JP3328099B2 - 自動梱包機 - Google Patents

自動梱包機

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JP3328099B2
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Inventor
雅保 高見
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昌弘機工株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、バーコードを印刷し
たフィルムテープを用い、被梱包物に対してバーコード
の位置が常に一定となるよう梱包できる自動梱包機に関
する。
【0002】
【従来の技術】熱可塑性のフィルムテープを用い、被梱
包物の外周を巻締めて結束するための自動梱包機は、梱
包作業に広く利用されている。
【0003】従来の自動梱包機の基本的な構造は、被梱
包物を載置するテーブル上にアーチを立設し、アーチの
下部にフィルムテープの切断と両端部の溶着を行なう結
束機構を設け、リールから引き出したフィルムテープを
アーチ内に誘導するテープ通路の途中に、フィルムテー
プのアーチ内への送り込みと、フィルムテープを引き戻
してアーチ内から離脱させ、被梱包物の巻締めを行なう
フィールドローラ機構を設置したものである。
【0004】ところで、被梱包物の流通段階等におい
て、バーコードによる処理の要望が多くなり、このた
め、フィルムテープに予めバーコードを印刷しておき、
このテープで梱包することにより被梱包物にバーコード
を付設することが行なわれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、予め長
さ方向に一定の間隔でバーコードを印刷したフィルムテ
ープを用い、従来の自動梱包機で梱包作業を行なうと、
フィルムテープの被梱包物に対する巻付け長さの誤差等
により、被梱包物に対するバーコードの位置に変化が生
じ、梱包を繰り返し行なうと被梱包物の定位置にバーコ
ードを位置させることができないという問題が生じる。
【0006】そこで、この発明の課題は、一定の間隔で
バーコードを印刷したフィルムテープを用い、梱包を繰
り返し行なっても被梱包物の定位置にバーコードを位置
させることができる自動梱包機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、長さ方向に一定の間隔でバーコードを
施したフィルムテープをアーチ内に送り込み、このフィ
ルムテープを引き戻して被梱包物を巻締めた後、結束機
構でフィルムテープの切断と両端の溶着を行なうように
した自動梱包機において、アーチの途中にフィルムテー
プのバーコードを検出するセンサを設け、リールから引
き出したフィルムテープをアーチに誘導するテープ通路
の途中に、アーチ内に送り込まれたフィルムテープを引
き戻すための補正機構を設け、前記センサがバーコード
を検出すると補正機構のフィルムテープ引き戻しを停止
させるようにした構成を利用したものである。
【0008】
【作用】長さ方向に一定の間隔でバーコードを印刷した
フィルムテープをリールから引き出し、アーチ内に送り
込んだ状態で、補正機構が作動してフィルムテープを引
き戻し、アーチ内を引き戻されるフィルムテープのバー
コードをセンサが検出すると、補正機構は該テープの引
き戻しを停止し、この状態で結束工程を行なう。
【0009】結束工程後に、アーチ内にフィルムテープ
が送り込まれると、前記補正機構とセンサは、バーコー
ドの検出とフィルムテープの引き戻しを行なう。
【0010】上記のように、フィルムテープは、常にバ
ーコードがセンサで検出された位置にあり、梱包を繰り
返し行なっても、被梱包物に対するバーコードの位置が
常に一定になる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0012】図4は、梱包に使用するフィルムテープ1
を示し、熱可塑性の合成樹脂フィルムを用い、その長さ
方向に一定の間隔でバーコード2が印刷され、リールに
巻取られた荷姿になっている。
【0013】図1は、上記フィルムテープ1を用いて梱
包を行なう自動梱包機を示し、テーブル11上に立設し
たアーチ12の下部切離し部分に結束機構13を設け、
リール14から引き出したフィルムテープ1をアーチ1
2内に向けて誘導するテープ通路の途中に、アーチ12
側から順に、フィードローラ機構15と、補正機構16
及びプールローラ機構17が配置され、補正機構16と
プールローラ機構17の間が余剰テープを収納するプー
ルボックス18になっている。
【0014】前記結束機構13は、前後に移動するスラ
イド板19とその下部で前後動するガイド板20との対
向面で、アーチ12の一方端部に臨むテープガイドを形
成し、前進位置にあるスライド板19の直下に、第1ク
ランプ21と加圧器22及び第2クランプ23を、カム
機構24で各々上下動するように配置している。
【0015】第1クランプ21には、フィードローラ機
構15からアーチ12の他方端部に向けて送り込まれる
フィルムテープ1の通過孔が設けられ、この第1クラン
プ21と加圧器22の摺動面部分に、該テープ1の切断
機構が形成され、スライド板19の下面にフィルムテー
プ1の先端を検出するスイッチ25が配置されている。
【0016】なお、図示省略したが、スライド板19の
下面と加圧器22の上端間にヒータを出没自在とする
か、加圧器22の上端にヒータが設けられている。
【0017】前記フィールドローラ機構15は、第1ク
ランプ21の側方に位置し、駆動ローラ26と、この駆
動ローラ26に対して圧接離反する従動ローラ27とか
らなり、このフィードローラ機構15と第1クランプ2
1の間にテープガイド28が設けられている。
【0018】前記補正機構16は、フィードローラ機構
15の下方に位置し、常時低速でテープ引き戻し方向に
回転する補正駆動ローラ29と、このローラ29に対し
てソレノイド30の作動で圧接離反する押えローラ31
とで形成され、両ローラ29、31でフィルムテープ1
