JP3326569B2 - 電子写真複写機のトナー回収装置 - Google Patents
電子写真複写機のトナー回収装置Info
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- JP3326569B2 JP3326569B2 JP18401393A JP18401393A JP3326569B2 JP 3326569 B2 JP3326569 B2 JP 3326569B2 JP 18401393 A JP18401393 A JP 18401393A JP 18401393 A JP18401393 A JP 18401393A JP 3326569 B2 JP3326569 B2 JP 3326569B2
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- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Cleaning In Electrography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、画像転写後の感光体上
に残留したトナーをリサイクルして使用するための電子
写真複写機のトナー回収装置の改良に関する。
に残留したトナーをリサイクルして使用するための電子
写真複写機のトナー回収装置の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】感光体上の残留トナーはクリーニング装
置によって感光体よりかき取られ搬送スクリュ等を介し
てトナー回収容器を経るかもしくはトナー補給容器に直
接回収されて、未使用の新規のトナーと均一に混合され
た上で現像器に対し補給される。
置によって感光体よりかき取られ搬送スクリュ等を介し
てトナー回収容器を経るかもしくはトナー補給容器に直
接回収されて、未使用の新規のトナーと均一に混合され
た上で現像器に対し補給される。
【０００３】残留トナーは長時間空気に接しているため
吸湿して塊となって新規のトナーとの混合を妨げたり、
搬送スクリュに付着して回収能率を低下させたりするお
それがあり、これに対処する方法として特開平3-26396
号、特開昭58-196571号および特開昭61-169422号の各公
報により具体的な残留トナーの搬送，回収手段が開示さ
れている。
吸湿して塊となって新規のトナーとの混合を妨げたり、
搬送スクリュに付着して回収能率を低下させたりするお
それがあり、これに対処する方法として特開平3-26396
号、特開昭58-196571号および特開昭61-169422号の各公
報により具体的な残留トナーの搬送，回収手段が開示さ
れている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし残留トナーはク
リーニング装置の底部に集められ、一方トナー補給容器
はトナー落下のため現像器より高い位置に設置される関
係からトナーの回収経路の構成に難点があり、耐久性に
優れた搬送機構によりトナー量を安定して回収出来る回
収装置が未だ実現されるに至っていない。
リーニング装置の底部に集められ、一方トナー補給容器
はトナー落下のため現像器より高い位置に設置される関
係からトナーの回収経路の構成に難点があり、耐久性に
優れた搬送機構によりトナー量を安定して回収出来る回
収装置が未だ実現されるに至っていない。
【０００５】本発明はこの点を解決して改良した結果、
機構が簡略化され、残留トナーをその流動性を損なうこ
となく容易に搬送し、かつ新規のトナーと均一に混合す
ることの出来る電子写真複写機のトナー回収装置の提供
を目的としたものである。
機構が簡略化され、残留トナーをその流動性を損なうこ
となく容易に搬送し、かつ新規のトナーと均一に混合す
ることの出来る電子写真複写機のトナー回収装置の提供
を目的としたものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的は、 クリーニ
ング装置により除去された感光体上の残留トナーをトナ
ー補給容器に回収し、該トナー補給容器において新規の
トナーと混合して再度現像装置に補給する電子写真複写
機のトナー回収装置において、前記残留トナーを搬送ス
クリューによりほぼ水平方向に搬送して前記トナー補給
容器底部の一方の端部に設けたトナー回収部に回収し、
前記搬送スクリューの先端に取り付けたかき上げ板と一
体で回転することにより、前記トナー回収部に堆積され
た残留トナーを前記トナー補給容器の本体内にかき上げ
