に
する。この状態では、電話機2から携帯電話回線網向け
の電話番号(090)がダイヤルされても、回線切り替
えリレー14とインターフェース12との接続は行われ
ず、公衆回線網4に接続され(S206)、この公衆回
線網4を通して相手先の携帯電話機との接続が行われる
(S207)。この接続は、電話機2を公衆回線網4に
直接接続した場合と同じ回線使用になる。ただし、電話
機2またはLCR装置1が第2電電との間にLCR契約
を結んであれば、携帯電話回線網を用いない場合でも、
制御部11は、NTTまたは第2電電のどちらかユーザ
ーにとって有利なルートを選択して接続する。
【0013】次に、電話機2によるダイアル番号の先頭
の数桁が公衆回線用(03、011、0466等)であ
った場合、相手先も公衆回線用の電話機であるので、回
線切り替えリレー14は公衆回線網4との接続を継続す
る(S206)。この場合も、第2電電との間でLCR
契約を交わしていれば、制御部11は、NTTまたは第
2電電のどちらかユーザーにとって有利なルートを選択
して接続する。
【0014】いずれの回線網を使用した場合でも、通話
が終了すると(S208)、回線切り替えリレー14を
公衆回線網4に接続し(S209)、電話機2が公衆回
線網4からの呼び出しにいつでも応答できる状態にす
る。S209による状態(待機中)に制御部11に他の
処理が発生すると(S210)、他の処理を実行する
(S211)。また、S210で他の処理の発生が検知
されなかったとき、処理はS203にリターンし、以降
の処理を繰り返し実行する。
【0015】以上のように、LCR装置1に記憶されて
いる携帯電話機の電話番号と、LCR装置1に現在接続
されている携帯電話機3の電話番号が不一致であれば、
通信事業者との取り決め外の携帯電話機であると見な
し、LCR装置1に接続されている携帯電話機3を使用
できないようにする。したがって、LCR装置1の使用
を当初に接続された携帯電話機のみに限定、すなわち、
携帯電話機が利用可能な通信事業者を固定することがで
きる。
【0016】なお、上記実施の形態においては、電話機
2はダイヤル機能のみを備えた単一機能の電話機を例に
したが、多機能電話、構内交換機、ホームテレホン等で
あってもよい。
【0017】また、図1においては、LCR装置を専用
機として構成したが、LCR装置1の構成を電話機2に
内蔵させたLCR機能付き電話機にすることもできる。
【0018】
【発明の効果】以上より明らかな如く、本発明のLCR
装置によれば、当初に接続された携帯電話機の電話番号
と、現在接続されている携帯電話機の電話番号が一致す
るときにのみ、その携帯電話機の利用を可能にする。こ
れにより、他の携帯電話機、つまり、異なる通信事業者
の携帯電話を接続することができなくできるので、通信
事業者を固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるLCR装置の実施の形態を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明のLCR装置の実施の形態の動作を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 LCR装置 2 電話機 3 携帯電話機 4 公衆回線網 11 制御部 12 インターフェース 13 記憶部 14 回線切り替えリレー

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の電話番号の携帯電話機と、公衆回
    線網に接続して用いることを前提にした電話機とが接続
    され、前記電話機によるダイヤル番号が携帯電話機を相
    手先とする呼び出しであるとき、前記所定の電話番号の
    携帯電話機を介して携帯電話回線網に接続するLCR装
    置において、 前記所定の電話番号を記憶する記憶手段と、 現在接続されている携帯電話機の電話番号を読み出し、
    この電話番号と前記記憶手段に記憶されている電話番号
    とが一致するときにのみ前記所定の電話番号の携帯電話
    機への通話接続を可能にする制御手段と、を備えること
    を特徴とするLCR装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記公衆回線網、また
    は前記所定の電話番号の携帯電話機に接続されたインタ
    ーフェースの一方を選択する回線切り替え手段と、該回
    線切り替え手段を前記所定の電話番号と前記記憶手段に
    記憶されている電話番号との照合結果に応じて制御する
    制御部を含むことを特徴とする請求項1記載のLCR装
    置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段は、前記インターフェース
    を介して最初に接続された携帯電話機の電話番号を記憶
    することを特徴とする請求項2記載のLCR装置。
  4. 【請求項4】相手先との間の公衆回線網に複数の接続ル
    ートが存在する場合に通話コストが最も少なくなる接続
    ルートを選択する機能を有するとともに、所定の電話番
    号の携帯電話機と、前記公衆回線網に接続して用いるこ
    とを前提にした電話機とが接続され、前記電話機による
    ダイヤル番号が携帯電話機を相手先とする呼び出しであ
    るとき、前記所定の電話番号の携帯電話機を介して携帯
    電話回線網に接続するLCR装置において、 前記所定の電話番号を記憶する記憶手段と、 前記公衆回線網、または前記所定の電話番号の携帯電話
    機に接続されたインターフェースの一方を選択する回線
    切り替え手段と、前記電話機によるダイヤル番号が携帯電話機を相手先と
    する呼び出しであるとき、 現在接続されている携帯電話
    機の電話番号を読み出し、この電話番号と前記記憶手段
    に記憶されている電話番号とが一致するときは、前記電
    話機を前記インターフェースに接続するように前記回線
    切り替え手段を制御し、一致しないときは、前記公衆回
    線網に接続するように前記回線切り替え手段を制御する
    制御手段と、を備えることを特徴とするLCR装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段は、前記インターフェース
    を介して最初に接続された携帯電話機の電話番号を記憶
    することを特徴とする請求項4記載のLCR装置。
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