を挟んでゆっくりと引き戻す。この補正機構16とフィ
ードローラ機構15の間に、テープガイド32が設けら
れている。
【0019】プールローラ機構17は、駆動ローラ33
と従動ローラ34からなり、梱包に必要な長さのフィル
ムテープ1をリール14から引き出すものである。
【0020】前記アーチ12の途中で適宜の位置に、フ
ィルムテープ1に設けたバーコード2を検出するセンサ
35が配置されている。このセンサ35は、バーコード
2を検出すると、ソレノイド30を作動させ、補正駆動
ローラ29から押えローラ31を離反させ、フィルムテ
ープ1の引き戻しを停止することになる。
【0021】この発明の自動梱包機は上記のような構成
であり、フィルムテープ1に印刷したバーコード2の間
隔は、一つの被梱包物の梱包に必要なテープ長さに一致
するように設定され、また、アーチ12に設けるセンサ
35の位置は、アーチ12内に送り込まれたフィルムテ
ープ1の先端が先端検出スイッチ25に当接して停止す
る状態で、バーコード2に対してテープ送り込み方向の
後方に位置するように設定されている。
【0022】梱包作業を行なうに際し、フィルムテープ
1の差し込み側先端は、最初のみ指定された位置で切断
する。即ち、フィルムテープ1の切断した差し込み側先
端と最も前に位置するバーコード2の後端部との距離
が、図2に示すように、先端検出スイッチ25とセンサ
35の距離よりも溶着に支障のない範囲で僅かに短くな
るようにしておく。
【0023】上記の状態のフィルムテープ1をリール1
4から引き出し、プールローラ機構17と補正機構16
及びフィードローラ機構15を順次通過させ、フィード
ローラ機構15の送り出し作動により、フィルムテープ
1をアーチ12内に装填する。
【0024】アーチ12内に装填されたフィルムテープ
1の先端が図2に示すように先端検出スイッチ25を押
すと、フィードローラ機構15はフィルムテープ1の送
り出しを停止して従動ローラ27が離反動する。フィル
ムテープ1の先端が先端検出スイッチ25に当接して停
止したとき、バーコード2は、センサ35の位置よりも
送り込み方向前方に通過している。
【0025】先端検出スイッチ25がフィルムテープ1
の先端を検出すると、センサ35はバーコード2の検出
態勢になり、また、補正機構16は常時低速で補正駆動
ローラ29が回転しており、該スイッチ25によるテー
プ検出信号でソレノイド30が通電により作動し、押え
ローラ31がフィルムテープ1を補正駆動ローラ29に
押圧することにより、フィルムテープ1を引き戻す。
【0026】これによって、アーチ12内に装填された
フィルムテープ1は引き戻し方向に移動し、図3のよう
に、バーコード2の端部をセンサ35が検出すると、ソ
レノイド30への通電が切れ、補正機構16の押えロー
ラ31は離反動し、フィルムテープ1の引き戻しを停止
する。
【0027】バーコード2がセンサ35で検出されてフ
ィルムテープ1が停止する図3の状態で梱包可能とな
り、テーブル11上に被梱包物を載置して始動スイッチ
をオンすると、従来の自動梱包機と同様、第1クランプ
21によるフィルムテープ1の先端側のクランプ工程
と、フィードローラ機構15によりテープを引き締め、
アーチ12の内周側に離脱した該テープ1で被梱包物を
巻締める工程と、第2クランプ23によるテープ重なり
部分のクランプ工程と、加圧器22によるテープ途中の
切断と、テープの上下対向面の溶着工程とを順次行な
い、被梱包物を梱包する。
【0028】上記梱包が完了すると、フィードローラ機
構15はテープ送り出し方向に作動し、フィルムテープ
1をアーチ12内に送り出し、該テープ1の先端が先端
検出スイッチ25を押すと、各部は前記と同様の動作を
行ない、バーコード2をセンサ35の位置で停止させ
る。
【0029】このように、フィルムテープ1による被梱
包物の梱包は、毎回バーコード2がセンサ35で検出さ
れた停止位置で行なわれるので、バーコード2を被梱包
物のいつも同じ部分に位置させた梱包が行なえることに
なる。
【0030】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、長さ
方向に一定の間隔でバーコードを設けたフィルムテープ
を用い、アーチに装填したフィルムテープを引き戻し、
センサでバーコードを検出した位置で該テープを停止さ
せて梱包を行なうようにしたので、被梱包物をフィルム
テープで梱包するとき、バーコードを毎回同じ部分に位
置させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る自動梱包機の構成を示す正面図
【図2】フィルムテープのアーチ内への装填時を示す平
面図
【図3】フィルムテープを引き戻し、バーコードをセン
サで検出した状態を示す平面図
【図4】フィルムテープの斜視図
【符号の説明】
1 フィルムテープ 2 バーコード 11 テーブル 12 アーチ 13 結束機構 14 リール 15 フィードローラ機構 16 補正機構 17 プールローラ機構 35 センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 13/18 B65B 61/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長さ方向に一定の間隔でバーコードを施
    したフィルムテープをアーチ内に送り込み、このフィル
    ムテープを引き戻して被梱包物を巻締めた後、結束機構
    でフィルムテープの切断と両端の溶着を行なうようにし
    た自動梱包機において、アーチの途中にフィルムテープ
    のバーコードを検出するセンサを設け、リールから引き
    出したフィルムテープをアーチに誘導するテープ通路の
    途中に、アーチ内に送り込まれたフィルムテープを引き
    戻すための補正機構を設け、前記センサがバーコードを
    検出すると補正機構のフィルムテープ引き戻しを停止さ
    せるようにしたことを特徴とする自動梱包機。
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