て新規のトナーに混入させ、内蔵するトナー搬送部材を
介して前記トナー補給容器の他端に設けたトナー補給部
に搬送することを特徴とする電子写真複写機のトナー回
収装置によって達成される。
ング装置により除去された感光体上の残留トナーをトナ
ー補給容器に回収し、該トナー補給容器において新規の
トナーと混合して再度現像装置に補給する電子写真複写
機のトナー回収装置において、前記残留トナーを搬送ス
クリューによりほぼ水平方向に搬送して前記トナー補給
容器底部の一方の端部に設けたトナー回収部に回収し、
前記搬送スクリューの先端に取り付けたかき上げ板と一
体で回転することにより、前記トナー回収部に堆積され
た残留トナーを前記トナー補給容器の本体内にかき上げ
て新規のトナーに混入させ、内蔵するトナー搬送部材を
介して前記トナー補給容器の他端に設けたトナー補給部
に搬送することを特徴とする電子写真複写機のトナー回
収装置によって達成される。
【０００７】
【実施例】本発明による電子写真複写機のトナー回収装
置の一実施例を図１ないし図４によって説明する。
置の一実施例を図１ないし図４によって説明する。
【０００８】図１は電子写真複写機の画像形成部を示し
たもので、感光体ドラム１は矢示方向に駆動回動され、
帯電器２において周面の感光体に電位を与えられ、図示
しない走査露光系の露光部３により露光されて静電潜像
を形成される。
たもので、感光体ドラム１は矢示方向に駆動回動され、
帯電器２において周面の感光体に電位を与えられ、図示
しない走査露光系の露光部３により露光されて静電潜像
を形成される。
【０００９】この潜像は一成分あるいは二成分現像剤を
収容する現像器４の現像スリーブ４Ａの回転により現像
されてトナー像とされ、このトナー像は給紙ローラ５を
介して同期して給紙される記録紙に対し転写器６の作用
によって転写される。
収容する現像器４の現像スリーブ４Ａの回転により現像
されてトナー像とされ、このトナー像は給紙ローラ５を
介して同期して給紙される記録紙に対し転写器６の作用
によって転写される。
【００１０】トナー像を転写した記録紙は分離器７の除
電により感光体ドラム１の周面から分離して搬送台８上
を矢示方向に搬送され、図示しない定着装置を通過する
ことによってトナー像を溶着固定し排紙トレイ上に排出
されてコピーの１サイクルを終了する。
電により感光体ドラム１の周面から分離して搬送台８上
を矢示方向に搬送され、図示しない定着装置を通過する
ことによってトナー像を溶着固定し排紙トレイ上に排出
されてコピーの１サイクルを終了する。
【００１１】一方記録紙を分離した感光体ドラム１は、
クリーニング装置９のブレード９Ａの圧接により残留ト
ナーを除去・清掃して再び帯電器２による帯電を受け、
つぎなるコピーのプロセスに入る。
クリーニング装置９のブレード９Ａの圧接により残留ト
ナーを除去・清掃して再び帯電器２による帯電を受け、
つぎなるコピーのプロセスに入る。
【００１２】前記現像器４はトナーの消費に伴って後述
するトナー補給容器からトナーを補給され、補給された
トナーは内蔵する一対の撹拌スクリュ４Ｂの相反する方
向への駆動により既存のトナーに対し均一に分布するよ
う混合されて供給ローラ４Ｃを介し現像スリーブ４Ａの
周面に搬送し担持される。
するトナー補給容器からトナーを補給され、補給された
トナーは内蔵する一対の撹拌スクリュ４Ｂの相反する方
向への駆動により既存のトナーに対し均一に分布するよ
う混合されて供給ローラ４Ｃを介し現像スリーブ４Ａの
周面に搬送し担持される。
【００１３】図２は前記の現像器４と現像器４に併設さ
れるトナー補給容器10とクリーニング装置９の各配置と
接続の関係を斜視図によって示したものである。
れるトナー補給容器10とクリーニング装置９の各配置と
接続の関係を斜視図によって示したものである。
【００１４】前記トナー補給容器10は、現像したトナー
像の濃度不足の検知信号に応じて内蔵するトナー搬送部
材たる搬送スクリュ11を回転し、トナー補給部から収容
する新規のトナーを現像器４の突設するトナー受入部40
の受入口40Ａに落下して補給する。補給されたトナーは
一対の内の一方の撹拌スクリュ４Ｂにより現像器４の本
体内に搬送されて前述した通り既存のトナーと混合して
トナー濃度を回復させる。
像の濃度不足の検知信号に応じて内蔵するトナー搬送部
材たる搬送スクリュ11を回転し、トナー補給部から収容
する新規のトナーを現像器４の突設するトナー受入部40
の受入口40Ａに落下して補給する。補給されたトナーは
一対の内の一方の撹拌スクリュ４Ｂにより現像器４の本
体内に搬送されて前述した通り既存のトナーと混合して
