JPH08133220A - 梱包機 - Google Patents

梱包機

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JPH08133220A
JPH08133220A JP27222394A JP27222394A JPH08133220A JP H08133220 A JPH08133220 A JP H08133220A JP 27222394 A JP27222394 A JP 27222394A JP 27222394 A JP27222394 A JP 27222394A JP H08133220 A JPH08133220 A JP H08133220A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
packed
slit
packing machine
feeding
Prior art date
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Pending
Application number
JP27222394A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayasu Takami
雅保 高見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shoko Kiko Co Ltd
Original Assignee
Shoko Kiko Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shoko Kiko Co Ltd filed Critical Shoko Kiko Co Ltd
Priority to JP27222394A priority Critical patent/JPH08133220A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上下反転をきらう被梱包物の梱包に適した梱
包機を提供する。 【構成】 梱包機のプールボックス14とリール13の
間のフィルム経路に、このフィルムXの側縁にスリット
を入れるスリット形成機構22を設け、フィルムXにス
リットを形成することにより、被梱包物を梱包した後の
フィルムXをスリットの部分から手で解封することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、被梱包物の外周をフ
ィルムで巻き締めて梱包する自動梱包機に関する。
【0002】
【従来の技術】梱包作業に広く用いられている自動梱包
機は、テーブル上に立設したアーチ内にリールから引き
出した熱可塑性のフィルムを送り込み、始動スイッチの
オンにより、フィルムの先端をクランプした後、フィル
ムを引き戻し、アーチ内から離脱したフィルムで被梱包
物を巻き締め、次にフィルムの途中と先端をクランプし
て緩み止めとした状態で、フィルム途中の切断とフィル
ム両端の溶着とを行ない、溶着完了後はアーチ内にフィ
ルムが送り込まれ、次の梱包に備える構造になってい
る。
【0003】ところで、上記のような自動梱包機を用い
て梱包した被梱包物の梱包姿は、被梱包物を巻き締めた
フィルムの両端が被梱包物の下面側で溶着された状態に
仕上がることになり、この被梱包物のフィルムを解封す
る場合は、被梱包物を上下反転し、フィルムの両端溶着
部分を引き剥すことによって行なうものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、被梱包
物が弁当のような品物の場合、フィルムを解封するため
上下反転させると、内容物が混合することになり、この
ため、フィルムの解封には刃物を用いて切断しなければ
ならないという不便さがある。
【0005】そこで、この発明の課題は、被梱包物を上
下反転させることなく手でフィルムを解封できる梱包が
行なえる梱包機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、この発明は、リールと切断溶着機構の間にお
けるフィルム移動経路の途中に、フィルムの側縁にスリ
ットを入れるスリット形成機構を設けた構成を採用した
ものである。
【0007】
【作用】被梱包物を巻き締めて梱包したフィルムは、側
縁に適当な間隔でスリットが設けられているので、フィ
ルムを解封する場合は、該フィルムのスリットに近接し
た側縁を指先で引張ればよく、この引張りにより、スリ
ットの端部からフィルムの幅方向に切れ目が走り、被梱
包物を上下反転させることなく、フィルムを手で簡単に
解封することができる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0009】図1は自動梱包機の基本構造を示し、被梱
包物を載置するテーブル1上に下部を切り離したアーチ
2を立設し、テーブル1内には、アーチ2の下部の切り
離し部分の直下にフィルムXの切断溶着機構3と、アー
チ2にフィルムXの送り込みと引き締めを行なうフィル
ム引締め送り出し機構4とが設置されている。
【0010】上記切断溶着機構3は、第1クランプ5と
加圧器6と第2クランプ7をカム機構8によって上下動
するよう並べて設け、第1クランプ5はスライド板9と
で引締めのためにフィルムXの先端側をクランプし、第
2クランプ7は被梱包物の巻締め後におけるフィルム先
端と途中をスライド板9とでクランプし、フィルムXの
緩み止を行なう。
【0011】加圧器6は、上昇動時にフィルムXを押し
上げ、第1クランプ5との間に設けた切断部によってフ
ィルムXの途中を切断すると共に、上下のフィルム間に
進入したヒータを挟んでフィルムを圧着させ、ヒータの
抜出た後も更にフィルムを加圧することによりフィルム
の溶融した部分を接着させることになる。なお、ヒータ
は加圧器6の上面に設け、フィルムの重なり面を加圧し
て溶融するものでもよい。
【0012】引締め送り出し機構4は、フィルムXをア
ーチ2内に向けて送りだすと共に引き戻す一対のローラ
11からなり、アーチ2内に送り込んだフィルムXの先
端が切断溶着機構3のフィルム先端検出センサ12を押
すと、該センサ12の作動で送り込みを停止するように
なっている。
【0013】前記引締め送り出し機構4と、フィルムX
を巻取ったリール13間のフィルム移動途中に、フィル
ムXをプールするためのプールボックス14が設置して
あり、このボックス14の引締め送り出し機構4に臨む
上部の位置がフィルム出側となり、この出側の位置に、
フィルムの送り出しと引き戻しを行なうと共に、フィル
ムの送り出し長さと引き戻し長さからフィルム使用長さ