トナー濃度を回復させる。
【００１５】また前記トナー補給容器10に対しては、容
器10の内蔵するセンサによりトナー残量不足が表示，警
告された時点でトナーボトル20が装填され、新規のトナ
ーが供給，補充される。
器10の内蔵するセンサによりトナー残量不足が表示，警
告された時点でトナーボトル20が装填され、新規のトナ
ーが供給，補充される。
【００１６】一方クリーニング装置９は、ブレード９Ａ
によって除去し、装置９の底部に集積した感光体ドラム
１の残留トナーを内蔵する搬送スクリュ９Ｂによりほぼ
水平方向に搬送してトナー補給容器10底部の一方の端部
に設けたトナー回収部12に回収する。
によって除去し、装置９の底部に集積した感光体ドラム
１の残留トナーを内蔵する搬送スクリュ９Ｂによりほぼ
水平方向に搬送してトナー補給容器10底部の一方の端部
に設けたトナー回収部12に回収する。
【００１７】図３および図４は前述した図２における矢
示Ａおよび矢示Ｂによる要部断面を示したもので、前記
搬送スクリュ９Ｂはトナーの搬送方向がほぼ水平である
ため搬送負荷が小さく、従って残留トナーをトナー回収
部12に一定量ずつの割合で回収することができる。
示Ａおよび矢示Ｂによる要部断面を示したもので、前記
搬送スクリュ９Ｂはトナーの搬送方向がほぼ水平である
ため搬送負荷が小さく、従って残留トナーをトナー回収
部12に一定量ずつの割合で回収することができる。
【００１８】また搬送負荷が小さいため、板バネをコイ
ル状に成形した軸部をもたない可撓性の螺旋体を搬送ス
クリュ９Ｂとして使用することも可能となる。
ル状に成形した軸部をもたない可撓性の螺旋体を搬送ス
クリュ９Ｂとして使用することも可能となる。
【００１９】前記搬送スクリュ９Ｂはトナーの搬送と同
時に、その先端に取付けたかき上げ板９Ｃを一体で回転
することにより、トナー回収部12に堆積された残留トナ
ーをトナー補給容器10の本体内にかき上げてトナーボト
ル20より補充された新規のトナーの中に混入させる作用
をする。
時に、その先端に取付けたかき上げ板９Ｃを一体で回転
することにより、トナー回収部12に堆積された残留トナ
ーをトナー補給容器10の本体内にかき上げてトナーボト
ル20より補充された新規のトナーの中に混入させる作用
をする。
【００２０】前記かき上げ板９Ｃは搬送スクリュ９Ｂに
前述した螺旋体を使用することにより圧入螺合によって
容易に取付け保持される。
前述した螺旋体を使用することにより圧入螺合によって
容易に取付け保持される。
【００２１】一方トナー補給容器10内においては、残留
トナーを混入した新規のトナーは、容器10の内蔵する撹
拌部材15の回転作動により混合されて残留トナーを均一
に分布させる。
トナーを混入した新規のトナーは、容器10の内蔵する撹
拌部材15の回転作動により混合されて残留トナーを均一
に分布させる。
【００２２】前記の撹拌部材15は、容器10の外部の軸端
に固定した歯車Ｇ１を駆動することにより回転される四
角形の角軸16の相対する軸側面上に一対の支持部材17を
介して取付けられる弾性板18Ａおよび18Ｂを備えてい
て、矢示方向に回転することにより容器10内のトナーを
撹拌して混合する。
に固定した歯車Ｇ１を駆動することにより回転される四
角形の角軸16の相対する軸側面上に一対の支持部材17を
介して取付けられる弾性板18Ａおよび18Ｂを備えてい
て、矢示方向に回転することにより容器10内のトナーを
撹拌して混合する。
【００２３】前記の弾性板18Ａおよび18Ｂは何れもＰＥ
Ｔ等の薄板材によって形成された鋸歯状の弾性板であっ
て、前記のトナー回収部12に対応する弾性板18Ｂは特に
その先端がトナー回収部12内に届くよう若干長目に形成
されている。
Ｔ等の薄板材によって形成された鋸歯状の弾性板であっ
て、前記のトナー回収部12に対応する弾性板18Ｂは特に
その先端がトナー回収部12内に届くよう若干長目に形成
されている。
【００２４】従ってトナー回収部12に回収された残留ト
ナーは、前記のかき上げ板９Ｃと弾性板18Ｂの回転作動
により効率良くトナー補給容器10内にかき上げられ、次
いで弾性板18Ａによる撹拌を受けて能率良く新規のトナ
ーと混合される。
ナーは、前記のかき上げ板９Ｃと弾性板18Ｂの回転作動
により効率良くトナー補給容器10内にかき上げられ、次
いで弾性板18Ａによる撹拌を受けて能率良く新規のトナ
ーと混合される。
【００２５】撹拌部材15によって残留トナーを均一に分
布した新規のトナーは容器10の内蔵する前記の搬送スク
リュ11により容器10底部の他方の端部に設けたトナー補
給部13に搬送され自重による落下により現像器４に補給
される。従って残留トナーを混合した新規のトナーはト
ナー回収部12からトナー補給部13に至るまでの間撹拌部
材15の作用を受けることとなるので補給するトナーを充
分に混合して均質なものとすることができる。
布した新規のトナーは容器10の内蔵する前記の搬送スク
リュ11により容器10底部の他方の端部に設けたトナー補
給部13に搬送され自重による落下により現像器４に補給
される。従って残留トナーを混合した新規のトナーはト
ナー回収部12からトナー補給部13に至るまでの間撹拌部
材15の作用を受けることとなるので補給するトナーを充
分に混合して均質なものとすることができる。
【００２６】
【発明の効果】本発明により、使用済みの廃トナーをほ
ぼ水平方向への搬送によって効率良く回収し、さらに新
規のトナーに対し充分に混合して均質なトナーとして現
像器にリサイクルすることの出来る電子写真複写機のト
ナー回収装置が提供されることとなった。
ぼ水平方向への搬送によって効率良く回収し、さらに新
規のトナーに対し充分に混合して均質なトナーとして現
像器にリサイクルすることの出来る電子写真複写機のト
ナー回収装置が提供されることとなった。
【図１】電子写真複写機の画像形成部の構成図。
【図２】前記複写機のトナー回収装置の斜視図。
【図３】前記装置の矢示Ａによる要部断面図。
【図４】前記装置の矢示Ｂによる要部断面図。
１ 感光体ドラム ２ 帯電器 ３ 露光部 ４ 現像器 ４Ａ 現像スリーブ ４Ｂ 撹拌スクリュ ９ クリーニング装置 ９Ａ ブレード ９Ｂ，11 搬送スクリュ ９Ｃ かき上げ板 10 トナー補給容器 12 トナー回収部 13 トナー補給部 15 撹拌部材 18Ａ，18Ｂ 弾性板 20 トナーボトル 40 トナー受入部 Ｇ１，Ｇ２ 歯車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G03G 15/08 G03G 21/10
Claims (1)
- 【請求項１】クリーニング装置により除去された感光体
上の残留トナーをトナー補給容器に回収し、該トナー補
給容器において新規のトナーと混合して再度現像装置に
補給する電子写真複写機のトナー回収装置において、 前記残留トナーを搬送スクリューによりほぼ水平方向に
搬送して前記トナー補給容器底部の一方の端部に設けた
トナー回収部に回収し、前記搬送スクリューの先端に取
り付けたかき上げ板と一体で回転することにより、前記
トナー回収部に堆積された残留トナーを前記トナー補給
容器の本体内にかき上げて新規のトナーに混入させ、内
蔵するトナー搬送部材を介して前記トナー補給容器の他
端に設けたトナー補給部に搬送することを特徴とする電
子写真複写機のトナー回収装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18401393A JP3326569B2 (ja) | 1993-07-26 | 1993-07-26 | 電子写真複写機のトナー回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18401393A JP3326569B2 (ja) | 1993-07-26 | 1993-07-26 | 電子写真複写機のトナー回収装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0743996A JPH0743996A (ja) | 1995-02-14 |
| JP3326569B2 true JP3326569B2 (ja) | 2002-09-24 |
Family
ID=16145811
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18401393A Expired - Fee Related JP3326569B2 (ja) | 1993-07-26 | 1993-07-26 | 電子写真複写機のトナー回収装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3326569B2 (ja) |
-
1993
- 1993-07-26 JP JP18401393A patent/JP3326569B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0743996A (ja) | 1995-02-14 |
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