を検出する一対のフィルム送り出し引き戻しローラ15
が設けられている。
【0014】また、プールボックス14のリール13に
臨む側部がフィルム入側となり、この入側の位置に、リ
ール13から引き出したフィルムXをプールボックス1
4内に送り込むと共に、送り込み長さを検出する一対の
プールローラ16が設けられている。なお、リール13
は電磁ブレーキを備えていると共に、プールボックス1
4におけるプールローラ16の部分が、梱包機における
フィルム装填部となる。
【0015】上記フィルム送り出し引き戻しローラ15
は、従動ローラの回転をセンサ17で検出し、フィルム
Xの送り出し長さと引き戻し長さを検出する。また、プ
ールローラ16は、従動ローラの回転をセンサ18で検
出し、前記センサ17の検出による送り出しと引き戻し
長さの差に見合う長さだけフィルムXをプールボックス
14内に送り込むようになっている。
【0016】前記プールボックス14の内部で下部の位
置には、このボックス14内のフィルムプール量の増減
を検出するセンサ19が設けられている。
【0017】前記リール13と、このリール13から引
き出したフィルムXが切断溶着機構3に達するまでの間
におけるフィルム移動経路の途中に、該フィルムXの一
方側縁にスリット21を入れるスリット形成機構22が
設けられている。
【0018】このスリット形成機構22は、図1の場
合、リール13とプールボックス14の間のフィルム移
動途中の間の位置に配置し、フィルムXを挟んで対向す
る固定受刃23と可動刃24及び可動刃24の進退動付
与機25とで構成されている。
【0019】進退動付与機25は、図示の場合、カム2
6を用い、梱包機の回転部分と連動もしくはモータによ
る駆動によって該カム26を回転させることにより可動
刃24を進退動させ、固定受刃23とによってフィルム
Xの側縁に適当な間隔でスリット21を入れるようにな
っている。なお、スリット形成機構22はフィルムXの
移動途中であれば設置場所を選ばないと共に、進退動付
与機25は、シリンダやソレノイド等を用いるようにし
てもよい。
【0020】また、フィルムXは、熱可塑性の合成樹脂
を用いて帯状に形成され、リール13にロール巻きされ
ていると共に、側縁に施したスリット21の部分に引張
り力を加えると、スリット21の端部に連なって切れ目
がフィルムXの幅方向に走る性質を有する。
【0021】この発明の梱包機は上記のような構成であ
り、リール13から引き出したフィルムXは、プールロ
ーラ16とフィルム送り出し引き戻しローラ15及びフ
ィルム引締め送り出し機構4をそれぞれ通り、引締め送
り出し機構4からアーチ2の全長にわたって装填され、
フィルムXの先端が検出センサ12を押すことによっ
て、フィルムXの装填が完了する。
【0022】梱包作業は、テーブル1上のアーチ2部分
に被梱包物を載置し、始動スイッチをオンすればよく、
第1クランプ5によるフィルム先端の固持後に、フィル
ム引締め送り出し機構4と送り出し引き戻しローラ15
の逆転によりフィルムXが引き戻され、アーチ2内に離
脱したフィルムXで被梱包物を巻締め、この後、第2ク
ランプ7によるフィルム先端と途中のクランプ、フィル
ム途中の切断、フィルム両端部の加熱加圧による溶着が
行なわれる。
【0023】前記フィルムXは、リール13から引き出
されてプールボックス14に進入する間の途中におい
て、スリット形成機構22の作動により、図2の如く、
一方側縁の部分に幅方向のスリット21が長さ方向に適
当な間隔で施される。
【0024】図3は、上記フィルムXを用いて行なった
被梱包物Bの梱包状態を示し、フィルムXの両端溶着部
分Cは被梱包物Bの下面側に位置することになる。
【0025】このような梱包状態でフィルムXを解封す
るには、フィルムXのスリット21を設けた部分の側縁
を指先で保持し、スリット21の方向に引張るようにす
ると、スリット21の端部から切れ目がフィルムXの幅
方向に走り、フィルムXの途中を手で切断することがで
き、これによって、被梱包物Bを反転することなくフィ
ルムXの解封が可能になる
【0026】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、被梱
包物を巻き締めて梱包するフィルムの側縁にスリットを
入れるようにしたので、スリットの近くを指先で引っ張
ることによりフィルムの解封が行なえ、解封のために刃
物を用意する必要がなくなり、弁当等の上下反転をきら
う被梱包物の梱包に最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の自動梱包機を示す縦断正面図
【図2】フィルムの斜視図
【図3】被梱包物の梱包状態を示す斜視図
【符号の説明】
1 テーブル 2 アーチ 4 バンド引締め送り出し機構 13 リール 14 プールボックス 15 フィルム送り出し引き戻しローラ 16 プールローラ 21 スリット 22 スリット形成機構 23 固定受刃 24 可動刃 25 進退動付与機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リールから引き出したフィルムで被梱包
    物を巻き締め、切断溶着機構でフィルムの切断と巻締め
    たフィルム両端の溶着を行なうようにした梱包機におい
    て、 リールと切断溶着機構の間におけるフィルム移動経路の
    途中に、フィルムの側縁にスリットを入れるスリット形
    成機構を設けたことを特徴とする梱包機。
JP27222394A 1994-11-07 1994-11-07 梱包機 Pending JPH08133220A (ja)

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JP27222394A JPH08133220A (ja) 1994-11-07 1994-11-07 梱包機

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JP27222394A JPH08133220A (ja) 1994-11-07 1994-11-07 梱包機

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ID=17510833

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JP27222394A Pending JPH08133220A (ja) 1994-11-07 1994-11-07 梱包機

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970408